JPS6234709A - 動力操作チヤツク - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、チャック本体に半径方向運動可能に案内され
る複数の締付は爪の半径方向締付は運動が、チャック本
体内に設けられる伝動装置を介して駆動部材の軸線方向
運動により生じ、締付は行程を行なう前における駆動部
材の初期位ｌに対する締付は爪の半径方向位置が、締付
は範囲内で締付は行程を移動するため、すべての締付は
爪へ同時に作用する調節駆動装置により調節可能である
、特に数値制御旋盤用の中、ｂ通過孔をもつ中空チャッ
クに関する。

〔従来技術〕

前述の種類の動力操作チャックはドイツ連邦共和国特許
出願公開第３２３３９１７号および第３２４１５９０号
明細書から公知である。これら公知の構造は、締付は爪
をそれぞれ所望の締付は直径となるように半径方向に設
定するため、本来の締付は爪を駆動爪から分離し、これ
らの爪の間にねじ棒を設けている。すべての締付は爪の
ねじ棒は回転駆動装置により同時に調節される。

公知の構造の欠点は、ねじ棒を介してしたがってねじ部
における線接触を介して、すべての締付は力を伝達せね
ばならないこである。さらに回転駆動装置は、多くの締
付は目的において必要なチャックの中心通過孔を閉鎖す
るので、公知の構造は中空チャックでの使用に適さない
。

最後に調節装置の操作は、チャックと共に回転せねばな
らない回転駆動装置を必要とする。これにより費用が高
くなるのみならず、動作が不精確になる。

〔発明が解決しようとする問題点〕

本発明の基礎になっている課題′は、最初にあげた種類
の動力操作チャックにおいて、公知の構造の非分割締付
は爪の半径方向調節も僅かな費用で可能となるように、
締付は範囲内で締付は行程を移動する調節駆動装置を構
成して、短い締付は行程および大きい反覆精度で大きい
締付は力を得ると共に、別個の調節駆動装置の使用にも
かかわらず、チャックに通過孔を設けるようにすること
である。

〔問題点を解決するための手段〕

この課題を解決するため本発明によれば、駆動部材が付
加的な軸線方向運動によって締付は範囲外にある位置へ
移行可能であり、この位置で締付は爪が駆動部材との連
結を外され、付加的な調節部材が、チャック本体内に軸
線方向運動可能に設けられて、それぞれ伝動装置を介し
てすべての締付は爪に結合され、駆動部材の締付は運動
の際駆動を行なうことなく連行され、駆動部材と締付は
爪との連結を外される際締付は爪の所定の半径方向調節
を行なうため、駆動部材に対して制御されて操作可能で
ある。

〔発明の効果〕

本発明のこの提案により、締付は範囲内で締付は行程を
移動できるにもかかわらず、大きい締付は力と高い反覆
精度をもち定評のある締付は駆動装置を維持する動力操
作チャックが得られる。調節駆動装置は従来の軸線方向
駆動装置により駆動され、この軸線方向駆動装置は回転
する主軸に問題なく取付けられて、精確な軸線方向調節
を可能にする。中空チャックの製造にも使用可能な構造
は、締付は爪の分割を必要とすることなく、定評のある
締付は伝動装置を介して全締付は力を伝達する。したが
って全体として本発明による提案によって、定評のある
構造素子を使用しかつ僅かな費用で所定の締付け範囲内
におけるそれぞれの締付は行程の移動を可能にするチャ
ックが得られる。

本発明の別の特徴によれば、チャックピストンとして構
成される駆動部材と各締付は爪との間の伝動装置が、締
付は爪の歯切り部に係合する少なくとも１つの歯をもつ
キー付き棒として構成されている。

本発明の好ましい実施態様では、調節部材と締付は爪と
の間の伝動装置がそれぞれキー付き棒として構成されて
いるが、伝動装置はチャック本体に揺動可能に支持され
るレバーとしても構成することができ。

最後に本発明により、締付は駆動装置のキー付き棒と調
節駆動装置のキー付き棒をそれぞれ締付は爪の反対側で
係合させて、締付は駆動装置と調節駆動装置用の伝動装
置部材をチャック本体に均一に分布することが提案され
る。

〔実施例〕

本発明によるチャックの４つの実施例が図面に示されて
いる。

第１図ないし第４図に示す第１実施例は、２つの締付は
爪２を半径方向移動可能に案内するチャック本体ｌをも
つ動力操作チャックを示している。もちろんチャック本
体ｌに、２つでなく３つ以上の締付は爪も設けることが
できる。

チャック本体ｌは複数のねじ３により取付は環４に取付
けられ、一方この取付は環はねじ５により工作機械の図
示しない主軸にねじ止めされる。

段付き締付は面をもつ締付は爪２は、第１図ないし第４
図による実施例では、台形歯切り部２ａをもち、チャッ
ク本体１に軸線方向移動可能に案内されるキー付き棒６
の対応する歯がこの歯切り都娩２ａに係合している。両
方のキー付き棒６の後端は、切欠きを介して、チャック
本体ｌ内に同様に移動可能に案内されるチャックピスト
ン７に結合されている。チャックピストンフしたがって
キー付き棒６の軸線方向運動の際、チャック本体ｌの回
転軸線に対して傾斜したキー付き棒６および締付は爪２
の歯切り部によって、締付は爪２の半径方向調節が行な
ねれる。この締付は運動は、図示しない主軸のなるべく
後端に設けられた駆動装置なるべく圧力媒体シリンダに
よって生ずる。軸線方向運動を半径方向締付は運動に変
換する伝動装置は、第１図ないし第４図による実施例で
は、駆動部材としてのチャックピストン７、キー付き棒
６、および各キー付き棒６と付属する締付は爪２との間
に形成される台形歯切り部２ａから構成されている。

動力操作チャックにおける締付は爪２の締付は行程は通
常チャックによる締付は範囲より小さいので、駆動部材
として役立つチャックピストン７の初期位置に対する締
付は爪２の半径方向位置は、締付は行程の移動のため調
節可能にする。このためチャック本体ｌには、締付は駆
動装置のほかに調節駆動装置が設けられている。

第１の実施例では、この調節駆動装置は調節部材として
役立つ調節ピストン８から成り、この調節ピストン８の
前端が２つのキー付き棒９の後端に係合している。この
実施例では、キー付き棒９はチャック本体の回転軸線に
対して斜めに延びる突起９ａをもち、この突起９ａが締
付は爪２の台形歯切り部２ａとは反対の側に形成されて
い・る会士ムめ切欠きへ歯のように係合している。した
がって調節駆動装置は、調節部材として投置つ調節ピス
トン８と、その突起９ａにより締付は爪２に係合するキ
ー付き棒９とから構成されている。調節ピストン８も軸
線方向駆動装置なるべく圧力媒体シリンダに結合され、
このシリンダが工作機械の図示しない主軸の後端に設け
られている。

締付は爪２の締付は行程をそれぞれ締付けるべき工作物
の締付は直径に合わせて設定するため、チャックピスト
ン７が、第２図によるその通常位置からの付加的な軸線
方向運動により、締付は範囲外にある第３図の位置へ移
行せしめられる。これによりキー付き棒６の歯切り部は
締付は爪２の台形歯切り部２ａとの係合から外れる。し
たがって調節ピストン８の軸線方向運動により、締付は
爪２を半径方向に調節することができる。なぜならばキ
ー付き棒９の軸線方向運動は、締付は爪２に係合する突
起９ａの斜め経過のため、締付は爪２の半径方向調節運
動を生ずるからである。このような調節駆動装置により
締付は爪２が、行なうべき締付は行程のため所望の初期
位置をとった後、締付は駆動装置のキー付き棒６がチャ
ックピストン７の軸線方向運動により再び締付は爪２の
台形歯切り部２ａに係合せしめられる。

今や所望の締付は行程を行なうことができ、キー付き棒
９したがって調節ピストン８は締付は爪２を介して駆動
を行なうことなく連行される。このため締付は行程を行
なう際、調節ピストン８の駆動装置は切颯されるか、作
用しないようにされる。

第５図による第２実施例では、締付は駆動装置は第１実
施例の締付は駆動装置と同じである。

しかし調節駆動装置は異なるように構成されている。こ
の調節駆動装置は調節部材として再び調節ピストン８を
含み、一方の腕でこの調節ピストン８と共同作用する双
腕レバー１０は、チャック本体ｌのピン１１上に揺動可
能に支持されている。レバー１ｏの他方の腕は、第５図
の下半分に示すように締付は爪２の後側にある切欠きに
係合している。

第５図による実施例でも、締付は駆動装置が操作される
とき、調節駆動装置は連行される。

しかし付加的な軸線方向運動により駆動部材７がキー付
き棒６と締付は爪２の歯切り部係合を外すことにより、
締付は爪２が駆動部材７との連結を外されると、調節駆
動装置を介して締付は爪２をそれぞれ所望の締付は直径
に合わせて半径方向に設定することができる。この場合
調節ピストン８の軸線方向運動は、レバー１０により締
付は爪２の半径方向調節運動に変換される。

第６図による第３実施例でも、図示したチャックの締付
は駆動装置のために、台形歯キー付き棒６をもつキー付
き棒駆動装置が使用されて、駆動部材としてのチャック
ピストン７により操作される。この第３実施例では、調
節駆動装置は、チャック本体ｌ内の軸１３上に回転可能
に支持される歯車１２に係合する歯切り部８ａをもつ調
節ピストン８から成る。この歯車１２には、１１ｆｌｌ
ｄ上に回転可能に支持される別の歯車１５がかみ合って
、締付は爪２の後側にラックのように形成されている歯
切り部２ｂに係合する。

したがって調節駆動装置のこの構成でも、調節ピストン
８の軸線方向運動の結果、締付は爪２の半径方向調節運
動が生ずる。調節駆動装置のすべての実施例において、
伝動装置は調節ピストン８により共通に操作されるので
、締付は爪２の調節運動は同期して行なわれる。

最後に第７図および第８図は第４実施例を示す。この場
合調節駆動装置としてレバー１０が使用され、第５図に
よる構成のようにチャック本体１内のピンｌｌ上に揺動
可能に支持されて、調節ピストン８により操作される。

この第４実施例では、各締付は爪２用の締付は駆動装置
の伝動装置も、チャック本体１内の軸上に揺動可能に支
持されるレバー１６を含んでいる。このレバー１６の長
い方の腕はチャックピストン７に係合している。レバー
１６の短い方の腕は締付は爪２の後側に形成された複数
の切欠き２ｃの１つに係合する。チャックピストン７の
後方への付加的な運動により、第８図のようにレバー１
６の短い方の腕が、最後の設定の際入っていた切欠き２
ｃから出る。今や第７図および第８図の下半分に示す調
節駆動装置を介して、締付は爪２をその半径方向位置に
関して一緒に調節することができ。この実施例では３つ
の切欠き２ｃが各締付は爪２に設けられているので、締
付は爪２の３つの可能な初期位置が存在する。締付は爪
２が所望の位置へ達すると、締付は駆動装置が締付は範
囲へ戻される。

これによりレバー１６の短い方の腕がその前にある締付
は爪２の切欠き２ｃへ入る。今や空動きする調節駆動装
置を連行しながら、そのつと必要な締付けを行なうこと
ができ。

【図面の簡単な説明】

第１図はチャックの第１実施例の概、略正面図、第２図
は動作位置にあるチャック駆動装置の第１図の切断線ｌ
ｌ−Ｔｌによる縦断面図、第３図は調節駆動装置により
締付は行程を移動するため駆動部材が締付は爪から連結
を外されている調節駆動装置の位置における第２図と同
様な縦断面図、第４図は第１図の切断線ＩＶ−ＩＶによ
る縦断面図、第５図は第２実施例の第３図に対応する縦
断面図、第６図は第３実篤例の第３図に対応する縦断面
図、第７図はチャックの第４実施例の第２図に対応する
縦断面図、第８図は連結を外された締付は駆動装置の第
４実施例の縦断面図である。 ｌ・・・チャック本体、２・・・締付は爪、７・・・駆
動部材（チャックピストン）、８・・・調節部材（調節
ピストン）。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １　チャック本体に半径方向運動可能に案内される複数
   の締付け爪の半径方向締付け運動が、チャック本体内に
   設けられる伝動装置を介して駆動部材の軸線方向運動に
   より生じ、締付け行程を行なう前における駆動部材の初
   期位置に対する締付け爪の半径方向位置が、締付け範囲
   内で締付け行程を移動するため、すべての締付け爪へ同
   時に作用する調節駆動装置により調節可能であるものに
   おいて、駆動部材（７）が付加的な軸線方向運動によつ
   て締付け範囲外にある位置へ移行可能であり、この位置
   で締付け爪（２）が駆動部材（７）との連結を外され、
   付加的な調節部材（８）が、チャック本体（１）内に軸
   線方向運動可能に設けられて、それぞれ伝動装置を介し
   てすべての締付け爪（２）に結合され、駆動部材 （７）の締付け運動の際駆動を行なうことなく連行され
   、駆動部材（７）と締付け爪（２）との連結を外される
   際締付け爪（２）の所定の半径方向調節を行なうため、
   駆動部材（７）に対して制御されて操作可能であること
   を特徴とする、動力操作チャック。 ２　チャックピストン（７）として構成される駆動部材
   と各締付け爪（２）との間の伝動装置が、締付け爪（２
   ）の歯切り部（２ａ）に係合する少なくとも１つの歯を
   もつキー付き棒（６）として構成されていることを特徴
   とする、特許請求の範囲第１項に記載のチャック。 ３　駆動部材（７）と各締付け爪（２）との間の伝動装
   置が、チャック本体（１）内に揺動可能に支持されて締
   付け爪（２）の複数の切欠き（２ｃ）の１つに係合する
   レバー（１６）として構成されていることを特徴とする
   、特許請求の範囲第１項に記載のチャック。 ４　調節部材（８）と締付け爪（２）との間の伝動装置
   がそれぞれキー付き棒（９）として構成されていること
   を特徴とする、特許請求の範囲第１項に記載のチャック
   。 ５　調節部材（８）と締付け爪（２）との間の伝動装置
   が、それぞれチャック本体（１）内に揺動可能に支持さ
   れるレバー（１０）として構成されていることを特徴と
   する、特許請求の範囲第１項に記載のチャック。 ６　締付け駆動装置のキー付き棒（６）と調節駆動装置
   のキー付き棒（９）がそれぞれ締付け爪（２）の反対側
   で係合することを特徴とする、特許請求の範囲第２項ま
   たは第４項に記載のチャック。