JPS6229334A - 集合住宅情報監視制御システム - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （発明の分野） 本発明は、アパート、寮、マンション等の集合住宅にお
いて用いられる集合住宅情報監視制御システムに関する
。

（発明の背景） 最近、マンション等の集合住宅においては、各住戸と居
住者の安全と快適、便利な住環境を提供するとともにそ
の集合住宅の合理的かつ適切な維持管理を行なう等のた
めの種々の集合住宅情報監視制御システムが採用されて
いる。

このような監視制御システムは、例えば、主装置として
管理人室または監視センタ等に管理人親礪を設置し、共
同玄関に共同玄関機等を設置し、ざらに各住戸ごとに住
戸機（ハウスコントローラまたは住宅情報盤）等の各機
器を設置するとともに、これらの各機器間を各２Ｆｌｌ
の通話線、放送線および伝送線等で接続してなるもので
、各住戸機と共同玄関機または管理人親機との間で通話
を行なうインターホン機能、住戸機からの指令により共
同玄関機を介して共同玄関のドアを解錠または開所する
機能、各住戸に設（プられこの住戸機に接続された温度
、煙などの火災センサ、ガス漏れセンサ、非常ボタンお
よび防犯スイッチ等のセンサ類からの信号に応じて警報
を発生するセキュリティ機能、ならびに管理人親機また
は共同玄関機から所望の住戸機への放送機能等、種々の
機能を有している。

ところで、このような監視制御システムにおいては、従
来より管理人親機および共同玄関機にそれぞれＣＰ　ｔ
Ｊ　（Ｃｅｎｔｒａｌ　　ｐ　ｒｏｃｅｓｓｉｎｇ　　
Ｕ　ｎｉｔ　）を置き中央処理機能を持たせていた。す
なわち、管理人親機および共同玄関機は、それぞれ全体
システムの総合管理機能を有していた。例えば、管理人
親機から所望の各住戸機への放送や呼出しを行なう場合
は、管理人親機が伝送主局となり、伝送端末四である各
住戸機との伝送制御を含む全体システムの総合管理機能
を担っていた。また、共同玄関機と住戸機との間で通話
を行なう場合等は共同玄関機が伝送主局としての役割を
担っていた。

しかしながら、上記のような構成の場合、管理人親機お
よび共同玄関機のそれぞれが、複雑な構成となることは
不可避である。すなわら、多くの場合、管理人親機およ
び共同玄関機は８ビット程度のＣＰＵを搭載することと
なり、これ以外にもメモリ、伝送制御を行なうためのＬ
ＳＩ、インタフェースＬＳＩ等の周辺回路の搭載が必要
となってくる。また、管理人親機と共同玄関機とにおけ
る全体システムの総合管理機能が競合した場合にはそれ
らの間の同期をとる必要があり、そのためにさらに装置
が複雑化する。以上より、従来の監視制御システムにお
いては、管理人親機および共同玄関機の構成が複雑化し
、さらにシステム全体の構成が複雑化して、システムの
信頼性、保守性および拡張性等を低下させるという欠点
があった。

（発明の目的） 本発明は、上述の従来形における問題点に鑑み、集合住
宅情報監視制御システムにおいて、従来形においては伝
送主局の機能を有していた管理人親機および共同玄関機
を住戸機と同様に端末機とし、新たに伝送主局の機能を
有する主制御Ｖｅ置を設けて、各１器を同一の伝送線に
接続し、管理人親機（第３の端末機）や共同玄関機（第
２の端末機）と住戸機（第１の端末機）とのデータのや
りとりは、すべて主制御装置を介して行なうという構想
に久づぎ、管理人親機および」し同玄関眼の構成を簡略
化して、システム全体を簡略化し、システムの信頼性、
保守性および拡張性を増大してその運用を楽に行なうこ
とができるようにすることを目的とする。

（発明の概要） 上記目的を達成するため本発明は、各住戸に設置され通
話および警報監視を行なう住戸機（ホームコントローラ
〉と、共同玄関に設置され各住戸と通話を行なう共同玄
関機ないしは管理大空に設置され各住戸と通話および各
住戸での発生警報内容を表示する管理人親機とを具備し
、各住戸機と主制御装置との間を共通の伝送路で結び、
呼出し通話、警報データの受渡しを行なう集合住宅情報
監視制御システムにおいて、伝送主局の機能を有する主
制御装置を設け、共同玄関機および管理人親機は伝送端
末様として住戸機と同一の伝送路に接続し、共同玄関機
、管理人親機からの伝送データにより主制御装置は各住
戸はに呼出し、制御データを送信するとともに、各住戸
からの警報データを管理人親機、共同玄関機に送信、表
示さびることを特徴とする。すなわち、システム全体の
総合管ＦＬ！機能を主制御装置に集約している。

（実施例の説明） 以下、本発明の実施例を図面を用いて説明する。

第１図は、本発明の一実施例に係る集合住宅情報監視制
御システムの構成を示す。同図において、１はＣＰＵを
備えた主制御装置、２は管理人室等に設置される管理人
親機、３は共同玄関に設置される共同玄関機、４　（４
−１，４−２，・・・、４−ｎ、・・・）は各住戸に設
置される住戸機である。４−ｎのｎは予め各住戸に付与
された住戸番号を示す。また、同図の各機器の接続線に
対して付与されている数値は、その接続線の本数を示す
。主制御装置１は、２本の伝送線によりその他の機器と
接続されている。管理人親機２は、２本の伝送線、２本
の通話線および２本の放送線、合せて６本の接続線によ
りその他の機器と接続されている。住戸機４の接続線も
同様に６本である。共同玄関機３の接続線は４本であり
、その内訳は伝送線２本と通話線２本である。なお、共
同玄関機３から各住戸の住戸機４への放送を行なう場合
には、これら４本の接続線に加え、放送線２本も必要で
ある。

管理人親機２は、住戸機４を呼出す際その住戸番号の入
力等に使用するテンキーおよび入力のモニタ表示や住戸
機で検出した警報に関する情報の表示に使用するための
ＬＥＤを装備している。また、共同玄関１３も住戸番号
の入力用のテンキーおよびＬ　Ｅ　Ｄを備えている。さ
らに、管理人親機２および共同玄関機３は、それぞれ４
ビツトの１チツプマイコンにより構成された伝送端末を
含んでおり、主制御装置１との間のデータの受渡しは、
各々、これらの伝送端末を介して行なう。

第１図を参照して、管理人親機２がある住戸機４−ｎを
呼出ザ場合の手順Ｊ′３よび本実施例のシステムの動作
を説明する。まず、管理人親機２において、テンキーお
よびスイッチ等により呼出す住戸機を特定するための住
戸機番号を入力する。例えば、住戸番号が１７番の住戸
を呼出す場合、テンキーより「１７」と入力する。これ
らのデータは管理人親機２で発生したイベントとして伝
送線に出力され主制御装置１に送られる。主制御２Ｉｌ
装置１では、このデータが住戸番号１７番の住戸機への
呼出しである旨を分析し、１７番の住戸１４−１７に対
し呼出しがある旨を示す制御データを伝送線に送出する
。住戸機４−１７は、このデータを受信し、呼出音を発
したり、送受話器がフックアップされたときに通話線と
接続する等の通話のための処理を行なう。

また、このフッタアップ信ｇは住戸１４−１７より伝送
線を介して主制御装置１へ伝送され、主制御装置１では
通話回線を形成すべき旨の制御データを作成し管理人親
（須２へ送出する。管理人親機２では、この制御データ
に基づいて図示しないスピーカおよびマイクを通話線に
接続１−る等し、通話回線を形成する。

以上より、管理人親！ａ２と住戸ｔ１４−１７との通話
が可能となる。つまり、この際、管理人親機２と住戸１
ｉＪ！４−１７との門の制御データのやりとりは、すべ
て主制御装置１を介して行なうこととなる。

共同玄関□３と住戸１ｆｆｉ４との門で通話を行なう場
合も上記と同様の手順で、主制御装置１がシステム全体
の制御を行なう。

また、住戸機４は住戸の火災センサやガス漏れセンサ等
により緊急事態を検知した場合、それらの監視データを
伝送線に送出する。主制御装置１では、そのデータを受
信し分析して、管理人親機２や共同玄関機３の動作を設
定するための制御データ、例えば表示すべき住戸番号や
警報内容等の情報およびη報を発すべき旨の情報を管理
人親機２や共同玄関機３に送る。管理人親機２−および
共同玄関機３はこれらのデータを受信し、住戸番号およ
び警報内容を表示したり、警報音を発生したりする。す
なわち、以上のような緊急時の処理においても、前記の
通話時の処理と同様、管理人親機２や共同玄関機３と各
住戸機４との制御データの送受信は主制御Ｉｌ装置１の
制御の基に行なわれる。

本実施例においては、管理人親機２　Ｊ３よび共同玄関
機３に伝送端末の機能を果たザ４ビットの１チツプマイ
コンが搭載されている。すなわち、従来８ピツ１〜のＣ
ＰＵやメモリ等いくつかのＬＳＩで複雑に構成されてい
たことと比較すると、これらの部分が１チツプでずむこ
ととなり機器の構成が非常に簡略化されたこととなる。

これに伴い、装置の値段も低く抑えることができる。ま
た、システム全体を伝送システムとみた場合、従来は主
局が複数あったのに比べ、本実施例では伝送主局は主制
御装置だけとなり、その曲の管理人親機、共同玄関機お
よび各住戸の住戸機はすべて伝送端末局という位置づけ
となる。従って、全体システムの総合管理１能が王制０
１１装置に集約でき、システムの信頼性、保守性、拡張
性等が向上し、システムの運用が楽になる。

さらに、共同玄関機の多くは共同玄関に壁埋め込み式で
設胃されるためＡＣ１００Ｖの電源が取り難い。従来は
ＡＣｌｏｏＶの電源線を無理に伺設し電源としていたが
、（ｄ設工事等も行なわなければならず非常に面倒であ
った。しかし、本実施例によれば、共同玄関機としての
構成が簡略化し消費電力も小さくなったため、主制御装
置または管理人親機等からＤＣ給電するようにしている
。この場合の給電線は伝送、通話、放送線等と一緒に束
ねて配線することができ、該システム、特に共同玄関例
の投首が非常に容易になった。

また、従来例と比較すると本実施例では主制御装置が増
えているが、主制御装置の接続線は２本だけであり省線
化されている。さらに、主制御２Ｉｌ装置を管理人親機
と同一の筐体に装備すれば主制御装置が増加したことは
全く気にならない。

（発明の効果） 以上説明したように、本発明によれば、集合住宅情報監
視制御システムにおいて、管理人親機および共同玄関機
を住戸機と同様に端末機とし、新たに伝送主局の機能を
有する主制御装置を設けて、各機器を同一の伝送線に接
続し、管理人親機や共同玄関機と各住戸機とのデータの
やりとりは、すべて主制御装置を介して行なっているの
で、管理人ｖＡ機および共同玄関機の構成が簡略化し、
さらにシステム全体も簡略化することができる。その結
果、システムの信頼性、保守性および拡張性が増大し、
システムの運用が楽に行なえるようになった。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明の一実施例に係る集合住宅情報監視制
御システムの構成図である。 １：主制御装置、２：管理人親機、３共同玄関機、４（
４−１，４−２，・・・、４−ｎ、・・・）：住戸機。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、通話および警報監視を行なう複数台の第１の端末機
   と、 該第１の端末機と通話を行なう第２の端末機と、該第１
   の端末機と通話を行ない、さらに該第１の端末機で検知
   した発生警報内容を表示する第３の端末機と、 伝送主局の機能を有する主制御装置と を具備する集合住宅情報監視制御システムであって、 上記第１の端末機と、上記第２の端末機と、上記第３の
   端末機と、上記主制御装置とを共通の伝送線に接続する
   とともに、 上記第１の端末機から上記第２および／または第３の端
   末機への情報連絡、並びに、上記第２または第３の端末
   機から上記第１の端末機への情報連絡は、情報の送出元
   から伝送データを主制御装置に送出し、主制御装置がそ
   の伝送データに基づいて送出先へデータ伝送することを
   特徴とする集合住宅情報監視制御システム。