JPS6229327A - 集合住宅情報システム - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （発明の分野） 本発明は、アパート、寮、マンション等の集合住宅にお
いて用いられる集合住宅情報システムに関する。

（発明の背景） 最近、マンション等の集合住宅においては、各住戸と居
住者の安全と快適、便利な住環境を提供するとともにそ
の集合住宅の合理的かつ適切な維持管理を行なう等のた
めの種々の集合住宅管理システムが採用されている。

このような管理システムは、例えば、主装置として管理
人室または監視センタ等に管理人親曙を設置するか、ま
たは共同玄関に共同玄関機等を設置し、端末四としては
各住戸ごとに住戸様（ハウスコントローラまたは住宅情
報盤）等の各救器を設置するとともに、これらの各機器
間を各２線の通話線、放送ｍおよび伝送線等で接続して
なるもので、各住戸機と共同玄関機または管理人親渫と
の間で通話を行なうインターホン機能、住戸機からの指
令により共同玄関機を介して共同玄関のドアを解錠また
は聞伝する機能、各住戸に設けられこの住戸機に接続さ
れた温度センサや煙センサなどの人災センサ、ガス漏れ
センサ、非常ボタンおよび防犯スイッチ等のピンサ類か
らの信号に応じて警報を発生するセキュリティ機能、な
らびに共同玄関別または管理人親機から所望の住戸機へ
の故送別能等、種々の機能を有している。

ところで、このような集合住宅情報システムにおいては
、火災時等の緊急放送と、映画会や特売等の各種部し物
等、生活情報に関するサービス放送とが無差別に流され
ていた。しかも、この放送は、はとんどが不要不急のサ
ービス放送であるため、該集合住宅の住民にとって騒々
しくむしろ迷惑でさえあった。そこで、聴取者が放送の
音量およびオン・オフを選択し得るようにすることが考
えられているが、この場合は、火災等の緊急放送が全対
象者に聴取されないおそれがある。

（発明の目的） 本発明は、上記従来例における問題点に鑑みてなされた
もので、サービス放送ｌ送の場合は聴取者が放送の音量
およびオン・オフを選択し１ｑるようにし、また、緊急
放送の場合は上記の選択をすべて不可とし常に全住戸に
最大音間で緊急放送を行なうようにして、各住戸の居住
者に安全で快適、便利な住環境を与えることができる集
合住宅情報システムを提供することを目的とする。

（発明の構成） 上記目的を達成するために本発明では、主装置と複数の
端末機とを共通の通話線、放送線および伝送Ｉ！８１に
接続し、主装置と各端末機との間で上記伝送線を介して
データ伝送を行なうことにより主装置と１つの端末機と
の間の通話、主装置から所望の１または複数の端末機に
対する放送等が可能な集合住宅情報システムにおいて、
上記放送モードとして緊急放送モードとサービス放送モ
ードとを設定し、上記端末層に、上記放送音の音量を調
整またはオン・オフする手段と、サービス放送中である
ことを示す表示手段と、緊急放送モード時は上記音量の
調整またはオフを解除して緊急放送音を最大音量とする
手段とを設けたことを特徴とする。

（実施例の説明） 以下、図面を用いて本発明の詳細な説明する。

第１図は、本発明の一実施例に係る集合住宅情報システ
ムの住戸機の要部構成を示すブロック図である。同図に
おいて、１は通話線に接続される通話インクフェース、
２は通話回路、３はハンドセットである。４は放送線に
１妄続される放送インタフェース、５は放送信号の増幅
器、６は放送音の音場を調節したり放送をオン・オフす
るためのスイッチである。また、８は伝送線に接続され
る伝送インタフェース、９は制御回路、１０はサービス
放送であるかどうかを示す表示ＬＥＤである。

第２図は、住戸機のモードを設定するための伝送制御信
号を示す。緊急放送モードかサービス放送モードかを示
す情報は同図のＣＴＲ（制御前ｔ［Ｉ）の部分に設定さ
れる。住戸機の側でこの伝送制御信号を確実に受信し指
示されたモードへの設定を行なう場合は、肯定応答ＡＣ
Ｋとして受信した制御情報ＣＴＲをそのまま送出する。

第３図は、各住戸に設置される住戸機の外観を示す。な
お、第１図と同一の部分は同一の符番で示す。２１は放
送のオン・オフスイッチ、２２は放送の音量を調節する
スイッチである。これらのスイッチは第１図のスイッチ
６に対応する。

第１〜３図を参照して、本実施例の動作および作用を説
明する。

ここで、放送モードとしては、上述したようにサービス
放送モードと緊急放送モードの２つがある。これらは管
理人親Ｒ等の主装置から送出される伝送制御信号により
１役定することができる。

まず、通常のサービス放送モードの場合、管理人親機は
第２図に示すような伝送制御信号を伝送線に送出し、サ
ービス放送である旨を各住戸機（端末機）に伝える。各
住戸機は、この信号を伝送インクフェース８を介し制御
回路９に入力する。

制御回路９はこれを分析し、サービス放送であることを
示すためサービス放送表示ＬＥＤをオンしたり、スイッ
チ６すなわち放送オン・オフスイツチ２１および音量調
節スイッチ２２に対し制御信号を出力して、放送のオン
・オフやｇ隋の調節が住戸機で可能となるようにする。

これにより、住戸機のユーザは聴取の選択および放送の
音量調節が可能である。次に、放送線に送出される放送
信号は放送インタフェース４を介し増幅器５で増幅され
、さらにスイッチ６でオン・オフや音ｍの調節がなされ
る。その結果、放送オン・オフスイッチ２１がオフの場
合は放送は放送用スピーカ７から流れず、また、スイッ
チ２１がオンの場合は音量調節スイッチ２２に従った音
０で放送がスピーカ７から流れることとなる。

一方、緊急放送モードにおける緊急放送は以下のように
行なわれる。まず、緊急放送モードの設定は上記のサー
ビス放送モードの設定と同様に行なわれる。すなわち、
管理人親機が第２図に示すような伝送制御信号を伝送線
に送出する。この場合、伝送制御信号のＣＴＲ部分には
緊急放送モードである旨を示すデータが設定されている
。各住戸機においては、この信号を伝送インタフェース
８を介し制御回路９に入力する。制御回路９はこれを分
析し、緊急放送であることを示すためサービス放送表示
ＬＥＤをオフしたり、スイッチ６すなわち放送オン・オ
フスイッチ２１および音量調節スイッチ２２に対し制御
信号を出力して、これらのスイッチがどのように設定さ
れていてもそれらを全く無効とし、放送を必ず最大音量
で出力するようにする。これにより、放送線に送出され
る放送信号は放送インタフェース４を介し増幅器５で増
幅され、スイッチ６の設定は無視して放送用スピーカ７
に出力される。その結果、緊急放送が最大音ので放送用
スピーカ７から流れることとなる。

なお、放送用スピーカ７や拡声回路等は、通話を行なう
際の呼出音発生用のものを兼用することができる。この
場合には、呼出音発生回路と、スピーカ７へ流す信号が
放送信号か呼出音信号かを選択するスイッチとを設け、
これらを制御回路９により制御すればよい。

（発明の効果） 以上のように本発明によると、各住戸機の放送モードと
してサービス放送モードと緊急放送モードとを設けその
設定を伝送にて行ない、サービス放送モードでは放送中
を示すしＥＤを点灯し聴取の選択を住戸灘側に与えると
同時に音量調節を可能とし、５１急放送モードでは表示
ＬＥＤをオフし音ｍ調節も不可とし最大音量で放送する
ようにしているので、各住戸機の居住化に対し安全で快
適、便利な住環境をＲ供することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明の一実施例に係る集合住宅情報システ
ムの住戸機の要部構成を示すブロック図、第２図は、住
戸機のモードを設定するための伝送制御信号を示す図、 第３図は、各住戸に設置される住戸機の外観図である。 ２：通話回路、３：ハンドセット、５：放送信号増幅器
、６：音門調節／オフスイッチ、７：放送用スピーカ、
９：制御回路、１０：サービス放送表示ＬＥＤ、２１：
放送オン・オフスイッチ、２２：音量調節スイッチ。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、主装置と複数の端末機とを共通の通話線、放送線お
   よび伝送線に接続し、主装置と各端末機との間で上記伝
   送線を介してデータ伝送を行なうことにより主装置と１
   つの端末機との間の通話、主装置から所望の１または複
   数の端末機に対する放送等が可能な集合住宅情報システ
   ムにおいて、上記放送モードとして緊急放送モードとサ
   ービス放送モードとを設定し、上記端末機に、上記放送
   音の音量を調整またはオン・オフする手段と、サービス
   放送中であることを示す表示手段と、緊急放送モード時
   は上記音量の調整またはオフを解除して緊急放送音を最
   大音量とする手段とを設けたことを特徴とする集合住宅
   情報システム。 ２、前記放送が、前記端末機の呼出音拡声回路を用いる
   ものである特許請求の範囲第１項記載の集合住宅情報シ
   ステム。