JPH11275238A - インターホン装置 - Google Patents

インターホン装置

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JPH11275238A
JPH11275238A JP7693198A JP7693198A JPH11275238A JP H11275238 A JPH11275238 A JP H11275238A JP 7693198 A JP7693198 A JP 7693198A JP 7693198 A JP7693198 A JP 7693198A JP H11275238 A JPH11275238 A JP H11275238A
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Takeshi Okuyama
毅 奥山
Kouta Iwabuchi
航太 岩渕
Yuzo Kawahara
雄三 川原
Masaki Nohayashi
正樹 野林
Masahiro Asahida
正浩 旭田
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Matsushita Electric Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 各部屋間のプライバシーを保つ。 【解決手段】 インターホン親機Aと、1または複数の
ドアホン子器C1,2 と、1または複数のインターホン
副親機B1,…B3 とを含んで構成され、インターホン親
機はドアホン子器とインターホン副親機とを接続可能と
し、インターホン副親機はインターホン親機と他のイン
ターホン副親機とを接続可能としており、インターホン
親機およびインターホン副親機の各々は、相互に音声を
聞くことができて通話できる内線一斉呼出通話状態にす
る内線一斉呼出通話操作を可能としたものであるインタ
ーホン装置において、インターホン親機およびインター
ホン副親機の各々は、必要に応じて内線一斉呼出通話機
能を解除するための、内線一斉呼出通話解除手段23を
それぞれ備えるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、2世帯住宅などで
運用されるインターホン装置の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】近時、1つの住宅に生活空間を異にした
2家族が同居する形態の2世帯住宅が普及してきてい
る。また、インターホン装置としては、住人が住居内に
居ながらにして、玄関先に訪れている来訪者の映像を見
ながら通話できるとともに、住居内の各部屋間の内線一
斉呼出通話や個別通話が可能なテレビインターホン装置
が普及してきている。更に、インターホン装置として
は、部屋数の多い住宅にも対応できるとともに2世帯住
宅にも対応可能なように、テレビカメラを搭載したテレ
ビドアホン子器を複数接続できるとともに複数のテレビ
インターホン副親機をシリアルあるいはパラレル接続で
きるようにしたテレビインターホン親機を備えるものも
開発されてきている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
内線一斉呼出通話機能を備えるインターホン装置にあっ
ては、内線一斉呼出操作を行うと、システムとして接続
したインターホン親機および各インターホン副親機から
一斉に内線一斉呼出音が鳴動された後、予め定められた
所定継続時間(例えば10秒間)、自動的に多者間通話
機能が作動し、全部屋間が一斉通話可能な状態となり、
各部屋の音声を相互に聞くことができるようになる。従
って、僅かな所定継続時間(例えば10秒間)ではある
ものの、各部屋間のプライバシーが損なわれるという問
題点があった。また、一斉通話可能になる所定継続時間
は例えば10秒間というように予め設定されており、都
合に応じて継続時間を変更できないので使い勝手が悪い
という問題点があった。
【0004】本発明は上記の問題点を解決するためにな
されたもので、その目的とするところは、各部屋間のプ
ライバシーの損なわれることのない優れるインターホン
装置を提供することにあり、更には一斉通話可能状態の
継続時間を都合に応じて可変設定できる使い勝手の良い
優れるインターホン装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の問題点を
解決するため、請求項1記載の発明にあっては、インタ
ーホン親機と、1または複数のドアホン子器と、1また
は複数のインターホン副親機とを含んで構成され、イン
ターホン親機はドアホン子器とインターホン副親機とを
接続可能とし、インターホン副親機はインターホン親機
と他のインターホン副親機とを接続可能としており、イ
ンターホン親機およびインターホン副親機の各々は、相
互に音声を聞くことができて通話できる内線一斉呼出通
話状態にする内線一斉呼出通話操作を可能としたもので
あるインターホン装置において、インターホン親機およ
びインターホン副親機の各々は、必要に応じて内線一斉
呼出通話機能を解除するための、内線一斉呼出通話解除
手段をそれぞれ備えることを特徴とする。
【0006】請求項2記載の発明にあっては、前記内線
一斉呼出通話状態は所定継続時間を経過すると自動的に
オフするようにされており、前記所定継続時間を可変設
定する内線一斉呼出通話継続時間可変設定手段を備える
ことを特徴とする。
【0007】請求項3記載の発明にあっては、前記イン
ターホン親機およびインターホン副親機の各々が前記内
線一斉呼出通話継続時間可変設定手段を備えており、内
線一斉呼出通話継続時間は各々の内線一斉呼出通話継続
時間可変設定手段に設定されている内線一斉呼出通話継
続時間の中の最大時間になるようにしたことを特徴とす
る。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る一実施の形態
のインターホン装置を図1乃至図9に基づいて詳細に説
明する。図1はインターホン装置を示すシステム構成
図、図2はインターホン親機を示すブロック図、図3は
インターホン親機の外観を示す斜視図、図4はインター
ホン親機の外観の要部を示す部分図、図5はインターホ
ン親機に増設用チャイムを接続した状態を示す正面図、
図6はインターホン副親機を示すブロック図、図7は通
話ランプの点灯状態の種類を示す説明図、図8は呼出音
の鳴動の種類を示す説明図、図9はドアホン子器の外観
を示す斜視図である。
【0009】図1に示すように、このインターホン装置
は、インターホン親機Aと、インターホン副親機B1,
3 と、ドアホン子器C1,2 とを備える。インターホ
ン親機Aには、ドアホン子器C1 が回線L1 を介して、
ドアホン子器C2 が回線L2を介して、インターホン副
親機B1 が回線L3 を介して、インターホン副親機B 2
が回線L4 を介してそれぞれ接続されている。インター
ホン副親機B2 には、回線L5 を介してインターホン副
親機B3 が接続されている。なお、このインターホン装
置は、2台のドアホン子器C1,2 を接続できるととも
に来訪者の様子を見ながら通話することのできる、所
謂、2世帯住宅対応のテレビインターホン装置である。
【0010】インターホン親機Aは、図3および図4に
示すように、外観的には、前面に、モニタ画面10と、
モニタ釦11と、通話マイク12と、通話釦13と、通
話ランプ14と、スピーカ15と、回線使用中ランプ1
6と、室内呼A釦17と、室内呼B釦18とを備え、右
側面に、電源スイッチ19と、グループ設定スイッチ2
0と、ドアホン設定スイッチ21と、ドアホン設定
スイッチ22と、内線一斉呼出通話解除手段に相当する
トークバック設定スイッチ23と、内線一斉呼出通話継
続時間可変設定手段に相当する一斉通話時間設定部24
とを備える。
【0011】また、インターホン親機Aは、内部に、図
2に示すように、マイコン30と、ドアホン呼出検知
回路31と、ドアホン呼出検知回路32と、呼出音回
路33と、通話回路34と、テレビ回路35と、制御信
号回路36と、多重化回路37と、切換接点38と、マ
イクミュート回路39とを備える。更に、インターホン
親機Aには、図5に示すように、増設用チャイムDを接
続できる。
【0012】なお、増設用チャイムDは、インターホン
親機Aにもインターホン副親機B1,…B3 にも増設が可
能であり、耳の不自由な人にも呼び出しされていること
がわかるように、インターホン親機Aあるいはインター
ホン副親機B1,…B3 に呼び出しがなされると、光をフ
ラッシュして報知する。
【0013】各インターホン副親機B1,…B3 は、図1
に示すように、外観的にはインターホン親機Aと同様で
ある。各インターホン副親機B1,…B3 は、内部的にも
図6に示すようにインターホン親機Aと略同様であり、
異なるのは、ドアホン呼出検知回路31と、ドアホン
呼出検知回路32と、多重化回路37と、切換接点3
8とを備えない構成である。従って、図6に示すインタ
ーホン副親機B1,…B 3 にあっては、インターホン親機
Aと同様の個所には同じ符号を付し、詳細な説明を省略
する。
【0014】また、ドアホン子器C1,2 は、図9に示
すように、外観的には、カメラ部40と、スピーカ41
と、位置表示灯42と、呼出釦43と、通話マイク44
とを備える。
【0015】モニタ画面10は、ドアホン子器C1,2
の各々のカメラ部40の撮像する映像をテレビ回路35
を介して映し出す部分であり、液晶画面にて構成され
る。モニタ釦11は住居内から玄関先の様子を確認する
ときに押し操作を行う部分であり、モニタ釦11の押し
操作を行うと、ドアホン子器C1 あるいはドアホン子器
2 のカメラ部40の撮像する映像がモニタ画面10に
映し出されるとともに、ドアホン子器C1 あるいはドア
ホン子器C2 の通話マイク44のピックアップする音声
がスピーカ15から出力される。なお、このインターホ
ン装置にあっては、モニタ釦11を1回押すとドアホン
子器C1 からの映像と音声とをモニタでき、モニタ釦1
1を2回押すとドアホン子器C2 からの映像と音声とを
モニタでき、このモニタ状態は10秒間経過すると自動
的にオフする。
【0016】通話マイク12は、住人がドアホン子器C
1,2 を介して玄関先の来訪者と通話したり、インター
ホン副親機B1,…B3 との間で内線通話を行う際に、音
声をピックアップする。通話釦13は、ドアホン子器C
1,2 またはインターホン副親機B1,…B3 からの呼び
出しに対し応答する場合に、押し操作を行う部分であ
る。
【0017】通話ランプ14は、呼び出し時に点滅し通
話時に点灯するものであり、発光色が呼び出し元に応じ
て図7に示すように変化して、何処から呼び出されてい
るか一目で分かるようにされている。スピーカ15は、
住人がドアホン子器C1,2を介して玄関先の来訪者と
通話したり、インターホン副親機B1,…B3 との間で内
線通話を行ったりする際、呼出鳴動信号や音声信号を呼
出音や音声に変換して出力する。
【0018】回線使用中ランプ16は、他のインターホ
ン親機A/インターホン副親機B1,…B3 が通話中であ
ったり、または、ドアホン設定スイッチ21あるいは
ドアホン設定スイッチ22によって「切」側に設定さ
れているドアホン子器C1, 2 から呼び出しされたりす
ると、赤色点灯して回線が使用中であることを表示す
る。
【0019】室内呼A釦17はAグループに設定されて
いるインターホン親機A/インターホン副親機B1,…B
3 を呼び出すときに押し操作する部分であり、室内呼B
釦18はBグループに設定されているインターホン親機
A/インターホン副親機B1,…B3 を呼び出すときに押
し操作する部分である。なお、Aグループ/Bグループ
の設定はグループ設定スイッチ20にて設定する。電源
スイッチ19は、電源の入り切りを行うためのものであ
り、2段階スライドスイッチにて構成されている。
【0020】グループ設定スイッチ20は、その機器を
Aグループ/Bグループの中の何処のグループに所属さ
せるかを決定するものであり、3段階スライドスイッチ
にて構成され、「Aグループ」/「Bグループ」/「A
+Bグループ」を択一するようにされている。なお、
「A+Bグループ」が選択された機器はAグループにも
Bグループにも所属することにされている。
【0021】ドアホン設定スイッチ21は、ドアホン
子器C1 の呼出釦43が押し操作されたときに、その機
器が呼出音を鳴動するか否かを決定するものであり、2
段階スライドスイッチにて構成される。ドアホン設定
スイッチ22は、ドアホン子器C2 の呼出釦43が押し
操作されたときに、その機器が呼出音を鳴動するか否か
を決定するものであり、2段階スライドスイッチにて構
成される。
【0022】つまり、例えば、図1に示すように、親世
帯側であるインターホン親機Aとインターホン副親機B
1 とにあっては、ドアホン設定スイッチ21が「入」
側に且つドアホン設定スイッチ22が「切」側に設定
され、子世帯側であるインターホン副親機B2,3 にあ
っては、ドアホン設定スイッチ21が「切」側に且つ
ドアホン設定スイッチ22が「入」側に設定されてい
れば、例えば図8に示すように、ドアホン子器C1 の呼
出釦43が押し操作されたときには、親世帯側であるイ
ンターホン親機Aとインターホン副親機B1 とのみが
「ピンポン」と鳴動するし、ドアホン子器C2 の呼出釦
43が押し操作されたときには、子世帯側であるインタ
ーホン副親機B2,3 のみが「ピンポンピンポン」と鳴
動する。
【0023】なお、例えばインターホン親機Aのドアホ
ン設定スイッチ21とドアホン設定スイッチ22と
が共に「入」側に設定されていれば、インターホン親機
Aは、ドアホン子器C1 の呼出釦43が押し操作された
ときにもドアホン子器C2 の呼出釦43が押し操作され
たときにもいずれも鳴動し、しかも「ピンポン」と鳴動
するか「ピンポンピンポン」と鳴動するかによって、ド
アホン子器C1,2 の呼出釦43のいずれが押し操作さ
れたかを判断できる。また、例えばインターホン親機A
のドアホン設定スイッチ21とドアホン設定スイッ
チ22とが共に「切」側に設定されていれば、インター
ホン親機Aは、ドアホン子器C1,2 のいずれの呼出釦
43が押し操作されも、呼出音を鳴動しない。インター
ホン副親機B1,…B3 についても同様である。
【0024】トークバック設定スイッチ23は、インタ
ーホン親機Aまたはインターホン副親機B1,…B3 の設
置される各部屋間のプライバシーを保つためのものであ
り、2段階スライドスイッチにて構成されている。
【0025】以下に、トークバック設定スイッチ23の
機能について詳細に説明する。インターホン親機Aとイ
ンターホン副親機B1 とのグループ設定スイッチ20が
それぞれ「Aグループ」に設定され、インターホン副親
機B2,3 のグループ設定スイッチ20がそれぞれ「B
グループ」に設定され、しかもインターホン親機Aおよ
びインターホン副親機B1,2 の各々のトークバック設
定スイッチ23が「入」側に設定され、インターホン副
親機B3 のトークバック設定スイッチ23は「切」側に
設定されているものと仮定する。そして、例えばインタ
ーホン親機Aの室内呼A釦17と室内呼B釦18とを同
時に押し操作したとすると、インターホン親機Aおよび
インターホン副親機B1,…B3 から「ブー」という内線
一斉呼出音が僅かな時間一斉に鳴動する。
【0026】この内線一斉呼出鳴動が終わると、インタ
ーホン親機Aおよびインターホン副親機B1,2 の各々
は、自動的に相互に音声が聞けて通話できる内線一斉呼
出通話状態になって相互に三者間通話できるようにな
る。しかし、インターホン副親機B3 にあっては、トー
クバック設定スイッチ23が「切」側に設定されている
ので、インターホン親機Aおよびインターホン副親機B
1,2 の音声は聞くことができるものの、インターホン
副親機B3 の通話釦13を押し操作しない限り、マイク
ミュート回路39がマイコン30からの指示により通話
マイク12のピックアップする音声信号を自動的に遮断
して内線一斉呼出通話機能を解除するので、インターホ
ン親機Aおよびインターホン副親機B1,2 からはイン
ターホン副親機B3 の通話マイク12のピックアップす
る音声を聞くことはできない。つまり、インターホン副
親機B3 の設置される部屋のプライバシーを保つことが
できるのである。
【0027】なお、内線一斉呼出通話状態は、呼び出さ
れた側の通話釦13の押し操作がなされたものを除い
て、一斉通話時間設定部24にて設定された内線一斉呼
出通話継続時間を経過すると、自動的にオフする。ま
た、内線一斉呼出通話状態の時点で、インターホン副親
機B3 の通話釦13を押し操作すれば、インターホン副
親機B3 からも内線一斉呼出通話に参加することができ
るとともに、通話釦13を押し操作しているので、内線
一斉呼出通話継続時間が経過してもインターホン親機A
とインターホン副親機B3 との間の内線通話は継続す
る。
【0028】一斉通話時間設定部24は、内線一斉呼出
鳴動が終わった直後から開始される内線一斉呼出通話状
態の継続時間を設定する部分であり、スライドボリュー
ムにて構成される。一斉通話時間設定部24は、例えば
10秒から30秒の範囲で可変設定することができるよ
うにされている。しかも、これに限定される訳ではない
が、このインターホン装置にあっては、一斉通話時間設
定部24がインターホン親機Aとインターホン副親機B
1,…B3 との各々に設けられ、内線一斉呼出通話継続時
間は各々に設定されている中の最長時間に設定されるよ
うになっている。従って、このインターホン装置にあっ
ては、各々の一斉通話時間設定部24の設定を特別な理
由の無い限り最も短い例えば10秒に常にしておく運用
形態ルールにすれば、何処の部屋からでも10秒から3
0秒の範囲で必要に応じて調整できることになる。
【0029】マイコン30は、マイクロプロセッサ(図
示せず)と記憶部(図示せず)と入出力ポート(図示せ
ず)とを含んで構成されており、インターホン親機A全
体を制御する。ドアホン呼出検知回路31は、ドアホ
ン子器C1 の呼出釦43の押し操作を検知してマイコン
30にその旨を通知する。ドアホン呼出検知回路32
は、ドアホン子器C2 の呼出釦43の押し操作を検知し
てマイコン30にその旨を通知する。
【0030】呼出音回路33は、マイコン30の指示に
基づいて、電気信号としての呼出音を合成生成してスピ
ーカ15へ出力する部分である。呼出音回路33は、こ
れに限定される訳ではないが、例えば図8に示すよう
に、ドアホン子器C1 の呼出釦43が押されると「ピン
ポン」という呼出音を合成生成し、ドアホン子器C2
呼出釦43が押されると「ピンポンピンポン」という呼
出音を合成生成し、室内呼A釦17や室内呼B釦18が
押されると「ブー」という呼出音を合成生成し、それぞ
れの音色を異ならしめることにより、鳴動音を聞いただ
けで意味合いが理解できるようにされている。
【0031】通話回路34は、通話マイク12からの音
声信号を増幅し、多重化回路37やドアホン子器C1,
2 へ出力するとともに、多重化回路37やドアホン子器
1,2 からの音声信号を増幅してスピーカ15へ出力
する。テレビ回路35は、ドアホン子器C1,2 のカメ
ラ部40の撮像する玄関先の映像信号を受けて、モニタ
画面10にその映像を映し出す。制御信号回路36は、
ドアホン子器C1 の呼出釦43の押し操作あるいはドア
ホン子器C2 の呼出釦43の押し操作のあった旨の通知
をマイコン30から受けると、ドアホン子器C1,2
示す呼出制御信号を、多重化回路37からインターホン
副親機B1,…B3 側へ送出する。
【0032】多重化回路37は、音声信号と映像信号と
制御信号とを多重化して送出する。切換接点38は、マ
イコン30の指示に基づいて動作するもので、ドアホン
子器C1,2 のいずれか一方を選択する。マイクミュー
ト回路39は、マイコン30の指示に基づいて動作する
もので、通話マイク12からの音声信号を遮断できるよ
うにされており、例えばモニタ釦11を押して玄関先の
様子を映像と音とで確認する場合などに作動して玄関先
では住居内の音を聞けないようにしたり、トークバック
設定スイッチ23が「切」側になっているものにあって
は内線一斉呼出通話時にその部屋の音をよそから聞けな
いようにしたりする。
【0033】ドアホン子器C1,2 のカメラ部40は、
玄関先の来訪者や玄関先の様子を撮像してその映像信号
を出力する。ドアホン子器C1,2 のスピーカ41は、
住居内の住人の音声信号を音声に変換して、玄関先の来
訪者に出力する。ドアホン子器C1,2 の位置表示灯4
2は、通電されていることを点灯にて示すとともに、夜
間にあっては暗い場所でも呼出釦43の位置を確認でき
るようにしている。ドアホン子器C1,2 の呼出釦43
は、来訪者が住居内の住人を呼び出すときに押し操作す
るものである。ドアホン子器C1,2 の通話マイク44
は、玄関先の音や来訪者の音声をピックアップして、イ
ンターホン親機Aへ出力する。
【0034】従って、上述のように構成されるインター
ホン装置にあっては、インターホン親機Aと、1または
複数のドアホン子器C1,2 と、1または複数のインタ
ーホン副親機B1,…B3 とを含んで構成され、インター
ホン親機Aはドアホン子器C 1,2 とインターホン副親
機B1,…B3 とを接続可能とし、インターホン副親機B
1,…B3 はインターホン親機Aと他のインターホン副親
機B1,…B3 とを接続可能としており、インターホン親
機Aおよびインターホン副親機B1,…B3 の各々は、相
互に音声を聞くことができて通話できる内線一斉呼出通
話状態にする内線一斉呼出通話操作を可能としたもので
あるインターホン装置において、インターホン親機Aお
よびインターホン副親機B1,…B3 の各々は、必要に応
じて内線一斉呼出通話機能を解除するための、内線一斉
呼出通話解除手段に相当するトークバック設定スイッチ
23をそれぞれ備えるので、プライバシーを保ちたけれ
ばトークバック設定スイッチ23を「切」側にするだけ
で良く、使い勝手が良い。
【0035】また、内線一斉呼出通話状態は所定継続時
間を経過すると自動的にオフするようにされており、オ
フし忘れることがなく、所定継続時間を可変設定する内
線一斉呼出通話継続時間可変設定手段に相当する一斉通
話時間設定部24を備えるので、必要に応じて内線一斉
呼出通話継続時間を可変することができ、使い勝手が良
い。
【0036】更に、インターホン親機Aおよびインター
ホン副親機B1,…B3 の各々が内線一斉呼出通話継続時
間可変設定手段に相当する一斉通話時間設定部24を備
えており、内線一斉呼出通話継続時間は各々の一斉通話
時間設定部24に設定されている内線一斉呼出通話継続
時間の中の最大時間になるようにされているので、何処
の部屋からでも必要に応じて内線一斉呼出通話継続時間
を可変して使用でき、使い勝手が良い。
【0037】なお、上記の実施の形態では、親世帯と子
世帯とからなる2世帯住宅対応のテレビインターホン装
置を例示しているが、本発明は上記の実施の形態に限定
されるものではなく、内線一斉呼出通話機能を備えるイ
ンターホン装置であれば良く、テレビ機能や複数のドア
ホン子器を接続できる機能は無くても良いことは言うま
でもない。
【0038】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、内線一斉
呼出通話解除手段にて内線一斉呼出通話機能を解除に設
定するだけで、必要であれば任意にプライバシーを保て
る使い勝手の良い優れるインターホン装置を提供できる
という効果を奏する。
【0039】請求項2記載の発明によれば、請求項1記
載の発明の効果に加えて更に、必要に応じて内線一斉呼
出通話継続時間を可変できるので、更に使い勝手の良い
優れるインターホン装置を提供できるという効果を奏す
る。
【0040】請求項3記載の発明によれば、請求項2記
載の発明の効果に加えて更に、何処の部屋からでも必要
に応じて内線一斉呼出通話継続時間を可変して使用でき
るので、更に使い勝手の良い優れるインターホン装置を
提供できるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る一実施の形態のインターホン装置
を示すシステム構成図である。
【図2】上記インターホン装置のインターホン親機を示
すブロック図である。
【図3】上記インターホン装置のインターホン親機の外
観を示す斜視図である。
【図4】上記インターホン装置のインターホン親機の外
観の要部を示す部分図である。
【図5】上記インターホン装置のインターホン親機に増
設用チャイムを接続した状態を示す正面図である。
【図6】上記インターホン装置のインターホン副親機を
示すブロック図である。
【図7】上記インターホン装置の通話ランプの点灯状態
の種類を示す説明図である。
【図8】上記インターホン装置の呼出音の鳴動の種類を
示す説明図である。
【図9】上記インターホン装置のドアホン子器の外観を
示す斜視図である。
【符号の説明】
A インターホン親機 Bn インターホン副親機(但しnは1,2,3の整
数) Cn ドアホン子器(但しnは1,2の整数) 23 内線一斉呼出通話解除手段 24 内線一斉呼出通話継続時間可変設定手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 野林 正樹 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内 (72)発明者 旭田 正浩 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インターホン親機と、1または複数のド
    アホン子器と、1または複数のインターホン副親機とを
    含んで構成され、インターホン親機はドアホン子器とイ
    ンターホン副親機とを接続可能とし、インターホン副親
    機はインターホン親機と他のインターホン副親機とを接
    続可能としており、インターホン親機およびインターホ
    ン副親機の各々は、相互に音声を聞くことができて通話
    できる内線一斉呼出通話状態にする内線一斉呼出通話操
    作を可能としたものであるインターホン装置において、
    インターホン親機およびインターホン副親機の各々は、
    必要に応じて内線一斉呼出通話機能を解除するための、
    内線一斉呼出通話解除手段をそれぞれ備えることを特徴
    とするインターホン装置。
  2. 【請求項2】 前記内線一斉呼出通話状態は所定継続時
    間を経過すると自動的にオフするようにされており、前
    記所定継続時間を可変設定する内線一斉呼出通話継続時
    間可変設定手段を備えることを特徴とする請求項1記載
    のインターホン装置。
  3. 【請求項3】 前記インターホン親機およびインターホ
    ン副親機の各々が前記内線一斉呼出通話継続時間可変設
    定手段を備えており、内線一斉呼出通話継続時間は各々
    の内線一斉呼出通話継続時間可変設定手段に設定されて
    いる内線一斉呼出通話継続時間の中の最大時間になるよ
    うにしたことを特徴とする請求項2記載のインターホン
    装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2007104016A (ja) * 2005-09-30 2007-04-19 Aiphone Co Ltd インターホンシステム
JP2009088815A (ja) * 2007-09-28 2009-04-23 Yamaha Corp 放収音システム

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