JPS6226196Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS6226196Y2 JPS6226196Y2 JP16696778U JP16696778U JPS6226196Y2 JP S6226196 Y2 JPS6226196 Y2 JP S6226196Y2 JP 16696778 U JP16696778 U JP 16696778U JP 16696778 U JP16696778 U JP 16696778U JP S6226196 Y2 JPS6226196 Y2 JP S6226196Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- synthetic resin
- biaxially oriented
- surface layer
- layer
- thickness
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 claims description 41
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 claims description 41
- 239000002344 surface layer Substances 0.000 claims description 22
- 239000000463 material Substances 0.000 claims description 12
- 229920005989 resin Polymers 0.000 claims description 12
- 239000011347 resin Substances 0.000 claims description 12
- 239000011247 coating layer Substances 0.000 claims description 7
- 238000001746 injection moulding Methods 0.000 claims description 4
- 239000010410 layer Substances 0.000 claims description 3
- VVQNEPGJFQJSBK-UHFFFAOYSA-N Methyl methacrylate Chemical compound COC(=O)C(C)=C VVQNEPGJFQJSBK-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 2
- 229920001577 copolymer Polymers 0.000 claims description 2
- 229920003229 poly(methyl methacrylate) Polymers 0.000 claims description 2
- 239000004926 polymethyl methacrylate Substances 0.000 claims description 2
- 229920005573 silicon-containing polymer Polymers 0.000 description 6
- 238000000034 method Methods 0.000 description 3
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 2
- 230000000704 physical effect Effects 0.000 description 2
- 125000002924 primary amino group Chemical group [H]N([H])* 0.000 description 2
- 239000000126 substance Substances 0.000 description 2
- 239000004793 Polystyrene Substances 0.000 description 1
- 238000005299 abrasion Methods 0.000 description 1
- 230000001070 adhesive effect Effects 0.000 description 1
- 239000003795 chemical substances by application Substances 0.000 description 1
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000001125 extrusion Methods 0.000 description 1
- 239000000446 fuel Substances 0.000 description 1
- 239000011521 glass Substances 0.000 description 1
- 238000002347 injection Methods 0.000 description 1
- 239000007924 injection Substances 0.000 description 1
- 238000000465 moulding Methods 0.000 description 1
- 229920002285 poly(styrene-co-acrylonitrile) Polymers 0.000 description 1
- 239000004417 polycarbonate Substances 0.000 description 1
- 229920000515 polycarbonate Polymers 0.000 description 1
- 229920002223 polystyrene Polymers 0.000 description 1
- 230000003014 reinforcing effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Laminated Bodies (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
近年、自動車燃料の有効的利用を行うため、自
動車の軽量化がすすめられており、自動車の軽量
化のため素材の合成樹脂化が行われている。
動車の軽量化がすすめられており、自動車の軽量
化のため素材の合成樹脂化が行われている。
本考案は自動車等のガラスの軽量化を行うグレ
ージング材用合成樹脂板に係る。
ージング材用合成樹脂板に係る。
グレージング材として要求される性能は、まず
透明性と、耐衝撃性、表面の硬度、耐摩耗性、耐
候性等である。
透明性と、耐衝撃性、表面の硬度、耐摩耗性、耐
候性等である。
合成樹脂成形品の物理的性質、化学的性質等各
種性能に最も影響を与えるのは合成樹脂成形品の
表層である。又、合成樹脂成形品の性能は配向に
よつて著るしく異なり、２軸配向を与えることに
より物理的性質及び化学的性質を著るしく向上さ
せることができる。本考案は板状成形品の表層を
２軸配向させた層で形成し、優れた性能を有する
グレージング材用積層板を提供するものである。
種性能に最も影響を与えるのは合成樹脂成形品の
表層である。又、合成樹脂成形品の性能は配向に
よつて著るしく異なり、２軸配向を与えることに
より物理的性質及び化学的性質を著るしく向上さ
せることができる。本考案は板状成形品の表層を
２軸配向させた層で形成し、優れた性能を有する
グレージング材用積層板を提供するものである。
合成樹脂の２軸配向シートは一般に広く製造さ
れている。これ等の２軸配向シートは一般に1.5
mm以下の厚みのものが製作されており、1.5mm以
上の厚みの２軸配向シートは連続的に成形するこ
とは困難であり、又非連続的に成形する方法につ
いても米国再発行特許第24978号明細書等わずか
な報告しかない。前記再発行特許第24978号明細
書に報告されている方法も製作中に多大のスクラ
ツプが生じ、生産性に問題がある。
れている。これ等の２軸配向シートは一般に1.5
mm以下の厚みのものが製作されており、1.5mm以
上の厚みの２軸配向シートは連続的に成形するこ
とは困難であり、又非連続的に成形する方法につ
いても米国再発行特許第24978号明細書等わずか
な報告しかない。前記再発行特許第24978号明細
書に報告されている方法も製作中に多大のスクラ
ツプが生じ、生産性に問題がある。
本考案者は、板状成形品の両表層だけを連続的
に成形し得る薄い２軸配向した層で形成すること
により、経済的にも品質的にも優れた板状成形品
が得られることを発見した。この２軸配向した表
層を有する積層板の少くとも一方の表面に、硬度
に優れた塗布層を形成させることによりグレージ
ング材として優れた品質を有する合成樹脂板が得
られた。
に成形し得る薄い２軸配向した層で形成すること
により、経済的にも品質的にも優れた板状成形品
が得られることを発見した。この２軸配向した表
層を有する積層板の少くとも一方の表面に、硬度
に優れた塗布層を形成させることによりグレージ
ング材として優れた品質を有する合成樹脂板が得
られた。
本考案は0.3mm以上1.5mm以下の厚みを有し、且
つ４倍以上に２軸延伸し配向された透明剛性に優
れた合成樹脂の両表面層と、該表面層樹脂と相溶
性を有し、且つ表面層と密着された透明な剛性に
優れた合成樹脂の内核とよりなる厚さ３mmから20
mmの合成樹脂積層板であり、該積層板の少くとも
一方の表面に、硬度に優れたシリコン含有ポリマ
ーあるいはアミノ系硬化型樹脂等のごとき塗布層
を有するグレージング材用合成樹脂板である。
つ４倍以上に２軸延伸し配向された透明剛性に優
れた合成樹脂の両表面層と、該表面層樹脂と相溶
性を有し、且つ表面層と密着された透明な剛性に
優れた合成樹脂の内核とよりなる厚さ３mmから20
mmの合成樹脂積層板であり、該積層板の少くとも
一方の表面に、硬度に優れたシリコン含有ポリマ
ーあるいはアミノ系硬化型樹脂等のごとき塗布層
を有するグレージング材用合成樹脂板である。
本考案のグレージング材用合成樹脂板を図面に
より詳細に説明する。第１図において、合成樹脂
積層板は２軸配向された透明な合成樹脂の表層１
と表層１に密着した内核２とよりなり、その一方
の表面に硬度に優れた塗布層３を設ける。第２図
は塗布層３を両方の表面に設けた場合を示す。
より詳細に説明する。第１図において、合成樹脂
積層板は２軸配向された透明な合成樹脂の表層１
と表層１に密着した内核２とよりなり、その一方
の表面に硬度に優れた塗布層３を設ける。第２図
は塗布層３を両方の表面に設けた場合を示す。
グレージング材としては全体の厚みが３mm以上
20mm以下が好ましい。
20mm以下が好ましい。
２軸配向された合成樹脂の表層は、薄くなれば
その補強効果は小さくなり、一般には0.3mm以上
が必要であり、又、1.5mm以上の２軸配向シート
は安価に製造することは困難である。一般には
1.5mm以下の厚さのものが有効であり、更に好ま
しくは1.0mm以下が経済的である。表層は十分に
２軸配向されていることが好ましいが、一般には
４倍以上に２軸延伸されたものが有効である。
その補強効果は小さくなり、一般には0.3mm以上
が必要であり、又、1.5mm以上の２軸配向シート
は安価に製造することは困難である。一般には
1.5mm以下の厚さのものが有効であり、更に好ま
しくは1.0mm以下が経済的である。表層は十分に
２軸配向されていることが好ましいが、一般には
４倍以上に２軸延伸されたものが有効である。
２軸配向された表層と内核とは互いに相溶性を
有し密着することが必要であり、同一樹脂である
ことが好ましい。
有し密着することが必要であり、同一樹脂である
ことが好ましい。
硬度に優れた塗布層には、シリコン含有ポリマ
ーあるいはアミノ系硬化型樹脂等が用いられる。
シリコン含有ポリマーとは、多くの公知文献に報
告されているような合成樹脂成形品の表面硬化剤
として用いられているシリコン含有ポリマーであ
り、例えば米国特許第3429845号、米国特許第
3894881号および米国特許第3986997号の各明細書
等に述べられているシリコン含有ポリマーであ
る。表層とシリコン含有ポリマーとの接着性等が
悪い場合には表層の表面にベースコートを塗布
し、その上にシリコン含有ポリマーを塗布するこ
とが好ましい。第３図にベースコート４を塗布し
た場合の断面を示した。
ーあるいはアミノ系硬化型樹脂等が用いられる。
シリコン含有ポリマーとは、多くの公知文献に報
告されているような合成樹脂成形品の表面硬化剤
として用いられているシリコン含有ポリマーであ
り、例えば米国特許第3429845号、米国特許第
3894881号および米国特許第3986997号の各明細書
等に述べられているシリコン含有ポリマーであ
る。表層とシリコン含有ポリマーとの接着性等が
悪い場合には表層の表面にベースコートを塗布
し、その上にシリコン含有ポリマーを塗布するこ
とが好ましい。第３図にベースコート４を塗布し
た場合の断面を示した。
本考案では合成樹脂表面層と合成樹脂の内核と
は密着していることが必要である。本考案の合成
樹脂板に衝撃を加えると、表層の２軸配向合成樹
脂シートと内核樹脂とが剥離しつつ破壊すること
が多く、双方の密着度が良い程破壊強度は強い。
表層樹脂と内核樹脂とを密着させる方法には種々
あるが、例えば射出成形で成形することにより密
着させることができる。あらかじめ成形した２軸
配向シートを型キヤビテイに封入して成形する
と、高圧射出圧力により密着させることができ
る。更に好ましくは２軸配向シートの内核樹脂と
接する面を粗面にすることにより密着強度を更に
向上させることができる。又、射出成形時に型キ
ヤビテイを真空にすることも有効である。第４図
に２軸配向シートの内面５を粗面にした場合の本
考案の合成樹脂板を示した。
は密着していることが必要である。本考案の合成
樹脂板に衝撃を加えると、表層の２軸配向合成樹
脂シートと内核樹脂とが剥離しつつ破壊すること
が多く、双方の密着度が良い程破壊強度は強い。
表層樹脂と内核樹脂とを密着させる方法には種々
あるが、例えば射出成形で成形することにより密
着させることができる。あらかじめ成形した２軸
配向シートを型キヤビテイに封入して成形する
と、高圧射出圧力により密着させることができ
る。更に好ましくは２軸配向シートの内核樹脂と
接する面を粗面にすることにより密着強度を更に
向上させることができる。又、射出成形時に型キ
ヤビテイを真空にすることも有効である。第４図
に２軸配向シートの内面５を粗面にした場合の本
考案の合成樹脂板を示した。
本考案に述べる合成樹脂には一般に押出成形、
射出成形に用いられる透明な合成樹脂がすべて含
まれるが、特にポリメチルメタクリレートあるい
はメチルメタアクリレートを主成分とする共重合
体、ポリカーボネート、ポリスチレン、スチレン
−アクリロニトリル共重合体等の剛性に優れた透
明な合成樹脂は良好に使用できる。表層の合成樹
脂と内核の合成樹脂とは同種の樹脂でもよく、互
いに接着性を有する異種の合成樹脂でもよい。
射出成形に用いられる透明な合成樹脂がすべて含
まれるが、特にポリメチルメタクリレートあるい
はメチルメタアクリレートを主成分とする共重合
体、ポリカーボネート、ポリスチレン、スチレン
−アクリロニトリル共重合体等の剛性に優れた透
明な合成樹脂は良好に使用できる。表層の合成樹
脂と内核の合成樹脂とは同種の樹脂でもよく、互
いに接着性を有する異種の合成樹脂でもよい。
本考案品は軽量であり、耐衝撃性、表面硬度等
の諸物性に優れたグレージング材用合成樹脂板で
あつて実用上の効果が大きい。
の諸物性に優れたグレージング材用合成樹脂板で
あつて実用上の効果が大きい。
第１図〜第４図はいずれも本考案のグレージン
グ材用合成樹脂板例の断面説明図である。 １……２軸配向された合成樹脂表層、２……内
核、３……硬度に優れた塗布層、４……ベースコ
ート。
グ材用合成樹脂板例の断面説明図である。 １……２軸配向された合成樹脂表層、２……内
核、３……硬度に優れた塗布層、４……ベースコ
ート。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 0.3mm以上1.5mm以下の厚みを有し且つ４倍以
上に２軸延伸し配向された透明な剛性に優れた
合成樹脂の両表面層と、該表面層樹脂と相溶性
を有し且つ表面層と密着された透明な剛性に優
れた合成樹脂の内核とよりなる厚さ３mmから20
mmの合成樹脂積層板の少くとも一方の表面に、
硬度に優れた塗布層を設けてなるグレージング
材用合成樹脂板。 (2) 合成樹脂がポリメチルメタクリレートあるい
はメチルメタクリレートを主成分とする共重合
体である実用新案登録請求の範囲第１項に記載
の合成樹脂板。 (3) 合成樹脂積層板が、２軸配向された合成樹脂
シートを型キヤビテイに封入し合成樹脂を射出
成形して密着させたものである実用新案登録請
求の範囲第１項または第２項に記載のグレージ
ング材用合成樹脂板。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16696778U JPS6226196Y2 (ja) | 1978-12-06 | 1978-12-06 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16696778U JPS6226196Y2 (ja) | 1978-12-06 | 1978-12-06 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5583343U JPS5583343U (ja) | 1980-06-09 |
| JPS6226196Y2 true JPS6226196Y2 (ja) | 1987-07-04 |
Family
ID=29166739
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16696778U Expired JPS6226196Y2 (ja) | 1978-12-06 | 1978-12-06 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6226196Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS59152855A (ja) * | 1983-02-22 | 1984-08-31 | 旭化成株式会社 | 強靭な多層アクリルシ−ト状成形品 |
-
1978
- 1978-12-06 JP JP16696778U patent/JPS6226196Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5583343U (ja) | 1980-06-09 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JPH06501215A (ja) | 熱成形可能な支持層を有する表面フィルム | |
| EP0361823A3 (en) | A process for forming a composite structure of thermoplastic polymer and sheet molding compound | |
| KR880009070A (ko) | 보호 코팅물을 가진 가요성 루우버(louver)플라스틱필름의 제조방법 및 그 방법에 의해 제조된 필름 | |
| JP2007526150A5 (ja) | ||
| ES532952A1 (es) | Mejoras introducidas en un procedimiento de termoformacion en un molde de una primera lamina de poli (tereftalato de etileno) | |
| EP0881261A4 (en) | ACRYLIC SHEET AND MOLDINGS MADE USING SAME | |
| US3679510A (en) | Weather resistant moldable laminate | |
| GB1372237A (en) | Process for the production of an article having an integral mirror surface | |
| EP0933183A4 (en) | SHEET FOR MOLDED DECOR WITH INTEGRATED METAL SHEET AND PROCESS FOR PRODUCING MOLDED RESIN HAVING SUCH A DECORATION USING THE SAME | |
| JP3494527B2 (ja) | 艶消しインサート成形品およびその製造方法 | |
| CA2022941A1 (en) | Composite molded articles and method therefor | |
| JPS6226196Y2 (ja) | ||
| EP0285974A3 (de) | Flächiger Verbundwerkstoff mit einer aluminiumhaltigen Oberflächenschicht, Verfahren zur Herstellung des flächigen Verbundwerkstoffs und dessen Verwendung | |
| JP2946573B2 (ja) | 表面保護用フィルムおよび表面保護層を有する合成樹脂成型品の製造方法 | |
| JP2964590B2 (ja) | 離型紙 | |
| JP4107917B2 (ja) | インサート成形用シートおよびインサート絵付け品の製造方法 | |
| JPH0890594A (ja) | 熱可塑性樹脂成形品の絵付け成形方法 | |
| JPS61120102A (ja) | リフレクタ−及びその製法 | |
| JPH07164475A (ja) | プラスチック製ガラス構造体の製造方法 | |
| JPH0549426U (ja) | 合成樹脂製自動車用窓 | |
| JPH02108600A (ja) | 転写箔 | |
| JPH0421588B2 (ja) | ||
| JPS6128902A (ja) | プラスチツク防眩ミラ−及びその製法 | |
| JPS6014693B2 (ja) | 凹凸模様を有する合成樹脂板の製造方法 | |
| JP2576513Y2 (ja) | 成形用シートおよび絵付け成形品 |