JPS62258029A - トイレタンクの出口バルブ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、トイレタンクの出口バルブに関するものであ
り、特にトイレタンク内の排水と溢水管の両方に使用す
ることのできる浮球のない出口バルブに関するもので、
そのバルブは２段階で開くことができ、修理や取りはず
しの際に而単に移動することができるトイレタンクの出
口バルブに関する。

〔従来の技術及びその問題点〕

水洗トイレの水槽の中に従来用いられてきた出口バルブ
は、出口バルブと溢水管と制御浮球から成り立っている
。このような出口バルブは節水機構がないためトイレで
排水する度に、浮球制御されたバルブの開及び閉の持続
時間やバルブの穴が常に同じであった。よってトイレが
大便または小用の***のどちらに使用されようとも排水
管を流れる水の量は同じである。すなわち１回の排水で
水槽が完全に排水するまで水が流れ続ける。このような
水の放出は時に大変な浪費となる。

一般に、節水機構は節水の目的を達成する為にトイレの
タンクを使用して発達してきており、すでに商品の何種
類かは市場に出回っている。しかし、付加の設備やタン
ク内の入口及び出口バルブの全体の交換が必要なうえに
この節水機構の生産において複雑な組み立てが必要なこ
とやコストが高い為に、非常に不便な物となっている。

又、従来の出口バルブ内の金属のバルブシートを覆う為
に適合されたバルブは、金属のシートによって固定され
たただのゴムのシートのバルブである。何回か使用する
とこのようなゴムのバルブは金属との摩擦によって簡単
にすりきれるか又は、パルプ出口のへり自身がさびてし
たがって平らでなくなってくる。このようにバルブが密
閉に関して完全でなくなり、結果として水の浪費となる
タンクの漏洩へとつながる。このような欠損はすりきれ
たものを新しいバルブシートに交換することによって補
修できるが、新しいバルブシートの取りつけは、道具の
助けをかりてのみ行うことができ、異なった道具が必要
であるということは、一般に日常で不便であるというこ
とを示しているといえる。

パルプ出口のへりのさびに関しては、その唯一の解決法
は、新しい出口管連結品に交換することかもしれない。

さらに、従来の出口バルブでは浮球が漏れたリパンクし
たりして役に立たなくなったり又は、溢水管がさびたり
した場合に、一体全部を取り除いて新しい一体と取り換
えることが必要であろう。同じようにその取り換え作業
には、道具を使用せねばならず、これもやはり厄介であ
る。

〔問題点を解決するための手段〕

この発明は、従来の出口バルブにおける前記の不便な点
を改良し、正確な作用を配し、簡単にタンク内に取り付
けることができ、節水に効果的である水洗トイレ用の新
しい出口バルブを与えることが目的である。

したがってこの発明の主な目的は、溢水管１３と、バル
ブシート１５が一体となった出口バルブで、組み立ての
際には、何も道具を使わずに一体を少し正又は負き方向
にまねすだけでよいようなタンク内使用の出口バルブを
与えることである。

さらにこの発明の目的は、浮球や浮球の腕のような付属
品がなく、それで、全体の構造は事実上簡潔で、大きさ
も小さく、タンク内に取り付けた時空間の節約にもなる
ようなトイレタンク内使用の出口バルブを与えることで
ある。

さらにこの発明の目的は、帽子型の制御体３とバルブ体
との連結によって使用者の要求に合わせてタンク内の水
を全部または一部排水することができ、節水に効果的で
あるようなトイレタンク内使用の出口バルブを与えるこ
とである。

この発明の別の目的は、その溢水管１３が水の表面の近
（で開いており外の残骸がその管の中へ入り、妨害を起
こすようなことを防ぐようになっているようなトイレタ
ンク内使用の出口バルブを与えることである。

さらにこの発明の別な目的は、密閉が不完全な為におこ
る漏洩の欠点を防止することができ、常にバルブシート
１５を密閉の状態に保つことができるような拡張したゴ
ムのバルブ体を用いたトイレタンク内使用の出口バルブ
を与えることである。

本発明によるトイレタンク内使用の出口バルブは以下の
ものを含む。

（１１垂直に配置された溢水管１３と、水平に配置され
該溢水管１３の下端部に一体となって形成されて該溢水
管１３とでＬ型を作るように片側に広がっており該溢水
管１３と繋がったバルブ出口１４をその上に備えている
バルブシート１５を持つようなバルブ本体１と； 湾曲した網目状円盤２工から成る前部と、Ｕ字型の腕２
２のバルブを支える部品から成る後部と、該網目状円盤
２１の下に配置され上の該バルブシート１５のバルブ出
口１４を密閉するガス嚢バルブ２６を持つバルブ部品２
で、腕２２の後端部が該溢水管１３の末端部を軸として
連結することによって該ガス嚢バルブ２６がバルブ出口
１４に関する開閉を行うことができるようになっている
バルブ部品２と；やや１ｍ子型の空洞体３１でその前壁
３２には縦に延びた突出バー３４を備え、該突出バー３
４は、バルブシー目５と腕２２の為の止めを上下それぞ
れに備えているような空洞体３１から成り立っている制
御体３で、該空洞体３１の下部の前端部は、垂直に動き
、該溢水管１３の下端部を軸として連結している制御体
３とよりなり； 該バルブは、腕２２の開放端が該制御体３の突出バー３
４の上端部に接触している間は、該バルブ２６は普通に
バルブ出口１４を密閉しており、人の代作によりバルブ
２６がやや開けられると、該制御体３は、該バルブ２６
が開いた状態に保持するような動作は行わないがしかし
、該バルブ２６が完全に開き、腕２２が該制御体３の突
出バー３４の下部の結合部分に固定されると、制御体３
が下がり腕２２が該結合部分から解放されるところにま
で水位が下がるまで該バルブは完全に開いた状態で保持
されており、水位が下がると該バルブが自動的に閉まる
。

（２）第１項の出口バルブ内の溢水管１３はその上端が
閉じられており、溢水口１２は、該溢水管１３の上部前
壁に備えられており該溢水管１３の下端部は、接続管１
６の水路１７を通して該バルブシー目５の出口１４と連
結している。

（３）第１項の出口バルブ内の該バルブシート１５の上
部のへりは、やや前方に傾いた表面でできており、その
下端部の周囲の壁１８はまわすことによってトイレのタ
ンク上の管付属晶４とバルブシート１５を接続すること
ができるようにするための固定溝１９を持っている。

（４）　　第１項の出口バルブ内のバルブ２６は下側が
開いたガス嚢本体からできた中心部と、頂点から底辺ま
で、網目平円盤２１のフランジ２４と結合されるように
できている結合フランジ２３と、該バルブ出口の周辺縁
を密閉することができる密閉フランジ２７とからなる周
辺部分から成っている。

（５）第１項の出口バルブ内の制御体３は、下側が開い
ており上側が形としてはやや半球形の空洞体３１からで
きており、該空洞体３１の前壁３２の中心部には垂直に
のびた突出バー３４があり、該突出バー３４の下部は固
定部分、さらに下部は枢軸となる部分から成る。該制御
体３はたいていいつも該空洞体３１に流入する水の水圧
と突出バー３４を該腕２２の末端と接触させる浮力の下
で前へ上へと浮いた状態に保たれており、該空洞体３１
内の水の量が不充分だったり、無いときには、該制御体
３は枢軸点に関し下がってきてしたがって該腕２２と分
離する。

〔実施例〕

第１図において、従来のものと同様に作用レバーＣと排
水ハンドルＤの使用に適応した水洗トイレのタンクＢの
中に設置されている本発明の出口バルブＡが示されてい
る。さらに図の中に入口バルブＥが示されている。

第２図に表されたように本発明の出口バルブＡはバルブ
本体１．バルブ本体１の下部を軸として枢支されており
バルブの出口に関して開閉を行うバルブ部品２．バルブ
本体１の下部を軸として枢支されておりバルブ部品の後
部にある制御体３を含んでいる。

パルプ本体１は上１！１１で閉じられており上端部の片
側に溢水口１２を持つような垂直に置かれた溢水管１３
と、片側に広がっている溢水管１３の下端部にあり排水
管１３とでややＬ型をしているところの末端部に位置し
ておりまたバルブ出口１４を備えているバルブシート１
５から成る。このバルブシート１５の出口１４は接続管
１６と水路１７によって、溢水管１３の末端部にある出
口１０と接合されている。バルブシート１５のバルブ出
口１４の上端はやや傾いているが下端は水平に保たれて
おり、この下端部の周壁１８は回すことによって上述の
出口管付属品４と接続される複数の固定溝１９とで形成
されている。

パルプ部品２は、湾曲した板のような綱目状円盤２１か
ら成る前部と後方や上方に傾いたり延びたりするＵ字型
の腕２２から成る後部を持っている支持部品２０と、周
囲に作られた断面から見るとＵ字型のフランジ２３によ
って上述の円盤２１のフランジ２４と固く結合されてお
り中心に穴２５を持つガス置型バルブ２６から成る。こ
のバルブ２６は、上述のフランジ２３の下に位置してい
る密閉フランジ２７によって前記のバルブシーＨ５のバ
ルブ出口１４を密封する（第５図参照）。又、第４図に
示されたように円盤２１に接続してＵ字型の腕２２があ
り、ストップパー２８とやや後方に内部へ突出した２つ
のシャフト２９を備えている。これらの２つの突出した
シャフト２９を溢水管１３の下部の両側に作られている
２つの穴の中に差し込むことによってバルブ部品２が、
該シャフト２９の回りを回転することができる。次に円
盤２１の前端部に鎖又はロープベルト５が接続されてお
りその他方端は作用レバーＣに接続されている。

次に出口バルブの制御部品３は、上側が閉じており下側
に完全に開いたやや帽子型の空洞体３１から成る。この
空洞体３１は、前壁３２と２つの側壁３０を持っＹおり
側壁３０は、湾曲した後壁３３から前壁３２の前方に突
出して伸びている。前壁３２の中央に、上側にまで伸び
た突出バー３４があり、下部には２つの突出した腕３６
があり各々の内側の壁に支点ピン３５を持っている。こ
れらの突出した腕３６の支点ピン３５は、溢水管１３の
下部の後壁につくられた突出した柄１３１の穴１３２の
中にそれぞれかみあわされて、それを支点として制御体
３が垂直に回転することができる。

トイレのタンクの出口バルブは通常開じた状態で保持さ
れてＵ字型の腕２２の後部が突出バー３４の上端部に接
触しており、ガス嚢パルプ２６はフランジ２７によって
パルプ出口１４を密閉する。

本発明の出口バルブＡが短時間で取り付け、また取りは
すしをすることができるという設計に従って、上端部の
周壁の輪溝４１にバッキング４２がありこのバッキング
４２の下に位置する周壁に前記の固定溝１９と結合され
る固定突出物４３がある出口管付属品４と、トイレのタ
ンクＢの底が適合しなければならない。節単に出口バル
ブＡを回すことによって固定溝１９が固定突出物４３に
結合されるように動かされると、バッキング４２によっ
て防水性を持って出口管付属品４にこの固定パルプＡが
接合さる。出口バルブＡを取りはずす為には、単にバル
ブを逆方向に回せばよい。出口管付属品４はさらに、そ
の中心部にフランジ４４を備えており、フランジの下に
トイレのタンクのシーリングワッシャー４５があり、こ
のワッシャーの下にトイレのタンクＢ上に出口管付属品
４を設置するためのナツト４６があり、付属品の最下部
にさらに出口管６を付ける為のナツト４７がある。実際
には、出口管付属品４がその上端部に持つ前記のバッキ
ング４２と固定突出物４３を除いては、トイレのタンク
と出口管付属品との接合部分と出口管と出口管付属品と
の接合部分が防水性を持つという条件を満たす限りにお
いては、構造の他の部分に対しては、従来のいかなる管
付属品でも又は他の種類の構造のものでも本発明に用い
ることができる。

この発明における上述の構造により、トイレのタンクが
永久に前記の管付属品４に接続されると、回し固定させ
ることにより出口バルブＡが設置され付属品４と一体化
される。この作業では何も道具を使用する必要がないの
でこの発明の出口バルブＡの設置は非常に筒車で便利で
ある。さらに使用者が節水の為に排水の際はんの少量の
水を放出しなければならない時には、２段階の排水ハン
ドルＤを操作して作用レバーを通しいくらか鎖５を上に
もちあげることによって、それを実行することができる
。このようにして、第７図において点線で示されたよう
に腕２２の末端が制御体３の突出バー３４に依然として
接触した状態にあるようなスイッチの配置の状態でバル
ブ２６がその下のパルプ出口１４を開けるようにシャフ
ト２９を中心にして持ち上げられると、バルブ出口の開
きは比較的小さくゆえに水の排出量も少ない。さらにス
イッチを配置していた手を放すと、バルブ２６はそれ自
身の重量によって出口を閉ざし、再び第２図の状態に戻
る。しかし排水ハンドルＤの２段階目の位置が鎖５を持
ち上げて、腕２２の末端がシャフト２９を介して突出バ
ー３４の下部の凹所にくるまで下方へ動くと、制御体３
の中央の空洞部に流入する水の浮力と重心の自己修正の
結果として支点ピン３５を介して制御体３が左回りの方
向に回転することにより、突出バー３４の下端部が腕２
２の末端に固定されることになり、それによりバルブ２
が完全に開いた位置に保たれる。ゆえに、手をスイッチ
の配置から放しても制御体３の中央の空洞部の内部の水
量と浮力がバルブ２の重力の平衡を保てなくなるところ
に水位が下がるまでバルブ２は水を排出し、水“位が下
がるとそのバルブは自動的に閉じる。ゆえに、要求に従
ってトイレに行く者が、鎖を上がったままに保つことに
よって自動的に多くの水量をタンクから排水させること
もできるし、又は彼が排出ハンドルを押す時間に対応し
た適当な水の量を排出することも望むことができ、この
ようにしてトイレを使う人の要求に応じた節水の目的を
達成させることができる。制御体３の中の水の量が減り
水の力がバルブ２の重力の平衡を保つのに充分でなくな
るところまで水位が下がるとバルブ２は下がりバルブ出
口１４を閉じてそしてまた同時に第２図で示されたよう
な状態へ制御体３が戻る。

バルブ２の開閉の作用においてバルブ２６を形作ってい
るガス量型と、２重のフランジ２３　、２４の存在によ
りバルブ２６が柔軟性と緩衝の効果を有する結果になっ
ておりバルブ出口に適当に密着するような形に自分自身
を自動的に保つ。バルブシート１５は平滑かつさびない
ように保つことができるプラスチックと、高精度のバル
ブ出口１４から成っておりそれによってバルブの使用に
おける耐久性を増加させると同時にバルブ出口１４の密
閉を確実にすることができる。また溢水管１３は完全に
上末端で閉じられているので、他の物質が直接管にはい
り管の中で妨害を起こすような恐れは全くない。さらに
ステンレススチールからできている鎖５を除いて残りの
すべての部品は、酸−アルカリと化学的に抵抗力のある
プラスチックと合成ゴムからできており、これらにより
部品の酸化と腐食の防止に役立ち、それによって使用の
寿命が延びる。もし、予期せずバルブ２６が破壊されも
はや密閉を行うことができない場合は、そのバルブを取
りはずし新しいバルブを取りつけるだけのことをすれば
よいが、その際には、道具は全く必要としないので誰で
もその取りつけをひとりで実行することができ非常に簡
単である。特にもし全体のバルブ一体に故障があったと
き（その可能性はもちろん非常に少ないが）、中心のバ
ルブ本体１を付属品４に対し少し回すだけでよく簡単に
とりはずすことができる。修理したバルブ一体又は新し
い一体を同様な方法で回すことにより簡ｉｉｌに設置す
ることができ、配管工をやとう必要もなく又、特別な道
具を使う必要もない。したがって本発明は使用にあたっ
て実用的に便利である。

本発明は、好ましい実施例に関して述べたが、本発明の
視野から離れることなく様々な変化や修正を技術的に行
うことができる。

〔発明の効果〕

本発明の出口バルブは、組み立て、取りはすしの際には
何も道具を使うことなくバルブ本体を付属品に対し正又
は負の方向にまねすだけでよく便利である。さらに本発
明の出口バルブは、浮球や浮球の鋺のような付属品を必
要とせず、全体の構造が簡潔かつ小型でタンク内にとり
付けた時空間の節約になる。さらに本発明の出口バルブ
は、帽子型の制御体と腕との連結によって使用者の要求
に合わせてタンク内の水を全部又は一部排水することが
でき、節水に効果的である。また、本発明の出口バルブ
の溢水管は、その出口が水面の近くで開いており外の残
骸が管の中へ入り妨害を起こすようなことを防ぐように
なっている。さらに拡張したゴムのバルブ体を用いるこ
とにより密閉が不完全な為におこる漏洩の欠点をなくし
、漏洩による水の浪費を防止することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の好ましい実施例の出口バルブが取り付
けられているトイレのタンクの斜視図、第２図は第１図
内に示された出口バルブの一部断面とした側面図、第３
図は第２図内に示された出口バルブの底面図、第４図は
本発明による出口バルブのバルブ部品の平面図、第５図
は本発明による出口バルブの主要部分の縦断面図、第６
図は本発明の出口バルブと共に使用する管接続部の半断
面図、第７図は本発明の出口バルブの動作を示す側面図
である。 １３・・・・・・溢水管、１４・・・・・・バルブ出口
、１５・・・・・・バルブシート、ｌ・・・・・・バル
ブ本体、２１・・・・・・円盤、２２・・・・・・腕、
２６・・・・・・ガス量バルブ、２・・・・・・バルブ
部品、３１・・・・・・空洞体、３２・・・・・・前壁
、３４・・・・・・突出バー、３・・・・・・制御体、
１２・・・・・・溢水口、１６・・・・・・接続管、１
７・・・・・・水路、１８・・・・・・周壁、４・・・
・・・付属品、１９・・・・・・固定溝、２３・・・・
・・結合フランジ、２４・・・・・・フランジ、２７・
・・・・・密閉フランジ。 ＦＩＧ、６

Claims (5)

【特許請求の範囲】
1. （１）垂直に配置された溢水管と、水平に配置され該溢
   水管の下端部に一体となって形成されて該溢水管とでＬ
   型を作るように片側に広がっており該溢水管と繋がった
   バルブ出口をその上に備えているバルブシートを持つよ
   うなバルブ本体と； 湾曲した網目状円盤から成る前部と、Ｕ字型の腕のバル
   ブを支える部品から成る後部と、該網目状円盤の下に配
   置され上の該バルブシートのバルブ出口を密閉するガス
   嚢バルブを持つバルブ部品で、腕の後端部が該溢水管の
   末端部を軸として連結することによって該ガス嚢バルブ
   がバルブ出口に関する開閉を行うことができるようにな
   っているバルブ部品と； やや帽子型の空洞体でその前壁には縦に延びた突出バー
   を備え、該突出バーは、バルブシートと腕の為の止めを
   上下それぞれに備えているような空洞体から成り立って
   いる制御体で、該空洞体の下部の前端部は、垂直に動き
   、該溢水管の下端部を軸として連結している制御体とよ
   りなり； 該バルブは、腕の開放端が該制御体の突出バーの上端部
   に接触している間は、該バルブは普通にバルブ出口を密
   閉しており、人の操作によりバルブがやや開けられると
   、該制御体は、該バルブが開いた状態に保持するような
   動作は行わないがしかし、該バルブが完全に開き、腕が
   該制御体の突出バーの下部の結合部分に固定されると、
   制御体が下がり腕が該結合部分から解放されるところに
   まで水位が下がるまで該バルブは完全に開いた状態で保
   持されており、水位が下がると該バルブが自動的に閉ま
   ることを特徴とするトイレタンクの出口バルブ。
2. （２）出口バルブ内の溢水管はその上端が閉じられてお
   り、溢水口は、該溢水管の上部前壁に備えられており該
   溢水管の下端部は、接続管の水路を通して該バルブシー
   トの出口と連結していることを特徴とする特許請求の範
   囲第１項記載のトイレタンクの出口バルブ。
3. （３）出口バルブ内の該バルブシートの上部のへりは、
   やや前方に傾いた表面でできており、その下端部の周囲
   の壁は回すことによってトイレのタンク上の管付属品と
   バルブシートを接続することができるようにするための
   固定溝を持っていることを特徴とする特許請求の範囲第
   １項記載のトイレタンクの出口バルブ。
4. （４）出口バルブ内のバルブは下側が開いたガス嚢本体
   からできた中心部と、頂点から底辺まで、網目平円盤の
   フランジと結合されるようにできている結合フランジと
   、該バルブ出口の周辺縁を密閉することができる密閉フ
   ランジとからなる周辺部分から成っていることを特徴と
   する特許請求の範囲第１項記載のトイレタンクの出口バ
   ルブ。
5. （５）出口バルブ内の制御体は、下側が開いており上側
   が形としてはやや半球形の空洞体からできており、該空
   洞体の前壁の中心部には垂直にのびた突出バーがあり、
   該突出バーの下部は固定部分、さらに下部は枢軸となる
   部分から成る。 該制御体はたいていいつも該空洞体に流入する水の水圧
   と突出バーを該腕の末端と接触させる浮力の下で前へ上
   へと浮いた状態に保たれており、該空洞体内の水の量が
   不充分だったり無いときには、該制御体は枢軸点に関し
   下がってきてしたがって該腕と分離することを特徴とす
   る特許請求の範囲第１項記載のトイレタンクの出口バル
   ブ。