JPS62250588A - スタテイツク型ram - Google Patents

スタテイツク型ram

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JPS62250588A
JPS62250588A JP61092059A JP9205986A JPS62250588A JP S62250588 A JPS62250588 A JP S62250588A JP 61092059 A JP61092059 A JP 61092059A JP 9205986 A JP9205986 A JP 9205986A JP S62250588 A JPS62250588 A JP S62250588A
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JP
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mosfet
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Application number
JP61092059A
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English (en)
Inventor
Shuichi Miyaoka
修一 宮岡
Kazuhisa Miyamoto
和久 宮本
Kayoko Kono
江野 佳代子
Masanori Odaka
小高 雅則
Katsumi Hagiue
萩上 勝己
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、スタティック型RAM (ランダム・アク
セス・メモリ)に関するもので、例えば、CMO3(相
補型MOS>回路により構成されるスタティック型RA
Mに利用して有効な技術に関するものである。
〔従来の技術〕
CMOSスタティック型RAMにおけるメモリセルは、
例えばそのゲートとドレインが交差接続された記憶用M
OSFETと、これらの記憶用MOSFETのドレイン
に設けられたポリシリコン高抵抗からなる情報保持部と
、その一対の入出力端子と相補データ線との間に設けら
れた伝送ゲー1−M03FETとにより構成される。上
記相補データ線には、NチャンネルMOSFETからな
る負荷MOSFETが設けられる。このようなスタティ
ック型RAMに関しては、例えば、特開昭59−754
86号公報参照。
〔発明が解決しようとする問題点〕
大記憶容量化のために上記メモリセルを構成する記憶用
MOS F ETのサイズは小さく形成される。これに
より、その記憶用MOSFETは、小さなコンダクタン
スを持つものとなる。したがって、上記負荷MOSFE
Tのコンダクタンスもこれに対応して小さなコンダクタ
ンスを持つようにされる。上記のようにNチャンネル型
の負荷MOSFETを用いた場合には、そのしきい値電
圧により電源電圧がレベルシフトされて相補データ線に
供給されること、及び上記のように記憶用MOSFET
のコンダクタンスが小さくされることによって、例えば
、メモリセルが選択されたとき、相補データ線の電位は
、選択されたメモリセルの記憶情報に従った読み出し信
号のロウレベルとハイレベルが約2vと2.3vのよう
な中間電圧にされる。このことにより、メモリセルの内
部電圧が比較的低い電位にされる結果、スタティック型
RAMの耐α線強度を低下させる大きな原因となってい
ることが本願発明者の検討により明らかにされた。すな
わち、上記メモリセルの耐α線強度は、記憶用MOS 
F ETのゲート容量に蓄えられた電荷量の差により決
定される。したがって、メモリセルの内部電圧が上述の
ように低い電位にされた状態では、上記ゲート容量に蓄
積される情報記憶電荷量の差が微小なものになってしま
う。このため、α線の照射によって発生したキャリアに
より上記記憶電荷量の差がなくなり、メモリセル情報が
反転してしまう。
この発明の目的は、耐α線強度の向上と、高速動作化を
実現したスタティック型RAMを提供することにある。
この発明の前記ならびにそのほかの目的と新規な特徴は
、本明細書の記述および添付図面から明らかになるであ
ろう。
〔問題点を解決するための手段〕
本願において開示される発明のうち代表的なものの概要
を簡単に説明すれば、下記の通りである。
すなわち、スタティック型メモリセルの一対の入出力ノ
ードが結合された一対の相補データ線に、定常的にオン
状態にされる第1のPチャンネル型負荷MOS F E
Tと、書き込み動作の時にオフ状態にされる第2のPチ
ャンネル型負荷M OS F ETとがそれぞれ並列形
態に接続されてなる負荷回路を設けるとともに、Nチャ
ンネルMOS F ETとPチャンネルMOSFETと
の並列形態からなるカラムスイッチ回路により相補デー
タ線を共通データ線に接続し、この共通相補データ線に
書き込み動作のときにオフ状態にされるプルアップMO
SFETを設けるものである。
〔実施例〕
第1図には、この発明の一実施例の回路図が示されてい
る。特に制限されないが、同図のRAMは、公知のCM
O3集積回路技術によって1個のシリコン単結晶のよう
な半導体基板上に形成される。
特に制限されないが、集積回路は、単結晶N型シリコン
からなる半導体基板に形成される。PチャンネルMOS
FETは、かかる半導体基板表面に形成されたソース領
域、ドレイン領域及びソース領域とドレイン領域との間
の半導体基板表面に薄い厚さのゲート絶縁膜を介して形
成されたポリシリコンからなるようなゲート電極から構
成される。NチャンネルMOS F ETは、上記半導
体基板表面に形成されたP型ウェル領域に形成される。
これによって、半導体基板は、その上に形成された複数
のPチャンネルMOSFETの共通の基板ゲートを構成
する。P型ウェル領域は、その上に形成されたNチャン
ネルMOSFETの基板ゲートを構成する。
メモリアレイM−ARYは、代表として例示的に示され
ているマトリックス配置された複数のメモリセルMC,
ワード、%1IWOないしWn及び相補データ線Do、
DOないしDl、DIから構成されている。
メモリセルMCのそれぞれは、互いに同じ構成にされ、
その1つの具体的回路が代表として示されているように
、ゲートとドレインが互いに交差接続され、かつソース
が回路の接地点に結合されたNチャンネル型の記憶MO
SFETQ1.Q2と、上記MOSFETQ1.Q2の
ドレインと電源端子VCCとの間に設けられたポリ (
多結晶)シリコン層からなる高抵抗R1,R2とを含ん
でいる。上記MOSFETQ1.Q2の共通接続点と相
補データ線Do、Doとの間にNチャンネル型の伝送ゲ
ートMOSFETQ3.Q4が設けられている。同じ行
に配置されたメモリセルの伝送ゲートMOSFETQ3
.Q4等のゲートは、それぞれ例示的に示された対応す
るワード線WO〜Wn等に共通に接続され、同じ列に配
置されたメモリセルの入出力端子は、それぞれ例示的に
示された対応する一対の相補データ線(ビット線又はデ
ィジット線”)DO,DO及びDi、Dl等に接続され
ている。
メモリセルにおいて、MOSFETQ1.Q2及び抵抗
R1,R2は、一種のフリップフロップ回路を構成して
いるが、情報保持状態における動作点は、普通の意味で
のフリップフロップ回路のそれと随分異なる。すなわち
、上記メモリセルMCにおいて、それを低消費電力にさ
せるため、その抵抗R1は、MOSFETQIがオフ状
態にされているときのMOSFETQ2のゲート電圧を
そのしきい値電圧よりも若干高い電圧に維持させること
ができる程度の著しく高い抵抗値にされる。
同様に抵抗R2も高抵抗値にされる。言い換えると、上
記抵抗RI R2は、MOS F ETQ 1、Q2の
ドレインリーク電流を補償できる程度の高抵抗にされる
。抵抗R1、R2は、MOS F ETQ2のゲート容
it(図示しない)に蓄積されている情報電荷が放電さ
せられてしまうのを防ぐ程度の電流供給能力を持つ。
この実施例に従うと、RAMがCMO3−IC技術によ
って製造されるにもかかわらず、上記のようにメモリセ
ルMCはNチャンネルMOSFETとポリシリコン抵抗
素子とから構成される。
この実施例のメモリセル及びメモリアレイは、上記ポリ
シリコン抵抗素子に代えてPチャンネルMOS F E
Tを用いる場合に比べ、その大きさを小さくできる。す
なわち、ポリシリコン抵抗を用いた場合、駆動MOSF
ETQI又はQ2のゲート電極上に形成できるとともに
、それ自体のサイズを小型化できる。そして、Pチャン
ネルMOSFETを用いたときのように、駆動MOSF
ETQl、Q2から比較的大きな距離を持って離さなけ
ればならないことがないので無駄な空白部分が生じない
同図において、各相補データ線Do、Do及びD%、D
Iと電源電圧Vccとの間には、そのゲートに定常的に
回路の接地電位が供給されることによって抵抗素子とし
て作用するPチャンネル型の負荷MOSFETQ5〜Q
8が設けられる。これらのMOSFETQ5〜Q8は、
そのサイズが比較的小さく形成されることによって、小
さなコンダクタンスを持つようにされる。これらの負荷
MOSFETQ5〜Q8には、それぞれ並列形態にPチ
ャンネル型の負荷MOSFETQ9〜Q12が設けられ
る。これらの負荷MOSFETQ9〜Q12は、そのサ
イズが比較的大きく形成されることによって、比較的大
きなコンダクタンスを持つようにされる。上記MOSF
ETQ9〜Q12がオン状態におけるMOSFETQ5
〜Q8との合成コンダクタンスとメモリセルMCの伝送
ゲートMOSFET及び記憶用MOS F ETの合成
コンダクタンスとの比は、上記メモリセルMCの読み出
し動作において、相補データ線DO,Do及びDI、D
l等が、その記憶情報に従った所望の電位差を持つよう
な値に選ばれる。上記各負荷MOSFETQ9〜Q12
のゲートには、書き込み動作の時に電源電圧Vccのよ
うなハイレベルにされる内部書き込み信号WEが供給さ
れる。これにより、書き込み動作のとき、上記負荷MO
SFETQ9〜Q12はオフ状態にされる。したがって
、書き込み動作における相補データ線の負荷手段は、上
記小さなコンダクタンスのMOSFETQ5〜Q8のみ
となる。
同図において、ワードmwoは、XアドレスデコーダX
−DCRを構成するノア(NOR)ゲート回路G1で形
成された出力信号によって選択される。このことは、他
のワード線Wnについても同様である。
上記XアドレスデコーダX−DCRは、相互においてl
l(IIのノアゲート回路G1.02等により構成され
る。これらのノアゲート回路Gl、G2等の入力端子に
は、複数ビットからなる外部アドレス信号AX(図示し
ない適当な回路装置から出力されたアドレス信号)を受
けるXアドレスバッファX−ADHによって形成された
内部相補アドレス信号が所定の組合せをもって印加され
る。
上記メモリアレイにおける相補データ線DOと共通相補
データlCD0との間には、並列形態にされたNチャン
ネルMOSFETQI 3とPチャンネルMOSFET
Q14からなるCMOSスイッチ回路が設けられる。他
のデータ線DO及びDl、DI等も上記類似のCMOS
スイッチ回路によって対応する共通相補データ線CD、
CDに接続される。これらのCMOSスイッチ回路は、
カラムスイッチ(データ線選択回路)を構成する。
上記カラムスイッチ回路を構成するNチャンネル型のM
OSFETQI 2.Ql 5及びG17゜G19のゲ
ートには、それぞれYアドレスデコーダY−DCRによ
って形成される選択信号YO2Y1が供給される。上記
Pチャンネル型のMOSFETQI 4.Ql 6及び
G18.G20のゲートには、上記選択信号YO,Yl
を受けるCMOSインバータ回路N1.N2の出力信号
が供給される。
YアドレスデコーダY−OCRは、相互において類似の
構成とされたノアゲート回路G3.G4等により構成さ
れる。これらのノアゲート回路G3、G4等には、複数
ビットからなる外部アドレス信号AY(図示しない適当
な回路装置から出力されたアドレス信号)を受けるYア
ドレスバッファY−ADBによって形成された内部相補
アドレス信号が所定の組合せをもって印加される。
この実施例において、上記コモン相補データ線CD、C
Dには、書き込み動作の高速化のために、内部書き込み
信号WEがゲートに供給されることによって、高速なラ
イトリカバリ動作を実現するために、Pチャンネル型の
負荷(プルアップ)MOSFETQ21及びG22が設
けられる。
上記共通相補データ%’iCD、CDは、読み出し回路
RAの入力端子と、書込み回路WAの出力端子が接続さ
れる。上記読み出し回路RAは、データ出力端子Dou
tに読み出し信号を送出し、書込み回路WAの入力端子
は、データ入力端子Dinから供給される書込みデータ
信号が供給される。
読み出し回路RAは、センスアンプを含んでおり高感度
のセンス動作を行う、上記読み出し回路RAは、制御回
路C0NTから供給される代表的な制御信号φrによっ
てその動作が制御される。
読み出し回路RAは、それが動作状態にされているとき
にコモン相補データ線CD及びCDに供給されるデータ
信号を差動増幅し、増幅したデータ信号をデータ出力端
子Doutに出力する。読み出し回路RAは、それが非
動作状態にされているときに、その出力端子を高インピ
ーダンス状態もしくはフローティング状態にする。
書き込み回路WAは、代表的な制御信号φWによってそ
の動作が制御され、動作状態にされているときにデータ
入力端子Dinに供給されている入力データと対応する
相補データ信号をコモン相補データ線CD、CDに出力
する。書き込み回路WAは、それが非動作状態にされて
いるときにその一対の出力端子を高インピーダンス状態
もしくはフローティング状態にする。
タイミング制御回路TCは、外部端子WE、C百からの
制御信号を受けて、上記内部制御タイミング信号φr、
φW及びWE等を形成する。
なお、特に制限されないが、それぞれ対とされた相補デ
ータ線DO,Do及びDi、Dl間及び/又は共通相補
データ線CD、CD間には、イコライズ用のMOS F
 ETを設けるものとしてもよい。これらのイコライズ
用MOS F ETは、アドレス信号の変化検出信号を
受けて、上記相補データ線及び/又は共通相補データ線
を一時的に短絡して、その電位を等しくさせるものであ
る。
この実施例回路の動作を次に説明する。
チップ選択信号C8がロウレベルにされ、アドレス信号
AXとAYが供給された状態において、ライトイネーブ
ル信号WEをロウレベルにすると、書き込み回路WAが
動作状態にされる。書き込み回路WAは、外部端子Di
nから供給された書き込み信号に従って、共通相補デー
タ線CD、CDにはゾ電源電圧Vccのようなハイレベ
ルと回路の接地電位のようなロウレベルの書き込み信号
を伝える。このような書き込み信号は、上記アドレス信
号AYに従って動作状態にされたカラムスイッチMOS
FETを介してメモリアレイM−ARYを構成する一対
の相補データ線に伝えられる。このようにして、相補デ
ータ線に伝えられた書き込み信号は、上記アドレス信号
AXに従って選択状態にされたワード線に結合されたメ
モリセルに伝えられることによって書き込みがなされる
。この場合、上記書き込み信号に従って、選択されたメ
モリセルの記憶状態を反転させるために、相補データ線
の電位は、はり電源電圧Vccのようなハイレベルと回
路の接地電位のようなロウレベルからなる大きな信号振
幅とすることが必要とされる。この実施例では、書き込
み信号WEのハイレベルによって、上記PチャンネルM
OSFETQ9〜Q12は、オフ状態にされる。これに
よって、相補データ線には、比較的小さなコンダクタン
スを持つMOSFETQ5〜Q8Lか接続されていない
から、相補データ線の電位を書き込み信号に従った大き
な信号振幅とすることができる。そして、書き込み動作
の終了とともに、書き込み信号WEがロウレベルに変化
する。これによって、比較的大きなコンダクタンスを持
つ負荷MOS F ETQ9〜Q12がオン状態なり、
上記書き込み信号のリセット(ライトリカバリ動作)を
高速に行うことができる。これにより、書き込み後の読
み出し動作を高速に行うことができる。このことは、共
通相補データ線CD、CD側においても、上記書き込み
信号WEによりスイッチ制御される負荷MOSFETQ
21.Q22により、同様な動作が行われるものである
また、カラムスイッチ回路として、CMOSスイッチ回
路を用いているので、その合成コンダクタンスを小さく
できるとともに、共通相補データ線に伝えられる上記大
きな信号振幅の書き込み信号をレベル損失な(、選択さ
れた相補データ線に伝えることができるものである。
また、チップ選択信号C3がロウレベルにされ、アドレ
ス信号AXとAYが供給された状態において、ライトイ
ネーブル信号WEがハイレベルなら、読み出し回路RA
が動作状態にされる。
ワード線の選択動作によって各相補データ線には、それ
ぞれメモリセルが結合される。このとき、書き込み信号
WEのロウレベルによって、Pチャンネル型の負荷MO
SFETQ9〜Q12がオン状態にされている。これに
よって、相補データ線DO,Do及びDl、DI等の負
荷MOS F ETのコンダクタンスは、比較的大きく
されている。
これによって、相補データ線Do、Do及びDl。
Dl等は、はV′電源電圧Vccをバイアス電圧として
供給するものである。それ故、選択されたメモリセルか
ら相補データ線Do、Do及びDl、Dl等に与えられ
る読み出し信号は、電源電圧VCCに近いハイレベルと
ロウレベルにされる。この読み出しハイレベルとロウレ
ベルは、選択されたものがカラムスイッチ回路を介して
共通相補データ線CD、CDに与えられ、上記動作状態
にされた読み出し回路RAのセンスアンプ及び出力回路
を通して外部端子I)outへ送出される。
上述のように、比較的大きなコンダクタンスを持つPチ
ャンネル型のMOSFETからなる負荷回路を介して、
相補データ線には電源電圧Vccに近いバイアス電圧が
与えられるものであるため、メモリセルの内部電圧も上
記相補データ線の電位に従った、比較的高い電圧にされ
る。このことは、記憶MOSFETのゲート容量に蓄え
られる情報電荷量が多くなることを意味する。これによ
って、耐α線強度の向上を図ることができる。
上記の実施例から得られる作用効果は、下記の通りであ
る。すなわち、 (1)データ線の負荷回路として、並列形態にされたP
チャンネル型負荷MOSFETの一方を定常的にオン状
態にし、他方を書き込み動作のときにオフ状態にさせる
ことによって、読み出し動作においては、比較的大きな
コンダクタンスを持つPチャンネル型のMOSFETか
らなる負荷回路を介して、相補データ線には電源電圧V
ccに近いバイアス電圧が与えられる。これに応じて、
メモリセルの内部電圧も上記相補データ線の電位に従っ
た、比較的高い電圧にされるから記憶MOS F ET
のゲート容量に蓄えられる情報電荷量を多くすることが
できる。これによって、耐α線強度の向上を図ることが
できるという効果が得られる。
(2)データ線の負荷回路として、並列形態にされたP
チャンネル型負荷MOS F ETの一方を定常的にオ
ン状態にし、他方を書き込み動作のときにオフ状態にさ
せることによって、書き込み動作におていは、選択され
る相補データ線に大きな信号振幅の1き込み信号を高速
に伝えることができる。
これにより、書き込み動作を高速に行うことができると
いう効果が得られる。
(3)データ線の負荷回路として、並列形態にされたP
チャンネル型負荷MOS F ETの一方を定常的にオ
ン状態にし、他方を書き込み動作のときにオフ状態にさ
せること及び共通相補データ線に書き込み動作の時にオ
フ状態にされるプルアップMOSFETを設けることに
によって、書き込み終了後においては比較的大きなコン
ダクタンスを持つPチャンネル型のMOS F ETか
らなる負荷回路を介して、相補データ線及び共通相補デ
ータ線には電源電圧Vccに近いバイアス電圧が与えら
れる。
これにより、短い時間内でライトリカバリ動作を行わせ
ることができるから、次のサイクルでの読み出し動作を
高速に行うことができるという効果が得られる。
(4)カラムスイッチ回路としてCMOSスイッチ回路
を用いることによって、大きなコンダクタンスのもとで
、レベル損失な(選択された相補データ線に書き込み信
号を伝えることができるから、上記(2)の相俟って書
き込み動作の高速化を図ることができるという効果が得
られる。
以上本発明者によってなされた発明を実施例に基づき具
体的に説明したが、この発明は上記実施例に限定される
ものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可
能であることはいうまでもない。例えば、動作の高速化
のために、アドレスバッファ、デコーダ回路、及びセン
スアンプやデータの入力回路及び出力回路等の周辺回路
をバイポーラ型のトランジスタを用いて構成される例え
ばECL (エミッタ・カップルド・ロジック)回路を
用いて構成するものであってもよい、このようにメモリ
アレイの構成及びその周辺回路の具体的回路構成は、種
々の実施形態を採ることができるものである。
この発明は、少なくともメモリセルやカラム選択回路が
MOSFETにより構成されるスタティック型RAMに
広く適用することができる。
〔発明の効果〕
本願において開示される発明のうち代表的なものによっ
て得られる効果を簡単に説明すわば、下記の通りである
。すなわち、データ線の負荷回路として、並列形態にさ
れたPチャンネル席負荷MOSFETの一方を定常的に
オン状態にし、他方を書き込み動作のときにオフ状態に
さセ・ることによって、読み出し動作においては、比較
的大きなコンダクタンスを持つPチャンネル型のMOS
FETからなる負荷回路を介して相補データ線に電源電
圧Vccに近いバイアス電圧を与えることにより記t@
MOSFETのゲート・容量に蓄えられる情報電荷量を
多くして耐α線強度の向上を図ること、及び書き込み動
作におていは、選択される相補データ線に大きな信号振
幅の書き込み信号を高速に伝えることにより動作の高速
化が図られること、並びに短い時間内でライトリカバリ
動作を行わせることができるから、次のザイクルでの読
み出し動作を高速に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この発明の一実施例を示す回路図である。 M−ARY・・メモリアレイ、XADB・・Xアドレス
バッファ、YADB・・Yアドレスバッファ、XDCR
・・Xアドレスデコーダ、YDCR・・Yアドレスデコ
ーダ、MC・・メモリセル、WA・・書込み回路、RA
・・読み出し回路、TC・・タイミングII制御回路 !へ一\

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、スタティック型メモリセルの一対の入出力ノードが
    結合された一対の相補データ線に、定常的にオン状態に
    される第1のPチャンネル型負荷MOSFETと、書き
    込み動作の時にオフ状態にされる第2のPチャンネル型
    負荷MOSFETとがそれぞれ並列形態に接続されてな
    る負荷回路と、データ線選択信号を受けて、上記相補デ
    ータ線を共通データ線に接続するNチャンネルMOSF
    ETとPチャンネルMOSFETとの並列形態からなる
    カラムスイッチ回路と、上記共通データ線と電源電圧端
    子との間にそれぞれ設けられ、書き込み動作のときにオ
    フ状態にされるプルアップMOSFETとを含むことを
    特徴とするスタティック型RAM。 2、上記第1のPチャンネル型負荷MOSFETは、そ
    のコンダクタンスが小さく設定され、上記第2のPチャ
    ンネル型負荷MOSFETは、そのコンダクタンスが比
    較的大きく設定されるとともに、内部書き込み信号が供
    給されることによって、書き込み動作のときにオフ状態
    にされるものであることを特徴とする特許請求の範囲第
    1項記載のスタティック型RAM。 3、上記スタティック型メモリセルは、そのゲートとド
    レインが交差接続されたNチャンネル型の記憶用MOS
    FETと、各記憶用MOSFETのドレインと電源電圧
    端子との間に設けられたポリシリコン層からなる高抵抗
    と、上記記憶用MOSFETの共通接続されたドレイン
    、ゲートと相補データ線との間に設けられ、そのゲート
    がワード線に結合されたNチャンネル型の伝送ゲートM
    OSFETからなるものであることを特徴とする特許請
    求の範囲第1又は第2項記載のスタティック型RAM。
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