JPS62221935A - 走行車体の変速装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発ＩＩ＋は走行車体の変速装置に関し、ベルト変速
装置を走行変速に用いた走行車体に利用する従来の技術
、および発すＪが解決しようとする問題点 走行装置をベルトによって無段に変速するベルト変速装
置及びこのベルト変速装置を変速作動させる変速操作杆
と、走行装置を制動する制動機構及びこの制動機構を制
動作動させる制動体とを備えた形態の走行車体において
、この制動体を制動操作するときには、同時又はこの操
作前に変速操作杆によってベルト変速装置を低速側にす
る必要があるが、この制動操作は危険のため急いで行う
場合も多く、このとき、変速操作杆の操作をタイミング
よく行うことは容易ではなく、かつこの操作のために危
険を伴う慮れがある。

問題点を解決するための手段 この発明は、走行装置（１）への伝動を、伝動解除又は
低速伝動から高速伝動にベルトによって変速するベルト
変速装置（２）の変速操作杆（３）と、この変速操作杆
（３）を選択変速位置に係止しうる変速ガイド（４）と
を設けると共に、この変速ガイド（４）部と、前記走行
装置（１）を制動する制動体（５）との間に、この制動
体（５）の制御側への操作によって１選択変速位置にあ
る該変速操作杆（３）の係止を解除してこの変速操作杆
（３）を選択変速位置から低速伝動又は伝動解除位置に
すべく連動する連動機構（６）を設けてなる走行車体の
変速装置の構成とする。

発明の作用、および効果 走行装置（１）に伝動するベルト変速型２１（２）を変
速操作杆（３）で変速作動させ、変速ガイド（４）の選
択変速位置に係止された変速操作杆（３）は、制動体（
５）を制御側に操作すると。

連動機構（６）によって自動的に係止を解除されると共
に、選択変速位置から低速伝動位置又は伝動解除位置に
捩され、同時に制動体（５）によって走行装置（１）は
制動される。

このような連動作用によって、制動体（５）の制動時に
変速操作杆（３）の操作を必要とせず、従ってこの操作
を容易にし、かつ危険を伴う慮れかない。

実施例 なお、図例において、前部に左右−１対の前輪（７）（
７）を軸装した車台（８）を設け、この車台（８）の後
部には、下端部に左右一対の後輪（９）（９）を軸装し
て伝動機構を内装した走行装置（１）の伝動ケース（ｌ
Ｏ）を設け、又この車台（８）の前部には、出力軸（１
１）を後方に向けて突出させた原動４１１！（１２）を
搭載すると共に、この原動機（１２）を囲うボンネット
（１３）を設け、このポンネッ）（１３）の後端部には
、前記左右の前輪（７）（７）に操舵連動する操縦ハン
ドル（１４）を設け、又前記左右の後輪（９）（９）の
上側には、これらの後輪（９）（９）の上側及び前側を
覆うフェンダ−（１５）と、このフェンダ−（１５）の
さらに上側の操縦席（１６）とを設け、又このフェンダ
−（１５）の前下端部と前記ボンネット（１３）の後下
端部との間には、操縦者の操縦フロア（１７）を設ける
。

前記伝動ケース（１０）の前側には、前方に向けた入力
軸（１８）と左右に向けた駆動ｆｆｂ（１９）とを各々
突設して伝動機構を内装したカウンターケース（２０）
を設け、この入力軸（１８）と前記出力軸（１１）とは
屈折自在の軸継手（２１）　　（２１）を介して連結軸
（２２）で連結し、又該駆動軸（１９）と前記伝動ケー
ス（ｌＯ）上部の右方に向けて突設した従動軸（２３）
との間には、張設したベル）　（２４）の緊縛によって
この従動軸（２３）を無段変速するベルト変速装置（２
）を設ける。

該伝動ケース（１０）と前記カウンターケース（２０）
との間の右側には、左右方向の軸承体（２５）を前記車
台（８）に支持させ、この軸承体（２５）には、左側端
部にアーム（２６）を有した支軸（２７）を回動自在に
軸承させ、又このアーム（２６）の先端部には、前記ベ
ルト（２０を２ｍする前記ベルト変速装置（２）のテン
ションプーリー（２８）を設け、又該軸承体（２５）の
右側端部には１前後方向の軸承部（２９）と側面視扇形
状のガイド部とからなる変速ガイド（４）を固着し、こ
の変速ガイド（４）の上辺部には、前後方向の案内溝（
イ）とこの案内溝（イ）から右方に適宜数切込んだ係止
溝（ロ）とを設け、又前記支軸（２７）の右側端部には
、該案内溝（イ）に挿通する杆部とこの杆部を該係止溝
（ロ）の方向に弾発付勢するばね部材（３０）とからな
る変速操作杆（３）を固着し、又該変速ガイド（４）と
前記アーム（２６）との間には、このアーム（２８）及
び変速操作杆（３）を低速伝動側の方向に弾発付勢させ
るばね（３１）を張設する。

前記変速ガイド（４）の軸承部（２９）には、下方に向
けたアーム部（３２）と、左方回動によって該変速操作
杆（３）を前記係上溝（ロ）から案内溝（イ）に移動さ
せる係止解除部とからなる連動機構（６）の解除板（３
３）を軸承させる。前記操縦フロア（１７）の左側前端
部には、制動体（５）の制動ペタル（３４）を前記車台
（８）に枢着し、又前記伝動ケース（１０）の左側上部
には、この伝動ケース（ｌＯ）内の伝動機構を制動する
制動機構（３５）を設け、この制動機構（３５）からは
、この制動機構を作動させる制動アーム（３６）を下方
に向けて突出させ、この制動アーム（３Ｂ）と該制動ペ
タル（３４）に設けたアーム部（３７）　トは、ロッド
（３８）で連結し、又このロッド（３８）上の適宜な位
置と前記解除板（３３）のアーム部（３２）とは、連動
ワイヤー（３９）によって連結する。なお（４０）はベ
ルト変速装置（２）とは別のギヤー変速する変速杆であ
る。

次に作用について説明する。原動機（１２）の出力軸（
１１）は、連結軸（２２）　、入力軸（１Ｂ）、及びカ
ウンターケース（２０）内の伝動機構を介し、駆動軸（
１９）からベルト変速装２１　（２）で従動軸（２３）
を変速し、伝動ケース（１０）内の伝動機構を介して左
右の後輪（９）（９）に伝動する。

変速操作杆（３）をばね部材（３０）に抗して係止溝（
ロ）から抜き外した後に、前方に回動操作すると、支軸
（２７）アーム（２６）を介してテンシゴンプーリー（
２８）が下方回動してベル）　（２４）が緊張されるこ
とによって従動輪（２３）のプーリー径が小さくなり、
従動軸（２３）を高速側に変速し、又逆に変速操作杆（
３）を後方に回動操作すると、ベルト（２４）が緩めら
れることによってプーリー径が大きくなり、従動軸（２
３）を低速側に変速する。

変速操作杆（３）が選択変速位置の係止溝（ロ）に係＋
Ｌされているときに、制動ペタル（３４）を下方に回動
操作すると、ロッド（３８）　、制動アーム（３６）を
介し、制動機構（３５）の作動によって伝動ケース（ｌ
Ｏ）内の伝動機構が制動されると共に、連動ワイヤー（
３９）　、アーム部（３９）を介して解除板（３３）が
変速操作杆（３）を押圧して係止溝（ロ）から抜き外す
ため、変速操作杆（３）は、ばね（３１）によってアー
ム（２Ｂ）と共に低速側に回動する。

【図面の簡単な説明】

図はこの発明の一実施例を示すもので、第１図は側面図
、第２図は一部の側面図、第３図は作動機構図、第４図
は一部の平面図である。 図中符号（１）は走行装ｆｍ、（２）はベルト変速装置
、（３）は変速操作杆、（４）は変速ガイド、（５）は
制動体、（６）は連動機構を示す。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 走行装置（１）への伝動を、伝動解除又は低速伝動から
   高速伝動にベルトによって変速するベルト変速装置（２
   ）の変速操作杆（３）と、この変速操作杆（３）を選択
   変速位置に係止しうる変速ガイド（４）とを設けると共
   に、この変速ガイド（４）部と、前記走行装置（１）を
   制動する制動体（５）との間に、この制動体（５）の制
   御側への操作によって、選択変速位置にある該変速操作
   杆（３）の係止を解除してこの変速操作杆（３）を選択
   変速位置から低速伝動又は伝動解除位置にすべく連動す
   る連動機構（６）を設けてなる走行車体の変速装置。