JP4176265B2 - 動力耕耘機の運転操作装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は,動力耕耘機の走行,後進,耕耘作業等を制御する動力耕耘機の運転操作装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
動力耕耘機には,一般に,車輪の正転及び逆転を可能にする前,後進切換え装置と,ロータリ作業機の回転を可能にするロータリクラッチが設けられており,従来のものでは,これら前,後進切換え装置及びロータリクラッチを個別の操作レバーにより操作するようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
上記のように前,後進切換え装置及びロータリクラッチを個別の操作レバーにより操作することは,運転操作を煩雑にして作業者の疲労を増すことになる。
【0004】
本発明者等は,かゝる事情に鑑みてなされたもので,単一の操作レバーにより行,後進及び耕耘作業を制御し得るようにして,運転操作の簡素化を図り,作業者の疲労軽減に寄与し得る動力耕耘機を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明は、機体に単一の操作レバーを、これが機体の左右方向に沿うセレクト経路と、機体の前後方向に沿うシフト経路とを移動し得るように取付け、セレクト経路には走行位置及び耕耘作業位置を並設し、シフト経路には中間点にニュートラル位置を設け、操作レバーを走行位置においてニュートラル位置から前方へシフトすると車輪が前進駆動され、操作レバーを耕耘作業位置において前方へシフトすると車輪及びロータリ作業機が駆動され、操作レバーを後進位置において後方へシフトすると車輪が後進駆動されるようにした動力耕耘機の運転操作装置であって、セレクト経路には、走行位置及び耕耘作業位置と並んで車輪自由解放位置を設け、操作レバーを車輪自由解放位置において前方又は後方へシフトすると車輪への動力伝達が遮断されるようにしたことを特徴とする。
【0006】
この発明の上記特徴によれば、走行、後進及び耕耘作業の制御を単一の操作レバーにより容易に行うことができるので、作業者の疲労軽減に有効であり、しかも走行時及び耕耘作業時には、操作レバーをニュートラル位置から前方に向かってシフトし、後進時には、それらとは反対の後方に向かってシフトするので、上記各運転操作を的確に行うことができ、前後進の誤操作防止にも有効である。また特にセレクト経路には、走行位置及び耕耘作業位置と並んで車輪自由解放位置を設け、操作レバーを車輪自由解放位置において前方又は後方へシフトすると車輪への動力伝達が遮断されるようにしたので、走行、後進及び耕耘作業のみならず、車輪自由解放の制御をも同一の操作レバーをもって行うことができ、操作性の向上に寄与し得る。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下,本発明の実施の形態を,添付図面に示す本発明の実施例に基づいて説明する。
【0010】
図1は本発明の運転操作装置を備えた動力耕耘機の側面図,図2は上記運転操作装置の側面図,図3は図2の3−3線断面図(走行時),図4は図3の要部拡大図,図5は後進時の作用説明図,図6は耕耘作業時の作用説明図,図7は車輪自由解放時の作用説明図,図8は図3の8−8線断面図,図9は図3の9−9線断面図,図10は図3の10矢視図である。
【0011】
先ず,図1に示すように,動力耕耘機Tの機体1は,上下方向に延びるリダクションケース2と,該ケース2の前面に突設されるフレーム3と,リダクションケース2の上部に連設されるミッションケース4と,このミッションケース4の後部に分離可能に連結されるロータリケース5と,ミッションケース4の上部に取付けられて後方に延出するループ型の操向ハンドル6とから構成される。
【0012】
フレーム3にはエンジン7が搭載され,ミッションケース4には静油圧式無段変速機8が収容され,エンジン7のクランク軸9と,無段変速機8の入力軸10とがベルト式の1次駆動装置11を介して連結される。リダクションケース2は,他端部で車軸12を支持すると共に,この車軸12と無段変速機8の出力軸14との間を連結する車輪駆動装置15を収容する。車軸12には車輪13が取りられる。
【0013】
ロータリケース5は,下端部でロータリ軸17を支持すると共に,このロータリ軸17と無段変速機8の出力軸14との間を連結するロータリ駆動装置19を収容する。ロータリ軸17にはロータリ作業機18が取りられる。
【0014】
静油圧式無段変速機8は,可変容量の斜板式油圧ポンプと,固定容量の斜板式油圧モータとを油圧閉回路を介して連結してなる公知のもので,その油圧ポンプに入力軸10が,また油圧モータに出力軸14がそれぞれ連結される。そして油圧ポンプの斜板に連結される変速レバー16(図3参照)をニュートラル位置から前進側fへ操作すると,出力軸14の回転速度をゼロから前進方向へ増加させ,また変速レバー16をニュートラル位置から後進側rへ操作すると,出力軸14の回転速度をゼロから後進方向へ増加させるようになっている。
【0015】
1次駆動装置11には,その駆動力の伝達経路をオン,オフし得るテンション式の第1クラッチ21が設けられ,車輪駆動装置15には,その駆動力の伝達経路をオン,オフし得る第2クラッチ22が設けられ,またロータリ駆動装置19には,その駆動力の伝達経路をオン,オフし得る第3クラッチ23が設けられる。
【0016】
図2〜図4に示すように,操向ハンドル6には本発明の運転操作装置24が取付けられる。この運転操作装置24は操作ハンドル6に固着されるケーシング25を有し,その左右両側壁に制御軸27が回転可能に支承される。この制御軸27の,ケーシング25外に突出した両端部に,操向ハンドル6と共に把持し得るデッドマンレバー28の両端部が相対回転可能に支持され,このデッドマンレバー28にはリンク29及び作動ワイヤ30を介して前記第1クラッチ21が連結される。第1クラッチ21は,作動ワイヤ30の弛緩時にオフ状態,牽引時にオン状態となる。
【0017】
またケーシング25内において制御軸27には,図3及び図4において左側から順に,該軸27にスプライン嵌合する第1作動レバー31,該軸27に回転可能に嵌合される第2作動レバー32,該軸27にキー36を介して結合される第3作動レバー33,該軸27に回転可能に嵌合されるブラケット37,該軸27に回転可能に嵌合される第4作動レバー34及び第5作動レバー35が設けられる。第2作動レバー32には第1駆動セクタギヤ40が,また第4作動レバー34には,第1駆動セクタギヤ40より大径の第2駆動セクタギヤ41がそれぞれ一体に形成される。
【0018】
第1作動レバー31には,作動ワイヤ42を介して前記第2クラッチ22が連結され,該クラッチ22は,作動ワイヤ42の弛緩時にオン状態,牽引時にオフ状態となる。
【0019】
またケーシング25の左右両側壁には,制御軸27と平行な支持軸45が取付けられ,該軸45には,前記第1及び第2駆動セクタギヤ40,41と噛合する第1及び第2被動セクタギヤ46,47を相互に一体に結合してなる被動セクタギヤ組立体48が回転可能に設けられる。このセクタギヤ組立体48は作動アーム49を一体に備えており,これにプッシュ・プル式の作動ワイヤ43を介して前記静油圧式無段変速機8の変速レバー16が連結され,変速レバー16は,作動ワイヤ43の牽引により前進側fへ,作動ワイヤ43の押圧により後進側rへ回動される。
【0020】
第5作動レバー35には,リンク50及び作動ワイヤ44を介して前記第3クラッチ23が連結され,該クラッチ23は,作動ワイヤ44の弛緩時にオン状態,牽引時にオフ状態となる。
【0021】
ブラケット37には,制御軸27と直交する方向に配置される枢軸51と,制御軸27と平行に摺動可能な摺動ピン52とが取付けられ,枢軸51によって操作レバー26のボス26aが回転可能に支持される。
【0022】
操作レバー26のボス26aには,連結孔56を持った作動アーム55が一体に形成されており,その連結孔56に摺動可能に嵌合する連結ピン57が,ブラケット37の長孔58を貫通して摺動ピン52に固設される。長孔58は摺動ピン52と平行に配置される。而して,操作レバー26は,機体1の左右方向に沿う枢軸51周りのセレクト経路Seと,機体1の前後方向に沿う制御軸27周りのシフト経路Shとを移動することが可能であり(図10参照),操作レバー26のセレクト経路Seでの移動によれば,連結ピン57を介して摺動ピン52を図4で左右に摺動させることができる。そのセレクト経路Seには,図10で左側から順に,耕耘作業位置C,走行位置D,車輪自由解放位置W及び後進位置Rが設けられる。また操作レバー26のシフト経路Shでの回動によれば,ブラケット37を介して摺動ピン52を制御軸27周りに回動することができ,そのシフト経路Shの中間点にニュートラル位置Nが設けられる。したがって,操作レバー26は,ニュートラル位置Nからは前方Fと後方Bとへ移動することができる。
【0023】
図4及び図8に示すように,第2作動レバー32,第4作動レバー34及び第5作動レバー35には,摺動ピン52が離脱可能に嵌合する,該ピン52と同じ円形の連結孔60,61,62が設けられる。また第2作動レバー32には,摺動ピン52が常時嵌合するロストモーション孔63が設けられ,このロストモーション孔63は,図9に示すように,制御軸27と同心の円弧状をなしいて,摺動ピン52の制御軸27周りの一定角度の回動を第3作動レバー33に伝達させないようになっている。
【0024】
前記ケーシング25にその上面を覆う操作パネル64が取付けられる。この操作パネル64には操作レバー26が係合する規制溝65が設けられ,これにより操作レバー26のセレクト経路Seはニュートラル位置Nに限定され,耕耘作業位置C,走行位置D及び車輪自由解放位置Wでのシフト経路Shはニュートラル位置Nから前方F側に限定され,後進位置Rでのシフト経路Shはニュートラル位置Nから後方B側に限定される。
【0025】
次に,この実施例の作用について説明する。
[走行時](図3,図4,図8及び図10参照)
図3及び図4に示すように,先ず操作レバー26をニュートラル位置Nに置いた状態で,デッドマンレバー28を操向ハンドル6と共に把持することにより,作動ワイヤ30を牽引して,第1クラッチ21をオン状態にする。次いで操作レバー26をセレクト経路Seに沿って走行位置Dまで回動する。すると,操作レバー26によって制御される摺動ピン52が第2作動レバー32の連結孔60から離脱する一方,第4作動レバー34の連結孔61に嵌合するので,今度は操作レバー26を前方Fに向かってシフトすると,摺動ピン52を介して第4作動レバー34が正方向に回動されるので,該レバー34と一体の第2駆動セクタギヤ41により第2被動セクタギヤ47が正転(図8で時計方向に回転)され,作動アーム49が作動ワイヤ43を牽引することにより静油圧式無段変速機8の変速レバー16を前進側fへ回動して,変速比をトップ側へ無段階に制御する。
【0026】
この間,第3作動レバー33の円弧状のロストモーション孔63においては摺動ピン52は遊動するので,第3作動レバー33は不作動状態を保ち,第2クラッチ22のオン状態を維持する。
【0027】
したがって,エンジン7の動力は,1次駆動装置11,静油圧式無段変速機8及び車輪駆動装置15を介して車軸12及び車輪13に伝達し,それを正転させることになり,動力耕耘機Tを走行させることができる。
【0028】
この場合,動力耕耘機Tの走行にロータリ作業機18が邪魔となるときは,ロータリケース5をミッションケース4から取り外しておくものである。
[後進時](図4,図5,図8及び図10参照)
第1クラッチ21のオン状態において,操作レバー26をセレクト経路Seに沿って後進位置Rまで回動する。すると図5に示すように,摺動ピン52は左方へ移動して,第2作動レバー32の連結孔60(図4参照)に嵌合する一方,第4作動レバー34の連結孔61から離脱する。そこで,操作レバー26を後方Bに向かってシフトすると,摺動ピン52を介して第2作動レバー32が逆方向に回動されるので,該レバー32と一体の第1駆動セクタギヤ40により第1被動セクタギヤ46が逆転(図8で反時計方向に回転)され,作動アーム49が作動ワイヤ43を押圧することにより静油圧式無段変速機8の変速レバー16を後進側rへ回動して,変速比を無段階に制御する。その際,第1駆動セクタギヤ40は,第2駆動セクタギヤ41より小径であるので,操作レバー26の一定のシフト角度による作動アーム49の回動角度は,前記走行時より小さく,したがって無段変速機8の変速比の変化は緩徐となる。
【0029】
この間も,第3作動レバー33の円弧状のロストモーション孔63においては摺動ピン52が遊動するので,第3作動レバー33は不作動状態を保ち,第2クラッチ22のオン状態を維持する。
【0030】
したがって,エンジン7の動力は,1次駆動装置11,静油圧式無段変速機8及び車輪駆動装置15を介して車軸12及び車輪13に伝達し,これを逆転するので,動力耕耘機Tを後進させることができる。
[耕耘作業時](図4,図6,図8及び図10参照)
第1クラッチ21のオン状態において,操作レバー26をセレクト経路Seに沿って耕耘作業位置Cまで回動する。すると図6に示すように,摺動ピン52は,今度は右方へ移動して,第2作動レバー32の連結孔60から離脱する一方,第4及び第5作動レバー34,35の連結孔61,62(図4参照)に嵌合する。そこで,操作レバー26を前方Fに向かってシフトすると,摺動ピン52を介して第4及び第5作動レバー34,35が正方向に回動される。第4作動レバー34の正方向への回動によれば,前記[走行時]と同様の作用により静油圧式無段変速機8の変速レバー16が前進f側へ回動して,変速比をトップ側へ無段階に制御し,また第5作動レバー35の回動によれば,作動ワイヤ44が牽引されて,第3クラッチ23をオン状態にする。
【0031】
この間も,第3作動レバー33の円弧状のロストモーション孔63においては摺動ピン52が遊動するので,第3作動レバー33は不作動状態を保ち,第2クラッチ22のオン状態を維持する。
【0032】
したがって,エンジン7の動力は,1次駆動装置11,静油圧式無段変速機8及び車輪駆動装置15を介して車軸12及び車輪13に伝達し,これを正転させると同時に,ロータリ駆動装置19を介してロータリ軸17にも伝達し,ロータり作業機18を駆動することができる。
[車輪自由解放時](図4,図7,図9及び図10参照)
例えば耕耘作業中,機体1の転向のため,車輪13への動力伝達のみを一時遮断して車輪13を自由に解放するには,第1クラッチ21のオン状態において,操作レバー26をセレクト経路Seに沿って車輪自由解放位置Wまで回動する。すると図7に示すように,摺動ピン52は第2及び第4作動レバー32,34の両連結孔60,61から離脱する。そこで,操作レバー26を前方Fに向かって大きくシフトすると,摺動ピン52は,遂には第3作動レバー33のロストモーション孔63の一端壁を押圧して,第3作動レバー33を回動するようになる。この第3作動レバー33の回動は,キー36を介して制御軸27に,さらに第1作動レバー31へと伝達して,作動ワイヤ30を牽引するので,第2クラッチ22をオフ状態にする。
【0033】
したがって,無段変速機8から車軸12への動力伝達が遮断され,車輪13の回転が自由になり,機体1の取り回しを容易に行うことができる。
[デッドマン時]
操作レバー26が何れの位置にあろうとも,作業者がデッドマンレバー28から手を離すと,作動ワイヤ30が弛緩されることにより,第1クラッチ21がオフ状態となり,エンジン7から無段変速機8への動力伝達が遮断される。したがって,車輪13及びロータリ作業機18の回転を即座に停止させることができる。
【0034】
尚,上記何れの運転においても,エンジン7の出力は,従来普通のように,スロットルレバー(図示せず)によって制御されるものである。
【0035】
ところで上記のように,走行,後進,耕耘作業及び車輪自由解放の制御を一本の操作レバー26により容易に行い,しかも走行時及び耕耘作業時には,操作レバー26をニュートラル位置Nから前方Fに向かってシフトし,後進時には,それらとは反対の後方Bに向かってシフトするので,上記各運転操作を的確に行うことができて,前後進の誤操作防止に寄与し得る。
【0036】
本発明は,上記実施例に限定されるものではなく,その要旨を逸脱しない範囲で種々の設計変更が可能である。例えば,車輪自由解放時の操作レバー26のシフト方向は,後進時と同様に後方とすることもできる。
【0037】
【発明の効果】
以上のように本発明によれば、機体に単一の操作レバーを、これが機体の左右方向に沿うセレクト経路と、機体の前後方向に沿うシフト経路とを移動し得るように取付け、セレクト経路には走行位置及び耕耘作業位置を並設し、シフト経路には中間点にニュートラル位置を設け、操作レバーを走行位置においてニュートラル位置から前方へシフトすると車輪が前進駆動され、操作レバーを耕耘作業位置において前方へシフトすると車輪及びロータリ作業機が駆動され、操作レバーを後進位置において後方へシフトすると車輪が後進駆動されるようにしたので、走行、後進及び耕耘作業の制御を単一の操作レバーにより容易に行うことができ、作業者の疲労軽減に有効であり、しかも走行時及び耕耘作業時には、操作レバーをニュートラル位置から前方に向かってシフトし、後進時には、それらとは反対の後方に向かってシフトするので、上記各運転操作を的確に行うことができ、前後進の誤操作防止にも有効である。
【0039】
また特にセレクト経路には走行位置及び耕耘作業位置と並んで車輪自由解放位置を設け、操作レバーを車輪自由解放位置において前方又は後方へシフトすると車輪への動力伝達が遮断されるようにしたので、走行、後進及び耕耘作業のみならず、車輪自由解放の制御をも同一の操作レバーをもって行うことができ、操作性の向上に寄与し得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の運転操作装置を備えた動力耕耘機の側面図。
【図2】上記運転操作装置の側面図。
【図3】図2の3−3線断面図(走行時)。
【図4】図3の要部拡大図。
【図5】後進時の作用説明図。
【図6】耕耘作業時の作用説明図。
【図7】車輪自由解放時の作用説明図。
【図8】図3の8−8線断面図。
【図9】図3の9−9線断面図。
【図10】図3の10矢視図。
【符号の説明】
B・・・・後方
C・・・・耕耘作業位置
D・・・・走行位置
F・・・・前方
N・・・・ニュートラル位置
R・・・・後進位置
Se・・・セレクト経路
Sh・・・シフト経路
T・・・・動力耕耘機
W・・・・車輪自由解放位置
1・・・・機体
13・・・車輪
18・・・ロータリ作業機
24・・・運転操作装置
26・・・操作レバー
Claims (1)
- 機体(1)に単一の操作レバー(26)を、これが機体(1)の左右方向に沿うセレクト経路(Se)と、機体(1)の前後方向に沿うシフト経路(Sh)とを移動し得るように取付け、セレクト経路(Se)には走行位置(D)及び耕耘作業位置(C)を並設し、シフト経路(Sh)には中間点にニュートラル位置(N)を設け、操作レバー(26)を走行位置(D)においてニュートラル位置(N)から前方(F)へシフトすると車輪(13)が前進駆動され、操作レバー(26)を耕耘作業位置(C)において前方(F)へシフトすると車輪(13)及びロータリ作業機(18)が駆動され、操作レバー(26)を後進位置(R)において後方(B)へシフトすると車輪(13)が後進駆動されるようにした動力耕耘機の運転操作装置であって、
セレクト経路(Se)には、走行位置(D)及び耕耘作業位置(C)と並んで車輪自由解放位置(W)を設け、操作レバー(26)を車輪自由解放位置(W)において前方(F)又は後方(B)へシフトすると車輪(13)への動力伝達が遮断されるようにしたことを特徴とする、動力耕耘機の運転操作装置。
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