JPS62209482A - 文字パタ−ン拡大方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔概要〕 文字パターンを縦方向に任意倍数拡大する場合。

まず複写機能によりその文字パターンを複数個（倍数分
）横方向に並べ１次に一次変換機能によりその領域のみ
をライン走査して縦方向一次元配列に変換することによ
り拡大文字パターンを得る。

〔産業上の利用分野〕

本発明は、プリンタやディスプレイ装置に出力される漢
字等の文字パターンの拡大方式に関するものである。

〔従来の技術〕

計算機を用いて文書作成や図形処理を行う場合。

表題などの文字にしばしば拡大文字が使用される。

拡大文字は、基本となる（標準の）文字パターンの縦サ
イズと横サイズのいずれか一方、あるいは両方を複数倍
に引き伸ばしたものである。

本発明は、このなかでも特に文字パターンの縦サイズの
みを複数倍に拡大する技術に関係している。

通常、標準となる大きさの文字パターンは、１６ｘ１６
ドツトあるいは２４　ｘ　２４ドツトのように各文字に
ついて一定の大きさのドツトマトリックスで表されてい
る。

このようなドツトマトリックスの各横方向ドツト配列を
「行データ」と呼ぶことにすれば９文字パターンを縦方
向に拡大するための従来の方式は。

文字パターンの各行データごとに、拡大倍数値だけ縦方
向に重複させて配列するものであった。

第３図は、縦方向に２倍の拡大を行う場合の。

従来方式による処理例を示したものである。図において
、３１はメモリ上の原文字パターン領域。

３２は同じくメモリ上の拡大文字パターン領域である。

また■、■、・・・は原文字パターンの行データを表す
。

原文字パターン領域３１の各行データ■、■。

・・・は、順次読み出されて、それぞれ１行ずつ重複し
て拡大文字パターン領域３２に複写される。これにより
、縦方向の行数が２倍に拡大され、２倍縦長の文字パタ
ーンが作成される。

〔発明が解決しようとする問題点〕

従来の文字パターンの拡大方式では、複数倍に拡大しよ
うとすると文字パターンの各行データを画面上で１行ご
とに複数回ずつ複写する処理操作が必要であり、このた
め手順が複雑となって操作が煩わしくなりかつ時間がか
かるという問題があった。

〔問題点を解決するための手段〕

本発明は、一般に画像処理で用いられる矩形領域の複写
機能および一次元変換機能を利用して。

簡単に任意複数倍の縦方向文字パターン拡大を実現する
。

この矩形領域の一次元変換機能は、ビットマツプ画面上
の任意の矩形領域を、たとえばバイトあるいは複数バイ
ト長のデータ単位でライン状に読み出し走査し、読み出
された同じデータ単位の大きさのデータを、順次一次元
的に再配列するものである（領域の面積は変わらない）
。

ν 本発明では、複数倍に拡大しようとする原文字パターン
を、複数個横方向に並ぶように複写し。

その全体に一次元変換機能を適用して、簡単な操作で任
意複数倍の拡大文字パターンを得ることを可能にする。

第１図により本発明の詳細な説明する。

第１図の（ａ）は原文字パターンを拡大倍数に等しい複
数個だけ複写する処理段階、第１図の（ｂ）は複写され
た複数個の原文字パターンに一次元変換機能を適用して
拡大文字パターンを作成する処理段階を示す。

図において１は拡大しようとする所定の矩形領域の原文
字パターンデータである。そして１′、１″。

ｒは、３倍に拡大する場合の例における３個の複写され
た原文字パターン、２は拡大文字パターンである。また
■、■′、■″、■１．■、■′。

■“、■１．・・・はそれぞれ原文字パターンの順次の
行データを表している。

〔作用〕

本発明によれば９文字パターンの縦方向拡大倍数をｎと
すれば、第１図（ａ）に例示されるように原文字パター
ンをｎ個だけ隣接させて複写し２次に一次元変換機能を
起動して、ｎ個の原文字パターン全体を一つの矩形領域
と見なし、第１図（ｂ）のように、■′、■′、■′、
■′、■″、■〜、・・・の順に各複写された原文字パ
ターンの行データを連続的に読み出し、縦方向に一次元
配列して、拡大文字パターン２を生成する。

〔実施例〕

第２図は１本発明の１実施例装置の構成図である。

図において、２１は処理装置、２２は画面メモリ、２３
は文字パターンメモリ、２４は画面編集処理部、２５は
領域複写機能、２６は一次元変換機能、２７はキーボー
ド、２８はディスプレイ装置、２９はプリンタである。

画面メモリ２２は、ディスプレイ装置２８の表示画面に
対応するビットマツプメモリである（プリンタ２９の出
力画面に対応させてもよい）。

文字パターンメモリ２３は、使用可能な漢字。

数字、記号等の各パターンを標準的なサイズのドントマ
トリソクスにより保持している。

画面編集処理部２４は２画面メモリ２２をワーキングメ
モリとして使用して図形処理を行い９文字を記入する場
合２文字パターンメモリ２３から文字パターンデータを
取り出して画面メモリ２２に書き込む。

次に、キーボードから一次元変換機能２６を呼び出し、
複写された複数個の原文字パターン全体の矩形領域を指
定して、一次元変換を行わせ、結果を拡大文字パターン
データとして画面メモリ２２の記入位置に書き込ませる
。

このようにして任意の希望する拡大倍数の拡大文字パタ
ーンを節単に作成し、ディスプレイ装置２８に表示させ
、あるいはプリンタ２９に出力させることができる。

〔発明の効果〕

本発明により、漢字等の縦長パターンの生成を比較的高
速に行うことが可能となる。また、パターンを高速に横
方向に拡大する適当な手段を併せて用いれば、任意のパ
ターンデータを高速に縦横ｎ倍に拡大することができる
ようになる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の原理説明図、第２図は本発明の１実施
例の構成図、第３図は従来の文字パターン拡大方式の説
明図である。 第１図中。 １：原文字パターン １′、１″、１″：複写された原文字パターン２：拡大
文字パターン

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 画面上の任意の矩形領域のデータを他の任意の領域に複
   写する複写機能と、画面メモリ上の任意の矩形領域のデ
   ータを所定長の行データを単位としてライン走査形式で
   読み出し、その読み出した行データの列を縦方向の一次
   元配列に変換して同じ画面メモリ上の他の任意の領域に
   書き込む一次元変換機能とを有する処理装置において、
   文字パターンの縦方向を拡大する際に、 画面メモリ上にある拡大しようとする原文字パターン（
   １）を上記複写機能により、拡大倍数値だけ複数回横方
   向に連続させて複写し、複写された複数個の原文字パタ
   ーン（１′、１″、１′″）の全領域に対して、次に上
   記一次変換機能を適用することにより、拡大文字パター
   ンを生成することを特徴とする文字パターン拡大方式。