JPS62199540A - 車両駆動系の制御方法 - Google Patents

車両駆動系の制御方法

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Publication number
JPS62199540A
JPS62199540A JP61042709A JP4270986A JPS62199540A JP S62199540 A JPS62199540 A JP S62199540A JP 61042709 A JP61042709 A JP 61042709A JP 4270986 A JP4270986 A JP 4270986A JP S62199540 A JPS62199540 A JP S62199540A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
accelerator opening
amount
accelerator
vehicle drive
brake depression
Prior art date
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Pending
Application number
JP61042709A
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English (en)
Inventor
Setsuo Tokoro
節夫 所
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Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
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Publication date
Application filed by Toyota Motor Corp filed Critical Toyota Motor Corp
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Publication of JPS62199540A publication Critical patent/JPS62199540A/ja
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  • Control Of Transmission Device (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
本発明は、車両駆動系の制御方法に係り、特に、アクセ
ル開度と独立してエンジントルクを変え1qる手段を有
したエンジンと、速度比を無段階に調整できる無段変速
機とを備えた車両駆動系の制御方法の改良に関する。
【従来の技術1 車両用自動変速機構の一つとしてベルト等によって駆動
される無段変速機構がある。この無段変速機構は一般に
、固定ブーり及び可動ブーりからなり油圧サーボ装置に
よって有効径が可変とされたV型ブーり装置を入力軸上
及び出力軸上にそれぞれ有し、該V型ブーり装置間に!
)浪された伝動ベルトにより前記入力軸側の回転を出力
軸側に無段階に変速して伝達することができるようにし
たちのである。通常、入力側の油圧サーボ装置へのオイ
ル流む1を側聞制御弁によって変更して該入力側■型ブ
ーり装置の有効径を強制的に変更し、一方、出力側の油
圧ナーボ装置の油圧を圧力制御弁によって変更し、この
入力側■型ブーり装置の有効径変更に追随して伝動ベル
トがスリップしないでトルク伝達が行えるように構成し
である。 車両の駆動系においてこのような無段変速機構を導入す
る場合、一般には、エンジントルクをアクセルペダルと
独立して目標値に制御できるような手段を設け、アクセ
ル開度等に依存して目標出力馬力又は目標車両駆動トル
クを求めると共に、該目標出力馬力又は目標車両駆動ト
ルクに対応してエンジントルクと無段変速機構の速度比
(出力側回転速度/入力側回転速度)とを制御するよう
にしている。この場合、無段変速i横の速度比を制御す
るために、入力側回転速度のみを制御し、結果として速
度比を制御するようにすることもある。 ところで、11両の駆動系においてこのような無段変速
機構を導入する大ぎな目的の1つは、車両を常にエンジ
ン使用域の中の最適燃費ライン(第8図のラインA)上
で走行させ、笑事燃費を改善することである。従って、
一般にスロットル開度が小さいとき程速度比が大ぎくな
るように制御されるようになっており、そのため、例え
ばスロットル開度が零、あるいはそれに近い状態で下り
坂を走行する揚台にエンジンブレーキがあまり効がない
という問題があった。こうした問題に対処するために、
従来、例えば特開昭58−191359、同58−19
1360、同58−193960等においてエンジンブ
レーキを効かせるための技術が開示されている。 【発明が解決しようとする問題点】 しかしながら、上述の開示技術は、いずれもアクセルが
全閉時における制御に右目しており、運転者のな思に必
ずしも柔軟に対応できないことがあるという問題があっ
た。即ち、従来のエンジンブレーキに関する開示技術は
運転者が該エンジンブレーキを充分に効かせたい場合と
軽く効かせたい場合とを自由に調整することができない
という不具合があったものである。従来の開示技術によ
れば、アクセルを多少とも踏込むと最適燃費ラインに基
づいて速度比が制御されるため、エンジンブレーキがほ
とんど効かず、従ってアクセルのわずかな踏込、解除の
たびにエンジンブレーキがオンオフ的に作動するという
不具合が発生していた。 こうした不具合を解消するために、出願人は、アクセル
ペダルを介して運転者が自己の意思に応じてエンジンブ
レーキの効かせ方を調整できるような技術を同日付の特
許出願において開示した。 しかしながら、運転者の意思をより正確に把握するには
アクセル開度のみの情報では必ずしも充分とはいえない
【発明の目的】
本発明は、このような問題に鑑みてなされたものであっ
て、運転者の意思を正確に把握し、その上でその意思に
応じてエンジンブレーキの効かせ方を調整できるように
し、その結果下り坂等の走行に当ってより運転者の意思
に沿った走行を行うことができる車両駆動系の制御装置
を提供することを目的とする。
【問題点を解決するための手段】
本第1発明は、アクセル開度と独立してエンジン1〜ル
クを変え得る手段を有したエンジンと、速度比を無段階
に1lill陣できる無段変速機とを備えた車両駆動系
の制御方法において、前記アクセル開度が全閉相当値以
外に設定した所定値以下のときは、該アクセル開度等に
依存して求める目標出力馬力又は目標車両駆動トルクを
負の値に設定し、且つ、該負の値を少なくともアクセル
開度及びブレーキ踏込量に依存して連続的又は段階的に
設定することにより、上記目的を達成したものである。 又、本第2発明は、アクセル開度と独立してエンジント
ルクを変え得る手段を有したエンジンと、速1a比を無
段階に制御できる無段変速機とを備えた車両駆動系の制
御方法において、前記アクセル開度が全閉相当値以外に
設定した所定値以下のときは、前記速度比を最適燃費ラ
インから求められる速1a比よりも小ざく設定し、且つ
、その値を少なくともアクセル開度及びブレーキ踏込量
に依存して連続的又は段階的に設定することにより、同
じく上記目的を達成したものである。 なお、上記構成において「アクセルペダルと独立してエ
ンジントルクを変え得る手段を有したエンジン」とは、
[アクセル開度によってエンジントルクが一程的に決ま
らず、同一アクセル開度であっても種々の走行条件等に
応じて例えば、吸入空気■を変えさせることにより、異
なったエンジントルクを発生可能なエンジン」を意味し
ている。 従ってこの種のエンジンの中には、アクセルペダルと実
際にエンジントルクを変える手段、例えばスロットル弁
とが完全に独立している所謂リンクレスタイプのエンジ
ンのほか、例えばアクセルペダルとスロットル弁とがリ
ンクタイプとされていても、走行条件に応じてバイパス
弁等を開閉することによって、同一アクセル開度でもエ
ンジントルクを変え得るようなタイプのエンジンも含ま
れる。この場合は、[スロットル弁及びバイパス弁」が
「エンジントルクを変え得る手段」となる。 【作用] 本発明に33いては、運転者のエンジンブレーキの効か
せ方の意思を検出する情報として先ずアクレル開度を選
択し、アクセル開度が全閉相当値以外に設定した所定値
以下のとぎには目標出力馬力又は目標車両駆動トルクを
負の値に設定しく第1発明)、あるいは速度比をQ適燃
費ラインより小さく設定することとしく第2発明)、こ
の負の値、あるいは速度比を少なくともアクセル開度及
びブレーキ踏込量に依存して連続的又は段階的に設定す
るようにしたため、アクセルが全閉とされているときに
は強いエンジンブレーキを、又、アクセルが若干踏込ま
れているとぎには弱いエンジンブレーキを効かせること
ができるようになると共に、更にブレーキの踏込量に応
じてもエンジンブレーキの効かせ方を変えることができ
るようになり、それだけ運転者の意思に沿ったエンジン
ブレーキ走行を行うことができるようになる。 即ち、従来は運転者がエンジンブレーキを効かせようと
しているか否かの判断の接点をアクセル全111時にと
っていたが、本発明ではこの接点をアクセルを若干踏込
んだ位置に設定し、これ以下のときのアクセル開度に応
じてエンジンブレーキの効ぎを調整し1qるようにした
ものである。その結果アクセルペダルが全閉でなくても
該アクセルペダルの開度に応じてエンジンブレーキが効
くようにでき、下り坂等において全閉としたとぎにのみ
急激にエンジンブレーキが効くというような不具合を解
消することができる。 又、更にはブレーキ踏込量に応じてもエンジンブレーキ
の効かせ方を変えられるため、アクセルペダルが仝閑の
ときでも、運転者の意思に沿ったエンジンブレーキ走行
が可能である。 なお、従来はアクセル全閉時において、(エンジンが所
定の回転数以上で)燃料カットを行うようにしているが
、本発明においてはアクセル全閉時以外においても負の
目標出力馬力又は負の目標車両駆動トルクが設定された
とぎには燃料カットを行うようにすることができ、これ
により燃費の向上を図ることができるようにもなる。 好ましい実施態様は、前記負の値あるいは速度比をアク
セル開度、ブレーキ踏込口、及び車速に依存して設定す
ることである。 又、好ましくは、ブレーキ踏込ωが零のときはアクセル
開度を、アクセル開度が零のときはブレーキ踏込量を、
ブレーキ踏込口及びアクセル開度が共に零でないときは
アクセル開度を、それぞれ優先させて前記負の値あるい
は所定値以下の速度比を設定すると共に、ブレーキ踏込
量及びアクセル開度が共に零のとぎの該負の値あるいは
速度比を一致させて設定することである。 通常の走行の揚台、アクセルペダルが踏込まれていると
ぎにはブレーキ踏込りは零である。又、ブレーキが踏込
まれているときにはアクセル開度は零である。従って、
いずれかが踏込まれているときにはその踏込まれている
側の開度あるいは踏込量に応じて目標出力LG力又は目
標車両駆動トルクを設定づればよい。この場合、ブレー
キ踏込(1及びアクセル開度が共に零でないときはアク
セル開度を0)先すべきである。又、ブレーキ踏込量及
びアクセル開度が共に零のときの前記負の値あるいは所
定値以下の速度比を一致させるようにしておくと、アク
セルオン−アクセルオフ、ブレーキオフ−ブレーキオン
の各状態を滑かに連続させることができるようになる。 【実施例] 以下図面を参照して本発明の実施例を詳細に説明する。 第2図に本発明に係る車両駆動系の制t!l装置の実施
例が適用された自動車用エンジン及び無段変速機の全体
概略を示ず。 図において、エンジンE/Gの出力軸2はクラツヂ機構
4を介してベルト駆動式の無段変速機(以下CVTと称
する)に接続されている。 このCVTは、入力軸6上、及び出力軸8上にそれぞれ
固定プーリ11.15、可動プーリ12.16からなる
V型ブーり装置10,14を備える。 入力側固定プーリ11は入力軸6に固定され、入力側可
動プーリ12は軸方向へ移ωJ可能に入力軸6の外周に
スプライン又はボールベアリング等で嵌合している。同
様に、出力側固定ブー915は出力軸已に固定され、出
力側可動プーリ16は軸方向へ移動可能に出力軸8の外
周にスプライン又はボールベアリング等で嵌合している
。 各可動側プーリ12.16の受圧面積は、入力側〉出力
側となるように設定されており、該入力側で速度比変更
のための強制的な有効径変更ができるようになっている
。 又、入力側と出力側において固定プーリ11.15と可
動プーリ12.16との軸線方向の配置は互いに逆とさ
れ、伝動ベルト18が常に入、出力軸6.8に対して直
角に掛かるようにしである。 固定プーリ11.15及び可動プーリ12.16の対向
面は半径方向外方へ向ってお互いの距離を増大するテー
バ面上に形成されている。又、断面が等脚台形の伝動ベ
ルト18が入力側及び出力側の■型ブーり装置10,1
4間に掛けられる。 この伝動ベルト18は各■型ブーり装置10.14の固
定及び可動ブーりの締付力の変化に伴ってブーり面上に
おける半径方向接触位置が連続的に変化する。入力側■
型ブーり表置10における伝動ベルト18の接触位置が
半径方向外方へ移動J゛ると、出力側Vギブ−り装置に
おける伝動ベル1−18の接触位置が半径方向内方へ移
動し、CVTの速度比C(−出力軸8の回転速度N0U
t/入力軸6の回転速度N in)は増大し、逆の場合
には速度比eは減少する。 出力軸8の動力は図示していない前後進17)換え用の
′T1星歯車装置、減速用の歯市装賓、差動歯車装置等
を介して駆動輪へ伝達される。 一方、アクセルペダルセンサ34は運転者の足35によ
って踏込まれるアクセルペダル36の開度θaCを検出
する。又、エンジンE/Gの吸気スロットルの開度は、
アクセルペダル36とは独立したスロットルアクチュエ
ータ19によって制御される。 ブレーキセンサ22は、ブレーキペダル22Aのy21
込岱を検出する。 入力側及び出力側回転角センサ20.21はそれぞれプ
ーリ11.16の回転角を検出し、その結果回転速度(
出力側の回転速度からは車速V)が検出・換亦される。 圧力制御弁24は、オイルポンプ25によりリザーバ2
6から油路27を介して送られてくる油圧媒体としての
オイルの油路28への逃し母を制Ut+−することによ
り、油路29のライン圧PL8調圧する。出力側可動プ
ーリ16の油圧サーボ装置には、油路29を介してライ
ン圧PLが供給される。 流■制御弁30は、入力側可動プーリ12へのオイルの
流入・流出口を制御する。CVTの速度比eを一定に維
持するためには、油路33と油路29から分岐するライ
ン圧油路31及びドレン油路32との接続が断たれる。 その結果、入力端可O」プーリ12の軸方向の位置が一
定に維持され、速度比eも一定に維持される。又、速度
比eを増大きせるためには、ライン圧油路31から油路
33を介して入力側可動プーリ12の油圧サーボ装置内
へオイルを供給するようにする。その結果、入力側プー
リ11.12間の締付力が増大され、該入力側プーリ1
1.12面上における伝動ベルト18の接触位置が半径
方向外方へ移動して速度比eが増大される。逆に、速度
比eを減少させるためには、入力側可動プーリ12の油
圧サーボ装置内のオイルをドレン油路32を介して大気
側へ尋通さけて該入力側プーリ11.12間の締付力を
減少させるようにする。 油路313における油圧はライン圧PL以下であるが、
+irj 述のように、入力側可動プーリ12の油圧サ
ーボ装置のピストン受圧面積が出力側可動プーリ16の
油圧サーボ装置のピストン受圧面積よりも大きく設定し
であるため、入力側プーリ11.12の締付力を出力側
プーリ15.16の締付力よりも大ぎくすることが可能
である。 入力側プーリ11.12の締付力を流量制御弁30で変
化させることによって該入力側プーリ11.12間にお
ける有効径を変化させ、一方、出力側プーリ15.16
において入力側の有効径変化に追随して伝動ベルト18
が滑らずにトルク伝)ヱが確保されるような締付力が生
じるようにライン圧PLが圧力制御弁24によって調圧
される。 電子制御装置38は、アドレスデータバス39により互
いに接続されているD/Aコンバータ401人カイカイ
ンターフェイス4 、A/Dコンバータ42、CPU4
3、RAM44、ROM45を含lυでいる。アクセル
ペダルセンサ34のアナログ出力θaC1及びブレーキ
センサ22のアナログ出力θbrはA/Dコンバータ4
2へ送られ、回転角センサ20,21のパルスは入力イ
ンターフェイス41へ送られる。スロットルアクチュエ
ータ19、流量制御弁30、及び圧力制御弁24への制
tll’F圧Vth、 Vin、 VoutはD/Aコ
ンバータ40からそれぞれ増幅器49.50.51を介
して送られる。 第3図(A>はスロットルアクチュエータ19用の増幅
器49の入力電圧と出力電流との関係を示し、第3図(
B)はスロットルアクチュエータ19の入力電流と吸気
スロットル開度との関係を示している。従って増幅器4
9の入力電圧に比例してスロットル開度が増大する。 第4図(A)は流量制御弁30用の増幅器50の入力電
圧と出力電流との関係を示し、第4図(B)は流量制御
弁30の入力電流と可動プーリ12の入力側油圧サーボ
への流口との関係を示している。従って増幅器50の入
力電流の変化に速度比Cは比例する。 第5図<A>は圧力制御弁24用の増幅器51の入力電
圧と出力電流との関係を示し、第5図(B)は圧力制御
弁24の入力電流とライン圧PLとの関係を示している
。従って増幅器51の入力電圧の変化に対してライン圧
PLは線形的に変化Jる。圧力制御弁24の入力電流が
零であってもライン圧PLは所定flu P L +に
維持されるため、断ねや電子制御装置38に万一不具合
が生じても、可動プーリ12.16の油圧サーボへ所定
油圧が供給され、CVTにおける最少限のトルク伝達が
確保される。 第6図にこの装置の制御系のブロック図を示ず。 図において、ブロック100はアクセル開度θaC、ブ
レーキ踏込量θbr、及び車速■により目標出力馬力P
S’を式又はマツプによって求める演算器を示している
。マツプの例を第1図に示1゜図から明らかなように、
アクセル開度が所定値θ1〜θ3(車速に依存)より小
さいとぎは、目標出力馬力PS”はアクセル開度及び車
速に応じた負の値とされている。又、アクセル間度θa
C,ブレーキ踏込最θbrが共に零のときの目標出力馬
力は各車速において一致した値PS+°〜PS3゜とさ
れている。なお、アクセル間度θaC,ブレーキ踏込偵
θbrが共に零でないとぎにはアクセル開度θaCによ
って目標出力馬力PS°が決定される。 ブロック102は目標出力馬力PS°より目標入力側回
転速度1’Jin’を求める演算器を示している。この
求め方は、目標出力馬力PS”が正のときは例えば第8
図に示されるような最適燃費ラインAを基準にして設定
する。走行性重視のときはより高回転側(ラインB)に
設定してもよい。一方、目標出力馬力PS”が負のとき
は、例えばスロットル仝閉時のラインを基準にして設定
する。 この場合目標出力馬力PS” と目標入力側回転速度N
in’ との関係は第9図のようになる。図から明らか
なように、目標出力馬力PS’が負のときは目標入力側
回転速度Nin’が増大(速度比eが減少)ザるように
設定されている。目標出力馬力PS’は第1図からアク
セル開度が全閉とならないうちに負となるように設定さ
れており、且つ該負の値がアクセル開度、ブレーキ踏込
量、及び工↑f速に依存しているため、結局目標入力側
回転速度N in”もアクセル開度が全閉とならないう
ちに増大(速度比eは減少)し始めることになり、且つ
その増大の程度がアクセル開度、ブレーキ踏込量l、及
び車速に依存していることになる。 ブロック104は、CVTの実入力側回転速度Ninが
目標入力側回転速度Nin’となるように流f−u 1
1制御弁30の制御電圧Vinをフィードバック制61
1−!l’ることによってCVTの速度比eを制御する
制御系を示している。この制御には、例えば(1)式の
ような演算式を用いる。 Vin=k +  (N in’ −N in) −(
1)なJ3、この制御に当って例えば油温等に応じて補
正をし、より精度の高い演算式を用いるように刀るのは
自由ひある。 ブロック106は、目標出力馬力PS°とCVTの実入
力側回転速度N1nとより、目標エンジントルクTe°
を式又はマツプにより求める演算器を示している。この
演亦には、例えば(2)式を用いる。 Te ” =に、 2 X PS” /N :n・(2
)ブロック108は、目標エンジントルクTe。 と実エンジン回転速度N(4とにより、目標スロットル
開度θ【[1°を式又はマツプによって計算する椀算器
を示している。 ブロック110は、実スロツトル間度θthが、目標ス
ロットル開度θth” になるようにスロワ1〜ルアク
チユエータ1つの制御電圧vthをフィードバック制御
する制御系である。例えば、この制御には(3)式を用
いるとよい。 Vth=k s X (θth’−6th)・・・(3
)なお、前記ブロック100において、目標出力馬力は
他の要因、例えば走行路勾配、車重、外部スイッチ(エ
コノミーパターン、あるいはパワーパターン等の選択ス
イッチ)等をパラメータとして修正・変更してもよい。 又、ブロック102において、目標入力側回転速度Ni
n”は、他の要因、例えば車速、エンジン冷却水温、走
行路勾配、車重、外部スイッチ、空燃比等をパラメータ
として、修正・変更してもよい。 更に、ブロック108において、目標スロツ1〜ルラミ
θth’は、他の要因、例えばエンジン冷却水(晶、空
燃比、あるいはCVTの入力側回転速度の時間的変化量
等をパラメータとして修正・変更してもよい。ここにお
いて、CVTの入力側回転速度の時間的変化量を考慮す
るとよいのは、CvTの変速時はエンジン−クラッチ−
CVT入力側のttq性モーメントの影響で、実出力ト
ルクが変化するためである。このための修正は、例えば
次式で目標エンジントルクTe’を置換えればよい。 Tc ” =Te ’ +k 4 xd /dt(Ni
n) −(4)第7図に、上記制御のフローチャートを
示す。 まず、ステップ200においてアクセル開度θaC、ブ
レーキ踏込口θbr、車速■、入力側回転速11Nin
1エンジン回転速度Ne、スロットル開度θthの読込
みが行われる。次いでステップ202において目標出力
馬力PS”がアクセル開度θaC。 ブレーキ踏込口θb「、車速Vの関数f1として求めら
れる。その後、ステップ204において目標入力側回転
1[fNin’がステップ202において求められた目
標出力馬力PS’の関数「2として求められる。ステッ
プ206においては、ステップ204において求められ
た目標入力側回転速度Nin”を用いて流Ei ul 
1211弁30の制御電圧Vinが式k 、 (Nin
”−Nin)の演算によって求められる。ステップ20
8においては、目標エンジントルクTe”が入力側回転
速度Ninと目標出力馬力PS”のE?1lf3として
求められる。又、ステップ210においては、目標スロ
ットル開度θth”がステップ208において求められ
た目標エンジン1〜ルクTe” とエンジン回転速度N
eとの関数r4として求められる。そしてステップ21
2において、スロットルアクチュエータ19の制U++
電圧V[11が式に3(θth’−θ(i))によって
求められる。 上記実施例によれば、アクセル開度θaCが所定値θ1
〜θ3(車速に依存)以下のときには、アクセルの踏み
加減及びブレーキの踏み加減によってエンジンブレーキ
の強弱を任意に操作することができる。 又、スロットル開度は定常時、過渡時を問わず所定値に
適正に制御され、エンジンの出力トルクがそれに応じて
制御されることになる。 なJ5、例えばディーゼルエンジン等にJ3いては、前
記目標スロットル開度を目標燃料噴則■に置換えること
で上記実施例と同様な効果をそのまま得ることができる
。又、上記実施例では、CVTの入力側回転速度を目標
入力側回転速度と比較してフィードバック制御するよう
にしていたが、これをCVTの速度比eを目標速度比e
°と比較してフィードバック制御するようにしても当然
に上記実施例と同様な効果を得ることができる。この場
合、目標速度比e°はNout /Nin”  (No
utは無段変速機の出力側回転速度)として求めること
ができ、流量制御弁30の制御2II電圧Vinはに5
(Q ’ −e )として求めることができる。 第10図〜第13図に本発明の第2実施例を示ず。先の
実施例では目標出力として目標出力馬力PS’を求める
場合の例が示されていたが、本実施例では目標出力とし
て目標車両駆動トルクT。 0を求めるようにしている。 第10図にこの第2実施例が適用される装置の制御系の
ブロック図を示ず。基本論理は先の実施例と同様である
。簡単に説明すると、図において、ブロック300はア
クセル開度θaC,ブレーギ踏込損θbr、車速Vによ
り目標車両駆動1−ルクT。 6を式又はマツプによって求める演算器を示している。 この例を第11図に示す。図から明らかなように各車速
に応じ、アクセル開度θaCが04〜θG以下のときに
は目標車両駆動トルクTo”は負の値に設定されるよう
になっている。又、アクセル開度θaC、ブレーキ踏込
口θbrが共に零のときの目標車両駆動トルクは各車速
において一致した1直TD4°〜Toe°とされている
。なお、アクセル間度θaC1ブレーキ踏込lθbrが
共に零でないとぎにはアクセル開度θaCによって目8
F、車両駆動トルクTo”が決定される。 ブロック302は目標車両駆動トルクTo”より目標入
力側回転速度Nin’を求める演算器を示している。こ
の場合、目標車両駆動トルクTo’が正のとぎは最適燃
費ライン等を基準として定め、負のとぎはスロットル全
閉時のラインを基準として定める。このようにして求め
られる目標入力側回転速度Nin’の一例を第12図に
示ず。図から明らかなように、目標車両駆動トルクTo
’がΩとなり始めるとぎ、即ちアクセル開度θaCが未
だ全閉とならないときに、入力側回転速度N in’が
増大(速度比eは減少)するようになっている。 目標車両駆動トルクTo’は第11図から明らかなよう
に、アクセル開度、ブレーキ踏込量、及び車速に依存し
て設定されているため、結局目標人力[1111回転速
度Nir+’もこれらに依存して増大していくことにな
る。 ブロック304は、CVTの実入力側回転速度Ninが
目標入力側回転速度Nin’ となるように流量制御弁
30の制御電圧V10をフィードバック調整することに
よってCVTの速度比Cを制御する制御系を示している
。 ブロック306は、速度比eと目標車両駆動トルクTo
” とより、目標エンジントルりTe” を式又はマツ
プにより求める演算器を示している。 この演算には、例えば(2)式を用いる。 Te °=k 2 xe XTo” ++ (4)ブロ
ック308は、目標エンジントルりTe。 と実エンジン回転速rg、Neとにより、目標スロット
ル開度θth’を式又はマツプによって計算する(ふ1
1算器を示している。 ブロック310は、実スロツトル間度6thが、目標ス
ロットル開度θth”になるようにスロットルアクチュ
エータ1つの制御電圧vthをフィードバック制御する
制御系を示している。 なお、1)11記ブロツク300における、目標車両駆
動トルクTo” 、ブロック302における目標入力側
回転速度Nin’、ブロック308における目標スロッ
トル開度θth’については、先の第1実施例と同様に
他の要因をパラメータとして修正・変更してもよい。 第13図に、上記制御のフローチャートを示ず。 まず、ステップ400においてアクセル回置θaC、ブ
レーキ踏込mθbr、車速■、入力側回転速度N111
、エンジン回転速度Ne、速度比e、スロットル開度θ
thの読込みが行われる。次いでステップ402におい
て目標車両駆動トルクTo’がアクセル聞1哀θaC、
ブレーキ踏込量、及び車速Vの関数「5として求められ
る。その後、ステップ404において目標入力側回転速
度Nin”がステップ202において求められた目標車
両駆動トルクTo°及び車速■の関’1llf6として
求められる。 ステップ406においては、ステップ404にa3いて
求められた目標入力側回転速度Ni0°を用いて流量制
御弁30の制御211雷圧Vinが式に、(Nino−
Nin)の演終によって求められる。ステップ408に
J3いては、目標エンジントルりTe”が速度比e及び
目ゼ;;車両駆θノトルクTo’の関数[7として求め
られる。又、ステップ4101.:J>いて(ユ、目標
スロット21間度θth”がステップ408において求
められた目標エンジントルクTO”とエンジン回転速1
m N eとの関数「8として求められる。そしてステ
ップ412にJ−3いて、スロットルアクチュエータ1
つの制御電圧[[)が弐に3(Otllo−θth)に
よって求められる。 この第2実施例によっても先の実施例と全く同様な効果
を1qることができる。 (発明の効果1 以上説明した通り、本発明によれば、アクセル開度が全
閉状態でなくても弱いエンジンブレーキ、あるいは弥い
エンジンブレーキを必要に応じて適宜に作用ざぜること
ができ、−更にブレーキの踏込みが行われたときには、
その踏込量に応じたより強いエンジンブレーキを作用さ
せることができ、下り坂等において従来より安定且つ円
滑な走行ができるようになるという優れた効果が得られ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明に係る車両駆動系の制御方法の第1実
施例におけるアクセル開度と目標出力馬力との関係を示
ず線図、第2図は、上記実施例が適用へれた自動車用エ
ンジンと自動変速凶の全体概要を示すスケルトン図、第
3図<A)は、上記実施1?Iで用いられているスロッ
トルアクチュエータ用増幅器の入出力特性を承り線図、
第3図<B)は、同じくスロットルアクチュエータの入
力とスロットル開度との関係を示ず線図、第4図(A)
は、同じく流量制御弁用増幅器の入出力特性を示−リね
図、第4図(B)は、同じく流量制御弁の入力とCVT
の速度比との関係を示す線図、第5図(A)は、同じく
圧力調整弁用増幅器の入出力特性を示J線図、第5図(
B)は、同じく圧力制御弁の入力とライン圧との関係を
示V線図、第6図は同じく制御系のブロック図、第7図
は、同じく制御ルーチンを示す流れ図、第8図は、同じ
くエンジン回転速1哀と出力トルクとの関係を示す線図
、第9図は同じく目標出力馬力と目標入力側回転速度と
の関係を示ザ線図、第10図、第11図、第12図、第
13図は本発明の第2実施例を示す、それぞれ第6図、
第1図、第9図、第7図相当図である。 E/G・・・エンジン、 6・・・入力軸、 8・・・出力軸、 θaC・・・アクセル開度、 θbr・・・ブレーキ踏込畠、 ■・・・車速、 Nin・・・入力側回転速度、 1”Jin’・・・目標入力側回転速度、PS”・・・
目標出力馬力、 Teo・・・目標エンジントルり、 θ(h・・・スロットル開度、 θth’・・・目標スロットル開度、 e・・・速度比、 eo・・・目標速度比。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)アクセル開度と独立してエンジントルクを変え得
    る手段を有したエンジンと、速度比を無段階に制御でき
    る無段変速機とを備えた車両駆動系の制御方法において
    、 前記アクセル開度が全閉相当値以外に設定した所定値以
    下のときは、該アクセル開度等に依存して求める目標出
    力馬力又は目標車両駆動トルクを負の値に設定し、且つ
    、該負の値を少なくともアクセル開度及びブレーキ踏込
    量に依存して連続的又は段階的に設定することを特徴と
    する車両駆動系の制御方法。
  2. (2)前記負の値をアクセル開度ブレーキ踏込量、及び
    車速に依存して設定する特許請求の範囲第1項記載の車
    両駆動系の制御方法。
  3. (3)ブレーキ踏込量が零のときはアクセル開度を、ア
    クセル開度が零のときはブレーキ踏込量を、ブレーキ踏
    込量及びアクセル開度が共に零でないときはアクセル開
    度を、それぞれ優先させて前記負の値を設定すると共に
    、ブレーキ踏込量及びアクセル開度が共に零のときの該
    負の値を一致させて設定することを特徴とする特許請求
    の範囲第1項又は第2項に記載の車両駆動系の制御方法
  4. (4)アクセル開度と独立してエンジントルクを変え得
    る手段を有したエンジンと、速度比を無段階に制御でき
    る無段変速機とを備えた車両駆動系の制御方法において
    、 前記アクセル開度が全閉相当値以外に設定した所定値以
    下のときは、前記速度比を最適燃費ラインから求められ
    る速度比よりも小さく設定し、且つ、その値を少なくと
    もアクセル開度及びブレーキ踏込量に依存して連続的又
    は段階的に設定することを特徴とする車両駆動系の制御
    方法。
  5. (5)前記所定値以下の速度比をアクセル開度、ブレー
    キ踏込量、及び車速に依存して設定する特許請求の範囲
    第4項記載の車両駆動系の制御方法。
  6. (6)ブレーキ踏込量が零のときはアクセル開度を、ア
    クセル開度が零のときはブレーキ踏込量を、ブレーキ踏
    込量及びアクセル開度が共に零でないときはアクセル開
    度を、それぞれ優先させて前記所定値以下の速度比を設
    定すると共に、ブレーキ踏込量及びアクセル開度が共に
    零のときの該速度比を一致させて設定することを特徴と
    する特許請求の範囲第4項又は第5項に記載の車両駆動
    系の制御方法。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01106742A (ja) * 1987-10-19 1989-04-24 Honda Motor Co Ltd 車両用無段変速機の変速制御方法
JPH01132431A (ja) * 1987-11-16 1989-05-24 Honda Motor Co Ltd 車両用無段変速機の変速制御方法
JPH01160741A (ja) * 1987-12-18 1989-06-23 Honda Motor Co Ltd 車両用無段変速機の変速制御方法
JPH01255756A (ja) * 1988-03-31 1989-10-12 Shimadzu Corp 車両用無段変速機の減速制御装置

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