JPS62197497A - タブレツト洗剤 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は破壊強度の高いタブレット洗剤に関するもので
ある。さらに詳しくいえば１本発明は。

衣料用洗剤としてはもちろん、台所用、浴室用。

手洗い用洗剤などとして好適に用いらｎる。破壊強度が
高くて打錠、包装、輸送時などにおいて破壊が少なく、
かつ水中で容易に崩壊するタブレット洗剤に関するもの
である。

従来の技術 通常使用さｎている洗剤の形態としては、液状タイプと
粒状タイプの２種があり、前者のタイプは主として台所
、浴室、洗面所用などとして用いらｎ１後者の粒状タイ
プのものは、主に衣料などの洗濯に用いら几ている。

ところで、液状洗剤はかさ張らず、かつ水に溶けやすい
という利点を有するものの、容器や計量カップなどに粘
稠な液が付着して使用感が損われるという欠点がある。

一万、粒状洗剤は、溶解性を良好にするために、噴霧乾
燥などによって中空粒子としており、その結果、かさ張
る上に微粉が発生しやすくて、使用時に目や鼻を刺激す
るという欠点を有している。

そこで、このような液状洗剤や粒状洗剤が有する欠点を
解消するために、最近タブレット洗剤の開発が試みらｎ
ている。このタブレット洗剤は。

前記の液状洗剤や粒状洗剤に比べて利用しやすいという
利点がある反面、製造、輸送時の衝撃に酎えうる強度を
有し、かつ水中で崩ｎやすいなどの性質が要求される。

タブレットの強度が低いと、打錠時に破壊されやすくて
生産性が低下し、その上包装や輸送時などにおいて衝撃
による破壊が生じやすく、商品イメージの低下は免ｎな
い。

したがって、薬品や食品分野においては、このような問
題を解決するために種々の結合剤を用いることが提案さ
ｎている。この結合剤としては、例えば多糖類や結晶セ
ルロースなどがよく知らｎでいる。

ところで、アニオン性界面活性剤を多量に含有するタブ
レット洗剤においては、水利力の高い界面活性剤が水利
によって粘ちょう性となるために、タブレット内部への
水の浸透が遅延さｎ、水中での崩壊速度が遅くなるとい
う好ましくない性質を有している。このような性質は打
錠時の加圧条件によって大幅に異なり、加圧を高くする
と該活性剤が密になって水の浸透が一層遅くなる。した
がって、タブレットの崩壊速度の点からは、できるだけ
低圧で打錠するのが望ましいが、低圧で打錠するとタブ
レット強度の低下は免ルないという欠点を生じる。

そこで、タブレットの強度を補うだめの基材が必要とな
るが、洗剤系で使用しつるには、該基材は洗浄液中で凝
集物となって使用感を損ねた９、洗清物に付着したりし
ないために、水に溶解するか、あるいは微分散しなけｎ
ばならず、したがって、従来知らｎている結晶セルロー
スなどの物質は洗剤用としては不適である。

発明が解決しようとする問題点 本発明の目的は、このような従来のタブレット洗剤がも
つ欠点を克服し、破壊強度が高くて、打錠、包装、輸送
時などにおいて破壊が少なく、その上水中で崩壊しやす
いタブレット洗剤を提供することにある。

問題点を解決するだめの手段 本発明者らは前記目的を達成すべく鋭意研究を重ねた結
果、アニオン性界面活性剤に、特定粒度の第四級窒素含
有セルロースエーテル粉末及びある種の無機塩化物を組
み合わせることにより、その目的を達成しうろことを見
出し、この知見に基づいて本発明を完成するに至った。

すなわち１本発明は、（Ａ）アニオン性界面活性剤５〜
４　ｏＭＩｋ％、　（Ｂ）３　ｏメツシュふるい目通過
フラクションが７０％以上の粒度を有する第四級窒素含
有セルロースエーテル−粉末０．１〜５重量％及び（Ｃ
）一価又は二価の陽イオンを含む塩化物３〜８０重量％
を含有して成るタブレット洗剤を提供するものである。

本発明でいうタブレットとは、直径が約１５１ｍ〜約４
０順、厚みが約５ｎ〜約１５鎮の形状で、タブレットの
詰り度合を表わす空気含有率、すなわち空隙率が約１０
〜２５チの範囲のものを示す。

本発明洗剤において、（薊成分として用いらルるアニオ
ン性界面活性剤としては１通常の粒状洗剤に慣用さｎて
いるもの１例えば平均炭素数１０〜１６のアルキル基含
有する直鎖アルキルベンゼンスルホン酸塩（ＬＡＳ）、
平均炭素数ｌＯ〜２０のオレフィンスルホン酸塩（Ａｓ
８　）　、平均炭素数１０〜２０の直鎖又は分枝鎖のア
ルキル基若しくはアルケニル基を有し、かつ平均０．５
〜８モルのエチレンオキシドを付加したアルキルエーテ
ル硫酸塩又はアルケニルエーテル硫酸塩（ＡＫＳ　）、
平均炭素数１０〜２０のアルキル基を有するアルキル硫
酸塩（Ａｓ）などが挙げられる。

こ１らのアニオン性界面活性剤は１種用いてもよいし、
２種以上組み合わせて用いてもよく、タブレット洗剤中
のその含ｉｆは５〜４０重量％の範囲で選ばｎる。この
借が５重量％未満では、洗浄力を満足させるためにタブ
レットの形状を大きくするか、あるいは使用個数を多く
しなけ１ばならないので実用的でなく、−万４０重量％
を超えるとビルダーなどの配合量が少なくなり好ましく
ない。

本発明洗剤において、（Ｂ）成分として用いられる第四
級窒素含有セルロースエーテルとしては、セルロースに
酸化エチレン又は酸化プロピレンを付加すせて得らｎる
ヒドロキシエチルセルロース又はヒドロキシプロピルセ
ルロースに、アルキル基の炭素数が１〜３のグリシジル
トリアルキルアンモニウムクロリド又はプロミドを反応
させて得らｎたものが挙げらｎる。この反応において酸
化エチレン又は酸化プロピレンの無水グルコース単位当
りの付加モル数は１〜４の範囲が好ましく、また第四級
窒素含有セルロースエーテル中の窒素含有量は０．４〜
３重量−の範囲が好ましい。この範囲以外の第四級窒素
含有セルロースエーテルでは。

本発明の効果を十分に発揮することができない。

本発明においては、該第四級窒素含有セルロースエーテ
ルは３０メツシュふるい目通過フラクンヨンが７０−以
上の粒度を有する粉末状のものを用いることが必要であ
る。粒度がこの範囲以外のものを用いると５本発明の効
果が薄部る上に１粒子の膨潤が遅くなって洗たく物に付
着し、使用感が損わｎる。また、このものの平均粒径と
しては。

５０〜４５０μｍの範囲が好ましい。

この第四級窒素含有セルロースエーテル粉末の含有量は
、タブレット洗剤に対し０．１−＋ｉＩＥ量−の範囲で
選ばｎる。該含有量がｏ、ｉ重ｉｌチ未満では本発明の
効果が十分に発揮されず、−万５重量％全超えると量の
割には効果の向上がなく、５重責％より多く添加するこ
とは無意味である。

本発明洗剤に使用するための好ましい第四級窒素含有セ
ルロースエーテルとしては、例えばレオガード、、ＫＧ
Ｐ、　　ＭＬＰ、　　ＭＧＰ％　ＧＰ　［いずれもライ
オン■裂、商品名］などを挙げることができる。

本発明洗剤において、（Ｃ）成分として用いる塩化物は
一価又は二価の陽イオンを含むものであり。

陽イオンが一価のものとしては、例えば塩化リチウム、
塩化ナトリウム、塩化カリウム、塩化アンモニウムなど
が、陽イオンが二価のものとしては、例えば塩化マグネ
シウム、塩化カルシウムなどが挙げられる。これらの塩
化物はそｎぞｎ単独で用いてもよいし、２種以上を組み
合わせて用いてもよく、また結晶水を含むものも用いる
ことができる。

前記塩化物の含ｉｔは、タブレット洗剤に対して３〜８
０重！−１の範囲で選ばｎる。この量が該範囲を逸脱す
ると本発明の効果は十分に発揮さｎない。

本発明洗剤には、前記必須成分に加えて、所望に応じ、
薬品や食品のタブレットに用いらｎる他の成分１例えば
発泡錠成分である炭酸水素ナトリウムと有機酸、あるい
はデンプン・やデンプン誘導体などの崩壊剤を含有させ
ることができる。さらに１本発明洗剤には、通常の粒状
洗剤に用いら几ている他の成分、例えばトリポリリン酸
ナトリウム、ゼオライト、硫酸ナトリウム、炭酸ナトリ
ウムなどの無機ビルダー、クエン酸ナトリウム、エチレ
ンジアミン四酢酸ナトリウム、ニトリロ三酢酸ナトリウ
ム、ポリエチレングリコールなどの有機ビルダー、さら
には色素、酵素、漂白剤などの添加剤を所望に応じ含有
させることができる。

このようにして、各成分を配合して得ら几た組成物は、
通常用いら１ているタブレット成形法に従って容易に成
形することができる。

発明の効果 本発明のタブレット洗剤は破壊強度が高くて。

打錠、包装、輸送時などにおいて破壊が少なく、かつタ
ブレット内部への水の浸透が速くて崩壊しやすく、電気
洗曜機などに用いられる衣料用洗剤としてはもちろん１
台所用、浴室用、手洗い用洗剤などとして好適に用いら
１、実用的価値の高いものでちる。

実施例 次に実施例により本発明をさらに詳細に説明するが、本
発明はこ几らの例によってなんら限定されるものではな
い。

なお、タブレット洗剤の破壊強度、軟化速度（崩壊性）
、空隙率は次に示す方法に従って測定した。

（１）破壊強度 測定機器　　ＦＵＤＯＨＲＨＫＯＭＥＴＦ：ＲＮＲＭ−
２０１０Ｊ　−ＣＷ Ｔ、５ＰＫＫＤ　　５　ｃｍ／　ｍｉｎアダプター　扁
８ を用いて、タブレット測面方向の破壊強度全測定する。

（２）軟化速度 ３０℃の水に成形物を投入し、２分経過後、浸潤軟化し
た部分を除去し、残物の乾燥重量を測定して次式より軟
化速度を算出した。

（３）空隙率 ＢＫＣＫＭＡＮ　空気比較式比重計９３０型で成分の真
比重を求めて１次式より空隙率を算出した。

Ｖ：タブレットの見掛体積 ｖｌ：１成分の真の体積 また１表中の成分の略号及び詳細は次のとおシである。

Ｎａ２ＣＯ３：粒灰 ヒドロキシプロビルスターチ−１０５℃乾燥Ｕ食　３．
８％コーンスターチ　　　　　＝１０５℃乾燥減量１．
５％第四級窒素含有 セルロースエーテル　： 実施例１ 下記の配合組成により、粉末成分を均一に混合したのち
、この配合物６．５９ｆ内径２５ｍのシリンダーに採り
、１００〜３００にＰ／−の圧力で成形した。

このようにして得らまた成形物の空隙率、破壊強度及び
水中での軟化速度を求めた。その結果を第１表に示す。

配合組成 ＡＯ８２１，６重量％ ＮａＣ２７５ 香料・色素　　　０．４ 添加剤　　　　３ また、比較のため、添加剤（第四級窒素含有セルロース
エーテル）を配合しない成形物についても、同様に各性
能を求めた。その結果も第１表に示す。

第　　　　１　　　　表 実施例２ 下記配合組成により、実施例１と同様にして成形し、そ
の成形物の空隙率、破壊強度及び水中での軟化速度を求
めた。また、比較のため、添加剤（第四級窒素含有セル
ロースエーテル）を配合しない成形物についても、同様
に各゛性能を求めた。

こルらの結果を第２表に示す。

配合組成 ＡＯ８２１重量％ Ｎａ（ｔ　　　　　　　　　　　　　４５．１　　　　
　＃ＮａＨＣＯ３９ Ｎａ２ＣＯ５６ フマル醸　　　　　　８ 崩壊剤　　　　　　１０ 添加剤　　　　　　０．５ 色素・香料　　　　　０．４

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １　（Ａ）アニオン性界面活性剤５〜４０重量％、（Ｂ
   ）３０メッシュふるい目通過フラクションが７０％以上
   の粒度を有する第四級窒素含有セルロースエーテル粉末
   ０．１〜５重量％及び（Ｃ）一価又は二価の陽イオンを
   含む塩化物３〜８０重量％を含有して成るタブレット洗
   剤。