JPS6219407Y2 - - Google Patents

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JPS6219407Y2
JPS6219407Y2 JP12023582U JP12023582U JPS6219407Y2 JP S6219407 Y2 JPS6219407 Y2 JP S6219407Y2 JP 12023582 U JP12023582 U JP 12023582U JP 12023582 U JP12023582 U JP 12023582U JP S6219407 Y2 JPS6219407 Y2 JP S6219407Y2
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welding
power supply
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feeding motor
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、ワイヤ送給用モータを備えた自動
溶接機の電源装置に関する。
第1図は従来の自動溶接機用電源装置のブロツ
ク図である。商用周波電源1を入力とする第1の
スイツチング回路2の出力は、主変圧器3,整流
回路4,平滑用リアクトル5を介して溶接負荷6
に供給される。溶接負荷6は、母材60と溶接ワ
イヤ61間に発生するアークであつて、この出力
制御は、第1のスイツチング回路2に接続された
溶接出力制御回路7のボリユーム70によつて行
われる。溶接ワイヤ61の送給は、溶接ワイヤ送
給用モータ8に連動するワイヤ送給ローラ62に
よつて行われる。溶接ワイヤ送給用モータ8へ
は、商用周波電源1,補助変圧器9,第2のスイ
ツチング回路10,スイツチS1を介して電力が供
給され、回転数は、第2のスイツチング回路10
に接続されたモータ駆動制御回路11のボリユー
ム110によつて制御される。また、溶接出力制
御回路7,モータ駆動制御回路11は、各々始動
のためのスイツチS4,S5を有しており、これらは
連動動作する。また、モータ駆動制御回路11
は、溶接ワイヤ61の寸動(以下インチングとい
う)を行なうインチンググスイツチS6を有してい
る。そして、ワイヤ送給用モータ8の両端には、
発電制動を行なうためのスイツチS2,抵抗Rが接
続されている。
以上の構成において、まず商用周波電源1が入
力されると、溶接出力制御回路7,モータ駆動制
御回路11に各々駆動電圧が与えられる。しかし
この時点では、第1のスイツチング回路2,第2
のスイツチング回路10は動作しない。そこで、
母材60と溶接ワイヤ61との間隙をセツトする
ため、インチングスイツチS6を軽く押して離す
と、インチングスイツチS6が接触している期間だ
け第2のスイツチング回路10は駆動し、スイツ
チS1が閉じられてワイヤ送給用モータ8が回転し
て溶接ワイヤ61が送出される。そして、インチ
ングスイツチS6の操作によつて母材60と溶接ワ
イヤ61との間隙がセツトされた段階で、連動す
るスイツチS4,S5を投入する。スイツチS4,S5
閉じられると第1,第2のスイツチング回路2,
10が駆動して、溶接負荷6,溶接ワイヤ送給用
モータ8に、各々ボリユーム70,110によつ
て規定された電力が供給され、溶接作業が開始さ
れる。
このように、従来の自動溶接用電源装置では、
主変圧器3で溶接負荷に電力を供給し、補助変圧
器9でワイヤ送給用モータに駆動電力を供給して
いた。
しかしながらこのような電源装置では、溶接作
業中に補助変圧器から溶接ワイヤ送給用モータに
電力を供給するため、補助変圧器はモータ容量以
上の定格容量を必要とする。このため補助変圧器
はかなり大型となり、電源装置はその分大型化し
て且つコスト高になる不都合があつた。
この考案は上記の欠点に鑑みなされたもので、
簡単な回路を付加するだけで補助変圧器を小型且
つ軽量化できる自動溶接機用電源装置の提供を目
的とする。
この考案を要約すれば、溶接中、主変圧器の出
力の一部を取り出して溶接ワイヤ送給用モータに
供給するモータ駆動制御回路を設け、頻繁にモー
タを駆動する必要のある溶接中においては、モー
タ駆動電源を主変圧器から取り出すようにして、
補助変圧器はインチング時にだけ使用するように
したものである。
以下この考案の実施例を図面を参照して説明す
る。
第2図はこの考案の実施例である直流アーク溶
接用溶極式の自動溶接機用電源装置のブロツク図
である。第1図に示した従来の自動溶接機用電源
装置と同一ないし相当部分については同一番号を
付している。
第1のスイツチング回路2は、全波整流ブリツ
ジ20、平滑用のコンデンサ21、プツシユプル
接続されたスイツチングトランジスタ22,23
から構成される公知のインバータ回路である。整
流回路4は、ダイオード40,41と主変圧器3
の中点タツプから構成されるセンタタツプ型全波
整流回路である。上記ダイオード40,41の出
力をスイツチングする第2のスイツチング回路1
0は所謂チヨツパ回路であつて、整流回路4への
逆流を防止するためのダイオード101,平滑用
のコンデンサ102,整流回路4の出力をオンオ
フするスイツチングトランジスタ103,発電制
動時の保護用ダイオード104からなる。この第
2のスイツチング回路はモータ8に電力を供給す
るモータ電力供給回路を構成している。トランジ
スタ103は、ベースがモータ駆動制御回路11
に接続され、ボリユーム110によつてオンオフ
周期が決定される。商用周波電源1を入力とする
補助変圧器9の出力は、全波整流ブリツジ12,
インチングスイツチS6,適当なインピーダンス素
子からなり始動電流を制限する限流器Zを介し
て、第2のスイツチング回路10の出力に接続さ
れる。
次に動作説明をする。
まず商用周波電源1が入力されると、溶接出力
制御回路7,モータ駆動制御回路11に各々駆動
電圧が与えられるとともに、全波整流ブリツジ1
2は脈流を出力する。しかしこの時点では、第1
のスイツチング回路2,第2のスイツチング回路
10は動作しないし、全波整流ブリツジ12の出
力もインチングスイツチS6が閉じられてないか
ら、ワイヤ送給用モータ8には供給されない。そ
こで、母材60と溶接ワイヤ61との間隙を調整
するためインチングスイツチS6を閉じると、スイ
ツチS6と連動してスイツチS1も閉じてワイヤ送給
用モータ8へ電力が供給され、溶接ワイヤ61が
ワイヤ送給ローラ62の回転とともに送出され
る。インチングスイツチS6を離すと、従来の自動
溶接機用電源装置と同様に、スイツチS1の開放と
ともにスイツチS2が閉じてワイヤ送給用モータ8
を発電機として働らかせ、溶接ワイヤ61の送出
を急停止させる。なお、溶接ワイヤ61のインチ
ング操作は、きわめて短時間の操作であるから、
インチング動作に必要な供給電力に関する限り補
助変圧器9に要求される定格容量は小さくて良
い。
インチングによつて母材60と溶接ワイヤ61
との間隙がセツトされて溶接準備が完了すると、
連動するスイツチS4,S5が投入されて溶接作業が
開始される。スイツチS4,S5が閉じられると、第
1,第2のスイツチング回路2,10が駆動する
とともに、スイツチS1も閉じて、主変圧器3の出
力から溶接負荷6、ワイヤ送給用モータ8へ電力
が供給される。溶接負荷6の出力制御は、溶接出
力制御回路7のボリユーム70によつて行われ
る。溶接作業中における溶接ワイヤ61の送給速
度は、モータ駆動制御回路11のボリユーム11
0によつて制御される。なお、ワイヤ送給用モー
タ8は、モータ駆動制御回路11による定電圧制
御によつて定速度駆動される。また、モータ駆動
制御回路11は、図示してないが演算増幅器、比
較器等によつて構成される公知のフイードバツク
制御用のチヨツパ制御回路である。
一方、溶接作業が完了すると、スイツチS4,S5
のオンが解除される。すると、インチング時と同
様にスイツチS1が開放されるとともにスイツチS2
が閉じられて発電制動が行われ、ワイヤ送給用モ
ータ8は急停止する。こうして、ワイヤ送給用モ
ータ8は、インチング時には補助変圧器9から電
力供給を受け、また溶接時には第2のスイツチン
グ回路10を介して主変圧器3から電力供給を受
ける。したがつて、補助変圧器がワイヤ送給用モ
ータ8に電力供給するのは、始動時や故障時等だ
けで良く、その時間は極めて少ない。このため、
補助変圧器9はインチング動作に必要な容量さえ
備えていれば良いこととなり、結局、その大きさ
を従来に比して大幅に小さく出来、また軽量化出
来ることになる。
なお以上の実施例では溶極式のMIG溶接用電源
装置について述べたが、この考案は非溶極式の
TIG溶接用電源装置にも実施できる。さらにこの
考案は、溶接ワイヤの送給のみを自動的に行い溶
接の進行は手動で操作する半自動溶接機用電源装
置にも実施することができる。
以上述べたようにこの考案は、溶接中主変圧器
の出力の一部を取り出して溶接ワイヤ送給用モー
タに供給し、補助変圧器はインチング操作時のみ
の電源供給に用いるようにしたので、補助変圧器
の定格容量を大幅に小さくして、且つ小型、軽量
化できる利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の自動溶接機用電源装置のブロツ
ク図、第2図はこの考案の実施例である自動溶接
機用電源装置のブロツク図である。 1……商用周波電源、2……第1のスイツチン
グ回路、3……主変圧器、6……溶接負荷、60
……母材、61……溶接ワイヤ、7……溶接出力
制御回路、8……ワイヤ送給用モータ、9……補
助変圧器、10……第2のスイツチング回路(チ
ヨツパ回路)、11……モータ駆動制御回路。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 電源電圧をスイツチングするスイツチング素子
    と、このスイツチング出力が一次側に供給され二
    次側出力が溶接負荷に供給される主変圧器と、溶
    接ワイヤ送給用モータと、一次側が電源に接続さ
    れた補助変圧器と、この補助変圧器の二次側に接
    続され、オン操作されたときに前記補助変圧器の
    二次側出力を前記溶接ワイヤ送給用モータに供給
    するインチングスイツチと、前記主変圧器の出力
    と前記溶接ワイヤ送給用モータ間に接続されたモ
    ータ電力供給回路と、前記スイツチング素子およ
    び前記モータ電力供給回路の動作をオン、オフす
    るスイツチと、を備えてなる自動溶接機用電源装
    置。
JP12023582U 1982-08-07 1982-08-07 自動溶接機用電源装置 Granted JPS5925369U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12023582U JPS5925369U (ja) 1982-08-07 1982-08-07 自動溶接機用電源装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP12023582U JPS5925369U (ja) 1982-08-07 1982-08-07 自動溶接機用電源装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5925369U JPS5925369U (ja) 1984-02-16
JPS6219407Y2 true JPS6219407Y2 (ja) 1987-05-18

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ID=30275641

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP12023582U Granted JPS5925369U (ja) 1982-08-07 1982-08-07 自動溶接機用電源装置

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100229746B1 (ko) * 1996-07-30 1999-11-15 추호석 용접기의 와이어 송급 모터 제어장치

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Publication number Publication date
JPS5925369U (ja) 1984-02-16

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