JPS62193803A - 装飾用デザインタイルの製造法 - Google Patents

装飾用デザインタイルの製造法

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JPS62193803A
JPS62193803A JP3394886A JP3394886A JPS62193803A JP S62193803 A JPS62193803 A JP S62193803A JP 3394886 A JP3394886 A JP 3394886A JP 3394886 A JP3394886 A JP 3394886A JP S62193803 A JPS62193803 A JP S62193803A
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JP
Japan
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clay
tiles
composition
decorative design
potting
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Pending
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JP3394886A
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English (en)
Inventor
高宮 陽一
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  • Devices For Post-Treatments, Processing, Supply, Discharge, And Other Processes (AREA)
  • Press-Shaping Or Shaping Using Conveyers (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は土の感触を生かした装飾用デザインタイルの製
造法に関するものである。詳しくは、杯土を板状に成形
する際および又は成型後に別に調製された杯土組成物を
少なくともその一部分が表面に出るようにした従来と様
態を異にした、構造物の内装、外装に適した装飾用デザ
インタイルの製造法に関するものである。
(従来の技術) 一遍が30cm以上ある大形タイルはそれ自身がデザイ
ンタイルと総称されることもあり、非常に装飾性に優れ
たものである。従来、大形タイルの製造法はプレス法、
流し込み法などの方法も知られているが米国特許第44
95118号で開示された方法は特に優れた方法である
。この方法は杯土を筒状に押し出し、この杯土をその配
向性を保ったまま板状に成形した後乾燥焼成する大形タ
イルの製造法であり、現在量も優れた大形タイルの製造
法のひとつとみられている。この方法によれば一遍が6
0cm以上のタイルを容易ノこ製造出来ることが知られ
ている。しかしながら、タイル素地はこのように大きな
ものが出来るように成ったものの、その表面の装飾は従
来のタイルと同様に紬薬を掛けたり、模様を転写する等
の方法が取られている。
(発明が解決しようとする問題点) ところで、これらの装飾方法では表面にピンホール等の
欠陥の発生は避けられず、さらにそのような欠陥の発生
率を単位表面積場たり一定とした場合、タイルが大形に
なりタイル−牧場たりの表面積が増加すればする程ピン
ホールの発生等のため製品の歩留まり率は低下すること
になる。
即ち、本発明は杯土を筒状に押し出し、この杯土をその
配向性を保ったまま板状に成形した後乾燥焼成する大形
タイルの製造法において、杯土を板状に成形する際およ
び又は成型後に別に調製された杯土組成物を少なくとも
その一部分が表面に出るように成形又はコーティングし
た後乾燥焼成することを特徴とする装飾用デザインタイ
ルの製造法であり、原則的には施釉されていないタイル
である。
従って、本発明の方法で得られるタイルは杯土そのもの
の土の感触を生かした装飾タイルである。尚、本方法で
はまったく同一の製品の大量生産には適しないが、基本
的なデザインは同一で、一枚いちまいのデザインが少し
づつ異なった製品を大量生産することが出来る。さらに
、原則的には釉薬による着色や転写によるデザインでは
ないので、ピンホール等の欠陥の軽減を図り、歩留まり
の向上と審美化を図っている。
(実施例) 以下、実施例11実施例2を参照しながら本発明を説明
する。杯土の組成は通常のタイルに配合されるカオリン
、長石、けい石等の原料を用いて調製することが出来る
。さらに、杯土の配向性を高めるために粒子の形状か板
状、繊維状等の異方性のある原料を配合することが望ま
しい。絹雲母、けい灰石、カオリン、タルク、水酸化マ
グネシウム等の原料を30%以上になるように配合する
ことが特に望ましい。
本実施例ではこれらの配合物にさらに水分が25−40
%になるように水分を調製し、真空ドレン機で均一にな
るように混練し、押し出し用の杯土とした。
杯土を板状に成形する際および又は成形後に別に調製さ
れた杯土組成物(以後、別組成物と称する)の組成はと
くに制限はないが、杯土と焼成収縮の著しく異なるもの
は望ましくない。杯土の組成に若干の変化を加えたり、
色調の異なる顔料、例えば金属の酸化物等を添加して変
化を与えると多彩な審美性のあるタイルが得られる。
本発明のデザインの元となる別組成物の形状には特に制
限はなく自由に変化させることが出来る。しかし、ある
程度統一されたデザインのものを大量に製造する場合に
は実施例2に示すごとく別組成物を紐状にしたり、別組
成物をあらかじめ杯土と同様の方法によって板状に成形
したものから意図する形状を切り出したりする方法が用
いられる。
実施例1に示ずごとく杯土を板状に成形する際別組成物
を乗せ杯土とともに板状に成形する方法やあらかじめ成
形された別組成物をモルタル等を用いて板状に成形され
た杯土に接着させる方法の外、別組成物をスラリー状と
して吹き付ける等の方法等も用いられる。本実施例では
スラリー状の別組成物の水分は45−70%に調製され
ている。いずれにしても、本発明の特徴を生かすために
は別組成物の少なくとも一部分が乾燥される前の板状に
成形された杯土の表面に出ていることがデザイン上必要
である。
デザインの終了した板状に成形された杯土は乾燥、焼成
、寸法の修正等が行われる。米国特許第4495118
号で開示された乾燥以降の工程は優れた方法の一つであ
り、本発明以降の工程としても用いられる。
尚、実施例中の各材料の量(部)は重量部である。
カオリン 100部、けい石 100部、長石 20部
、けい灰石 80部に水を加えて真空ドレン機で混練し
て得られた杯土を円筒状に押し出した。さらにこの杯土
に5部の食塩を加えて真空ドレン機で混練して得られた
杯土を円筒状に押し出し2mmの厚さの板状に成形した
別組成物をあらかじめ製造した。
この別組成物の板より長方形、円形の形状を打ち抜いた
。この打ち抜いた別組成物を円筒状に押し出した杯土を
切り開いた上に乗せロールを用いて60cmX60cm
で8mmの厚さの板に成形し、あるいは面述の杯土を板
状に成形し、所望の模様にマスキングを行い、別組成物
のスラリー状の杯土をスプレーし後、遠赤外線乾燥炉で
乾燥後■!40℃のローラーハースキルンで焼成したと
ころ長方形、楕円形のやや赤色に発色した模様及び所望
の模様を有する大形装飾用デザインタイルが得られた。
実施例2 カオリン 50部、けい石 100部、長石 20部、
けい灰石 100部、板状の水酸化マグネシウム 10
0部に水を加えて真空ドレン機で混練して得られた杯土
を円筒状に押し出した。別組成物として実施例1の別組
成物を約20mmの太さに紐状に手で成形したものをあ
らかじめ準備した。この別組成物紐を円筒状に押し出し
た杯土を切り開いた上に乗せロールを用いて60cmX
100cmで8mmの厚さの板に成形し、遠赤外線乾燥
炉で乾燥後1180℃のローラーハースキルンで焼成し
たところやや赤色に発色した波形の模様を有する大形装
飾用デザインタイルが得られた。
本発明の方法で得られる装飾用デザインタイルは補薬を
用いなくとら十分に使用に堪えるものであるが補薬を部
分的に使用する等、補薬を用いても差し支えなくむしろ
デザインの幅を広げることも可能である。
(発明の効果) 以上説明したごとく、本発明の方法で得られる杯土組成
物を少なくともその一部分が表面に出るようにした大形
装飾用デザインタイルは歩留まりも良〈従来のデザイン
タイルにみられない優れた土の感触を有する大量生産品
であり、建築物、構造物の内装、外装等に用いた場合非
常に落ち着いた雰囲気を醸成することが出来、今後、日
本で予想される建物、住宅等の高品位化にも大きく畜与
するものである。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 杯土を筒状に押し出し、この杯土をその配 向性を保ったまま板状に成形した後乾燥焼成する大形タ
    イルの製造法において、杯土を板状に成形する際および
    又は成形後に別に調製された杯土組成物を少なくともそ
    の一部分が表面に出るように成形又はコーティングした
    後乾燥焼成することを特徴とする装飾用デザインタイル
    の製造法。
JP3394886A 1986-02-20 1986-02-20 装飾用デザインタイルの製造法 Pending JPS62193803A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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