JPH02204343A - 粒状釉薬とその製法 - Google Patents

粒状釉薬とその製法

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JPH02204343A
JPH02204343A JP2079989A JP2079989A JPH02204343A JP H02204343 A JPH02204343 A JP H02204343A JP 2079989 A JP2079989 A JP 2079989A JP 2079989 A JP2079989 A JP 2079989A JP H02204343 A JPH02204343 A JP H02204343A
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JP
Japan
Prior art keywords
glaze
granular
frit
kaolin
tile
Prior art date
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Pending
Application number
JP2079989A
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English (en)
Inventor
Joji Taniguchi
谷口 譲治
Toshihiro Yamashita
利博 山下
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NIPPON FUEROO KK
Tomatec Co Ltd
Original Assignee
NIPPON FUEROO KK
Tokan Material Technology Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、主として陶Gfi器、タイルにおいて、自然
石に近い色調、光沢、立体感等を得るために使用する粒
状釉薬とその製造方法に関するものである。
(従来技術とその問題点) 従来、f4Wt ’J5 、タイル業界で、自然石に近
い色調、光沢、天理石調の模様等を表現するための方法
としては、泥しよう状にした釉薬を噴霧又は流し掛けで
素地へ斑点状に施釉して焼成するか、もしくは転写紙を
用いてその効果を出していた。しかし、これらの方法で
は立体感に乏しく、満足できるものはえられなかった。
そこで、「粒状釉薬」として下記の■及び■のタイプの
ものが用いられるようになった。即ち、■溶融ガラスを
冷却したガラスフリットを乾式で粉砕し、得られたフリ
ットを分級した「フリットタイプの粒状釉薬」。
■釉薬原料を造粒機を用いて直径1〜30mmに造粒し
た後、これを400〜1000℃に力焼ないし焼結し、
次いで乾式粉砕機を用いて粒径0.1〜10mmに粉砕
し、必要な粒径に分級したrカ焼タイプの粒状釉薬J。
しかし、■の粒状m薬は、ガラスフリットであるため色
調が少く、シかも調整がむずかしい。また■の粒状釉薬
は、色調の自由度は大きくなったが、力焼ないし焼結設
備及び粉砕設備が不可欠である等の問題点があった。
(発明の目的) 本発明は、上記従来技術の問題点を改みするもので、本
発明の目的は、製造方法が特別な設備を必要とせず簡明
であり、しかも使用時に自然石に近い優れた美的効果を
発揮できる粒状釉薬を提供するにある。
(発明の構成) 本発明者らは、鋭意検討の結果、釉薬原料にバインダー
を加えて造粒機を用いて粒状体に成形し、’IZFAし
た粒状釉薬が公知の「フリットタイプの粒状紬薬」及び
「力位タイプの粒状紬薬」に比較して、同等以トの自然
石に近い使用効果を奏することを見い出し、本発明をな
したものである。
すなわち、本発明の粒状釉薬は、釉薬原料から構成され
た乾燥粒状体であることを特徴とする。また、本発明の
粒状紬薬の製法は、釉薬原料を造粒機を用いて粒状体に
成形し、次いで−F記粒状体を乾燥することを特徴とす
る。
以下、本発明の特徴をその作用と共に具体的に説明する
(作用) ゛本発明で使用する釉薬原料としては、陶磁器、タイル
等で一般に使用されているフリット、長石、珪石、カオ
リン、着色剤等からなるものであれば、どのようなもの
でもよい。これらの原料を目的とする色調、模様等に応
じて、適宜混合して使用する。造粒機としては、特に限
定されずどのような装置でも使用できる。製造量、使い
易さ等から好ましい装置の1つにパン造粒機があげられ
る。
造粒機を用いて、釉薬原料を粒状体に成形するには、造
粒剤を使用するのが好ましい。造粒剤としては、水、水
ガラス、アラビヤゴム、アクリル系樹脂、酢酸ビニル系
樹脂等の無機系又は有機系のバインダーが使用できる。
使用量は特に限定されないが、普通釉薬原料に対して5
〜15%が適当である。
粒状釉薬を素地上に施油した湿式釉薬上に散布して使用
する時、造粒剤が水に溶けると粒形が崩れるので、水不
溶性造粒剤が好ましい。また、焼成後に灰分が残ると焼
成面の色調を損なうので、灰分を全く残さない造粒剤が
好ましい。これらの点で、アクリル系樹脂、酢酸ビニル
系樹脂が特に好ましい。
粒状紬薬の粒度は、特に限定されないが、通常直径0.
1〜10mmの範囲である。0.1mm未満のものは造
粒が困難である。好ましい粒径は2〜5mmである。造
粒機によって粒状体に成形された粒状紬薬は、次いでこ
れを乾燥し、更に分級して保存される。このようにして
、製造した粒状紬薬は、次のように使用される。すなわ
ち、陶磁器、タイル等の凍土中に混合し、成形した素地
を焼成して目的とする色調等を得るか、あるいは、陶磁
器、タイル等の素地−にに直接又は泥しよう状釉望を塗
布した素地上に振りかけ、次いで所定の温度に焼成して
目的とする美的効果を発現させる。本発明の粒状釉薬は
、公知のフリットタイプの粒状紬薬に較べて色調の自由
度が大きく、天然石に近いものが得られる。また力位タ
イプの粒状釉薬のように、高温処理を要する力焼ないし
焼結工程を必要としないし、力位後の粉砕工程も不要で
あるので、製造工程が簡略化され、コスト的にも箸しく
改善される。
(実施例1) 透明フリット90部、カオリン10部に5%アラビアゴ
ム水溶液を10部添加し混合した後、造粒機を用いて0
.1rr+mから5mmの大きさの粒を造り乾燥した。
乾燥後0.1mmから1mm、1mmから4mm、4m
mから5mmの3段階に分級した。各々の大きさの粒を
1:1:1の割合で混合した。混合したものを泥しよう
状紬薬を塗布したタイル素地の上に乾式施釉機を用いて
100cm2当り6g振りかけ、そのまま1100℃で
30分間焼成した。得られたタイルを公知の力位タイプ
の粒状紬薬を同一条件で使用して得たタイルと対比した
ところ、目視により明確な差違があり1本発明のタイル
は立体感、深い色調等の点でより自然石に近いものであ
った。
(実施例2) 造粒機を用いて、乳白フリット90部、カオリン10部
に酢酸ビニル系樹脂を10部加え5〜10mmに造粒し
たものと、透明フリット90部、カオリン10部に水1
0部を加え5〜10mmに造粒したものと、透明フリッ
ト80部、カオリン10部、黒顔料8部に酢酸ビニル系
樹脂を10部加え0.1〜2mmに造粒したものを、そ
れぞれ1:1:0.3の割合で混合した。この混合物を
泥しよう状柚桑を塗布したタイル素地の上に乾式施釉機
を用いて100crn2当り6gふりかけ、そのまま1
100℃に焼成したところ、天然天理5と区別つかない
模様のタイルが得られた。
(実施例3) 透明フリット90部、カオリン10部にアクリル樹脂1
0部を加えたものを、造粒機を用いて1〜3mmに造粒
後、乾燥した。この粒状釉薬を壁タイル川原上に10〜
30%混合し、プレス成形後、混合割合に応じて105
0〜1250℃で焼成した。得られたタイルは特に透光
感に優れた美しいタイルであった。
(発明の効果) 本発明の粒状釉薬は、公知の粒状釉薬に較へて、造粒方
法が簡mであり、安価に供給できる。
しかも、本発明の造粒釉薬を使用した陶!ff器、タイ
ル等は、より自然石に近い深い色調、透光性、σ体感等
をもち顕著な美的効果を奏する。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、フリット、長石、珪石、カオリン、着色剤等の釉薬
    原料から構成された乾燥粒状体であることを特徴とする
    粒状釉薬。 2、フリット、長石、珪石、カオリン、着色剤等の釉薬
    原料を造粒機を用いて粒状体に成形し、次いで上記粒状
    体を乾燥することを特徴とする粒状釉薬の製法。
JP2079989A 1989-02-01 1989-02-01 粒状釉薬とその製法 Pending JPH02204343A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2692586A1 (fr) * 1992-06-17 1993-12-24 Bayer Italia Spa Granulés, procédé pour les préparer et leur utilisation.
CN109721245A (zh) * 2017-10-27 2019-05-07 南京晨光艺术工程有限公司 一种新型琉璃及其制备方法
JP2020518549A (ja) * 2017-05-05 2020-06-25 チャイナ タバコ フゥベイ インダストリアル コーポレーション リミテッド 複合セラミック噴霧器及びその製造方法

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JP2020518549A (ja) * 2017-05-05 2020-06-25 チャイナ タバコ フゥベイ インダストリアル コーポレーション リミテッド 複合セラミック噴霧器及びその製造方法
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