JPS62191268A - パワ−ステアリング制御装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はパワーステアリングを備えた車両において、パ
ワーステアリング用ポンプを駆動するための直流電動機
のチョッパ制御装置を用いたパワーステアリング制御装
置に関する。

〔従来の技術〕

従来のものは、特開昭５８−７１２６１号公報に示すよ
うに、車両の直線時には、パワーステアリング用ポンプ
を駆動する直流電動機を低回転で運転して、ステアリン
グ操作時には、それに連名して、上記直流電動機の回転
を上昇させている。

すなわち、第２図（ａ）に示す如く、ステアリング切り
角に応じて、第２図（Ｃ）に示すように、直流電動機に
電力を供給するためのチョッパの通流率を支えている。

〔発明が解決しようとする問題点〕

ところが、上述した従来のものでは、第２図（ａ）に示
す如く、ステアリングを中立方向に戻す場合、第２図（
ｂ）に示す直流電動機の負荷電流が減少していくが、こ
の負荷電流に対応して、チョッパの導通率を下げていく
と、第２図（ａ）に示す如く、ステアリングのロック状
態からロック状態に移動させるロック・トウ・ロックの
急激な操作においては、中立付近で電流が通常の中立電
流より低下してしまい（第２図（ｂ）におけるＬ′待時
間相当）、中立状態からロック状態への連続的操作に対
し、チョッパの通流率が立ち上がらなく　（第３図（Ｃ
）の破線におけるｔ時間の間）、操作上ひっかかる（ス
テアリングが急に重くなる）というフィーリング上の問
題が発生してしまう。

〔問題点を解決するための手段〕

本発明は上記問題点を解決すべく、中立方向へステアリ
ングを戻す場合のチョッパの導通率を減少させる割合を
大きくするパワーステアリング制御装置を提供する。

〔実施例〕

以下本発明を図に示す実施例について説明する。

Ｂ　ａｔｔは電源となるバッテリ、Ｆｌは主回路保護用
ヒユーズ、Ｆ２は制御回路部保護用ヒユーズ、ＰＭはパ
ワーステアリングポンプ駆動用モータ（以下ｐｓモータ
とする）、ＴＲは該ＰＳモータＰＭに電力供給するチョ
ッパトランジスタ、ＤＦは該チョッパＴＲがＯＦＦ時に
ＰＳモータＰＭの循環電流を流す為のフライホイールダ
イオード、ＳＷは起動スイッチ、１ａはＰＳモータＰＭ
とチョッパＴＲに直列接続され、バッテリＢａｔｔの通
電をＯＮ、ＯＦＦする主回路開閉用コンタクタ、１ｂは
コンタクタ１ａの励磁コイル、２はチョッパＴＲに流れ
る電流を検出するシャント抵抗、３゜４．８，９．２２
はダイオード、６，７，１０゜１２〜１６．１８，１９
，２１．２３は抵抗、５は公知の定電圧回路、１１．１
７はコンデンサで、１１は後述する遅れ要素を持たせる
ための放電定数を抵抗１２と決定するものである。２０
．２４はトランジスタで、２０はチョッパＴＲと同期し
、２４は反転同期する。２５はシャント抵抗２の電圧を
増巾する電流地中回路、２６〜２８はＯＰアンプで２６
はボルテージフォロアー、２７は発振回路を構成し、２
８は比較器としチョッパの導通率を最終決定するもので
ある。２９はＯＰアンプ２７、抵抗１３〜１６．コンデ
ンサ１７により構成される三角波発振回路である。

次に上記構成においてその作動を説明する。起動スイッ
チＳＷを投入すると、励磁コイルｌｂにより、コンタク
タ１ａが閉成し、同時にチョッパＴＲは低い通流率（以
下ＤＵＴＹ）（５０％以下）にてチョッピングを開始す
るので、ＰＳモータＰＭは低回転にて回転を始める。こ
の時の指令ＤＵＴＹは、三角波発振回路２９のコンデン
サ１７の電位と、抵抗６と抵抗７との分圧比で得られる
電位（０点）をボルテージフォロアー２６．ダイオード
９を介し、コンデンサ１１に伝達した■点電位との比較
で得られ、その比較器としてｏＰアンプ２８が作動する
。この動作の詳細は第３図（ａｌ、　（ｂｌに示す通り
である。ここで、第３図（ａｌにおいて、オペアンプ２
８の一端子側には、三角波発振回路２９のコンデンサ１
７の電圧が人力され、コンデンサ１７の充、放電による
三角波Ａが入力されている。また、ステアリングの中立
時には、オペアンプ２８の子端子側に、Ｂに示す所定の
電圧を入力している。

そして、第３図（ｂ）に示す如く、オペアンプ２８の子
端子側の入力電圧が、一端子側よりも大きい時に、出力
にルベルを出して、トランジスタ２０を導通、トランジ
スタ２４を遮断して、チョッパＴＲをオペアンプ２８の
出力に応じて、ＯＮ。

ＯＦＦさせる。

また、上述したように、中立時には、第３図（ｂｌに示
す如く、ＯＮ　　ＤＵＴＹを少なくして、ＰＳモータＰ
Ｍに流れる電流を少なくしている。以上が中立時の動作
である。

次に、第２図（ａ）に示す如（、図示せぬパワーステア
リングを中立状態から右側に廻して（〔右〕）、ロック
状態までにすると、第２図（ｂｌに示すように、ＰＳモ
ータＰＭに流れる電流が増加するため、シヤント２を流
れる電流が増加する。そのシャント電圧を電流増巾器２
５で増申し、基準値を越えるとほぼ「１」出力を発し、
ダイオード８を介して、オペアンプ２６の子端子に人力
する。そこで、■熱電位は、中立時には抵抗６と抵抗７
の分圧比で決定されていたが、電流増巾器２５の「１」
出力に伴い、高電位（はぼ定電圧回路電圧、例えば１０
ｖ）となるので、■熱電位も上昇する。よって、ＯＰア
ンプ２８の出力は第３図（Ｃ）に示すごとく、「１」出
力となり、トランジスタ２０を全導通させ、第３図ｆｃ
）に示すように、チョッパＴＲは全導通（１００％）と
なる。このように、ステアリング操作による電流増加を
検出し、チョッピングＤＵＴＹを上昇させ、次にステア
リングをロック状態から、左側（〔左〕）に廻して、次
のロック状態までにしようとすると、ＰＳモータＰＭに
流れる電流は減少するので、当然シャント２に流れる電
流も減り、ある所で電流増巾器２５は「１」から「０」
に反転し、■熱電位は、抵抗６と７で決定される元の値
に戻る。そごで■熱電位も減少しようとするが、■熱電
位は、コンデンサ１１と抵抗１２の時定数により電１１
：ｊが放電されるが、この時定数が大きくなるよう設定
しであるので、ステアリングを中立に戻しても、チョッ
ピングＤＵＴＹは、コンデンサ１１と１民抗１２の時定
数に応じて第２図（Ｃ１の実線で示す如く、ず（には中
立時のＤＵＴＹには低下しない。その際、ステアリング
をさらに反対方向へ回し続けても、ＰＳモータＰＭはあ
る程度高回転で動作しており、ステアリング操作におい
て負荷電流も増加するので、電流増巾器２５のｒｌＪ出
力により、前述と同様の動作をする。。

よって、ロック・トウ・ロックにより、ロック状態から
すぐ次のロック状態に移行する時に、中立状態を通って
も、チョッパＴＲのチョッピングＤＵＴＹが急激に中立
時のチョッピングＤ　ＵＴＹに落ちることなく、ＰＳモ
ータＰＭの回転が落ちて、ステアリングがひっかかると
いう不具合をなくすことができる。

〔発明の効果〕　゛ 以上述べたように本発明においては、パワーステアリン
グを直進状態に戻す際、チョッパの導通率を引き下げる
時間を長くするようにしたから、ステアリングをロック
状態からロック状態に急激に移行する時にも、中立状態
における直流電動機の回転を落とすことなく、ステアリ
ングのひっかかりをなくすことができるという優れた効
果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明パワーステアリング制御装置の一実施例
を示す電気回路図、第２図（ａｌ、　（ｂｌ、　（Ｃ）
は本発明および従来技術のステアリング操作時間にアリ
ング操作時間に対するオペアンプ２８の入力。 出力（中立時）、出力（ステアリング操作時）を示す特
性図である。 ２・・・シャント抵抗、１１・・・コンデンサ、１２・
・・抵抗、２５・・・電流増巾器、２６〜２８・・・オ
ペアンプ、２９・・・三角波発振回路、　　Ｂａｔｔ・
・・バッテリ、ＰＭ・・・パワーステアリング用の直流
電動機、　　ＴＲ・・・チョッパをなすトランジスタ、
ＤＦ・・・フライホイールダイオード、ＳＷ・・・起動
スイッチ。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 パワーステアリング用ポンプを駆動する直流電動機と、 該直流電動機に直列接続され電力を供給するチョッパと
   、 パワーステアリングを直進状態で維持する時は前記チョ
   ッパの通流率を下げ、ステアリング回転時には、増加す
   る電流を検出し、前記チョッパの通流率を所定値まで引
   き上げる通流率制御装置とを備え、 前記パワーステアリングを直進状態に戻す際、前記チョ
   ッパの通流率を引き下げる時間を、前記パワーステアリ
   ングの回転の際に、前記チョッパの通流率を引き上げる
   時間よりも長くすることを特徴とするパワーステアリン
   グ制御装置。