JPS6216914A

JPS6216914A - 粉粒体輸送装置による粉粒体の移送方法

Info

Publication number: JPS6216914A
Application number: JP15229485A
Authority: JP
Inventors: Masaki Hori; 政樹堀
Original assignee: Seikoh Giken Co Ltd
Current assignee: Seikoh Giken Co Ltd
Priority date: 1985-07-12
Filing date: 1985-07-12
Publication date: 1987-01-26

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】産業上の利用分野この発８１１は、粉粒体の貯槽と、その貯槽の底部とに
設けられた横裂スクリューコンベヤと、その横型スクリ
ューコンベヤの出口に連通する縦型スクリューコンベヤ
とを有し、自動車等の運搬車輛に搭載した粉粒体輸送装
置による粉粒体の移送方法において、圧縮空気圧の注入
によって、前記両スクリューコンベヤの入口部分の圧力
を、その出口部分の圧力よりも高くすると共に１両スク
リューコンベヤを運転し、前記圧縮空気圧とスクリュー
コンベヤとを同時に利用して異なった粉粒体を分離若し
くは、コンタミネーションを起さないように移送する粉
粒体輸送装置による粉粒体移送方法に関するものである
。

更に、必要に応じて両スクリューコンベヤの運転終了後
も所定時間、その圧力を保持させることができるもので
ある。

従来の技術自動車等の運搬用車輛に搭載して飼料その他の粉粒体を
輸送する粉粒体輸送装置は、概略運搬用車車輛に粉粒体
の貯槽が搭載されておシ、その底部には横型スクリュー
コンベヤが装着されている。

また、その貯槽の後部に縦型スクリューコンベヤが装着
されていて、その両スクリューコンベヤは連結ケーシン
グによって接続されている。

その場合に、出荷先の貯蔵設備の高さが高いものくおい
ては、縦型スクリューコンベヤの上半部を折畳んで、貯
槽の上部に格納できるようにすることが望まれている。

との粉粒体輸送装置では、出荷先の貯蔵設備の入口に縦
型スクリューコンベヤの上半部の出口を位置合わせした
後、両コンベヤを運転することによって粉粒体の輸送が
行なわれる。

しかし、このようにスクリューコ／ベヤヲ用イテ粉粒体
の輸送を行なうときは、スクリューコンベヤのケーシン
グとスクリューとの間の隙間や連結ケーシング等のスク
リューを設けてない部分に粉粒体が残存して、清掃も容
易に行なえないので、種類の異なる粉粒体を移送するに
際しては、この残存する粉粒体がコンタミネーション（
汚染）の原因となる欠点があった。

また、従来の欠点を除く為に、スクリューコンベヤの外
周にゴム等の清掃外片を取シ付けて粉粒体の残存を除く
方法が開発されているが、これでは移送中にゴム等が粉
粒体の圧力で曲げられ九シ、ゴム等が絶えずケーシング
内周に接触するために、その耐用年数が短かくなシ、短
時日で使用不能になるという欠点があった。

更に、このような粉粒体移送に空気圧を用いることも開
発されている。

この場合には、スクリューコンベヤ等の複雑な構造部分
がないために、清掃も容易で、単一成分の粉粒体移送に
は便利に使用されている。

しかし、飼料のように１各種の成分を配合した粉粒体で
は、空気圧の移送力が成分の比重によって異なるために
、均一に配合した粉粒体が移送後は比重の差によって分
離し、その品質に悪影響を及ぼす欠点があった。

問題点を解決するための手段この発明は、粉粒体の貯槽と、その貯槽の底部と九設け
られた横型スクリューコンベヤと、その横型スクリュー
コンベヤの出口に連結ケーシングを介して取付けられた
縦型スクリューコンベヤを有し、自動車等の運搬車輛に
搭載した粉粒体輸送装置による粉粒体の移送方法におい
て、圧縮空気圧の注入によって、前記両スクリューコン
ベヤの入口部分の圧力を１その出口部分の圧力よりも高
くすると共に、両スクリューコンベヤを運転し、前記圧
縮空気圧による輸送力と、スクリューコンベヤによる輸
送力とを同時に利用して粉粒体を移送させることによっ
て、これ等従来公知の粉粒体の移送方法の欠点を除去さ
せたものである。

この発明によれば、粉粒体の大部分の移送は、スクリュ
ーコンベヤによっている為亀多成分を配合した粉粒体で
も成分が分離することもなく、また、両スクリューコン
ベヤの入口と出口との間には圧力差があるから、スクリ
ューコンベヤとケーシングとの間の粉粒体は空気圧によ
って移送されることになシ、粉粒体が残存することがな
く、従って装置内の清掃も省略することができ、異なっ
た種類の粉粒体を取）扱っても、分離若しくは、コンタ
ミネーション（汚染）を招く慣れがなく、また、圧力空
気圧の圧送のみの場合に較べて必要空気量空気圧が著し
く少なくなシ、更に、圧力差があるために、スクリュー
コンベヤで単独で運転する場合に較べて、移送時間も短
縮させることができる。また、摩耗する部分もないので
、装置部分の耐用年数も大幅に長くなるので頗る有用で
ある。

実　　　施　　　例この発明を図面について次に説明する。

第１図は、この発明に係る粉粒体の移送方法に使用され
る粉粒体の輸送装置の一実施例を例示し表側面図にして
、第一図は第１図Ｉ−Ｉ線断面図、第３図は他の実施例
の粉粒体の輸送装置の側面図にして、第参図は第Ｊ図Ｉ
ｔ−Ｉ線断面図を示す。

図面において、自動車等の運搬車輛（１］に、粉粒体の
貯槽（２）が搭載されていて、その貯槽（２）の底部に
は横型スクリューコンベヤ（３２が装着されている。（
その一部が断面で示されている。）また、その貯槽（２）の後部には縦置スクリューコンベ
ヤ（４が装着されている。（その一部は断面で示されて
いる。）両スクリューコンベヤ（３１＃　１４１は連結ケーシン
グ（５１（外観のみが示されている。）によって、接続
されている。（６）は出荷先の貯鼠設傷にして、その高
さが高いものが示されている。このように出荷先の貯蔵
設備（６１が高いものにおいては、縦型スクリューコン
ベヤ（４１の上半部（参ａ）は、これを折畳んで貯槽（
２）の上部に格納できるようにすることが望まれる。

本例に示した粉粒体輸送装置においては、出荷先の貯蔵
設備（６１の入口に、縦型スクリューコンベヤ（（転）
の上半部（参６７の出口を位置合わせした後、両スクリ
ュウコンベヤを運転することによって粉粒体の輸送が行
なわれる。

このような状態において、粉粒体の移送を行なうときは
、スクリューコンベヤのケーシングとスクリューとの間
の隙間や連結ケーシング等のスクリューのない部分に粉
粒体が残シ、その清掃も容易に行なえないので、Ｓ類の
異なる粉粒体を移送する場合には、この残存する粉粒体
がコンタミネーションＣＭりの原因となるという欠点が
あった・また、従来、この欠点を除去する為に、スクリューの外
周にゴム等を取シ付けて、粉粒体の残存するのを防止す
ることが開発されているが、移送中、ゴム等が粉粒体の
圧力で曲げられたハゴム等が絶えず　　□ケーシング内
局と接触するために１その耐用年数が　　　゛短かくな
ハ短時日で使用不能になるといり欠点が　　ｉあった。

更に、従来このような粉粒体移送には、しばしば、空気
圧が用いられていて、スクリューコン　　（ベヤ等の複
雑な構造部分がないために、清掃も容易となシ、単一成
分の粉粒体の移送には便利に使用されている。しかし、
飼料のように、種々の成分を配合し九粉粒体において社
、空気圧の移送力が成分の比重によって異なるために、
均斉に配合し九粉粒体が移送後は、その比重の層によっ
て分離し、その品質に悪影響を及ぼすという欠点があっ
た。

これに対してこの発明は、粉粒体の貯槽（２１と、その
貯槽（２１の底部に設置された横型スクリューコンベヤ
とその出口に連結ケーシングを介して取シ付けられ次続
型スクリューコンベヤとを有し、自動車等の運搬車輛に
搭載した粉粒体の輸送装置を使用し、この装置内に圧縮
空気圧を導入して、両スクリューコンベヤの入口部分の
圧力を、出口部分の圧力よりも高くするようにすると共
に、両スクリューコンベヤを運転し、また必要に応じて
両スクリューコンベヤの運転終了後も所定時間、その空
気圧力を保持することによって、空気圧の輸送力とスク
リューコンベヤによる輸送力とを同時に利用して粉粒体
を移送させることができるものである。

この発明によれば、粉粒体の大部分の移送は、スクリュ
ーコンベヤによっているため、多成分を配合した粉粒体
でも成分が分離することもなく、また、両スクリューコ
ンベヤの入口と出口との間には、圧力差があるからスク
リューコンベヤとケーシングとの間の粉粒体は空気圧に
よって移送されるので、粉粒体が残存することがなく、
従って装置内清掃も省略でき、異なった種類の粉粒体を
取り扱っても、分離若しくは、コンタミネーションを招
く心配がない。

また、空気圧の圧送のみの場合に較べて、必要空気量空
気圧がきわめて少なく、更に圧力差がある為に、スクリ
ューコンベヤ単独で運転する場合に較べて移送時間も短
縮することができる。

また、この発明においては、摩耗する部分もないので装
置部分の耐用年数も大幅に長くなる。

この発明における入口と出口との空気圧圧力層を作るた
めに、第１図に示す実施例においては、検温スクリュー
コンベヤ（３］′１２）連結部ケーシング（５１に対す
る接続部分と反対側の端部附近にノツズル（７α）が設
けられ、第３図に示す実施例においては、このノツズル
（７αンに代えて貯槽（２）の上部に空気圧注入ノツズ
ル（７６）が設けられている。

これ等、ノツズＡ／（７ｇ）また１ｉ（７ｊ）は図示し
ない配管によってブロワ−、コ／グレツナー等の圧縮空
気源（図示しない）に接続されている。

この圧縮空気圧源の駆動装置または、バルブ等及び両ス
クリューコンベヤの駆動装置を適宜操作することによっ
て、粉粒体の移送が行なわれる。

発明の作用効果この発明は、自動車等の運搬車輛に搭載した粉粒体の輸
送装置を用い、空気圧による輸送力とスクリューコンベ
ヤによる輸送力とを適宜に利用して、粉粒体を移送する
ことによって、次のような、きわめて優れた効果を奏す
るものである。

（ｌ）、粉粒体輸送装置の清掃がきわめて容易で、異な
った種類の粉粒体を取シ扱っても、コンタミネーション
を招く惧れかない。

（２）、多成分を配合した粉粒体でも成分が分離する惧
れかない。

（３）、装置部分の耐用年数が長くなる。

（４１，移送時間を短縮することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は、この発明に係る粉粒体の移送方法に使用され
る粉粒体の輸送装置の実施例の要部切断し九側面図、第
２図は第１図Ｉ−Ｉ線断面図、第３図は他の実施例の要
部切断した側面図、第参図は第Ｊ図ＩＩ−ＩＩ線断面図
を示す。図面において、同一符号は、同一部分または均等部分を
示している。図面において、（ＩＪは運搬車輛、（２）は粉粒体の貯
槽、（３）は構盤スクリューコンベヤ、（４１は縦型ス
クリューコンベヤ％（４’ａ）は縦型スクリューコンベ
ヤ（４）の上半部、（５１は連結ケーシング、（６）は
貯東設備ｓ　（７ａ　）　ｅ　（７ｂ）は夫々空気圧噴
入ノツズルを示している。発　　　明　　　者　　　　堀　　　　　　　政　　　
　　　樹特許出願人　　精工技研株式会社１；”、、、：’ｌ”ｊ第２図

Claims

【特許請求の範囲】

（１）、粉粒体の貯槽と、その貯槽の底部とに設けられ
た横型スクリューコンベヤと、その横型スクリューコン
ベヤに連通する縦型スクリューコンベヤとを有し、且つ
、自動車等の運搬車輛に搭載した粉粒体輸送装置による
粉粒体の移送方法において、圧縮空気圧の注入によつて
、前記両スクリューコンベヤの入口部分の圧力を、その
出口部分の圧力よりも高くすると共に、両スクリューコ
ンベヤを運転し、前記圧縮空気圧とスクリューコンベヤ
とを同時に利用して異なつた粉粒体を分離若しくは、コ
ンタミネーションを起さないように移送することを特徴
とする粉粒体輸送装置による粉粒体の移送方法。
（２）、前記両スクリューコンベヤの運転終了後も所定
時間その圧力を保持させて、空気圧とスクリューコンベ
ヤとを同時に利用して、異なつた粉粒体を分離若しくは
コンタミネーションを起さないように移送する特許請求
の範囲第１項記載の粉粒体輸送装置を用いた粉粒体移送
方法。
（３）、前記横型スクリューコンベヤと連通する縦型ス
クリューコンベヤとの接続端と反対側の端部附近に圧縮
空気源に接続するノツズルによつて圧力空気が注入させ
る特許請求の範囲第１項記載の粉粒体輸送装置による粉
粒体の移送方法。
（４）、前記貯槽の上部に、圧縮空気源に接続するノツ
ズルによつて圧力空気圧が導入される特許請求の範囲第
１項記載の粉粒体輸送装置による粉粒体の移送方法。