JPS62164075A

JPS62164075A - 画像形成装置

Info

Publication number: JPS62164075A
Application number: JP439386A
Authority: JP
Inventors: Tomohiro Aoki; 青木　友洋
Original assignee: Canon Inc
Current assignee: Canon Inc
Priority date: 1986-01-14
Filing date: 1986-01-14
Publication date: 1987-07-20

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（産業上の利用分野）本発明は異なるトナーを複数個又は夫々単独に用いて画
像形成可能な画像形成装置に［３］する。

（従来の技術）従来、複写機等の画像形成装置においては、黒色等の１
種類のトナーにより像形成が行なわれてい九が、近年、
赤や青といつ次カラートナーの併用される装置が提案さ
れている。しかしながら、一般に黒色トナーとカラート
ナーとはその成分の違いにより定着性に差異を生ずる場
合が多い。例えば、黒色トナーには磁性キャリアを含む
２成分トナーが用いられ、カラートナーＶＣ，は色の鮮
色性を阻害するキャリアを混入しない１＃：分トナーが
用いられる。この場合、キャリアを含む２成分トナーが
１成分トナーに比べ、そのキャリアの影４により定着性
が悪く、これらの定着性の異なるトナーにより画像形成
を行なつｔ場合、定着度に差異を生ずる。

一般的に、転写紙に転写されたトナー像を定着する装置
としては、加熱ローラと圧力ローラとからなる熱ローラ
定着装置が用いている。その際、転写紙から加熱ローラ
にトナー像が転写付着し、次に定着全行なう転写紙を汚
して画像品質が低下するの全防ぐｔめに、加熱ローラに
オフセット防止剤を塗布するオフセット防止剤供給手段
が設けられている。

（発明が解決しようとする問題点）しかし、斯かる従来技術の場合には、次のような問題点
を有している。すなわち、熱エネルギー。

圧力エネルギー等の定着度の設定を一定にし、定着性の
良好なトナーに合わせてオフセット防止剤の供給を行な
った場合、定着性の悪いトナーによる画像は、定着性が
悪くなる友め、オフセット防止剤の供給が不足し、オフ
セットが発生して画像品質を琳下させるという問題点が
ある。また、逆に定着性の悪いトナーに合わせてオフセ
ット防止剤の供給を行なった場合、定着性の良いトナー
による画像は、オフセット防止剤の供給が過剰となシ、
シリコンオイル等のオフセット防止剤のしみが発生し、
画像品質を低下させる。また、必要以上のオフセット防
止剤を供給していることにもなり、コスト低下の観点か
らも問題がある。

そこで、本発明は、上記従来技術の問題点を解決するた
めになされたもので、その目的とするところは、トナー
の定着性が異なる場合でも常に適正なオフセット防止剤
を供給し、オフセットやオフセット防止剤のしみ等の発
生及び不必要な消費を防止可能とした画像形成装置を提
供することにある。

（問題点を解決するための手段）本発明は、上記の目的金達成するために、異なるトナー
を複数個又は夫々単独に用いて画像形成できる画像形成
装置において、上記トナーの種類に応じて定着装置への
オフセット防止剤の供給を制御するオフセット防止剤供
給制御手段金備えるように構成されている。

（実施例）以下に本発明を図示の実施例に基づいて説明する。

第４図において、１は感光ドラムで、この感光ドラム１
は光導電層の上を透明絶縁層で覆った感光体からなフ、
感光体ドラム１はその回転につれて、まず−成帯電器２
により帯電させられる。続いて露光部３に達すると、原
稿（図示せず）の像が露光される。次いで、全面露光ラ
ンプ４による全面露光を受けて、感光ドラム１表面に静
電潜像が形成され、現像装置５，６に到る。これらの現
像装置５，６には、色が異なり、夫々の定着性の異なる
トナーが使用されている。現像装置５には黒トナーが使
用され、この黒トナーには磁性キャリアを含む２成分ト
ナーが用いられている。一方、現像装置６には赤トナー
が使用され、この赤トナーには色の鮮色性を限外するキ
ャリアを混入しない１成分トナーが用いられている。現
像装置５゜６は操作パネル（図示せず）上のトナー色選
択操作をすることにより、選択され友現像器が感光ドラ
ム１に近接する。定着性は現像装置６のトナーの方が相
対的に優れている。現像は磁気スリーブ方式による粉体
現像により行なわれ、静電潜像は顕像化される。

しかして、操作者は操作Ａネル上のトナー色選択ゼタン
（図示せず）を押すことにより、黒と赤の２色の複写が
可能となる。例えば黒トナーによシ画像形成を行なう場
合、原稿の所定領域を黒で画像形成するため、所望の画
像領域を黒トナーにするように露光手段が作動し、それ
に応じ次静電潜像が感光ドラム１に形成される。この静
電潜像は、色選択ゼタンからの信号によって感光ドラム
１に近接移動した現像装置５によって現像される。

次に、転写帯電器７によって転写紙（図示せず）に黒色
トナー像が転写された後、この転写紙は分離帯電器８に
よって感光ドラム１から分離され、搬送ベル）５０によ
って後述する定着装置に搬送される。感光ドラム１はク
リーニング器９により表面の残留トナーが除去されｔ後
、前露光ランプ１０によって照明され、残留電荷が除去
されて次の複写サイクルに備える。

なお、赤トナーによって画像を形成する場合にも、上記
黒トナーの場合と同様に行なわれる。

第１図は上記定着装置を示す概略図である。この定着装
置１１は主に加熱源１２を有する定着ローラ１３及び表
面にゴム層を有する加圧ローラ１４により構成されてお
り、互いに圧接したこれらローラ間をトナー像１５を暦
する転写紙１６が図中右方向から通過し、熱及び圧力に
よりトナー像１５を転写紙１６上に定着させる。上記定
着ローラ１３には、転写紙１６を剥がす九めに爪状の分
離部材１７がその先端が定着ローラ１３に接触するよう
に配置されており、これによシ、定着ローラ１３に密着
した転写紙１６をこのローラから剥離して所定の搬送路
に案内するようになっている。一方、この定着装置１１
は定着ローラ１３にオフセット防止剤を供給するための
オフセット防止剤供給手段１８を備えている。すなわち
、定着ローラ１３表面上へオフセット防止剤としてのシ
リコンオイル１９を塗布するための塗布ローラ２０ｔ−
備えており、ブレード２１によって塗布ローラ２０表面
上のオイルを均一にしている。オイルタンク２２内に満
たされているシリコンオイル１９にハ、第１の供給ロー
ラ２３が浸漬されており、該第１の供給ローラ２３には
第２の供給ローラ２４が接触しておｐ１両ローラ２３，
２４が図中矢印方向に回転することによシリコンオイル
１９が汲み上げられるようになっている。さらに、上記
第２の供給ローラ２４と塗布ローラ２０との間には、第
３の供給ローラ２５が配設されておフ、該第３の供給口
〜う２５は支点２６を中心に揺動するアーム２７の先端
に軸支されている。このアーム２７に連結・されたソレ
ノイド２８の０Ｎ−ＯＦＦ　及びバネ２９の弾発力によ
〕、第３の供給ローラ２５は第２の供給ローラ２４及び
塗布ローラ２０に同時に接離可能となっている。ソレノ
イド２８がＯＦＦの時は実線状態となってシリコンオイ
ルの供給が可能となフ、ソレノイド２８がＯＮの時は２
点鎖線で示す状態になってシリコンオイルの供給が停止
する。

このような構成をとることで、ソレノイド２８の０Ｎ−
ＯＦＦ時間の制御によって、定着ローラエ３へのオイル
塗布量が制御可能となっている。

第２図は上記定着装置のオフセット防止剤供給制御系を
示すブロック図である。３０は操作ノ々ネルに設けられ
次トナー識別手段としてのトナー色選択ボタン、３１は
制御手段としてのＣＰＵ、３２は駆動手段としてのドラ
イバ、２８は前記ソレノイドである。

以上の構成において、本実施例に係る画像形成装置では
、次のようにしてオフセット防止剤の供給量が制御され
る。すなわち、操作、ｅネル上のトナー色選択ゼタン３
０によって定着性の悪い黒トナーによる画像の形成を選
択しｆｃ場合には、前記の如く黒色）ナーによるトナー
像１５が転写された転写紙１６が定着装置１１に到る。

この定着装置１１は、トナー色選択ゼタン３０からの信
号によってＣＰＵ３１が作動し、ドライバ３２を介して
ソレノイド２８をＩＥ３図（ａ）に示すタイムチャート
のように作動する。まｔ１定着性の良い赤トナーによっ
て画像を形成する場合、ＣＰＵ３１はトナー色選択ゼタ
ン３０からの信号によシ、ドライバ３２を介してソレノ
イド２８を第３図（ｂ）に示すタイムチャートのように
作動する。従って、定着性の悪い黒トナーによって画像
を形成した場合、ソレノイド２８のＯＦＦ時間が長いた
め、シリコンオイルの定着ローラ１３への塗布量が多く
なる。

また、定着性の良い赤トナーによって画像を形成した場
合、ソレノイド２８のＯＦＦ時間が短いため、シリコン
オイルの定着ローラ１３への塗布量が少なくなる。

第５図は本発明に係る画像形成装置としての他の実施例
を示すものであ〕、前記実施例と同一の部分には同一の
符号を付して説明すると、この実施例では、現像装置が
１つしか装着されていない。

すなわち、異なった色のトナーで画像形成を行なう場合
には、操作者が他の現像装置と交換するようになってい
る。３３．３４は現像装置５，６の側部の相異なる位置
に固設された検出板でちり、これらの現像装置５，６が
装置内に装着され次際、検出板３３．３４に対応し九位
置に夫々設けられ念フォトインタラプタ３５によって現
像装置５゜６を識別するためのものである。し九がって
、フォトインタラプタ３５からの信号によってＣＰＵは
、識別され次現像器のトナーの定着性に応じてオフセッ
ト防止剤の供給量を制御する。

第６図は定着装置の他の実施例を示すものであフ、第１
図に示す実施例と同一の部分には同一の符号を付して説
明すると、この実施例では、オイル塗布及びクリーニン
グ機能を有する布１紙または不織布等からなるウェブ３
８が用いられテイル。

図中Ａ方向に回転する定着ローラ１３の表面には、芯金
３９に巻かれたウェブロール４０から供給されたウェブ
３８が、ウェブローラ４１によって圧接されておシ、該
ウェブ３８に１対の送り出しローラ４２によって送られ
て、芯金４３に図中Ｂ方向に巻き取られていく。ウェブ
送り出し用のローラ　。

対４２は、モータ４４により直接又は外部属動源により
クラッチを介して駆動される。例えば、ステッピングモ
ータ４４で駆動されている場合、モータの駆動周波数を
変化させることで、容易にウェブ３８の送りスピードを
変化させられる。ウェブ３８にはオイルが含浸されてい
るので、送りスピードの変化で定着ローラ１３表面への
オイルの塗布量を容易に変化させることができる。送シ
スピードを速くすればオイル塗布量は多くなり、送りス
ピードを遅くすればオイル塗布量は少なくなる。ｔた、
ステッピングモータ４４ｔ−用い几場合、駆動周波数を
変化させずにステッピングモータ４４の０Ｎ−ＯＦＦ時
間を変化させることで、オイルの塗布量を変化させるこ
とができる。定着性の悪いトナーの場合は、ステッピン
グモータ４３のＯＮ時間を長く、定着性の良いトナーの
場合はステッピングモータ４４のＯＮ時間を短くすれば
よい。

さらに、外部、駆動源によりクラッチを介してウェブ送
シ出しローラ対４２を駆動する場合にも、上記ステッピ
ングモータと同様にクラッチの０Ｎ−ＯＦＦ時間を変化
させればよい。その他の構成及び作用は第１図に示すも
のと同様であるので、その説明を省略する。

（発明の効果）本発明は以上の構成及び作用よりなるもので、異なるト
ナーを単独に用いた画像又は複合トナー画像といったト
ナーの種類によって定着装置へのオフセット防止剤の供
給を制御するようにしたので、定着性の異なる複数のト
ナーによって画像を形成する装置において、オフセット
防止剤の不足によるオフセットの発生や、過剰なオフセ
ット防止剤の供給による転写紙へのじみの発生及び不必
要なオフセット防止剤の消費を防止することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に係る画像形成装置に用いられる定着装
置の一実施例を示す概略図、第２図は制御系を示すブロ
ック図、第３図（ａ）　、　（ｂ）は第２図に示す制御
系の動作を示すタイミングチャート、第４図は本発明に
係る画像形成装置の一実施例を示す概略図、第５図は本
発明に係る画像形成装置の他の実施例を示す要部斜視図
、第６図は本発明に係る画像形成装置に用いられる定着
装置の他の実施例を示す要部概略図である。符号の説明１１・・・定着装置　　　１５・・・トナー像１６・・
・転写紙１８・・・オフセット防止剤供給子役３０・・・トナー色選択ゼタン３１・・・ＣＰＵ　　　　　３２・・・駆動手段２Ｂ・
・・ソレノイド第１図第２図第３図　　（ａ）（ｂ）

Claims

【特許請求の範囲】

（１）異なるトナーを複数個又は夫々単独に用いて画像
形成できる画像形成装置において、上記トナーの種類に
応じて定着装置へのオフセット防止剤の供給を制御する
オフセット防止剤供給制御手段を備えたことを特徴とす
る画像形成装置。
（２）定着性の異なる複数のトナーを用いてトナー像を
形成し、各トナー像毎に定着を行なうことを特徴とする
特許請求の範囲第１項記載の画像形成装置。