JPH1097144A - 画像形成装置および画像形成方法 - Google Patents

画像形成装置および画像形成方法

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JPH1097144A
JPH1097144A JP8250047A JP25004796A JPH1097144A JP H1097144 A JPH1097144 A JP H1097144A JP 8250047 A JP8250047 A JP 8250047A JP 25004796 A JP25004796 A JP 25004796A JP H1097144 A JPH1097144 A JP H1097144A
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JP
Japan
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image
transfer
developer
polarity
holding member
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Pending
Application number
JP8250047A
Other languages
English (en)
Inventor
Shigeru Fujiwara
茂 藤原
Masato Ogasawara
真人 小笠原
Tetsuya Nakamura
鐵也 中村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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  • Counters In Electrophotography And Two-Sided Copying (AREA)
  • Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)
  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】この発明は、被転写媒体の両面に高速に画像を
形成できる画像形成装置および画像形成方法を提供す
る。 【解決手段】デジタル複写機1は、感光体ドラム8と、
感光体ドラム8に転接された転写ベルト16と、を有し
ている。両面コピーをする場合、感光体ドラム8上に原
稿の第1面の画像に基づく第1のトナー像を形成し、こ
の第1のトナー像を転写ベルト16に一旦転写し、転写
した第1のトナー像を逆極性に帯電させる。そして、原
稿の第2面の画像に基づく第2のトナー像を感光体ドラ
ム8上に形成し、感光体ドラム8と転写ベルト16との
間の転写位置に記録用紙Pを供給し、転写ベルト16上
に保持された第1のトナー像を記録用紙Pの裏面に転写
すると同時に、感光体ドラム8上に形成された第2のト
ナー像を記録用紙Pの表面に転写する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、現像剤像を被転
写材に転写することにより画像を形成する画像形成装置
および画像形成方法に関し、特に、被転写材の両面に画
像を形成する画像形成装置および画像形成方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、電子写真方式を用いた画像形成装
置として複写機、プリンタ、ファクシミリ等の装置が実
用化されている。この種の画像形成装置においては、像
担持体としてのドラム状もしくはべルト状の感光体の表
面をコロナ帯電器等よって所定の極性に一様に帯電さ
せ、所定の極性に帯電させた感光体表面を画像信号に従
って露光することにより静電潜像を形成し、この静電潜
像に所定の極性に帯電した現像剤を供給することにより
現像して可視像化し、感光体の表面上に被転写材として
の記録用紙を供給し、可視像化された現像剤像をコロナ
帯電器等によって記録用紙上に転写させ、記録用紙上に
転写した現像剤像を定着器を介して加熱定着させること
により記録用紙上に画像を形成している。
【0003】近年、複写機、プリンタ、ファクシミリが
オフィスにおいて盛んに使用されるにつれて、記録用紙
の使用量が増え続けている。そのため、省資源の観点か
ら、記録用紙の両面に画像を形成できる装置が実用化さ
れている。特に、複写機においては両面コピーは必須の
機能となっている。
【0004】複写機によって記録用紙の両面に画像を形
成する場合、まず、1ページ目の画像に基づく現像剤像
を感光体上に形成し、この現像剤像に同期させて記録用
紙を感光体に供給し、該現像剤像を記録用紙に転写した
後、定着器を通過させて定着させる。そして、1ページ
目の画像が形成された記録用紙を装置内で反転させ、感
光体上に形成された2ページ目の現像剤像と同期をとっ
て感光体へ再供給し、2ページ目の現像剤像を記録用紙
に転写・定着させて、記録用紙の両面に画像を形成して
いる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
様に記録用紙の両面に画像を形成する場合、記録用紙の
片面のみに画像を形成する場合と比較して画像形成に多
くの時間が必要となる。つまり、記録用紙の裏面に2ペ
ージ目の画像を形成する際に、1ページ目の画像が定着
された記録用紙を装置内で循環させながら反転させる必
要があるため、反転のための多くの時間を必要とし、片
面のみの画像を形成する時間の3倍から4倍の時間が必
要となる。例えば、複写機の場合、A4サイズの記録用
紙の片面コピー時のコピー速度は60枚/分であるのに
対し、両面コピー時のコピー速度は15枚/分から20
枚/分と大幅に低下する問題がある。
【0006】また、前述のように、両面コピー時には、
記録用紙を装置内で循環させながら反転させる必要があ
るため、反転のためのおおがかりな機構が必要となり、
装置が複雑且つ大型化するという問題がある。
【0007】この発明は、以上の点に鑑みなされたもの
で、その目的は、被転写材の両面に高速に画像を形成で
きる画像形成装置および画像形成方法を提供することに
ある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、この発明のうち請求項1記載の画像形成装置は、像
担持体に原稿の画像に基づく第1および第2の可視像を
順次形成する画像形成手段と、上記画像形成手段にて上
記像担持体に形成された上記第1の可視像を一旦保持す
る保持部材と、上記画像形成手段にて上記像担持体に形
成された上記第1の可視像を上記保持部材へ転写する転
写手段と、上記保持部材表面に被転写材を供給する供給
手段と、上記画像形成手段にて上記像担持体に形成され
た第1の可視像を上記転写手段にて上記保持部材表面へ
転写した後、上記供給手段にて上記保持部材上へ被転写
材を供給し、上記転写手段にて上記第1および第2の可
視像を上記被転写材に同時に転写させる手段とを有する
ことを特徴とする。
【0009】また、この発明のうち請求項2記載の画像
形成装置は、像担持体に第1の静電潜像を形成し、この
第1の静電潜像に第1の極性に帯電された現像剤を供給
し、上記像担持体に第1の極性に帯電された第1の現像
剤像を形成する第1の画像形成手段と、上記第1の画像
形成手段にて上記像担持体に形成された第1の現像剤像
を保持する保持部材と、上記第1の画像形成手段にて上
記像担持体に形成された第1の現像剤像を上記保持部材
へ転写する第1の転写手段と、上記第1の転写手段にて
上記保持部材へ転写された第1の現像剤像を上記第1の
極性と逆の第2の極性に帯電させる帯電手段と、上記第
1の転写手段にて第1の現像剤像が転写された像担持体
に第2の静電潜像を形成し、この第2の静電潜像に第1
の極性に帯電された現像剤を供給し、上記像担持体に第
1の極性に帯電された第2の現像剤像を形成する第2の
画像形成手段と、上記保持部材表面に被転写材を供給す
る供給手段と、上記第1の転写手段にて上記保持部材へ
転写され上記帯電手段にて第2の極性に帯電された第1
の現像剤像を、上記供給手段にて供給された被転写材が
上記保持部材に対向する第1面に転写すると同時に、上
記第2の画像形成手段にて上記像担持体に形成された第
1の極性に帯電された第2の現像剤像を、被転写材が上
記像担持体に対向する第2面に転写する第2の転写手段
と、を備えている。
【0010】上記請求項2記載の画像形成装置による
と、像担持体に形成した第1の可視像を保持部材に転写
した後、この第1の可視像を逆の極性に帯電させ、像担
持体に第2の可視像を形成し、像担持体と保持部材との
間に被転写材を供給し、被転写材の第1面および第2面
に第1の現像剤像および第2の現像剤像を同時に転写し
ている。
【0011】従って、被転写材を像担持体と保持部材と
の間に1回給紙するだけで、被転写材の両面に画像を形
成できる。このため、第1面に画像を形成した被転写材
を反転させて第2面の画像形成のために再供給する必要
がなく、陽転写材の両面に画像を形成する際の画像形成
速度を高速にできる。また、被転写材を反転させるため
の複雑な機構が不必要となり、装置を小型化できる。
【0012】また、この発明のうち請求項3記載の画像
形成装置は、像担持体に第1の静電潜像を形成し、この
第1の静電潜像に第1の極性に帯電された現像剤を供給
し、上記像担持体に第1の極性に帯電された第1の現像
剤像を形成する第1の画像形成手段と、上記第1の画像
形成手段にて上記像担持体に形成された第1の現像剤像
を保持する保持部材と、上記第1の画像形成手段にて上
記像担持体に形成された第1の現像剤像を上記保持部材
へ転写する第1の転写手段と、上記第1の転写手段にて
上記保持部材へ転写された第1の現像剤像を上記第1の
極性と逆の第2の極性に帯電させる帯電手段と、上記第
1の転写手段にて第1の現像剤像が転写された像担持体
に第2の静電潜像を形成し、この第2の静電潜像に第1
の極性に帯電された現像剤を供給し、上記像担持体に第
1の極性に帯電された第2の現像剤像を形成する第2の
画像形成手段と、上記保持部材表面に被転写材を供給す
る供給手段と、上記第1の転写手段にて上記保持部材へ
転写され上記帯電手段にて第2の極性に帯電された第1
の現像剤像を、上記供給手段にて供給された被転写材が
上記保持部材に対向する第1面に転写すると同時に、上
記第2の画像形成手段にて上記像担持体に形成された第
1の極性に帯電された第2の現像剤像を、被転写材が上
記像担持体に対向する第2面に転写する第2の転写手段
と、を備え、上記保持部材が上記第1の現像剤像を保持
する保持面には、上記保持面に残留した現像剤を除去す
る清掃部材が、上記保持面に対して接離可能に配設され
ている。
【0013】従って、保持部材に転写されて第2の極性
に帯電された第1の現像剤像を転写位置へ再供給する際
に、保持部材の保持面に転写された第1の現像剤像を清
掃部材によって剥離することが防止される。
【0014】また、この発明のうち請求項4記載の画像
形成装置は、像担持体に第1の静電潜像を形成し、この
第1の静電潜像に第1の極性に帯電された現像剤を供給
し、上記像担持体に第1の極性に帯電された第1の現像
剤像を形成する第1の画像形成手段と、上記第1の画像
形成手段にて上記像担持体に形成された第1の現像剤像
を保持する保持部材と、上記第1の画像形成手段にて上
記像担持体に形成された第1の現像剤像を上記保持部材
へ転写する第1の転写手段と、上記第1の転写手段にて
上記保持部材へ転写された第1の現像剤像を上記第1の
極性と逆の第2の極性に帯電させる帯電手段と、上記第
1の転写手段にて第1の現像剤像が転写された像担持体
に第2の静電潜像を形成し、この第2の静電潜像に第1
の極性に帯電された現像剤を供給し、上記像担持体に第
1の極性に帯電された第2の現像剤像を形成する第2の
画像形成手段と、上記保持部材表面に被転写材を供給す
る供給手段と、上記第1の転写手段にて上記保持部材へ
転写され上記帯電手段にて第2の極性に帯電された第1
の現像剤像を、上記供給手段にて供給された被転写材が
上記保持部材に対向する第1面に転写すると同時に、上
記第2の画像形成手段にて上記像担持体に形成された第
1の極性に帯電された第2の現像剤像を、被転写材が上
記像担持体に対向する第2面に転写する第2の転写手段
と、を備え、上記第1の転写手段は第1の転写出力で転
写を行い、上記第2の転写手段は上記第1の転写出力と
異なる第2の転写出力で転写を行うことを特徴とする。
【0015】また、この発明のうち請求項5記載の画像
形成装置は、原稿の画像を読取る読取手段と、上記読取
手段にて読取られた画像を処理し、第1の画像データお
よびこの第1の画像データの鏡像の第2の画像データを
選択的に出力する画像処理手段と、上記画像処理手段に
て出力された第1の画像データに基づいて上記像担持体
に第1の可視像を形成するとともに、上記画像処理手段
にて出力された第2の画像データに基づいて第2の可視
像を形成する画像形成手段と、上記画像形成手段にて上
記像担持体に形成された第1の現像剤像を保持する保持
部材と、上記画像形成手段にて上記像担持体に形成され
た第1の現像剤像を上記保持部材へ転写する転写手段
と、前記保持部材表面に被転写材を供給する供給手段
と、上記画像形成手段にて上記像担持体に形成された第
1の可視像を上記転写手段にて上記保持部材表面に転写
した後、上記供給手段にて前記保持部材上へ被転写材を
供給し、上記転写手段にて上記第1及び第2の可視像を
上記被転写材に同時に転写させる手段と、を備えてい
る。
【0016】また、この発明のうち請求項6記載の画像
形成方法は、第1の可視像を像担持体上に形成する第1
の画像形成工程と、上記第1の画像形成工程において像
担持体上に形成された第1の可視像を保持部材に転写す
る第1の転写工程と、上記第1の可視像が転写された像
担持体上に第2の可視像を形成する第2の画像形成工程
と、上記像担持体と前記第1の可視像を担持する保持部
材との間に被転写材を供給する供給工程と、上記供給工
程によって供給された被転写材が上記保持部材に対向す
る第1面に上記第1の転写工程にて上記保持部材に転写
された第1の可視像を再転写すると同時に、該被転写材
が上記像担持体に対向する第2面に上記第2の画像形成
工程にて上記像担持体上に形成された第2の可視像を転
写する第2の転写工程と、を備えている。
【0017】更に、この発明のうち請求項7記載の画像
形成方法は、像担持体に第1の静電潜像を形成し、この
第1の静電潜像に所定の極性に帯電した現像剤を供給し
て現像を行い、第1の可視像を形成する第1の画像形成
工程と、前記第1の画像形成工程において像担持体に形
成された第1の可視像を保持部材上に転写する第1の転
写工程と、前記第1の転写工程にて前記保持部材上に転
写された第1の可視像を前記所定の極性と反対極性に帯
電する帯電工程と、前記第1の転写工程にて第1の可視
像が転写された前記像担持体に第2の静電潜像を形成
し、この第2の静電潜像に前記所定の極性に帯電した現
像剤を供給して現像を行い、第2の可視像を形成する第
2の画像形成工程と、前記第2の画像形成工程にて第2
の可視像が形成された像担持体と、前記第1の可視像を
担持する保持部材との間に、被転写材を供給する供給工
程と、前記供給工程にて供給された被転写材上に、前記
第1の転写工程にて転写された第1の可視像を再転写す
ると同時に、前記像担持体上の第2の可視像を前記被転
写材上に転写する第2の転写工程と、を有している。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながらこの発
明の実施の形態について詳細に説明する。図1には、本
発明の画像形成装置としてのデジタル複写機1(以下、
単に複写機1と称する)の概略構成を示してある。複写
機1は、複写機本体10を備え、複写機本体10の上部
には、原稿を所定の読取位置へ自動的に搬送するととも
に、必要に応じて反転させる自動原稿送り装置100
(以下、単にADF100と称する)が設けられてい
る。
【0019】ADF100は、複写機本体10の上面に
配設された透明なガラスからなる原稿台10aの上面に
接触された状態で正逆両方向に無端走行される搬送ベル
ト102を備えており、原稿台10aとの間に給紙され
た原稿を原稿台10aに密着させる原稿押えとしても機
能する。
【0020】ADF100の下方、即ち原稿台10aの
下方には、原稿の画像を光学的に読取る読取手段として
の画像読取装置2、画像読取装置2によって読取られた
画像情報をデジタル信号に変換し、このデジタル化した
画像データを必要に応じて加工して出力する画像処理手
段としての画像処理装置4、および画像処理装置4から
出力された画像データに基づいて後述する感光体ドラム
上にレーザービームを照射することにより感光体ドラム
上に静電潜像を形成するレーザー露光装置6が配設され
ている。尚、これらの画像読取装置2、画像処理装置
4、およびレーザー露光装置6は、一般に良く知られて
いるためここでは詳細な説明を省略する。
【0021】複写機本体10の略中央位置には、像担持
体としての感光体ドラム8を有する作像ユニット20が
配設されている。感光体ドラム8は、円筒形のアルミニ
ウムドラム8aの表面上に有機光導電体8b(図2参
照)が被覆されて形成され、図中矢印a方向に回転可能
に設けられている。
【0022】感光体ドラム8の周辺には、感光体ドラム
8の表面をマイナス極性に一様に帯電させるグリッド電
極を有するスコロトロン帯電器12、画像データに従っ
てレーザ露光装置6から照射されるレーザビームを受け
る露光位置7、マイナス極性に帯電したトナーとキャリ
アが混合された2成分現像剤を供給することにより静電
潜像を現像する現像装置14、感光体ドラム8の周速度
と同じ速度で同一方向に無端走行され、感光体ドラム8
上に形成されたトナー像(現像剤像)を被転写材として
の記録用紙Pに転写し、或いは記録用紙Pが無い状態で
トナー像を一旦保持する保持手段としての転写べルト1
6、トナー像を転写した後、感光体ドラム8上に残留し
た残留トナーを回収するドラムクリーナ18、および感
光体ドラム8上に残留した電荷を除去する除電ランプ1
9が、感光体ドラム8の回転方向に沿って順に配設され
ている。
【0023】転写べルト16は、電気抵抗が1010Ω・
cm程度の半導電性の材料としてカーボンが分散された
ポリカーボネイトで形成されており、感光体ドラム8の
下方で複写機本体10内の左右両側に配設された駆動ロ
ーラ22および従動ローラ24に巻回されて張設されて
いる。尚、転写ベルト16の周の長さは本実施の形態の
複写機1にて使用可能な最大紙サイズであるA3より若
干長くしてある。また、転写べルト16には、転写べル
ト16の位置を検知するための図示しないホワイトマー
クが施されていて、図示しない光学式の転写べルト位置
検知センサによって転写べルト16の位置が常に検知で
きるようになっている。
【0024】感光体ドラム8と転写べルト16とが接触
する転写位置において、転写べルト16の内側にはトナ
ーの帯電極性と逆のプラスのバイアス電圧が印加された
転写ローラ21が設けられている。転写ローラ21は、
電気抵抗が106 Ω・cm以下であるカーボンが分散さ
れた発砲ウレタンゴムで形成され、転写べルト16の裏
側から感光体ドラム8に向けて所定の圧力で押圧され、
転写べルト16の図中矢印b方向への走行に従動して回
転されるようになっている。尚、転写ローラ21および
後述する電源はこの発明の転写手段として作用し、転写
ローラ21には、画像形成モードに応じて異なる電圧が
印加されるようになっている。
【0025】転写べルト16の周辺には、後述する第2
の画像形成モード(両面モード)が選択された場合に、
転写べルト16に直接転写された原稿の1ページ目のト
ナー像を逆極性であるプラス極性に帯電させる帯電手段
としての転写べルト帯電器26、および転写ベルト16
の表面に対して図中矢印c方向に接離可能に設けられた
清掃部材としての転写べルトクリーナ28が、転写ベル
ト16の走行方向に沿って順に配設されている。尚、転
写べルトクリーナ28に対向した転写ベルト16の内側
には、転写べルトクリーナ28に対する押付け力を発生
させるバックアップローラ29が設けられている。
【0026】複写機本体10の下方には、3種類の異な
るサイズの記録用紙Pをそれぞれ収容したカセット3
1、32、33が設けられ、各カセットに収容された最
上の記録用紙Pの先端上側に接触してピックアップロー
ラ34、35、36が設けられている。また、各カセッ
ト31、32、33の下流側の搬送路上には、カセット
から取出された記録用紙Pを各搬送ローラ38に向けて
搬送する給紙ローラ37がそれぞれ設けられている。更
に、感光体ドラム8と転写ベルト16とが接触される転
写位置の手前側の搬送路上には、各搬送ローラ38を介
して給紙された記録用紙Pを一旦整位するとともに所定
のタイミングで転写位置へ供給する一対のレジストロー
ラ39が配設されている。尚、これらのピックアップロ
ーラ34、35、36、給紙ローラ37、搬送ローラ3
8、およびレジストローラ39は、この発明の供給手段
として作用する。
【0027】転写べルト16の図中左側には、記録用紙
P上に転写されたトナー像を記録用紙Pに定着させる定
着器40が設けられている。また、定着器40の下流側
には、複写機本体10の外側から突出して設けられた排
紙トレー44に向けて記録用紙Pを搬送する一対の排紙
ロ−ラ42が設けられている。尚、定着器40は、それ
ぞれヒータランプ41aを備えているとともに互いに転
接された一対のヒートローラ41を有し、記録用紙Pの
両面を同時に所定温度に加熱して記録用紙Pの両面に保
持されたトナー像を同時に溶融定着できるようになって
いる。
【0028】次に、上記のように構成された複写機1に
よって原稿の画像を記録用紙Pの一方の面だけに複写す
る場合の動作について説明する。まず、原稿の画像を記
録用紙Pの一方の面だけに複写する第1の画像形成モー
ド(片面モード)が選択され、図示しないコピーボタン
が押されると、読取対象物としての原稿がADF100
によって原稿台10a上の所定の読取位置へ配置され
る。
【0029】そして、原稿台10a上に配置された原稿
の画像が画像読取装置2によって読取られ、読取られた
画像データが画像処理装置4にてデジタル信号に変換さ
れる。このデジタル化された画像データに基づいて、レ
ーザー露光装置6を介して感光体ドラム8上の露光位置
7へレーザービームが照射され、感光体ドラム8上に原
稿の画像に基づく静電潜像が形成される。この際、感光
体ドラム8は、露光位置7の手前でスコロトロン帯電器
12によって−600Vに一様に帯電されている。
【0030】感光体ドラム8上に形成された静電潜像は
−420Vの現像バイアスが印加された現像装置14に
よって反転現像(露光部分に現像される)され、感光体
ドラム8上に原稿の画像に対応したマイナス極性のトナ
ー像(現像剤像)が形成される。
【0031】一方、カセット31、32、33に収容さ
れた記録用紙Pがピックアップローラ34、35、36
によって選択的に取出され、給紙ローラ37および搬送
ローラ38を介してレジストローラ39に給送され、こ
こで一旦整位される。そして、感光体ドラム8上に形成
されたトナー像と同期をとって、レジストローラ39に
よって整位された記録用紙Pが感光体ドラム8と転写ベ
ルト16との間の転写位置へ送り込まれる。
【0032】図2に示すように、感光体ドラム8上のト
ナー像Tと記録用紙Pとが同期して転写位置に送られる
と、転写バイアス電源52によりプラス1200Vの電
圧が転写ローラ21に印加され、転写ローラ21から転
写べルト16を介して感光体ドラム8に向かう転写電界
が形成される。そして、この転写電界によって感光体ド
ラム8上のトナー像Tが記録用紙Pに転写される。尚、
転写ローラ21は、芯金21aと芯金21aの外周に設
けられた弾性部材21bとから構成されている。
【0033】上記のようにトナー像Tが転写された記録
用紙Pは定着器40を通過され、ここでトナー像Tが溶
融されて記録用紙P上に定着される。トナー像Tが定着
された記録用紙Pは、排紙ローラ42を介して機外に排
紙され、排紙トレー44上に載置される。
【0034】次に、原稿の画像を記録用紙Pの両面に複
写する場合の動作について説明する。尚、ここでは、原
稿の第1面の画像を記録用紙Pの第1面に複写し、原稿
の第2面の画像を記録用紙Pの第2面に複写する場合の
動作について代表して説明する。
【0035】まず、原稿の両面に形成された画像を記録
用紙Pの両面にそれぞれ複写する第2の画像形成モード
(両面モード)が選択され、図示しないコピーボタンが
押されると、読取対象物としての原稿がADF100に
よって原稿台10a上の所定の読取位置へ配置される。
この場合、原稿の第1面が原稿台10aに対向するよう
に原稿が配置される。
【0036】そして、原稿台10a上に配置された原稿
の第1面の画像が画像読取装置2によって読取られ、読
取られた画像データが画像処理装置4にてデジタル信号
に変換される。このデジタル化された画像データに基づ
いて、レーザー露光装置6を介して感光体ドラム8上の
露光位置7へレーザービームが照射され、感光体ドラム
8上に原稿の第1面の画像に基づく第1の静電潜像が形
成される。この場合、感光体ドラム8上の第1の静電潜
像は、第1面の画像がそのままの状態、すなわち正像
(第1の画像データ)の状態で形成される。
【0037】感光体ドラム8上に形成された第1の静電
潜像は−420Vの現像バイアスが印加された現像装置
14によって現像され、感光体ドラム8上に原稿の第1
面の画像に対応したマイナス極性(第1の極性)の第1
のトナー像T1(第1の現像剤像)が形成される。
【0038】図3に示すように、記録用紙Pが転写位置
に供給されない状態で、感光体ドラム8上に形成された
第1のトナー像T1が転写位置に送られると、転写バイ
アス電源52によりプラス600Vの電圧が転写ローラ
21に印加され、転写ローラ21から転写べルト16を
介して感光体ドラム8に向かう転写電界が形成される。
そして、この転写電界によって感光体ドラム8上の第1
のトナー像T1が転写ベルト16上に直接転写される。
この状態で、転写ベルト16上に形成された第1のトナ
ー像T1は、原稿の画像に対して鏡像の関係にある。
【0039】図4に示すように、転写ベルト16上に転
写されたマイナス極性の第1のトナー像T1は、転写ベ
ルト16の走行に従って、転写べルト帯電器26を通過
される。転写べルト帯電器26は、転写べルト16が巻
回された駆動ローラ22の周辺部に設けられた、コロナ
ワイヤ−26aと一部がグリッド電極を兼ねたケ一ス電
極26bとを有するスコロトロン帯電器である。コロナ
ワイヤ−26aにはバイアス電源54を介してプラス
4.6kVの電圧が印加され、ケース電極26bにはバ
イアス電源56を介してプラス300Vの電圧が印加さ
れている。従って、転写ベルト16上に保持された第1
のトナー像T1は、転写ベルト帯電器26を通過される
ことにより、プラス極性(第2の極性)に帯電される。
【0040】尚、転写ベルト16の周囲に配置された転
写ベルトクリーナ28は、転写ベルト16上に第1のト
ナー像T1が保持された状態において、転写ベルト16
から離間した位置に退避されている。
【0041】一方、上記のように第1面の画像が読取ら
れた原稿は、ADF100によって反転され、原稿の第
2面の画像が画像読取装置2によって読取られる。画像
読取装置2によって読取られた第2面の画像データは、
画像処理装置4によってデジタル信号に変換され、レー
ザー露光装置6へ出力される。レーザー露光装置6は、
このデジタル信号に基づいて感光体ドラム8に対してレ
ーザービームを照射し、感光体ドラム8上に原稿の第2
面の画像に基づく第2の静電潜像を形成する。この場
合、感光体ドラム8上の第2の静電潜像は、原稿の第2
面の画像が鏡像(第2の画像データ)の関係で形成され
る。
【0042】感光体ドラム8上に形成された第2の静電
潜像は現像装置14によって現像され、感光体ドラム8
上に原稿の第2面の画像に対応したマイナス極性の第2
のトナー像T2(第2の現像剤像)が形成される。尚、
上述した第2のトナー像T2の一連の作像プロセスは、
転写ベルト16上に保持された第1のトナー像T1の移
動に同期されて実施され、各トナー像T1およびT2が
転写位置に同時に搬送される。この際、転写ベルト16
は、図示しない転写ベルト位置検知センサの作用により
その位置が監視される。
【0043】図5に示すように、転写ベルト16上に保
持されたプラス極性の第1のトナー像T1および感光体
ドラム8上に形成されたマイナス極性の第2のトナー像
T2と同期して記録用紙Pが転写位置に給紙されると、
転写バイアス電源52によりプラス1600Vの電圧が
転写ローラ21に印加される。これにより、転写ローラ
21から転写べルト16を介して感光体ドラム8に向か
う転写電界が形成される。すると、プラス極性に帯電さ
れた転写ベルト16上の第1のトナー像T1が記録用紙
Pの第1面に転写されると同時に、マイナス極性に帯電
された感光体ドラム8上の第2のトナー像T2が記録用
紙Pの第2面に転写される。
【0044】そして、両面に第1および第2のトナー像
T1、T2が転写された記録用紙Pは、ヒートローラ方
式の定着器40を通過され、ここで各トナー像T1、T
2が溶融されて記録用紙Pの第1および第2面上にそれ
ぞれ定着される。各トナー像T1、T2が定着された記
録用紙Pは、排紙ローラ42を介して機外に排紙され、
排紙トレー44上に載置される。
【0045】以上のように、本実施の形態の複写機1に
よると、記録用紙Pの両面に画像を形成するいわゆる両
面コピー時において、原稿から読取った第1の像を転写
ベルト16上に一旦保持させ、感光体ドラム8上に形成
した第2の像と同時に記録用紙P上に転写している。従
って、本発明によるところの両面コピー時のコピー速度
は、片面コピー時の約1/2倍の速さとなり、従来の複
写機において両面コピー時のコピー速度が1/3倍から
1/4倍であったのに比較して大幅なコピー速度の改善
ができた。
【0046】また、感光体ドラム8上に形成した第1の
トナー像T1を記録用紙Pへ転写させる転写バイアス、
感光体ドラム8上に形成した第1のトナー像T1を転写
ベルト16へ転写させる転写バイアス、および転写ベル
ト16上に形成した第1のトナー像T1および感光体ド
ラム上に形成した第2のトナー像T2を記録用紙Pの両
面に同時に転写させる転写バイアスの強度をそれぞれの
転写モードに応じて適切な強度に設定している。従っ
て、異なる転写モードであっても常に良好な転写が可能
となる。
【0047】尚、上述した実施の形態においては、原稿
の第1および第2面の画像を記録用紙Pの第1および第
2面にそれぞれ複写するモードを例にとって説明した
が、この発明は、記録用紙Pの両面に画像を複写するモ
ードであればいかなるモードであっても有効である。
【0048】また、上述した実施の形態においては、半
導電性の転写ベルトを用いる場合について説明したが、
絶縁性の転写ベルトを用い、転写位置で転写ベルトの内
側をコロナ帯電器で帯電させて転写電界を形成しても良
い。
【0049】次に、この発明の他の実施の形態について
説明する。図6に示すように、本実施の形態では、感光
体ドラム8に転接される転写部材として転写ドラム60
を用いた。転写ドラム60は、金属ドラム60cの表面
に、低硬度の導電性ウレタンゴム層60bを被覆し、表
面層として、イオン導電材が添加されて1010Ω・cm
程度の電気抵抗を有するフッ素系樹脂で形成された表面
層60aが形成されて構成されている。
【0050】転写ドラム60の周辺には、転写ドラム帯
電器62、およびファーブラシクリーナ64が転写ドラ
ム60の回転方向に沿って順に配置されている。尚、こ
れらの転写ドラム帯電器62およびファーブラシクリー
ナ64は、上述した実施の形態における転写ベルト帯電
器26および転写ベルトクリーナ28と同様に機能さ
れ、ファーブラシクリーナ64は、図示しない移動機構
によって転写ドラム60に対して接離可能に配設されて
いる。また、金属ドラム60cには転写バイアス電源6
6により所定の転写バイアスが印加される。
【0051】しかして、感光体ドラム8上に形成された
第1のトナー像T1が転写ドラム60上に転写され、転
写された第1のトナー像T1が転写ドラム帯電器62に
よってプラス極性に帯電され、感光体ドラム8上にマイ
ナス極性の第2のトナー像T2が形成され、第1および
第2のトナー像T1およびT2が記録用紙Pと同期をと
って感光体ドラム8と転写ドラム60との間の転写位置
へ供給され、転写バイアス電源66によって転写ドラム
60に転写バイアスが印加され、第1および第2のトナ
ー像T1およびT2が記録用紙P上に同時に転写され
る。
【0052】従って、本実施の形態においても、両面コ
ピー時のコピー速度は、片面コピー時の約1/2倍の速
さとなり、従来の複写機において両面コピー時のコピー
速度が1/3倍から1/4倍であったのに比較して大幅
なコピー速度の改善ができた。
【0053】次に、この発明をカラー複写機に応用した
実施の形態について説明する。尚、本実施の形態のカラ
ー複写機は、上述した図1に示す複写機1と略同一の構
成を有するため、同一の部分については同一の符号を付
して説明を省略する。
【0054】図7は、イエロ色、マゼンタ色、シアン
色、黒色に対応した4個の作像ユニット20Y、20
M、20C、20Bを有するカラー複写機の要部の概略
構成を示している。各作像ユニットは、異なる色の現像
剤を使用している以外は上述した図1に示す複写機1の
作像ユニット20と略同一の構成を有し、作像ユニット
20と略同様に作動される。従って、各作像ユニットに
おいて、図1の作像ユニット20と同じく作用する部分
の符号の後ろにY(イエロ色)、M(マゼンタ色)、C
(シアン色)、B(黒色)を付しておく。
【0055】各作像ユニット20Y、20M、20C、
20Bの下方には、転写ベルト71が配設されている。
転写ベルト71は、駆動ローラ72および従動ローラ7
3に巻回されて張設され、各作像ユニットの感光体ドラ
ム8Y、8M、8C、8Bに転接された状態で無端走行
される。また、転写ベルト71の内側には、各感光体ド
ラム8Y、8M、8C、8Bに向かって押付けられた転
写ローラ21Y、21M、21C、21Bが設けられて
いる。
【0056】転写ベルト71の周辺には、転写ベルト7
1に保持された各色毎の第1のトナー像T1をプラスの
極性に帯電させる転写ベルト帯電器74、および転写ベ
ルトクリーナ75が配置されている。尚、転写ベルトク
リーナ75は、転写ベルト71に対して接離可能に配設
されている。
【0057】しかして、一対のレジストローラ39によ
って整位された記録用紙Pが、各感光体ドラムと転写ベ
ルトとの間のそれぞれの転写位置へ順に給紙され、各モ
ードに応じて記録用紙Pの片面もしくは両面に複数色の
トナー像が重ねられて転写され、トナー像の転写された
記録用紙Pが定着器40を通過して定着とフルカラーの
発色がなされ、一対の排紙ローラ42によって機外の排
紙トレイ44上に排紙される。
【0058】特に、記録用紙Pの両面に画像を形成する
場合、原稿の第1面の画像に対応した各色毎の第1のト
ナー像T1を転写ベルト71上に一旦保持させ、この第
1のトナー像T1を転写ベルト帯電器74によって逆極
性に帯電させ、各色の感光体ドラム上に原稿の第2面の
画像に対応した各色毎の第2のトナー像T2を形成し、
第1のトナー像T1と第2のトナー像T2とが記録用紙
Pの表裏で一致するように記録用紙Pを供給し、4か所
の転写位置でそれぞれ記録用紙Pの両面に第1および第
2のトナー像T1、T2を同時に転写する。
【0059】本実施の形態のカラー複写機においても、
両面コピー時のコピー速度は片面コピー時の約1/2倍
の速度となり、コピー速度の大幅な改善がなされた。以
上のように、本発明によれば、記録用紙Pの両面に画像
を形成する際に、第1のトナー像T1と第2のトナー像
T2とを記録用紙P上に同時に転写するため、一回の給
紙で記録用紙Pの両面に同時に画像を転写でき、従来の
複写機のように記録用紙Pを装置内で反転させて2回給
紙する必要がなく、複写速度を大幅にアップできる。
【0060】また、従来の複写機において必要とされて
いた用紙反転のためのおおがかりな機構を必要としない
ことから、装置構成の簡略化、小型化、および低価格化
を達成できる。尚、この発明は、上述した実施の形態に
限定されるものではなく、この発明の範囲内で種々変形
可能である。
【0061】
【発明の効果】以上説明したように、この発明の画像形
成装置は、上記のような構成および作用を有しているの
で、原稿の両面の画像を被転写媒体の両面に同時に転写
でき、両面コピーを高速にできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、この発明の画像形成装置としてのデジ
タル複写機を示す概略図。
【図2】図2は、図1の複写機における片面コピー動作
を説明するための動作説明図。
【図3】図3は、図1の複写機における両面コピー動作
を説明するための動作説明図。
【図4】図4は、図1の複写機における両面コピー動作
を説明するための動作説明図。
【図5】図5は、図1の複写機における両面コピー動作
を説明するための動作説明図。
【図6】図6は、この発明の他の実施の形態を示す概略
図。
【図7】図7は、この発明をカラー複写機に応用した場
合の要部の構成を概略的に示す図。
【符号の説明】
1…デジタル複写機、 2…画像読取装置、 4…画像処理装置、 6…レーザー露光装置、 8…感光体ドラム、 10…複写機本体、 10a…原稿台、 12…スコロトロン帯電器、 14…現像装置、 16…転写ベルト、 18…ドラムクリーナ、 19…除電ランプ、 21…転写ローラ、 22…駆動ローラ、 24…従動ローラ、 26…転写ベルト帯電器、 28…転写ベルトクリーナ、 29…バックアップローラ、 31、32、33…カセット、 34、35、36…ピックアップローラ、 37…給紙ローラ、 38…搬送ローラ、 39…レジストローラ、 40…定着器、 41…ヒートローラ、 41a…ヒータランプ、 42…排紙ローラ、 44…排紙トレー、 100…ADF、 102…搬送ベルト、 P…記録用紙。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 像担持体に原稿の画像に基づく第1およ
    び第2の可視像を順次形成する画像形成手段と、 上記画像形成手段にて上記像担持体に形成された上記第
    1の可視像を一旦保持する保持部材と、 上記画像形成手段にて上記像担持体に形成された上記第
    1の可視像を上記保持部材へ転写する転写手段と、 上記保持部材表面に被転写材を供給する供給手段と、 上記画像形成手段にて上記像担持体に形成された第1の
    可視像を上記転写手段にて上記保持部材表面へ転写した
    後、上記供給手段にて上記保持部材上へ被転写材を供給
    し、上記転写手段にて上記第1および第2の可視像を上
    記被転写材に同時に転写させる手段とを有することを特
    徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 像担持体に第1の静電潜像を形成し、こ
    の第1の静電潜像に第1の極性に帯電された現像剤を供
    給し、上記像担持体に第1の極性に帯電された第1の現
    像剤像を形成する第1の画像形成手段と、 上記第1の画像形成手段にて上記像担持体に形成された
    第1の現像剤像を保持する保持部材と、 上記第1の画像形成手段にて上記像担持体に形成された
    第1の現像剤像を上記保持部材へ転写する第1の転写手
    段と、 上記第1の転写手段にて上記保持部材へ転写された第1
    の現像剤像を上記第1の極性と逆の第2の極性に帯電さ
    せる帯電手段と、 上記第1の転写手段にて第1の現像剤像が転写された像
    担持体に第2の静電潜像を形成し、この第2の静電潜像
    に第1の極性に帯電された現像剤を供給し、上記像担持
    体に第1の極性に帯電された第2の現像剤像を形成する
    第2の画像形成手段と、 上記保持部材表面に被転写材を供給する供給手段と、 上記第1の転写手段にて上記保持部材へ転写され上記帯
    電手段にて第2の極性に帯電された第1の現像剤像を、
    上記供給手段にて供給された被転写材が上記保持部材に
    対向する第1面に転写すると同時に、上記第2の画像形
    成手段にて上記像担持体に形成された第1の極性に帯電
    された第2の現像剤像を、被転写材が上記像担持体に対
    向する第2面に転写する第2の転写手段と、 を備えていることを特徴とする画像形成装置。
  3. 【請求項3】 像担持体に第1の静電潜像を形成し、こ
    の第1の静電潜像に第1の極性に帯電された現像剤を供
    給し、上記像担持体に第1の極性に帯電された第1の現
    像剤像を形成する第1の画像形成手段と、 上記第1の画像形成手段にて上記像担持体に形成された
    第1の現像剤像を保持する保持部材と、 上記第1の画像形成手段にて上記像担持体に形成された
    第1の現像剤像を上記保持部材へ転写する第1の転写手
    段と、 上記第1の転写手段にて上記保持部材へ転写された第1
    の現像剤像を上記第1の極性と逆の第2の極性に帯電さ
    せる帯電手段と、 上記第1の転写手段にて第1の現像剤像が転写された像
    担持体に第2の静電潜像を形成し、この第2の静電潜像
    に第1の極性に帯電された現像剤を供給し、上記像担持
    体に第1の極性に帯電された第2の現像剤像を形成する
    第2の画像形成手段と、 上記保持部材表面に被転写材を供給する供給手段と、 上記第1の転写手段にて上記保持部材へ転写され上記帯
    電手段にて第2の極性に帯電された第1の現像剤像を、
    上記供給手段にて供給された被転写材が上記保持部材に
    対向する第1面に転写すると同時に、上記第2の画像形
    成手段にて上記像担持体に形成された第1の極性に帯電
    された第2の現像剤像を、被転写材が上記像担持体に対
    向する第2面に転写する第2の転写手段と、を備え、 上記保持部材が上記第1の現像剤像を保持する保持面に
    は、上記保持面に残留した現像剤を除去する清掃部材
    が、上記保持面に対して接離可能に配設されていること
    を特徴とする画像形成装置。
  4. 【請求項4】 像担持体に第1の静電潜像を形成し、こ
    の第1の静電潜像に第1の極性に帯電された現像剤を供
    給し、上記像担持体に第1の極性に帯電された第1の現
    像剤像を形成する第1の画像形成手段と、 上記第1の画像形成手段にて上記像担持体に形成された
    第1の現像剤像を保持する保持部材と、 上記第1の画像形成手段にて上記像担持体に形成された
    第1の現像剤像を上記保持部材へ転写する第1の転写手
    段と、 上記第1の転写手段にて上記保持部材へ転写された第1
    の現像剤像を上記第1の極性と逆の第2の極性に帯電さ
    せる帯電手段と、 上記第1の転写手段にて第1の現像剤像が転写された像
    担持体に第2の静電潜像を形成し、この第2の静電潜像
    に第1の極性に帯電された現像剤を供給し、上記像担持
    体に第1の極性に帯電された第2の現像剤像を形成する
    第2の画像形成手段と、 上記保持部材表面に被転写材を供給する供給手段と、 上記第1の転写手段にて上記保持部材へ転写され上記帯
    電手段にて第2の極性に帯電された第1の現像剤像を、
    上記供給手段にて供給された被転写材が上記保持部材に
    対向する第1面に転写すると同時に、上記第2の画像形
    成手段にて上記像担持体に形成された第1の極性に帯電
    された第2の現像剤像を、被転写材が上記像担持体に対
    向する第2面に転写する第2の転写手段と、を備え、 上記第1の転写手段は第1の転写出力で転写を行い、上
    記第2の転写手段は上記第1の転写出力と異なる第2の
    転写出力で転写を行うことを特徴とする画像形成装置。
  5. 【請求項5】 原稿の画像を読取る読取手段と、 上記読取手段にて読取られた画像を処理し、第1の画像
    データおよびこの第1の画像データの鏡像の第2の画像
    データを選択的に出力する画像処理手段と、 上記画像処理手段にて出力された第1の画像データに基
    づいて上記像担持体に第1の可視像を形成するととも
    に、上記画像処理手段にて出力された第2の画像データ
    に基づいて第2の可視像を形成する画像形成手段と、 上記画像形成手段にて上記像担持体に形成された第1の
    現像剤像を保持する保持部材と、 上記画像形成手段にて上記像担持体に形成された第1の
    現像剤像を上記保持部材へ転写する転写手段と、 前記保持部材表面に被転写材を供給する供給手段と、 上記画像形成手段にて上記像担持体に形成された第1の
    可視像を上記転写手段にて上記保持部材表面に転写した
    後、上記供給手段にて前記保持部材上へ被転写材を供給
    し、上記転写手段にて上記第1及び第2の可視像を上記
    被転写材に同時に転写させる手段とを有することを特徴
    とする画像形成装置。
  6. 【請求項6】 第1の可視像を像担持体上に形成する第
    1の画像形成工程と、 上記第1の画像形成工程において像担持体上に形成され
    た第1の可視像を保持部材に転写する第1の転写工程
    と、 上記第1の可視像が転写された像担持体上に第2の可視
    像を形成する第2の画像形成工程と、 上記像担持体と前記第1の可視像を担持する保持部材と
    の間に被転写材を供給する供給工程と、 上記供給工程によって供給された被転写材が上記保持部
    材に対向する第1面に上記第1の転写工程にて上記保持
    部材に転写された第1の可視像を再転写すると同時に、
    該被転写材が上記像担持体に対向する第2面に上記第2
    の画像形成工程にて上記像担持体上に形成された第2の
    可視像を転写する第2の転写工程と、 を備えていることを特徴とする画像形成方法。
  7. 【請求項7】 像担持体に第1の静電潜像を形成し、こ
    の第1の静電潜像に所定の極性に帯電した現像剤を供給
    して現像を行い、第1の可視像を形成する第1の画像形
    成工程と、 前記第1の画像形成工程において像担持体に形成された
    第1の可視像を保持部材上に転写する第1の転写工程
    と、 前記第1の転写工程にて前記保持部材上に転写された第
    1の可視像を前記所定の極性と反対極性に帯電する帯電
    工程と、 前記第1の転写工程にて第1の可視像が転写された前記
    像担持体に第2の静電潜像を形成し、この第2の静電潜
    像に前記所定の極性に帯電した現像剤を供給して現像を
    行い、第2の可視像を形成する第2の画像形成工程と、 前記第2の画像形成工程にて第2の可視像が形成された
    像担持体と、前記第1の可視像を担持する保持部材との
    間に、被転写材を供給する供給工程と、 前記供給工程にて供給された被転写材上に、前記第1の
    転写工程にて転写された第1の可視像を再転写すると同
    時に、前記像担持体上の第2の可視像を前記被転写材上
    に転写する第2の転写工程とを有することを特徴とする
    画像形成方法。
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