JPH01106086A

JPH01106086A - 画像形成装置

Info

Publication number: JPH01106086A
Application number: JP62264805A
Authority: JP
Inventors: Satoru Haneda; 羽根田　哲; Hisafumi Shoji; 尚史庄司
Original assignee: Konica Minolta Inc
Current assignee: Konica Minolta Inc
Priority date: 1987-10-20
Filing date: 1987-10-20
Publication date: 1989-04-24

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（産業上の利用分野）本発明は、画像形成装置において、記録材上に形成され
た未定着トナー像を定着する際の離型剤の供給の改良に
関する。

（発明の背景）一般に、未定着画像を効率よく定着するために接触型の
定着用回転体く定着ローラ）が多用されているが、同時
にオフセットを防止するために離型剤の塗布が行われる
ことが多い。

第５図は離型剤塗布を行っている定着装置の一例を示す
図である。

図において、２２．２３はトナーに対する離型性をよく
するために表面にテフロンをコーティングしたローラで
あり、これらの間に位置して相接回転するローラ２４は
シリコンゴムで軟質表層を持つように構成されている。

ローラ２２とローラ２３は中空であり、軸中心には加熱
ヒータ２５、同２６が挿入されて適宜加熱され、これら
両ローラに接触するシリコンゴムローラ２４も間接的に
加熱されて、結局前記ローラ２２、同２３、同２４は、
ローラ２２とローラ２４のニップ部２７に挿入通過され
る記録材２８上の未定着トナー像の熱可塑性トナー２９
を熱により塑性化し、記録材２８に融着させるための定
着用回転体となる。

また、定着動作中は、ローラ２３はローラ２２およびロ
ーラ２４の方向へ荷重が加えられニップ部２７および同
３０はローラ２４のシリコンゴム層が加圧変形して面接
触状態となる。

ローラ２３の表面には、離型剤を塗布するための塗布フ
ェルト２０が接触しており、塗布フェルト２０は支持板
２１で裏打ち支持され、塗布フェルｌ〜２０の下端は離
型剤槽１内にある離型剤２のシリコンオイルに浸ってお
り塗布フェルト２０の上部まで毛細管現象によってシリ
コンオイルが浸み渡るようになっている。

塗布フェルト２０中に含浸されたシリコンオイルはロー
ラ２３の表面へ塗布され、順次ローラ２１１、ローラ２
２にこのシリコンオイルが転移付着してトナーのオフセ
ットを防止することができる。

（発明が解決しようとする問題点）一方、定着時に定着温度を高くしシリコンオイルのよう
な離型剤を用いるとオフセットもなく定着後の画像仕上
がり面が光沢性を有するようになる。

しかしながら、複写物の用途によっては、光沢がある方
が好ましい場合がある一方、光沢のない方が好ましい場
合もある。

例えば、書類のような事務目的の複写物の場合には非光
沢性のものが好ましい。

一方、カラープリントで原稿が雑誌などの場合には光沢
を抑えた方がよく、これに対して原稿がポスターや写真
などの場合には光沢があった方がよいという傾向がある
。また、オーバーへラドプロジェクタ（ＯＨＰ）用のト
ラベンフィルム（樹脂貫記録シート）を記録材として用
いた場合に離型剤としてオイルを用いると画像形成面に
オイルむらが生じるという問題がある。

このように、離型剤はオフセットを防止するために用い
られるのであるが、一方、画像形成の仕上がり、或いは
記録材の種類によっては飛型剤を用いない方がよい場合
、或いは用いると問題のある場合がある。

しかしながら、従来の離型剤を用いている画像形成装置
では、記録剤の種類や原稿の種類によって離型剤の使用
・不使用を選択できるようにはなっていなかったので必
ずしもユーザの望む最適の画像仕上がりが得られない場
合があるという問題があった。

本発明の目的は、上記従来の画像形成装置の問題点に鑑
みて、使用する記録材や原稿の種類によって離型材の使
用・不使用を選択でき以て目的に応じた仕上がりの画像
を形成できる画像形成装置を提供しようとするものであ
る。

（問題点を解決するための手段）本発明は、上記の目的を達成するために次の手段ｔｌＪ
成を有する。即ち、本発明の画像形成装置は、画像形成
モードを選択できるモード選択操作部と；　モード選択
操作部からの指令信号によって定着ローラへの離型剤の
供給・不供給を制御される離型剤供給手段を有する定着
装置と；　を具備することを特徴とする画像形成装置で
ある。

（作　用）以下、上記の手段構成を有する本発明の画像形成装置の
作用を説明する。

モード選択操作部では操作者が画像形成モードを選択指
示できる０画像形成モードとしては゛光沢゛°、゛′非
光沢“、ＯＨＰ”、゛普通″などが表示されており、操
作者は使用する記録材の種類や希望する仕上がりに応じ
ていずれかを選択指示する。モード選択操作部での選択
指示による指令信号は定着装置内の離型剤供給手段へ送
られ、離型剤供給手段はこの指令信号に応じて、定着ロ
ーラへ離型剤を供給するように動作したり、供給を停止
したりするように動作する。例えば、モード選択操作部
での選択指示が、゛非光法″　“普通或いは“ＯＨＰ　
”であれば、離型剤の供給を行わないように動作し、こ
れに対して“光沢°′であれば離型剤を供給するように
動作する。

以上の作用により、使用する記録材の種類や原稿の種類
に応じて好ましい或いは希望する仕上がりの画像を形成
することができる。

（実　施　例）以下、本発明の画像形成装置の実施例を図面に基づいて
説明する。

第１図は離型剤供給手段の第１の実施例の構成を示す図
である。離型剤を塗布するときは電磁ソレノイド６の動
作により可動環１７が、プーリ５に掛かっている塗布ベ
ルト３を定着上ローラ８に当接させるように伸びる。塗
布ベルト３が１−リ４に掛かっている部分は離型剤２に
浸されており、離型剤２が付着した塗布ベルト３はプー
リ４．同５の回転により矢印の方向へ移動し、プーリ５
を廻わって定着上ローラ８に当接したところで離型剤を
塗布する。離型剤塗布時には掻き取りブレード７は定着
上ローラから離れている。離型剤を塗布しないときは、
指令信号により電磁ソレノイド６を動作させて可動環１
７を引き込み塗布ベルト３の掛かつているプーリ５を定
着上ローラ８から引き離す。このとき、掻き取りブレー
ド７は定着上ローラ８に当接して定着上ローラ８に付着
している離型剤を掻き取り離型剤槽１へ回収する。

未定着トナー像の形成されている記録材は定着上ローラ
８と定着下ローラ９のなすニップ部１０から入り２つの
ローラ間で定着される。なお、本実施例の場合プーリ４
、同５の回転速度を制御することにより塗布量を制御す
ることができる。

第２図は離型剤供給手段の第２の実施例の構成を示す図
である。離型剤を塗布するときには、指令信号により電
磁ソレノイド６が動作して可動環１７により塗布ローラ
１１を定着上ローラ８に当接させる。一方、塗布ローラ
１１は塗布補助ローラ１２に接して回転している。塗布
補助ローラ１２は離型剤槽１内の離型剤２に一部浸され
て回転している。このため離型剤２は塗布ローラ１１に
移転付着し、これが定着上ローラ８に塗布されることに
なる。そして定着上ローラ８から定着下ローラ９へ付着
した離型剤は掻き取りブレード１４によって掻き取られ
離型剤受槽１３へ回収されニップ部１０における定着ロ
ーラの表面には離型剤は付着していない状態になってい
る。離型剤を塗布しないときには、指令信号により電磁
ソレノイド６を動作させて可動環１７を引き込むことに
より塗布ローラ１１を定着上ローラ８から離す。

掻き取りブレード１４の状態は離型剤塗布時と同様であ
る０本実施例の場合も第１の実施例と同様に塗布ローラ
の回転速度を制御することにより塗布量を制御すること
ができる。

第３図は離型剤供給手段の第３の実施例の構成を示す図
である。離型剤を塗布するときは指令信号により電磁ソ
レノイド６が動作して可動環１７を上へ押し上げ支点１
６を有するてこ１８の動作により塗布パッド１５の先端
が定着上ローラ８に当接する。塗布パッド１５はブエル
トのような含浸性を有する材質からなり、その形状は略
し型になっており他端が離型剤槽１中の離型剤２に浸さ
れている。このため毛細管現象により塗布パッド１５の
先端から離型剤２がしみ出し定着上ローラ８に塗布され
ることになる。離型剤を塗布しないときは指令信号によ
り電磁ソレノイド６が可動環１７を引き込むことにより
塗布パッド１５の先端を定着上ローラ８から離す。

第４図は、離型剤供給手段の第４の実施例の構成を示す
図である。離型剤を塗布するときは、−端を離型剤槽１
中の離型剤２に浸された塗布フェルト２０をその背面に
張り付けられた支持板２１により定着上ローラ８へ当接
することにより、塗布フェルト２０に浸み込んだ離型剤
が定着上ローラ８に塗布されることになる。支持板２１
は回動軸１９に支持されており、回動軸１９を両矢印の
ように回動させることにより塗布フェルト２０を定着上
ローラに当接させたり、離したりすることができるよう
になっている。従って、離型剤を塗布させないときは回
動軸を反時計方向に回動させることにより破線で示した
ような位置にすることにより塗布フェルＩ〜２０を定着
上ローラ８から雛す０回動軸１９の回動はモータ或いは
電磁ソレノイドを用いることにより容易に行うことがで
きる。

なお、回動はモード選択操作部からの指令信号に基づい
て行われる。モード操作部はいずれの実施例においても
操作者の操作し易い部位に設けられている。定着条件と
画像形成モードとの関係を第１表に示す。

第１表・光沢モードは、オイル塗布と表面平滑化のための定着
温度上昇により、光沢化き計っている。

・非光沢モードは、必要な定着のみ行っている。

・ＯＨＰモードは定着を良くするために定着温度を上げ
る一方オイル塗布を行っていない。

上記のような条件は、カラー画像形成装置においても同
様に用いることができる。

（発明の効果）以上説明したように、本発明の画像形成装置は画像形成
モードを選択できるモード選択操作部とそれからのｔ旨
令信号によって離型剤の供給・不供給を制御される離型
剤供給手段を有する定着装置を具備しているので、使用
する記録材や原稿の種類に応じて離型剤の使用・不使用
を選択でき以て目的に応じた好ましい或いは希望する仕
上がり面を有する画像を形成することができるという利
点がある。

【図面の簡単な説明】

第１図ないし第４図は本発明における離型剤供給手段の
実施例の構造を示す図、第５図は従来の離型剤塗布を行
っている定着装置の一例を示す図である。１・・・・・・離型剤槽、　２・・・・・・離型剤、　
３・・・・・・塗布ベルト、　４，５・・・・・・プー
リ、　６・・・・・・電磁ソレノイド、　　７・・・・
・・掻き取りブレード、　　８・・・・・・定着上ロー
ラ、　９・・・・・・定着下ローラ、１０・・・・・・
ニップ部、　　１１・・・・・・塗布ローラ、１２・・
・・・・塗布補助ローラ、　１３・・・・・・離型剤受
槽、１４・・・・・・掻き取りブレード、　　１５・・
・・・・塗布パッド、　１６・・・・・・支点、　１７
・・・・・・可動桿、１８・・・・・てこ、　１９・・
・・・・回動軸、　２０・・・・・・塗布フェルト、　
２１・・・・・・支持板、　２２，２３゜２４・・・・
・・ローラ、　　２５．２６・・・・・・ヒータ、２７
・・・・・・ニップ部、　２８・・・・・・記録材、　
２９・・・・・・トナー、　３０・・・・・・ニップ部
。代理人　弁理士　　八　幡　　義　博第　／　図第　２　図第３　図第　４　図

Claims

【特許請求の範囲】

画像形成モードを選択できるモード選択操作部と；モー
ド選択操作部からの指令信号によって定着ローラへの離
型剤の供給・不供給を制御される離型剤供給手段を有す
る定着装置と；を具備することを特徴とする画像形成装
置。