JPS6215167Y2 - - Google Patents

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Publication number
JPS6215167Y2
JPS6215167Y2 JP5466482U JP5466482U JPS6215167Y2 JP S6215167 Y2 JPS6215167 Y2 JP S6215167Y2 JP 5466482 U JP5466482 U JP 5466482U JP 5466482 U JP5466482 U JP 5466482U JP S6215167 Y2 JPS6215167 Y2 JP S6215167Y2
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JP
Japan
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cushioning material
musical instrument
electronic musical
sides
main body
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JP5466482U
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English (en)
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JPS58156662U (ja
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  • Packaging Of Machine Parts And Wound Products (AREA)
  • Buffer Packaging (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の技術分野〕 本考案は、機器の側部を保護するために、梱包
時に用いる緩衝材に関する。
〔従来技術〕
従来、機器の側部を保護するサイドパツク式の
緩衝材は、第1図a,bに示す構成をしている。
すなわち、従来の緩衝材は、直方体の緩衝材本体
1の一方の側面に、例えば第2図に示す電子楽器
2の側部と同様の形状をした凹部3を設け、この
凹部3側の3ケ所の角部付近に、緩衝効果を高め
るために長方形状の孔4をそれぞれ設け、更に上
記凹部3の底面には、上記電子楽器2から上記緩
衝材本体1を取りはずすことを容易に行えるよう
にするため、上記凹部3側の側面と反対側の側面
に貫通する穴5,6を設けて構成されている。
〔従来技術の問題点〕
ところで、従来の緩衝材にあつては、緩衝材本
体1の一側面に形成されている凹部3の深さは、
電子楽器2の側部に取付けられている側面板7の
板厚とほぼ同一程度に形成されているにすぎな
い。これは、凹部2の深さを極端に深くして、電
子楽器2の内側方向にまで充分深く緩衝材本体1
を被着させると、緩衝材本体1に対する電子楽器
2の側部の受圧面積が大となりすぎて、良好な緩
衝効果を得ることができなくなるからである。
一方、このような緩衝材にて緩衝保護される電
子楽器2にあつては、機器本体を構成している上
部シヤーシ9の両側部に、複数個のねじ8−1,
8−2,8−3を用いて側面板7が一体的に取付
けられているが、電子楽器全体の美的外観の向上
やねじの取付作業の能率向上等を図る見地から、
一部のねじを省略することが多々ある。
しかしながら、例えば、上部シヤーシ9の背面
9−1側に取付けられるべきねじ8−3を省略し
て、上面9−2側にのみねじ8−1および8−2
を取付けたような場合には、上部シヤーシ9に対
する側面板7の取付強度が弱くなる。
このような状況のもとで、電子楽器2の側部を
緩衝保護するために、前記緩衝材本体1を側面板
7の外周に被着して梱包した後に、電子楽器2が
落下したり、あるいは電子楽器2に大きな衝撃等
が加わつた場合には、緩衝材本体1に加わつた衝
撃等により、上部シヤーシ9と側面板7との間
に、捩れが生じ、そのため、上部シヤーシ9に対
する取付状態が弱いことも原因して、ねじ8−1
および8−2が取付けられている上部シヤーシ9
の部分が局部的に盛り上がり、その上面9−2が
局部的に波状に変形してしまうことが多々あつ
た。
〔考案の目的〕
本考案は、上述のような従来の欠点に鑑みてな
されたもので、簡単な構成で、落下、衝撃等によ
り機器の角部等が変形するのを効果的に防止し得
る緩衝材を提供することを目的とするものであ
る。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は、このような目的を達成するために、
緩衝材本体の凹部が形成されている側面の複数の
角部のうちの少なくとも一つの角部の位置に、両
側部に取付けられている側面板の内側面位置より
も機器の内側方向に充分に突出する突出部を形成
した構成としている。
〔実施例〕
以下、本考案を適用した一実施例について、第
3図a,bを用いて説明する。なお、第1図と同
一箇所には同一番号を符しその説明は省略する。
第3図aに示すように、緩衝材本体1aの一側
面には、電子楽器2の側部が嵌入される凹部3が
形成されており、この凹部3が形成されている側
面の複数(この実施例では4つ)の角部のうちの
一つの角部位置には、電子楽器2の上部シヤーシ
9の両側部に一体的に取付けられた側面板7の内
側面位置よりも上部シヤーシ9の内側方向に充分
に突出する突出部10が形成されている。したが
つて、この突出部10の略L字状内側面は、上部
シヤーシ9の角部周辺の上面9−1および背面9
−2に弾接されることとなる。
なお、第3図bに示す様に、上記緩衝材本体1
aの上記突出部10と反対側位置には、緩衝効果
を高めるため、その面から上記緩衝材本体1aの
厚さ分の深さを持つた長孔11が形成してある。
一方、上記凹部3の上記長孔4,4側には、段部
12が4箇所設けてあり、この4個の段部12の
上面と上記電子楽器2の下面とが当接する。
このように、この実施例に係る緩衝材によれ
ば、緩衝材本体1aの凹部3が形成されている側
面の各角部のうちの一つの角部位置に、上部シヤ
ーシ9の両側部に一体的に取付けられた側面板7
の内側位置よりも上部シヤーシ9の内側方向に充
分に突出する突出部10を形成したので、電子楽
器2の両側部に緩衝材本体1aを被着梱包した状
態のもとで、電子楽器2が落下したり、あるいは
それに衝撃等が加わつた場合でも、前記突出部1
0の緩衝作用により、各側面板7が捩れるのを効
果的に防止でき、したがつて、上部シヤーシ9に
対する側面板7の取付強度が多少弱い場合でも、
各ねじの取付部に局部的に衝撃が加わり、上部シ
ヤーシの一部を変形するような事態を未然に防止
することができる。
また、緩衝材本体1aに形成した突出部10
は、角部の位置にのみ形成されており、したがつ
て、上部シヤーシ9の側部から受ける受圧面積
は、上部シヤーシ9の側部全体に緩衝材本体1a
を被着する場合と比較して、充分に少くすること
ができる。そのため、上部シヤーシ9に対する良
好な緩衝効果を得ることができる。
なお緩衝材本体1aに設ける突出部10は一ケ
所とは限らず、各角部の箇所全てに設けても差し
つかえない。また、この実施例では、本考案を電
子楽器に適用した場合について説明したが、その
他の機器についても同様に実施し得るものであ
る。
〔考案の効果〕
以上説明したように、その考案によれば、緩衝
材本体の少なくとも一つの角部位置に、機器の両
側部に一体的に取付けられている側面板の内側面
位置よりも、前記機器の内側方向に充分に突出す
る突出部を形成しているので、簡単な構成で、機
器の落下やそれに対する衝撃等が加わつた場合で
も、機器に対する側面板の捩れの発生を確実に防
止でき、したがつて、ねじ等の取付箇所の変形の
発生を未然に防止することができるとともに、前
記突出部は、少なくとも一つの角部位置のみに形
成しているので、機器に対する良好な緩衝効果を
得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図a,bは、従来のサイドパツク式の緩衝
材を示す外観斜視図、第2図は従来の電子楽器の
側部の周辺を示す一部省略斜視図、第3図a,b
は本考案に係る緩衝材の一実施例を示す外観斜視
図である。 1a……緩衝材本体、3……凹部、9……上部
シヤーシ、10……突出部、11……長孔。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 両側部に側面板を一体的に取付けた機器の側部
    を緩衝保護すべく、該側部が嵌入される凹部を、
    緩衝材本体の一側面に形成した緩衝材において、
    前記緩衝材本体の前記凹部が形成されている側面
    の複数の角部のうちの少なくとも一つの角部位置
    に、前記側面板の内側面位置よりも前記機器の内
    側方向に充分に突出する突出部を形成したことを
    特徴とする緩衝材。
JP5466482U 1982-04-14 1982-04-14 緩衝材 Granted JPS58156662U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5466482U JPS58156662U (ja) 1982-04-14 1982-04-14 緩衝材

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5466482U JPS58156662U (ja) 1982-04-14 1982-04-14 緩衝材

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58156662U JPS58156662U (ja) 1983-10-19
JPS6215167Y2 true JPS6215167Y2 (ja) 1987-04-17

Family

ID=30065279

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5466482U Granted JPS58156662U (ja) 1982-04-14 1982-04-14 緩衝材

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JP (1) JPS58156662U (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS58156662U (ja) 1983-10-19

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