JPS627580Y2 - - Google Patents

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JPS627580Y2
JPS627580Y2 JP2194082U JP2194082U JPS627580Y2 JP S627580 Y2 JPS627580 Y2 JP S627580Y2 JP 2194082 U JP2194082 U JP 2194082U JP 2194082 U JP2194082 U JP 2194082U JP S627580 Y2 JPS627580 Y2 JP S627580Y2
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JP
Japan
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hole
cardboard box
reinforcing plate
center
cushioning material
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JP2194082U
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JPS58125186U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の目的〕 (産業上の利用分野) 本考案はシヨーケース用包装装置に係り、特に
製品上部の強度が小さい場合に有効に製品の保護
を図ることができるシヨーケース用包装装置に関
する。
(従来の技術) 第1図に示すような四面にガラス1を配してな
るシヨーケース2にあつては、その蛍光灯が設け
られており、その蛍光灯を取付けて保護するため
の蛍光灯カバー3の存在により上部の強度は非常
に小さいものとなつている。
このような上部強度の小さい製品を包装する場
合、第2図に示すような製品の上面部およびその
周囲に発泡クツシヨン等の緩衝材4を被せてなる
通常の包装装置では、外部衝撃により容易に製品
が破損するおそれがあるため、使用することがで
きない。
そのため、従来第3図に示すように、木箱5の
製品側面の強度の大きい部分(図面にあつてはシ
ヨーケース本体の枠部分)に直方体あるいは棒状
の緩衝材6を複数個接着して包装を行つており、
強度の小さい部分には、外部衝撃が直接加わらな
いようになされている。
(考案が解決しようとする問題点) しかし、上記の場合においては、外箱に木材を
使用しているため、段ボールを使用して通常の製
品を包装する場合と比較したとき生産コストが高
くなるという欠点を有している。
また、このような包装を木箱ではなく段ボール
箱で行おうとすると、上記緩衝材が邪魔になり、
包装に手間がかかるという欠点をもたらす。
本考案は上記欠点に鑑みてなされたもので、上
部の強度が小さい製品であつても、外部からの衝
撃に強く、包装を容易に行うことができ、しかも
低コストなシヨーケース用包装装置を提供するこ
とを目的とするものである。
〔考案の構成〕
(問題点を解決するための手段) 上記目的を達成するため本考案に係るシヨーケ
ース用包装装置は、段ボール箱の内部下方に、上
部に変形しやすく照明用の蛍光灯を覆うための蛍
光灯カバーが設けられたシヨーケース本体の下側
に嵌合するような凹部を有する緩衝材を配し、該
段ボール箱の上方部に上記シヨーケース本体の蛍
光灯カバーとの間〓をなくすように緩衝材を配し
てなるシヨーケース用包装装置において、上記蛍
光灯カバーの内側に、断面ほぼ台形状を有する補
強板を、その上面が上記蛍光灯カバーの中心付近
に近接しこの蛍光灯カバーに加わる力の一部を受
けるように配設し、上記シヨーケースの蛍光灯カ
バーの中心付近に第1の孔部を形成するととも
に、上記補強板の中心付近に上記第1の孔部より
小径とされた第2の孔部を形成し、上記段ボール
箱上面部中心付近に第3の孔部を形成し、上記段
ボール箱上面部と上記シヨーケースの蛍光灯カバ
ーの上面との間〓部分に、上記補強板の第2の孔
部および上記段ボール箱の第3の孔部にそれぞれ
嵌合する凸部を突設してなる緩衝材を配設して構
成されている。
(作用) 本考案によれば、上記緩衝材に上記シヨーケー
スの補強板の第2の孔部および段ボール箱の第3
の孔部にそれぞれ嵌合する凸部を突設しているの
で、各凸部がシヨーケース上部の前後左右の揺動
を防ぐように作用する。さらに、外部上方から衝
撃が加わつた場合に、緩衝材を介してシヨーケー
スの蛍光灯カバー上面中心付近に衝撃が加わる
が、この中心付近には補強板が配設されているの
で、この補強板が変形しやすい蛍光灯カバーの上
面部に加わる衝撃を受け、蛍光灯カバー上面部の
損傷を防ぐことが可能となる。また、補強板が設
けられていない蛍光灯カバーのコーナ部には緩衝
材が設けられておらず、段ボール箱との間に空間
が形成されているので、段ボール箱のコーナ部に
衝撃が加わつても内部製品を確実に保護すること
ができる。
(実施例) 以下、本考案の実施例を第4図を参照して説明
する。
第4図は本考案に係るシヨーケース用包装装置
の一実施例を示したもので、段ボール箱7の内部
下方に、シヨーケース2の下側に嵌合するような
凹部を有する緩衝材8を配して、この緩衝材8の
凹部に上記シヨーケース2の下側を嵌合させて、
シヨーケース2の下部を固定している。
また、シヨーケース2の上部に位置する蛍光灯
カバー3の内部には、中央部が上記蛍光灯カバー
3の上面部3aに近接するように補強板9が配設
されており、上記蛍光灯カバー3の上面部3aの
中心位置および上記補強板9の上記中心位置に対
応する位置には、それぞれ第1の孔部10および
第2の孔部11が穿設されている。これら各孔部
10,11のうち補強板9の第2の孔部11は、
蛍光灯カバー3の第1の孔部10より小径とされ
ており、上記段ボール箱7の上面部7aの中心位
置にも第3の孔部12が穿設されている。
そして、このシヨーケース2の上面部3aと段
ボール箱7の上面部7aとの間〓部分には、発泡
クツシヨンによる緩衝材13が配されており、こ
の緩衝材13の下面には上記補強板9の第2の孔
部11と嵌合する凸部14が設けられるととも
に、上面には上記段ボール箱7の第3の孔部12
と嵌合する凸部15が設けられており、上記緩衝
材13は、上記補強板9の蛍光灯カバー3の上面
部3a近接部分とほぼ同じ大きさに形成されてい
る。上記凸部15は、段ボール箱7の上面部7a
と同高とされており、一方、凸部14は、蛍光灯
カバー3内の補強板9の第2の孔部11に可及的
密に嵌合しかつ補強板9の下面より突出しない高
さを有している。
したがつて、本実施例においては、シヨーケー
ス2の上部には、上記補強板9の孔部11および
段ボール箱7の孔部12に、上記緩衝材13の凸
部14,15がそれぞれ嵌合されるとともに、下
部にも、緩衝材8が嵌合されることにより、シヨ
ーケース2の前後左右方向への揺動を防止するこ
とができる。
また、輸送中等に外部上方から衝撃が加わつた
場合、緩衝材13を介してシヨーケース2の蛍光
灯カバー3上面中心位置に衝撃が加わるが、この
中心位置には補強板9が配設されているので、こ
の補強板9が蛍光灯カバー3の上面部に加わる衝
撃を受け、蛍光灯カバー3の上面部中心位置の損
傷を防ぐことが可能となる。また、補強板9が設
けられていない蛍光灯カバー3のコーナ部には緩
衝材が設けられておらず、段ボール箱7との間に
空間が形成されているので、トラツク等に積載す
る場合や、倉庫等に保管しておく場合に段ボール
箱7のコーナ部に衝撃が加わつても内部のシヨー
ケース2を確実に保護することができる。
〔考案の効果〕
以上述べたように本考案に係るシヨーケース用
包装装置は、シヨーケースの蛍光灯カバーの上面
部中心付近に第1の孔部を形成するとともに、上
記上面部の内側中心付近に近接する補強板の中心
位置に上記第1の孔部より小径とされた第2の孔
部を形成し、段ボール箱上面部中心付近に第3の
孔部を形成し、上記段ボール箱上面部と上記蛍光
灯カバー上面部との間〓部分に、上記補強板の補
強板の第2の孔部および上記段ボール箱の第3の
孔部にそれぞれ嵌合する凸部を突設してなる緩衝
材を配設して構成されており、これら各凸部が上
記各孔部に嵌合するとともに、シヨーケース本体
の下部に緩衝材を嵌合することにより、シヨーケ
ース本体の揺動を防ぐことができ、しかも、外部
上方から緩衝材を介して蛍光灯カバーに加わる衝
撃を中心付近の補強板で受けるようにしているの
で、シヨーケースの蛍光灯カバーを破損すること
なく有効に保護することが可能となる。
また、段ボール箱の上方側部には緩衝材を配す
る必要がなく、製品上部の強度の弱いコーナ部で
製品を保護するものではないため、段ボール箱と
製品との空間により、輸送中等の外部衝撃から有
効に製品のコーナ部を保護することができ、か
つ、容易に製品を包装することができ、さらに、
低コストで生産することが可能となる等の効果を
奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は上部強度の小さいシヨーケースを示す
斜視図、第2図および第3図はそれぞれ従来の包
装装置を示す一部の正面断面図、第4図は本考案
の一実施例を示す正面断面図である。 1……ガラス、2……シヨーケース、3……蛍
光灯カバー、4,6,8,13……緩衝材、5…
…木箱、7……段ボール箱、9……補強板、1
0,11,12……孔部、14,15……凸部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 段ボール箱の内部下方に、上部に変形しやすく
    照明用の蛍光灯を覆うための蛍光灯カバーが設け
    られたシヨーケース本体の下側に嵌合するような
    凹部を有する緩衝材を配し、該段ボール箱の上方
    部に上記シヨーケース本体の蛍光灯カバーとの間
    〓をなくすように緩衝材を配してなるシヨーケー
    ス用包装装置において、上記蛍光灯カバーの内側
    に、断面ほぼ台形状を有する補強板を、その上面
    が上記蛍光灯カバーの中心付近に近接しこの蛍光
    灯カバーに加わる力の一部を受けるように配設
    し、上記シヨーケースの蛍光灯カバーの中心付近
    に第1の孔部を形成するとともに、上記補強板の
    中心付近に上記第1の孔部より小径とされた第2
    の孔部を形成し、上記段ボール箱上面部中心付近
    に第3の孔部を形成し、上記段ボール箱上面部と
    上記シヨーケースの蛍光灯カバーの上面との間〓
    部分に、上記補強板の第2の孔部および上記段ボ
    ール箱の第3の孔部にそれぞれ嵌合する凸部を突
    設してなる緩衝材を配設したことを特徴とするシ
    ヨーケース用包装装置。
JP2194082U 1982-02-18 1982-02-18 ショ−ケ−ス用包装装置 Granted JPS58125186U (ja)

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JP2194082U JPS58125186U (ja) 1982-02-18 1982-02-18 ショ−ケ−ス用包装装置

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JP2194082U JPS58125186U (ja) 1982-02-18 1982-02-18 ショ−ケ−ス用包装装置

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JPS58125186U JPS58125186U (ja) 1983-08-25
JPS627580Y2 true JPS627580Y2 (ja) 1987-02-21

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JPS62251376A (ja) * 1986-04-18 1987-11-02 三洋電機株式会社 シヨ−ケ−スの梱包装置

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JPS58125186U (ja) 1983-08-25

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