JPS6214900B2 - - Google Patents

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JPS6214900B2
JPS6214900B2 JP53162456A JP16245678A JPS6214900B2 JP S6214900 B2 JPS6214900 B2 JP S6214900B2 JP 53162456 A JP53162456 A JP 53162456A JP 16245678 A JP16245678 A JP 16245678A JP S6214900 B2 JPS6214900 B2 JP S6214900B2
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signal
phase
counter
output
circuit
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JP53162456A
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Tadahiko Nakamura
Kenji Nakano
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Sony Corp
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Publication date
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Publication of JPS5593505A publication Critical patent/JPS5593505A/ja
Publication of JPS6214900B2 publication Critical patent/JPS6214900B2/ja
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    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B15/00Driving, starting or stopping record carriers of filamentary or web form; Driving both such record carriers and heads; Guiding such record carriers or containers therefor; Control thereof; Control of operating function
    • G11B15/02Control of operating function, e.g. switching from recording to reproducing
    • G11B15/12Masking of heads; circuits for Selecting or switching of heads between operative and inoperative functions or between different operative functions or for selection between operative heads; Masking of beams, e.g. of light beams
    • G11B15/14Masking or switching periodically, e.g. of rotating heads

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  • Television Signal Processing For Recording (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はVTRのヘツド切換え信号発生回路に
係り、特に複数のヘツドを支持する回転ドラムを
クロツク発生回路からのクロツクパルスに基いて
デジタル手法によつて位相サーボを行うようにし
たVTRにおいて、上記複数のヘツドを順次スイ
ツチングするためのヘツド切換え信号発生回路に
関する。
ヘツドの出力のスイツチング点は、規格化され
たVTRにおいてはその位置が定められており、
例えば垂直同期信号より7H±2H(Hは水平周
期)の位置となつている。そこで通常のヘリカル
スキヤン型のVTRにおいては、記録時に回転磁
気ヘツドの回転位相と、記録されるビデオ信号中
の垂直同期信号とを用いてサーボが行なわれ、こ
れによつて記録パターン中の所定の位置に垂直同
期信号が記録されるようになつている。また再生
時にも同様にサーボ回路が働いて上述の7H±2H
の範囲にスイツチング点が位置するようにしてい
る。しかし従来の例えば2ヘツド方式で、1トラ
ツク1フイールドを記録する形式のVTRにおい
ては、2つのスイツチング点を決めるのにそれぞ
れモノマルチを用いていたために調整個所が多く
なつていた。特に位相サーボをデジタル手法によ
つて行うようにした場合には、デジタルサーボの
無調整化のメリツトが上記の調整のために減殺さ
れてしまうことになる。
また現在よく行なわれている位相サーボは、回
転ヘツドドラムの1回転で1つのパルスを発生さ
せ、これから位相情報得るものであるために、こ
のパルス信号は30Hzとなつている。従つて上記1
つのパルス信号を基準としてクロツクパルスをカ
ウントダウンしてヘツドドラムの1回転の間に2
つのスイツチング点をつくり出さなければならな
い。しかしこのような方法によると、回路構成が
非常に複雑になる。またサーボ回路が残留誤差を
含まないものであれば、クロツク信号発生回路の
出力をそれぞれデコーダに供給してスイツチング
のタイミングを得ることもできるが、サーボ回路
に残留誤差がある場合にはスイツチング点が垂直
同期信号の手前7H±2Hより外れてしまうことに
なる。これを防止するには、残留誤差をなくすよ
うに位相サーボ系を工夫するという第1の方法
と、位相サーボ系の残留誤差を除かずに、この誤
差分をヘツドの切換えのタイミングに反映させる
という第2の方法とが考えられる。
本発明は上記第2の方法を用いてデジタル位相
サーボ回路の特徴を生かし、残留誤差があつても
スイツチング点が必ず所定の範囲に入るようにし
たヘツド切換え信号発生回路を提供することを目
的とするものであつて、複数のヘツドを支持する
回転ドラムをクロツク発生回路からのクロツクパ
ルスに基いてデジタル手法によつて位相サーボを
行うようにしたVTRにおいて、前記位相サーボ
に用いられる位相検出カウンタからサーボ位相誤
差成分を得、この誤差成分に基くタイミング信号
により前記複数のヘツドを切換える信号を発生す
るようにしたヘツド切換え信号発生回路に係るも
のである。従つてデジタル位相サーボの無調整化
のメリツトを減殺することなく、しかも比較的簡
単な構成によつて、ヘツドの切換えのスイツチン
グ点が残留誤差に追随して所定の範囲内に入るこ
とになる。
本発明は第1及び第2のヘツド4,5を支持す
る回転ドラム3の回転を検出するパルス発生器1
7と、このパルス発生器17の出力PGHと基準
信号VDLとの位相差に対応する巾のゲート信号
DPEBでゲートされたクロツクパルスTF6を計
数する位相検出カウンタ35と、この位相検出カ
ウンタ35の巡回位相に基づいて上記ドラム3の
回転位相を制御する制御回路とを備えたVTRに
適用される。
上記パルス発生器17の出力PGHの位相に関
連した第1のタイミング信号(MCOPの第1パル
ス)を形成する回路(実施例のモノマルチ29及
びヘツド切換信号形成回路20におけるOR回路
46、フリツプフロツプ47、ゲート48、M進
カウンタ49に対応する)が設けられている。こ
の第1のタイミング信号は2回転ヘツドの一方の
切換タイミングを定める。
更に、上記パルス発生器17の出力PGHと第
1の基準信号VDLとの位相差に基づき上記クロ
ツクパルスTF6を上記位相検出カウンタ35で
計数させた後、第2の基準信号REPGに同期させ
て再び上記位相検出カウンタ35で上記クロツク
TF6を計数させ、所定の計数値になつた時点
で、上記位相検出カウンタ35の位相検出情報に
関連した第2のタイミング信号(MCOPの第2パ
ルス)を発生させる回路(実施例のフリツプフロ
ツプ45,30、ゲート33、フリツプフロツプ
47、ゲート48、M進カウンタ49等に対応す
る)が設けられている。この第2のタイミング信
号は2回転ヘツドの他方の切換えタイミングを定
める。
そして上記第1、第2のタイミング信号により
上記第1及び第2のヘツド4,5の切換信号
RFSWをフリツプフロツプ30で形成する。
以下本発明を2ヘツド方式のヘリカルスキヤン
型のVTRに適用した一実施例を図面につき説明
する。
第1図はこのVTRの概略を示す平面図であつ
て、磁気テープ1は一対のテープガイド2によつ
てヘツドドラム3の外周面にヘリカルに巻付けら
れながら走行するようになつている。そしてこの
磁気テープ1はヘツドドラム3に支持されてお
り、しかもこのドラム3の外表面に臨む一対のビ
デオ用磁気ヘツド4,5および固定配置されたコ
ントロールヘツド6と摺接することになる。これ
によつて第2図に示すように、磁気テープ1の表
面には、テープの走行方向に対して所定の角度で
傾斜しているビデオトラツク7と、テープ1の巾
方向の上端に位置するコントロールトラツク8
と、そしてテープ1の巾方向の下端に位置するオ
ーデイオトラツク9とが形成される。このVTR
は2ヘツド方式であるために、ヘツドドラム3の
1回転すなわち1/30秒で2つのビデオトラツク7
が形成されることになり、従つてビデオトラツク
7は60Hzで形成されることになる。またコントロ
ールトラツク8上には30Hzで、すなわちヘツドド
ラム3が1回転で1回のコントロール信号10が
形成されている。さらに上記ビデオトラツク7の
端部の近傍には垂直同期信号11が記録されてい
る。この垂直同期信号11はヘツド4,5の切換
え点すなわち再生時のスイツチング点から一定の
範囲、例えば7H±2Hの範囲内に形成されなけれ
ばならないことになつている。
第3図はこのVTRのヘツドドラム3のサーボ
ループを示しており、ヘツドドラム3を回転駆動
するモータ12の回転は周波数発電機13によつ
て検出され、速度サーボ回路14および駆動アン
プ15から成る閉ループによつてフイードバツク
制御される。さらに第1図に示すようにモータ1
2によつて駆動されるヘツドドラム3にはマグネ
ツト16が取付けられており、このマグネツト1
6に対向して位相パルス発生器17が固定配置さ
れている。この発生器17の出力は基準信号発生
回路18から供給される基準信号と位相サーボ回
路19において比較され、駆動アンプ15に入力
されるように構成されている。
次にこの位相サーボおよび上記ビデオヘツド
4,5の切換えのための具体的な回路構成につい
て第4図につき説明する。第4図に示す回路はそ
れぞれ鎖線で区画するように、基準信号発生回路
18、位相サーボ回路19およびヘツド切換え
RFSW信号形成回路20から構成されている。
まず基準信号発生回路18について述べると、
この回路18は水晶振動子を具備し、3.58MHzの
クロツクパルスを発生する発振器21と、この発
振器21のクロツクパルスを順次カウントダウン
する5進カウンタ22、8進カウンタ23,2
4、16進カウンタ25から成るカウンタ群とによ
つて構成されている。5進カウンタ22からはク
ロツクパルスCPが取出され、8進カウンタ23
からはクロツクパルスTF6と、このパルスの2
倍の周波数の4進出力であるクロツクパルスTF
5とが取出され、16進カウンタ25からはクロツ
クパルスTF12が取出されている。クロツクパ
ルスTF6は基準信号発生カウンタ26に供給さ
れている。このカウンタ26の出力はデコーダ2
7によつてタイミングが検出されてクロツクパル
ス2XVDと、REPGとが得られるようになつてい
る。クロツクパルス2XVDはフリツプフロツプ2
8によつて1/2に分周されてクロツクパルスXVD
が得られるようになつている。
次に位相サーボ回路19について述べると、モ
ノマルチ29は上記位相パルス発生器17の出力
信号PGHをトリガとして一定の巾のパルス信号
PGHDLを発生させるものである。信号PGHDLは
フリツプフロツプ30をセツトするようになつて
いる。このフリツプフロツプ30は、遅延カウン
タ31の出力信号VDLの立下りでリセツトされ
るようになつている。そしてフリツプフロツプ3
0の出力信号DPEBがOR回路32を経てAND回
路33に供給され、これによつてAND回路33
が開いてクロツクパルスTF6がOR回路34を経
て位相検出カウンタ35に供給されることにな
る。位相検出カウンタ35は512進であつて、し
かも位相に残留誤差がない場合には、フリツプフ
ロツプ30の出力信号DPEBが「1」の区間にク
ロツク信号TF6のパルスを256個カウントするよ
うになつている。なお記録時にはビデオ信号中の
同期信号を1/2に分周した信号VD/2が上記カウ
ンタ31に与えられ、また再生時にはフリツプフ
ロツプ28の出力信号XVDがカウンタ31に与
えられ、これらをトリガパルスとしてカウンタ3
1はクロツクパルスTF6を所定の個数だけ数え
て上記トリガパルスを所定の期間遅延させる。
フリツプフロツプ36はフリツプフロツプ30
の出力信号DPEBの立上りによつてラツチ信号
FFLを発生する。そしてこのラツチ信号FFLが
「1」になるとフリツプフロツプ37はクロツク
パルスTF12に同期して反転し、しかもこのフ
リツプフロツプ37の出力信号PROTEがフリツ
プフロツプ36,37のリセツト端子に供給され
るために、クロツク信号TF12の次のパルスで
フリツプフロツプ37は反転する。すなわち2つ
のフリツプフロツプ36,37によつてクロツク
パルスTF12の1周期に相当するパルス巾の信
号PROTEが形成される。この信号PROTEは
AND回路38を開いてクロツクパルスCPを位相
検出カウンタ35に供給するように構成されてい
る。この位相検出カウンタ35は上述の如く512
進に構成されており、上記PROTEが「1」の区
間、すなわちクロツクパルスTF12の1周期に
512個のクロツク信号CPのパルスをカウントする
ようになつている。
位相検出カウンタ35がクロツクパルスCPを
256個数えたときのこのカウンタ35の最上位桁
MSD出力DPC―8はAND回路39を経て、バツ
フアカウンタ40のリセツト端子に供給されてい
る。このカウンタ40は512進であつてクロツク
パルスCPをカウントしている。カウンタ40の
出力信号PR―8はAND回路41およびOR回路
42を経てフリツプフロツプ43のリセツト端子
に供給されている。AND回路41のもう一つの
入力端子はフリツプフロツプ37の出力端子とイ
ンバータ44を介して接続されており、このため
にAND回路41は出力信号PROTEが「1」の期
間だけ閉じることになる。またOR回路42のも
う1つの入力端子へは位相検出カウンタ35の出
力DPC―8が直接供給されるようになつてい
る。これはカウンタ40の出力が「0」のときに
このカウンタ40をリセツトする信号DPC―8
によつてフリツプフロツプ43をもリセツトする
ためである。またフリツプフロツプ43のセツト
端子にはクロツクパルスTF12が供給されてお
り、これによつて位相サーボ回路の残留誤差を含
む位相の誤差に応じたパルス巾変調された信号
DPPWMがこのフリツプフロツプ43から出力さ
れることになる。この信号DPPWMは積分されて
レベル信号に変換された後速度サーボ回路(第3
図参照)の出力の速度誤差に重畳される。
次にヘツド切換え信号形成回路20について述
べると、この回路はフリツプフロツプ45を具備
している。フリツプフロツプ45はデコーダ27
の出力信号REPGでセツトされ、カウンタ35の
出力信号DPC―8でリセツトされるように構成
されている。そしてフリツプフロツプ45の出力
RDDPCはOR回路46を経てフリツプフロツプ4
7に供給されている。なおOR回路46のもう1
つの入力端子にはモノマルチ29の出力信号
PGHDLが供給されている。すなわちヘツドドラ
ム3が1/2回転してパルス発生器17が出力信号
PGHを発生したときには、これを遅延するモノ
マルチ29の出力PGHDLによつて、またヘツド
ドラム3がさらに1/2回転してパルス発生器17
がマグネツト16を検出しないときにはカウンタ
35の出力DPC―8の出力に伴うフリツプフロ
ツプ45の出力によつて、それぞれフリツプフロ
ツプ47を反転させるように構成されている。
フリツプフロツプ47の出力信号はAND回路
48の開閉を制御し、このAND回路48が開く
とクロツクパルスTF5がM進カウンタ49に供
給されて所定の期間遅延させられる。カウンタ4
9の出力MCOPはヘツド切換用タイミング信号と
してフリツプフロツプ50をトリガして、このフ
リツプフロツプ50がヘツド4,5の切換え信号
を発生するように構成されている。なお位相サー
ボに残留誤差がない状態において、このカウンタ
49が垂直同期信号に対して7H±2H先行して出
力を発生するようにこのM進カウンタ49の段数
およびこのカウンタ49のカウントするクロツク
パルスTF5の周波数が設定されている。
次に以上の構成による上記回路の動作を第5図
および第6図に示すタイムチヤートによつて説明
する。なお、これらの図における信号の符号は第
4図における回路の対応する符号を付した点の波
形を表している。
まず第5図によつてヘツド4,5の切換え信号
を発生する動作を説明すると、パルス発生器17
がマグネツト16を検出してパルス信号PGHを
発生する。このパルス信号PGHはモノマルチ2
9によつて所定の時間遅延される。モノマルチ2
9の出力PGHDLはOR回路46を通つてフリツプ
フロツプ47に供給されているために、このフリ
ツプフロツプ47が反転してゲート48を開く。
従つてM進カウンタ49へクロツクパルスTF5
が供給されてこのパルス数をカウンタ49がカウ
ントする。カウンタ49が所定の数のパルスをカ
ウントするとその出力の第1のタイミング信号
MCOPが「1」から「0」に変化し、これによつ
てフリツプフロツプ50が反転してヘツド切換え
信号RFSWを発生することになる。
従つてヘツド切換え信号RFSWはパルス信号
PGHが発生された後に、信号PGHDLが「1」の
期間とカウンタ49の出力MCOPが「1」の期間
との和の期間だけ遅れて発生することになる。信
号PGHDLが「1」の期間および信号MCOPが
「1」の期間はそれぞれ位相検出に無関係な一定
の値となるために、ヘツド切換え信号RFSWは位
相の誤差に応じて変化することになる。すなわち
位相検出信号PGHが遅れて発生した場合には、
第5図Bに示すように、パルス信号PGHの遅れ
に相当する分だけ遅れてヘツド切換え信号RFSW
が発生する。また位相検出信号PGHが進んでい
る場合には第5図Cに示すように、パルス信号
PGHの進みに相当する分だけ進んでヘツド切換
え信号が発生する。そしてパルス信号PGHは再
生される垂直同期信号を代表しているので、垂直
同期信号の位相の誤差に比例してヘツド4,5の
切換えのスイツチング点もずれることになり、こ
のためにヘツド4,5の切換えのための信号
RFSWは垂直同期信号に対して7H±2Hの範囲か
ら外れることはない。
以上の動作は位相パルス発生器17の出力信号
PGHによつて直接ヘツドの切換え信号RFSWを
発生する場合であるが、ヘツドドラム3にはマグ
ネツト16が1個しか設けられておらず、ヘツド
ドラム3の1回転で1個のパルスが発生器17か
ら発生されるにすぎない。そこでヘツドドラム3
がさらに1/2回転したときのヘツドの切換え信号
RFSWは位相検出カウンタ35の出力DPC―8
を用いて得るようにしている。
すなわちモノマルチ29の出力PGHDLによつ
てセツトされ、遅延カウンタ31の出力VDLに
よつてリセツトされるフリツプフロツプ30の出
力DPEBが「1」の期間にゲート33が開かれ、
クロツクパルスTF6が位相検出カウンタ35に
よつてカウントされるようにしている。そしてフ
リツプフロツプ30のセツト信号PGHDLはサー
ボ位相の誤差に追随する。しかしフリツプフロツ
プ30のリセツト信号VDLは、記録時にはビデ
オ信号中から得、また再生時にはデコーダ27の
出力2XVDから得ているために、位相サーボの誤
差とは無関係になつている。従つて信号DPEBが
「1」の期間は位相サーボの誤差によつて伸縮す
る。位相誤差がないときには512進のカウンタ3
5は第5図Aに示すようにクロツクパルスTF6
をこの期間に256個カウントするが、位相遅れの
ある場合には第5図Bに示すように信号DPEBが
「1」の期間が短かくなり、カウンタ35はクロ
ツクパルスTF6を256個カウントすることができ
ず、また位相が進んでいる場合には、第5図Cに
示すように信号DPEBが「1」の期間が長くなつ
てカウンタ35はクロツクパルスTF6を256個よ
りも多くカウントすることになる。
フリツプフロツプ30がリセツトされてAND
ゲート33が閉じると、カウンタ35へのクロツ
クパルスTF6の供給が断たれる。そしてヘツド
ドラム3がさらに1/2回転する直前になるとデコ
ーダ27からの出力パルスREPGによつてフリツ
プフロツプ45がセツトされ、このフリツプフロ
ツプ45の出力RODPCがゲート33を開いてク
ロツクパルスTF6を再びカウンタ35に供給す
る。フリツプフロツプ45はカウンタ35の出力
によつてリセツトされるために、カウンタ35が
クロツクパルスTF6を512個カウントし終るまで
ゲート33が開いていることになる。従つてゲー
ト33が開いている区間、すなわち信号RODPC
が「1」の期間は位相誤差に応じて伸縮する。位
相誤差がない場合には、第5図Aに示すようにカ
ウンタ35はクロツクパルスTF6を256個数える
が、位相に遅れのある場合には、第5図Bに示す
ようにカウンタ35はクロツクパルスTF6を256
個よりも前回(信号DPEBが「1」の期間)のカ
ウント時の不足分だけ多く数え、また位相に進み
のある場合には、第5図Cに示すようにカウンタ
35はクロツクパルスTF6を256個よりも前回の
カウント時の余剰分だけ少なく数える。従つてこ
のカウンタ35の出力DPC―8をM進カウンタ
49で遅延させて得られる第2のタイミング信号
MCOPに基くヘツド切換え信号RFSWも位相誤差
に応じて変化することになる。すなわちヘツド
4,5の切換えは位相の誤差に追随することにな
り、スイツチング点が垂直同期信号に対して7H
±2Hの範囲から外れることはない。
次に上記位相検出カウンタ35の検出した位相
情報をバツフアカウンタ40に移して、位相の誤
差に応じたパルス巾のパルスを形成する位相サー
ボの動作を第6図につき説明する。
フリツプフロツプ30の出力DPEBが「1」か
ら「0」に変化するとフリツプフロツプ36がセ
ツトされる。このフリツプフロツプ36の出力
FFLはRST型フリツプフロツプ37のセツト端
子に供給され、しかもこのフリツプフロツプ37
のリセツト端子にはそれ自身の出力が供給される
ようになつているために、このフリツプフロツプ
37はクロツクパルスTF12のパルス間隔に等
しい矩形波状の出力PROTEを発生させる。従つ
てこの信号PROTEが「1」の期間だけゲート3
8が開いてクロツクパルスCPが位相検出カウン
タ35に供給される。なおクロツクパルスTF1
2のパルス間隔の期間にカウンタ35はクロツク
パルスCPをちようど512個カウントするように設
定されている。
この位相情報検出カウンタ35はその直前にク
ロツクパルスTF6をカウントし、しかも位相誤
差に応じたパルス数だけカウントした状態で待期
している。例えば位相が進んでいる場合には、第
6図において示すDPC―8の波形のように、ク
ロツクパルスTF6を256個カウントした後に立上
り、さらにクロツクパルスTF6を若干個、例え
ばn個のパルスをカウントした状態で待期してい
る。従つてこのカウンタ35がさらにクロツクパ
ルスCPをカウントしてその出力DPC―8が
「1」から「0」に変化するのは、256―n個のパ
ルスCPをカウントしたときになる。すなわち位
相が進んでいる分だけ早くカウンタ35はMSD
出力を発生する。これによつて位相情報が得られ
る。このときに信号PROTE「1」であるから、
ゲート39を通つてカウンタ35のMSD出力は
バツフアカウンタ40に供給され、このカウンタ
40をリセツトする。
カウンタ40はクロツクパルスCPをカウント
しており、位相検出カウンタ35の出力DPC―
8によつてリセツトされると、以降はカウンタ4
0の出力パルスPR―8の周期が位相誤差に比例
して変更されることになる。このカウンタ40の
出力信号PR―8はフリツプフロツプ43のリセ
ツト端子に供給されており、しかもこのフリツプ
フロツプ43はクロツクパルスTF12によつて
セツトされるように構成されているために、フリ
ツプフロツプ43の出力信号DPPWMのパルス巾
は位相誤差に応じて変更され、位相が進んでいる
ときには第6図に示すように、このとき以降は信
号DPPWMのパルス巾が狭くなり、また位相が遅
れている場合には信号DPPWMのパルス巾が広く
なる。このパルス信号DPPWMは積分され、速度
誤差に重畳してヘツドドラム3を駆動するモータ
12に供給され、これによつて位相サーボが行な
われるようになつている。なお信号PROTEはパ
ルス発生器17の出力に伴つて得られるものであ
るから、この信号PROTEのパルスの周期はヘツ
ドドラム3の回転周期30Hzと同じくなつており、
従つてフリツプフロツプ43の出力パルス
DPPWMはヘツドドラムが1回転するまでは同じ
パルス巾のパルスを発生しつづけることになる。
以上本発明を実施例につき述べたが、本発明は
上記実施例によつて限定されることなく、本発明
の技術的思想に基いて各種変更が可能である。
また具体的な回路構成についても、第4図に開
示されるものに限定されることなく、各種変更が
可能である。
以上に述べたように本発明は、ヘツドの切換え
信号を位相サーボの残留誤差を含んだ状態で得る
ようにしたものであるために、ヘツドの切換えの
スイツチング点が垂直同期信号に対して所定の範
囲内に入ることになる。しかも本発明によれば位
相サーボの位相検出カウンタからサーボの誤差成
分を得てヘツド切換用タイミング信号を形成する
ようにしているために、調整個所が少なく、しか
も比較的簡単な構成となる。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明を2ヘツド方式のヘリカルスキヤ
ン型のVTRに適用した一実施例を示すものであ
つて、第1図はVTRの要部を示す平面図、第2
図はその表面に各種のトラツクが形成された磁気
テープの平面図、第3図はこのVTRのサーボ系
のブロツク図、第4図は位相サーボ回路の回路
図、第5図A、第5図Bおよび第5図Cはヘツド
切換え信号の形成の動作を示す波形図であつて、
それぞれ位相誤差がない場合、位相が遅れている
場合および位相が進んでいる場合を示す。第6図
は位相サーボの動作を示す波形図である。 なお図面に用いた符号において、3……ヘツド
ドラム、4……磁気ヘツド、5……磁気ヘツド、
18……基準信号発生回路、35……位相検出カ
ウンタ、である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 第1及び第2のヘツドを支持する回転ドラム
    の回転を検出するパルス発生器と、このパルス発
    生器の出力と基準信号との位相差に対応する巾の
    ゲート信号でゲートされたクロツクパルスを計数
    する位相検出カウンタと、この位相検出カウンタ
    の巡回位相に基づいて上記ドラムの回転位相を制
    御する制御回路とを備えたVTRにおいて、 上記パルス発生器の出力の位相に関連した第1
    のタイミング信号を形成する回路と、 上記パルス発生器の出力と第1の基準信号との
    位相差に基づき上記クロツクパルスを上記位相検
    出カウンタで計数させた後、第2の基準信号に同
    期させて再び上記位相検出カウンタで上記クロツ
    クパルスを計数させ、所定の計数値になつた時点
    で上記位相検出カウンタの位相検出情報に関連し
    た第2のタイミング信号を発生させる回路とを具
    備し、 上記第1、第2のタイミング信号により上記第
    1及び第2のヘツドの切換信号を形成するように
    したことを特徴とするVTRのヘツド切換信号発
    生回路。
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