JPS6126148B2 - - Google Patents

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JPS6126148B2
JPS6126148B2 JP52096481A JP9648177A JPS6126148B2 JP S6126148 B2 JPS6126148 B2 JP S6126148B2 JP 52096481 A JP52096481 A JP 52096481A JP 9648177 A JP9648177 A JP 9648177A JP S6126148 B2 JPS6126148 B2 JP S6126148B2
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JP
Japan
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signal
circuit
speed
tape
tracking
Prior art date
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JP52096481A
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JPS5430804A (en
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Hisasumi Ando
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Sony Corp
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Sony Corp
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Publication date
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  • Control Of Velocity Or Acceleration (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 いわゆるヘリカルスキヤン形のVTR(磁気録
画再生装置)において、磁気テープの移送速度を
標準の速度(例えば4.0cm/sec)と、それより遅
い速度(例えば2.0cm/sec)との二通りの速度に
切換えて使用できるようにしたものである。
そのような装置においては、テープ上に、それ
ぞれ第1図A,Bに示すようなパターンで記録ト
ラツクTr及びコントロールトラツクTcが形成さ
れている。図中、標準速度のときAのトラツク幅
(=ヘツド幅)は38μm、トラツクピツチは58.5
μmで、各トラツク間に約20μmのガードバンド
が設けられている。これに対し、遅い速度のとき
Bには、トランクピツチが半分の29.2μmになる
ので、ヘツド幅の方がトラツクピツチより広くな
り、このため、記録時に、記録されたトラツクの
一部(約8μm)が次のトラツクの記録の際に削
られ、トラツク間のガードバンドが無くなると共
に、トラツク幅(=トラツクピツチ)が狭くな
る。
またコントロールトラツクTcには、それぞ
れ、2トラツクに1周期の割合でトラツクTrの
形成位置に対して所定の位相の交番信号(コント
ロール信号)が記録されている。
そして、この装置において再生時には、テープ
をそれぞれ所定の速度で移送させると共に、トラ
ツクTcからの交番信号が再生され、この信号の
位相に応じて回転ヘツドドラムの回転位相を制御
して記録トラツクTrと回転ヘツドの再生走査軌
跡を一致させる、いわゆるトラツキングが行われ
る。
ところで、このような装置において、コントロ
ールトラツクTcに対して信号の記録再生を行う
コントロールヘツドと、回転ヘツド装置との配置
関係は、製造時の組み立て精度によつているの
で、製品によつてばらつきがある。このため、単
一の装置で記録再生を行つている場合は問題ない
が、他の装置で記録されたテープを再生する場合
や、市販の記録済テープを再生する場合には、ト
ラツキングが必らずしも完全に行なわれない場合
がある。
そこで従来から、トラツキングを手動で補正す
るためのいわゆるトラツキングボリユームが設け
られている。そしてこのトラツキングボリユーム
にて、例えばトラツクTcからのコントロール信
号の再生信号路に設けられた可変遅延回路の遅延
量を制御し、再生コントロール信号の位相を制御
して、トラツキングの補正を行うようにしてい
る。
ところが上述のように、二通りの速度に切換え
て使用される装置において、例えば標準速度のと
きに±30μmの補正幅を設けるようにすると、そ
のとき必要な遅延量は16m secである。これに対
して、同じ遅延量で遅い速度のときの補正を行う
と、移送速度が1/2になつているので、補正幅も
同じ割合で減少して±15μmになつてしまう。
そしてこの場合に、コントロールヘツドと回転
ヘツド装置との取り付け誤差は絶対的な長さであ
るので、上述のようにした場合には、遅い速度の
ときに補正が不足するおそれがある。
これに対して、遅い速度のときに充分な補正幅
が得られるように、遅延量を例えば32m secとし
た場合には、標準速度のときの補正幅が±60μm
に広がつてしまい、このように広い補正幅は不必
要であると共に、トラツキングボリユームの回転
角に対して、トラツキングの変化量が増大するの
で、ボリユームを少し廻しただけで、トラツキン
グが大幅にずれてしまい、トラツキングの補正が
しにくくなつてしまう。
さらに、テープの移送速度が途中で変化してい
た場合、例えば標準速度から遅い速度になつてい
た場合には、その時点のトラツキングの補正幅が
1/2になるのに対し、テープ上のトラツキングず
れの量は一定であるので、その時点でトラツキン
グの補正をし直さなければならない。
本発明はこのような点にかんがみ、簡単な構成
で、テープの移送速度にかかわらず、常に一定の
補正幅を得られるようにしたものである。
以下、図面を参照しながら、本発明の一実施例
について説明しよう。
第2図において、磁気テープ1に記録された信
号が回転ヘツド装置2で再生され、再生回路3を
通じて出力端子4に取り出される。
また、10はテープ1を移送するためのキヤプ
スタン機構、11はキヤプスタンモータであつ
て、このモータ11の回転速度を制御して、テー
プ1の移送サーボが行われる。すなわちモータ1
1に連結された周波数発電機が設けられ、この発
電機12からは第3図Aに示すような交番信号Sf
が取り出される。この信号Sfは例えば標準速度の
ときは360Hz、遅い速度のときは180Hzである。そ
してこの信号Sfが波形整形アンプ13に供給され
て第3図Bに示すような矩形波信号Spとされ
る。この信号Spが遅延用の単安定マルチバイブ
レータ14に供給されて第3図Cに示すような信
号Sdが形成され、この信号Sdが遅延量可変の単
安定マルチバイブレータ15に供給されて第3図
Dに示すような信号Sn1が形成される。そしてこ
の信号Sn1が台形波信号発生回路16に供給され
て第3図Eに示すような台形波信号Stとされ、こ
の信号Stがサンプリングホールド回路17に供給
される。
一方アンプ13からの信号Spがゲートパルス
形成用の単安定マルチバイブレータ18に供給さ
れて第3図Fに示すようなゲート信号Sg1が形成
され、この信号Sg1がサンプリングホールド回路
17に供給される。
さらにコントロールトラツクTcに記録された
コントロール信号がコントロールヘツド21で再
生され、このヘツド21からの再生信号が波形整
形アンプ22に供給されて矩形波信号Scとさ
れ、この信号Scが周波数弁別回路からなる標準
速度と遅い速度との判別回路31に供給される。
そしてこの判別信号がバイブレータ15の時定数
制御回路32及び台形波信号発生回路16のゲイ
ン切換回路33に供給される。
従つてこの回路において、標準速度のときに
は、第3図左側に示すようにサンプリングホール
ド回路17からはaで示すレベルの電圧が取り出
され、この電圧Vaが所定ゲインの直流アンプ1
9を通じてモータ11に供給される。
これに対して遅い速度のときには、判別回路3
1からの信号により、第3図右側に示すようにマ
ルチバイブレータ15の時定数が長くされ、発生
回路16の出力信号Stのレベルが下げられる。こ
のためのサンプリングホールド回路17からはb
で示すレベルの電圧が取り出され、この電圧Vb
がアンプ19を通じてモータ11に供給される。
なお第3図はサーボがかかつた状態を示す。
そしてこの回路において、モータ11の回転が
遅くなると、アンプ13からの信号Spの周期が
長くなり、ゲート信号Sg1の発生のタイミングが
遅くなる。このためサンプリングホールド回路1
7で取り出される電圧のレベルが高くなり、モー
タ11の回転が早くされ、所定の速さとなるよう
にモータ11の回転のサーボが行われる。モータ
11の回転が早くなつた場合も同様にしてモータ
11の回転が遅くされ、所定の値となるようにモ
ータ11の回転のサーボが行われる。
そしてレベルa,bにてモータ11の回転がそ
れぞれ標準速度及び遅い速度となり、この状態で
サーボが安定するようにマルチバイブレータ15
の時定数、発生回路16のゲイン及びアンプ19
のゲインが設定される。
またアンプ22からの信号Sc(第4図A参
照)がデユーテイー設定用の単安定マルチバイブ
レータ23に供給されて第4図Bに示すような信
号Suが形成され、この信号Suが積分回路24に
供給されて第4図Cに示すような信号Siが形成さ
れ、この信号Siがサンプリングホールド回路25
に供給される。
一方30Hzの基準発振器41が設けられ、この発
振器41からの第4図Dに示すような信号Soが
遅い速度の記録再生時に、トラツクTrの一部が
削られることによるトラツクのズレを補正するた
めのトラツクシフト用の単安定マルチバイブレー
タ42に供給されると共に、判別回路31からの
判別信号がマルチバイブレータ42に供給されて
遅い速度かつ再生時のみこのマルチバイブレータ
42にて第4図Eに示すようなシフト信号Ssが
形成され、他のときは発振器41からの信号So
がそのままマルチバイブレータ42の出力側に取
り出される。
そして、この信号SsあるいはSoが判別回路3
1からの判別信号によつて制御されるスイツチ回
路43の標準速度側の接点Nに供給されると共
に、トラツキングボリユーム44にて遅延量が制
御される単安定マルチバイブレータ45に供給さ
れて第4図Fに示すような信号Sn2が形成され、
この信号Sn2がスイツチ回路43の遅い速度側の
接点Sに供給される。そしてこのスイツチ回路4
3からの信号がボリユーム44に連動し、等しい
特性を有するボリユーム46にてバイブレータ4
5と全く同等に遅延量が制御される単安定マルチ
バイブレータ47に供給されて第4図Gに示すよ
うな信号Sn3が形成され、この信号Sn3がゲート
パルス形成用の単安定マルチバイブレータ48に
供給されて、第4図Hに示すようなゲート信号S
g2が形成され、この信号Sg2がサンプリングホー
ルド回路25に供給される。
従つてこの回路において、サンプリングホール
ド回路25からは、アンプ22からの信号Scと
発振器41からの信号Soとの位相差に応じたレ
ベルcの電圧が取り出され、この電圧Vcが所定
ゲインの直流アンプ26を通じて時定数制御回路
32に供給される。なお第4図はサーボがかかつ
た状態を示す。
そしてこの回路において、信号Scの位相が早
いと電圧Vcのレベルが高くなり、マルチバイブ
レータ15の時定数が長くされてモータ11の回
転が遅くされ、信号Scと信号Soの位相差が所定
の値となるようにテープ1の移送のサーボが行わ
れる。信号Scの位相が遅くなつた場合も同様に
してモータ11の回転が早くされ、信号Scと信
号Soの位相差が所定の値となるようにテープ1
の移送のサーボが行われる。
そしてレベルcにて信号Scと信号Soとの位相
差が所定の値となり、この状態でサーボが安定す
るようにアンプ26のゲイン等が設定される。
さらに51は回転ヘツド装置2を回転させるド
ラムモータであつて、このモータ51の回転を制
御して回転ヘツド装置2の回転位相サーボが行わ
れる。すなわちモータ51の回転軸にパルス発生
器52が設けられ、この出力信号がアンプ53を
通じて位相比較回路54に供給され、一方発振器
41からの信号が遅延用の単安定マルチバイブレ
ータ55を通じて位相比較回路54に供給され、
この比較出力がアンプ56を通じてドラムブレー
キコイル57に供給される。
従つてこの回路において、信号Scと信号Soと
が所定の位相差とされ、テープ1の移送速度サー
ボがかけられた状態で、回転ヘツド装置2が記録
トラツクにほぼ沿う走査を行うように、ヘツドド
ラムの回転位相サーボが行われる。
そしてこの回路で、トラツキングの補正を行う
場合には、トラツキングボリユーム44,46を
制御してマルチバイブレータ45,47の遅延量
を制御する。
すなわち、マルチバイブレータ45,47の遅
延量を制御することにより、発振器41からの信
号Soの位相が制御される。ここでこの信号Soと
信号Scとの位相差が所定の値になるようにテー
プ1の移送のサーボが行われているので、上述の
ように信号Soの位相が変えられることにより、
テープ1の移送のサーボも、遅延量に応じた量だ
けずれた位置でサーボがかかるようになる。こら
れに対して、回転ヘツド装置2の回転位相は、常
に発振器41からの信号Soと所定の位相になつ
ているで、上述のようにテープ1の移送のサーボ
がずれた位置でかかることにより、トラツキング
の補正が行われる。
そしてこの場合に、標準速度のときにはマルチ
バイブレータ47のみによつて遅延が行われ、こ
れに対し遅い速度のときはマルチバイブレータ4
5,47の両方によつて遅延が行われる。
従つてこの回路において、ボリユーム44,4
6を廻したときの、遅延量の変化の割合が、遅い
速度のときには、標準速度のときの2倍になり、
テープ1の移送速度が1/2になつているので、テ
ープ1上での補正量は等しくなる。すなわち例え
ば標準速度のときの最大遅延量を16m secとした
場合に、遅い速度のときには最大32m secの遅延
量を得ることができ、いずれの場合も±30μmの
補正幅を得ることができる。
こうして、トラツキングの補正を行うことがで
きるわけであるが、本発明によれば、遅い速度の
ときには標準速度のときの2倍の遅延量が得られ
るようにしたので、テープの移送速度にかかわら
ず、常に一定の補正幅を得ることができ、遅い速
度のときにも充分な補正幅が得られると共に、標
準速度のときには良好な補正を行うことができ
る。
なお上述の回路でマルチバイブレータ42,4
5は共に遅い速度のときのみ必要とされるので、
マルチバイブレータ42をマルチバイブレータ4
5に含むようにしてもよい。
また本発明はテープの移送速度を1/2にする場
合のみに限定されるものではなく、例えば1/3に
した場合には、遅延量が3倍になるようにすれば
よく、すなわちテープの移送速度を1/nにしたと
きには、遅延量をn倍とすることにより、上述と
同様の効果を得ることができるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図はテープパターンを示す図、第2図は本
発明の一例の系統図、第3図、第4図はその説明
のための波形図である。 11はキヤプスタンモータ、21はコントロー
ルへツド、31はテープ速度の判別回路、44,
46はトラツキングボリユーム、45,47は単
安定マルチバイブレータ、51はドラムモータ、
52はパルス発生器である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 複数のテープ移送速度で駆動される記録済テ
    ープから映像信号を再生する装置において、回転
    ヘツド装置の回転位相を示す第1の信号とテープ
    上に記録されたコントロール信号を再生して得ら
    れる第2の信号との位相差によつてトラツキング
    サーボを行うと共に、上記第1の信号と上記第2
    の信号との相対的位相差を任意に制御する第1の
    トラツキングボリユームと、上記テープの移送速
    度が1/Nにされる時に上記相対的位相差をN倍と
    する上記第1のボリユームに連動した第2のトラ
    ツキングボリユームとを設けたことを特徴とした
    映像信号の再生装置。
JP9648177A 1977-08-11 1977-08-11 Reproducer of video signal Granted JPS5430804A (en)

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JPS5430804A JPS5430804A (en) 1979-03-07
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS6337233A (ja) * 1986-07-31 1988-02-17 Shimadzu Corp 材料試験装置

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JPS56127959A (en) * 1980-03-10 1981-10-07 Matsushita Electric Ind Co Ltd Magnetic picture recorder and reproducer
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