JPS62145274A - 電子写真複写機用クリ−ニング部材 - Google Patents

電子写真複写機用クリ−ニング部材

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JPS62145274A
JPS62145274A JP60285649A JP28564985A JPS62145274A JP S62145274 A JPS62145274 A JP S62145274A JP 60285649 A JP60285649 A JP 60285649A JP 28564985 A JP28564985 A JP 28564985A JP S62145274 A JPS62145274 A JP S62145274A
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JP
Japan
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cleaning member
polyol
polyisocyanate
electrophotographic copying
copying machine
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JP60285649A
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Mitsuharu Iwakura
岩倉 光春
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Yokohama Rubber Co Ltd
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Yokohama Rubber Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 本発明は電子写真複写機用のクリーニング部材に関し、
より詳細には低温でも硬度が上がらず、かつ低温から高
温までの広い温度範囲において反撥弾性の変化が極めて
少ない、電子写真複写機用のクリーニング部材に関する
〔従来技術〕
通常、電子写真複写機、特に普通紙を記録紙として用い
る電子写真複写機においては、感光体に形成された潜像
をトナーにより現像し、トナー像を記録紙に転写してい
る。
このため、1回の電子写真プロセスの最終工程において
は、感光体をクリーニングして、これに付着している残
留トナーを除去することが必要である。
かかるクリーニングの方法としては、弾性体よりなるク
リーニング部材(クリーニングブレードとも云う)を感
光体に対接させ、相対的にt1擦する方法が知られおり
、構成が簡単であることから広く採用されている。
そして、このクリーニング部材の材質としては、ウレタ
ンゴムが他のゴムに比較して耐摩耗性が優れていること
から有利に使用されており、たとえば、特開昭54−1
04840号には、ポリエチレンアジペート、ポリカプ
ロラクトンエステル等とポリイソシアネートを反応、硬
化させて得られるウレタンゴムが開示されている。
しかしながら、ポリエチレンアジペートを使用すると低
温特性が劣り、硬度が上がる欠点があった。
一方、ポリカプロラクトンエステルは低温特性は良好で
あるが、40〜50℃における反撥弾性が高<75以上
に達する。
反e弾性は、感光体表面と、クリーニング部材が擦れ合
う時の異音(鳴きとも云う)の発生と関係があり、反撥
弾性75以上では異音発生の確率が高い。逆に反撥弾性
が10以下では、感光体表面にトナーの拭き残しを生ず
る恐れがある。
〔発明の目的〕
本発明は、上記従来の欠点を解消すべくなされたもので
あり、低温特性に優れ、かつ反撥弾性の変化が極めて少
ない電子写真複写機用クリーニング部材を提供すること
を目的とするものである。
〔発明の構成〕
上記目的を達成する木筆1の発明の電子写真複写機用ク
リーニング部材は、ポリオキシテトラメチレングリコー
ルとポリカプロラクトンエステルとの共重合により得ら
れたポリオールを、ポリイソシアネートと反応、硬化せ
しめて得られるポリウレタンゴムを材質として用いたこ
とを特徴とするものである。
また、木筆2の発明のクリーニング部材は、ポリオキシ
テトラメチレングリコールとポリカプロラクトンエステ
ルとの共重合により得られたポリオールと、ポリオキシ
テトラメチレングリコールまたはポリカプロラクトンエ
ステルとの混合ポリオールを、ポリイソシアネートと反
応、硬化せしめて得られるポリウレタンゴムを材質とし
て用いたことを特徴とするものである。
まず、木筆1の発明および第2の発明において用いられ
るポリオキシテトラメチレングリコール(以下、PTM
Gと略記する)とポリカプロラクトンエステル(以下、
PCLと略記する)との共重合により得られるポリオー
ルは、下記一般式■で表わされる。
HO(−X −’r−B R(−XすτOH(I)式I
においてXはε−カプロラクトン環の開裂残基であり、
m+nは1〜33である。
RはXの連結基でH÷0(CH2)4チτOHで示され
、α=1〜40であり、X:Rは1:9〜9:1の範囲
にある。
木筆1の発明において、かかるポリオールと反応せしめ
られるポリイソシアネートは、特に限定されるものでは
なく、従来、ポリウレタン製造に使用されるポリイソシ
アネートを適宜使用することができ、例えばトリレンジ
イソシアネート、4.4゛−ジフェニルメタンジイソシ
アネート、ヘキサメチレンジイソシアネート、115−
ナフタレンジイソシアネート、ジシクロヘキシルメタン
ジイソシアネート等を挙げることができる。
また、硬化剤としては、1.4−ブタンジオール、2.
3−ブタンジオール、1.1.1−1−リメチロールプ
ロパン、エチレングリコール、ヒドロキノン−ビス(β
−ヒドロキシエチル)エーテル、3.3゛−ジクロロ−
4,4゛−ジアミノジフェニルメタン等が挙げられる。
ポリオールとポリイソシアネートとの反応および硬化剤
を用いてのウレタンゴムの製造は、次のようにするのが
好ましい。
100〜120℃、0〜5 mmHgで2〜5時間脱水
したポリオールとポリイソシアネートとを混合し、温度
50〜120℃で1〜4時間反応させてウレタンプレポ
リマーを製造する。
このウレタンプレポリマーに対し、イソシアネート基モ
ル数と水酸基および/またはアミノきのモル数との比が
1.00〜1.30にあるような割合で硬化剤を加え、
100〜140℃で10〜120分硬化させ、60〜8
0度の所望の硬度のウレタンゴムを製造する。
次に本書2の発明におけるPTMG(!:PCLとの共
重合ポリオールと、PTMGまたはPCLとの混合比率
は、共重合ポリオールが30重量%以上である。
共重合ポリオールの混合比率が30重量%未満では、後
述する本願発明の効果が達成されない。
なお、第2の発明において使用されるポリイソシアネー
ト、硬化剤および第2の発明のポリウレタンゴムの製造
方法は、上記第1の発明について述べたことがそのまま
当て嵌る。
〔発明の効果〕
以上述べたように本書1の発明および第2の発明によれ
ば、クリーニング部材の材質中にPTMGとPCLとの
共重合体からなるウレタンゴムAが使用されているので
、両者の性質を併せ持った良好な物性をクリーニング部
材に与えることができる。
即ち、本発明のクリーニング部材は、PCL、PTMG
の優れた低温特性と共に、PCLに起因する優れた耐摩
耗製を有し、かつPTMGが有する高温時の良好な反撥
弾性をも有しており、低温から高温にいたる広い温度範
囲で反撥弾性の変化が少な(、かつ低温における特性に
優れ、高温における反撥弾性が70以下であるクリーニ
ング部材が与えられる。
PCLとPTMGは相溶性が悪く、相分離を起すので、
混合物では上記効果は得られない。
しかし、PCとPTMGと、PCLまたはPTMGの混
合物は、相分離を起すことなく、上記効果を得ることが
できる。
そして、この混合物の場合、共重合体を30重量%以上
含むことが好ましい。
以下、本発明の実施例を述べる。
〔実施例〕
実施例I PTMGとPCLとの共重合体〔(組成比3ニア)、水
酸基価57) 100重量部に、4,4゛−ジフェニル
メタンジイソシアネート(MDIと略記する)38重量
部を、窒素雰囲気下、80℃で2時間反応させ、遊離イ
ソシアネート6.1%のプレポリマーを得た。
このプレポリマー100 ffi量部に1.4−ブタン
ジオールとトリメチロールプロパンの混合物(95:5
重量比)6.2重量部を添加し、140℃で1時間熱処
理し、硬度78〜80” (JISA)のウレタン硬化
物を得た。量的関係を第1表に示す。
ごの硬化物について、JIS K−6301に準じてO
℃〜50°Cでの反瘤弾性を測定し、第1図に示す値を
得た。
また、所定の寸法に加工し、クリーニング部材を作製し
、0℃、50℃時で連続コピーを行い、鳴き、クリーニ
ング不良等を観察した。
結果を第2表に示す。
実施例2〜4、比較例1.2 実施例1と同様にして、共重合体の組成比を変えた場合
(実施例2.3)、共重合体とpcLとを混合した場合
(実施例4)およびエチレンアジペートエステル(比較
例1)とPCL (比較例2)がそれぞれ単独の場合に
ついて、つ第  1  表 第  2  表 レタンゴムを作製した。使用量を第1表に併記する。
また、実施例1と同様にして0℃および50℃時のクリ
ーニング状況を観察し、また反撥弾性を測定した。結果
を第2表および第1図に併記する。
第2表から明らかなように、本発明のクリーニング部材
は、低温から高温(50℃)に至る範囲におけるクリー
ニング特性に優れ、クリーニング不良や鳴きの発生が無
い。
また、第1図から、本発明のクリーニング部材は0℃か
ら50℃の範囲において、反撥弾性の変化が比較例に比
較して著しく小さいことが明白である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本箱1の発明におけるウレタンゴムと、比較例
に示したポリエチレンアジペートエステル単独ウレタン
ゴムおよびPCLtJ、独ウレタンゴム、および本箱2
の発明におけるPTMGとPCLとの共重合体と、PC
Lとのブレンドゴムからのウレタンゴムの反撥弾性と温
度との関係を示す図である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、ポリオキシテトラメチレングリコールとポリカプロ
    ラクトンエステルとの共重合により得られたポリオール
    を、ポリイソシアネートと反応、硬化させて得られるポ
    リウレタンゴムを材質として用いたことを特徴とする電
    子写真複写機用クリーニング部材。 2、ポリオキシテトラメチレングリコールとポリカプロ
    ラクトンエステルとの共重合により得られたポリオール
    と、ポリオキシテトラメチレングリコールまたはポリカ
    プロラクトンエステルとの混合ポリオールをポリイソシ
    アネートと反応、硬化させて得られるポリウレタンゴム
    を材質として用いたことを特徴とする電子写真複写機用
    クリーニング部材。
JP60285649A 1985-12-20 1985-12-20 電子写真複写機用クリ−ニング部材 Expired - Lifetime JPH0658586B2 (ja)

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