JP6530293B2 - クリーニングブレード - Google Patents
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Description
(WHs)=100(a−1.5Ma(c/Mc)+d)/(a+b+c+d) (1)
かつ前記ハードセグメント凝集体の全量を100重量%としたとき、平均粒径が20〜80μmであるものの割合が50〜100重量%であることを特徴とする。
(WHs)=100(a−1.5Ma(c/Mc)+d)/(a+b+c+d) (1)
ポリウレタンの硬度(°)は、JIS−K 6253に準拠して、23℃にて測定した。なお、硬度はエッジ層6層および基材層6層を交互に積層した計12層の積層体を作成し、エッジ層側および基材層側の両方向から測定した。エッジ層側から測定した硬度を硬度X、基材層側から測定した硬度を硬度Yとする。
ポリウレタンの反発弾性(%)は、JIS−K 6255に準拠して、23℃にて測定した。なお、反発弾性はエッジ層6層および基材層6層を交互に積層した計12層の積層体を作成し、エッジ層側および基材層側の両方向から測定した。エッジ層側から測定した反発弾性を反発弾性X、基材層側から測定した反発弾性を反発弾性Yとする。
ポリウレタンのヤング率(MPa)についてはJIS K6254に準拠し、永久伸び(%)についてはJIS K6273に準拠し、それぞれ23±3℃にて測定した。
製造したクリーニングブレードサンプルを低温低湿環境下(温度10℃、湿度15%)でクリーニング評価を行った。評価方法は、印刷枚数100枚時点において、クリーニング後にトナーのすり抜け(クリーニング不良)が発生した枚数を基に評価した。クリーニング不良の発生枚数が1枚以下(発生率1%以下)の場合を○(クリーニング性優秀)とし、クリーニング不良の発生枚数が2枚以上(発生率2%超)の場合を×(クリーニング性不良)とした。
得られたクリーニング・ブレードをミノルタ(株)製の普通紙用複写機に装着し、常温常湿下(温度23℃、湿度65%)にブラツク/ホワイト7%文字チャートを被複写画像として、毎分25枚の割合にて連続して行ない、クリーニングブレードのエッジの欠損の磨耗量が50μmまで達する時間を20時間毎にチェックした。到達時間が100時間以上を〇(耐久性良い)、100時間未満を×(耐久性悪い)とした。
KEYENCE社製、VK−X200を用いてクリーニングブレード表面を原寸の200倍で観察し、1mm×1.4mmの領域内に存在するハードセグメントを任意に50個抽出してその粒子径の平均を測定した。
数平均分子量は、GPC(ゲル・パーミエーション・クロマトグラフィ)にて測定し、標準ポリスチレンにより換算した。
GPC装置:島津製作所製、LC−10A
カラム:Polymer Laboratories社製、(PLgel、5μm、500Å)、(PLgel、5μm、100Å)、及び(PLgel、5μm、50Å)の3つのカラムを連結して使用
流量:1.0ml/min
濃度:1.0g/l
注入量:40μl
カラム温度:40℃
溶離液:テトラヒドロフラン
表1に記載の配合比率にて、イソシアネート基末端のプレポリマー1および2を製造した。なお、プレポリマー1に関しては、各成分の配合量はプレポリマーの全量を100重量%としたときの比率で表し、プレポリマー2に関しては、各成分の配合量はPTMG−100Sを100重量部としたときの比率で表す。プレポリマー1および2に表1に記載の配合比率にてポリオール成分、架橋材および/または鎖延長材を反応させることにより、ポリウレタンA〜Dを製造した。
ポリウレタンA〜Cの原料となるポリウレタン原液を用いて遠心成形法により、0.5mm厚みを有するポリウレタンA,B,またはCからなるエッジ層を製造した。
エッジ層および基材層をいずれもポリウレタンA,B,C,またはD単層で構成した以外は、実施例1〜2と同様の手法によりクリーニングブレードサンプルを作成した。結果を表2に示す。
p−MDI;三井化学社製
コロネートT−80(2,4−TDI/2,6−TDI=80/20);東ソー社製
PCL2000(直鎖状グリコールを開始剤とするポリカプロラクトンジオール、数平均分子量2000);ダイセル化学工業社製
PTMG−1000S(ポリテトラメチレンエーテルグリコール、数平均分子量1000);三菱化学社製
PCL4000(直鎖状グリコールを開始剤とするポリカプロラクトンジオール、数平均分子量4000);ダイセル化学工業社製
TMP(トリメチロールプロパン);三菱ガス化学社製
BD(1,4−ブタンジオール);BASF出光社製
エタキュア300(3,5−ビス(メチルチオ)−2,4−トルエンジアミンおよび3,5−ビス(メチルチオ)−2,6−トルエンジアミンの混合物);アルベマール社製
Claims (2)
- 静電転写プロセスを利用した画像形成装置に使用するポリウレタン弾性体を備えるクリーニングブレードであって、
前記ポリウレタン弾性体が、エッジ層と基材層とを有する2層以上の積層構造を有し、
前記エッジ層が、ジイソシアネート化合物、2官能ポリエステルポリオール、トリメチロールプロパン、および1,4−ブタンジオールを反応させることにより得られたポリウレタンであり、
前記ジイソシアネート化合物の数平均分子量をMa、重量比をa(ただし、前記エッジ層を構成するポリウレタンの全量を1とする)、2官能ポリエステルポリオールの重量比をb、トリメチロールプロパンの分子量をMc、重量比をc、および1,4−ブタンジオールの重量比をdとしたとき、下記式(1)で表される、前記エッジ層を構成するポリウレタンのハードセグメント凝集体の割合(WHs)が40重量%以上であり(ただし、前記エッジ層を構成するポリウレタンの全量を100重量%とする)、
(WHs)=100(a−1.5Ma(c/Mc)+d)/(a+b+c+d) (1)
かつ前記ハードセグメント凝集体の全量を100重量%としたとき、平均粒径が20〜80μmであるものの割合が50〜100重量%であることを特徴とするクリーニングブレード。 - 前記基材層が、ポリテトラメチレンエーテルグリコールを含有するポリオール成分と、トリレンジイソシアネートを含有するイソシアネート成分と、3官能の架橋材と、を反応させることにより得られたポリウレタンである請求項1に記載のクリーニングブレード。
Priority Applications (1)
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JP2015191389A JP6530293B2 (ja) | 2015-09-29 | 2015-09-29 | クリーニングブレード |
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JP2015191389A JP6530293B2 (ja) | 2015-09-29 | 2015-09-29 | クリーニングブレード |
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JP2017067926A JP2017067926A (ja) | 2017-04-06 |
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JP2015191389A Active JP6530293B2 (ja) | 2015-09-29 | 2015-09-29 | クリーニングブレード |
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JP (1) | JP6530293B2 (ja) |
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- 2015-09-29 JP JP2015191389A patent/JP6530293B2/ja active Active
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