JPS62133906A

JPS62133906A - 循環式移動棚

Info

Publication number: JPS62133906A
Application number: JP27437885A
Authority: JP
Inventors: 山岸　彰; 前山　雄一; 原田　保男
Original assignee: Kumahira Safe Co Inc
Current assignee: Kumahira Safe Co Inc
Priority date: 1985-12-06
Filing date: 1985-12-06
Publication date: 1987-06-17
Also published as: JPH0533041B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔産業上の利用分野〕本発明は官庁または民間の図書館及び資料館において、
年度順に管理が必要な資料等を開架方式と出納方式の併
用で閲覧させる場合に好適な循環式移動棚に関する。

〔従来の技術］例えば、新聞、官報、公報或いは気象データの如き資料
は新しいものが次々に発行されるので、図書館及び資料
館においては、年度順或いは番号順に管理して開架方式
と出納方式の併用で公衆に閲覧させている。そして、前
記開架方式には新しい資料を陳列し、前記出納方式には
古いものを保管している。

〔発明が解決しようとする問題点〕

しかしながら、前記開架方式及び出納方式には共に、従
来から固定棚が使用されているため、移行作業（例えば
、開架方式で１０年経過したものを出納方式に移す。）
に際して、該当資料を固定棚より取り出すと、その空い
たスペースに年度順及び番号順に開架方式に残った資料
を全部ずらさなければならない。また、出納方式の固定
棚に該当資料を収納する場合にも再度年度順及び番号順
に整列しなければならない。このように、移行作業は煩
雑であると共に、移行作業のミスによって年度順及び番
号順が狂ってくるという問題があった。

本発明は上記の点に鑑み提案されたもので、移行作業が
簡単で作業効率がよ（、しかも年度順及び番号順の狂わ
ない循環式移動棚を提供するにある。

〔問題点を解決するための手段及びその作用〕上記の問
題点を解決するため、本発明においては、室内の金床面
の横方向に移動用棚が移動可能な第１レールを敷設し、
前記床面の複数箇所の縦方向に溝を掘設して台車を移動
可能とする第２レールを敷設し、該台車の台部に前記移
動棚が乗るように前記第１レールと面一で衝合するレー
ルを設けると共に、前記室を可動式壁により少なくとも
二つのブロックに区分し、各ブロックの第２レール６に
少なくとも一連以上の移動棚が移行できる横方向の移動
用スペースを開けて、多数の移動棚を任意のブロックに
は開架して固定した状態で分散配置し、他方のブロック
には閉架して密集配置することにより設置したことを特
徴とする。

上記構成を採用したことにより、年度順及び番号順に管
理された資料をいちいち棚より取出すことなく、資料が
収納された欄毎に移動管理することにより、移行作業を
行うことができる。

〔実施例〕

以下、本発明の一実施例を図面に基づいて詳細　　゛に
説明する。

第１図は開架方式と出納方式の併用で資料を閲覧させる
資料室のレイアウトを示す平面図、第２図は第１図のレ
イアウトを変更した一例を示す平面図、第３図は移動棚
を縦方向に移動可能とした台車と第２レールを示す斜視
図、第４図は同じく正面図、第５図は台車を使用しない
時の正面図である。

第１図に示す如く、資料室ｌ内の全床面には横方向に移
動棚２を移動可能とする第１レール３が２１本敷設され
ている。また、前記床面の両端及び前記資料室ｌを略三
分割した分割線には第３図乃至第５図に示す如き溝４が
縦方向に４本掘削せられ、台車５を移動可能とする第２
２−ル６が敷設されている。該台車５の台部５ａには前
記移動棚２を乗せることができるように前記第１レール
３と面一で衝合するレール３ａが設けられている。

そして、この台車５は移動棚ｌを移行させる時だけ使用
するように、普段溝４には蓋７がかぶせられている。

前記資料室ｌは可動式壁８により二つのブロック９．１
０に区分され、多数の同一規格の５連６段の移動棚２が
一方のブロック９には開架して固定した状態で分散配置
され、他方のブロック１０には閉架して密集配置されて
設置されている。そして、移動棚２が設置されていない
一つの移動用スペース１１が両ブロック９．ＩＯに亘っ
て設けられている。

このように構成すると、一方のブロック９の移動棚２を
各々固定して開架方式とし、他方のブロック１０を出納
方式として公衆に閲覧させることができる。そして、移
行作業において、開架し固定されている移動棚２をその
固定を解除して横方向の第１レール３によって一方のプ
ロ・ツク９から他方のブロック１０に順次移動すること
ができると共に、縦方向にも４本の第２レール６とその
上を走行する台車５により、台車５に移動棚２を乗せて
一方のブロック９同士での移動や、他方のブロック１０
同士での移動、また、前記移動用スペースを利用して他
方のブロックｌＯから一方のブロック９への移動等を順
次行なうことができる。

例えば、第１図はＡに開架式が１５列、閉架式が２０列
、Ｂ、Ｃ，Ｄ、Ｅ、Ｆに各々開架式が１１列、開架式が
２０列設置されているのを、第２図の如く、Ａに開架式
が３５列、閉架式が１０列、Ｂに開架式が１１列、閉架
式が１０列、Ｃ９Ｄ、　Ｅ、　　Ｆに各々開架式が２１
列、閉架式が１０列に移行させることができる。この場
合、第１図の状態において、Ａ、Ｂ、Ｃ，Ｄ、Ｅ、Ｆの
閉架式にＢをのぞいて各々の分類の未整理の新しい資料
が収納されていたものとする。なお、Ｂの閉架式にはＡ
の分類の資料が収納されていた。そして、この閉架式の
資料が年度順・番号順に整理された後、移動棚２毎右端
の第２レールＧ上の台車５により縦方向に移動され、移
動用スペース１１を左側に移動して、左端又は左から２
番目の第２レール６上の台車５に乗せられ、各々Ａ、Ｃ
，Ｄ、Ｅ。

Ｆの左端に順次移行したものである。

このように、本発明の循環式移動棚によれば、年度順及
び番号順に管理された資料をいちいち棚より取出すこと
なく、資料が収納された個毎に移動管理することにより
移行作業を行うことができる。

なお、可動式壁の数やブロックの数は上記実施例に限定
されるものでないのは勿論である。

〔発明の効果〕

以上説明した如（、本発明の循環式移動棚によれば、開
架より閉架又は閉架より開架等の移行作業が非常に簡単
になり作業効率がよいと共に、移行作業後も年度順・番
号順が狂うことがない。また、移動棚の増減ができて将
来の変化に柔軟に対応ができると共に、コンピュータ等
の導入ニより各種管理資料を作成することができる。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明の一実施例を示すもので、第１図は開架方
式と出納方式の併用で資料を閲覧させる資料室のレイア
ウトを示す平面図、第２図は第１図のレイアウトを変更
した一例を示す平面図、第３図は移動棚を縦方向に移動
可能とした台車と第２レールを示す斜視図、第４図は同
じく正面図、第５図は台車を使用しない時の正面図であ
る。 ■・・・資料室　　　　　２・・・移動棚３・・・第１
レール　　　４・・・溝５・・・台　車　　　　　６・・・第２レール７・・
・Ｍ　　　　　　　８・・・可動式壁９・・・一方のブ
ロック　１０・・・他方のブロック１１・・・移動用ス
ペース特許出願人　　　株式会社　熊平製作所第１図矛２ｒｌ！Ｉ

Claims

【特許請求の範囲】

（１）室内の全床面の横方向に移動用棚が移動可能な第
１レールを敷設し、前記床面の複数箇所の縦方向に溝を
掘設して台車を移動可能とする第２レールを敷設し、該
台車の台部に前記移動棚が乗るように前記第１レールと
面一で衝合するレールを設けると共に、前記室を可動式
壁により少なくとも二つのブロックに区分し、各ブロッ
クの第１レール上に少なくとも一連以上の移動棚が移行
できる横方向の移動用スペースを開けて、多数の移動棚
を任意のブロックには開架して固定した状態で分散配置
し、他方のブロックには閉架して密集配置することによ
り設置したことを特徴とする循環式移動棚。