JPH0446842B2 - - Google Patents

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は物品を棚に格納して保管する物品保管
装置に関する。

従来技術 このような物品保管装置において、保管しよう
とする物品が小さくて数が多い場合には、これら
をコンテナ内に収納し、このコンテナを棚に格納
することが行われている。

物品保管装置の機能は保管する物品の種類によ
つて異なり、例えば保管物品がコンピユータ用の
記録済みのテープ、放送局用のビデオ、オーデイ
オテープあるいは病院用のカルテのフアイル等の
場合には、多数の保管物品の中から、必要とする
物品がその都度選び出され、個々に取り出され
る。そして取り出された物品は使用後再びもとの
場所へ返却される。このような取り出し、返却作
業はかなり頻繁に行われ、しかも取り出す物品、
取り出し順序、取り出し数量等は毎日変化し、か
つ搬出入の作業量も時間帯により異なるので、こ
のような物品保管装置においては、物品搬出入作
業をコンピユータ制御による自動装置によつて行
うことが望まれている。

搬出入を自動化するには、自動搬出入機が指令
に応じて適確に指定物品を探り当てることができ
るように、各物品がそれぞれ充分な精度をもつて
棚上の所定位置に格納されていなければならな
い。しかし、広い棚内において、比較的小さな、
しかも多数の物品のそれぞれに対してその格納位
置を精密に割り当てることは難かしく、物品の形
状、大きさがまちまちである場合にはなおさらで
ある。

そこで、前述のように、物品をコンテナに収納
して、このコンテナを棚に格納しておき、先ず所
定の物品が収納されているコンテナを棚の中から
選びだして搬出し、この搬出されたコンテナから
所望の物品を取り出すようにすれば格納物品の自
動取り出しが比較的容易になる。

しかしコンテナ内に収納される個々の物品が前
記テープ、書類または図書等の比較的小さなもし
くは薄いものである場合には、コンテナの中から
目的の物品を探し出しあるいは戻し入れることが
困難になるので、特開昭56−149904号公報に示さ
れている物品個別入出庫装置においては、前記物
品をケース（小ボツクス）に納めたものを一単位
としてこれを複数単位コンテナに収納して、ケー
ス毎にコンテナに出し入れするようにしてある。

この物品個別入出庫装置においては、棚に沿つ
て移動するスタツカの昇降テーブル上に、コンテ
ナ押引装置、ケース押引装置、ケース押し戻し装
置、光学あるいは磁気的読み取り装置、コンテナ
押引装置用移動装置、ケース保持枠等が設けられ
ており、コンテナからのケースの取り出しおよび
コンテナのケースの戻し入れが前記昇降テーブル
上で行われるようになつている。

解決しようとする課題 しかし、前記特開昭56−149904号公報記載の入
出庫装置を、多数の棚を設け従つて各棚にそれぞ
れ沿わせて多数のスタツカ（コンテナ搬出入機）
を配設した物品保管装置に適用しようとすれば、
各スタツカの昇降テーブルにそれぞれケース出し
入れ用の各種装置を設けなければならず、しかも
昇降テーブルの重量が重いので各スタツカを頑丈
なものとしなければならず設備コストが高くな
る。

従がつて本発明は、このような問題を解決する
とともに、小型物品の自動搬出入をさらに高能率
に容易に行えるようにした物品保管装置を提供し
ようとするものである。

課題を解決するための手段および作用 このため、本発明においては、物品を小ボツク
スに納めたものを一単位としてこれを複数単位収
納したコンテナを格納する複数の棚と、各棚に沿
つて移動して該棚から所定のコンテナを取り出し
もしくは該棚の所定位置に所定のコンテナを格納
する複数のコンテナ搬出入機とを有する物品保管
装置において、前記コンテナに、前記小ボツクス
を案内して該コンテナ内に規定間隔で位置決めす
る案内部材を設け、前記搬出入機により出し入れ
されるコンテナを一時的に載置する複数の第１移
載台をそれぞれ前記各棚の端面に隣接させて一列
に配設するとともに、該第１移載台の列に間隔を
隔てて対向する位置に、搬出入用コンテナを載置
する第２移載台を少なくとも１つ設け、前記第１
移載台上のコンテナから所定の前記小ボツクスを
選択的に取り出して前記第２移載台上の搬出入用
コンテナヘ移載もししくは該搬出入用コンテナ内
の所定の小ボツクスを前記第１移載台上の所定の
コンテナの所定位置へ選択的に移載する移載装置
を、前記第１および第２移載台間に前記第１移載
台の列に沿つて移動可能に設ける。

本発明によれば、コンテナに対する小ボツクス
の出し入れは棚に隣接して設けられた移載台上で
行われ、かかる小ボツクス出し入れ用の装置を各
コンテナ搬出入機にそれぞれ設ける必要がなく、
しかもコンテナから取り出された小ボツクスの搬
出入用コンテナへの移載もしくは搬出入用コンテ
ナから取り出された小ボツクスのコンテナへの移
載は、複数の移載台間に亘つて移動可能な共通の
移載装置よつて行われるので設備費が著しく低減
する。

また、小ボツクスに納めた物品が一単位とし
て、従つて小ボツクスに１個の物品が納められて
いる場合には１個ずつ、コンテナから取り出され
るが、この小ボツクスはコンテナ内に案内部材に
より精密に位置決めされており、従つて自動装置
にこの位置を指令して所望の物品を納めた小ボツ
クスを適確に取り出すことができる。すなわち、
物品の形状、寸法が相違していても、これをそれ
ぞれ定形の小ボツクスに納めることにより、物品
の形状、寸法に無関係に、一律の動作によつて所
望物品を取出すことができるようになり、小型物
品の個々の、または小単位毎の自動搬出入が高能
率に容易に行える。

実施例 以下、本発明を図示の実施例について説明す
る。なお本発明は、前述のように、保管物品がコ
ンピユータ用の記録済みの磁気テープ、放送局用
のビデオ、オーデイオテープもしくはデイスク、
あるいは病院用のカルテのフアイル等の場合、特
に効果が大であり、本実施例ものこような保管物
品を対象とした物品保管装置である。

第１図は本実施例による物品保管装置の部分的
側面図、第２図は同平面図、第３図は格納棚の間
口に沿つた正面図である。この物品保管装置は複
数の格納棚１を間隔を隔てて互いに平行に配置し
て構成されており、格納棚１には上下、左右方向
に亘り多数の棚小間２が設けられている。これら
の各棚小間２はその前後両端面を間口３とし、こ
れらの間口３，３を通じていずれの側からも物品
の出し入れを行えるようになつている。

各格納棚１の間にはそれぞれ棚通路４が形成さ
れており、該棚通路４の底部と頂部とにその長手
方向に指向して走行レール５とガイドレール６が
架設されている。そして前記走行レール５に沿つ
て棚通路４内を走行する物品搬出入機７が、走行
レール５上に載せられるとともに、ガイドレール
６に係合されている。この搬出入機７は、前記上
下のレール５，６に接近するまで延長しかつ駆動
装置を内蔵した主枠８と、該主枠８に沿つて上下
に昇降できる昇降台９とを有し、該昇降台９には
往復運動を行うフツク１０を備えた荷台１１が設
けられている。

格納棚１の各棚小間２には、第１図に示すよう
に、また後でさらに詳述するように、複数の物品
１２を収納したコンテナ１３が１個ずつ格納され
ている。これらのコンテナ１３には、前記棚小間
２の各間口３に対応する両端面にそれぞれ取手１
４が突設され、これらの取手１４，１４はそれぞ
れ格納棚１の両側の棚通路４，４に露出してい
る。従つて、搬出入機７の主枠８の移動と昇降台
９の上下によつて、荷台１１を所望の棚小間２の
前面に位置させ、該棚小間２に格納されているコ
ンテナ１３の取手１４に前記フツク１０を係合さ
せてフツク１０を後退させることにより、所望の
コンテナ１３を荷台１１上に取り出すことができ
るし、また荷台１１上のコンテナ１３をフツク１
０で押して棚小間２内に格納することもできる。

このようにして格納棚１の棚小間２から搬出入
機７の荷台１１上に引きだされたコンテナ１３
は、搬出入機７により棚通路４の端部に運搬され
てくる。棚通路４の端部には各格納棚１と同列に
それぞれ第１移載台１５が設けられており、荷台
１１上のコンテナ１３はここで第１移載台１５上
に移載される。この移載は、前記棚小間２からの
出し入れと同様に、フツク１０の移動により行わ
れる。第１移載台１５に対向して移載装置１６が
配設されており、この移載装置１６の第１移載台
１５と反対側に第２移載台１７が設置されてい
る。移載装置１６は後でさらに詳細に述べるよう
に、回転台１８を備え、この回転台１８上に設け
られた出し入れ装置によつて、第１移載台１５上
のコンテナ１３から指定の物品１２を引き出して
ガイド部材１９内に納める。次いで回転台１８は
180°回転し、上記ガイド部材１９内に納められた
物品１２は、第２移載台１７上の搬出入用コンテ
ナ２０に移載される。搬出入用コンテナ２０は前
記コンテナ１３と同様な構造をなしており、コン
テナ１３の構造については後でさらに詳述する。
移載装置１６はレール２１上に移動可能に設けら
れており、従つて第２移載台１７に向かい合つた
第１移載台１５以外の移載台１５において所定の
物品１２を引き出すこともでき、この場合には移
載装置１６が第２移載台１７の位置に戻る間に前
記回転台１８の回転が行われる。各第１移載台１
５に対応してそれぞれ第２移載台１７に設けても
よい。

搬出入用コンテナ２０内に、指定された物品１
２がすべて移載されると、この搬出入用コンテナ
２０は第２図に破線で示すようにコンベヤ２２上
へ移され、該コンベヤ２２により本保管装置から
搬出される。搬出された物品１２の、もとの棚小
間２への返却は、上記と逆の動作順で行なわれ
る。コンベヤ２２の搬出入側の端部にはバーコー
ドリーダ２３が設けられており、各物品１２上に
表示されたバーコードを読み取つて、搬入された
物品12に関する情報をコンピユータに送る。

第４図は第３図の変形例を示す。本変形例にお
いては、第１移載台１５、移載装置１６、第２移
載台１７およびコンベア２２が上下２段に設けら
れており、物品の出し入れをさらに効率良く行な
うことができる。また例えば上段を物品の搬出
に、下段を物品の搬入に使用して、搬出入を同時
に行うことも可能である。これらの搬出入作業は
コンピユータの制御により自動的に行われる。

各物品１２は、第５図に示すように、それぞれ
定形の小ボツクス２６に入れてコンテナ１３内に
収納される。各小ボツクス２６にはコンテナ１３
の取手１４と同様な取手２７が設けられており、
物品１２を第１移載台１５から第２移載台１７へ
移載する際には、移載装置１６上の出し入れ装置
をこの取手２７に係合させて、小ボツクス２６と
いつしよに移動させる。磁気テープやビデオ、オ
ーデイオテープ等には大小があるが、このように
定形の小ボツクス２６に入れてコンテナ１３内に
納めることにより、物品１２の大小、厚薄に関せ
ず、各物品１２がコンテナ１３内に所定間隔で収
納されることとなるので、移載装置１６におい
て、指定された物品１２の位置を割り出し、該物
品１２を適確に取り出す上で極めて有用である。
物品１２の上表面にはバーコード２８が表示され
ており、前述のようにバーコードリーダ２３によ
りこのバーコード２８が読み取られる。第５図に
示した物品１２は各種テープ類を角形のケースに
納めたものであるが、物品１２の形状は任意で、
例えばフイルム、デイスク等を円板状のケースに
納めたものでもよい。前記第１図には角形の物品
１２を納めたコンテナ１３を示し、第３，４図に
は円板状の物品１２を納めたコンテナ１３が示さ
れている。また、小ボツクス２６内に納められる
物品１２の個数は１個に限らず、２個以上の物品
１２を一単位として１個の小ボツクス２６に納
め、物品１２の出し入れを各単位毎に行うように
することもできる。

第６図はコンテナ１３の一例を示す部分的斜視
図である。このコンテナ１３は上部と奥行方向の
一側部が開放されており、底板２４に奥行方向に
直角に多数の仕切り板２５が所定間隔で立設され
ている。そして各仕切り板２５どうしの間に物品
１２を納めた小ボツクス２６が１個ずつ収納され
る。従つてコンテナ１３内における各小ボツクス
２６の位置は、前記仕切り板２５によつて正確に
規定される。

第７図に示すコンテナ１３は、前記仕切り板２
５の代りに、ガイド部材２９が底板２４に突設さ
れている。これらのガイド部材２９は底板２４上
に載置される小ボツクス２６のほぼ中心線に沿つ
て配設されており、小ボツクス２６の底部には該
ガイド部材２９と嵌まり合う溝３０が中心線に沿
つて設けられている。従つて小ボツクス２６はガ
イド部材２９と溝３０との係合によりガイド部材
２９に案内されて、コンテナ１３の奥行方向に直
角にコンテナ１３内に押し込まれ、またはコンテ
ナ１３から引き出される。ガイド部材２９の後端
部には側壁３１に沿つて倒れ止め３２が垂直に設
けられており、一方、小ボツクス２６の取手２７
には切込み３３が設けられており、この切込み３
３と倒れ止め３２が係合することにより、物品１
２を納めた小ボツクス２６がコンテナ１３上で倒
れるのを防ぐ。従つて小ボツクス２６はその両側
に他の小ボツクス２６が存在しなくても、それ自
体で独立して物品１２ともに起立状態を維持する
ことができ、また小ボツクス２６の巾が一定以内
であれば、多少異なつた寸法の小ボツクス２６で
も、中心をそれぞれ所定位置に合わせてコンテナ
１３内に納めることができる。第８図には小ボツ
クス２６を底面側から見た図面で、前述のように
中心線に沿う溝３０が設けられているが、この溝
３０の両端部３０ａ，３０ｂはそれぞれ巾広に拡
開されており、小ボツクス２６をコンテナ１３に
押し入れる特にガイド部材２９が溝３０に嵌り易
くしてある。

第９図は、第１移載台１５上のコンテナ１３、
移載装置１６および第２移載台１７上の搬出入用
コンテナ２０を示す斜視図であるが、第２移載台
１７、搬出入用コンテナ２０は、図面を明瞭にす
るために、位置をずらして示してあり、実際には
２点鎖線１７ａで示す位置に在る。なお、各小ボ
ツクス２６内の物品１２は図示を省略してある。
移載装置１６は、レール２１に沿つて左右に往復
可能な往復台３４と、該往復台３４上に回転自在
に設けられた回転台１８とから成り、回転台１８
上にはさらに案内棒３５が固定され、該案内棒３
５に案内されて前後に摺動する摺動部材３６が設
けられている。そしてこの摺動部材３６にはフツ
ク３７が取付けられており、このフツク３７を前
記小ボツクス２６の取手２７に係合させて摺動部
材３６を案内棒３５に沿つて後退させることによ
り、コンテナ１３上の小ボツクス２６を回転台１
８上に引き込む。回転台１８上にはまたガイド部
材３８が固設されており、このガイド部材３８は
小ボツクス２６の引き込み時にコンテナ１３の前
記ガイド部材２９と整合し、ガイド部材２９と嵌
合していた溝３０は引続きガイド部材３８と嵌合
し、該ガイド部材３８により案内される。回転台
１８にはさらに小ボツクス２６の両側面を案内す
る左右１対の側面ガイド１９が設けられており、
小ボツクス２６はこれらのガイド部材３８および
側面ガイド１９により、移載装置１６上の所定位
置に所定の向きに正しく載置される。

このようにしてコンテナ１３内の小ボツクス２
６が移載装置１６上に引き出され載置されると、
回転台１８が水平に180°回転し、上記引き出され
た小ボツクス２６が、背後の第２移載台１７上の
搬出入用コンテナ２０に正対するので、摺動部材
３６を摺動させてフツク３７により小ボツクス２
６を押し出し、搬出入用コンテナ２０内の所定位
置へ納める。この場合、必要に応じ往復台３４を
レール２１に沿つて左右へ移動させて位置を調整
する。搬出入用コンテナ２０の構造はコンテナ１
３と全く同じで、前記ガイド部材２９と同様なガ
イド部材を備えているので、小ボツクス２６はこ
のガイド部材とガイド部材３８とに案内されて滑
らかに搬出入用コンテナ２０内の所定位置へ納ま
る。

なお、図示されていないが、移載装置１６は、
往復台３４の往復運動、摺動部材３６の摺動運
動、回転台１８の回転運動および取手２７とフツ
ク３７の係合に際して必要なフツク３７の上下運
動を行わせるために駆動装置を内蔵しており、こ
の駆動装置はコンピユータにより制御されるよう
になつている。

発明の効果 以上の通り、本発明においては、物品を小ボツ
クスに納めたものを一単位としてこれを複数単位
収納したコンテナを格納する複数の棚と、各棚に
沿つて移動して該棚から所定のコンテナを取り出
しもしくは該棚の所定位置に所定のコンテナを格
納する複数のコンテナ搬出入機とを有する物品保
管装置において、前記コンテナに、前記小ボツク
スを案内して該コンテナ内に規定間隔で位置決め
する案内部材を設け、前記搬出入機により出し入
れされるコンテナを一時的に載置する複数の第１
移載台をそれぞれ前記各棚の端面に隣接させて一
列に配設するとともに、該第１移載台の列に間隔
を隔てて対向する位置に、搬出入用コンテナを載
置する第２移載台を少なくとも１つ設け、前記第
１移載台上のコンテナから所定の前記小ボツクス
を選択的に取り出して前記第２移載台上の搬出入
用コンテナヘ移載もししくは該搬出入用コンテナ
内の所定の小ボツクスを前記第１移載台上の所定
のコンテナの所定位置へ選択的に移載する移載装
置を、前記第１および第２移載台間に前記第１移
載台の列に沿つて移動可能に設けたので、コンテ
ナ内において各小ボツクスは精密に位置決めされ
ており、従つて自動装置にこの位置を指令して所
望の物品を適確に取り出すことができる。

また、出し入れする物品の形状、寸法が個々に
相違していても、これに無関係に、一律の動作に
よつて所望物品の出し入れを行うことができ、小
型物品の個々の、または小単位毎の自動搬出入を
高能率に容易に行うことができる。

さらに、コンテナに対する小ボツクスの出し入
れが移載台上で行われ、各コンテナ搬出入機にそ
れぞれ小ボツクス出し入れ用の装置を設ける必要
がなく、しかもコンテナおよび搬出入用コンテナ
間の小ボツクスの移載が複数の移載台間に亘つて
移動可能な共通の移載装置によつて行われるの
で、設備費が低減する。

その上、それぞれ別個のコンテナに納められて
別個の棚に保管されていた物品が移載装置により
１つの搬出入用コンテナにまとめられて物品保管
装置から搬出され、また１つの搬出入用コンテナ
によつて一括して物品保管装置に搬入された物品
が移載装置によりそれぞれ所定のコンテナに分配
して納められて所定の各棚に保管され、物品保管
装置への所定物品の搬出入を搬出入用コンテナに
より一括して行うことができるので、物品保管装
置の運用上極めて有利である。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明による物品保管装置の部分的側
面図、第２図は同平面図、第３図は格納棚を棚通
路側から見た正面図、第４図は第３図の変形を示
す部分図、第５図はコンテナーに収納された物品
を示す斜視図、第６図はコンテナーの一例を示す
斜視図、第７図はコンテナーの他の例とこれに収
納される小ボツクスを示す斜視図、第８図は小ボ
ツクスを底部側から見た斜視図、第９図は移載装
置を示す斜視図である。 １……格納棚、２……棚小間、３……間口、４
……棚通路、５……走行レール、６……ガイドレ
ール、７……搬出入機、８……主枠、９……昇降
台、１０……フツク、１１……荷台、１２……物
品、１３……コンテナ、１４……取手、１５……
第１移載台、１６……移載装置、１７……第２移
載台、１８……回転台、１９……側面ガイド、２
０……搬出用コンテナ、２１……レール、２２…
…コンベヤ、２３……バーコードリーダ、２４…
…底板、２５……仕切り板、２６……小ボツク
ス、２７……取手、２８……バーコード、２９…
…ガイド部材、３０……溝、３１……側壁、３３
……切込み、３４……往復台、３５……案内棒、
３６……摺動部材、３７……フツク、３８……ガ
イド部材。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １ 物品を小ボツクスに納めたものを一単位とし
   てこれを複数単位収納したコンテナを格納する複
   数の棚と、各棚に沿つて移動して該棚から所定の
   コンテナを取り出しもしくは該棚の所定位置に所
   定のコンテナを格納する複数のコンテナ搬出入機
   とを有する物品保管装置において、前記コンテナ
   に、前記小ボツクスを案内して該コンテナ内に規
   定間隔で位置決めする案内部材を設け、前記搬出
   入機により出し入れされるコンテナを一時的に載
   置する複数の第１移載台をそれぞれ前記各棚の端
   面に隣接させて一列に配設するとともに、該第１
   移載台の列に間隔を隔てて対向する位置に、搬出
   入用コンテナを載置する第２移載台を少なくとも
   １つ設け、前記第１移載台上のコンテナから所定
   の前記小ボツクスを選択的に取り出して前記第２
   移載台上の搬出入用コンテナヘ移載もしくは該搬
   出入用コンテナ内の所定の小ボツクスを前記第１
   移載台上の所定のコンテナの所定位置へ選択的に
   移載する移載装置を、前記第１および第２移載台
   間に前記第１移載台の列に沿つて移動可能に設け
   たことを特徴とする物品保管装置。