JPS62125081A - 捺染方法 - Google Patents

捺染方法

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JPS62125081A
JPS62125081A JP60262257A JP26225785A JPS62125081A JP S62125081 A JPS62125081 A JP S62125081A JP 60262257 A JP60262257 A JP 60262257A JP 26225785 A JP26225785 A JP 26225785A JP S62125081 A JPS62125081 A JP S62125081A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は捺染方法に関する。
〔従来技術〕
従来の捺染方法にはロール捺染、スクリーン捺染の他に
、たとえば英国特許第647105号、フランス特許第
1223330号、日本特許第415613号及び日本
特許第440155号に示されている如き純粋な乾式転
写捺染法、たとえば英国特許第670174号、英国特
許第1284824号、ドイツ特許第2122805号
、米国特許第2583286号、米国特許第19544
51号、特公昭43−14865号、特公昭43−18
194号及び特公昭45−21447号に示される湿式
転写捺染法、並びにたとえばドイツ特許第901495
号、ドイツ特許第953787号、米国特許第21)1
479号、米国特許第2541)78号、米国特許第2
623821号及び米国特許第2756144号に示さ
れる感光捺染法がある。これ等従来の各捺染方法には夫
々次の様な重大な難点が存在する。
印ち、ロール捺染及びスクリーン捺染ではロールやスク
リーンを使用するために繊細でグラフィック開の模様や
デザインを捺染して再現することが殆んど不可能である
という大きな難点があるばかりでなく、スチーミング、
ソーピング及び水洗等の後処理に於いて染料のロスが大
きく、布帛の白湯汚染や水質汚染公害を起こしやすい。
純粋な乾式転写捺染では繊細でグラフィック調の模様や
デザインを表現することは可能であるが、ポリエステル
、アセテート等の合成繊維に限定され天然繊維には不可
能である。加えて合成繊維の場合にも風合が悪く白目む
き等の現象が生じ易い。
湿式転写捺染では布帛の種類は限定されないが、水溶性
の染料を使用するため平版印刷が不可能であり、写真の
様な繊細や模様やデザインを得ようとすればグラビヤ印
刷に頼らざるをえず、少ロフト、多品種の捺染物を得る
には非常に不経済で工業的実施には不向きである。
また感光捺染法では上記の如き捺染方法の難点は一応解
消出来るが、手工業的な要素を多く含みその工程は極め
て複雑で迅速且つ簡単には捺染物を得ることは出来ない
〔発明の目的並びに概要〕
本発明者は従来から捺染方法の研究を続けて来たが、こ
の研究に於いて従来方法の各捺染方法の有する各難点を
解消し、繊細でグラフィック開な模様やデザインを広範
囲の布帛即ち天然繊維や合成繊維のいずれの布帛に対し
ても、経済的に且つ容易に再現出来る捺染方法を開発す
ることを思いたち鋭意研究を続けて来た。そしてこの研
究に於いて従来平版インキ或いは平版印刷には全く使用
することが出来なかった水溶性染料を用いてグラビヤ印
刷によらずに捺染することを着想し、更にこの着想に基
づき研究を続けた結果、水溶性染料に水不溶化処理また
はこれと親油化処理を施こして顔料化したものを平版イ
ンキ用ビヒクルと混練して得たインキを用いることによ
り上記所期の目的をほぼ達成出来ることを見出した。本
発明者は更にこの新しい事実について引き続く研究を行
い、この新しいインキを使用する際に、更に特定のコー
テイング材を併用する場合は得られる捺染物の色調が更
に一段と濃色且つ彩やかとなることを見出しここに本発
明を完成するに至った。即ち本発明は、布帛の表面に平
版直刷または平版オフセ・ノド印刷を行い、次いでスチ
ーミング、ソーピングおよび水洗等の後処理を行う捺染
方法に於いて、(イ)インキとして水溶性染料に水不溶
化処理またはこれと親油化処理とを施こし、次いでこれ
を平版インキ用ビヒクルと混練して調製したものを使用
し、且つ(ロ)可溶化剤、界面活性剤、フルルカリ性物
質、中性ソーダ塩及び水の群から選ばれた少なくとも1
種を添加含有せしめたコーティング剤を用いることを特
徴とする捺染方法に係るものである。
〔発明の作用〕
本発明法によれば従来の捺染方法の有する難点をすべて
解消することが出来る。部ち本発明法では水溶性染料た
とえば直接染料、反応染料、酸性染料、酸性合金染料、
塩基性染料等に不溶化処理を行って顔料としての性質を
持たせ、これを通常の平版インキ用ビヒクルと混練する
ことによって平版直刷又は平版オフセット印刷可能とな
し、繊細な模様やデザインを天然繊維並びに合成繊維の
いずれの布帛にも容易且つ経済的に再現出来る。
またグラビヤ印刷法によらないので少ロット、多品種の
生産に経済的にしかも迅速に対応出来るものである。
また水溶性染料を水不溶化するに際し水不溶化処理と親
油化処理とを併用することにより、平版用油性ビヒクル
と水不溶化物とのぬれ性を向上せしめインキのレヘリン
グ、転移性を高め、濃色に均染出来るに至らしめる。
そして本発明の他の注目すべき特徴は、上記のコーティ
ング剤を併用して上記の印刷、捺染を行うことである。
周知の通り平版印刷は工業的に行われているグラビヤ、
凸版(又は活版)及びシルクスクリーン印刷と並んで4
大印刷方法の一つに数えられるがこれ等すべての方式中
平版印刷は最もインキの印刷膜厚が薄い。このため濃度
の高い彩やかな色調がともすれば得難いという宿命的な
難点が存在する。しかし乍ら本発明に於いては上記の如
き特定の成分即ち可溶化剤、アルカリ性物質、界面活性
剤、中性ソーダ塩及び水の少なくとも1種を含有せしめ
たコーティング剤を、上記特定のインキと併用して印刷
・捺染を行うことにより、一旦不溶化した染料をスチー
ミング時に可溶化状態に染料をタフ率よく復元し、布帛
に染着せしめる効果を発揮する。その結果極めて濃度の
高い彩やかな色調が得られるのである。またこのコーテ
ィング剤を施すことにより布帛にこびりついた油性の平
版インキビヒクルをソーピング、水洗等により容易に脱
離させやすくする。いわゆる一般の捺染でいう脱糊に相
当する作業がやりやすくなる。更にまた他の作用として
、水性であり乍ら平版印刷が可能であるということであ
る。このことは、コーティングマシーンを別途準備する
必要がなく平版の多色印刷機を使えば一工程で印刷を完
結させることが出来、極めて効率、経済的である。また
コーティング剤は水性であるため刷子後の印刷機の洗棉
には水を用いることが出来、この点でも作業上極めて能
率的で衛生的となる。
〔発明の構成〕
本発明法に於いて使用するインキは、水を容性染料に水
不溶化処理またはこれと親油化処理とを施こし、これを
平版インキ用ビヒクルと混練して製造されるものである
。この際使用される水溶性染料としては、各種の染料が
あり、たとえば直接染料、反応染料、酸性染料、酸性合
金染料、塩基性染料等がいずれも広い範囲で有効に使用
出来る。
これ等水溶性染料を水不溶化するための処理としては、
該染料を水不溶化出来る手段であれば特に限定されるも
のではないが、その代表的な方法を例示すれば次の通り
である。
(1)金属塩又はキレート化による不溶性塩(ii )
不溶性アミン塩にする方法 (iii )吸着剤に物理的に吸着せしめる方法(iv
 )凝集による方法 (V)上記の複合処理 更に詳しく説明すれは次の通りである。
(i)の金属塩又はキレート化による方法については染
料を金属塩とすることにより、またはこれをキレート化
することにより水不溶性となす方法であり、使用する金
属化合物としては金属の化合物就中無機化合物が好まし
く使用され、具体例としては各種金属たとえばNa、F
e、Ca。
A1等のハロゲン化合物や硫酸化物、Si、Ti等の酸
化物を好ましいものとして例示出来る。またこの際使用
されるキレート化剤としても染料をキレート化出来る各
種のキレート化剤が広く使用出来る。不溶化する際の条
件も特に限定されず金属塩またはキレートを生ずる条件
を適宜採用すれば良い。
(ii)の不溶性アミン塩にする方法としては、通学水
溶性染料の水溶液に含窒素有機化合物を必要に応して水
溶性有機溶媒に溶解して常温;記たは加温下に添加混合
する。この際の溶媒としては水溶性有機溶媒であれば良
く、たとえば各種アルコールを具体例として例示出来る
。次いで上記混合物を濾過し洗浄し乾燥することにより
不溶化物を収得することが出来る。
これ等水溶性染料を水不溶化するために使用する有機含
窒素化合物としては脂肪族系の化合物ばかりでなく芳香
族系化合物も包含され、例えば脂肪族化合物としては代
表例としてアミン類並びにアミド類を例示出来、前者に
は1級、2級、3級アミンが含まれ、具体例としては各
種アルキルアミンたとえば1−アミノドデカン、N−テ
トラデシルアミン、バルミチルアミン、ステアリルアミ
ン等を例示出来、また後者アミド類としては各種の脂肪
酸アミドを例示出来、たとえば具体例としてはオレイン
酸アミド、リシノール酸アミド、ステアリン酸アミド等
を挙げることが出来る。芳香族化合物としては芳香族の
各種アミン並びに芳香族の各種アミドを代表例として例
示出来、具体的にはフェニレンジアミン、ジフェニルグ
アニジン等を例示出来る。これ等化合物のうち1−アミ
ノドデカン、0−フェニレンジアミン並びにオレイン酸
アミドが好ましいものとして例示出来る。
(iii )の吸着剤に吸着せしめる方法、並びに(i
v)の凝集による方法としては、たとえばベンズアルデ
ヒドと多価アルコールとの縮合物の凝集力を利用する方
法や、ジルコニウムコンプレックス、カーボンブランク
、活性炭、黒鉛、γ−アルミナ等の多孔性吸着物質の吸
着能を利用する方法を好ましい具体例として例示出来る
これ等水不溶化処理は、使用する染料の種類や印刷条件
等に応して適宜に選択して使用する。
また本発明に於いては水不溶化処理だけでなく、これと
親油化処理とを併用する場合も包含される。
この際予め水不溶化処理を行い次いで親油化処理を行っ
ても良いし、また逆に親油化処理を行い次いで水不溶化
処理を行っても良い。この際の親油化処理としては金属
化合物で処理する方法を例示出来る。この金属化合物に
依る処理は上記水不溶化処理のうちの(i)の金属塩と
する方法とその方法自体は同じであり、換言すれば(1
)の金属塩とする水不溶化方法は、水不溶化と同時に親
油化する作用をも兼備していると云い得るものである。
本発明に於いてはコーティング剤を使用することを必須
としている。このコーティング剤は、上記のインキを用
いて印刷・捺染を行うに際し、予め布帛に通用する所謂
アンダーコートしても良く、またインキで印刷後に適用
する所謂オーバーコートとしてもよい。更にはまたアン
ダーコートとオーバーコートとを併用しても良い。併用
する場合は2種の異なったコーティング剤を用いること
も出来、膜厚を厚くするためにコーティング剤を2度刷
することも出来る。要は、インキの色数、印刷基のユニ
ット数に応じて使い分ければ良いのである。
この際使用するコーティング剤はアルコール可溶性で且
つ水不溶性の樹脂と、この樹脂を溶解させ得る溶剤から
成るベース成分に、染料の可溶化剤、界面活性剤、アル
カリ性物質、中性ソーダ塩及び水から成る群から選ばれ
た少なくとも1種を配合して成るものである。
ベース成分として使用される樹脂としてはアルコール可
溶性で且つ水不溶性のものが、天然または合成樹脂の範
囲から広く使用されるが、好ましいものとしてロジン変
性マレイン酸樹脂、ロジン変性フマル酸樹脂等を例示出
来、またこれ等樹脂を溶解させうる溶剤として各種グリ
コール類を例示出来る。最も好ましいベース成分は所謂
モイスチャーセノト型のフェスであり、特に高酸価のロ
ジン変性マレイン酸樹脂とグリコール類とから成るフェ
スである。このベース成分の樹脂と溶剤との割合は特に
眼定されず広い範囲から適宜に決定される。
このベース成分に配合すべき染料の可溶化剤としてはジ
エチレングリコール、チオジエチレングリコール、グリ
セリンの如き多価アルコール、アセチン等のグリセリン
酢酸エステル、ジエチレングリコールモノアルキルエー
テル(アルキルは好ましくは低級アルキルで具体的には
エチル)、トリグリコールアルキルエーテル(アルキル
は上記に同し)等のエーテル類、尿素等が具体例とじて
挙げられ、一般に染料溶解剤乃至ヒドロトセーブ剤と称
されているものが使用される。これ等のうち、特にジエ
チレングリコールが最も望ましい。
尚本発明に於いてベース成分としてグリコール類を使用
する場合は、場合によってはこの可溶化剤を省略しても
良い。
界面活性剤としては、カチオン、アニオン、ノニオンい
ずれも本発明に包含され、特に望ましいのはステアリン
酸ソーダ、ラウリル硫酸ソーダ、アルキルベンゼンスル
ホン酸ソーダ等のアニオン活性剤である。アルカリ物質
としてはモルフォリン、アンモニア、NaOH,重ソウ
、炭酸ソーダ、水ガラス等が挙げられる。又ここで云う
ソーダ塩とは中性塩のことを指し無水亡硝や、結晶硫酸
ソーダ(Na2 SOa  10H20)等である。こ
れ等はアルカリ可溶化助剤として特に反応染料に対して
は不可欠である。
これ等各物質はその1種または2種以上かへ一入成分に
配合されるが、その際の使用量はベース成分100重量
部に対し通常10〜150重皿部好ましくは30〜12
0重量部程度である。
本発明に於いて用いられる平版インキ用ビヒクルとして
は従来からこの種子板インキのビヒクルとして使用され
て来たものが広い範囲でそのまま使用出来、たとえばロ
ジン、ロジン変性フェノール樹脂、アルキッド樹脂、油
溶性アクリル樹脂、石油樹脂等平版用ビヒクルに使用出
来るあらゆる樹脂や、或いは樹脂を省略した桐油、アマ
ニ油等の天然乾燥性植物油又は合成乾性油のみから成る
フェスも使用出来る。
その他本発明に於いては平版用インキに使用されるその
他の通常の添加剤の添加を妨げるものではなく、例えば
増粘剤、腰切り剤、ゲル化剤、ドライヤー、トキニス、
裏うつり防止剤等を例示出来る。
本発明に於いては、この平版用ビヒクルと上記水溶性染
料の水不溶化物とを用いて常法に従ってインキとなす。
この際のインキとなす手段も常法に従えば良い。
かくして得られたインキを用いて布帛の表面に平版面側
または平版オフセット印刷を行う。この際の布帛として
は合成繊維ばかりで無く天然繊維も使用出来、たとえば
合成繊維としては、各種ナイロン、ポリエステル、アク
リル、その他各種の合成繊維が、また天然繊維としては
、木綿、絹、麻、羊毛等を例示出来る。平版面側又は平
版オフセット印刷も従来から行われている方法がいずれ
も有効に使用出来る。尚コーティング剤をアンダーコー
トする場合は、上記印刷に先だって該コーティング剤を
布帛の上にコーティングする。
かくして印刷された布帛はコーティング剤によるコーテ
ィングが施こされまたはされないで乾燥される。この乾
燥は指触乾燥又は完全乾燥されるのが好ましい。次いで
その後通常のスチーミング、ソーピング並びに水洗が行
われる。
〔発明の効果〕
本発明法に依り、従来の各捺染方法の前記難点をすべて
解消することが出来る。即ち、(イ) カラー写真の如
き繊細な模様やデザインの形成が可能となる。
(ロ) 少ロフト、多品種の捺染物を経済的に、迅速且
つ容易に簡単に得ることが出来る。
(ハ) あらゆる種類の布帛に適用出来、各種合成繊維
は勿論のこと各種天P8繊維にも通用出来る。
(ニ) 水質汚染、白湯汚染、染料ロスといった望まし
くない現象が殆んど生じない。
(、)、)  風合並びに各種の堅牢度が優れ、しかも
所謂白目むきの心配がない。
(へ) またコーティング剤を本発明のインキと併用す
ることにより、更に一段と優れた濃色で彩やかな色調の
捺染物が得られると共に、インキ中の油性フェスの離脱
も容易となる。
(ト)  染料が不溶化物となっているのでスチーミン
グやソーピング、水洗等の後処理の際に生しる染料着色
汚水が極めて少なく、水質lη染の公害防止にも大いに
役立つ。
(チ) 一般の捺染でしばしば見られる白湯lη染の問
題が本発明では殆んど生じない。
〔実施例〕
以下に実施例を示して本発明法を説明するが、配合上の
比率を示す数値は特に断らない限りすべて重量比を示す
A、染料の不溶化(親油化)処理 第  1  表 上記の配合に於ける第1液及び第2液を混合、攪拌反応
させてから濾過、洗滌、残渣を乾燥させることにより赤
色及び黄色の染料不溶化(親油化)物を得る。
B、インキの製造 なる配合にて三本ロールを用いて練肉し夫々上記不溶化
物界及び黄の2種のインキを作る。
C,コーティング剤のm製 なる配合にて三本ロールミルで練肉しコーティング剤を
調製する。
Bのインキを用いて平版面側印刷機(石版印刷機)にて
綿布の表面に赤及び黄の写真調のパターンを印刷し、引
き続き同印刷機にてCをオーバーコートする。インキ及
びコーティング剤が乾燥してからスチーミング、ソーピ
ング及び水洗等の後処理を行うと1色で色形やがな堅牢
な捺染物が得られた。
実施例2 A、染料の不溶化(親油化)処理 及びインキのMi5!i 第  2  表 上記第2表の配合では第2液の混合を省略しても充分不
溶化処理が可能であるが、赤及び青は第二液混合によっ
て処理することにより、更に印刷時の耐水性(耐湿し水
)が一段と向上する。反応不溶化処理は実施例1に準す
る。
かくして得た4色の不溶化(親油化)物で実施例1と同
じ配合、同じ手法でインキを製造する。
B、綿布への印刷 上記4色のインキにて4色カラー写真調のパターンを平
版オフセット印刷機を用いて印刷する。
C,コーティング剤の調製 下記の配合にてコーティング剤を4種作る。手法は実施
例1と同じである。
第  3  表 綿布へ印刷した4色カラー写真のパターンの上へ上記の
4種のコーティング剤をオーバーコートし夫々コーティ
ング剤の異なる刷了物を4種作り、スチーミング、ソー
ピング、水洗等の後処理を行うといずれも濃色で色彩豊
かな捺染物を得ることが出来た。
実施例3 A、染料の不溶化(親油化)処理 実施例1〜2と同じように次の配合で処理する。
B、上記の不溶化物を用いて実施例1〜2と同じ方法、
同じ配合にてインキを作る。
C0綿布への印刷 上記のインキでグラフツク調のデザインを平版オフセッ
ト印刷する。
D、コーティング剤の調製 第4表 上記の配合で実施例1〜2と同じ方法で4種コーティン
グ剤を調製し、これを先に用窓したピンク色のグラフイ
ンク調デザインの上へ平版オフセット印刷機にて上側し
乾燥後スチーミング、ソーピング、水洗等の処理をし捺
染物を得る。こうして得られた捺染物は堅牢で濃色で彩
やかなピンク色を呈した。
実施例4 下表の如き反応染料を用いて不溶化処理を行う。
処理の方法はいずれも実施例1〜3の方法と全く同じで
ある。
以上6種の染料不溶化(親油化)処理物を用いて夫々6
種のインキを実施例1〜3と同じ方法、同し配合にて作
成する。
本実施例で使用するコーティング剤は次の配合による。
上記のインキ6種を綿布の表面に、平版オフセット印刷
を行い、更に上記のコーテイング材を平板オフセット印
刷によってオーバーコートする。
インキ及びコーティング剤が乾燥してからスチーミング
、ソーピング水洗等の後処理を行う。得られた捺染物は
色調形やかで濃度が高く極めて堅牢度の優れたものであ
った。特に反応染料を使用している関係上洗濯堅牢度が
極めて秀れている。
実施例5 A、染料不溶化(親油化)処理を次のようにして行う。
第  6  表 第1液、第2液の扱い方は実施例1〜4と同しである。
B、処理条件の異なる3種のブルー染料不溶化(親油化
)物より3種のインキを作る。
配合及び製法は実施例1〜4に従う。
C,コーティング剤の調製 なる配合にて、これを三本ロールミルで練肉する。
D、印刷及び後処理 本実施例で作った3種のブルーインキを綿と麻の2種の
布帛へ夫々平版オフセット印刷を行い同し本実施例のコ
ーティング剤を上側し、乾燥後スチーミング、ソーピン
グ、水洗等の後処理を行うことによって黄味がかった美
しい青色の捺染物が綿布及び麻布上に得られた。
実施例6 酸性染料を用いて第7表の如く処理する。
第  7  表 第1液及び第2液の取り扱い方法は実施例1〜5と同じ
である。
不溶化(親油化)物6−1〜3を用いて夫々3種の赤イ
ンキを作る。配合、製造方法は実施例1〜5と全く同し
である。
一方下記の配合でコーティング剤を調製する。
これ等の材料を三本ロールミルで練肉する。
本実施例に於ける赤インキ3種とコーテイング材を夫々
別々に絹、ナイロン及びウール布帛上に平版オフセット
印刷機にて印刷、上側印刷を行い、インキ及びコーティ
ング剤が乾燥後、通常のスチーミング、ソーピング及び
水洗処理を行う、得られた捺染物は、非常に彩やかな赤
色のグラフインク調パターンを布帛の上に形成している
実施例7 酸性合金染料を下表の如く不溶化(親油化)処理する。
第  8  表 第1液と第2液の処理方法は実施例1〜6と同じである
上記の染料不溶化物を用いて実施例1〜6の配合と同じ
とし、三本ロールで練肉し4色のインキを得る。
これ等4色のインキを用いて風景のカラー写スをウール
布帛の表面に平版オフセット印刷機にて印刷を行い引き
続き同機で実施例6で用いたコーティング剤を重ね刷り
する。乾燥後スチーミング、ソーピング、水洗等の後処
理をすることにより、繊細なグラフインク調パターンを
有する捺染物が得られる。
実施例8 直接染料を用いて第9表の如く不溶化(親油化)処理を
行う。
第9表 第2液の配合 各色の第1液に第2液を混合し攪拌反応させてから濾過
、洗滌、残渣を乾燥させることにより染料不溶化(1)
油化)物を得る。
これ等の染料処理物から実施例1〜7と同じ配合、同じ
方法でインキを作り、これ等4色のインキで綿布上に写
真調の花柄を平版オフセット印刷機にて印刷し更にその
上へ実施例5で用いたコーティング剤でオーバーコート
する。インキ、コーティング剤共に乾燥してからスチー
ミング、ソーピング、水洗等の後処理を行うと、濃色で
彩やかで堅牢な風合の優れた捺染物が得られる。
実施例9 実施例8で用いたコーティング剤の代わりに実施例4及
び6で用いたコーティング剤でオーバーコートしても実
施例8と同じ結果が得られた。
実施例10 実施例日及び9で用いたインキ、コーティング剤をイン
キを印刷する前に白線布上にアンダーコートシてからイ
ンキ印刷を行っても実施例8〜9と同じ結果が得られた
実施例1) 実施例8〜10で用いたインキ、コーティング剤を先ず
後者をアンダーコートし前者のインキを印刷し更にコー
ティング剤をオーバーコートする所謂インキをサンドイ
ッチする方法でも実施例8〜10と同様の結果が得られ
た。
実施例12 第10表に示す配合で染料を不溶化(親油化)する。
第10表 第1液及び第2液を実施例1〜1)と同じように処理す
る。
この処理物を用いて実施例1〜1)と同じ配合同じ方法
でインキ化する。このインキと実施例5で用いたコーテ
ィング剤とで綿布、及びナイロン布の上へ平版印刷機に
て印刷する。乾燥してからスチーミング、ソーピング及
び水洗の後処理を行うとグラフィック調の黄色の捺染物
が得られる。
コーティング剤はアンダーコートでもオーバーコートで
もサンドウィッチでも同様の結果が得られた。
実施例13 市販の塩基性染料レーキを用いて次の配合にてインキを
作る。
この配合のものを三本ロールミルで練肉しインキとする
このインキと実施例5で用いたコーティング剤で以て綿
布とナイロン布帛上へ平版オフセット印刷を行い、しか
る後、スチーミング、ソーピング、水洗等の後処理を行
う。
コーチインク剤はアンダーコート、オーバーコート、サ
ンドウィッチいずれの場合も綿布、ナイロン布共に鮮明
なグラフィック調の捺染物が得られた。
実施例14 直接染料をヘンズアルデヒドと多価アルコールとの縮合
物で凝集させた。市販のレート顔料(不溶化物)を用い
てインキ−化する0次の配合物を三本ロールで練肉しイ
ンキを作成した。
このインキと実施例5で用いたコーティング剤で綿布及
び麻布へ平版オフセット印刷を行い乾燥後、スチーミン
グ、ソーピング及び水洗処理を行う。
コーティング剤がアンダーコート、オーバーコート及び
サンドウィンチのいずれに拘らず濃いダークグリーンの
諧調柄を布帛の上に形成した。
(以上) 手続主1)工Efi!A(自発) 明相61年8月27[]

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)布帛の表面に平版直刷または平版オフセット印刷
    を行い、次いでスチーミング、ソーピングおよび水洗等
    の後処理を行う捺染方法に於いて、(イ)インキとして
    水溶性染料に水不溶化処理またはこれと親油化処理とを
    施こし、次いでこれを平版インキ用ビヒクルと混練して
    調製したものを使用し、且つ(ロ)可溶化剤、界面活性
    剤、アルカリ性物質、中性ソーダ塩及び水の群から選ば
    れた少なくとも1種を添加含有せしめたコーティング剤
    を用いることを特徴とする捺染方法。
  2. (2)上記水不溶化処理を金属化合物を用いて行うもの
    である特許請求の範囲第1項に記載の捺染方法。
  3. (3)上記親油化処理を含窒素化合物を用いて行うもの
    である特許請求の範囲第1項に記載の捺染方法。
JP60262257A 1985-11-21 1985-11-21 捺染方法 Granted JPS62125081A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6327475A (ja) * 1986-06-27 1988-02-05 エジス・ジャウジ−セルジャア−ル メルカプトアシルプロリンの製造法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6327475A (ja) * 1986-06-27 1988-02-05 エジス・ジャウジ−セルジャア−ル メルカプトアシルプロリンの製造法

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