JPS61225387A - 捺染方法 - Google Patents

捺染方法

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JPS61225387A
JPS61225387A JP60062631A JP6263185A JPS61225387A JP S61225387 A JPS61225387 A JP S61225387A JP 60062631 A JP60062631 A JP 60062631A JP 6263185 A JP6263185 A JP 6263185A JP S61225387 A JPS61225387 A JP S61225387A
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JP
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ink
printing
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JP60062631A
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幸男 寺田
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King Printing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔技術分野] 本発明は捺染方法に関する。
〔従来技術] 従来の捺染方法は、大別するとロール捺染、スクリーン
捺染、感光捺染及び転写捺染の4種に別けられる。
ロール捺染及びスクリーン捺染では、ロールやスクリー
ンを使用するために繊細でグラフィック調の模様やデザ
インを捺染して再現することが殆んど不可能であるとい
う大きな難点がある。
感光捺染法はたとえばドイツ特許第901495号、ド
イツ特許第958787号、米国特許第2111479
号、米国特許第2541178号、米国特許第2628
821号、または米国特許第2756144号の各明細
書にも示されている方法であるが、この方法で捺染する
に際しては、水溶性の染料を用いる必要があり、このた
め転写紙を平版印刷で作成することが全く不可能であり
、繊細でグラフィック調の模様やデザインを再現させる
ためには、グラビヤ印刷を採用せざるを得ないという大
きな難点かある。尚周知の通り、グラビヤ印刷は、製版
式(型代)が極めて高価となり、このため小ロフト、多
品種の需要には不向きであるため極めて不経済な方法で
あり、工業的には決して望ましいとは云い難い。
転写捺染はたとえば英国特許第647105号、フラン
ス特許第1228880号、日本特許第415618号
又は日本特許第4401559明細書に示されている如
く、分散染料の昇華it利用し1こ捺染方法であり、こ
の転写捺染では繊細で・グラフィック調の模様やデザイ
ンを再現することが出来る。しかし乍らこの方法では布
帛の種類が合成繊維にのみ限定され、天然m維には全く
不可能であるという大きな難点がある。
また特殊な転写捺染として、たとえば特開昭49−86
691号、特開昭49−12917号及びIFII開昭
58−110286号明細書に示される如く、カチオン
染料を用いたアクリル系布帛への転写捺染や、英国特許
第670174号、英国特許第1284824号、ドイ
ツ特許第2122805号、米国特許第1954451
号、米国特許第2588286号、特公昭48−148
65号、特公昭48−18194号及び特公昭45−2
1447号明細書に示される湿式転写捺染が知られてい
る。
しかし乍らこれ等いずれの転写捺染でも、感光捺染と同
じ様な難点がある。
[発明の目的並びに概要] 本発明省は従来から捺染方法の研究を続けて来たが、こ
の研究に於いて従来方法の各捺染方法の有する各難点を
解消し、繊細でグラフィックな模様やデザインを広範囲
の布帛即ち天然繊維や合成繊維のいずれの布帛に対して
も、経済的に且つ容易に再現出来る捺染方法を開発する
ことを思い1こち、鋭意研究を続けて来た。そしてこの
研究に於いて従来平版インキ或いは平版印刷には全く使
用することが出来なかった水溶性染料を用いてグラビヤ
印刷によらずに捺染することを着想し、更にこの着想に
基すき研究を続けた結果、水溶性染料に不溶化処理を施
こして顔料としての性質を百せしめ、これを一般の平版
インキ用ビヒクルと混練することにより平版印刷または
平版オフセット印刷が可能となり、その後スチーミング
、ソーピング並びに水染等の後処理を施こすことによっ
て所期の目的が達成されることを見出し、鯨に本発明を
完成するに至った。即ち本発明は水溶性染料に水不溶化
処理を行ない、これを平版インキ用ビヒクルと混練して
調製したインキを用いて、布帛の表面に平版印刷又は平
版オフセント印刷を行い、次いでスチーミング、ソーピ
ングおよび水洗等の後処理を行うこと1に特徴とする捺
染方法憾係るものである。
本発明法によれば従来の捺染方法の有する難点をすべて
解消することが出来る。即ち本発明法では水溶性染料に
とえば直接染料、反応染料、酸性染料、酸性含金染料、
塩基性染料等に不溶化処理を行って顔料としての性質を
持たせ、これを通常の平版インキ用ビヒクルと混練する
ことによって平版印刷又は平版オフセット印刷可能とな
し、次いで上記後処理を行うので、繊細な模様やデザイ
ンを天然繊維並びに合成繊維のいずれの布帛にも容易且
つ経済的に再現出来る。またグラビヤ印刷法によらない
ので少ロット、多品穐の生産に経済的にしかも迅速に対
応出来るものである。
〔発明の構成〕
本発明法に於いて使用するインキは、水溶性染料に水不
溶化処理を施こし、これを平版インキ用ビヒクルと混練
して製造されるものである。この際使用される水溶性染
料としては、各種の染料があり、たとえば直接染料、反
応染料、酸性染料、酸性合金染料、塩基性染料等がいず
れも広い範囲で可動に使用出来る。
これ等水溶性染料を水不溶化するπめの処理としては、
たとえば金属キレート化またはレーキ化方法、或いは凝
集又は吸着方法がある。染料を不溶化する手段自体は公
知であり、本発明に於ける上記の水不溶化処理自体はい
ずれも公知の手段に依れば良い。たとえばキレート化ま
たはレーキ化手段としては金属と染料との間でキレート
化まtこはレーキ化が生じて水不溶性となる手段であれ
ば良い。また後者の凝集又は吸着手段としては、たとえ
ばベンズアルデヒドと多価アルコールとの縮合物の凝集
力を利用する方法や、ジルコニウムコンプレックス、カ
ーボンブラック、活性炭、黒鉛、γ−アルミナ等の多孔
性吸着物質の吸着能を利用する方法を好ましい具体例と
して例示出来る。
これ等水不溶化処理は、使用する染料の種類や印刷条件
等に応じて適宜に選択して使用する。
特に本発明の大きな特徴は、この様な水溶性染料を水不
溶化し、これを用いて平版インキを調製し、この平版イ
ンキを用いて平版印刷又は平版オフセント印刷機により
布帛の上に印刷し、布帛上のインキが乾燥しfこ後、通
常のスチーミング、ソーピング、水洗処理を行なって捺
染物(?得ることであり、この様な方法に水溶性染料の
水不溶化物を使用しに例は従来全くないことである。事
実水溶性染料に水不溶化処理を施こす技術の従来の使用
分時は、たとえば金属キレート化やレーキ化手段につい
ては塗料や印刷インキ、化粧品、染色廃水処理の方面で
既に使用されて居り、一般の顔料では出せない彩やかな
色調を求めるために酸性又は塩基性の染付レーキを塗料
や印刷インキの着色剤として用いたり、口紅をぬぐった
あとの痕跡を唇に残さぬ様、不溶化した染料レーキを使
用するとか又染色汚水の清澄化の為、水に溶解した染料
をレーキ化して廃水処理を行うこと等が目的であった。
本発明に於いて用いられる平版インキ用ビヒクルとして
は従来から仁の楠平版インキのビヒクルとして使用され
て来たものが広い範囲でそのまま使用出来、たとえばロ
ジン、ロジン変性フェノール樹脂、アルキッド樹脂、油
f6注アクリル樹脂、石油樹脂等平版用ビヒクルに使用
出来るあらゆる樹脂や、あるいは樹脂を省略した桐油、
アマニ油等の天然乾燥性植物油又は合成乾性油のみから
成るフェスも使用出来る。
その細革発明に於いては平版用インキに使用されるその
他の通常の添加剤の添加を妨げるものではなく、例えば
増粘剤、腰切り剤、ゲル化剤、ドライヤートキニス、裏
うつり防止剤等を例示出来る。
本発明に於いては、この平版インキ用ビヒクルと上記水
溶性染料の水不溶化物とを用いて常法〔ζ従ってインキ
となす。この際のインキとなす手段も常法に従えば良い
かくして得られたインキを用いて布帛の表面に平版置駒
まπは平版オフセット印刷を行う。この際の布帛として
は合成繊維ばかりで無く天然w4維も使用出来、たとえ
ば合成a維としては、各稙ナイロン、ポリエステル、ア
クリル、その他各種の合成繊維かstた天然i紬として
は、木綿、絹、麻、羊毛等を例示出来る。平版置駒又は
平版オフセット印刷も従来から行なわれている方法がい
ずれも有効に使用出来る。
かくして印刷された布帛は次いで乾燥される。
この乾燥は指触乾燥又は完全乾燥されるのが好ましい。
次いでその後通常のスチーミング、ソーピング並びに水
洗が行なわれる。
本発明法による捺染物はw@組な且つグラフィック調の
デザインを色彩豊かにしかも鮮やかに再現しており、極
めて優れ1こ捺染物となる。
本発明法によれば上記各種の特徴や効果の他に更に次の
様な効果も期待出来る。
(イ)染料不溶化物そのものが既述の如く染色廃水処理
に用いられるほどのものであり、スチーミングやソーピ
ング、水洗等の後処理の際に生じる染料着色汚水が極め
て少なく、水質汚染の公害防止にも大いに役立つことで
ある。
(C))更にもう一つの特長は一般の捺染でしばしば見
られる白湯汚染の問題が本発明では殆んど生じないこと
である。本発明に3いて一旦、不俗化させた染料即ち顔
料化したものがスチーミングの際に再び水溶性染料に復
元し布帛を染着せしめる機構は、定かではないが恐らく
化学的な分解か又は、物理的なマイグレーション(ブリ
ード)によるものと考えられる。
〔実施例] 以下に実施例を示して本発明法を説明するが、配合上の
比率を示す数([は特に断らない限りすべて重鴛比を示
す。
実施例1 2種の染料不溶化物を次の配合にて作る。
〔染料不溶化物配合〕
これらを−過、洗滌、乾燥させた不溶性残査を用いて次
のインキを配合し黄、赤2色のインキを得る。
〔インキ配合〕
上記の染料不溶化物         1超光沢メジウ
ム(大日本インキ)   1アマニ油ワニス     
      0.2号外フェス           
   0.1この配合にて三本ロールミルで練肉しイン
キとする。
こうして出来た黄、赤2色のインキを用いて綿布の上に
石版置駒印刷を行ない、乾燥后、スチーミング処理、ソ
ーピング、続いて水洗を行なうと彩やかな黄、赤2色の
繊細な柄を忠実に再現し風合豊かな各種の竪労性を示す
捺染物かえられTこ。
実施例2 先づ4極の染料不溶化物を次の配合醗こて作る。
〔染料不溶化物配合〕
これら4種の配合物を一過、洗滌、乾燥させた残査を用
いて、下記のような配合にて4色のインキを作る。
三本ロールミルで練ってインキ化しにもので平版オフセ
ット印刷機を用いて綿布上にカラー写真のデザインを4
色印刷する。乾燥后、スチーミング、ソーピング及び水
洗処理することによって色彩群やかなカラー写真調の捺
染物かえられる。こうして出来上った捺染物は、摩擦及
び湿潤堅牢度、洗濯堅牢度は光竪牢度に富んだ風合豊か
なものとなる。
実施例8 〔染料不溶化物配合〕 5olophenyl Red 6BL 160%(C
IBA−Geigy)(C,1,Direct Red
 79 )硫酸ソーダ(Na2SO4”l0H20) 
        15塩化ナトリウム(Na(J)  
           10ジルコニウムコンプレツク
スZSP−100(第−稀元素化学工業) 塩化バリウム(BaCA’2無水物)20熱     
  湯        400これを一過、洗滌、乾燥
させ顔料化し1こ残査を次のインキ配合をこ用う。
〔インキ配合〕
上記染料不溶化物         1超光沢メジウム
(大日本インキ)  1アマニ油ワニス       
   0.2号外フェス            0.
1三本ロールでインキ化したものを平版オフセット印刷
機にて綿布上に印刷し乾燥させる。
スチーミング、ソーピング、水洗してえられた捺染物は
、綿布の表裏同色に染まり綿布の表裏から観察出来る効
果的な屋外広告用ののぼりや旗として使用出来る。
実施例4 [染料不溶化物配合] (CIBA−GeigyXC,1,Direct Re
d 79 )ソーダ石灰            8硫
酸アルミニウムAl2(SO4)3無水物    20
熱       湯       800このものを一
過、洗滌、乾燥し、残査としての染料不溶化物を下記の
インキ配合に用う。
〔インキ配合〕
上記染料不溶化物         1超光沢メジウム
(大日本インキ)  1アマニ油フエス       
   0.2号外ワニス             0
.1これを三本ロールミルで練ってインキ化する。
綿布の上に平版オフセット印刷を行ない、乾燥層、スチ
ーミング、ソーピング及び水洗処理を行なう。
得られた捺染物は、濃赤色の繊細な柄を忠実に再現し風
合よく各種堅牢度の高いものであった。
実施例5 4種の染料を用いて下記の如き配合で水に対する不溶化
処理を行なう。
〔染料不溶化物配合〕
4徳の染料不溶化物は実施例1〜4で示したように一過
、洗滌、乾燥によって得ることが出来る。
これらを夫々4色のインキとして配合する。
これらを三本ロールミルで練肉しインキ化する。
こうして出来た黄、赤、青及び黒のインキで以て木綿、
麻及び絹の布帛の表面に風景カラー写真のデザインを平
版オフセット印刷し乾燥させる。スチーミング、ソーピ
ング及び水洗処理した捺染物は、いずれも繊細で濃彩色
のデザインを忠実に再現して居り、白湯汚染など全くな
く摩擦や湿潤及び洗濯堅牢度に富み風合の良い仕上りと
なる。これら絹、麻及び綿布帛の捺染物の濃度をデンシ
トメーターで測定比較すると、 絹  ・・・・・・・・・  1.24麻  ・・・・
・・・・・  1.22綿  ・・・・・・・・・  
1.12であり、いずれも充分実用に供せられる濃度を
示しているが中でも絹での濃度は最高である。
尚、日光堅牢度についてもインキの種類や、布帛の種類
に°拘らずすべてフェードメーターでの48q間照射で
全く変褪色のない耐光性を示している。こうして出来1
ζ捺染物は、例えば、綿布の場合、インテリア装飾品に
麻の場合は、テーブルクロス、絹の場合は、衣料品と云
った方面に供せられる。
実施例6 〔染料不溶化物配合] Am1nyl Red E −8BL (住友化学) (C,1,Ac1d Red 257 
)硫酸ソーダ(Na2SO4−10H20)     
    15塩化ナトリウムCNaC1)      
       10ケイ酸(Sin2)       
         8塩化バリウム(BaCJ2無水物
)          20熱     湯     
      400これを実施例1〜5の如く処理して
、染料不溶化物となしインキに配合する。
〔インキ配合〕
上記染料不溶化物         l超光沢メジウム
(大日本インキ)  lアマニ油ワニス       
   0.2号外ワニス             0
.1三本ロールミルで練肉しインキ化する。このインキ
を用いて平版オフセット印刷機で以て絹及び羊毛の布帛
の上へ印刷する。た燥後、スチーミング、ソーピング及
び水洗処理を行なうといずれも彩やかな赤色の模様の入
った捺染物となる0実施例7 〔染料不溶化物配合〕 (CIBA−Geigy )(C,1,Direct 
Black 22)硫酸ソーダ(Na2SO4”l0H
20)         l 5塩化ナトリウム(Na
CJ?)            10憲52カーボン
ブランク(三菱化成)        2塩化バリウム
(BaCA’2無水物)20熱      湯    
     400前記実施例1〜6と同じように処理し
染料不溶化物となす。
〔インキ配合〕
上記染料不溶化物         1超光沢メジウム
(大日本インキ)  1アマニ油ワニス       
   0.2号外フェス             0
.1三本ロールミルで練肉しインキ化する。墨絵のデザ
インヲ百する版を用いてこのインキで石版置駒印刷を綿
布上に行なう。乾燥后、スチーミング、ソーピング、水
洗処理を行うことによって原稿に忠実な墨絵の複製画か
えられる。
実施例8 実施例7で用いたカーボンブラックを黒鉛CPB(日本
黒鉛)に!き代えるだけで実施例7と全く同じ結果かえ
られた。
実施例9 [染料不溶化物配合] Sumilight 5upra Blue BRRc
onc。
(住友化学)(C,1,Direct Blue 71
 )硫酸ソーダ(Na2SO4−10H20)    
     15塩化ナトリウム(NaCJ)     
        10力〉ヘーペウレミナA−IHγ−
AJ208)(住友アルミニウム製練) 塩化バリウム(BaCJ?2無水物)        
  20熱      #           40
0前記実施例と同様に処理して染料不溶化物を得るO [インキ配合] 上記染料不溶化物         1超光沢メジウム
(大日本インキ)  1アマニ油フエス       
   0.2号外フェス            0.
1これを三本ロールミルで練肉しインキ化する。
このインキを用いて綿布上に平版オフセット印刷を行う
。インキの乾燥後スチーミング、ソーピング及び水洗処
理を行なう。えられた捺染物は濃青色の繊細な模様を忠
実Cζ再現している。
実施例10 酸性又は塩基性染料をレーキ化した市販のレーキ顔料4
種を用いて夫々の色インキを作る。
〔インキ配合〕
上記の配合にて夫々三本ロールミルで練肉しインキ化す
る。平版オフセット印刷にて各種の布帛上へ印刷する。
この場合、10−1及び10−2のインキは絹の上へ、
10−8及び10−4のインキは絹及びアクリル布帛上
へ夫々2色印刷を行う。いずれもインキ乾燥后、スチー
ミング、ソーピング及び水洗処理を行うと、非常に鮮や
かで繊細な柄模様かえられる。これらの中、インキ1〇
−8及び10−4を用いて、絹布吊上に印刷したものを
スチーミング等の後処理を行う前のものと、スチーミン
グ等の後処理を行なったものとに分け、−週間の日光曝
露試験(南向き)を行なう。2種のインキともスチーミ
ング前の印刷物は、かすか2日間で著しく変褪色するの
に比ベスチーミング等の後処理を施した捺染物は一週間
後もいずれの色も殆んど変褪色していない。このことは
これらレーキ顔料を従来公知の一般の印刷インキとして
用いた場合、極めて耐光性Gζ乏しいが、本発明の如く
捺染物として用いた場合、即ち捺染又は染色によって著
しく耐光性が向上し、充分実用価値のある結果かえられ
ることを示している。実施例1Oでのレーキ顔料はすべ
て粉末状で用いタモのだが、現在はペースト状で市販さ
れているものが多い。こう云ったペースト状のものを本
発明に利用すると三本ロールミルで練肉する工程を省略
することが出来、簡単な混合だけでよくインキ製造のコ
ストダウンを行わしめる有利さも出てくるので却って好
都合である。
〔発明の効果〕
本発明法は従来の方法に比し次の様な効果を発揮する。
■繊細且つ、グラフインク(写真)調のカラーのデザイ
ンを簡単に再現出来る。
■少ロット、多品種の捺染物を経済的且つ迅速に能率的
に得ることが可能である。
■殆んどの種類の布帛に適用可能。
■白湯汚染を起さない。
■染色廃水を殆んど出すことなく水質汚染の公害防止に
役立つ。
(以上)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)水溶性染料に水不溶化処理を行ない、これを平版
    インキ用ビヒクルと混練して調製したインキを用いて、
    布帛の表面に平版直刷又は平版オフセット印刷を行い、
    次いでスチーミング、ソーピングおよび水洗等の後処理
    を行うことを特徴とする捺染方法。
JP60062631A 1985-03-27 1985-03-27 捺染方法 Pending JPS61225387A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020076188A (ja) * 2018-09-27 2020-05-21 サンコ テキスタイル イスレットメレリ サン ベ ティク エーエスSanko Tekstil Isletmeleri San. Ve Tic. A.S. 繊維品の染色方法及び染色した繊維品

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020076188A (ja) * 2018-09-27 2020-05-21 サンコ テキスタイル イスレットメレリ サン ベ ティク エーエスSanko Tekstil Isletmeleri San. Ve Tic. A.S. 繊維品の染色方法及び染色した繊維品

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