JPS62123468A - 電子写真用感光体 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明は電子写真用感光体に関し、詳しくは感光層中に
特定のスチルベン化合物を含む電子写真用感光体に関す
る。

従来技術 従来、電子写真方式において使用される感光体の光導電
性素材として用いられているものにセレン、硫化カドミ
ウム、酸化亜鉛などの無機物質がある。ここにいう「電
子写真方式」とは、一般に、光導電性の感光体をまず暗
所で、例えばコロナ放電によって帯電せしめ、次いで像
露光し、露光部のみの電荷を選択的に逸散せしめて静電
潜像を得、このｍ像部を染料、顔料などの着色材と高分
子物質などの結合剤とから構成される検電微粒子（トナ
ー）で現像し可現化して画像を形成するようにした画像
形成法の一つである。

このような電子写真法において感光体に要求される基本
的な特性としては、＜１）暗所で適当な電位に帯電でき
ること、（２）暗所において電荷の逸散が少ないこと、
（３）光照射によって速やかに電荷を逸散せしめうろこ
となどがあげられる。

ところで、前記の無機物質はそれぞれが多（の長所をも
っていると同時に、さまざまな欠点をも有しているのは
事実である。例えば、現在広く用いられているセレンは
前記（１）〜（３）の条件は十分に満足するが、製造す
る条件がむすかしく、製造コストが高くなり、可撓性が
な（、ベルト状に加工することがむずかしく、熱や機械
的の衝繋に鋭敏なため取扱いに注意を要するなどの欠点
もある。硫化カドミウムや酸化亜鉛は、結合剤としての
樹脂に分散させて感光体として用いられているが、平滑
性、硬度、引張り強度、耐摩擦性などの機械的な欠点が
あるためにそのままでは反復して使用することができな
い。

近年、これら無機物質の欠点を排除するためにいろいろ
な有機物質を用いた電子写真用感光体が提案され、実用
に供されているものもある。

例えば、ポリ−Ｎ−ビニルカルバゾールと２．４．７−
　）　ＩＪニトロフルオレン−９−オントカラナル感光
体（米国特許第３４８４２３７号明細書に記載）、月ゼ
リーＮ−ビニルカルバゾールをピリリウム塩系色素で増
感してなる感光体（特公昭４８−２５６５８号公報に記
載）、有機顔料を主成分とする感光体（特開昭４７−３
７５４３号公報に記載）、染料と樹脂とからなる共晶錯
体を主成分とする感光体（％開昭４７−１０７３５号公
報に記＠）なとである。これらの感光体は優れた特性を
有しており実用的にも価値が高いと思われるものである
が、電子写真法において感光体に対するいろいろな要求
を考慮すると、まだ、これらの要求を十分に満足するも
のが得られていないのが実状である。

しかし、これまでにあげた感光体は、いずれも目的によ
り又は作製方法により違いはあるが、一般的にいってす
ぐれた光導電性物質を使用することによって良好な特性
が得られるものである。

目　　　　　　　的 本発明の目的は、先に述べた従来の感光体のもつｌ々の
欠点を解消し、電子写真法において要求される条件を十
分満足しうる感光体を提供することにある。本発明の他
の目的は、製造が容易でかつ比較的安価に行なえ、耐久
性にもすぐれた電子写真用感光体を提供することにある
。

構　　　　成 本発明は導電性支持体上に感光層を設けた電子写真用感
光体において、前記感光層中に一般式（Ｉ）： （但しＲは水素、Ｒ換又は無置換のアルキル基。

或いは置換又は無置換のフェニル基を表わし。

Ａｒは置換又は無置換の炭素環芳香族残基、或いは置換
又は無置換の複素環芳香涙残基金表わし、またｎはＯ又
は１の整数である。）で示されるスチルベン化合物を有
効成分として含有する感光層を有することを特徴とする
ものである。

本発明者らは、多（の光導電性物質についての研究、検
討を行なった結果、前記一般式（１）で表わされるスチ
ルベン化合物が電子写真用感光体の光導電性物質として
有効に働くことを見出した。更にまた、このスチルベン
化合物は、後述から明らかなように、いろいろの材料と
組合ハ 基づいて完成されたものである。

本発明で用いられる前記一般式（１）のスチルベン化合
物は新規物質で、例えば一般式（］）＝（但しＲ１は低
級アルキル基を表わす。）で示されるホスホン酸エステ
ルと一般式■：（但しＲ，ｎは前記一般式（Ｉ）に同じ
）で示されるカル−ニル化合物とを塩基性触媒の存在下
で反応させることにより得られる。

例えば前記一般式（１）でＲ＝Ｈ。

次のようにして得られる。

製造例 ３．５−ジーｔａｒｔ−ゾチルー４−ヒドロキクベンジ
ルホスホン１ヌジエチル７．１３Ｊｉｌ及び４−Ｎ。

Ｎ−ジフェニルアミノベンズアルデヒド５．４６ｐをＮ
、Ｎ−ジメチルホルムアミド５０Ｍに溶解し、これにカ
リウム−ｔａｒｔ−シトキシド３．３６Ｊを加える。つ
いでこの溶液を室温で８時間攪拌し、少量の酢酸を加え
た後、氷水に注ぎ、ついでトルエン抽出を行なう。抽出
物を水洗、乾燥後、溶媒を留去し、暗赤色の油状物を得
た。これをシリカゲル／トルエンでカラム処理し、つい
で得られた粗結晶を１ｓｏ−プロパツールで２回再結晶
して橙黄色針状結晶の目的物をｚｏｏｇ得た。融点１６
９．５〜１７１．５℃。

元素分析結果： Ｃ（＠Ｈ（％）　　　　Ｎ（チ） 実測値　８５．５４　７．７９　　Ｚ８３計算値　８５
，８４　７．８６　　Ｚ９５ＩＲスペクトル（ＫＢｒ＠
剤法）では３６４０ｃｍ　に水酸基の伸縮振動及び９５
５１　にトランスオレフィンの面外変角振動に基づ（Ｃ
ｏ吸収帯が確認された。

以上のよ５にして得られる一般式（Ｉ）のスチルベン化
合物の具体例は次の通りである。

（以下余白） 以下に本発明を添付の図面を参照しながらさらに詳細に
説明する。第１図ないし第３図は本発明に係る感光体の
代表的な二側の断面図であり、そこに付された番号で１
は導電性支持体、２　、２’　、　２’は感光層、３は
電荷発生物質、４は電荷搬送媒体又は電荷搬送層、５は
電荷発生層を表わしている。

本発明感光体は、上記のよ５なスチルベン化金物の１種
又は２種以上を感光／１ｆ２（２’又は２′）に含有さ
せたものであるが、これらスチルベン化合物の応用の仕
方によって第１図、第２図あるいは第３図に示したごと
くに用いることができる。

第１図における感光体は導電性支持体ｌ上にスチルベン
化合物、増感染料および結合剤（結着樹脂）よりなる感
光Ｍ２が設げられたものである。ここでのスチルベン化
合物は光導電性物質として作用し、光減衰に必要な電荷
担体の生成および移動はスチルベン化合物を介して行な
われる。しかしながら、スチルベン化合物は光の可視領
域においてはほとんど吸収を有していないので、可視光
で画像を形成する目的のためには可視領域に吸収を有す
る増感染料を添加して増感する必要がある。

第２図におげろ感光体は、導電性支持体ｌ上に電荷発生
物質３をスチルベン化金物と結合剤とからなる電荷搬送
媒体４の中に分散せしめた感光層２′が設げられたもの
である。ここでのスチルベン化合物は結合剤（又は、結
合剤及び可塑剤）とともに電荷搬送媒体を形成し、一方
、電荷発生物質３（無機又は有機顔料のような電荷発生
物質）が電荷担体を発生する。この場合電荷搬送媒体４
は主として電荷発生物質３が発生する電荷担体を受入れ
、これを搬送する作用を担当している。そして、この感
光体にあっては電荷発生物質とスチルベン化合物とが、
たがいに、主として可視領域において吸収波長領域が重
ならないというのが基本的条件である。これは、電荷発
生物質３に′４荷担体を効率よく発生させるためには電
荷発生物質表面まで、光を透過させる必要があるからで
ある。一般式（１）で表わされるスチルベン化合物は可
視領域にほとんど吸収がなく、一般に可視領域の光線を
吸収し、電荷担体を発生する電荷発生物質３と組合わせ
た場合、特に有効に電荷搬送物質として働くのがその特
長である。

第３図におげろ感光体は、導電性支持体１上に電荷発生
物ＪＸ３を主体とする電荷発生層５と。

スチルベン化合物を含有する電荷搬送層４との１ＦｋＪ
ｌからなる感光Ｎ２′が設けられたものである。

この感光体では、電荷搬送Ｒ１４を透過した光が、　　
！荷発生Ｎ！５に到達し、その領域で電荷担体の発生が
起こり、一方、電荷搬送＃４は電荷担体の注入を受け、
その搬送を行な５もので、光減衰に必要な電荷担体の発
生は、電荷発生物質３で行なわれ、また電荷担体の搬送
は、電荷搬送＃４（主としてスチルベン化合物が餉（）
で行なわれる。こうした機構は第２図に示した感光体に
おいてした説明と同様である。

実際に本発明感光体を作製するには、第１図に示した感
光体であれば、結合剤を溶かした溶液にスチルベン化合
物の１種又は２種以上を溶解し、更にこれに増感染料を
加えた液をつくり。

これを導電性支持体ｌ上に塗布し乾燥して感光／ｆｌｚ
を形成すればよい。

感光層２の厚さは３〜５０μ扉、好ましくは５〜２０μ
ＴｒＬが適当である。感光層２に占めるスチルベン化合
物の量は３０〜７０重量％好ましくは約５ｏｌｉｉチで
あり、また、感光層２に占める増感染料の量は０．１〜
５重世チ好ましくは０．５〜３重ｉ％である。増感染料
としては、ブリリアントグリーン、ビクトリアブルーＢ
、メチルバイオレット、クリスタルバイオレット、アシ
ッドバイオレット６Ｂのようなトリアリールメタ／染料
、ロータミンＢ、ローダミン６Ｇ、ローダミンＧエキス
トラ、ニオ７７８％エリトロシン、ローズベンガル、フ
ルオレセインのようなキサンチン染料、メチレ／ゾル−
のようなチアジン染料、シアニンのよっなシアニン染料
、２．６−ジフェニル−４−（Ｎ、Ｎ−ジメチルアミノ
フェニル）チアピリリウムバークロレート、ベンゾピリ
リウム塩（特公昭４８−２５６５８号公報に記載）など
のピリリウム塩料などが挙げられる。なお、これらの増
感染料は単独で用いられても２種以上が併用されてもよ
い。

また、第２図に示した感光体を作製するには。

１種又は２種以上のスチルベン化合物と結合剤とを溶解
した溶液に電荷発生物ＪＪ！ｔ３の微粒子を分散せしめ
、これを導電性支持体ｌ上に塗布し乾燥して感光層７を
形成すればよい。

感光層２′の厚さは３〜５０μｍ、好ましり４５〜２０
μ汎が適当である。感光４　ｚ／に占めるスチルベン化
合物の量は１０〜９５重量％好ましくは３０〜９０Ｉ！
ｆチであり、また、感光層７に占める電荷発生物質３の
量は０．１〜５０重ｔチ好ましくは１〜ｚＯ重量％であ
る。電荷発生物質３としては、例えばセレン、セレ／−
テルル、硫化カドミウム、硫化カドミクムーセレ／、α
−シリコンなどの無機顔料、有機顔料としては例えばシ
ーアイピグメントブルー２５（カッ−インデックスＣＩ
　２１１８０　）、シーアイピグメントレッド、ｉ　１
　（ＣＩ２１２００　）、シーアイアシッドレッドｓ　
２　（ＣＩ４５１００）、シーアイベーシックレッド３
　（ｃｉ４５２１ｏ）、カルバゾール骨格を有するアゾ
顔料（特開昭５３−９”５０３３号公報に記載）、ジス
チリルベンゼン骨格を有するアゾ顔料（特開昭５３−１
３３４４５号公報に記載）、トリフェニルアミン骨格を
有するアゾ顔料（特開昭５３−１３２３４７号公報に記
載）、ジペンゾチオフェン骨格を有するアゾ顔料（特開
昭５４−２１７２８号公報に記載）、オキサジアゾール
骨格を有するアゾ顔料（特開昭５４−１２７４２号公報
に記載）、フルオレノン骨格を有するアゾ顔料（特開昭
５４−２２８３４号公報に記載）、ビススチルベン骨格
を有するアゾ顔料（Ｉ＃開昭５４−１７７３３号公報に
記＊）、ジスチリルオキサジアゾール骨格を有するアゾ
顔料（％開昭５４−２１２９号公報に記載）、ジスチリ
ルカルバゾール骨格を有するアゾ顔料（特開昭５４−１
４９６７号公報に記載）などのアゾ顔料、例えばシーア
イピグメントブルー１６（ＣＩ７４１００　）などの７
タロシアニン系顔料１例えばシーアイノンットゾラクン
５　（ＣＩ７３４１０）、シーアイパットダイ（ｃｘｙ
３ｏ３ｏ）などのインジゴ系顔料、アルゴスカーレット
Ｂ　（バイエル社製）、インダンスレンスカーレットＲ
（／ｆダイル社製）　ｔｘどのペリレン系顔料などが挙
げられる。なお、これらの電荷発生物質は単独で用いら
れても２種以上が併用されてもよい。

更に、第３図に示した感光体を作製するには。

導電性支持体ｌ正に電荷発生物質を真空蒸着するか或い
は、電荷発生物質の微粒子３を、必要に応じて結合剤を
溶解した適当な溶媒中に分散した分散液を塗布し乾燥す
るかして、更に必要であればパフ肩囲などの方法によっ
て表面仕上げ、膜厚調整などを行なって電荷発生層５を
形成し、この上に１種又は２種以上のスチルベン化合物
と結合剤とを溶解した溶液を盆布し乾燥して電荷搬送層
４を形成すればよい。なお、ここで電荷発生ＰＪ５　Ｃ
）形成に用いられる電荷発生物質は前記の感光Ｎ２′の
説明においてしたのと同じものである。

電荷発生／ｉｉ＃５の厚さは５μｍ以下好ましくは２μ
寓以下であり、電荷搬送層４の厚さは３〜５０μ罵好ま
しくは５〜２０μｍが適当である。電荷発生層５が電荷
発生物質の微粒子３を結合剤中に分散させたタイプのも
のにあっては、電荷発生物質の微粒子３の電荷発生層５
に占める割合は１０〜９５重量％、好ましくは５０〜９
０重量％程度である。また、電荷搬送層４に占めるスプ
ルペン化合物の量は１０〜９５重量％、好ましくはｓｏ
〜９０！ｉｔ％である。

なお、これらいずれの感光体製造においては導電性支持
体ｌに、アルミニウムなどの金属板又は金属箔、アルミ
ニウムなどの金属を薫陶−したプラスチックフィルム、
あるいは、導電処理を施した紙などが用いられる。また
、結合剤としては、ポリアミド、ボリクレタン、ポリエ
ステｙ、エポキシ樹脂、ポリケトン、ポリカーゼネート
などの縮合樹脂や、ポリビニルケトン、ポリスチレン、
ポリ−Ｎ−ビニルカルバゾール、ポリアクリルアミドの
よ５なビニル重合体などが用いられるが、絶縁性でかつ
接着性のある樹脂はすべて使用できる。必要により可塑
剤が結合剤に加えられてるが、そうした可塑剤とじては
ハロゲン化パラフィン１　ポリ塩化ビフェニル、ジメチ
ルナフタリン、ジゾテル７タレートなどが例示できる。

更に、以上のようにして得られる感光体には。

導電性支持体と感光層の間に、必要に応じて接着層又は
バリヤ膚を設けることができる。これらの層に用いられ
る材料としては、ポリアミド、ニトロセルロース、酸化
アルミニウムなどであり、また膜厚は１μｍ以下が好ま
しい。

本発明の感光体を用いて複写を行なうには。

感光面に帯電、露光を施した後、現像を行ない、必要に
よって、紙などへ転写を行なう。本発明の感光体は感度
が高（、また可撓性に富むなどの優れた利点を有してい
る。

以下に実施例を示す。下記実施例において部はすべて！
置部である。

実施例１ 電荷発生物質として〆イアンプルー（シーアイピグメン
トゾル−２５，Ｃｌ２１１８０’）７６部。

ポリエステル樹脂（バイロン２００．■東洋紡績製）の
２％テトラヒドロフラン溶液１２６０部およびテトラヒ
ドロフラン３７００部を２−ルｉル中で粉砕混合し、得
られた分散液をアルミニウム蒸着したポリエステルペー
スよりなる導電性支持体のアルミニウム面よりなる導電
性支持体のアルミニウム面上にドクターブレードラ用い
て塗布し、自然乾燥して厚さ約１ＡｒｒＬの電荷発生層
を形成した。

一方、電荷搬送物質として轟５のスチルベン化合物２部
、：ポリカーゼネート樹脂（パンライ）Ｋ１３００．、
■量大Ｈ）２部およびテトラヒドロフラン１６部を混合
溶解して溶液とした後。

これを前記電荷発生層上にドクターブレードを用いて塗
布し、８０℃で２分間、ついで１０５℃で５分間乾燥し
て厚さ約２０μ露の電荷搬送層を形成せしめて感光体Ｉ
Ｆｉ　１を作成した。

実施例２〜２７ 電荷発生物質および／または電荷搬送物質（スチルベン
化合物）を表−１に示したものに代えた以外は実施例１
とまったく同様にして感光体ｉ１ａ　２〜２７を作成し
た。なお表−１には実施例１の感光体ＡＩで用いた電荷
発生物質および電荷搬送物質も付記した。

（以下余白） 実施例ｚ８ 厚さ約３００μｍのアルミニウム板上に、セレンを厚さ
約１μｍに真空蒸着して電荷発生層を形成せしめた。次
いで７１Ｌ５のスチルベン化合物２部。

ポリエステル樹脂（デュポン社製ポリエステルアドヒー
シプ４９０００　）３部およびテトラヒドロフ２フ４５
部を混合、溶解して電荷搬送層形成液をつ（す、これを
上記の電荷発生層（セレン蒸着層）上にドクターブレー
ドを用いて塗布し、自然乾燥した後、減圧下で乾燥して
厚さ約１０３ｍの電荷搬送層を形成せしめて１本発明の
感光体Ｊ１６２ｇを得た。

実施例２９ セレンの代りにペリレン系顔料 を用いて電荷発生層（但し、厚さは約０．３μｍ）を形
成し、またＡ５のスチルベン化合物ｔ−４６のものに代
えた以外は実施例２８とまった（同様にして感光体Ａ２
９を作成した。

実施例３０ グイアンプル−（実施例１で用いたものと同じ）１部に
テトラヒドロ７ラン１５８部を加えた混合物をゼールミ
ル中で粉砕、混合した後、これにＡ５のスチルベン化合
物１２部、ポリエステル樹脂（デュポン社製ポリニスｆ
ｋ７ドヒーシブ４９０００　）ｌ　８部を加えて、さら
に混合して得た感光層形成液を、アルミニウム蒸着ポリ
エステルフィルム上にドクターブレードを用いて塗布し
、１００℃で３０分間乾燥して厚さ約１６μｍの感光層
を形成せしめて、本発明の感光体黒３０を作成した。

か（してつくられた感光体＆鐵１〜３０について、市販
の静電複写紙試験装置（ＫＫ川用Ｔ！Ｌ機製作所製５Ｐ
４２８型）を用いて一６ＫＶ又は＋６ＫＶのコロナ放電
を２０秒間行なって帯電せしめた後、２０秒間暗所に放
置し、その時の表面電位Ｖｐｏ（／ルト）を測定し、つ
いでタングステンランプ光を、感光体表面の照度が２０
ルツクスになるよ５照射してその表面電位がＶｐｏ（０
３Ａになる迄の時間（秒）を求め、露光量８月（ルック
ス・秒）を算出した。その結果を表−２に示す。

また、以上の各感光体を市販の電子写真複写機を用いて
帯電せしめた後、原図を介して光照射を行なって静電ｔ
ｄ像を形成せしめ、乾式現像剤を用いて現像し、得られ
た画像（トナー画像）を普通紙上に静電転写し、定着し
たところ、鮮明な転写画像が得られた。現像剤として湿
式現像剤を用いた場合も同様に鮮明な転写画像が得られ
た。

（以下余白） 表　　　　　　　２ 表　　　　　２　（続）

【図面の簡単な説明】

第１図、第２図および第３図は本発明にかかわる電子写
真感光体の厚さ方向に拡大した断面図である。 ｌ・・・導電性支持体 ２．２’、２’・・・感光層 ３・・・電荷発生物質 ４・・・電荷搬送媒体又は電荷搬送層 ５・・・電荷発生層 特許出願人　株式会社　リ　コー 代理人　弁理士　月　村　　　　茂 外１名

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、導電性支持体上に一般式（ I ）： ▲数式、化学式、表等があります▼ （但しＲは水素、置換又は無置換のアルキル基、或いは
   置換又は無置換のフエニル基を 表わし、Ａｒは置換又は無置換の炭素環芳香族残基、或
   いは置換又は無置換の複素環芳 香族残基を表わし、またｎは０又は１の整 数である。） で示されるスチルベン化合物を有効成分として含有する
   感光層を有することを特徴とする電子写真用感光体。