JPS62113824A - 先行空気掃気を行なう２サイクル内燃機関の給掃気方式 - Google Patents
先行空気掃気を行なう２サイクル内燃機関の給掃気方式Info
- Publication number
- JPS62113824A JPS62113824A JP25564985A JP25564985A JPS62113824A JP S62113824 A JPS62113824 A JP S62113824A JP 25564985 A JP25564985 A JP 25564985A JP 25564985 A JP25564985 A JP 25564985A JP S62113824 A JPS62113824 A JP S62113824A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- air
- flow path
- cylinder
- scavenging
- scavenge
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02B—INTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
- F02B75/00—Other engines
- F02B75/02—Engines characterised by their cycles, e.g. six-stroke
- F02B2075/022—Engines characterised by their cycles, e.g. six-stroke having less than six strokes per cycle
- F02B2075/025—Engines characterised by their cycles, e.g. six-stroke having less than six strokes per cycle two
Landscapes
- Combustion Methods Of Internal-Combustion Engines (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
クランク室圧縮子混合２サイクル機関の欠点である高負
荷時の混合気吹抜けを防止する手段として、混合気によ
る掃気に先行゛して空気によって予め掃気を行ない空、
気により残留ガスの追い出しを行なえば、これの後に供
給する混合気の吹抜けが減少し、これによって燃費の向
上と排ガス成分の低減が期待できると思われている。こ
れは先行して気筒内に供給した空気の残留量を予測し、
次に供給する混合気は燃料密度の高い混合気とし、先行
空気の筒内残量のある場合にはその分を減じた量でも気
筒内で総合的な混合比と給気比の形成が可能であり、従
来混合気掃気に伴なっていた混合気の先頭混合気吹按分
が減少するであろうという思考に基づいたものである。
荷時の混合気吹抜けを防止する手段として、混合気によ
る掃気に先行゛して空気によって予め掃気を行ない空、
気により残留ガスの追い出しを行なえば、これの後に供
給する混合気の吹抜けが減少し、これによって燃費の向
上と排ガス成分の低減が期待できると思われている。こ
れは先行して気筒内に供給した空気の残留量を予測し、
次に供給する混合気は燃料密度の高い混合気とし、先行
空気の筒内残量のある場合にはその分を減じた量でも気
筒内で総合的な混合比と給気比の形成が可能であり、従
来混合気掃気に伴なっていた混合気の先頭混合気吹按分
が減少するであろうという思考に基づいたものである。
しかし、この方法は空気送り装置や空気流路の形成が必
要で複雑な割に効果が少なくコストが上昇する等の問題
があり未だ実用実施例がない現状である。
要で複雑な割に効果が少なくコストが上昇する等の問題
があり未だ実用実施例がない現状である。
発明者は先にガス機関によってこの効果を確認した（公
開特許公報・昭５８−５４２３ ）。
開特許公報・昭５８−５４２３ ）。
本発明は記述の問題点を簡単な構造により有効に効果を
上げ得る具体的方法を提供し、構造が簡単な２サイクル
予混合機関の特徴を損なうことなく燃料吹抜けを制御し
、機関熱効率の向上と排ガス中の有害成分の低減を計る
ことを目的とするものである。又、別の目的は製作にあ
たり機械加工工程を増すことなく、又部品点数を増すこ
となく機関の性能向上を計るため鋳造工程、ダイキャス
ト工程で吸気又は掃気を行ないつる回路を構成すること
にある。
上げ得る具体的方法を提供し、構造が簡単な２サイクル
予混合機関の特徴を損なうことなく燃料吹抜けを制御し
、機関熱効率の向上と排ガス中の有害成分の低減を計る
ことを目的とするものである。又、別の目的は製作にあ
たり機械加工工程を増すことなく、又部品点数を増すこ
となく機関の性能向上を計るため鋳造工程、ダイキャス
ト工程で吸気又は掃気を行ないつる回路を構成すること
にある。
本発明はクランク室圧縮予混合２サイクル機関において
、クランクケースの給気孔付近に設けた逆止弁より気筒
掃気流路に近接して空気吸入路を形成し、これを気筒の
混合気掃気路と平行して掃気流路の気筒掃気孔付近で連
通し、クランク室負正によって空気を掃気路のクランク
ケース付近まで充填せしめ、クランク室よりの混合気供
給に先立って空気が気筒内に先行供給さｎるように気筒
の掃気路構造を仕切り壁等によって二重構造としたもの
である。
、クランクケースの給気孔付近に設けた逆止弁より気筒
掃気流路に近接して空気吸入路を形成し、これを気筒の
混合気掃気路と平行して掃気流路の気筒掃気孔付近で連
通し、クランク室負正によって空気を掃気路のクランク
ケース付近まで充填せしめ、クランク室よりの混合気供
給に先立って空気が気筒内に先行供給さｎるように気筒
の掃気路構造を仕切り壁等によって二重構造としたもの
である。
本発明の実施例を図について説明すると次の如くである
。
。
気筒（１）に設けらｎている！＠気路（２）は仕切ｍ
（３）を有するＡＳＢの二重流路構造となっており、上
部（０）点によって連通された構造となっている。空気
吸入口（４）には逆止弁（５）があり、今ピストン（６
）の上昇によりクランク室（７）は負圧となるため、Ｂ
流路を経してＡ′流路より大気圧空気がクランク室方向
に流動する。Ａ路は空気吸入用流路であり、Ａ路よりの
空気は０点で反転され、クランク室（７）方向にＢ′流
路内を先行掃気用に必要な空気が充填される。
（３）を有するＡＳＢの二重流路構造となっており、上
部（０）点によって連通された構造となっている。空気
吸入口（４）には逆止弁（５）があり、今ピストン（６
）の上昇によりクランク室（７）は負圧となるため、Ｂ
流路を経してＡ′流路より大気圧空気がクランク室方向
に流動する。Ａ路は空気吸入用流路であり、Ａ路よりの
空気は０点で反転され、クランク室（７）方向にＢ′流
路内を先行掃気用に必要な空気が充填される。
一方クランク室（７）内には気化器（印より逆止弁（５
）の片側（９］を経して混合気が供給されるが、この混
合％量と先行する空気層との比率は気化器と逆止弁仕切
部との整合によって図１の如く気化器と逆止弁の構造で
、低負荷（低給気比）時には混合気を主とし高負荷時（
高給気比）には先行空気量を増加させる等の調整が容易
に行ないうるものである。
）の片側（９］を経して混合気が供給されるが、この混
合％量と先行する空気層との比率は気化器と逆止弁仕切
部との整合によって図１の如く気化器と逆止弁の構造で
、低負荷（低給気比）時には混合気を主とし高負荷時（
高給気比）には先行空気量を増加させる等の調整が容易
に行ないうるものである。
この場合、気筒内に先行供給させる空気の一部は必然的
に排ガスと共に無効排出さｎるが、その一部は筒内に残
留する。したがって空気掃気後に気筒内に供給すべき混
合′；Ａ量とその燃料密度は気筒内の総合的空然比とす
べく比較的燃料密度の濃いものが要求されるが、先行空
気掃気による残留空気分を減じた掃気量で目的の出力を
維持しうろことは自明であり、高給気比に伴なう従来の
先頭混合吹抜（先頭素通り損失）は減少する。
に排ガスと共に無効排出さｎるが、その一部は筒内に残
留する。したがって空気掃気後に気筒内に供給すべき混
合′；Ａ量とその燃料密度は気筒内の総合的空然比とす
べく比較的燃料密度の濃いものが要求されるが、先行空
気掃気による残留空気分を減じた掃気量で目的の出力を
維持しうろことは自明であり、高給気比に伴なう従来の
先頭混合吹抜（先頭素通り損失）は減少する。
従来の２サイクル予混合機関においては、高負荷時にお
ける混合気の無効吹抜は３０％にも達することが知らｎ
ている。これの原因は既述の■先頭混合気が気筒内の残
留ガス中に分散し混同して排ガスと共に排気系に飛出し
て無効に排出されるものと、■掃気孔より排気孔に直接
的に短絡して無効に排出するもの、ならびに■ピストン
が上昇して排気孔を閉する迄、気筒内に供給された混合
気も残ガスと共に溢れ流出する、３大原因が公知である
が、本発明は図１に示すごとくに空気先行方式を適用し
、排気孔側に空気層を形成することによって既述の３大
吹抜けによる燃料成分の無効吹抜けが大巾に減少するの
で、機関の熱効率は向上し、排ガス中の有害成分も低減
しうろことは本発明の大きな効果である。
ける混合気の無効吹抜は３０％にも達することが知らｎ
ている。これの原因は既述の■先頭混合気が気筒内の残
留ガス中に分散し混同して排ガスと共に排気系に飛出し
て無効に排出されるものと、■掃気孔より排気孔に直接
的に短絡して無効に排出するもの、ならびに■ピストン
が上昇して排気孔を閉する迄、気筒内に供給された混合
気も残ガスと共に溢れ流出する、３大原因が公知である
が、本発明は図１に示すごとくに空気先行方式を適用し
、排気孔側に空気層を形成することによって既述の３大
吹抜けによる燃料成分の無効吹抜けが大巾に減少するの
で、機関の熱効率は向上し、排ガス中の有害成分も低減
しうろことは本発明の大きな効果である。
又、本発明はこの有効な方法を如何に容易に実用化しう
るかをも目的とするものであり、図１に示す如くダイキ
ャスト又は＃造工程で気筒とクランクケースとの整合に
より回路構成を行ない機械加工工程を極力少なくすると
共に、図１に示す如く一個の気化器と一個の逆止弁本体
を分割して空気・混合気の分離供給を可能とする等、製
品コストの上昇を極力抑えていることも本発明の特徴で
あり見逃せない効果と云える。
るかをも目的とするものであり、図１に示す如くダイキ
ャスト又は＃造工程で気筒とクランクケースとの整合に
より回路構成を行ない機械加工工程を極力少なくすると
共に、図１に示す如く一個の気化器と一個の逆止弁本体
を分割して空気・混合気の分離供給を可能とする等、製
品コストの上昇を極力抑えていることも本発明の特徴で
あり見逃せない効果と云える。
本発明の実施例はクランク室圧子混合２サイクルシユニ
ユーレ方式機関について示したが、他のループ掃気方式
又は二ニア０掃気方式においても又、燃料の種類によっ
て特に制限をうけることなく、本方法を適用して効果を
上げつるものである。
ユーレ方式機関について示したが、他のループ掃気方式
又は二ニア０掃気方式においても又、燃料の種類によっ
て特に制限をうけることなく、本方法を適用して効果を
上げつるものである。
図１は本発明の実施例を示すクランク室圧縮２サイクル
機関の縦断面図であり、図２・図３は掃気路の仕切り構
造例を示すシリンダ横断面図であるＯ 図中、（１〕・・・シリンダ、（２）・・・先行空気掃
気流路、（３）・・・仕切り壁、（４）・・・空気吸入
流路、（５） ・・・逆止弁本体、（６〕・・・ピスト
ン、（７）・・・クランク室、（８）−・・アマー／ｌ
／型気化器、（９） ・・・混合気用逆止弁、（１０）
・・・空気用逆止弁、Ａ −Ａ’ ・・・空気流路、Ｂ
、 Ｂ／・・・空気を先行させる混合気流路。 図 １
機関の縦断面図であり、図２・図３は掃気路の仕切り構
造例を示すシリンダ横断面図であるＯ 図中、（１〕・・・シリンダ、（２）・・・先行空気掃
気流路、（３）・・・仕切り壁、（４）・・・空気吸入
流路、（５） ・・・逆止弁本体、（６〕・・・ピスト
ン、（７）・・・クランク室、（８）−・・アマー／ｌ
／型気化器、（９） ・・・混合気用逆止弁、（１０）
・・・空気用逆止弁、Ａ −Ａ’ ・・・空気流路、Ｂ
、 Ｂ／・・・空気を先行させる混合気流路。 図 １
Claims (4)
- （１）混合気に先立ち空気によつて掃気を行なう２サイ
クル機関において、気筒に設けた掃気流路を仕切り壁に
よつて上部のみを連通する二重構造とし、仕切られた一
方の流路より空気を導入し、クランク室に通ずるもう一
方の流路内にこの空気を充填させ、気筒内への混合気掃
気に先行して空気を気筒内に供給しうるよう空気と混合
気の供給回路を気筒とクランクケースの整合によつて構
成したことを特徴としたクランク室圧縮２サイクル内燃
機関。 - （２）クランク室内で生成された混合気を気筒内に供給
するための掃気流路を先行空気掃気流路とは別にこれよ
り反排気孔側に複数に形成したことを特徴とした前記特
許請求の範囲（１）記載の２サイクル内燃機関。 - （３）１個の気化器本体と１個の逆止弁本体を連接し、
クランク室方向に混合気を供給しシリンダ方向に空気を
供給しうることを特徴とした前記特許請求の範囲（１）
・（２）記載の２サイクル内燃機関。 - （４）先行空気掃気用の流路容積を気筒容積の２０〜４
０％の範囲とし、流路長さをピストン行程以上としたこ
とを特徴とした前記特許請求の範囲（１）・（２）記載
の２サイクル内燃機関。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25564985A JPS62113824A (ja) | 1985-11-13 | 1985-11-13 | 先行空気掃気を行なう２サイクル内燃機関の給掃気方式 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25564985A JPS62113824A (ja) | 1985-11-13 | 1985-11-13 | 先行空気掃気を行なう２サイクル内燃機関の給掃気方式 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62113824A true JPS62113824A (ja) | 1987-05-25 |
Family
ID=17281682
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP25564985A Pending JPS62113824A (ja) | 1985-11-13 | 1985-11-13 | 先行空気掃気を行なう２サイクル内燃機関の給掃気方式 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS62113824A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0997621A1 (en) * | 1998-10-30 | 2000-05-03 | Komatsu Zenoah Co. | Stratified scavenging two-cycle engine |
| EP0997623A1 (de) * | 1998-10-31 | 2000-05-03 | Guido Förster | Ansaugvorrichtung für Zweitaktverbrennungsmotoren |
-
1985
- 1985-11-13 JP JP25564985A patent/JPS62113824A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0997621A1 (en) * | 1998-10-30 | 2000-05-03 | Komatsu Zenoah Co. | Stratified scavenging two-cycle engine |
| EP0997623A1 (de) * | 1998-10-31 | 2000-05-03 | Guido Förster | Ansaugvorrichtung für Zweitaktverbrennungsmotoren |
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