JP3055699B2 - 2サイクル内燃エンジン - Google Patents
2サイクル内燃エンジンInfo
- Publication number
- JP3055699B2 JP3055699B2 JP8504925A JP50492595A JP3055699B2 JP 3055699 B2 JP3055699 B2 JP 3055699B2 JP 8504925 A JP8504925 A JP 8504925A JP 50492595 A JP50492595 A JP 50492595A JP 3055699 B2 JP3055699 B2 JP 3055699B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- intake
- chamber
- valve
- internal combustion
- intake chamber
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02B—INTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
- F02B33/00—Engines characterised by provision of pumps for charging or scavenging
- F02B33/02—Engines with reciprocating-piston pumps; Engines with crankcase pumps
- F02B33/28—Component parts, details or accessories of crankcase pumps, not provided for in, or of interest apart from, subgroups F02B33/02 - F02B33/26
- F02B33/30—Control of inlet or outlet ports
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02B—INTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
- F02B25/00—Engines characterised by using fresh charge for scavenging cylinders
- F02B25/02—Engines characterised by using fresh charge for scavenging cylinders using unidirectional scavenging
- F02B25/04—Engines having ports both in cylinder head and in cylinder wall near bottom of piston stroke
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02B—INTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
- F02B33/00—Engines characterised by provision of pumps for charging or scavenging
- F02B33/02—Engines with reciprocating-piston pumps; Engines with crankcase pumps
- F02B33/06—Engines with reciprocating-piston pumps; Engines with crankcase pumps with reciprocating-piston pumps other than simple crankcase pumps
- F02B33/10—Engines with reciprocating-piston pumps; Engines with crankcase pumps with reciprocating-piston pumps other than simple crankcase pumps with the pumping cylinder situated between working cylinder and crankcase, or with the pumping cylinder surrounding working cylinder
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02B—INTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
- F02B33/00—Engines characterised by provision of pumps for charging or scavenging
- F02B33/02—Engines with reciprocating-piston pumps; Engines with crankcase pumps
- F02B33/06—Engines with reciprocating-piston pumps; Engines with crankcase pumps with reciprocating-piston pumps other than simple crankcase pumps
- F02B33/10—Engines with reciprocating-piston pumps; Engines with crankcase pumps with reciprocating-piston pumps other than simple crankcase pumps with the pumping cylinder situated between working cylinder and crankcase, or with the pumping cylinder surrounding working cylinder
- F02B33/12—Engines with reciprocating-piston pumps; Engines with crankcase pumps with reciprocating-piston pumps other than simple crankcase pumps with the pumping cylinder situated between working cylinder and crankcase, or with the pumping cylinder surrounding working cylinder the rear face of working piston acting as pumping member and co-operating with a pumping chamber isolated from crankcase, the connecting-rod passing through the chamber and co-operating with movable isolating member
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02B—INTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
- F02B75/00—Other engines
- F02B75/002—Double acting engines
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02B—INTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
- F02B75/00—Other engines
- F02B75/02—Engines characterised by their cycles, e.g. six-stroke
- F02B2075/022—Engines characterised by their cycles, e.g. six-stroke having less than six strokes per cycle
- F02B2075/025—Engines characterised by their cycles, e.g. six-stroke having less than six strokes per cycle two
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Combustion Methods Of Internal-Combustion Engines (AREA)
- Valve Device For Special Equipments (AREA)
- Cylinder Crankcases Of Internal Combustion Engines (AREA)
- Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)
- Supercharger (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 発明の分野 本発明は内燃エンジン、特に2サイクル内燃エンジン
に関する。この発明は、飛行輸送機、自動車、モーター
サイクル、農業機械、ディーゼルエンジン車両、舶用エ
ンジンに使用することができる。
に関する。この発明は、飛行輸送機、自動車、モーター
サイクル、農業機械、ディーゼルエンジン車両、舶用エ
ンジンに使用することができる。
従来技術 仕切り壁により爆発室と、圧縮室に分割されていて、
各室の中で単一のロッド上に保持されたピストンが移動
するシリンダを備えた2サイクル内燃エンジンが公知で
ある(例えば、ソビエト連邦特許第576973号、1977年参
照)。
各室の中で単一のロッド上に保持されたピストンが移動
するシリンダを備えた2サイクル内燃エンジンが公知で
ある(例えば、ソビエト連邦特許第576973号、1977年参
照)。
前述のエンジンにおいては、吸入ポートと爆発室の排
気ポートは上死点にあるときのピストンの下縁の高さよ
りも下にある。燃焼室はバイパス通路を介して圧縮室と
通じている。
気ポートは上死点にあるときのピストンの下縁の高さよ
りも下にある。燃焼室はバイパス通路を介して圧縮室と
通じている。
運転中、圧縮部分の副ピストン室で予め圧縮された混
合気は、ピストンが下死点を通過するときに、爆発部分
の副ピストンキャビティに入り込む。ここで、燃焼室は
掃気される。排気ガスは主燃焼室の側部に配置された追
加の第2の燃焼室に回り込む。その時に排気ガスは第2
の燃焼室にバイパスされる。ピストンが上死点に向かう
時に、圧縮部分の上述のピストンキャビティ内で圧縮さ
れた空気は、バイパス通路を通って爆発部分の副ピスト
ンキャビティに入り、そこから第2の燃焼室に入る。こ
こで、さらなる完全な2次燃焼のために排気ガスは空気
酸素によって酸素濃度が高められる。
合気は、ピストンが下死点を通過するときに、爆発部分
の副ピストンキャビティに入り込む。ここで、燃焼室は
掃気される。排気ガスは主燃焼室の側部に配置された追
加の第2の燃焼室に回り込む。その時に排気ガスは第2
の燃焼室にバイパスされる。ピストンが上死点に向かう
時に、圧縮部分の上述のピストンキャビティ内で圧縮さ
れた空気は、バイパス通路を通って爆発部分の副ピスト
ンキャビティに入り、そこから第2の燃焼室に入る。こ
こで、さらなる完全な2次燃焼のために排気ガスは空気
酸素によって酸素濃度が高められる。
この2サイクル内燃エンジンは複雑な構造を有してい
る。複数の室がサービスを難しくしている。追加の第2
の燃焼室の存在は混合気の完全燃焼を得ることを可能に
せず、それによりこのエンジンの環境的な性能は低い。
る。複数の室がサービスを難しくしている。追加の第2
の燃焼室の存在は混合気の完全燃焼を得ることを可能に
せず、それによりこのエンジンの環境的な性能は低い。
少量の混合気しか燃焼室に供給されないのでこのエン
ジンの効率は低い。このエンジンの耐用年数は短い。
ジンの効率は低い。このエンジンの耐用年数は短い。
ピストンを伴うシリンダであって、混合気を吸気マニ
ホルドからピストンの下方に配置された吸気室に供給す
るための吸気弁が配置されたポートを有していてクラン
ク室から独立せしめられていて、混合気を吸気室から燃
焼室に供給するための入口に配設された吸気弁を有する
バイパスマニホルドによってピストンの上方に配置され
た燃焼室と連通しているシリンダと、排気ガスを燃焼室
から排出するためのシリンダの側壁に配置されたウィン
ドウとを具備する2サイクル内燃エンジンが公知である
(例えば、ソビエト連邦特許第1697594、A3号参照)。
ホルドからピストンの下方に配置された吸気室に供給す
るための吸気弁が配置されたポートを有していてクラン
ク室から独立せしめられていて、混合気を吸気室から燃
焼室に供給するための入口に配設された吸気弁を有する
バイパスマニホルドによってピストンの上方に配置され
た燃焼室と連通しているシリンダと、排気ガスを燃焼室
から排出するためのシリンダの側壁に配置されたウィン
ドウとを具備する2サイクル内燃エンジンが公知である
(例えば、ソビエト連邦特許第1697594、A3号参照)。
このエンジンにおいては、バイパスマニホルドは周期
的にリバース弁とバイパスウィンドウを介して吸入室と
燃焼室に連通される高圧室を形成する膨張を有する。そ
して、ピストン内には、ウィンドウを通って周期的に燃
焼室と高圧室を連通する通路が作られている。
的にリバース弁とバイパスウィンドウを介して吸入室と
燃焼室に連通される高圧室を形成する膨張を有する。そ
して、ピストン内には、ウィンドウを通って周期的に燃
焼室と高圧室を連通する通路が作られている。
さらに、ピストン内には、燃焼室と排気ポートを連通
する第2の通路が作られている。
する第2の通路が作られている。
ピストンが下方に移動する時には、吸入室内の混合気
は圧縮され燃焼室内に供給される。下死点ではシリンダ
の側壁の内の排気ウィンドウは開き、ピストンより上側
の排気ガスは燃焼室から出る。上向きの行程の間はピス
トンは残ったガスを圧縮し、新しい混合気を吸気室内に
引き込む。上死点ではピストン内の通路は高圧室と連通
され、圧縮された高温の混合気は、その通路を通って燃
焼室内に供給される。この時に、混合気は点火される。
は圧縮され燃焼室内に供給される。下死点ではシリンダ
の側壁の内の排気ウィンドウは開き、ピストンより上側
の排気ガスは燃焼室から出る。上向きの行程の間はピス
トンは残ったガスを圧縮し、新しい混合気を吸気室内に
引き込む。上死点ではピストン内の通路は高圧室と連通
され、圧縮された高温の混合気は、その通路を通って燃
焼室内に供給される。この時に、混合気は点火される。
高圧室内の混合気は圧縮されてピストンが上死点にあ
る爆発の瞬間に燃焼室に放出される。
る爆発の瞬間に燃焼室に放出される。
このエンジンの効率は、燃焼室に供給される混合気が
極めて少量のため低いものである。この内燃エンジンは
比出力が小さい。潤滑装置は従来方法で構成されてお
り、整備をより困難にするとともに運用寿命を低下させ
る。排ガスは、その生態的特性に否定的影響を有する不
完全燃焼混合気を高率で含む。
極めて少量のため低いものである。この内燃エンジンは
比出力が小さい。潤滑装置は従来方法で構成されてお
り、整備をより困難にするとともに運用寿命を低下させ
る。排ガスは、その生態的特性に否定的影響を有する不
完全燃焼混合気を高率で含む。
発明の開示 本発明の目的は、吸気室の構造変更により、燃焼室の
容積を変更することなく燃焼室に送られる混合気の全体
積を増加でき、エンジンの比出力を上昇させることがで
きるとともに、潤滑装置を改善してエンジンの運用寿命
の増加を促進し、その生態的特性を強化し、かつ整備を
簡略化することができる2サイクル内燃エンジンを創造
することにある。
容積を変更することなく燃焼室に送られる混合気の全体
積を増加でき、エンジンの比出力を上昇させることがで
きるとともに、潤滑装置を改善してエンジンの運用寿命
の増加を促進し、その生態的特性を強化し、かつ整備を
簡略化することができる2サイクル内燃エンジンを創造
することにある。
この目的は、2サイクル内燃エンジンであって、主ピ
ストンを備えたシリンダを具備し、このシリンダはポー
トを有し、このポート内に吸気弁が配置されて吸気マニ
ホルドから第1の吸気室内に混合気を供給するようにな
っており、この第1の吸気室は主ピストン下方に配置さ
れており、かつクランク室から隔離されており、かつバ
イパスマニホルドを介して主ピストン上方の燃焼室と連
通されており、バイパスマニホルドにはその入口に配置
された吸気弁が設けられて第1の吸気室から燃焼室内に
混合気を供給するようになっており、排気ガスを燃焼室
から排出するウィンドウを具備し、このウィンドウがシ
リンダ壁面上に配置されている2サイクル内燃エンジン
において、クランク室と主ピストン間のシリンダ内に配
置されて主ピストンに強固に連結された追加のピストン
と、第2の吸気室とを具備し、この第2の吸気室は、第
1の吸気室と追加のピストン間に配置され、かつ仕切り
壁により第1の吸気室から隔離され、かつ第2の吸気室
への入口に設けられた仕切り壁内のポート内に取り付け
られかつその流入部が吸気マニホルドに対面された弁を
介して吸気マニホルドと連通されると共に、第2の吸気
室からの出口に設けられた仕切り壁内のポート内に取り
付けられかつその流入部が第2の吸気室に対面された弁
を介してバイパスマニホルドと連通され、燃焼室への入
口においてバイパスマニホルド内に配置されかつその流
入部が第1および第2の吸気室に対面された弁を具備し
た2サイクル内燃エンジンによって達成される。
ストンを備えたシリンダを具備し、このシリンダはポー
トを有し、このポート内に吸気弁が配置されて吸気マニ
ホルドから第1の吸気室内に混合気を供給するようにな
っており、この第1の吸気室は主ピストン下方に配置さ
れており、かつクランク室から隔離されており、かつバ
イパスマニホルドを介して主ピストン上方の燃焼室と連
通されており、バイパスマニホルドにはその入口に配置
された吸気弁が設けられて第1の吸気室から燃焼室内に
混合気を供給するようになっており、排気ガスを燃焼室
から排出するウィンドウを具備し、このウィンドウがシ
リンダ壁面上に配置されている2サイクル内燃エンジン
において、クランク室と主ピストン間のシリンダ内に配
置されて主ピストンに強固に連結された追加のピストン
と、第2の吸気室とを具備し、この第2の吸気室は、第
1の吸気室と追加のピストン間に配置され、かつ仕切り
壁により第1の吸気室から隔離され、かつ第2の吸気室
への入口に設けられた仕切り壁内のポート内に取り付け
られかつその流入部が吸気マニホルドに対面された弁を
介して吸気マニホルドと連通されると共に、第2の吸気
室からの出口に設けられた仕切り壁内のポート内に取り
付けられかつその流入部が第2の吸気室に対面された弁
を介してバイパスマニホルドと連通され、燃焼室への入
口においてバイパスマニホルド内に配置されかつその流
入部が第1および第2の吸気室に対面された弁を具備し
た2サイクル内燃エンジンによって達成される。
上記バイパスマニホルドが上記シリンダ壁内およびシ
リンダヘッド内の通路の形で形成されており、このバイ
パスマニホルドの一端がシリンダヘッド内に形成された
ポートを介して上記燃焼室と連通しており、バイパスマ
ニホルドの他端が上記第1および第2の吸気室と連通し
ていることが望ましい。
リンダヘッド内の通路の形で形成されており、このバイ
パスマニホルドの一端がシリンダヘッド内に形成された
ポートを介して上記燃焼室と連通しており、バイパスマ
ニホルドの他端が上記第1および第2の吸気室と連通し
ていることが望ましい。
上記バイパスマニホルドがパイプラインの形で形成さ
れており、このバイパスマニホルドの一端がシリンダヘ
ッド内に形成されたポートを介して上記燃焼室と連通し
ており、バイパスマニホルドの他端が上記第1および第
2の吸気室と連通しているのが有用である。
れており、このバイパスマニホルドの一端がシリンダヘ
ッド内に形成されたポートを介して上記燃焼室と連通し
ており、バイパスマニホルドの他端が上記第1および第
2の吸気室と連通しているのが有用である。
上記バイパスマニホルドに冷却手段を設けるのが有利
である。
である。
上記バイパスマニホルドに加熱手段を設けるのが有用
である。
である。
上記バイパスマニホルドに取り付けられた逃がし弁を
具備するのが有利である。
具備するのが有利である。
上記主ピストンおよび追加のピストンがロッドを介し
て互いに強固に連結されており、上記バイパスマニホル
ドがこのロッド内と主ピストンおよび追加のピストンの
本体内とに形成されて互いに連通する通路を具備し、上
記第1の吸気室からの出口に設けられた上記弁が主ピス
トンの本体内に形成された通路内に取り付けられ、上記
第2の吸気室からの出口に設けられた上記弁が追加のピ
ストンの本体内に形成された通路内に取り付けられ、上
記燃焼室への入口においてバイパスマニホルドに取り付
けられた弁が主ピストンの本体内に配置されているのが
望ましい。
て互いに強固に連結されており、上記バイパスマニホル
ドがこのロッド内と主ピストンおよび追加のピストンの
本体内とに形成されて互いに連通する通路を具備し、上
記第1の吸気室からの出口に設けられた上記弁が主ピス
トンの本体内に形成された通路内に取り付けられ、上記
第2の吸気室からの出口に設けられた上記弁が追加のピ
ストンの本体内に形成された通路内に取り付けられ、上
記燃焼室への入口においてバイパスマニホルドに取り付
けられた弁が主ピストンの本体内に配置されているのが
望ましい。
第1及び第2の吸気室の入口及び出口に取り付けられ
た弁が、シリンダの外壁に配置された取り外し可能な装
置の形状とされることは有効である。
た弁が、シリンダの外壁に配置された取り外し可能な装
置の形状とされることは有効である。
点火プラグがシリンダヘッドに取り付けられることは
有利である。
有利である。
エンジンがシリンダヘッドに取り付けられた燃料噴射
ノズルを具備することは有効である。
ノズルを具備することは有効である。
エンジンがバイパスマニホルドに取り付けられた燃料
噴射ノズルを具備することも有効である。
噴射ノズルを具備することも有効である。
吸気マニホルドが二つの通路を具備し、その一方が第
1の吸気室への入口における仕切り壁に取り付けられた
前述の弁を介して第1の吸気室と連通し、他の通路が第
2の吸気室への入口における仕切り壁に取り付けられた
前述の弁を介して第2の吸気室と連通することは得策で
ある。
1の吸気室への入口における仕切り壁に取り付けられた
前述の弁を介して第1の吸気室と連通し、他の通路が第
2の吸気室への入口における仕切り壁に取り付けられた
前述の弁を介して第2の吸気室と連通することは得策で
ある。
バイパスマニホルドが二つの通路を具備し、その一方
が第1の吸気室からの出口における仕切り壁に取り付け
られた前述の弁を介して第1の吸気室と連通し、燃焼室
の入口に取り付けられた前述の弁を介して燃焼室と連通
し、他の通路が第2の吸気室からの出口部における仕切
り壁に取り付けられた前述の弁を介して第2の吸気室と
連通し、燃焼室への入口に取り付けられた追加の弁を存
在させ、この弁を介してバイパスマニホルドの第2の通
路が燃焼室と連通することは有利である。
が第1の吸気室からの出口における仕切り壁に取り付け
られた前述の弁を介して第1の吸気室と連通し、燃焼室
の入口に取り付けられた前述の弁を介して燃焼室と連通
し、他の通路が第2の吸気室からの出口部における仕切
り壁に取り付けられた前述の弁を介して第2の吸気室と
連通し、燃焼室への入口に取り付けられた追加の弁を存
在させ、この弁を介してバイパスマニホルドの第2の通
路が燃焼室と連通することは有利である。
図面の簡単な説明 本発明は、添付図面を参照し、その実現化の具体的な実
施形態によって以下に説明される。
施形態によって以下に説明される。
図1は、本発明による2サイクル内燃エンジンを概略的
に示している(長手方向断面)。
に示している(長手方向断面)。
図2は、図1と同じであるが、本発明によりパイプライ
ンの形状のバイパスマニホルドを備えているものを示し
ている(長手方向断面)。
ンの形状のバイパスマニホルドを備えているものを示し
ている(長手方向断面)。
図3は、本発明により加熱手段が設けられた2サイクル
エンジンのバイパスマニホルドを概略的に示している
(長手方向断面)。
エンジンのバイパスマニホルドを概略的に示している
(長手方向断面)。
図4は、図1と同じであるが、本発明によりロッド及び
ピストンに弁を取り付けるための通路を備えるものを示
している。
ピストンに弁を取り付けるための通路を備えるものを示
している。
図5は、本発明による取り外し可能な装置における弁の
位置決めを概略的に示している(長手方向断面)。
位置決めを概略的に示している(長手方向断面)。
図6は、図1と同じであるが、本発明により燃焼室内に
取り付けられたノズルを備えるものを示している。
取り付けられたノズルを備えるものを示している。
図7は、本発明によるバイパスマニホルドに取り付けら
れたノズルを概略的に示している(長手方向断面)。
れたノズルを概略的に示している(長手方向断面)。
図8は、図1と同じであるが、本発明により吸気及びバ
イパスマニホルドが二つの通路を具備する場合を示して
いる。
イパスマニホルドが二つの通路を具備する場合を示して
いる。
図9は、図1と同じであるが、本発明により吸気及び排
気ポートがシリンダの側壁に位置している場合を示して
いる。
気ポートがシリンダの側壁に位置している場合を示して
いる。
本発明の実施形態 2サイクル内燃エンジンは、主ピストン2を有するシ
リンダ1(図1)を具備している。ポート3が、シリン
ダ1の中央部分に形成されている。吸気弁4は、吸気マ
ニホルド5から吸気室6への混合気の流入のためのポー
ト3内に配置されている。吸気室6は、主ピストン2の
下側に位置し、クランク室7から分離されている。
リンダ1(図1)を具備している。ポート3が、シリン
ダ1の中央部分に形成されている。吸気弁4は、吸気マ
ニホルド5から吸気室6への混合気の流入のためのポー
ト3内に配置されている。吸気室6は、主ピストン2の
下側に位置し、クランク室7から分離されている。
燃焼室8が主ピストン2の上方に配設されている。燃
焼室8はバイパスマニホルド9を介して第1の吸気室6
に連通している。第1の吸気室6から燃焼室8へ混合気
を供給するための吸気弁11がバイパスマニホルド9の入
口10に配設されている。
焼室8はバイパスマニホルド9を介して第1の吸気室6
に連通している。第1の吸気室6から燃焼室8へ混合気
を供給するための吸気弁11がバイパスマニホルド9の入
口10に配設されている。
排気を燃焼室8から掃気するためのウィンドウまたは
ポートがシリンダ1の壁部に配設されている。
ポートがシリンダ1の壁部に配設されている。
エンジンはシリンダヘッド13を具備しており、このシ
リンダヘッドに点火プラグ14が取り付けられている。
リンダヘッドに点火プラグ14が取り付けられている。
エンジンは、また、追加のピストン15を具備してい
る。追加のピストンはシリンダ1においてクランク室7
と主ピストン2との間に配設されており、かつ、ロッド
16により主ピストン2に剛性に連結されている。
る。追加のピストンはシリンダ1においてクランク室7
と主ピストン2との間に配設されており、かつ、ロッド
16により主ピストン2に剛性に連結されている。
第1の吸気室6から隔離された第2の吸気室17が、第
1の吸気室6と追加のピストン15との間に設けられる。
第2の吸気室17は弁19を介して吸気マニホルド5に連通
している。弁19の入口側は吸気マニホルド5に面してお
り、かつ、第1と第2の吸気室6、17を分離する仕切り
壁20に形成されたポート19に取り付けられている。本実
施態様では弁4、11が仕切り壁20のポートに取り付けら
れている。第2の吸気室17は、また、弁21によリバイパ
スマニホルド9に連通している。弁21は、その入口側が
第2の吸気室17に面しており、仕切り壁20のポート22に
取り付けられている。
1の吸気室6と追加のピストン15との間に設けられる。
第2の吸気室17は弁19を介して吸気マニホルド5に連通
している。弁19の入口側は吸気マニホルド5に面してお
り、かつ、第1と第2の吸気室6、17を分離する仕切り
壁20に形成されたポート19に取り付けられている。本実
施態様では弁4、11が仕切り壁20のポートに取り付けら
れている。第2の吸気室17は、また、弁21によリバイパ
スマニホルド9に連通している。弁21は、その入口側が
第2の吸気室17に面しており、仕切り壁20のポート22に
取り付けられている。
弁23がバイパスマニホルド9において燃焼室8への入
口に取り付けられている。弁23は、その入口側が第2の
吸気室17に面している。
口に取り付けられている。弁23は、その入口側が第2の
吸気室17に面している。
本実施態様では、バイパスマニホルド9は、シリンダ
1の壁部およびシリンダのヘッド13に形成されたチャン
ネル状を呈している。このチャンネルはシリンダヘッド
13に形成されたポート24を介して燃焼室8に連通すると
共に、第1および第2の吸気室6、17に連通している。
1の壁部およびシリンダのヘッド13に形成されたチャン
ネル状を呈している。このチャンネルはシリンダヘッド
13に形成されたポート24を介して燃焼室8に連通すると
共に、第1および第2の吸気室6、17に連通している。
バイパスマニホルド9をシリンダ1の側壁に隣接配置
したパイプライン25にて形成した実施態様もまた可能で
ある(図2)。パイプライン25には冷却手段26が設けら
れている。本実施態様では、冷却手段26はジャケット27
である。ジャケット27は、冷却媒体を供給するための入
ロパイプライン28と出ロパイプライン29とを有してい
る。
したパイプライン25にて形成した実施態様もまた可能で
ある(図2)。パイプライン25には冷却手段26が設けら
れている。本実施態様では、冷却手段26はジャケット27
である。ジャケット27は、冷却媒体を供給するための入
ロパイプライン28と出ロパイプライン29とを有してい
る。
パイプライン25は、燃焼室8および第1および第2の
吸気室6、17と連通している。
吸気室6、17と連通している。
パイプライン25に加熱手段30を設けてもよい(図
3)。この場合、加熱手段30は、入ロパイプライン32と
出ロパイプライン33を備えたジャケット31を具備してい
る。
3)。この場合、加熱手段30は、入ロパイプライン32と
出ロパイプライン33を備えたジャケット31を具備してい
る。
バイパスマニホルド9に逃がし弁34を取付けてこのマ
ニホルドの破壊から保護することもできる(図2)。
ニホルドの破壊から保護することもできる(図2)。
主ピストン2および追加のピストン15をロッド16によ
り互いに剛性に連結した他の実施態様も可能である(図
4)。ロッド16には通路35、36、37が設けられており、
通路35、36、37は、ロッド16およびピストン2、15に形
成されている。上記通路は互いに連通しており、バイパ
スマニホルド9を形成している。第1の吸気室6からの
出口に設けられた弁11は、主ピストン2の本体に形成さ
れた通路37に取付けられている。第2の吸気室17からの
出口に設けられた弁21は、追加のピストン15の本体に形
成された通路35に取付けられている。燃焼室8への入口
の弁23が主ピストン2の本体に形成された通路36に配設
されている。
り互いに剛性に連結した他の実施態様も可能である(図
4)。ロッド16には通路35、36、37が設けられており、
通路35、36、37は、ロッド16およびピストン2、15に形
成されている。上記通路は互いに連通しており、バイパ
スマニホルド9を形成している。第1の吸気室6からの
出口に設けられた弁11は、主ピストン2の本体に形成さ
れた通路37に取付けられている。第2の吸気室17からの
出口に設けられた弁21は、追加のピストン15の本体に形
成された通路35に取付けられている。燃焼室8への入口
の弁23が主ピストン2の本体に形成された通路36に配設
されている。
第1と第2の吸気室6、17の入口および出口に取り付
けられた弁4、18、11、21を着脱自在のユニット38とし
た実施態様も可能である(図5)。
けられた弁4、18、11、21を着脱自在のユニット38とし
た実施態様も可能である(図5)。
ユニット38は、複数の部品39、40から成り、そしてそ
れは補修の便宜から、仕切り壁20の対応するポート41、
42に挿入可能である。部品39、40は、ボルト連結43また
はキャッチ(図5には図示せず)により仕切り壁20に取
り付けられている。
れは補修の便宜から、仕切り壁20の対応するポート41、
42に挿入可能である。部品39、40は、ボルト連結43また
はキャッチ(図5には図示せず)により仕切り壁20に取
り付けられている。
混合気が弁23から燃焼室8に供給される場合、2サイ
クルエンジンは、ヘッド13に取り付けられた点火プラグ
14を具備している。
クルエンジンは、ヘッド13に取り付けられた点火プラグ
14を具備している。
燃料が、ヘッド13に取り付けられた特別のノズル44か
ら燃焼室8に供給される他の実施態様も可能である(図
6)。この場合、点火プラグ14は設けられなくてもよ
い。この場合、圧縮された空気が弁23から燃焼室8に供
給される。
ら燃焼室8に供給される他の実施態様も可能である(図
6)。この場合、点火プラグ14は設けられなくてもよ
い。この場合、圧縮された空気が弁23から燃焼室8に供
給される。
可能な変形例として、吸気マニホルド5は、仕切り部
45によって分割され、二つの通路46、47を有する。通路
47は、弁4を介して第1の吸気室6と連通し、通路46
は、弁18を介して第2の吸気室17と連通する。
45によって分割され、二つの通路46、47を有する。通路
47は、弁4を介して第1の吸気室6と連通し、通路46
は、弁18を介して第2の吸気室17と連通する。
空気は一方の通路又は両方の通路46、47を介して供給
される。後者の場合、空気は、一方の通路、つまり46を
介して供給され、混合気は、他方の通路47を介して供給
される。
される。後者の場合、空気は、一方の通路、つまり46を
介して供給され、混合気は、他方の通路47を介して供給
される。
ノズル44を、バイパスマニホルド9(図7)に取り付
けてもよい。
けてもよい。
可能な変形例として、バイパスマニホルド9(図8)
は二つの通路48、49を有する。通路48は、弁11によって
第1の吸気室6と連通し、更に弁23によって燃焼室8と
連通する。通路49は、弁21によって第2の室17と連通
し、燃焼室8の入口に取付けられた追加の弁50によって
燃焼室8と連通する。
は二つの通路48、49を有する。通路48は、弁11によって
第1の吸気室6と連通し、更に弁23によって燃焼室8と
連通する。通路49は、弁21によって第2の室17と連通
し、燃焼室8の入口に取付けられた追加の弁50によって
燃焼室8と連通する。
エンジンのクランクケース52に取付けられたクランク
機構51を図1に更に示す。クランクケース内には、潤滑
のためのオイル53と、(図1には図示しない)オイルポ
ンプとが存在する。潤滑機構は図面に示していない。
機構51を図1に更に示す。クランクケース内には、潤滑
のためのオイル53と、(図1には図示しない)オイルポ
ンプとが存在する。潤滑機構は図面に示していない。
可能な変形例として、ポート3(図9)、19、22、10
はシリンダ1の側部表面の中央部分に製作される。
はシリンダ1の側部表面の中央部分に製作される。
内燃エンジンは以下のように作動する。
圧縮ストロークの開始 下死点から主ピストン2(図1)は上方に移動する。
排気ウィンドウ12は閉鎖され、主ピストン2は、シリン
ダ1の燃焼室8内に配置された混合気を圧縮する。同時
に、第2の吸気室17の混合気が圧縮される。そこで、弁
は開放し、吸気マニホルド5から混合気が第1の吸気室
6内に流入する。
排気ウィンドウ12は閉鎖され、主ピストン2は、シリン
ダ1の燃焼室8内に配置された混合気を圧縮する。同時
に、第2の吸気室17の混合気が圧縮される。そこで、弁
は開放し、吸気マニホルド5から混合気が第1の吸気室
6内に流入する。
圧縮ストロークの最後 主ピストン2は上方に移動を続ける。同時に、追加の
ピストン15によって第2の室17内で圧縮される混合気
は、弁21及び23を介して燃焼室8内に流入する。圧縮ス
トロークの最後に、混合気は、点火プラグ14からの電気
スパークによって爆発する。
ピストン15によって第2の室17内で圧縮される混合気
は、弁21及び23を介して燃焼室8内に流入する。圧縮ス
トロークの最後に、混合気は、点火プラグ14からの電気
スパークによって爆発する。
爆発ストローク 電気スパークに続いて、主ピストン2は、上死点を通
過し、下方に移動し始める。吸気弁4が閉鎖され、かつ
吸気弁11及び弁23が燃焼室8内の高圧によって閉鎖され
ているために、室6内の混合気は圧縮される。弁21が閉
鎖されているため、下方への追加のピストン15の動作と
同時に、吸気マニホルド5からの混合気が、弁18を介し
て室17内に吸引される。
過し、下方に移動し始める。吸気弁4が閉鎖され、かつ
吸気弁11及び弁23が燃焼室8内の高圧によって閉鎖され
ているために、室6内の混合気は圧縮される。弁21が閉
鎖されているため、下方への追加のピストン15の動作と
同時に、吸気マニホルド5からの混合気が、弁18を介し
て室17内に吸引される。
掃気 主ピストン2は下方に移動する。主ピストン2が下死
点に到達する前に、主ピストン2はシリンダ1の壁の排
気ポート12を開放する。排気ガスはポート12から排出
し、燃焼室8内の圧力は迅速に減少する。弁23は開放
し、混合気は、マニホルド9を介して室6から室8内に
流入し、爆発し、排気混合気は外側に付勢される。
点に到達する前に、主ピストン2はシリンダ1の壁の排
気ポート12を開放する。排気ガスはポート12から排出
し、燃焼室8内の圧力は迅速に減少する。弁23は開放
し、混合気は、マニホルド9を介して室6から室8内に
流入し、爆発し、排気混合気は外側に付勢される。
主ピストン2及び主ピストン2に剛性に結合された追
加のピストン15は下死点に位置し、燃焼室8の排気は除
去され、室6は圧縮されかつ空にされ、室17は混合気で
満たされる。
加のピストン15は下死点に位置し、燃焼室8の排気は除
去され、室6は圧縮されかつ空にされ、室17は混合気で
満たされる。
ピストン2、15は上方に移動し、新しい圧縮ストロー
クが開始する。
クが開始する。
主ピストン2が上方に移動する際、主ピストン2はポ
ート12を閉鎖し、室6から供給されるすべての混合気は
室8内に残ったままである。室17からの混合気はこの混
合気に加えられる。
ート12を閉鎖し、室6から供給されるすべての混合気は
室8内に残ったままである。室17からの混合気はこの混
合気に加えられる。
つまり、燃焼室8内の混合気の量は2倍にされ、エン
ジンの特有の動力が増加される。
ジンの特有の動力が増加される。
2サイクルモードでの作動により、動力及びトルクは
1.5倍から2倍まで増加可能である。
1.5倍から2倍まで増加可能である。
この場合、空気はマニホルド5を通じて供給され、空
気が圧縮される。その場合、ディーゼル燃料はノズル43
(図6)を介して室8内に供給される。
気が圧縮される。その場合、ディーゼル燃料はノズル43
(図6)を介して室8内に供給される。
産業上の適用可能性 2サイクル内燃エンジンは、自動車両、飛行機、農業
機械、すき、小型トラクタ、ガソリン動力のこぎり、
船、ディーゼルエンジン車両に取付け可能である。
機械、すき、小型トラクタ、ガソリン動力のこぎり、
船、ディーゼルエンジン車両に取付け可能である。
このエンジンは、保守点検が容易であり、環境を清潔
に保つことが容易であり、従来の技術に比べて、小さい
寸法で大きい動力を得ることができる。
に保つことが容易であり、従来の技術に比べて、小さい
寸法で大きい動力を得ることができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F02B 33/12 F02B 25/00 F02B 25/06 F02B 33/10
Claims (13)
- 【請求項1】2サイクル内燃エンジンであって、主ピス
トンを備えたシリンダを具備し、該シリンダはポートを
有し、該ポート内に吸気弁が配置されて吸気マニホルド
から第1の吸気室内に混合気を供給するようになってお
り、該第1の吸気室は主ピストン下方に配置されてお
り、かつクランク室から隔離されており、かつバイパス
マニホルドを介して主ピストン上方の燃焼室と連通され
ており、バイパスマニホルドにはその入口に配置された
吸気弁が設けられて第1の吸気室から燃焼室内に混合気
を供給するようになっており、排気ガスを燃焼室から排
出するウィンドウを具備し、該ウィンドウがシリンダ壁
面上に配置されている2サイクル内燃エンジンにおい
て、クランク室と主ピストン間のシリンダ内に配置され
て主ピストンに強固に連結された追加のピストンと、第
2の吸気室とを具備し、該第2の吸気室は、第1の吸気
室と追加のピストン間に配置され、かつ仕切り壁により
第1の吸気室から隔離され、かつ第2の吸気室への入口
に設けられたポート内に取り付けられかつその流入部が
吸気マニホルドに対面された弁を介して吸気マニホルド
と連通されると共に、第2の吸気室からの出口に設けら
れたポート内に取り付けられかつその流入部が第2の吸
気室に対面された弁を介してバイパスマニホルドと連通
され、燃焼室への入口においてバイパスマニホルド内に
配置されかつその流入部が第1および第2の吸気室に対
面された弁を具備した2サイクル内燃エンジン。 - 【請求項2】上記バイパスマニホルドが上記シリンダ壁
内およびシリンダヘッド内の通路の形で形成されてお
り、該バイパスマニホルドの一端がシリンダヘッド内に
形成されたポートを介して上記燃焼室と連通しており、
バイパスマニホルドの他端が上記第1および第2の吸気
室と連通している請求項1に記載の2サイクル内燃エン
ジン。 - 【請求項3】上記バイパスマニホルドがパイプラインの
形で形成されており、該バイパスマニホルドの一端がシ
リンダヘッド内に形成されたポートを介して上記燃焼室
と連通しており、バイパスマニホルドの他端が上記第1
および第2の吸気室と連通している請求項1に記載の2
サイクル内燃エンジン。 - 【請求項4】上記バイパスマニホルドに冷却手段を設け
た請求項2または3に記載の2サイクル内燃エンジン。 - 【請求項5】上記バイパスマニホルドに加熱手段を設け
た請求項2または3に記載の2サイクル内燃エンジン。 - 【請求項6】上記バイパスマニホルドに取り付けられた
逃がし弁を具備した請求項2または3に記載の2サイク
ル内燃エンジン。 - 【請求項7】上記主ピストンおよび追加のピストンがロ
ッドを介して互いに強固に連結されており、上記バイパ
スマニホルドが該ロッド内と主ピストンおよび追加のピ
ストンの本体内とに形成されて互いに連通する通路を具
備し、上記第1の吸気室からの出口に設けられた上記弁
が主ピストンの本体内に形成された通路内に取り付けら
れ、上記第2の吸気室からの出口に設けられた上記弁が
追加のピストンの本体内に形成された通路内に取り付け
られ、上記燃焼室への入口においてバイパスマニホルド
に取り付けられた弁が主ピストンの本体内に配置されて
いる請求項1に記載の2サイクル内燃エンジン。 - 【請求項8】上記第1および第2の吸気室の入口および
出口に取り付けられた上記弁が上記シリンダの外壁上に
配置された取り外し可能なユニットの形で形成されてい
る請求項1から7までのいずれか一項に記載の2サイク
ル内燃エンジン。 - 【請求項9】点火栓をシリンダヘッドに設けた請求項1
から8までのいずれか一項に記載の2サイクル内燃エン
ジン。 - 【請求項10】シリンダヘッドに設けられた燃料噴射ノ
ズルを具備した請求項1から8までのいずれか一項に記
載の2サイクル内燃エンジン。 - 【請求項11】バイパスマニホルドに設けられた燃料噴
射ノズルを具備した請求項9に記載の2サイクル内燃エ
ンジン。 - 【請求項12】上記吸気マニホルドが二つの通路を具備
し、これら通路の一方が、上記第1の吸気室への入口に
おいて仕切り壁に設けられた上記弁を介して上記第1の
吸気室と連通し、上記通路の他方が、上記第2の吸気室
への入口において仕切り壁に設けられた上記弁を介して
上記第2の吸気室と連通する請求項1から11までのいず
れか一項に記載の2サイクル内燃エンジン。 - 【請求項13】上記バイパスマニホルドが二つの通路を
具備し、これら通路の一方が、上記第1の吸気室からの
出口に設けられた弁を介して上記第1の吸気室と、上記
燃焼室への入口に設けられた弁を介して上記燃焼室と連
通し、上記通路の他方が、上記第2の吸気室からの出口
に設けられた弁を介して上記第2の吸気室と連通し、上
記燃焼室への入口に追加の弁が設けられ、該追加の弁を
介して、上記バイパスマニホルドの上記第2の通路が、
上記燃焼室と連通する請求項1から12までのいずれか一
項に記載の2サイクル内燃エンジン。
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
RU9494026031A RU2066379C1 (ru) | 1994-07-13 | 1994-07-13 | Двухтактный двигатель внутреннего сгорания |
RU94026031 | 1994-07-13 | ||
PCT/RU1995/000148 WO1996002744A1 (fr) | 1994-07-13 | 1995-07-12 | Moteur a combustion interne deux temps |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10502988A JPH10502988A (ja) | 1998-03-17 |
JP3055699B2 true JP3055699B2 (ja) | 2000-06-26 |
Family
ID=20158433
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8504925A Expired - Lifetime JP3055699B2 (ja) | 1994-07-13 | 1995-07-12 | 2サイクル内燃エンジン |
Country Status (8)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5791303A (ja) |
EP (1) | EP0785347B1 (ja) |
JP (1) | JP3055699B2 (ja) |
AT (1) | ATE258649T1 (ja) |
AU (1) | AU2939295A (ja) |
DE (1) | DE69532505D1 (ja) |
RU (1) | RU2066379C1 (ja) |
WO (1) | WO1996002744A1 (ja) |
Families Citing this family (43)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CA2194196A1 (en) * | 1996-12-31 | 1998-06-30 | Douglas Ayres | Internal combustion engines utilizing complete unit charge air/fuel injection |
AUPO641097A0 (en) * | 1997-04-24 | 1997-05-22 | Mitchell, William Richard | Compact internal combustion engine |
US5884590A (en) * | 1997-09-19 | 1999-03-23 | Minculescu; Mihai C. | Two-stroke engine |
JP2000213357A (ja) * | 1999-01-25 | 2000-08-02 | Honda Motor Co Ltd | 2サイクル内燃機関 |
DE10030969B4 (de) * | 2000-06-24 | 2014-07-03 | Andreas Stihl Ag & Co | Zweitaktmotor mit Spülvorlage |
US6782850B2 (en) * | 2001-03-23 | 2004-08-31 | Tapia P. Hector L. | Two stroke engine having reduced height pistons |
JP2004027433A (ja) * | 2002-06-26 | 2004-01-29 | Nippon Petrochemicals Co Ltd | ウェブの拡幅装置 |
US7753010B2 (en) * | 2005-05-16 | 2010-07-13 | Keith Rutledge | Energy conversion system for hydrogen generation and uses thereof |
DE102006038081A1 (de) * | 2006-08-16 | 2008-02-21 | Peter Pelz | Verfahren zum Aufladen einer Brennkraftmaschine sowie Brennkraftmaschine mit integrierter Aufladung |
US7428886B1 (en) * | 2007-01-26 | 2008-09-30 | Minculescu Mihai C | Two-cycle engine and compressor |
WO2009117775A1 (en) * | 2008-03-26 | 2009-10-01 | Basil Van Rooyen | High secondary compression ratio anp pressube lubricated two- stroke engine |
US8622032B2 (en) | 2008-09-25 | 2014-01-07 | Mustafa Rez | Internal combustion engine with dual-chamber cylinder |
US8490584B2 (en) * | 2008-09-25 | 2013-07-23 | Rez Mustafa | Air hybrid engine with dual chamber cylinder |
US8191517B2 (en) | 2008-09-25 | 2012-06-05 | Rez Mustafa | Internal combustion engine with dual-chamber cylinder |
WO2011101878A1 (en) * | 2010-02-17 | 2011-08-25 | Piero Baldini | Two-stroke engine with low consumption and low emissions |
DE102011017246A1 (de) * | 2011-04-07 | 2014-02-13 | Vladimir Volchkov | Zweitaktmotor und Verfahren zu seinem Betrieb |
CN102852641B (zh) * | 2011-07-19 | 2014-11-05 | 摩尔动力(北京)技术股份有限公司 | 活塞通道发动机 |
WO2013050068A1 (en) | 2011-10-05 | 2013-04-11 | Vassiljev Georgi | Two-cycle trunk-piston engine |
RU2492312C1 (ru) * | 2011-12-28 | 2013-09-10 | Александр Евгеньевич Матросов | Устройство для установки пакера |
US9080498B2 (en) | 2012-04-11 | 2015-07-14 | Mustafa Rez | Combustion engine with a pair of one-way clutches used as a rotary shaft |
RU2514468C2 (ru) * | 2012-07-31 | 2014-04-27 | Лев Владимирович Беднягин | Двухтактный двигатель внутреннего сгорания с наддувом |
PL222660B1 (pl) * | 2013-03-11 | 2016-08-31 | Jacek Majewski | Dwusuwowy silnik spalinowy zwłaszcza do napędu samochodów osobowych |
GB2533619B (en) * | 2014-12-23 | 2017-01-25 | Pattakos John | A two-stroke engine having variable volume chambers within the piston |
RU2621423C2 (ru) * | 2015-03-20 | 2017-06-06 | Михаил Алексеевич Паюсов | Двухтактный двс со вспомогательным цилиндром (варианты) |
RU2663369C1 (ru) * | 2016-07-20 | 2018-08-03 | федеральное государственное бюджетное образовательное учреждение высшего образования "Самарский государственный технический университет" | Двигатель внутреннего сгорания двустороннего действия с регенерацией теплоты |
RU2665763C1 (ru) * | 2017-03-16 | 2018-09-04 | Александр Николаевич Сергеев | Двигатель внутреннего сгорания и способ управления им |
US11041456B2 (en) | 2017-03-30 | 2021-06-22 | Quest Engines, LLC | Internal combustion engine |
US10590834B2 (en) | 2017-03-30 | 2020-03-17 | Quest Engines, LLC | Internal combustion engine |
WO2018183271A1 (en) * | 2017-03-30 | 2018-10-04 | Quest Engines, LLC | Internal combustion engine |
US10590813B2 (en) | 2017-03-30 | 2020-03-17 | Quest Engines, LLC | Internal combustion engine |
US10753308B2 (en) | 2017-03-30 | 2020-08-25 | Quest Engines, LLC | Internal combustion engine |
US10526953B2 (en) | 2017-03-30 | 2020-01-07 | Quest Engines, LLC | Internal combustion engine |
US10598285B2 (en) | 2017-03-30 | 2020-03-24 | Quest Engines, LLC | Piston sealing system |
US10465629B2 (en) | 2017-03-30 | 2019-11-05 | Quest Engines, LLC | Internal combustion engine having piston with deflector channels and complementary cylinder head |
US10989138B2 (en) | 2017-03-30 | 2021-04-27 | Quest Engines, LLC | Internal combustion engine |
EP3610130A4 (en) * | 2017-04-13 | 2020-11-04 | Wojciech Gaj-Jablonski | COMBUSTION MACHINE WITH TWO WORKROOMS OF A CYLINDER |
US10724428B2 (en) | 2017-04-28 | 2020-07-28 | Quest Engines, LLC | Variable volume chamber device |
WO2018204684A1 (en) | 2017-05-04 | 2018-11-08 | Quest Engines, LLC | Variable volume chamber for interaction with a fluid |
US11060636B2 (en) | 2017-09-29 | 2021-07-13 | Quest Engines, LLC | Engines and pumps with motionless one-way valve |
US10753267B2 (en) | 2018-01-26 | 2020-08-25 | Quest Engines, LLC | Method and apparatus for producing stratified streams |
US11134335B2 (en) | 2018-01-26 | 2021-09-28 | Quest Engines, LLC | Audio source waveguide |
US10690043B2 (en) | 2018-04-18 | 2020-06-23 | Boyesen, Inc. | Two-stroke engine and components thereof |
RU2718463C1 (ru) * | 2019-03-20 | 2020-04-08 | Александр Николаевич Сергеев | Двигатель внутреннего сгорания и способ управления им |
Family Cites Families (12)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB104695A (en) * | 1916-01-11 | 1917-03-12 | John Milton Cage | Improvements in or relating to Internal-combustion Engines. |
US2785667A (en) * | 1953-11-18 | 1957-03-19 | Nordberg Manufacturing Co | Hydraulic mechanism for actuating an engine valve with variable timing |
DE2308127C3 (de) * | 1973-02-19 | 1979-09-06 | Walter 2105 Seevetal Franke | Zweitaktbrennkraftmaschine mit zwei bzw. drei Kompressionsräumen |
US4185597A (en) * | 1978-03-06 | 1980-01-29 | Cinquegrani Vincent J | Self-supercharging dual piston engine apparatus |
US4332229A (en) * | 1980-06-23 | 1982-06-01 | Johannes Schuit | Double intake, supercharging I.C. engine |
GB2149006A (en) * | 1983-09-30 | 1985-06-05 | Autoroofs Ltd | Engine and compressor valve gear |
US4841921A (en) * | 1985-10-25 | 1989-06-27 | Yang Tai Her | Two-cycle, dual piston internal combustion engine with air turbine driven fuel/air mixture supply |
SU1560745A1 (ru) * | 1987-08-17 | 1990-04-30 | Научно-исследовательский конструкторско-технологический институт тракторных и комбайновых двигателей | Дизельный двигатель внутреннего сгорани |
DE4216565A1 (de) * | 1991-06-03 | 1992-12-10 | Volkswagen Ag | Hubkolben-brennkraftmaschine nach art einer kurbelschleifenmaschine |
US5233949A (en) * | 1991-10-02 | 1993-08-10 | Rucker Richard D | Two-stroke cycle engine having linear gear drive |
DE4225369A1 (de) * | 1992-07-31 | 1994-02-03 | Bosch Gmbh Robert | Gaswechselverfahren an Zweitaktbrennkraftmaschinen |
US5285752A (en) * | 1993-04-23 | 1994-02-15 | Single-Stroke Motors, Inc. | Internal combustion engine |
-
1994
- 1994-07-13 RU RU9494026031A patent/RU2066379C1/ru not_active IP Right Cessation
-
1995
- 1995-07-12 JP JP8504925A patent/JP3055699B2/ja not_active Expired - Lifetime
- 1995-07-12 DE DE69532505T patent/DE69532505D1/de not_active Expired - Lifetime
- 1995-07-12 AU AU29392/95A patent/AU2939295A/en not_active Abandoned
- 1995-07-12 EP EP95925183A patent/EP0785347B1/en not_active Expired - Lifetime
- 1995-07-12 AT AT95925183T patent/ATE258649T1/de not_active IP Right Cessation
- 1995-07-12 WO PCT/RU1995/000148 patent/WO1996002744A1/ru active IP Right Grant
-
1997
- 1997-01-10 US US08/765,956 patent/US5791303A/en not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
WO1996002744A1 (fr) | 1996-02-01 |
ATE258649T1 (de) | 2004-02-15 |
US5791303A (en) | 1998-08-11 |
RU2066379C1 (ru) | 1996-09-10 |
AU2939295A (en) | 1996-02-16 |
JPH10502988A (ja) | 1998-03-17 |
EP0785347A4 (en) | 1999-09-01 |
EP0785347B1 (en) | 2004-01-28 |
DE69532505D1 (de) | 2004-03-04 |
EP0785347A1 (en) | 1997-07-23 |
RU94026031A (ru) | 1996-07-27 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3055699B2 (ja) | 2サイクル内燃エンジン | |
US5878703A (en) | Two stroke cycle engine | |
US3964451A (en) | Internal combustion engine with a supercharger | |
US5778833A (en) | Water vehicle having a "V" shaped multi-cylinder crankcase scavenging engine | |
US4480968A (en) | Two-cycle engine compressor | |
US6450135B1 (en) | Two-stroke internal combustion engine | |
CN102072009A (zh) | 空气先导式扫气的二冲程发动机 | |
US4383503A (en) | Combustion chamber scavenging system | |
JPH02108815A (ja) | 二サイクル・ユニフロー火花点火機関 | |
US1121584A (en) | Internal-combustion engine. | |
JPH10246115A (ja) | 4サイクル内燃エンジン | |
JPS60237118A (ja) | 成層燃焼、クロスフロ−掃気式2サイクル・エンジン | |
GB1563770A (en) | Internal combustion engine operating cycles | |
US4898127A (en) | Two-stroke cycle engine with vacuum pulse balancing system | |
JP2001521092A (ja) | 2ストロークエンジン | |
US2627255A (en) | Two-cycle engine and method of operating the same | |
EP0263117A1 (en) | Supercharged two-stroke engine | |
JPS6321686Y2 (ja) | ||
US2346207A (en) | Two-cycle internal combustion engine | |
US3351045A (en) | Two-cycle internal combustion engine | |
US1907354A (en) | Two-cycle internal combustion engine | |
JPH03222817A (ja) | 吸入掃気分離供給装置付2サイクルエンジン | |
RU2098644C1 (ru) | Двухтактный двигатель внутреннего сгорания | |
US1695714A (en) | Constant-volume and constant-compression engine and method of operating same | |
KR20100055666A (ko) | 복합사이클엔진 |