JPS6197435A - 潜在嵩高糸およびその製造方法 - Google Patents

潜在嵩高糸およびその製造方法

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JPS6197435A
JPS6197435A JP21440984A JP21440984A JPS6197435A JP S6197435 A JPS6197435 A JP S6197435A JP 21440984 A JP21440984 A JP 21440984A JP 21440984 A JP21440984 A JP 21440984A JP S6197435 A JPS6197435 A JP S6197435A
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density
yarn
infrared rays
multifilament
single fibers
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大河原 秀康
根岸 孝雄
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Toray Industries Inc
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  • Yarns And Mechanical Finishing Of Yarns Or Ropes (AREA)
  • Spinning Methods And Devices For Manufacturing Artificial Fibers (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (J業上の(す相分イf〕 本11明は、熱可塑↑’+合成繊紺マルチフィラメンI
・糸に赤外線をN0jし、糸の(に成甲繊耗1110こ
大幅な1デr+αXを1しぜしV)、潜在嵩高化さI!
ろ(k術に関づる。
〔従来挾術〕
含l!¥縄訂(のフィラメン1〜糸を高ン門の加熱体に
う、0口、)間接触口しめ、li繊繊維もしく(1甲繊
随間に熱用1!F fを!うえ、1(J稈l・の熱処理
(例えば清水(l即)によって、収縮差の)ηいによる
嵩8を発現ざtMJ、うと覆る考えtま公知である。し
かし、この方法によ−)で111繊紐間に大きな熱履歴
差を句えること1.tノ11;(に困lである。その理
由は、通常の金属等加熱体からff1lffに熱が伝達
される速度と、綴紐内部もしく(1、謀舵間で熱が伝導
していく速度の問題から、加熱体に接触している綴紐表
面が′Q渇に1渇される間に、4118階状【ぷにある
他のWlf j>、もしくは他の甲繊紹に熱が伝jYさ
凄′表でしJうため、大きな熱ftl IJ qを!j
λらねないことに、1.る。
この基本的イ1問題をPJIJるIJめ、加熱千[Qに
レーザ光を用いた1!i!案が、狛間昭50−/I (
’) 8 /I ’1月公報になされている。該公知例
は甲繊紺をリボンぜ((こ拡開し、構成甲繊耗の総てに
均一な¥< 15fを(=J勺させ、甲繊糺に潜在嵩高
をりえんとするしのである。しかし、該公知例に記叙さ
れるような非熱α1側を冷却、または照OA後急冷する
方法は、前者の場合、冷却部分、冷7Jl装買がレーザ
光熱q・1の影響もしくは照01残光による破壊の問題
が懸念される。また接当の場合に冷7JIの効果は、前
)小の接触加熱体による加熱効果と逆の関係にあり、j
)側のみを積極的に冷却してb冷FJI差による効果は
小さい。
〔本発明の目的〕
本発明の目的とするどころは、マルチフィラメンi−系
のill繊緒綴紐、確実な熱履歴差を与えることを主眼
とし、その目的を達成する手段として、赤外線熱!J+
を行rrうに当り、照射赤外線のJネル1ラー密亀ど照
!l)1時間の適正化によって、冷却手段合用いること
なく、達成づることを目的とする。
(本発明の構成) 本発明IJ 十2目的を達成さUるため次の(に成J:
りなる。
[(1)  熱可W!lj竹合成繊ルーからなる高配向
マルチフィシメン!・糸にJ3いて、該マルチフィラメ
ントの■息の断面にお()る(8成甲楳耗のうち、最も
小さい密度のIllll繊密度ρaと最も大きい密度の
甲す 綴紐の密度ρ蟲ど、R′t−)大きい密度の甲繊舵の密
Ar+ 度ρもの差がo、oi以上であり、かつρa〜ρbを5
等分してできる各密度蛯囲には、各々マルチフィシメン
1−系構成単m紺本数の1/20以上の甲繊籍が存在づ
ることを特徴とづる潜7I嵩高糸。
(2)紡糸同時延伸もしくは通常の延伸によって、複屈
折0.08以、トに配向したポリエステルマルチフィラ
メント糸、または複屈折0.03以上に配向したポリア
ミドマルチフィラメントを、走行さけつつ特定の一方向
から赤外線を照射する方法=5− においで、該マルチフィラメント糸の11 tM if
fを、赤外線の照射方向から見て、次式を満足する馳囲
内に集束せしめつつ、該抜東部に1000W10(以上
のエネルギー密度の赤外線を照射することをvlmとす
る潜在嵩高糸の製造方法。
集束幅1−(μ)<20Xff (ただしD Itマルチフィラメント糸の繊度を示し、
単位はデニールである。)j 本発明にお1プる第1の井要な点は、任意の断面を構成
するlt!tM間に密度の差を有する点にある。
密度の差は延伸部率差、熱履歴差によって発生するもの
であり、ポリエステル、ポリアミドマルチフィラメント
の特性を大きく左右する。特に延伸されたマルチフィラ
メン1〜における密度のjIiいは、そのフィラメント
の清水収縮率と非常に高度な相関性を持ち、高密度すな
わち加熱等によって結晶化の進んだフィラメントの清水
収縮率は小さく、逆に低密度の比較的結晶化の進んでい
ないフィラメントの清水収縮率は大きい。このため、同
時に延伸されたI41!繊維間に密度の差がある場合、
沸水S!I!狸によって部分的には人さζi縄IlI艮
2が¥ffl J!2づる。71−+帛中でこの!IJ
 g!7+<発現すると、大きなふくらみをl、’Iっ
たイ11帛どなる。づ1.1ゎノ)、(り述づる高^1
1向のポリエステル、不リアミドにJ5いては、o。
011ス1゛の密1qを中綴Iff間に!jえることに
よって、高い収縮応J)を発現させ、3〜1)%以−ト
の出水収縮率の芹が!jえらね、ふくらみ感に冨/vだ
布帛を11+!供でさ−る。
まlこ、本発明にに IJる第2の1要な点は、前)ホ
の比)1CL差を?j−4る単繊維の1何石分niにお
いて、i箭1qが段階的にゆ化している点である。これ
は、布帛の外観1−の光沢ムラを無くするトで非常に巾
要であり、甲に大きな収縮差をn1る2種類のフィラメ
ンI・の混繊による布帛では、ふくらみ感を出づことは
l・きても、強い光沢ムラを無くづることはガしい。
光沢ムラは、布帛の裏表に表われる4Mlffの周期的
な交合によるものであるが、本発明糸のごとく、中綴1
間の密度に段階的な差がある場合、11繊緒の収縮率も
段階的な変化となって表われるので、極9tな中綴粁の
交HにJ、る光沢ムラ1.1表われない。
?lなわらマルf−ファラメント糸において、最も大き
な中綴Ill密1qをρaとし、42も小さい中綴1密
麿をρbとして、その差を5等分してできる各密良馳囲
にン10し、それぞれの畜葭虻囲に含51れるψ繊組の
本数が、マルチフィラメント糸構成中繊頼本数の1/2
0以1−であれば、収縮′−¥(、↓、あたかも連続的
に変化しているかのJ:うイ1挙仙を示づ。もし最大、
最小の密ITX差が(’)、(’)1以1あり、しかも
5等分しIこ密度範囲に含J−れる中綴紹本数が、前記
条■を満たさない揚台には、大さイi収縮差に伴う光沢
ムラが必然的に発生する。
本弁明糸にお()るΦ要な第3の点は、いずれの単繊維
も高度に配向している百である。これは、本弁明糸の実
用上の必要v1と、本発明糸の製造過程−Lの必Uから
くる特性である。ポリ1ステル、ポリアミド合成繊耗の
揚台、配向用の低いフィラメントは非常に伸度が高く、
かつ熱に的して脆く、150〜180℃稈1αの熱で劣
化し、強力は保持できない。このため、製品として使用
できないだ1ノでなく、布帛への加二[過程や、本発明
の糸の製造過程にa5いて、11繊紐切れが発生し、加
工不能になる危険性が高い。このため、あらかじめ全申
綴紐の配向を^めておき、その中で単繊維間の密lc[
差を付!j−!Jることが必要どなる。具体的には、ポ
リ1スプルの場合、複屈折が(’)、08以」ニ、ポリ
アミドの場合には、0.03以lであれば、仲1αb1
10%以内であり、しかt)a密度化のための180”
C双子の高温の処理にJ、っても、20/d以上の強に
1は保14されので好ましい。
本発明糸の製造方法においてffi要な点は、高エネル
ギー密度の赤外線を、単繊維が車なり合った状態にある
マルブーノイラメント糸に照oAスる点であるが、まず
、高エネルギー密度の赤外線の照射に当り、前述の通り
、各フィラメントに単繊維の配向を高めておかな(プれ
ばならない。このために1.1、未延伸糸(LJ Y 
)もしく 1.I Fl’延伸糸(1) OY )を通
常の延伸、延伸熱処理によって、高配向化しでおくか、
溶融紡糸されたフィラメントをn速で巻取るか、(プし
く1ま紡糸後巻取ることなく高速延仲(例えば4500
IIl/分以上)を行なって、高配向化しておくことが
必要である。
続いて、前記高配向フィラメント糸に、高エネルギー密
度の赤外線を照射して、目的とするフィラメント糸を得
るものであるが、■要なことは、赤外線のエネルギー密
亀と照射時間を適正化しない限り、単繊維間の十分な密
亀勾配の発現と、糸の加工はできない点である。
一般的に、ポリエステル、ポリアミドの合成繊維の赤外
線吸収量は、どんな波l迅の赤外線であっても、例えば
25μの厚さの試料であれば、20%以上の光吸収が起
こり、とりわけ、数71〜10μの波長域では、完全に
光は吸収されlしよう。
この時、光が吸収されて繊紺材Hが昇温する時間が、I
II[Fl中を熱が伝W?lるh問J、りも小さく)れ
ば、材料の光を照射した部分のみ8温に可熱りることが
可能である。
もしW!緒材料に照射される光が紫外線のような短波長
であると、綴紐の裏側にもエネルギーが直接的に到達し
、表も裏も同程度に昇温されるため、(偕1αの勾装置
、t(ηられない。
また、ポリエステル、ポリアミドが良く吸収7る紫外線
であっても、繊組表面におけるエネルギー密度が低11
れば、昇温速度11Rく、繊頼内部への熱伝導の速1a
に3!【づくにつれて、繊耽全体が1qられない。本発
明の実施例tこ示すごとく、1000W/−以上の■ネ
ルギー密1αを与λることができれば、吸収の比較的小
さい波長の赤外線であっても、1ぞ石斧のdりるフィラ
メントを製j告することが工゛きる。
+l: IJ、赤外線照1:il 11.sはポリエス
テル、ポリアミドの(イHに、連続的な熱エネルギーの
補給がなさ壜するlJl/)、照射をlA1ノるとフィ
ラメン]・11f?i門を続tl 、 t71断じてし
まう。切断が起こる温度はそのフィラメン]・の配向に
依存し、低配向糸ではごく低調で切断し、高配向糸は2
30℃程酊までは十分耐えることができる。しかし、高
配向糸であっても、品温の限界IJ存在し、長時間照射
すれば、当然中綴耗は切断する。従って好ましくは、ポ
リ1ステル、ポリアミドの比熱が0.4kcal/h 
℃であるので、エネルギー密jη×照1)1時間の積が
、10(W10+f)X秒以内であれば、中111(I
の切断なく、200℃稈!口までvt温可能であり、密
1σの勾配を与えることがでさ″る。
ここで使用する赤外線(4、例えばタンゲス−jンラン
プから発生する波1a 1〜2 uの広がりを17iつ
赤外線から、10.6μの波長を右するシー1F光線を
使うことができる。高エネルギー密度が可能であり、し
かし繊舵による吸収率の高い1(者が右利である。
この他、さらに吸収効率のQいCOシレー7’光、ある
いは吸1r2率lまやや低いがYへGレー(r光し使用
することができる。
ポリエステル、ボリアミドマルずフイラメン1〜の、本
発明の目的とする糸を製造するために1.t、赤外線を
照射するに当って、マルチフイラメンi・をある程度集
束させておかな(プればならない。集束させることによ
って、赤外線が良く照射さIて密度の高くなった甲11
1ffと、影になって赤外線の照射をあまり受けない、
低密度の141繊緒を作ることができる。集束さ口る手
段としては、ガイド類によって、lr!繊維を数層以上
に重ねるか、撚を与えておくことによって集束さけてお
くとよい。理想的には、Illが完全に5層以」−の構
造に集束していることが好:Lしいが、撚によってほぼ
円形に集束した状態であっても、密度の中間領域をしめ
るl[1層本数が、^密度、低密度領1シをしめる甲猟
緒本数に比較して多くはなるが、この場合でも、赤外線
!!II 04側a3よび手前用側に外周を構成する1
1!繊緒の4分の1がそれぞれ並ぶことができるので、
密度の差による構造差に発現は十分可能と4rる。
また集束状態が完全に5層あるいは円形断面でなくてす
、単繊紐間の空隙によって、マルチフィラメントを、円
形モノフィラメントとして扱って八1σされる直径、づ
なわち杓 10XJD(O:マルチフイラメント糸のデ
ニール)の2倍、好ましく1.tl、5倍内の範囲以内
に、赤外線の照射側から児て集束状態にあれば、照射赤
外線の透過品差は、照)j側、手前射側間で大きな開き
となり、糸のIll 16M間の収Il?i差発現に十
分な密1「差が表われる。
前述の通り糸が加熱状態にある場合には、第1図のごと
き断面方向層状密度差が現われ、該加熱糸を製織し、さ
らに布帛を熱水処即すると収縮差に伴う大きなシボが発
現する。
さらにまた、赤外線の照射に当り、同時紡糸延伸工程に
おいて、巻取り前に照+1)1することににって、高エ
ネルギー密度の照射にJ:る知11,1間処理の利点を
大いに発揮させることができる。特に、巻取り速度、も
しくはボデーロールの速1αが/1500 m1分以上
の場合には、繊紺の配向は前述の配向度以上であり、1
000W/cy/以上の1ネルギ一密度の赤外線を照射
しても、巾繊紺の切断を伴うことなく加工が可能である
本文中で述べる密度とは、素材の密度に応じた密度勾配
管(例えばポリエステルの場合、4塩化炭素−〇へブタ
ンの比重液を使用)に単綴紐1本1本を投入して測定す
る方法以外に、111v&Il[の集束状態を壊すこと
なく、断面方向から密度を測定(Jろことのできる、シ
ー1/’−ラーンンマイクロプローノを用いて1〕よい
〔本発明の効果〕
木11明にJ、って、マルブフィラメン1〜糸の甲縄4
11 l;;+ +こ段階的な熱1t11歴をうえ、物
即的に変化性に畠む糸条とりることがでひる。従って後
の1稈にaiいてシボ3″lて処理、染色処理、幅出し
セラ]へ等の熱11理を受(Jるど、布帛に、光沢ムラ
ヤ、染色((のイラッ4という外観にの違和感を伴うこ
となく、絹様のふくらみを発揮さ0ることができる。
このふくらみ唾1を自然感に富み、微細な変化性にハん
だものどイjる。
実施例1 1υIi’il IJ7△It −135x 10−3
のポリエチレンテレフタレー1”150D−48r糸に
、500T/mの11撚を施し、該糸に下記の条(1で
第2Fi1のT稈においてCO2レーザ光を前身・1し
た。
レーIF発振器出カニ30W 出力ピーム径:10φm 焦光レンズ焦点距離:95.25閉 糸の走行速度=300■/分 糸の被照)j側表面と焦点までの距M:4.Btte1
以上の照QJ条イ1下において、糸の被照01側人面上
のレーザ光ビーム系(ま0.5φ而であり、該4i1館
におけるエネルギー密用は15.3kw10L1、走行
糸の被照口・1時間はI X 10−’秒どなる。照0
4 F2の糸の断面と、各ItIv&緒の密度範囲を第
1図に示す。密度は、レーザーラマンマイクロプローブ
を開いて測定した。最も密度の但い甲wX耗の密葭13
11.370、級大密度の単繊釘1の密度は1.385
であり、5等分した各密1α鞘囲ごとに、中綴頼を区分
表示したものであ。この糸を解撚し、75D−24fP
ETのタテ糸に24し、織密度78木X70本/inで
平織物を織った。生機では生糸非嵩高糸同様ペーパーラ
イクであったが、清水にて30分間処理することによっ
て、生糸タフタに比較し、ふくらみ感あふれる布帛を)
りだ。さらにこの布帛を分散染Hによるキャリアー染色
を行なったが、イラツキのほとんど無い状態に染め!が
った。また得られた織物は天然の絹に近似した風合とI
A観を右するものであった。
実施例2 実施例1と同じPET糸を、第3図に示すガイド類を用
いて集束し、紙面上方の位置からCO2レーザ光を照0
4 した。魚身4条件は次の通り。
レーザ発振器用カニ30〜■ 出力ビーム系:10φm 焦光レンズ焦点距離:95.25作 糸の走行速1αニア21/分 糸の被照射側表面から焦点までの距m:ii。
5作 糸の被照用側表面上のレーザ光ビーム径は1゜2φ面で
あり、エネルギー密度1ユ2.65kW10+1糸の被
照用酌量は、I X 10−3秒である。冑られた糸の
中綴紺密度(,1,1,370〜1.383の間にあっ
た。、該糸を実施例1と全く同1zに、製織、染色を行
なった。ここでも、生糸タフタに比較して、ふ(らみ感
のある布帛を(qだ。風合、外観ともに絹に近似してい
た。
比較実施例1 第4図に示すごとく、単綴紐を広く広げた状態でレーザ
光を照射した以外は、実施例2と全く同じ糸、および同
じ条f[でレーザ光を照射した。11)られた糸は若干
ののクリンプを呈しているが、該糸前実施例同様の作出
に什−にげたが、ふくらみ感に劣るものである。糸の段
階での嵩高から推定されるような嵩高の発現力は、織物
の拘束力に比較して小さなったため、ふくらみを発揮で
きなかったものと思われる。
実施例3 4500i/分の巻取り速度で紡糸同時延伸ざレタボリ
7 ミF 70 r) −24r糸に、300T/mの
加熱を行ない、CO2レーザ光を照射した。
該ポリアミド糸の複屈折は37 X 10−3 、平均
密度は1.124であった。CO2レーザ光の照射条件
は実施例1と同様であり、糸の被照射表面上のレーザ光
ビーム径は0.5φ韮、エネルギー密度は15.3kw
10(である。ただし糸の走行速度は320m/分とし
、照射時間は9.4X10弓秒である。この糸を、ポリ
アミド700−24f(1’)t’MICI80本、、
′i r+のタテ糸に78本/inのヨコ密度で¥J 
G&した。口の生機を98℃の熱水で処理しkどころ、
撤m’a化竹に冨む人さなふくらみと、ドレープ竹に富
んだ布帛となった。
実施例4 実/l1jlfll  1 11イ/1ii(lNel
cf  1  、  3 7 0  、 # Iij!
  II?135X103のr’ET−15Or)−4
8fの500T/ml撚糸に対して、レーIF光出力と
焦光レンズの黒白と糸間距離を変更し、種々のエネルギ
ー密度の状態にお1)る前身・l ’AJ才を調べた。
第1人14それぞれの1ネルギ一密度の状態で、糸速を
^速から低速へ連続的に変化上さゼるl′i、糸の切断
がR1するi′i前の糸速度にて1ノー1r光を照)1
された糸の、中綴綽密度の最大、最小幼と、通常の延伸
糸に比べた布帛のふくらみ感を示したものである。
第1表 比軸実施例2 巻取り速IL[250(’)gi/分で紡糸した、PE
T2700−4Bf 17)複屈折22x10−3、平
均Ff1111.3/l/lの低配向糸を1.8倍に延
伸しつつ0.6φ「に絞ったCO2レーザ光を照胴した
!!(1田イひ間におけるシー11光のエネルギー密度
は、15.3kw/ a!である。この時毛羽を発生せ
ずに糸の加′「が可能な速度1180g+/分以上であ
っ1、:。つまり照射時間は6X10’秒である。得ら
れた糸を実施VA1と同様に製織、排水処理、染色をし
lごどころ、スパン調の織物ではあるが表面は毛羽1’
/らが激しく実用性に劣るものであった。
【図面の簡単な説明】
第1図(,1、本発明のマルチフィラメント糸の断面に
おいて見られる、構成I11繊帷の密度分布の例ぐある
。第2図は、本発明糸を1!7るための方法のfJ略図
であり、第3図fi本発明糸を(りるために、糸を集束
することを目的としたガイド類の例であり、第4図は比
較例として、単繊維が多重に重なることなくガイドFを
走行する状態を示した。 第2図から第4図において 1:走行するマルチフィラメント糸 2:マルチフィラメントを構成する単繊維3:送りロー
ラ 4:レーザ発振装d 5:焦光レンズ 6.6’  ニレー督I光ビーム 7.7’ 、7”、7:ガイド類 特許出願人   東  し  株  式  会  社千
1回 力2図 77′         プ カ+図

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)熱可塑性合成繊維からなる高配向マルチフィラメ
    ント糸において、該マルチフィラメントの任意の断面に
    おける構成単繊維のうち、最も小さい密度の単繊維の密
    度ρaと最も大きい密度の単繊維の密度ρbと、最も大
    きい密度の単繊維の密度ρΔhの差が0.01以上であ
    り、かつρa〜ρbを5等分してできる各密度範囲には
    、各々マルチフィラメント糸構成単繊維本数の1/20
    以上の単繊維が存在することを特徴とする潜在嵩高糸。
  2. (2)高配向マルチフィラメント糸が複屈折Δn0.0
    8以上からなるポリエステルマルチフィラメント糸、ま
    たは複屈折Δn0.03以上からなるポリアミドマルチ
    フィラメント糸であることを特徴とする特許請求の範囲
    第(1)項記載の潜在嵩高糸。
  3. (3)密度ρa〜ρbを5等分してできる各密度範囲に
    属する単繊維が、断面のある特定の方向から、その反対
    の方向に向って、層状に並んでいることを特徴とする特
    許請求の範囲第(1)項記載の潜在嵩高糸。
  4. (4)紡糸同時延伸もしくは通常の延伸によって、複屈
    折0.08以上に配向したポリエステルマルチフィラメ
    ント糸、または複屈折0.03以上に配向したポリアミ
    ドマルチフィラメントを、走行させつつ特定の一方向か
    ら赤外線を照射する方法において、該マルチフィラメン
    ト糸の単繊維を、赤外線の照射方向から見て、次式を満
    足する範囲内に集束せしめつつ、該集束部に1000w
    /cm^2以上のエネルギー密度の赤外線を照射するこ
    とを特徴とする潜在嵩高糸の製造方法。 集束幅L(μ)<20×√D (ただしDはマルチフィラメント糸の繊度を示し、単位
    はデニールである。)
  5. (5)赤外線がレーザ光線であることを特徴とする特許
    請求の範囲第(4)項記載の潜在嵩高糸の製造方法。
  6. (6)レーザー光線の照射が紡糸同時延伸の工程で連続
    的に行われることを特徴とする特許請求の範囲第(5)
    項記載の潜在嵩高糸の製造方法。
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JP (1) JPS6197435A (ja)

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5040844A (ja) * 1973-08-16 1975-04-14
JPS5611762A (en) * 1979-07-06 1981-02-05 Taiyo Fishery Co Ltd Production of protein jelly and its use
JPS59157310A (ja) * 1983-02-28 1984-09-06 Toyobo Co Ltd 太細を有する合成繊維及びその製造方法

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