JPS6181423A - 熱硬化性組成物 - Google Patents

熱硬化性組成物

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JPS6181423A
JPS6181423A JP20188084A JP20188084A JPS6181423A JP S6181423 A JPS6181423 A JP S6181423A JP 20188084 A JP20188084 A JP 20188084A JP 20188084 A JP20188084 A JP 20188084A JP S6181423 A JPS6181423 A JP S6181423A
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epoxy
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Hiroyuki Koike
裕之 小池
Moriji Morita
守次 森田
Teruhiro Yamaguchi
彰宏 山口
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Mitsui Toatsu Chemicals Inc
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 !r業にの利用分野 (完す11は臭気か少なく、品温での硬化性、低l晶作
業性にすイ゛れ、かつ耐熱性にすぐれた硬化物をり−え
る熱硬化性組成物に関する。
従来の技術 1q温硬化型のエポキシ樹脂組成物は塗料用、接n剤用
、注型用等に広く用いられている。しかし従来用いられ
ている常温硬化型のエポキシ樹脂組成物は臭気が強かっ
たり1硬化中に空気中の炭酸カスを吸収して硬化不良を
起したり、また得られる硬化物の#熱性が悪かったりす
るために用途が制限されていた。
このような欠点を解決するために硬化剤の分子着を大き
くしたり、あるいは硬化剤として芳香族アミン化合物を
用いるなどが提案され、一部実用化されている。しかし
、それらを用いると樹脂組成物の粘度が高くなり、作業
性の点で新たな問題が生じたり、硬化物の耐熱性か低下
したり、また硬化速度が小になるなとの欠へも生じてい
る。
例工ば、メタアミノベンジルアミンと、ビスフェノール
Aジグリシジルエーテルからなる組成吻か提案されてい
る(木国特、i’l’ 3 、317 、468号)が
、この種の組成物は常温における硬化速度か小ざく、か
つ得られる硬化物の1111熱性が劣るという欠点があ
る。
発明が解決しようとする問題点 そこで、木発明者は鋭意検討の結果、ビスフェノールA
ジグリシジルエーテルに変え、1分子中に3情景Hのエ
ポキシ基を有するエポキシ樹脂100〜30重量%と、
1分子中に2個以下のエポキシ基を有するエポキシ樹脂
0〜70重−着%からなるエポキシ樹脂を使用すること
により、L記欠点が改良され、常温硬化速度が速く、耐
熱性も著しく向上した熱硬化性組成物の得られることを
見出した。
しかしながら、一方の硬化剤として用いられるメタアミ
ノベンジルアミンは、融点が約40℃で、常温で固体状
で組成物中への均一混合性が悪く、混合が不充分である
場合には、エポキシ樹脂との反応が均一に速やかに進行
せず、接着性、塗料密着性、成形物強度が充分発揮され
ない欠もがあった。そ、二で、適当な有機溶剤を使用す
ることも試みられたが、硬化時有機溶剤を揮散させる際
、安全ヒ、公害−ヒの問題がある他、樹脂部分に気泡を
生じ、接着性 塗料密着性、成形物強度を劣化させる。
又、メタアミノペンシルアミンを変性して液状アダクト
として用いることも試みられたが、従来の例では接着性
が低ドするなど 充分なものは得られていない。
そこで、本発明者はパラアミノベンジルアミンを単独又
はメタアミノペンシルアミンと併用して用いることによ
り、硬化性及び耐熱性がさらに向上することを見出し本
出願人により先に出願した。
本発明は、常温での硬化性、低温作業性、硬化物の耐熱
性、耐熱劣化性、靭性をさらに改良した熱硬化性組成物
に関するものである。
すなわち1本発明は、芳香族ジアミン類をメタ−バラ混
合体のアミノベンジルアミンは勿論メタアミノベンジル
アミン単独とでも、ある割合で混合することにより、混
合物が常温で液状になることを着目し、接着剤、塗料、
注型品等に使用を試みた。芳香族ジアミン類は、常温で
単独では硬化性を示さないにもかかわらず、アミノベン
ジルアミン類との混合物はエポキシ樹脂との反応か均一
ニ速やかに進行するとともに、アミノベンジルアミン類
と同等以上の常温硬化性および耐熱性を発揮しうるとい
う!ド実を見出した。
さらに、三酸化アンチモンの添加が熱劣化を防止するた
めにきわめて効果的であること、およびアクリル系、シ
リコン系等からなるゴムの添加が、#衝撃性の向上にき
わめて有効であることを見出し1本発明を完成したもの
である。
問題点を解決するための手段・作用 本発明は、 (1) (a)  1分子中に3個以上のエポキシ基を
有するエポキシ樹脂100〜30重量%、1分子中に2
個以下のエポキシ基を有するエポキシ樹脂0〜70重量
%からなるエポキシ樹脂、ならびに (b)アミ/ベンジルアミン類および芳香族ジアミン類
を含有してなることを特徴とする熟硬化性組酸物。
(2) (a)  1分子中に3情景りのエポキノノ、
(を右するエポキシ樹118100〜30重憤%、1分
子中に2個以下のエポキシ基を有するエポキシ樹脂0〜
70重t%からなるエポキシ樹脂。
(b)アミノペンシルアミン類および芳香族シアミン類
、ならびに (c)三酸化アンチモン、 を含有してなることを特徴とする熱硬化性組成物。
(3) (a)  1分子中に3個以上のエポキシ基を
有するエポキシ樹脂100〜30重量%、1分子中に2
個以下のエポキシ基を有するエポキシ樹脂θ〜70磨量
%からなるエポキシ樹脂、 (b)アミノベンジルアミン類および芳香族ジアミン類
、ならびに (c)コム。
を含有してなることを特徴とする熱硬化性組成物。
(4) (a)  1分子中に3個以上のエポキシ基を
有するエポキシ樹脂100〜30重埴%、1分子中に2
個以下のエポキシ基を有するエポキシ樹脂0〜70重量
%からなるエポキシ樹脂、 (b)アミノヘアジルアミン類および芳香族ジアミン類
、 (c>三酸化アンチモン、ならびに (d)ゴム。
を含有してなることを特徴とする熱硬化性組成物、であ
る。
以下1発明の構成を作用と共に詳説する。
本発明のエポキシ樹脂としては、たとえば次のようなも
のが挙げられる。
、i)  アミン系エポキシ樹脂 で5例えばN、N、 N′、 N′−テトラグリシジル
ンアミノンフェニルメタン、メターN、N−ジグリンジ
ルアミノフェニルグリシノルエーテル、N、N、N’、
N′−テトラグリンジルテレフタルアミトなどの如きア
ミ7基やアミド基を有する化合物と、エピクロルヒドリ
ン、メチルエピクロルヒドリン、エピブロムヒドリンな
どのエピハロヒドリンとから合成される。
アミン基を有する化合物の具体例としては、ジアミノジ
フェニルメタン、メタキシリレンジアミン パラキシリ
レンジアミン、メタアミノペンシルアミン、パラアミノ
ペンシルアミン、1.3−こスアミノメチルンクロヘキ
サノ、■、4−ビスアミ/メチルシクロヘキサン、■、
3−ジアミノシクロヘキサン、l、4−ジアミノシクロ
ヘキサン メタフェニレンジアミン、パラフェニレンジ
アミン、ヘンシルアミン、ジアミノジフェニルスルボン
、ジアミ、ノジフェニルエーテル、ジアミノジフェニル
サルファイド、ジアミノジフェニルケトン、ナフタリン
ジアミン、アニリ/、トルイジノ2 メタアミノフェノ
ール、パラアミノフェノール、アミノナフトールなどが
挙げられる。
またアミド基を有する化合物の具体例としては、フタル
アミド、インフタルアミド、テレフタル7ミド、ベンズ
アミド、トルアミド パラヒドロキシへ7ズアミド、メ
ターヒトロキンベ7ズアミドなどが挙げられる。
これらのアミ7基またはアミド基を右する化合物におい
て、アミノ基又はアミド基以外のヒドロ午シル基、カル
ホキシル 1ビハロヒトリンと反応する基を有する場合 これらの
エピハロヒドリンと反応する基の一部または全部がエピ
クロルヒドリンと反応し、エポキ・ン基で置換されてい
てもよい。
、tii  フェノール系エポキシ樹脂ビスフェノール
Aジグリシジルエーテル、エポトートY D C N−
220(東部化成株式会社の商品)などのように、フェ
ノール系化合物とエピハロヒドリンから合成することが
できる。
フェノール系化合物の具体例としては、フェノール、ク
レゾール、ブチルフェノール、オクチルフェノール、ベ
ンジルフェノール、クミルフェノール、ナフト−/し、
ハイドロキノン、カテコール、レンルシン,ビスフエ/
ールA1ヒスフェノールF、ヒスフェノールスルホン、
臭素化ヒスフェノールA、ノホラック樹脂、クレンール
ノポラ、り樹脂、テトラフェニルエタン、トリフェニル
エタンなどが挙げられる。
・、110  アルコール系エポキシ樹脂トリメチロー
ルプロパントリグリシジ−レエーテル、ネオペンチルグ
リコールジグリシジルエーテルなどのように、アルコー
ル系化合物とエピハロヒドリンから合成することができ
る。
アルコール系化合物の具体例としては、ブチルアルコー
ル、2−エチルヘキシルアルコールなどの1価アルコー
ル、エチレングリコール、ジエチレノグリコール、トリ
エチレングリコール、ポリエチレングリコール、プロピ
レングリコール、ジプロピレングリコール、ポリプロピ
レングリコール、1.4−ブタンジオール、■、6−ヘ
キサンジオール、ネオペンチルグリコール、トリメチロ
ールプロパン、グリセリン、ペノタエリスリトール、ポ
リカプロラクト/、ポリテトラメチレノエーテルグリコ
ール、ポリブタジェングリコール、水添ビスフェノ−I
L、A、 シクロヘキサンジメタツール、ビスフェノー
ルA争エチレンオキシド付加物、  ビスフェノールA
・プロピレンオキシド付加物などの多価アルコール、及
びこれら多価アルコールと多価カルボン酸から作られる
ポリエステルポリオールなどが挙げられる。
JV)  不飽和化合物のエポキシ化物ングロペンタジ
エンジエポキシド、エポキシ化大豆油、エポキシ化ポリ
ブタジェン、ビニルシクロヘキセフジエポキシド、スチ
レンオキシド、ユニオンカーバイド社の商品名ERL−
4221,ERL −4234、E RL−4299な
どで知られる不飽和化合物のエポキシ化物などが挙げら
れる。
(v)  グリシジルエステル系エポキシ樹脂安息香酸
グリシジルエステル、テトラヒドロフタル酸ジグリシジ
ルエステルなどのように、カルホン酸とエピハロヒドリ
/から合成することができる。
カルボン酸の具体例としては、安9香酸、パラオキシ安
息香酸、ブチル安息香酸、などのモノカルボン酸、アジ
ピン酸、セパチン酸、ドデカンジカルボン酸、ダイマー
酸、フタル酸、イソフタル酸、テレフタル酸、テトラヒ
ドロフタル酸 メチルテトラヒドロフタル酸、ヘキサヒ
ドロフタル酸、へ/ト酸、ナジック酸、マレイ/酸、フ
マール酸、トリノリフト酸、ベンゼンテトラカルボン酸
、ブタンテトラカルボ/s、ベンゾフェノンテトラカル
ポン酸、5− (2,5−ジオキソテトラヒドロフリル
)−3−メチル−シクロヘキセン−1,2−ジカルボン
酸などの多価カルボン酸が挙げられる。
;vOウレタン系エポキシ樹脂 前記した多価アルコールとジイソシアナート。
およびグリシドールとから合成することができる。
ジイソシアナートの具体例としてはトリレンジインンア
ナート、ジフェニルメタン−4,4′−ジイソシアナー
ト、・\キサメチレンジイソシアナート、イソホロンジ
イソシアナート、キンリレンジイソシアナート、ナフタ
リンジイソシアナートなどが挙げられる。
■ その他のエポキシ樹脂 トリスエポキプロピルイソシアヌレート、グリシジル(
メタ)アクリレ−トノ(重合体、さらに+if記したエ
ポキシ樹脂のジイソシアナート、ジカルボン酸、多価フ
ェノールなどによる変性樹脂などが挙げられる。
なお、硬化速度と耐熱性の点からは、3個以上のエポキ
シ基を有するエポキシ樹脂が特に好ましく、エポキシ樹
脂の種別としては、アミン系エポキシ樹脂及び、フェノ
ール系エポキシ樹脂が特に好ましい。
本発明においては、エポキシ樹脂は単独で、又は2種以
上混合して用いることができる。
以上1本発明に用いられるエポキシ樹脂の具体例を列挙
したが、本発明の組成物においては、全エポキシ樹脂中
の100〜30重ψ%が、1分子中に3個以上のエポキ
シ基を有するエポキシ樹脂になるようにしなければなら
ない、もし3個以上のエポキシ基を有するエポキシ樹脂
量が30重量%未満であれば、本発明の組成物の硬化速
度が遅くなるだけでなく、硬化物の耐熱性が低下する。
本発明の組成物においては、エポキシ樹脂の硬他剤とし
てアミノヘンシルアミン類すなわち主としてパラアミノ
ベンジルアミン類、メタアミノベンジルアミン類および
これらの混合物が用いられるが、この中にはメタアミノ
ベノジルアミンやバラアミノベノジルアミンと、ii記
したようなエポキシ樹脂とをエボキン基に対し、アミ7
基中の活性水素が過剰となるような条件で反応して得ら
れる生成物であるこれらのアダクトが含まれる。またこ
のアダクトは、分離アダクトであっても内在アダクトで
あっても1両者の混合したものであってもよい、これら
のベンジルアミンに通常、パラ体やメタ体製造時に副生
じてくるオルト休が含まれていても1本発明の効果を損
わない限りにおいて少駿であれば精製せず、そのまま使
用して差支えない。
次に7ミノベンジルアミン類と共にエポキシ樹脂の硬化
剤として用いる芳香族ジアミン類は次の一般式で示され
る。
ただし、Rr 、Rz 、R3は炭素数1〜5個の同一
もしくは異なるアルキル基をさす。
たとえば、3.5−ジエチルトルエン−2,4−ジアミ
ン又は3.5−ジエチルトルエン−2゜6−ジアミンを
単独又は混合して用いる。
又、R1がメチル基、R2,R3がエチル基なる化合物
を80〜80重量%、R,、R2がメチル基、R3がメ
チル基なる化合物を40〜lO重量%混合して用いるこ
とができる。
芳香族ジアミン類は、そのもの単独ではエポキシ樹脂の
硬化剤として用いても常温硬化性はなく、加熱しないと
硬化しない。アミノベンジルアミン類との併用において
すぐれた常温硬化性を発揮する。
しかしてアミ7ペンジルアミン類と芳香族ジアミン類の
混合比率は、アミノヘンシルアミン類95〜50重量部
に対し芳香族ジアミン類5〜50重量部、好ましくは2
0〜50重量部を使用する。芳香族ジアミンの混合割合
が50重量部を超えると硬化速度が低ドするので好まし
くない。
さらに上記混合割合においては、混合物の融点が下がり
常温で液体化し、エポキシ樹脂と反応させる場合に加熱
溶融させる必要はなく作業性は向北すると共に、耐熱性
が向上し、Tgが10〜20℃も上昇する。
本発明の組成物において前記エポキシ樹脂と硬化剤の各
成分の使用割合は、エポキシ樹脂中のエポキシ基1個に
対し、アミノベンジルアミン類8よび芳香族ジアミン類
中の7ミノ基の水素が1通常0.5〜1.5、好ましく
は0.8〜1.2個となるような割合で用いられる。
次に玉醜化アンチモン(Sb70i)は、上記熱硬化性
組成物に添加することにより、硬化物の耐熱劣化性が非
常に向上する。その添加量は上記エポキシ樹脂100重
は部に対し5〜50重は部が好ましい。添加量が51f
L5j部未満であると効果の発現は充分でなく、また5
0重量部を超えると接着強度が低下する。
本発明において、硬化物の靭性を向上するためには、ゴ
ムを混合するのがよい。ゴムとしては、たとえばアクリ
ルエステル系、シリコーン系、共役ジエン系、オレフィ
ン系、ポリエステル系、ウレタン系などがあるが、特に
、アクリルエステル系、シリコーン系、共役ジエン系の
重合体が好ましい。これらは単独で用いても、併用して
用いてもよい。
アクリルエステル系ゴムとしては、たとえば特開昭55
−18053号、又は特開昭55−21432号に開示
されている。
又、ンリコーン系ゴムとしては、たとえば特願昭58−
180821号に開示されている。
又、共役ジエン系ゴムとしては、たとえば、1.3−ブ
タジェン、1.3−ペンタジェン、イソプレン、l、3
−ヘキサンエン、クロロプレン、などの七ツマ−を重合
又は共重合して製造することができ、市阪品を使用する
ことができる。
ゴトの使用j、1は、エポキン樹脂100屯州部に対し
て、 5〜40屯着部、好ましくは12〜35重賃部で
ある。
ゴムはエポキシ樹脂に溶解させてもよく、或いは分散し
ていてもよい。又、エポキシ樹脂に溶解さセ、硬化時に
粒子として析出させてもよい。
メエポキン樹脂とのグラフトjいR合体でもよい。
未発明の組成物には、硬化剤および硬化促進剤としてキ
ンリレンジアミン、インホロンジアミン、13−ビスア
ミンメチルシクロヘキサン、ジアミノジフェニルメタン
、ポリアミド樹脂、トリエチルアミン、ジメチルへンジ
ルアミン、イミダゾール類、トリスジメチルアミノメチ
ルフェノールなどの7ミノ類や、フェノール、クレゾー
ル、三フッ化ホウ素アミン塩などを1本発明の効果を損
わない限りにおいて一部併用することができる。
また溶媒、シラン系およびチタン系カップリング剤、顔
料、有機および無機フィラー、if塑剤。
液状ゴム、揺変性付与剤、レベリング剤、消泡剤。
タール、非反応性稀釈剤、低分子:ψポリマー、カラス
繊維、カーボン繊維、金属繊維、セラミ、り繊維などを
添加して用いることもできる。
本発明の組成物は塗料、接着剤、注型、封止剤、成形材
、繊維Φ紙などの加工剤などに用いることができる。ま
た本発明の組成物は通常5〜200℃の条件で硬化させ
ることができる。
以下に本発明を実施例によってさらに詳細に説明する。
なお以下の各個における部1または%の表示は特に断わ
らないかぎり重量基準で示す。
実施例1 メタアミノフェノールとエピクロルヒドリンとから作ら
れたアミン系エポキシ樹脂(商品名工ボトートYDM−
120,東部化成(株)、主成分の1分子中のエポキシ
基は3個)32部と、バラアミノベンジルアミン13部
および3,5−ジエチルトルエン2.4−ジアミン5部
とをよく混合して室温で放置したところ、170分後に
はほぼ粘着性がなくなり硬化した。この硬化物を室温で
一週間放置した後、レオパイブロン試験機により硬化物
の動的粘弾性テストを行った。硬化物の耐熱性の目安と
してカラス転移温度を求めたところ175℃であった。
(口し、ガラス転移温度はEパ (損失弾性率)がピー
クとなる温度とした。以下、ガラス転移温度はこの意味
で用いるものとする。
実施例2 ジアミノジフェニルメタンとエピクロルヒドリンとから
作られたアミン系エポキシ樹脂(商品名、エポトートY
H−434,東部化成(株)、主成分の1分子中のエポ
キシ基は4個)と、ビスフェノールAとエピクロルヒド
リンから作られたフェノール系エポキシ樹脂(商品名、
エピコート828、油化シェルエポキシ(株)、);成
分の1分子中のエポキシ基は2個)ならびにアミノベン
ジルアミンおよびトルエンン7ミン(3,5−ジエチル
トルエン2.4−ジアミン78%と3.5−ジエチルト
ルエン2.4−シアミン22%との混合物)を表1に示
した品混合して粘着性がなくなるまでの時間を求め硬化
時間とした。また硬化後、実施例1と回じように室温で
1四間放置したのち、動的粘弾性テストによりガラス転
移温度を求めた。結果は表1にまとめた。
実施例3 フェノールノボランク樹脂とエピクロルヒドリンとから
作られるフェノール系エポキシ樹脂(商品名、エピコー
ト+54.油化シェルエポキ/(株)、主成分の1分子
中のエポキシ基は3個)80部、ビスフェノールFジグ
リシジルエーテル(主成分の1分子中のエポキシ基は2
個)20部、およびメタアミノベンジルアミ72.5モ
ルとエチレングリコールジグリンジルエーテル1モルを
80℃で2時間反応させて得られたアタクト体19.8
部と3.5−ジエチルトルエン2.4−シアミ/8.5
部を実施例1と同様にして硬化時間、ガラス転移l温度
を求めた。硬化時間は230分、カラス転移温度は 1
82℃であった・ 実施例4 テトラフェニルエタンとエピクロルヒドリンとから作ら
れたフェノール系エポキシ樹脂(商品名、エピコーh 
1031.油化シェルエポキシCり 。
(主成分の1分子中のエポキシ基は4個)85部、ビニ
ルシクロヘキセンジエボキシド(1分子中のエポキシ基
は2個) 15部、およびメタアミノベンジルアミン1
3.1部と3.5−ジエチルトルエン2.4−ジアミノ
87部とを実施例1と同様にして硬化時間、カラス転移
温度を求めた。硬化時間は 170分、ガラス転移温度
は198℃であった。
実施例5 エピコー) +031を40部、ビニルシクロヘキセン
ンエポキシド7部、エポトートYH−43453部、メ
タアミ7ペンジルアミン12.1部、パラアミノペンシ
ルアミン6.5部、および3.5−ジエチルトルエン2
.4−シアミン7.5部を実施例1と同様にして硬化時
間、ガラス転移温度を求めた。硬化時間は130分、ガ
ラス転移温度は209℃であった。
実施例6 次の組成で実施例1と同様の実験を行った。
エボトートY H−43443部 ビニルシクロヘキセンジエボキシド 5部アミノペンシ
ルアミン       8.9g1t叉p −A B 
A      48.5%ノ3.5−ジエチルトルエン
2.4−ジアミン95%と3.5−ジエチルトルエン2
,4−シアミン5%との混合物      6.0部硬
化速度は110分、ガラス転移温度は195℃であった
実施例7 実施例1と同量のエポキシ樹脂および硬化剤に、さらに
五酩化アンチモン23部を添加してよく混合し、室温で
放置したところ170分後にはほぼ粘着性がなくなり硬
化した。その後空気中で200°Cに長期間保ち、20
℃における引張剪断強度(JISK8850に準8fり
を測定し、熱劣化性を調へた。結果は表2にまとめた。
被着体は冷間圧延鋼板(JISG3141) 5P(I
cニーSD (1,6a+m厚)を用いた。
表  2 三酸化アンチ七/添加のものは未添加のものに比へて引
張剪断強度の低下が少ない。
実施例8 ゴム成分として1次のものを合成した。
フェノールノボラック樹脂とエビグロルヒドリンとから
作られるフェノール系エポキシ樹脂(商品名、エピコー
ト【52、油化シェルエポキシ(株)、主成分の1分子
中のエポキシ基は2個)500部、アクリル酸9部、ト
リエチルアミン1部を加え、100℃まで昇温させ、8
時間反応させることにより、アクリル酸残基を導入した
エポキシ樹脂5011部を製した。
次にこれにブチルアクリレート370部、アゾビスジメ
チルバレロニトリル1部、アゾビスイソブ千ロ二トリル
2部を加え、70℃で3時間と、更にSOoCで1時間
重合反応を行なうことによって、エポキシ樹脂とアクリ
ルエステル系とのグラフト重合体を製した。(Alとす
る。) 次の組成で下記の実験を行なった。
エポトートYH−43443部 ビニルシクロヘキセンジエボキシト5811A1   
              33部アミノベンジルア
ミン       13.8部(〇一体2.8%1m一
体 48.3%、p一体48.5%) 3.5−ジエチルトルエン2.4−ジアミン2.7部 3.5−ジエチルトルエン2.6−ジアミン0.8部 J l5K6855アイゾツト衝撃強度(試験片の材質
JISG4051−SIOC>を測定したところ、12
.0kgφcm/Crr[′であった。一方、ゴムを含
有しない実施例6の場合は8.0kg・cm/cm′で
、′#撃強度の可成の向丘が認められた。
発明の効果 以−ヒ詳述したように、本発明の熱硬化性組成物は、硬
化速度が大でかつ耐熱性、耐熱劣化性、耐衝撃性にすぐ
れ、また硬化剤として使用するアミノベンジルアミンは
m−、p−1混合物のままネ11用できることから、経
済的効果もきわめて太きl/\。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)(a)1分子中に3個以上のエポキシ基を有する
    エポキシ樹脂100〜30重量%、1分子中に2個以下
    のエポキシ基を有するエポキシ樹脂0〜70重量%から
    なるエポキシ樹脂、ならびに (b)アミノベンジルアミン類および芳香族ジアミン類
    を含有してなることを特徴とする熱硬化性組成物。
  2. (2)(a)1分子中に3個以上のエポキシ基を有する
    エポキシ樹脂100〜30重量%、1分子中に2個以下
    のエポキシ基を有するエポキシ樹脂0〜70重量%から
    なるエポキシ樹脂、 (b)アミノベンジルアミン類および芳香族ジアミン類
    、ならびに (c)三酸化アンチモン、 を含有してなることを特徴とする熱硬化性組成物。
  3. (3)(a)1分子中に3個以上のエポキシ基を有する
    エポキシ樹脂100〜30重量%、1分子中に2個以下
    のエポキシ基を有するエポキシ樹脂0〜70重量%から
    なるエポキシ樹脂、 (b)アミノベンジルアミン類および芳香族ジアミン類
    、ならびに (c)ゴム、 を含有してなることを特徴とする熱硬化性組成物。
  4. (4)(a)1分子中に3個以上のエポキシ基を有する
    エポキシ樹脂100〜30重量%、1分子中に2個以下
    のエポキシ基を有するエポキシ樹脂0〜70重量%から
    なるエポキシ樹脂、 (b)アミノベンジルアミン類および芳香族ジアミン類
    、 (c)三酸化アンチモン、ならびに (d)ゴム、 を含有してなることを特徴とする熱硬化性組成物。
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