JPS616329A - 紡機用トラベラ - Google Patents
紡機用トラベラInfo
- Publication number
- JPS616329A JPS616329A JP12813984A JP12813984A JPS616329A JP S616329 A JPS616329 A JP S616329A JP 12813984 A JP12813984 A JP 12813984A JP 12813984 A JP12813984 A JP 12813984A JP S616329 A JPS616329 A JP S616329A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- traveler
- steel wire
- ring
- traveller
- spinning machine
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Classifications
-
- D—TEXTILES; PAPER
- D01—NATURAL OR MAN-MADE THREADS OR FIBRES; SPINNING
- D01H—SPINNING OR TWISTING
- D01H7/00—Spinning or twisting arrangements
- D01H7/02—Spinning or twisting arrangements for imparting permanent twist
- D01H7/52—Ring-and-traveller arrangements
- D01H7/60—Rings or travellers; Manufacture thereof not otherwise provided for ; Cleaning means for rings
- D01H7/604—Travellers
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Textile Engineering (AREA)
- Spinning Or Twisting Of Yarns (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は耐摩耗性、耐熱性、耐蝕性でリングとの馴じみ
性の良好な紡機用トラベラに関するものである。
性の良好な紡機用トラベラに関するものである。
従来の技術及び発明が解決しようとする問題点従来の紡
機用トラベラは一般に硬鋼線又は合金鋼線材を用い、表
面硬化処理として焼入処理が行われ、その後ニッケルメ
ッキを行っているものもある。
機用トラベラは一般に硬鋼線又は合金鋼線材を用い、表
面硬化処理として焼入処理が行われ、その後ニッケルメ
ッキを行っているものもある。
しかし、今日の紡績工場での過酷な操業条件の下では、
従来の紡績用トラベラでは耐摩耗性が不足し、早期に摩
耗を生じ、トラペラの走行が不安定で糸切れを多発した
９毛羽の発生が多く、トラペラが早期焼付き飛散し、更
にリングの寿命が短かくなるという欠点があった。
従来の紡績用トラベラでは耐摩耗性が不足し、早期に摩
耗を生じ、トラペラの走行が不安定で糸切れを多発した
９毛羽の発生が多く、トラペラが早期焼付き飛散し、更
にリングの寿命が短かくなるという欠点があった。
このため、トラベ２の耐摩耗性を向上するため、トラペ
ラにクロムメッキを施したものが考えらｎているが、ク
ロムメッキは硬度は高いがリングとの馴じみ性が悪く、
紡出初期において紡出張力が非常に高くなシ、糸切れが
多発したシ、あるいは、メッキ表面に亀裂が入シ易く、
これが剥離摩耗の原因となって、トラペ２が異常摩耗を
生じる原因となる等の欠点があった。
ラにクロムメッキを施したものが考えらｎているが、ク
ロムメッキは硬度は高いがリングとの馴じみ性が悪く、
紡出初期において紡出張力が非常に高くなシ、糸切れが
多発したシ、あるいは、メッキ表面に亀裂が入シ易く、
これが剥離摩耗の原因となって、トラペ２が異常摩耗を
生じる原因となる等の欠点があった。
問題点を解決するための手段
本発明は上記従来の紡機用トラベラの欠点を解消するも
のであり、硬鋼線又は合金鋼線より形成された紡機用ト
ラベラをイオン注入部と真空蒸着部とよりなるイオン蒸
着薄膜形成装置によシ、ほう素、アルミニウム、チタン
、シリコン、クローム、ニッケル等の金属を蒸気化して
リング表面に蒸着せしめると同時に窒素、炭素。
のであり、硬鋼線又は合金鋼線より形成された紡機用ト
ラベラをイオン注入部と真空蒸着部とよりなるイオン蒸
着薄膜形成装置によシ、ほう素、アルミニウム、チタン
、シリコン、クローム、ニッケル等の金属を蒸気化して
リング表面に蒸着せしめると同時に窒素、炭素。
リン等のイオンビームを照射し、窒化ほう素。
債化アルミニウム、炭化ほう素、窒化チタン。
ニッケル、リン、炭化クローム等の均一な金属薄膜を少
なくともリングと接触するトラベラ表面に形成し、耐摩
耗性リングとの馴じみ性の向上並びに焼付き防止、トラ
ベラ飛散に寄与する紡機用トラベラを提供するものであ
る。
なくともリングと接触するトラベラ表面に形成し、耐摩
耗性リングとの馴じみ性の向上並びに焼付き防止、トラ
ベラ飛散に寄与する紡機用トラベラを提供するものであ
る。
以下本発明の１実施例を図面に基づいて説明する。
実施例１゜
硬鋼線材を第１図の如く所要形状の横形トラベラ】に形
成する。
成する。
イオン注入部と真空蒸着部とよシなるイオン蒸着薄膜形
成装置の真空容器内に装填し、電子衝撃蒸着によりチタ
ンを飛ばして該トラベラ表面に蒸着させると同時にイオ
ン注入装置より窒素イオンを照射して蒸着膜内に打込み
、リング７ランジと接触する表面に、厚さ２〜２０μの
窒化チタン層ｇｔ−形成し、次に焼入れ処理後表面研摩
することによって本発明の紡機用トラベラを構成する。
成装置の真空容器内に装填し、電子衝撃蒸着によりチタ
ンを飛ばして該トラベラ表面に蒸着させると同時にイオ
ン注入装置より窒素イオンを照射して蒸着膜内に打込み
、リング７ランジと接触する表面に、厚さ２〜２０μの
窒化チタン層ｇｔ−形成し、次に焼入れ処理後表面研摩
することによって本発明の紡機用トラベラを構成する。
なお、上記窒化チタン層２の処理層はトラベラ全表面に
施すこともできるが、ト２べ２の少なくともリングと接
触する表面に設ければよく、処理前にマスキング処理す
ることによｐ所要部に施すことができる。
施すこともできるが、ト２べ２の少なくともリングと接
触する表面に設ければよく、処理前にマスキング処理す
ることによｐ所要部に施すことができる。
また、上記処理層は第２図に示す如く、トラベラ母材８
と処理層４の金属元素が界面近くで拡散により混在する
混合層５を形成し、金属元素が互に強力に結合して密着
性の非常にすぐれたものとなる。
と処理層４の金属元素が界面近くで拡散により混在する
混合層５を形成し、金属元素が互に強力に結合して密着
性の非常にすぐれたものとなる。
本発明の紡機用トラベラは上記の如き構成よりなり、第
８図に示す如く本発明の紡機用トラベラＡは表面硬度は
Ｈマス０００〜４０００ と従来の紡機用トラベラＢよ
シ非常に高硬度でおるが摩擦係数は低く滑らかで、リン
グとのなじみか良好である。また、処理層と母材とは拡
散により接合し、密着性はメツΦや物理的蒸着よシより
優ｎたものｔ得ることができる。
８図に示す如く本発明の紡機用トラベラＡは表面硬度は
Ｈマス０００〜４０００ と従来の紡機用トラベラＢよ
シ非常に高硬度でおるが摩擦係数は低く滑らかで、リン
グとのなじみか良好である。また、処理層と母材とは拡
散により接合し、密着性はメツΦや物理的蒸着よシより
優ｎたものｔ得ることができる。
第４図は従来のニッケルメッキトラベラＢと本発明の紡
機用トラベラＡを用いて下記のテスト条件にて紡出した
場合のトラペラ焼は率の比較を示し、トラベラの焼は率
は３倍以上減少することが判る。
機用トラベラＡを用いて下記のテスト条件にて紡出した
場合のトラペラ焼は率の比較を示し、トラベラの焼は率
は３倍以上減少することが判る。
テスト条件
リング内径：４５ＩＩＩＪＩ
フ２／ジ巾：８．２ｍｓ
繊維；ポリエステル、綿４５′８
スピンドル回転数：１５０００ｒ、ｐ、ｍ） ５へ５
： ＺＳ／ｈｆ ６１０なお、上記実施例においては
横形トラベラに適用した例を示したが、第５図の如く縦
形トラベラ６の少なくとも内面に窒化アルミニウム層７
を形成したシ、第６図の如くメタルインサートナイロン
トラベラ８のインサート部材９に窒化ほう素層１０
ｉ形成することによシ耐熱性。
： ＺＳ／ｈｆ ６１０なお、上記実施例においては
横形トラベラに適用した例を示したが、第５図の如く縦
形トラベラ６の少なくとも内面に窒化アルミニウム層７
を形成したシ、第６図の如くメタルインサートナイロン
トラベラ８のインサート部材９に窒化ほう素層１０
ｉ形成することによシ耐熱性。
潤滑性が良好で耐摩耗性、耐寿命特性にすぐｎた本発明
の紡機用トラベラを構成することが出来る。
の紡機用トラベラを構成することが出来る。
発明の効果
本発明の紡機用トラベラは硬鋼線又は合金鋼線よシ形成
された紡機用トラベラの少なくともリングと接触する表
面に母材との密着性のよい窒化チタン層を窒化ほう素層
、炭化シリコン層。
された紡機用トラベラの少なくともリングと接触する表
面に母材との密着性のよい窒化チタン層を窒化ほう素層
、炭化シリコン層。
窒化アルミニウム層等の処理層を形成しているため、耐
摩耗性、潤滑性、耐熱性及び耐蝕性にすぐれ長期にわた
りトラベラが安定した走行をし、リングとの馴じみ性が
良く、糸切れの多発を防止し、毛羽の発生を押えると共
にトラベラの寿命を著しく延長することが出来る。また
、窒化チタン層は耐蝕性の向上に寄与するため、難燃性
繊維の紡績に使用してもトラベラの発錆を防止すること
ができる等、優ｎた効果を有する発明である。
摩耗性、潤滑性、耐熱性及び耐蝕性にすぐれ長期にわた
りトラベラが安定した走行をし、リングとの馴じみ性が
良く、糸切れの多発を防止し、毛羽の発生を押えると共
にトラベラの寿命を著しく延長することが出来る。また
、窒化チタン層は耐蝕性の向上に寄与するため、難燃性
繊維の紡績に使用してもトラベラの発錆を防止すること
ができる等、優ｎた効果を有する発明である。
第１図は本発明の１実施例を示す横形トラベラの断面図
、第２図は同金属薄膜処理層の説明断面図、第８図及び
第４図は本発明の紡機用トラベラと従来のトラベラとの
比較を示し、第８図は断面硬度分布曲線図、第４図はト
ラベラ焼は率曲線図、第５図及び第６図は各々本発明の
紡機用トラベラ他の実施例を示す断面図である。 】・・・・・・・・・横形トラベラ ２・・・・・・・・・窒化チタン層 ８・・・・・・・・・母材 ４・・・・・・・・処理層 ５・・・・・・・・・混合層
、第２図は同金属薄膜処理層の説明断面図、第８図及び
第４図は本発明の紡機用トラベラと従来のトラベラとの
比較を示し、第８図は断面硬度分布曲線図、第４図はト
ラベラ焼は率曲線図、第５図及び第６図は各々本発明の
紡機用トラベラ他の実施例を示す断面図である。 】・・・・・・・・・横形トラベラ ２・・・・・・・・・窒化チタン層 ８・・・・・・・・・母材 ４・・・・・・・・処理層 ５・・・・・・・・・混合層
Claims (2)
- （１）硬鋼線又は合金鋼線より形成された紡機用トラベ
ラの少なくともリングと接触する部分の表面に、イオン
注入と真空蒸着法の併用による金属薄膜の密着層を形成
してなることを特徴とする紡機用トラベラ。 - （２）金属薄膜が窒化アルミ、窒化ほう素、炭化シリコ
ン、窒化チタン、炭化クロムである特許請求の範囲第１
項記載の紡機用トラベラ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12813984A JPS616329A (ja) | 1984-06-20 | 1984-06-20 | 紡機用トラベラ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12813984A JPS616329A (ja) | 1984-06-20 | 1984-06-20 | 紡機用トラベラ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS616329A true JPS616329A (ja) | 1986-01-13 |
| JPH0545692B2 JPH0545692B2 (ja) | 1993-07-09 |
Family
ID=14977362
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12813984A Granted JPS616329A (ja) | 1984-06-20 | 1984-06-20 | 紡機用トラベラ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS616329A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1598456A1 (de) * | 2004-05-17 | 2005-11-23 | Bräcker AG | Ringläufer und Verfahren zu dessen Herstellung |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS49108333A (ja) * | 1973-02-20 | 1974-10-15 | ||
| JPS5064543A (ja) * | 1973-10-12 | 1975-05-31 |
-
1984
- 1984-06-20 JP JP12813984A patent/JPS616329A/ja active Granted
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS49108333A (ja) * | 1973-02-20 | 1974-10-15 | ||
| JPS5064543A (ja) * | 1973-10-12 | 1975-05-31 |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1598456A1 (de) * | 2004-05-17 | 2005-11-23 | Bräcker AG | Ringläufer und Verfahren zu dessen Herstellung |
| US7096656B2 (en) | 2004-05-17 | 2006-08-29 | Bracker Ag | Ring traveler and method for producing it |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0545692B2 (ja) | 1993-07-09 |
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