JPS6146948A - 写真要素 - Google Patents

写真要素

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JPS6146948A
JPS6146948A JP16904284A JP16904284A JPS6146948A JP S6146948 A JPS6146948 A JP S6146948A JP 16904284 A JP16904284 A JP 16904284A JP 16904284 A JP16904284 A JP 16904284A JP S6146948 A JPS6146948 A JP S6146948A
Authority
JP
Japan
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group
dye
mordant
layer
polymer
Prior art date
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Pending
Application number
JP16904284A
Other languages
English (en)
Inventor
Taku Nakamura
卓 中村
Akira Hibino
明 日比野
Junichi Yamanouchi
淳一 山之内
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Photo Film Co Ltd filed Critical Fuji Photo Film Co Ltd
Priority to JP16904284A priority Critical patent/JPS6146948A/ja
Publication of JPS6146948A publication Critical patent/JPS6146948A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03CPHOTOSENSITIVE MATERIALS FOR PHOTOGRAPHIC PURPOSES; PHOTOGRAPHIC PROCESSES, e.g. CINE, X-RAY, COLOUR, STEREO-PHOTOGRAPHIC PROCESSES; AUXILIARY PROCESSES IN PHOTOGRAPHY
    • G03C8/00Diffusion transfer processes or agents therefor; Photosensitive materials for such processes
    • G03C8/42Structural details
    • G03C8/52Bases or auxiliary layers; Substances therefor
    • G03C8/56Mordant layers

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Architecture (AREA)
  • Structural Engineering (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Addition Polymer Or Copolymer, Post-Treatments, Or Chemical Modifications (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (発明の利用分野) 本発明は写真要素に関し、詳しくは写真要素に使用され
る色素のための良好な媒染剤である新規なポリマーおよ
びそれを用いる写真要素に関する。
さらに詳しくは、画像状に生じた拡散性色素を固定する
ための媒染剤、およびこの新規な媒染剤を含む層を用い
たカラー写真要素に関する。
(従来技術) 写真技術の分野においては、アニオン性色素の固定化の
ため、米国特許第j 、 709 、乙?Q号、同3.
りj♂、り9!号、同j 、 r?Jr 、 077号
明細書等に記載されているように、四級アンモニウム塩
を側鎖に有するポリマーを媒染剤として使用することが
知られている。しかしながら、この穏のポリマーは、色
素に対して良好な媒染性を示すものの、媒染された色素
を安定な形で保持する能力に乏しい。すなわちこの種の
媒染剤によシ媒染された色素画像を含む写真システムで
は、螢光燈、あるいは太陽光などの照射によシ、媒染さ
れた色素画像が化学変化あるいは分解を起こしやすいと
いう欠点を持っていた。
一方、英国特許第2.03−4,10/号、米国特許第
4t、//j、/−ダ号、同ダ、コ/λ130を号、同
g 、273.113号明a書等に記載されている、側
鎖に三級イミダゾール環を有するポリマー媒染剤は、媒
染された色素を光に対し安定な形で保持する性質を示す
ものの、媒染性が不十分であるという問題点を持ってい
た。
色素に対する媒染性および媒染された色素の光壓牢性を
改良するために、クライン(Klein)らによシ米国
特許ダ、 4tjO、−一ダ号に記載の、側鎖にニド’
)ル、三級イミダゾール環、および第四級イミダゾリク
ム塩を有するポリマー媒染剤が提案されたが、この種の
ポリマーでもまだ媒染性が不十分であシ、さらに改良す
る事が望まれていた。
(発明の目的) 従って本発明の目的は、媒染性に優れ、かつ媒染された
色素を光に対し安定な形で保持しうる媒染剤およびこれ
を用いた写真要素を提供することである。
(技術的問題点を解決するための手段)この目的は、少
くとも次の一般式(I)で表わされるくり返し単位を必
須構成成分として有するポリマーを媒染剤として含有す
る写真要素によって達成された。
一般式(I) 〔式中ILO+ R1+几2.R3はそれぞれ水素原子
または/〜を個の炭素原子を有する低級アルキル基を表
わすOAは側鎖基が−NGO−基又は−〇−基を介して
結合するビニル系モノマ一単位を表わす。
L12−4/〜−20個の炭素原子を有する一価の連結
基    (を表わす。mは0tたは/である。tは1
0ないし40モル%、uldloないし2θそル%、V
は10ないし20モル%である。〕 (解決手段の詳細な説明) 一般式(I)で几Or R1+ R2+ R3はそれぞ
れ水素原子あるいは炭素数7〜6個の低級アルキル基、
例えばメチル基、エチル基、n−プロピル基、n−ブチ
ル基、n−アミル基、n−ヘキシル基などを表わし、水
素原子あるいはメチル基、エチル基が特に好ましい。
前記のアルキル基は分岐していてもよいし、又脂環式の
ものでもよく、更にアルキル基は適宜、°置換されたア
ルキル基でもよい。
Aは側鎖基が一々C〇−基又は−〇−基を介して結合す
るビニル系モノマ一単位を表わし、その好ましい例は下
記の一般式(n)〜(LV)で表わされる七ツマ一単位
である。
−か−?/ 11 N     一般式(ill))(
柑ル6 一般式(rV) 〔一般式(II)、(m)、(IV)において、Rは一
般式(I)のRO,R1と同義である〇−一般式■)に
おいてR4はアルキル基、アリール基またはアラルキル
基を表わし、一般式(m)において几5.R6は水素原
子、アルキル基、アルコキシ基、アリール基またはアラ
ルキル基を表わし、一般式(TV)において、Dは窒素
原子およびカルボニル基と共fcj〜7員環を形成する
のに必要な一価の連結基を表わす。n1pSqはOまた
は/でちる。〕 一般式(II )、(m)において、R4、R5、R6
は各々アルキル基(例えば無置換アルキル基(メチル基
、エチル基、n−プロピル基、n−ブチル基、1so−
ブチル基、n−アミル基、ヘキシル基、n−ノニル基、
n−デシル基、n−ドデシル基など。)、置換アルキル
基(メトキシエチル基、3−シアノプロピル基、エトキ
シカルボニルエチル基、アセトキシエチル基、ヒドロキ
シエチル基、コープテニル基など)、アリール基(例え
ばフェニル基、トリル基、ナフチル基など。)、または
アラルキル基(例えば無置換アラルキル基(ベンジル基
、7エネチル基、ジフェニルメチル基、ナフチルメチル
基など。)、置換アラルキル基(4t−メチルベンジル
基、弘−イソプロビルベンジル基、ターメトキシベンジ
ル基、@−(4t−メトキシフェニル)ベンジル基、3
−クロロベンジルaなど。)ナトを表わし、なかでもメ
チル基、エチル基、n−ブチル基、1so−7’チル基
、フェニル基、べ/ジル基などが特に好ましい。又、R
5、几6は各々上記の細氷素原子を表わし、これも特に
好ましい場合である。
本発明の一般式(II)で表わされる七ツマ一単位の好
ましい具体例を以下に示す0 また本発明の一般式(m)で表わされるモノマ一単位と
しては、村橋、井本、谷著「合成高分子■」、朝方書店
(昭4t6年)/頁〜夕/頁記載のN−ビニル化合物を
重合した構造をもつモノマ一単位などが挙げられる。本
発明の一般式(m)で表わされるモノマ一単位の好まし
い具体例を以下に示す。
CH3 一般式(IV)で窒素原子およびカルボニル基と共にD
はj〜7員環を形成するのに必要なコ価の連結基を表わ
し、一般式CiV >で衣わモnるモノマ一単位として
は前記の「合成高分子■」に記載のN−ビニル化合物を
重合した構造をもつものが例として挙げられる。連結基
りは例えば、鎖の幹が炭素原子によって構成されるコ価
の連結基(例えば−CH2CH2CH2−、−CH2C
H2CH2CH2−。
−C)12CH2CH2CH2CH2−、−CCH2C
H2−。
て構成されるコ価の連結基(例えば−NITCH2CH
2−。
炭素原子と酸素原子とによって構成される2価の連結基
(例えば−0CR2CH2−。
原子と硫黄原子とによって構成されるコ価の連結基(例
えば−8CH2CH2−r 。
−C−8−C)(2CH2−など)を表わし、なかでも
鎖の幹が炭素原子、あるいは炭素と窒素原子とによって
構成されるコ価の連結基が特に好ましい〇−一般式IV
)で表わされるモノマ一単位の好ましい具体例を以下に
示す。
しr13 Lは/〜約20個の炭素原子を有する二価の連結基、例
えばアルキレン基(例えばメチレン基、エチレン基、ト
リメチレン基、ヘキサメチレン基ナト)、フェニレン基
(例ttfo−フェニレン基、〜/2のアルキレン基を
表わす。)、−CO2−、ナ ーCO2−R8−(但し几8はアルキレン基、フェニレ
ン基、アリーレンアルキレン基を表わす。)、−CON
H−、−CON(R1)−(但し、R1は上記と同義)
、−CONH−R,−(但しR8は上記と同じものを表
わす。)、−CON−R8−(但し、R1、R8は上記
と同じものを表わす。)などを表わし、−Co2−CH
2CH2−1CO□−CH2CH2CH2−1−CON
HCH2−1−CONHCH2CH2−1−CONHC
H2CH2CH2−などi)”nに好1Lい。
本発明の一般式(I)中、イミダゾール環を有するモノ
マ一単位の好ましい具体例を以下に示す。
CH3 4CH2−C)− CI(3 本発明の一般式(I)で表わされるくり返し単位を構成
成分として有する好ましいポリマーは、tが70ないし
4toモル5に、uが/Qないし10モル%、そしてV
が30ないし70モル%の場合である。
本発明のポリマー媒染剤においては、一般式(I)で表
わされるモノマ一単位からなる必須構成成分の他に更に
それ以外のモノマ一単位を含んでいても良いが、好まし
くはその割合は全モノマーのグ0モル%以下である。こ
のようなモノマ一単位は例えばビニルイミダゾールのN
−四級塩、スチレン誘導体(例えはスチレンスルフィン
醒塩)やアクリル酸又はメタクリル酸エステル(例えは
メタクリル酸のヒドロキシエチルエステル)等から誘導
される。
本発明のポリマー媒染剤の分子tは約r×103〜約/
X107が適当である。分子量が小ぐすぎると、ポリマ
ーが移動しゃすくなシ、また分子量が大きすぎると塗布
に支障をきたしやすいからである。好ましくは/×10
4〜2×106である。
以下に本発明に使用されるポリマー媒染剤の好ましい具
体例を示す。
−〜            d l      1     1 L4−一 一         −− トeo            ” 山       o、、         Q−+1:
LIO,I− t、4                山     
           越合成例1 ポリ(/−ビニル
イミダゾールーコ−7−ビニル−λ−ピロリドンーコー
ア クリロニトリル)(P−1)の合成 300−の反応容器にジメチルホルムアミド3o、oy
、 メチルアルコールJ0.Ofを加え、窒素ガスで十
分置換し600CIfC加熱した◇温度が一定になった
ところで、/−ビニルイミダゾールλ3.コt、/−ビ
ニルーコーピロリドン73゜7?、アクリロニトリル/
1./f、、2.2’−アゾビス(Z、+t−ジメチル
バレロニトリル)/。
02ffジメチルホルムアミドat、oy、メチルアル
コール’Ij、Ofで溶解したものを3時間で滴下した
。滴下終了後λ、2′−アゾビス(2゜ダージメチルバ
レロニトリル)0.r/fを加えコ時間加熱を続けた。
反応溶液を室温まで冷却し、セルロースの透析膜中に入
れλ日間透析を続け、凍結乾燥によシ、標記のポリマー
3デ、Ofを得た。収率7/%。
合成例2 ポリ(/−ビニルイミダゾールーコーt−ビ
ニル−J−ピロリドンーコーア クリロニトリルーコービニルベンゼン スルフイン酸カリウム) (P−4t)の合成 3θ0−の反応容器にジメチルホルムアミド3o、oy
、メチルアルコール3θ、oyを加え、窒素ガスで十分
置換し≦OOCに加熱した0温度が一定になったところ
で、/−ビニルイミダゾ−に/l、9f、/−ビニル−
λ−ピロリド710゜Q?、アクリロニトリルa、yt
、ビニルベンゼンスルフィン酸カリウム/ r 、 7
 f * コ、2′−アゾビス(2,a−ジメチルバレ
ロニトリル)0゜74t2をジメチルホルムアミド@j
、Of、メチルアルコールgj、Ofで溶解したものを
3時間で滴下した。滴下終了後λ0.2′−アゾビス(
J。
ダージメテルバレロニトリル)0.J7fを加えコ時間
加熱を続けた。反応液を室温まで冷却し、セルロースの
透析膜中に入れλ日間透析を続け、凍結乾燥によシ標記
のポリw−u6.Ofを得た〇収率ター% 合成例3 ポリ(/−ビニルイミダゾール−ゴーl−ビ
ニル−3−ヒドロキシエチルイ ミダゾリウムクロリドーコ−/−ビニ ル−一−ヒロリトンーコーアクリロニ トリル)(P−10)の合成 3θO−の反応容器にジメチルホルムアミド3Q6θt
、メチルアルコール3θ、0fを加え、窒素ガスで十分
置換しtoocに加熱した。温度が一定になったところ
で、/−ビニルイミダゾール/l、りf、N−ヒドロキ
シェチルイミダゾリクムクロリドダ、Ot1/−ビニル
−2−ビルリドン/2.フf1アクリロニトリルlλ、
/11コ、2′−アゾビス(2゜ダージメチルパレ日ニ
トリル)OoりJiffジメチルホルム7ミド4t!、
Of、メチルアルコールタ!。
Ofで溶解したものを3時間で滴下した。滴下終了後λ
、2′−アゾビス(2,4t−ジメチルバレロニトリル
)o、ayyを加え、一時間加熱を続けた。反応溶液を
室温まで冷却し、セルロースノ透析膜中1/(入れ1日
間透析を続け、凍結乾燥によシ、標記のポリマー3/、
コ2を得た。収率♂/%。
本発明のポリマー媒染剤は、写真要素中の媒染層中に単
独で、あるいはバインダーと併用して用いられる。この
バインダーには、親水性のものを用いることができる。
親水性バインダーとしては、透明か半透明の親水性コロ
イドが代表的で6D、例えばゼラチン、ゼラチン誘導体
等のタンパク質。
セルロース誘導体、デンプン、アラビアゴム等の多糖類
のような天然物質、ポリビニルアルコール。
ポリビニルピロリドン、ポリアクリルアミドのような合
成重合体を含む。
この中でもゼラチン、ポリビニルアルコールが特に好ま
しい。
この媒染層は感光材料中にあっても又、カラー拡散転写
法・や熱現像写真法用の色素固定材料中にあってもよい
本発明のポリマー媒染剤とバインダーの混合比およびポ
リマー媒染剤の塗布量は、媒染されるべゝ      
き色素の量、ポリマー媒染剤の種類や組成、更に適用さ
れる画像形成方法などに応じて、当業者が容易に定める
ことができるが、媒染剤/バインダー比がλ0 / /
 0〜♂o/ao(重量比)、媒染剤の塗布量は約Q、
λ〜約/ J t / m 2が適当であシ、なかでも
o、r〜r t / tn 2で使用するのが好ましい
本発明のポリマー媒染剤を含む媒染層は塗布性を高める
などの意味で種々の界面活性剤を含むことができる。
咬た本発明のポリマー媒染剤は、媒染層中に、ゼラチン
硬膜剤を併用することができる。
本発明に用いることの出来るゼラチン硬膜剤としては、
例えばアルデヒド類(ホルムアルデヒド、グリオキサー
ル、ゲルタールアルデヒドなど)、N−メチロール化合
物(ジメチロール尿素、メチロールジメチルヒダントイ
ンなど)、ジオキサン肪導体(コ、3−ジヒドロキシジ
オキサンなト)、活性ビニル化合物〔/、J、j−)リ
アクリロイル−へキサヒドロ−3−トリアジン、ビス(
ピールスルホニル)メチルエーテル、N、N’−エチレ
ン−ビス(ビニルスルホニルアセタミド)、N。
N’−) IJ メチレン−ビス(ビニルスルホニルア
セタミド)など〕、活性ハロゲン化合物(2,g−ジク
ロル−6−ヒドロキシ−5−)リアジンなど)、ムコハ
ロゲンfl(ムコクロル酸、ムコフェノキシクロル酸な
ど)、インオキサゾール類、ジアルデヒドでん粉、/−
クロル−6−ヒドロキシトリアジニル化ゼラチンなどを
挙げることが出来る。
その具体例は、米国特許/、r70.Jj4を号、同コ
、O♂θ、0/P号、同コ、2−≦、762号、同一、
770.013号、同λ、り13,6//号、同一、ツ
タ、2,10り号、同3,0ダ7゜J?グ号、同j 、
 0!7 、7λ3号、同3I103.937号、同j
 、32/ 、313号、同3゜3−よ、222号、同
3,36コ、/コア号、同J、ダタ0 、9//号、同
J 、JJ? 、4ダグ号、1”rrJj、r4tJ、
2タ一号、英国特許j7J 、12?号、同?、2J−
、を弘グ号、同/ 、270 、j7r号、ドイツ特許
?72./13号、同/、O?0.4!27号、同一、
7グワ、2gO号、特公昭54t−り733号、同4t
4−/172号などに記載がある。
これらのゼラチン硬膜剤のうち、特にアルデヒド類、活
性ビニル化合物、活性ハロゲン化合物が好ましい。
これらの硬膜剤は直接、媒染層用塗布液に添加してもよ
いが、他の塗布液に添加して、重層塗布される過程で媒
染層に拡散するようにしてもよ−。
本発明に使用するゼラチン硬膜剤の使用量は、目的に応
じて任意に選ぶことができる。通常は、使用するゼラチ
ンの約0./〜約JOwt%が適当であ)、好ましくは
/〜rwtXである。
本発明のポリマー媒染剤は、色素固定材料(要素)中で
金属イオンと併用することによって色素の転写濃度を高
くすることができる。この金属イオンL媒染剤を含む媒
染層、ちるいはその近接層(a重層等を担持する支持体
に近い方でも、或いは遠い側でもよい)に添加する事が
できる。ここ舎 で用いられる金属イオンは、無色で、かつ熱、光に対し
安定であることが望ましい。すなわちCu2+、Zn2
+、Ni2+、Pt2+、pd2+、CO3+ イオン
などの還移金属の多価イオンなどが好ましく、特にZn
Z+が好ましい。この金属イオンは通常水溶性の化合物
の形、たとえばZnSO4、Zn (CH3CO2)2
、で添加され、その添加量は約θ、0/〜約j t /
 frg 2が適当であシ、好壕しくは0./〜/ 、
 j 17m 2である。
これら金爲イオンを添加する層中には、バインダーとし
て親水性のポリマーを用いることができる。親水性バイ
ンダーとしては、先に媒染層に関・して具体的に列記し
たような透明か半透明の親水性コロイドが有用である。
本発明の媒染層に媒染される画像形成用色素としては以
下のものがある。すなわちフェノール性水酸基、スルホ
ンアミド基、スルホン酸基、カルボキシル基などのアニ
オン性基を有するアゾ色素、アゾメチン色素、アントラ
キノン色素、ナフトキノン色素、スチリル色素、ニトロ
色素〈キノリン色素、カルボニル色素およびフタロシア
ニン色素など。
本発明のポリマー媒染剤は、画像状に拡散性の色素を形
成又は放出後拡散させ、その後固定させる方法のカラー
画偉形成法において、この拡散性の色素を固定させる場
合に特に有利に用いられる。
上記のカシ−画像形成方法には現像液を使用して現像す
るもの〔カラー拡散転写方式〕(例えばベルギー特許り
17,9!り号に記載のもの)、実質上水分のない状態
で熱現像をするもの〔熱現像方式〕(例えは欧州特許7
≦ダタ2八λや特開昭jr−7924t7に記載のもの
)など種々の形態があるが、本願のポリマー媒染剤はい
ずれにも使用しうる。
上記のカラー画像形成方法に有用な色素供与性物質は次
式(M)で表わされ、ハロゲン化銀乳剤と組合せて用い
られる。
ここで「拡散性が変化するJとは、(1ン色累供与性物
質(M)が本来、非拡散性であシ、これが拡散性に変化
するか、または拡散性の色素が放出される事、あるいは
(2)本来拡散性の色素供与性物質(M)が非拡散性に
変化することを量体している。
また、この変化はYの性質によシYが酸化されて起こる
場合と還元されて起こる場合がある。
Yの酸化によって“拡散性が変化する例としてはまず、
p−スルホンアミドナフトール類(p−スルホンアミド
フェノール類v含tr : 特開昭x♂−33,72≦
号、同jJ−jO,736号、欧州特許第2乙、992
号に具体例の記載あυ)、0−スルホンアミドフェノー
ル類(0−スルホンアミドナフトール類も含む:特開昭
j/−//j。
≦24を号、同j≦−7=64t2号、同!ぶ−761
30号、同jj−15/37号、同j7−4tOダ3号
、同j7−6!0号、U、8.4t、OjJ。
3/2号、欧州特許第7.g 、 4t?−号に具体例
の記載あシ)、ヒドロキシスルホンアミド複素環類(%
開昭j/−1041、jダ3号、欧州特許第7≦、4t
’92号に具体例の記載あシ)、3−スルホンアミドイ
ンドール類(特開昭!/−704t、jグ3号、同j 
j−1g、730号、同!グー730.711号、同!
7−?!θ、!!号、欧州特許第7≦、弘デ2号に具体
例の記載あり)、α−スルホンアミドケトン類(%開昭
413−3719号、同!←i♂、!3グ号、欧州特許
第7≦。
4t?λ号に具体例の記載あシ)等のいわゆる色素放出
レドックス基質を挙げることができる。
別の例として!−cYが被酸化後、分子内求核攻撃によ
って色素を放出する型として特開昭j7−.20.7!
I号、特願昭j7−/77/4tr号に記載の分子内ア
シスト型基質が挙げられる。
また別の例としては、塩基性条件下では分子内閉環反応
によシ色素を放出するが、Yが酸化されると色素放出を
実質的に起こさなくなる基質を挙けることができる(特
開昭!/−43,ぶ72号に具体例の記載がある)。さ
らにこれの変型とし      (て求核試薬によジイ
ソオキサシロン環が環巻き換えを起こして色素を放出す
る基質も有用である(%開昭ダター///、ぶ−を号、
同!λ−グt/テ号に具体例の記載あり)0 また別の例としては、塩基性条件下では散性プロトンの
解離によ)色素部分が離脱するが、Yが酸化されると実
質的に色素放出しなくなる基質を挙げることができる(
特開昭!3−乙?、033号、同!グー/3θ9=7号
に具体例の記載あシ)。
一方、Yが還元されることによって拡散性が変化する例
としては、特開昭s3−/10.♂−7号に記載されて
いるニトロ化合物:特開昭!3−/10,727号、U
S、 4t、 3tに1.2ゲタ号、同Q 、 3!I
 、 jコ!号に記載されているキノン化合物を挙げる
ことができる。これらは現像過程で消費されないで残存
している還元剤(エレクトロン・ドナーと称する)によ
シ還元され、その結果中じた求核基の分子内攻撃により
色素全放出するものである。この変型として、還元体の
散性プロトンが解離することによ)色素部分が離脱する
キノン型基質も有用である(特開昭r!−/30゜デー
7号、同!≦−/gグ、3弘λ号に具体例の記載あり)
上記の還元により拡散性が変化する基質を使用する場合
には、露光されたハロゲン化銀と色素供与性物質との間
を仲介する適当な還元剤(エレクトロン・ドナー)を用
いることが必須であり、その具体例は上記の公知資料に
記載されている。また、基質Y中にエレクトロン・ドナ
ーが共存する基質(LDA化合物と称する)も有用であ
る。
更に別の色素供与性物質としては、高温下でハロゲン化
銀又は有機の銀塩と酸化還元反応を行い、その結果色素
部を有する化合物の可動性が変化するものを用いること
ができ、これは特願昭rr−3タダ00号に記載されて
いる。
また感材中の銀イオンとの反応によシ可動性の色素を放
出する色素供与性物質については特願昭jr−jj&タ
コ号に記載されている。
上記の色素供与性物質は、現像により感光材料中に、露
光に対応した可動性の色素の像状分布を形成するもので
あり、これらの画像色素を色素固定材料にうつして(い
わゆる拡散転写)可視イビする方法については、上記に
引用した特許あるいは、特原昭rr−4t20り2号、
同rr−6677コ号などに記載されている。
本発明のポリマー媒染層を含有する層を有する写真要素
についてさらに詳しく jJ下に説明する。
本発明のポリマー媒染剤を含む写$、要素は、ハロゲン
化銀乳剤層を支持体上に少なくとも一層有する感光材料
であってもよいし、又感光性をもたない、色素固定材料
であってもよい。或いはこのような感光材料(感光要素
)と色素固定材料(受像要素)とが組み合わさったフィ
ルム・ユニットでちってもよい。
フィルム・ユニットの代表的な形態は、一つの透明な支
持体上に上記の受像要素と感光要素とが積層されておシ
、転写画像の完成後、感光要素を受像要素から剥離する
必要のない形態である。更に具体的に述べると、受偉!
!素は少なくとも一層の媒染層からなシ、又感光要素の
好ましい態様に於いては’yr感性乳剤層、緑感性乳剤
層及び赤感性乳剤層の組合せ、又は緑感性乳剤層、赤感
性乳剤層及び赤外光感光性乳剤層の組合せ、或いは青感
性乳剤層、赤感性乳剤層及び赤外光感光性乳剤層の組合
せと、前記の各乳剤層にイエロー色紫供与性物質、マゼ
ンタ色素供与性物質及びシアン色素供与性物質がそれぞ
れ組合わされて構成される(ここで[赤外光感光性乳剤
層とは700nm以上、特に741On(H以上の光に
対して感光性を持つ乳剤層をいう)。そして、該媒染層
と感光層或いは色素供与性物質含有層の間には、透明支
持体を通して転写画像が観賞できるように、酸化チタン
等の固体顔料を含む白色反射層が設けられる。明所で現
像処理を完成できるようにするために白色反射層と感光
層の間に更に遮光層を設けてもよいO又、所望により感
光要素の全部又は一部を受像要素から剥離できるように
するために適当な位置に剥離it設けてもこい(このよ
うな態様は例えば特開昭j4−67r+tO号やカナダ
特許67ダ。
0?2号に記載されている)0           
   (また、別の剥離不要の形態では、一つの透明支
持体上に前記の感光要素が塗設され、その上に白色反射
層が塗設され、更にその上に受像層が積層される。同一
支持体上に受像要素と白色反射層と剥離層と感光要素と
が積層されておシ、感光要素を受像要素から意図的に剥
離する態様については、米国特許j 、730.7/を
号に記載されている。
他方、二つの支持体上にそれぞれ感光要素と受像要素が
別個に塗設される代表的な形態には大別して二つあシ、
一つは剥離型であシ、他は剥離不要型である。これらに
ついて詳しく説明すると、剥離型フィルム・ユニットの
好ましい態様では、支持体の裏面に光反射層を有しそし
てその表面には少なくとも一層の受像層が塗設されてい
る。又感光要素は遮光層を有する支持体上に塗設されて
いて、露光終了前は感光層塗布面と媒染層塗布面は向き
合っていないが露光終了後(例えば現像処理中)は感光
ノn塗布面がひつくシ返って受像層塗布面と重なシ合う
ように工夫されている。媒染層で転写画像が完成した後
は速やかに感光要素が受像要素から剥離される。
また、剥離不要型フィルム・ユニットの好ましい態様で
は、透明支持体上に少なくとも一層の媒染層が塗設され
ておシ、又透明又は遮光層を有する支持体上に感光要素
が塗設されていて、感光層塗布面と媒染層塗布面とが向
き合って重ね合わされている。
以上述べた形態はいずれもカラー拡散転写方式にも熱現
像方式にも適用できるが、特に前者の場合には更にアル
カリ性処理液を含有する、圧力で破裂可能な容器(処理
要素)が組合わされていてもよい。なかでも一つの支持
体上に受像要素と感光要素が積層された剥離不要型フィ
ルム・ユニットではこの処理要素は感光要素とこの上に
重ねらレルカバーシートの間に配置されるのが好ましい
又、二つの支持体上にそれぞれ感光要素と受像要素が別
個に塗設された形態では、遅くとも現像処理時に処理要
素が感光要素と受像要素の間に配置されるのが好ましい
。処理要素には、フィルム・ユニットの形態に応じて遮
光剤(カーボン・ブラックやpHKよって色が変化する
染料等)及び/又は白色顔料(酸化チタン等)を含むの
が好ましい。更にカラー拡散転写方式のフィルム・ユニ
ツトでは、中和層と中和タイミング層の組合せからなる
中和タイミング機構がカバーシート中、又は受像要素中
、或いは感光要素中に組込まれているのが好ましい。
他方、熱現像方式のフィルムユニットでは、支持体、感
光要素又は受像要素の適当な位置に金属性微粒子、カー
ボン・ブラックやグラファイト等の導電性粒子を含有す
る発熱層を設けて、熱現像や色素の拡散転写のために通
電した時に発生するジュール熱を利用してもよい。導電
性粒子の替りに半導性無機材料(例えば炭化珪素、珪化
そリプデン、ランタンクロライド、チタン酸バリウムセ
ラミックス、酸化スズ、酸化亜鉛等)を用いてもよい。
次に実施例によって本発明をさらに詳しく説明する。
実施例1 沃臭化銀乳剤の作り方について述べる。
ゼラチン’;toyとKBr−イlを水3θθ0ゴに溶
解する。この溶液を10°Cに保ち攪拌する。
次に硝酸銀j4tfを水−200−に溶かした液を70
分間で上記溶液に添加する。
その後KIの3.32を700−に溶かした液を4分間
で添加する0 こうしてできた沃臭化銀乳剤のpHを調整し、沈降させ
、過剰の塩を除去する0 その後pHをt、oに合わせ収@4toopの沃臭化銀
乳剤を得た。
次にベンゾトリアゾール銀乳剤の作り方について述べる
ゼラチンコ♂fとベンゾトリアゾール/3゜、2fを水
3000−に溶解する0この溶液をグθ0Cに保ち攪拌
する0この溶液に硝酸銀/7fを水100−に溶かした
液を一分間で加え&このベンゾトリアゾール銀乳剤のp
Hを調整し、沈降させ、過剰の塩を除去する0その後p
Hをぶ、0に合わせ、収@4t 00 Fのベンゾトリ
アゾールを得た。
次に色素供与性物質のゼラチン分散物の作り方について
述べる。
下記構造のシアンの色素供与性物質り、/?、:rハク
酸−2−エチル−ヘキシルエステルスルホン酸ソーダθ
、夕?、トリークレジルフォス7エー)(TCP)rr
を秤貴し、酢酸エチル30−を加え、約toocに加熱
溶解させ、均一な溶液とする。この溶液と石灰処理ゼラ
チンの70%溶液1002とを攪拌混合した後、ホモジ
ナイザーで70分間、10,00OR,、P、M、にて
分散する。
この分散物を色素供与性物質(シアン)の分散物という
* シアンの色素供与性物質 次に感光性塗布物の作り方について述べる。
以下のものを混合溶解させた後、ポリエチレンテレフタ
レートフィルム上に30μmのウェット膜厚で塗布し、
乾燥した0 (al  ベンゾトリアゾール銀乳剤     10f
(b)  沃臭化銀乳剤           コ0y
(C)  前記色素供与性物質(シアン)の分散物  
           3oy(e)  グアニジント
リクロロ酢酸の10%エタノール溶液       /
2.jyllげ)  H2N502N(CH3)2  
の10%水溶液              4t7(
勿水       7・J− 更にこの上に保護層として次の組成物を膜厚が2エμm
になるように塗布し乾燥した。
(h)  ゼラチン/Q%水溶液       369
11)  グアニジントリクロロ酢酸の10%エタノー
ル溶液           !−〇)コハク9−2−
エチル−ヘキシルエステルスルホン酸ソーダの/X水 溶液               4t1ntk)水
        ハゴ 次に色素固定材料の作シ方について述べる。
まず、ゼラチン硬膜剤H−10,に3?、H−20,2
/lおよび蒸留水/40tnlを加え、10X酸処理ゼ
ラチン/θoyを加えて均一に混合した。
この混合液を酸化チタンを分散したポリエチレンでラミ
ネートした紙支持体上に60μmのウェット膜厚となる
よう均一に塗布した後、乾燥した。
次に、媒染剤HP−/  −コ、/ンおよび200−の
蒸留水を加え、70%石灰処理ゼラテ/10oyを加え
て均一に混合した混合物を上記の塗布物上に均一に塗布
した。この試料を乾燥して、媒染剤HP−/を有する色
素固定材料(A)として用いた。
上記媒染剤HP−/のかわシKHP−22o。
=2、P−//r、/7、P−42t#?、P−/θ 
20.2fを用いる以外は全く同様の方法によって、色
素固定材料(B) 、 (C) 、 (D) 、 (E
)を作成した。
ゼラチン硬膜剤 H−/ Cl−12−0(S02CH2CONHCH2CH,N
HCOCH2So2CH−atゼラチン硬膜剤 H−2 CI(2=C)1802CH2CONHCH2CH20
(2NHCOCH280□CH=CH2比較用媒染剤H
P−/(米国特許第グ、tro。
224を号記載のポリマー) 比較用媒染剤HP−,z(米国特許第Z、グjO。
コーダ号記載のポリマー) 上記の感光性塗布物にタングステン電球を用い、2.0
00ルクスで70秒間保状に露光した。その後/300
Cに加熱したヒートブロック上で3θ秒間均一に加熱し
た。次に色素固定材料の膜面側にそれぞれ/fn2あた
シ?O−の水を供給した後、加熱処理の終った上記感光
性塗布物と上記水を供給した色素固定材料をそれぞれ膜
面が接するように重ね合わせた。?00CCヒートゴワ
ツク上で3秒加熱した後色素固定材料を感光材料からひ
きはがすと、色素固定材料上にネガのシアン色像が得ら
れた。これらのネガ像の濃度はマクベス反射濃度計(R
D−t/y)を用いて測定した。
次にこれらのネガ像を有する色素固定材料の膜面上に、
紫外線吸収層を有する透明フィルムを重ね合わせ、アト
ラスC,I47ウエザオメーターを用い、色像上にキセ
ノン光(70万ルクス)を3日間照射した。キセノン光
照射前後での色像濃度を測定した色像の光に対する堅牢
性を評価した。
色素固定材料(A)〜l)における最大濃度と、反射濃
度/、0での色素残存率を第1表に示した。
第1表に示すように、本発明の媒染剤は、比較用のもの
に比べて転写された色像の、光照射下での堅牢性を改良
し、かつ高い濃度のシアン色像を与えること、即ち優れ
た媒染性をも合せもつ事がわかった。
実施例2 実施例1の感光性塗布物中の色素供与性物質の分散物の
シアンの色素供与性物質を下記構造のマゼ/りの色素供
与性物質は代える以外は実施例1と全く同様の操作と処
理を行なった。その結果を第2表に示した。
マゼンタの色素供与性物質 C6Hl3(t) 第2表に示すように、本発明の媒染剤は、比較用のもの
に比べて転写された色像の、光照射下での堅牢性を低下
させることなく、高い濃度のマゼンタ色像を与えること
がわかった。
実施例3 実施例1の感光性塗布中の色素供与性物質の分散物のシ
アンの色素供与性物質を下記構造のイエローの色素供与
性物質に代える以外は、実施例1と全く同様な操作と処
理を行なった。その結果を第3表に示した。
イエローの色素供与性物質 第3表 第3表に示すように、本発明の媒染剤は、比較用のもの
に比べて高い転写濃度のイエロー色像を与えることがわ
かった。光堅牢性は(A)、(B)、(C)。
(D) 、 (E)とも、はぼ同程度に良好であった。
次に本発明の媒染剤を使用し、実施例1〜3とは異なる
層構成を有し、異なる処理を行なう系について、本発明
の媒染剤の優れた特徴を具体的に説明する。
実施例4 下記の層を記載の順序で酸化チタンを分散したポリエチ
レンテレフタレート支持体に塗布することによって色素
固定材料(F)(HP−/を使用したもの)、を作成し
た。
(1)  下塗り層 ポリビニルアルコール(ケン(Ifり/X)の10重全
量水溶液、rot及びポリアクリル酸−〇重量%水溶液
ダ02及び前述のゼラチン硬膜剤H=/およびH−2を
それぞれ/、コ/2.0、jl’f及び水ダθ0−を均
一に混合し、20μmのウェット膜厚に均一に塗布した
層。
(2)  親水性熱溶剤層 a)尿素             5Otb)  N
−メチル尿素        4t02C) 水   
              /り0−d)ポリビニル
アルコール (ケン化度?/X)の 70重量%水溶液      2001e)化合物AA
*の1%水溶液   20df)媒染剤HP−/22・
♂? (al〜(0を混合し溶解させた後り0μmのウエツ喰 ト膜厚になるように均一に塗布した層。
H3 上述した媒染剤HP−/の代わシに、前述した媒染剤H
P−2so、コt、P−/  /1./y、P−ダ 2
4#f、P−10,20,2tを用いる以外は全く同様
な操作によシ、色素固定、材料(G)、(H)、(I)
、(J)を作成した。
なお、用いた感光性塗布物は、実施例1と同様の操作に
よシ、作成した。
上記の感光性塗布物に対し、タングステン電球を用い2
,000ルクスで70秒間像状に露光した。その後/J
−00Cに加熱したヒートブロック上で30秒間均一に
加熱した。
次に上記の加熱した感光材料と、色素固定材料とを膜面
が向合わせになるように重ね合わせた〇この重ね合わせ
た試料を、対になった730°Cの熱ローラーの間に通
し、加圧しながら4tO秒間加熱した後、色素固定材料
を感光材料からひきはがすと色素固定材料上に銀像に対
してポジのシアン色像が得られた。このネガ像の赤光に
対する濃度を、マクベス反射濃度計(RDr/り)を用
いて測定した。
得られた色像について、実施例1と同じ方法に従い、そ
れぞれの最大濃度を測定した結果を第ダ表に示す。
第Z表 第グ表に示すように1この系においても、本発明の媒染
剤は比較用に比べて高い転写濃度のシアン色像を与える
ことがわかった。光堅牢性は(F)。
(G)、(I−I)、(I)、(J)ともほぼ同程度で
あった。
実施例5 実施例4の感光性塗布物中の色素供与性物質の分散物の
シアンの色素供与性物質を実施例2のマゼンタの色素供
与性物質に代える以外は実施例4と全く同様の操作と処
理を行なった。その結果を第5表に示した。
第5表に示すように、本発明の媒染剤は、比較用のもの
に比べて転写された色像の、光照射下での堅牢性を低下
させることなく高い濃度のマゼンタ色像を与えることが
わかった。
実施例6 実施例4の感光性塗布中の色素供与性物質の分散物のシ
アンの色素供与性物質を実施例3のイエローの色素供与
性物質に代える以外は実施例4と全く同様な操作と処理
を行なった。その結果を第3表に示した。
第6表 第を表に示すように、本発明の媒染剤は比較用のものに
比べてかなシ高い転写濃度のイエロー色像を与えること
がわかった。光堅牢性は(E)。
(F) 、 (G) 、 (H) 、 (I)ともほぼ
同程度であった。
以上の実施例1〜S VCよシ、本発明の媒染剤は、加
熱処理によって現像を起こさせるカラー画像形成方法に
おいて、シアン、マゼンタ、イエロー色素すべてについ
て、色素画像の光照射下での堅牢性を悪化させることな
く、かなシ高い転写濃度を与えるという優れた特徴を有
することが明らかとなった。
特許出願人 富士写真フィルム株式会社手続補正書 昭和!り年7.2月/二日 1、事件の表示    昭和より年特願第16りO≠λ
号2、発明の名称  写真要素 3、補正をする者 事件との関係       特許出願人任 所  神奈
川県南足柄市中沼210番地−15,−2,、′ 連絡先 〒106東京都港区西麻布2丁目26番30号
4、補正の対象  明細書の「特許請求の範囲」の欄及
び「発明の詳細な説明」 の欄 5、補正の内容 明細書の「特許請求の範囲」の項の記載を別紙の通シ補
正する。
明細書の「発明の詳細な説明」の項の記載を下記の通シ
補正する。
/)第!頁末行目一般式(III)の と補正する。
2)第を頁末行目の 「ヘキシル基」を 「n−ヘキシル基」 と補正する。
3)第13頁弘行目の と補正する。
り第V!頁3行目の構造式 別紙 2、特許請求の範囲 次の一般式(I)で表わされるくり返し単位を必須構成
成分として有するポリマーを含む層を少なくとも−N有
する写真要素。
一般式(1) 〔式中Ro 、Rs z R2+ Raはそれぞれ水素
原子また基を介して結合するビニル系モノ!一単位を表
わす。Lは7〜.20個の炭素原子を有する2価の連結
基を表わす。mはOまたはlでちる。tはi。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 次の一般式( I )で表わされるくり返し単位を必須構
    成成分として有するポリマーを含む層を少なくとも一層
    有する写真要素。 一般式( I ) ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式中R_1、R_2、R_3はそれぞれ水素原子また
    は、1〜6個の炭素原子を有する低級アルキル基を表わ
    す。Aは側鎖基が▲数式、化学式、表等があります▼基
    又は−O−基を介して結合するビニル系モノマー単位を
    表わす。 Lは1〜20個の炭素原子を有する2価の連結基を表わ
    す。mは0または1である。tは10ないし60モル%
    、uは10ないし70モル%、vは10ないし90モル
    %である。〕
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0824278A1 (en) 1996-08-15 1998-02-18 Daewoo Electronics Co., Ltd Method of manufacturing a lithium battery

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0824278A1 (en) 1996-08-15 1998-02-18 Daewoo Electronics Co., Ltd Method of manufacturing a lithium battery

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