JPH06156905A - エレベータ遠隔保守制御システム - Google Patents
エレベータ遠隔保守制御システムInfo
- Publication number
- JPH06156905A JPH06156905A JP31315092A JP31315092A JPH06156905A JP H06156905 A JPH06156905 A JP H06156905A JP 31315092 A JP31315092 A JP 31315092A JP 31315092 A JP31315092 A JP 31315092A JP H06156905 A JPH06156905 A JP H06156905A
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- JP
- Japan
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- elevator
- control device
- remote maintenance
- communication line
- elevators
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- Pending
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- Indicating And Signalling Devices For Elevators (AREA)
- Maintenance And Inspection Apparatuses For Elevators (AREA)
- Selective Calling Equipment (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 複数のエレベータ間、あるいはエレベータ群
間で自動的に相互補完運転を行なうようにする。 【構成】 この発明のエレベータ遠隔保守制御システム
は、複数のエレベータ各々またはエレベータ群各々の制
御装置同士、また各々の制御装置と遠隔保守制御装置と
を通信回線を介して自由に接続切り換えできるようにし
て、遠隔保守制御装置から、または他のエレベータある
いは他のエレベータ群から各エレベータまたはエレベー
タ群の制御を行ない、エレベータまたはエレベータ群の
故障によってサービスが低下した階床への他のエレベー
タまたはエレベータ群のサービスを行なわせる補完運転
がスムーズに行なえ、また特定階床での乗り継ぎ連絡も
スムーズに行なえるようにする。
間で自動的に相互補完運転を行なうようにする。 【構成】 この発明のエレベータ遠隔保守制御システム
は、複数のエレベータ各々またはエレベータ群各々の制
御装置同士、また各々の制御装置と遠隔保守制御装置と
を通信回線を介して自由に接続切り換えできるようにし
て、遠隔保守制御装置から、または他のエレベータある
いは他のエレベータ群から各エレベータまたはエレベー
タ群の制御を行ない、エレベータまたはエレベータ群の
故障によってサービスが低下した階床への他のエレベー
タまたはエレベータ群のサービスを行なわせる補完運転
がスムーズに行なえ、また特定階床での乗り継ぎ連絡も
スムーズに行なえるようにする。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は、複数台のエレベータ
を遠隔地の保守センタに設置された遠隔保守制御装置に
よって監視し、制御するエレベータ遠隔保守制御システ
ムに関する。
を遠隔地の保守センタに設置された遠隔保守制御装置に
よって監視し、制御するエレベータ遠隔保守制御システ
ムに関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、一定の管轄区域内に存在する多数
のエレベータを保守センタに設置されている遠隔保守制
御装置と通信回線を介して接続し、各々のエレベータの
動作状態を遠隔監視し、必要な場合に現地に技術員を派
遣して保守を行なうエレベータ遠隔保守制御システムで
は、同一のビル内の複数のエレベータを群管理制御して
いるような場合、各群ごとに遠隔保守制御装置と通信回
線を介して接続し、信号のやりとりを行なうことができ
るようにしてあるが、エレベータ間あるいは各群間を通
信回線を介して接続し、互いに信号のやりとりを行な
い、必要な場合に互いに補完運転を行なう機能を備えた
ものは存在していない。
のエレベータを保守センタに設置されている遠隔保守制
御装置と通信回線を介して接続し、各々のエレベータの
動作状態を遠隔監視し、必要な場合に現地に技術員を派
遣して保守を行なうエレベータ遠隔保守制御システムで
は、同一のビル内の複数のエレベータを群管理制御して
いるような場合、各群ごとに遠隔保守制御装置と通信回
線を介して接続し、信号のやりとりを行なうことができ
るようにしてあるが、エレベータ間あるいは各群間を通
信回線を介して接続し、互いに信号のやりとりを行な
い、必要な場合に互いに補完運転を行なう機能を備えた
ものは存在していない。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】上記のように従来のエ
レベータ遠隔保守制御システムでは、エレベータ間ある
いは各群間を通信回線を介して接続する機能が存在しな
かったために、特に群管理制御システムを備えたエレベ
ータシステムでは、次のような問題点があった。すなわ
ち、１つのエレベータ群が故障したような場合、同じ階
床をサービスする他のエレベータ群があるような場合で
も、そのエレベータ群には故障したエレベータ群の階床
をサービスするプログラムが組み込まれていないため
に、補完する運転制御ができず、利用者に不便をかける
問題点があった。また、ある階床で別のエレベータ群の
エレベータに乗り換える乗り継ぎ階の設定があるような
場合にも、エレベータ群ごとに制御系がまったく異なる
ために、乗り継ぎ連絡がとられておらず、乗り継ぎ階で
乗り継ぎ利用者に長待ちさせてしまうことがある問題点
もあった。
レベータ遠隔保守制御システムでは、エレベータ間ある
いは各群間を通信回線を介して接続する機能が存在しな
かったために、特に群管理制御システムを備えたエレベ
ータシステムでは、次のような問題点があった。すなわ
ち、１つのエレベータ群が故障したような場合、同じ階
床をサービスする他のエレベータ群があるような場合で
も、そのエレベータ群には故障したエレベータ群の階床
をサービスするプログラムが組み込まれていないため
に、補完する運転制御ができず、利用者に不便をかける
問題点があった。また、ある階床で別のエレベータ群の
エレベータに乗り換える乗り継ぎ階の設定があるような
場合にも、エレベータ群ごとに制御系がまったく異なる
ために、乗り継ぎ連絡がとられておらず、乗り継ぎ階で
乗り継ぎ利用者に長待ちさせてしまうことがある問題点
もあった。
【０００４】この発明はこのような従来の問題点に鑑み
なされたもので、各エレベータ、あるいは各エレベータ
群を他のエレベータ制御装置から通信回線を介して制御
することができるようにして、エレベータあるいはエレ
ベータ群の故障時の他のエレベータまたは他のエレベー
タ群による補完運転が容易に行なえ、乗り継ぎ連絡をス
ムーズに行なわせることができるようなるエレベータ遠
隔保守制御システムを提供することを目的とする。
なされたもので、各エレベータ、あるいは各エレベータ
群を他のエレベータ制御装置から通信回線を介して制御
することができるようにして、エレベータあるいはエレ
ベータ群の故障時の他のエレベータまたは他のエレベー
タ群による補完運転が容易に行なえ、乗り継ぎ連絡をス
ムーズに行なわせることができるようなるエレベータ遠
隔保守制御システムを提供することを目的とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】この発明は、複数のエレ
ベータと遠隔地の保守センタに設置された遠隔保守制御
装置との間を通信回線を介して接続して構成されるエレ
ベータ遠隔保守制御システムにおいて、エレベータ各々
を制御するエレベータ制御装置と、このエレベータ制御
装置各々と通信回線とを接続し、エレベータ制御装置に
対する信号の入出力を制御する端末装置と、この端末装
置各々に接続された通信回線同士の接続および前記通信
回線各々と遠隔保守制御装置に通じる通信回線との接続
を、前記端末装置各々の制御信号または前記遠隔保守制
御装置の制御信号を受けて切り換える交換器とを備えた
ものである。
ベータと遠隔地の保守センタに設置された遠隔保守制御
装置との間を通信回線を介して接続して構成されるエレ
ベータ遠隔保守制御システムにおいて、エレベータ各々
を制御するエレベータ制御装置と、このエレベータ制御
装置各々と通信回線とを接続し、エレベータ制御装置に
対する信号の入出力を制御する端末装置と、この端末装
置各々に接続された通信回線同士の接続および前記通信
回線各々と遠隔保守制御装置に通じる通信回線との接続
を、前記端末装置各々の制御信号または前記遠隔保守制
御装置の制御信号を受けて切り換える交換器とを備えた
ものである。
【０００６】
【作用】この発明のエレベータ遠隔保守制御システムで
は、複数のエレベータ各々またはエレベータ群各々の制
御装置同士、また各々の制御装置と遠隔保守制御装置と
を通信回線を介して自由に接続切り換えできるようにし
て、遠隔保守制御装置から、または他のエレベータある
いは他のエレベータ群から各エレベータまたはエレベー
タ群の制御を行ない、エレベータまたはエレベータ群の
故障によってサービスが低下した階床への他のエレベー
タまたはエレベータ群のサービスを行なわせる補完運転
がスムーズに行なえ、また特定階床での乗り継ぎ連絡も
スムーズに行なえるようにする。
は、複数のエレベータ各々またはエレベータ群各々の制
御装置同士、また各々の制御装置と遠隔保守制御装置と
を通信回線を介して自由に接続切り換えできるようにし
て、遠隔保守制御装置から、または他のエレベータある
いは他のエレベータ群から各エレベータまたはエレベー
タ群の制御を行ない、エレベータまたはエレベータ群の
故障によってサービスが低下した階床への他のエレベー
タまたはエレベータ群のサービスを行なわせる補完運転
がスムーズに行なえ、また特定階床での乗り継ぎ連絡も
スムーズに行なえるようにする。
【０００７】
【実施例】以下、この発明の実施例を図に基づいて詳説
する。
する。
【０００８】図１はこの発明の一実施例の機能ブロック
図であり、説明を簡単にするために２つのエレベータ群
Ａ，Ｂそれぞれを制御するＡエレベータ制御装置１ａ、
Ｂエレベータ制御装置１ｂが備えられているビルに対す
るエレベータ遠隔保守制御システムについて示してあ
り、Ａ，Ｂエレベータ制御装置１ａ，１ｂ各々が端末装
置２ａ，２ｂ各々と通信線３ａ，３ｂによって接続さ
れ、これらの端末装置２ａ，２ｂ各々が構内交換器４と
内線通信回線５ａ，５ｂ各々を介して接続されている。
またこの交換器４は一般通信回線６によって遠隔地の保
守センタに設置されている遠隔保守制御装置７と接続さ
れている。前述の交換器４は、エレベータ制御装置１ａ
または１ｂからの指令により、また遠隔保守制御装置７
からの指令により、内線通信回線５ａ，５ｂ間の交換、
また内線通信回線５ａまたは５ｂと一般通信回線６との
間の交換を行なう機能を有している。
図であり、説明を簡単にするために２つのエレベータ群
Ａ，Ｂそれぞれを制御するＡエレベータ制御装置１ａ、
Ｂエレベータ制御装置１ｂが備えられているビルに対す
るエレベータ遠隔保守制御システムについて示してあ
り、Ａ，Ｂエレベータ制御装置１ａ，１ｂ各々が端末装
置２ａ，２ｂ各々と通信線３ａ，３ｂによって接続さ
れ、これらの端末装置２ａ，２ｂ各々が構内交換器４と
内線通信回線５ａ，５ｂ各々を介して接続されている。
またこの交換器４は一般通信回線６によって遠隔地の保
守センタに設置されている遠隔保守制御装置７と接続さ
れている。前述の交換器４は、エレベータ制御装置１ａ
または１ｂからの指令により、また遠隔保守制御装置７
からの指令により、内線通信回線５ａ，５ｂ間の交換、
また内線通信回線５ａまたは５ｂと一般通信回線６との
間の交換を行なう機能を有している。
【０００９】なお、上記実施例では構内交換器４によっ
て内線通信回線５ａ，５ｂ同士の交換、内線通信回線５
ａまたは５ｂと一般通信回線６の交換を行なうようにし
ているが、内線通信回線５ａ，５ｂもすべて一般通信回
線とし、交換器として電話局のものを利用する構成とし
てもよい。
て内線通信回線５ａ，５ｂ同士の交換、内線通信回線５
ａまたは５ｂと一般通信回線６の交換を行なうようにし
ているが、内線通信回線５ａ，５ｂもすべて一般通信回
線とし、交換器として電話局のものを利用する構成とし
てもよい。
【００１０】次に、上記構成のエレベータ遠隔保守制御
システムの動作について説明する。
システムの動作について説明する。
【００１１】通常運転時には、エレベータ群Ａ，Ｂそれ
ぞれは、Ａエレベータ制御装置１ａ、Ｂエレベータ制御
装置１ｂそれぞれによって群管理制御され、各々に属す
るエレベータの運行制御がなされる。
ぞれは、Ａエレベータ制御装置１ａ、Ｂエレベータ制御
装置１ｂそれぞれによって群管理制御され、各々に属す
るエレベータの運行制御がなされる。
【００１２】そして、例えばＡエレベータ制御装置１ａ
によって制御されるＡエレベータ群が保守、点検などの
ために、あるいは故障発生のために運転を休止したよう
な場合、この情報は通信線３ａを介して端末装置２ａに
伝達される。これを受けて、端末装置２ａは、通信回線
５ａを介して交換器４に、端末装置２ｂの呼出しを要求
し、交換器４は通信回線５ｂを介して端末装置２ｂを呼
出す。そこで、端末装置２ｂがこの呼出しに応答する
と、交換器４は、通信回線５ｂを通信回線５ａと接続す
る。
によって制御されるＡエレベータ群が保守、点検などの
ために、あるいは故障発生のために運転を休止したよう
な場合、この情報は通信線３ａを介して端末装置２ａに
伝達される。これを受けて、端末装置２ａは、通信回線
５ａを介して交換器４に、端末装置２ｂの呼出しを要求
し、交換器４は通信回線５ｂを介して端末装置２ｂを呼
出す。そこで、端末装置２ｂがこの呼出しに応答する
と、交換器４は、通信回線５ｂを通信回線５ａと接続す
る。
【００１３】このようにして、Ａエレベータ制御装置１
ａの情報がＢエレベータ制御装置１ｂに伝達されるよう
になり、Ｂエレベータ制御装置１ｂはあらかじめ設定さ
れている運転パターンに従って、それまでＡエレベータ
制御装置１ａによって制御されていたＡエレベータ群の
運転を補う運転制御を行なうようになる。なお、この場
合のＡエレベータ群の運転は、それまでＡエレベータ制
御装置１ａによって行なわれていた群管理制御であるこ
とが望ましいが、Ｂエレベータ制御装置１ｂや通信回線
５ａ，５ｂの容量によってすべてのエレベータを受け持
ち階床のすべてにおいて各階停止運転するといった単純
な制御のものとすることもできる。
ａの情報がＢエレベータ制御装置１ｂに伝達されるよう
になり、Ｂエレベータ制御装置１ｂはあらかじめ設定さ
れている運転パターンに従って、それまでＡエレベータ
制御装置１ａによって制御されていたＡエレベータ群の
運転を補う運転制御を行なうようになる。なお、この場
合のＡエレベータ群の運転は、それまでＡエレベータ制
御装置１ａによって行なわれていた群管理制御であるこ
とが望ましいが、Ｂエレベータ制御装置１ｂや通信回線
５ａ，５ｂの容量によってすべてのエレベータを受け持
ち階床のすべてにおいて各階停止運転するといった単純
な制御のものとすることもできる。
【００１４】また、例えばＡエレベータ制御装置１ａが
自らのＡエレベータ群の異常を検出した場合には、その
異常状態を通信線３ａを介して端末装置２ａに伝達し、
端末装置２ａが通信回線５ａを通して交換器４に対して
遠隔保守制御装置７の呼出し要求を行ない、通信回線５
ａと外部の一般通信回線６とを接続することにより、Ａ
エレベータ制御装置１ａから遠隔保守制御装置７に異常
状態信号を伝送し、担当技術者に保守の必要を知らせ
る。これと共に、遠隔保守制御装置７は通信回線６を通
して交換器４に端末装置２ａまたは２ｂを呼出し、通信
回線６と通信回線５ａまたは５ｂとを接続し、Ａエレベ
ータ制御装置１ａまたはＢエレベータ制御装置１ｂを呼
出し、それぞれのエレベータ群の運転状態信号を送信さ
せることにより、適切な運転指示を伝達する。
自らのＡエレベータ群の異常を検出した場合には、その
異常状態を通信線３ａを介して端末装置２ａに伝達し、
端末装置２ａが通信回線５ａを通して交換器４に対して
遠隔保守制御装置７の呼出し要求を行ない、通信回線５
ａと外部の一般通信回線６とを接続することにより、Ａ
エレベータ制御装置１ａから遠隔保守制御装置７に異常
状態信号を伝送し、担当技術者に保守の必要を知らせ
る。これと共に、遠隔保守制御装置７は通信回線６を通
して交換器４に端末装置２ａまたは２ｂを呼出し、通信
回線６と通信回線５ａまたは５ｂとを接続し、Ａエレベ
ータ制御装置１ａまたはＢエレベータ制御装置１ｂを呼
出し、それぞれのエレベータ群の運転状態信号を送信さ
せることにより、適切な運転指示を伝達する。
【００１５】このようにして、この実施例の場合には、
Ａエレベータ群をＢエレベータ制御装置で制御したり、
Ｂエレベータ群をＡエレベータ制御装置で制御したりす
る補完制御が可能となり、緊急時のサービスの低下を小
さなものに抑えることができるようになる。
Ａエレベータ群をＢエレベータ制御装置で制御したり、
Ｂエレベータ群をＡエレベータ制御装置で制御したりす
る補完制御が可能となり、緊急時のサービスの低下を小
さなものに抑えることができるようになる。
【００１６】なお、この発明は上記実施例に限定される
ことはなく、内線通信回線に代えて一般電話回線を各エ
レベータ群ごとのエレベータ制御装置に接続し、電話局
の交換器によってこれらの各エレベータ制御装置同士、
あるいはエレベータ制御装置と遠隔保守制御装置とを接
続するようにしてもよく、このようにすれば、エレベー
タシステム専用の回線工事を行なわずとも済むことにな
り、設備コストを低く抑えることができるようになる。
また、上記端末装置および通信回線を従来の遠隔監視と
共用するようにすれば、設備コストと共に運転コストも
軽減することができるようになる。
ことはなく、内線通信回線に代えて一般電話回線を各エ
レベータ群ごとのエレベータ制御装置に接続し、電話局
の交換器によってこれらの各エレベータ制御装置同士、
あるいはエレベータ制御装置と遠隔保守制御装置とを接
続するようにしてもよく、このようにすれば、エレベー
タシステム専用の回線工事を行なわずとも済むことにな
り、設備コストを低く抑えることができるようになる。
また、上記端末装置および通信回線を従来の遠隔監視と
共用するようにすれば、設備コストと共に運転コストも
軽減することができるようになる。
【００１７】また、上記実施例のようにエレベータ群を
Ａ，Ｂの２群だけでなく、さらに多くのエレベータ群に
ついて適用することもできる。
Ａ，Ｂの２群だけでなく、さらに多くのエレベータ群に
ついて適用することもできる。
【００１８】さらにまた、上記実施例では群管理制御シ
ステムにおける遠隔保守制御システムについて示した
が、同一建物内の設置されている複数台のエレベータそ
れぞれについて適用することもできる。
ステムにおける遠隔保守制御システムについて示した
が、同一建物内の設置されている複数台のエレベータそ
れぞれについて適用することもできる。
【００１９】さらに、上記実施例ではエレベータ群の故
障時の補完運転制御について説明したが、交換器と通信
回線を介してＡ，Ｂエレベータ制御装置それぞれの運転
状態信号のやりとりを行ない、一方の群のエレベータの
１つが乗り継ぎ階に停止しようとしていれば、他方の群
のエレベータの１つをその乗り継ぎ階に待機させるよう
な相互制御を行なうようにすることもでき、このように
すれば、乗り継ぎ階での乗り継ぎをスムーズに行なわせ
ることができ、サービスの向上が図れることになる。
障時の補完運転制御について説明したが、交換器と通信
回線を介してＡ，Ｂエレベータ制御装置それぞれの運転
状態信号のやりとりを行ない、一方の群のエレベータの
１つが乗り継ぎ階に停止しようとしていれば、他方の群
のエレベータの１つをその乗り継ぎ階に待機させるよう
な相互制御を行なうようにすることもでき、このように
すれば、乗り継ぎ階での乗り継ぎをスムーズに行なわせ
ることができ、サービスの向上が図れることになる。
【００２０】
【発明の効果】以上のようにこの発明によれば、複数の
エレベータ各々またはエレベータ群各々の制御装置同
士、また各々の制御装置と遠隔保守制御装置とを通信回
線を介して自由に接続切り換えできるようにしているた
め、遠隔保守制御装置から、または他のエレベータある
いは他のエレベータ群から各エレベータまたはエレベー
タ群の制御を行なうようにすることにより、エレベータ
またはエレベータ群の故障によってサービスが低下した
階床への他のエレベータまたはエレベータ群のサービス
を行なわせる補完運転がスムーズに行なえ、また特定階
床での乗り継ぎ連絡もスムーズに行なえ、サービスの向
上が図れる。
エレベータ各々またはエレベータ群各々の制御装置同
士、また各々の制御装置と遠隔保守制御装置とを通信回
線を介して自由に接続切り換えできるようにしているた
め、遠隔保守制御装置から、または他のエレベータある
いは他のエレベータ群から各エレベータまたはエレベー
タ群の制御を行なうようにすることにより、エレベータ
またはエレベータ群の故障によってサービスが低下した
階床への他のエレベータまたはエレベータ群のサービス
を行なわせる補完運転がスムーズに行なえ、また特定階
床での乗り継ぎ連絡もスムーズに行なえ、サービスの向
上が図れる。
【図１】この発明の一実施例の機能ブロック図。
１ａ Ａエレベータ制御装置 １ｂ Ｂエレベータ制御装置 ２ａ，２ｂ 端末装置 ３ａ，３ｂ 通信線 ４ 交換器 ５ａ，５ｂ 内線通信回線 ６ 一般通信回線 ７ 遠隔保守制御装置
Claims (1)
- 【請求項１】 複数のエレベータと遠隔地の保守センタ
に設置された遠隔保守制御装置との間を通信回線を介し
て接続して構成されるエレベータ遠隔保守制御システム
において、エレベータ各々を制御するエレベータ制御装
置と、前記エレベータ制御装置各々と通信回線とを接続
し、エレベータ制御装置に対する信号の入出力を制御す
る端末装置と、前記端末装置各々に接続された通信回線
同士の接続および前記通信回線各々と前記遠隔保守制御
装置に通じる通信回線との接続を、前記端末装置各々の
制御信号または前記遠隔保守制御装置の制御信号を受け
て切り換える交換器とを備えて成るエレベータ遠隔保守
制御システム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31315092A JPH06156905A (ja) | 1992-11-24 | 1992-11-24 | エレベータ遠隔保守制御システム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31315092A JPH06156905A (ja) | 1992-11-24 | 1992-11-24 | エレベータ遠隔保守制御システム |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06156905A true JPH06156905A (ja) | 1994-06-03 |
Family
ID=18037715
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP31315092A Pending JPH06156905A (ja) | 1992-11-24 | 1992-11-24 | エレベータ遠隔保守制御システム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06156905A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20010017419A (ko) * | 1999-08-11 | 2001-03-05 | 장병우 | 감시 및 보수를 위한 장치 및 방법 |
| KR100372814B1 (ko) * | 2000-10-25 | 2003-02-19 | 삼성에버랜드 주식회사 | 원격 엘리베이터 관제장치 |
-
1992
- 1992-11-24 JP JP31315092A patent/JPH06156905A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20010017419A (ko) * | 1999-08-11 | 2001-03-05 | 장병우 | 감시 및 보수를 위한 장치 및 방법 |
| KR100372814B1 (ko) * | 2000-10-25 | 2003-02-19 | 삼성에버랜드 주식회사 | 원격 엘리베이터 관제장치 |
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