JPS6145320Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS6145320Y2 JPS6145320Y2 JP1981001385U JP138581U JPS6145320Y2 JP S6145320 Y2 JPS6145320 Y2 JP S6145320Y2 JP 1981001385 U JP1981001385 U JP 1981001385U JP 138581 U JP138581 U JP 138581U JP S6145320 Y2 JPS6145320 Y2 JP S6145320Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- dust
- divider
- passage
- air cleaner
- partition wall
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000000428 dust Substances 0.000 claims description 39
- 238000005192 partition Methods 0.000 claims description 16
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 13
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
Landscapes
- Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は内部にたまつた水がエンジンに吸入さ
れるのを防止した直立型エヤクリーナに関する。
れるのを防止した直立型エヤクリーナに関する。
従来の自動車等車両用エンジンの直立サイクロ
ン型エヤクリーナは、第１図に示すように、筒状
体の上部にダステイサイドダクト１とクリーンサ
イドダクト２を備え、内部にエレメント３を納
め、底部が開口したケース４と、前記エレメント
３の下方を覆い、ダスト通路５を設けたデイバイ
ダ６と、そのデイバイダ６を覆うダストパン８と
が、前記ケース４の底部開口において、ガスケツ
ト９を挾んで締結ボルト７により一体に結合され
るように構成されている。ダクト１を経て矢印の
ように吸入された空気がエレメント３の外周を回
わり、粗大なダストを遠心分離し、さらに半径方
向に通過する時に、微細なダストを除去してダク
ト２へと流れる。エレメント３によつて除去され
たダストは、デイバイダ６のダスト通路５からダ
ストパン８に入つてそこに溜められる。ところで
車両の雨天走行時に、空気とともにエヤクリーナ
に侵入した水は、前記ダスト通路５を経てダスト
パン８にも入る。
ン型エヤクリーナは、第１図に示すように、筒状
体の上部にダステイサイドダクト１とクリーンサ
イドダクト２を備え、内部にエレメント３を納
め、底部が開口したケース４と、前記エレメント
３の下方を覆い、ダスト通路５を設けたデイバイ
ダ６と、そのデイバイダ６を覆うダストパン８と
が、前記ケース４の底部開口において、ガスケツ
ト９を挾んで締結ボルト７により一体に結合され
るように構成されている。ダクト１を経て矢印の
ように吸入された空気がエレメント３の外周を回
わり、粗大なダストを遠心分離し、さらに半径方
向に通過する時に、微細なダストを除去してダク
ト２へと流れる。エレメント３によつて除去され
たダストは、デイバイダ６のダスト通路５からダ
ストパン８に入つてそこに溜められる。ところで
車両の雨天走行時に、空気とともにエヤクリーナ
に侵入した水は、前記ダスト通路５を経てダスト
パン８にも入る。
このように雨天走行時にダストパン８内に溜ま
つた水は車両の振動によつて揺れ動き、デイバイ
ダ６のダスト通路５からはね上がつて、エレメン
ト３を通してエンジンに吸入されることがある。
つた水は車両の振動によつて揺れ動き、デイバイ
ダ６のダスト通路５からはね上がつて、エレメン
ト３を通してエンジンに吸入されることがある。
本考案は上記した問題を解決するためのもの
で、ダストパンの内部にデイバイダの下方を覆い
別のダスト通路を設けた隔壁を張設し、ダストパ
ン内にたまつた水がエンジンに吸入されるのを防
止した直立型エヤクリーナを提供することを目的
としている。
で、ダストパンの内部にデイバイダの下方を覆い
別のダスト通路を設けた隔壁を張設し、ダストパ
ン内にたまつた水がエンジンに吸入されるのを防
止した直立型エヤクリーナを提供することを目的
としている。
以下実施例を図面にもとづいて説明するが、第
２図ないし第６図において、第１図と同一のも
の、または等価のものは同一符号を付して説明す
る。
２図ないし第６図において、第１図と同一のも
の、または等価のものは同一符号を付して説明す
る。
第２図に示すように、ダストパン８は、その内
部に隔壁１０を張設しており、その隔壁１０はデ
イバイダ６の下方を覆い、かつ車両の進行方向
（図面紙に垂直方向）と直交して一方の側（図面
では左側）に傾斜し、傾斜方向の端部（図面では
左端部）に詳細を第３図に示すように、デイバイ
ダ６とは別の第２のダスト通路１１を有する。
部に隔壁１０を張設しており、その隔壁１０はデ
イバイダ６の下方を覆い、かつ車両の進行方向
（図面紙に垂直方向）と直交して一方の側（図面
では左側）に傾斜し、傾斜方向の端部（図面では
左端部）に詳細を第３図に示すように、デイバイ
ダ６とは別の第２のダスト通路１１を有する。
一方、デイバイダ６は、第４図に示すように第
２のダスト通路１１と対向する位置（図面では右
端部）に、第１のダスト通路１２を設けており、
その第１のダスト通路１２は、第２図に示すよう
に遠心方向を向いた棚部１３を下方に形成してい
る。
２のダスト通路１１と対向する位置（図面では右
端部）に、第１のダスト通路１２を設けており、
その第１のダスト通路１２は、第２図に示すよう
に遠心方向を向いた棚部１３を下方に形成してい
る。
次に作用について説明する。
隔壁１０は傾斜しているので、デイバイダ６の
ダスト通路１２から侵入した水は第２のダスト通
路１１からダストパン８へ流れ易く、隔壁１０の
上面には溜まりにくい。エヤクリーナの中に侵入
した水量が多く、車両が急加速して隔壁１０下面
の水が、第５図１点鎖線で示すように後方向Ｒに
あるいはブレーキ時に鎖線で示すように前方Ｆに
なだれ込んで、一部が隔壁１０にはね当つても第
２のダスト通路１１は水位の揺動の中心０の上方
にあるので、隔壁１０の上部にはそれほど水があ
ふれることがない。また、デイバイダ６の第１の
ダスト通路１２も同様で、車両の進行方向と直交
する位置でしかも第２のダスト通路１１と反対面
にあるため、隔壁１０の上部の水がさらにデイバ
イダ６を通過するのはきわめて困難である。
ダスト通路１２から侵入した水は第２のダスト通
路１１からダストパン８へ流れ易く、隔壁１０の
上面には溜まりにくい。エヤクリーナの中に侵入
した水量が多く、車両が急加速して隔壁１０下面
の水が、第５図１点鎖線で示すように後方向Ｒに
あるいはブレーキ時に鎖線で示すように前方Ｆに
なだれ込んで、一部が隔壁１０にはね当つても第
２のダスト通路１１は水位の揺動の中心０の上方
にあるので、隔壁１０の上部にはそれほど水があ
ふれることがない。また、デイバイダ６の第１の
ダスト通路１２も同様で、車両の進行方向と直交
する位置でしかも第２のダスト通路１１と反対面
にあるため、隔壁１０の上部の水がさらにデイバ
イダ６を通過するのはきわめて困難である。
しかも第１の通路１２の棚部１３は、更に水の
はね上りを防止する。このようにしてエンジンへ
雨水などが吸入されるのを極力防止できるのであ
る。
はね上りを防止する。このようにしてエンジンへ
雨水などが吸入されるのを極力防止できるのであ
る。
また第６図に示すように隔壁１０を傾けずに取
り付けた場合においても同様の効果を得ることが
できるし、ダスト通路１１，１２の位置関係も対
向する位置でなくともよい。
り付けた場合においても同様の効果を得ることが
できるし、ダスト通路１１，１２の位置関係も対
向する位置でなくともよい。
以上詳細に説明したように本考案によれば、ダ
ストパンの内部にデイバイダの下方に位置して隔
壁を張設し、かつデイバイダと隔壁とのそれぞれ
異なつた位置にダスト通路を設けたので、ダスト
パン内にたまつた水がエンジンに吸入されるのを
確実に防止する効果がある。
ストパンの内部にデイバイダの下方に位置して隔
壁を張設し、かつデイバイダと隔壁とのそれぞれ
異なつた位置にダスト通路を設けたので、ダスト
パン内にたまつた水がエンジンに吸入されるのを
確実に防止する効果がある。
第１図は従来の直立型エヤクリーナを示す側断
面図、第２図は本考案の一実施例を示す要部の断
面図、第３図は第２図のダストパンの上面図、第
４図は第２図のデイバイダの上面図、第５図は第
２図のＡ矢視断面図、第６図は別の実施例を示す
要部の断面図である。 ３……エレメント、４……ケース、５……ダク
ト通路、６……デイバイダ、８……ダストパン、
９……ガスケツト、１０……隔壁、１１……第２
のダスト通路、１２……第１のダスト通路、１３
……棚部。
面図、第２図は本考案の一実施例を示す要部の断
面図、第３図は第２図のダストパンの上面図、第
４図は第２図のデイバイダの上面図、第５図は第
２図のＡ矢視断面図、第６図は別の実施例を示す
要部の断面図である。 ３……エレメント、４……ケース、５……ダク
ト通路、６……デイバイダ、８……ダストパン、
９……ガスケツト、１０……隔壁、１１……第２
のダスト通路、１２……第１のダスト通路、１３
……棚部。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 １ 内部にエレメントを収めたケースと、前記ケ
ースの開口部を覆いダスト通路を設けたデイバ
イダと、前記デイバイダの下方に位置してダス
トを溜めるダストパンとがガスケツトを介して
一体に結合されたエヤクリーナにおいて、前記
デイバイダの下方に位置してダストパンの内部
を仕切る隔壁を設け、該隔壁のダスト通路を前
記デイバイダのダスト通路と異なつた位置に設
けたことを特徴とする直立型エヤクリーナ。 ２ 隔壁は車両進行方向と略直交して傾斜してい
ることを特徴とする実用新案登録請求の範囲第
１項記載の直立型エヤクリーナ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1981001385U JPS6145320Y2 (ja) | 1981-01-09 | 1981-01-09 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1981001385U JPS6145320Y2 (ja) | 1981-01-09 | 1981-01-09 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS57115949U JPS57115949U (ja) | 1982-07-17 |
| JPS6145320Y2 true JPS6145320Y2 (ja) | 1986-12-19 |
Family
ID=29799852
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1981001385U Expired JPS6145320Y2 (ja) | 1981-01-09 | 1981-01-09 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6145320Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5621458Y2 (ja) * | 1976-05-26 | 1981-05-21 |
-
1981
- 1981-01-09 JP JP1981001385U patent/JPS6145320Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS57115949U (ja) | 1982-07-17 |
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