JPH0448964Y2 - - Google Patents

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JPH0448964Y2
JPH0448964Y2 JP268887U JP268887U JPH0448964Y2 JP H0448964 Y2 JPH0448964 Y2 JP H0448964Y2 JP 268887 U JP268887 U JP 268887U JP 268887 U JP268887 U JP 268887U JP H0448964 Y2 JPH0448964 Y2 JP H0448964Y2
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outside air
air inlet
cowl
suction port
blower
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JP268887U
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JPS63110109U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は車両のカウルアウタパネルの改良に関
するものである。
従来の技術 車両のカウルアウタパネルは実開昭56−56417
号で示されるようにカウルルーバと対向する天板
部を備えており、この天板部には外気導入口が形
成されている。
また、天板部1の下方には第4図で示されるよ
うに外気導入口2の直下から外れた箇所にブロア
の吸込口3が設置されている。
これにより、ブロアモータが作動するとその負
圧により外気がカウルルーバ、外気導入口2を通
つてブロア吸込口3に入り、最終的には車室内に
入ることになる。
考案が解決しようとする問題点 しかしながら、従来の外気導入口はその周縁部
が略幾何学的に正しい形状となつているので、降
雨時等にカウルルーバから浸入した水は水滴4と
なつて第4図で示されるように外気導入口2から
ブロア吸込口3に向つて流れる風によつてブロア
吸込口3の方に伝わつて行く。
すなわち、水滴4はカウルルーバからカウルア
ウタパネルの天板部1に落下してその天板部1上
を外気とともに外気導入口2の方へ転り、外気導
入口2の周縁部の下に入り込み、第5図のごとく
その周縁部に沿つて流れ、さらに天板部1下に至
つた後ブロア吸込口3の方へ吸い込まれる。
ブロア吸込口3に水滴4が入つてしまうと、こ
れは車室内に浸入してしまうものである。このよ
うなことは車室内の快適性を損なうので都合が悪
い。
問題点を解決するための手段 本考案は上記問題点を解決するため、外気導入
口を天板部に備える車両のカウルアウタパネルに
おいて、上記外気導入口からカウル内のブロア吸
込口に向う風と接触する上記外気導入口の周縁部
に切欠が複数個設けられている構成を採用してい
る。
作 用 外気導入口に至つた水滴は外気導入口の開口周
縁部に沿つて流れる間いずれかの切欠に至り、そ
の切欠のところでより大きな粒の水滴となつてカ
ウルインナパネル上に落下する。
従つて、ブロアの吸込口の真上にまで至る水滴
はなくなり、ブロアから水が車室内に吸い込まれ
るという不都合は解消する。
なお、カウルインナパネルに落下した水滴はブ
ロア吸込口の起立壁に阻止されるので、ブロア内
には流入しない。
実施例 第1図は本考案に係るカウルアウタパネルの一
実施例を示している。
なお、この図において第4図におけると同じ部
材には同一符号を付して示す。
外気導入口2は略長方形でありその周縁部に
は、外気導入口2からブロア吸込口3に向う風と
接触するところにて切欠5が多数等間隔で設けら
れている。切欠は不等間隔で設けられることもあ
る。
この場合切欠5は四角形状であり、外気導入口
2の周縁部における2つの長辺6,7と、ブロア
吸込口3側の短辺8に沿つて形成されている。も
ちろん他の短辺9に沿つて設けてもよいものであ
る。
また、切欠5の形状は第2図示のごとく三角形
状、あるいは第3図示のごとく円形状としてもよ
いものである。
これにより、第1図示のごとく水滴4は切欠5
のところで前進を阻止されそこでより大きな粒と
なつて下方に落下し、ブロア吸込口3の上方まで
には至らない。
考案の効果 本考案は以上のような構成からなるので、豪雨
時等において換気のためブロアモータを始動して
も車室内に水が浸入するのを好適に防止できるも
のである。
またその際換気性能を損なうこともない。むし
ろ外気導入口の面積は増加するので、換気性向上
の面で望ましい。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係るカウルアウタパネルの部
分切欠斜視図、第2図、第3図はそれぞれ異なる
形状の切欠を設けた実施例の外気導入口の斜視
図、第4図および第5図は従来例を示し、第4図
はカウルアウタパネルの部分切欠斜視図、第5図
は第4図の−線断面図である。 1……カウルアウタパネルの天板部、2……外
気導入口、3……ブロア吸込口、4……水滴、5
……切欠。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 外気導入口を天板部に備える車両のカウルアウ
    タパネルにおいて、上記外気導入口からカウル内
    のブロア吸込口に向う風と接触する上記外気導入
    口の周縁部に切欠が複数個設けられていることを
    特徴とする上記車両のカウルアウタパネル。
JP268887U 1987-01-12 1987-01-12 Expired JPH0448964Y2 (ja)

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JP268887U JPH0448964Y2 (ja) 1987-01-12 1987-01-12

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JP268887U JPH0448964Y2 (ja) 1987-01-12 1987-01-12

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JPS63110109U JPS63110109U (ja) 1988-07-15
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6252562B2 (ja) * 2015-07-31 2017-12-27 トヨタ自動車株式会社 ウインドシールドガラスの周辺構造

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JPS63110109U (ja) 1988-07-15

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