JPS6141419Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS6141419Y2 JPS6141419Y2 JP12424781U JP12424781U JPS6141419Y2 JP S6141419 Y2 JPS6141419 Y2 JP S6141419Y2 JP 12424781 U JP12424781 U JP 12424781U JP 12424781 U JP12424781 U JP 12424781U JP S6141419 Y2 JPS6141419 Y2 JP S6141419Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- legs
- bush
- mounting
- generator
- mounting bracket
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000003754 machining Methods 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Motor Or Generator Frames (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は自動車用充電発電機を機関側に取付
ける部分の固定機構の改良に関するものである。
自動車に使用される充電発電機は、機関側の取付
ブラケツトを相対する一対の脚部をもつて両側か
らはさみ付けるようにした装着されるが、上記取
付ブラケツトの幅よりも発電機の脚部間隔寸法の
方が製造上の公差によつて大きく、両者間に一定
の間隔が生ずることになり、そのために発電機の
脚部が歪曲して折損を招くことがある。このよう
な不都合をなくすために上記間隔に対応しこれを
事実上なくすために円筒状のブツシユを締付けボ
ルトに挿嵌する構造が採用されている。このブツ
シユは脚部の強度との関係で、ブツシユの外径と
脚部に設けた孔の相互間のはめ合い公差を精度の
良いものにする必要がある上に、はめ合いが強す
ぎると脚部が曲がつて調整の機能を阻害し、又弱
すぎる脚部が遊離するという問題が残されてい
る。
ける部分の固定機構の改良に関するものである。
自動車に使用される充電発電機は、機関側の取付
ブラケツトを相対する一対の脚部をもつて両側か
らはさみ付けるようにした装着されるが、上記取
付ブラケツトの幅よりも発電機の脚部間隔寸法の
方が製造上の公差によつて大きく、両者間に一定
の間隔が生ずることになり、そのために発電機の
脚部が歪曲して折損を招くことがある。このよう
な不都合をなくすために上記間隔に対応しこれを
事実上なくすために円筒状のブツシユを締付けボ
ルトに挿嵌する構造が採用されている。このブツ
シユは脚部の強度との関係で、ブツシユの外径と
脚部に設けた孔の相互間のはめ合い公差を精度の
良いものにする必要がある上に、はめ合いが強す
ぎると脚部が曲がつて調整の機能を阻害し、又弱
すぎる脚部が遊離するという問題が残されてい
る。
この考案は、上記の問題を解消することを目的
としてなされたものであり、以下図面に基づいて
説明する。すなわち第1図および第2図は、第3
図に示す従来用いられていたブツシユ1を用いて
発電機2を機関の取付ブラケツト3に装着した構
造を示したものであり、第1図は取付ボルト4の
ナツト5を締付ける前の状態で、図中aはブツシ
ユ1の内端と取付ブラケツト3の端面との間隙で
あり、この間隙は第2図に示す如く、ナツト5を
締付けることによつてなくし、ここにおいて発電
機2は完全に装着されるわけであるが、この機構
では、上記ブツシユ1と発電機2の脚部6との嵌
合固定について配慮が払われていない。すなわち
従来のものは実質的に装着状態ではめ合い公差と
の相関で決まる移動力のみで脚部6を支持してい
るのである。
としてなされたものであり、以下図面に基づいて
説明する。すなわち第1図および第2図は、第3
図に示す従来用いられていたブツシユ1を用いて
発電機2を機関の取付ブラケツト3に装着した構
造を示したものであり、第1図は取付ボルト4の
ナツト5を締付ける前の状態で、図中aはブツシ
ユ1の内端と取付ブラケツト3の端面との間隙で
あり、この間隙は第2図に示す如く、ナツト5を
締付けることによつてなくし、ここにおいて発電
機2は完全に装着されるわけであるが、この機構
では、上記ブツシユ1と発電機2の脚部6との嵌
合固定について配慮が払われていない。すなわち
従来のものは実質的に装着状態ではめ合い公差と
の相関で決まる移動力のみで脚部6を支持してい
るのである。
ところで、第4図は本考案固定装置の主体をな
すブツシユ7の一実施例を示すものであり、この
ブツシユ7はその内部貫通孔8の中央部に環状溝
9を設け、この環状溝9を設けることにより、ブ
ツシユの外周中央部に薄肉部10を形成したもの
である。そして第5図は上記この考案のブツシユ
7の使用態様つまりナツト5を強力に締付けた状
態を示しており、この場合ブツシユ7はその最も
弱い薄肉部10が強い挾圧力によつて外方向へ膨
出変形し、この部分が脚部6に設けた取付け孔の
内周へ圧接されるので脚部6は完全に固定され
る。なおこの考案では、ブツシユ7が取付ブラケ
ツト3と脚部6間の間隔(ブツシユ7の内端と取
付ブラケツト3の側面との間隙)をなくすための
移動、すなわち挿入時は小さい力で動くようには
め合いを選択できるので、加工精度についての特
別な配慮を必要とせず、又脚部が曲るというおそ
れもない。
すブツシユ7の一実施例を示すものであり、この
ブツシユ7はその内部貫通孔8の中央部に環状溝
9を設け、この環状溝9を設けることにより、ブ
ツシユの外周中央部に薄肉部10を形成したもの
である。そして第5図は上記この考案のブツシユ
7の使用態様つまりナツト5を強力に締付けた状
態を示しており、この場合ブツシユ7はその最も
弱い薄肉部10が強い挾圧力によつて外方向へ膨
出変形し、この部分が脚部6に設けた取付け孔の
内周へ圧接されるので脚部6は完全に固定され
る。なおこの考案では、ブツシユ7が取付ブラケ
ツト3と脚部6間の間隔(ブツシユ7の内端と取
付ブラケツト3の側面との間隙)をなくすための
移動、すなわち挿入時は小さい力で動くようには
め合いを選択できるので、加工精度についての特
別な配慮を必要とせず、又脚部が曲るというおそ
れもない。
なおこの考案においては、締付け時の挟圧力で
ブツシユの薄肉部が直ちに全周均等に膨出するの
で、固定が迅速かつ完壁であり、しかもブツシユ
自体は筒状の一体構造であるためにその強度は全
くそこなわれることなく、更に又簡単な加工で製
作できるので安価に提供できる。
ブツシユの薄肉部が直ちに全周均等に膨出するの
で、固定が迅速かつ完壁であり、しかもブツシユ
自体は筒状の一体構造であるためにその強度は全
くそこなわれることなく、更に又簡単な加工で製
作できるので安価に提供できる。
第1図および第2図は従来の機構を示す縦断面
図、第3図は同ブツシユの縦断面図、第4図はこ
の考案のブツシユの一例を示す縦断面図、第5図
は使用の態様を示す縦断面図である。 図中、2は発電機、3は取付ブラケツト、4は
取付ボルト、5はナツト、6は脚部、7はブツシ
ユ、9は環状溝、10は薄肉部である。尚、図中
同一符号は同一又は相当部分を示す。
図、第3図は同ブツシユの縦断面図、第4図はこ
の考案のブツシユの一例を示す縦断面図、第5図
は使用の態様を示す縦断面図である。 図中、2は発電機、3は取付ブラケツト、4は
取付ボルト、5はナツト、6は脚部、7はブツシ
ユ、9は環状溝、10は薄肉部である。尚、図中
同一符号は同一又は相当部分を示す。
Claims (1)
- 機関に装着するための脚部を有する車両用充電
発電機におけるフロント側と脚とリヤ側の脚間に
取付ブラケツトを挿嵌したとき該ブラケツトと脚
間に形成される間隔を調整するために使用される
ブツシユであつて、該ブツシユの内側中央部に環
状溝を設け、取付ボルトを締付けたとき上記ブツ
シユの環状溝外周薄肉部が外方へ膨出変形するよ
うに構成したことを特徴とする車両用充電発電機
の固定機構。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12424781U JPS5831758U (ja) | 1981-08-21 | 1981-08-21 | 車両用充電発電機の固定機構 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12424781U JPS5831758U (ja) | 1981-08-21 | 1981-08-21 | 車両用充電発電機の固定機構 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5831758U JPS5831758U (ja) | 1983-03-02 |
JPS6141419Y2 true JPS6141419Y2 (ja) | 1986-11-25 |
Family
ID=29918124
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12424781U Granted JPS5831758U (ja) | 1981-08-21 | 1981-08-21 | 車両用充電発電機の固定機構 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5831758U (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2520690Y2 (ja) * | 1989-05-23 | 1996-12-18 | 栃木富士産業株式会社 | ダブルフィット支持構造 |
-
1981
- 1981-08-21 JP JP12424781U patent/JPS5831758U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5831758U (ja) | 1983-03-02 |
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