JPS6137075B2 - - Google Patents

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JPS6137075B2
JPS6137075B2 JP11633177A JP11633177A JPS6137075B2 JP S6137075 B2 JPS6137075 B2 JP S6137075B2 JP 11633177 A JP11633177 A JP 11633177A JP 11633177 A JP11633177 A JP 11633177A JP S6137075 B2 JPS6137075 B2 JP S6137075B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
movable blade
blade
movable
fixed
rotation
Prior art date
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Expired
Application number
JP11633177A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5449696A (en
Inventor
Yutaka Hyoshi
Tsugio Narushima
Katsuhiko Kawaguchi
Shigeru Kiuchi
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba TEC Corp
Original Assignee
Tokyo Electric Co Ltd
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Publication date
Application filed by Tokyo Electric Co Ltd filed Critical Tokyo Electric Co Ltd
Priority to JP11633177A priority Critical patent/JPS5449696A/ja
Publication of JPS5449696A publication Critical patent/JPS5449696A/ja
Publication of JPS6137075B2 publication Critical patent/JPS6137075B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、例えば固定刃と可動刃との間に異物
が挾まつて可動刃が動かなくなつた場合でも可動
刃を駆動する駆動手段等が支障を来たさないよう
にしたカツター装置に関する。
〔従来の技術と発明が解決しようとする問題点〕
たとえば印字装置において、固定刃と可動刃と
の間に鉛筆等の異物が挾まつて可動刃が動かなく
なると可動刃を駆動する駆動手段に対する負荷が
急激に増大し、各機構部がロツクしてしまつた
り、駆動手段が損傷するおそれがある。
本発明は以上の点に基づいてなされたものでそ
の目的とするところは、固定刃と可動刃との間に
異物が挾まつて可動刃が動かなくなつてしまつた
ような場合でも各機構部がロツクしたり駆動手段
が支障を来たすことのないようにしたカツター装
置を提供することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
すなわち本発明によるカツター装置は、本体
と、この本体に固着された固定刃と、上記本体に
取付けられて回転動作する回転カムと、上記本体
に枢使され上記回転カムのカム面に付勢されて所
定量回動する駆動レバーと、この駆動レバーの所
定量の回動により一方向へ回動して上記固定刃と
の間に介挿された被剪断物を剪断するとともにそ
の回動支点が移動可能に設置された可動刃と、こ
の可動刃と前記本体との間に張設され可動刃を反
剪断動作方向に復帰させる復帰ばねと、上記固定
刃および可動刃との間に異物が挾まり可動刃の一
方向へのそれ以上の回動が規制されたとき該異物
を支点にしかつ上記回動支点の移動を伴なう可動
刃の回動動作および前記駆動レバーの所定量の回
動を許容する緩衝ばねとを具備したことを特徴と
するものである。
〔作用〕
つまり可動刃と固定刃との間に異物が介在して
可動刃の動作が規制されるような場合には緩衝ば
ねが弾性変形することにより、可動刃の上記異物
を支点としかつ回動支点の移動を伴なう回動動
作、および駆動レバーの所定量の回動を許容する
ものであり、これによつて駆動レバーは正常時の
動作を保証されることとなる。
〔実施例〕
以下第1図乃至第6図を参照して本発明の一実
施例を説明する。第1図中左右一対の本体フレー
ム1の間には固定刃2および固定板3が固着され
ている。上記固定板3には軸4により回動板5の
一端が回動自在に枢使されている。そしてこの回
動板5の他端と固定刃2との間には緩衝ばね6が
張設されている。したがつて上記回動板5は軸4
を中心として固定刃2方向へ回動遍奇されている
が、同方向への回動は前記固定板3の縁部で規制
されている。回動板5にはさらに軸4を中心とす
る円弧状の長穴7およびこの長穴7の反固定刃2
側の一端を中心とする円弧状の長穴8が設けられ
ている。回動板5の上面側には前記固定刃2とと
もに剪断動作する可動刃9が配設されている。こ
の可動刃9は第1図に示す左半分に切刃を有し、
右半分の下面に軸10,11を突出させているも
ので、各軸を夫々前記長穴7,8に挿入するとと
もに、一端と前記固定刃2との間に張設された復
帰ばね12により軸11を中心として固定刃2か
ら離脱する方向へ回動遍奇されている。したがつ
て静止時には第1図に示すように軸11を長穴8
の固定刃2側の終端に当接させている。可動刃9
の切刃は第1図に平面図として示すように軸11
に近い方から固定刃2の刃先に接するように傾む
けてある。また前記固定板3の上面には支持凸部
3aが膨出し、可動刃9はこの凸部3aに支持さ
れて第3図に示すように切刃の方が低くなるよう
に傾むけられている。そして上記切刃の、固定刃
2に最初に接する部分には面取り又は丸みが施さ
れ、可動刃9がスムーズに固定刃2の上面に沿つ
て移動するようになつている。また固定刃2は剪
断開始位置よりも終端位置が高くなるように傾む
けてあり、可動刃9は略水平に保持されている。
したがつて固定刃2と可動刃9の各切刃は平面的
にも高さ方向にも交差し、可動刃9の回動に伴な
つてその交差点が直線的に移動するようになつて
いる。固定刃2の上面には第2図に示すような波
型断面を有する板ばね2aがねじ止めされてい
る。この板ばね2aは可動刃9の切刃終端部を上
方から押えるように機能し、可動刃9の浮上りを
防止する。さらに可動刃9の回動端には下方向へ
引張るスプリング(図示せず)が設けられている
が、このスプリングも可動刃9の浮上がりを防止
するものである。固定刃2と可動刃9との間には
図示しない印字部で印字されたレシート用紙13
およびジヤーナル用紙14が紙面に直交する方向
へ送出される。また第1図中符号15は駆動手段
の一部円構成する駆動レバーであつて、この駆動
レバー15は図中下方向へ移動して可動刃9を押
圧し、可動刃9を軸10を中心として図中仮想線
で示す位置へ回動させる。そして可動刃9はこの
可動の途中でレシート用紙13を剪断する。
また第4図aに示すように例えば固定刃2を可
動刃9との間に鉛筆等の異物16が挾まつて可動
刃9が回動動作の途中で固定刃2の方向へ動かな
くなつた場合には、その後の駆動レバー15の移
動に伴なつて軸10が回動板5を押圧し、回動板
5を緩衝バネ6に抗して回動させる。これを第4
図bで示す。すなわち可動刃9に対する負荷が緩
衝ばね6の張力を越えると、駆動手段から可動刃
9へ伝達される駆動力が緩衝ばね6の弾性変形に
より吸収されることとなる。これによつて可動刃
9は上記異物16を支点として第4図b中時計方
向に回動することとなり、駆動レバー15の通常
時の動作も保障されることとなる。したがつて負
荷の急激な増大により駆動手段が損傷するといつ
た事態を効果的に防止することができる。
次に前記駆動手段の構成について第5図および
第6図を参照して説明する。前記駆動レバー15
はその下端を本体フレーム1に回動自在に枢着
し、一方上端を前記可動刃9に対する押圧部15
aとしている。そして中間部にカムフローラ17
を回転自在に装着している。一方、軸18には円
盤19とカム20とが一体回転するように軸支さ
れ、そのカム20に前記カムフローラ17をスプ
リング21により弾接させている。前記円板19
の一側には第6図aに示すようにリング状の係止
板51が軸22により回転自在に装着されてい
る。この係止板51は内周に係止凸部23、外周
に係止段部24を有し、円板19との間に張設さ
れたスプリング25により係止凸部23が軸18
に接近する方向へ回動遍奇されている。また図中
符号26は係止段部24に係合して係止板51の
偏倚方向への回動を禁止する係止爪であり、符号
27はこの係止爪26を係止段部24に係合させ
るスプリング、符号28は上記係止爪26をスプ
リング27に抗して回動し係止段部24に対する
係合を解除するマグネツトである。尚前記軸18
には爪車29が回転自在に軸支されている。この
爪車29は図示しない駆動源により図中矢印で示
す方向に回転駆動される。
以上の構成を基にその作用を説明する。まず固
定刃2と可動刃9との間に介在するレシート用紙
13の切断は、マグネツト28を通電することに
より自動的に行なえる。すなわちマグネツト28
の通電により係止爪26が係止段部24から外れ
ると、係止板51がスプリング25により回動
し、係止凸部23が爪車29に係合するようにな
る。これを第6図bに示す。これによつて爪車2
9の回転力が係止板51および円板19を介して
カム20に伝達され、このカム20の回転により
駆動レバー15が第5図bに示すように回動す
る。かかる駆動レバー15の回動により駆動レバ
ー15の押圧部15aが可動刃9を押圧し、可動
刃9を剪断方向に回動させる。この可動刃9の回
動により固定刃2と可動刃9との間でレシート用
紙13が剪断される。
次に上記剪断動作において、可動刃9と固定刃
2との間に第4図aに示すように異物16が挾ま
つたような場合について説明する。この場合には
該異物16から可動刃9に対する負荷が増大して
いき、ついには緩衝ばね6の張力を上回る。これ
によつて緩衝ばね6が弾性変形を開始する。かか
る緩衝ばね6の弾性変形により回動板5とともに
可動刃9が第4図bで示すように上記異物16を
支点にしてその回動中心位置を反固定刃方向に移
動させながら回動する。かかる作用により駆動レ
バー15は通常剪断時と同じ動作を保障され、よ
つて駆動手段側に過大な負荷が作用しこれを損傷
させるといつた事態を効果的に防止することがで
きる。
以上実施例によると以下のような効果を奏する
ことができる。すなわち固定刃2と可動刃9との
間に異物16が介在して、可動刃9の剪断動作が
規制された場合には、可動刃9に対する負荷が緩
衝ばね6の張力をこえることにより緩衝バネ6が
弾性変形を開始する。これによつて可動刃9が上
記異物16を支点としその回動中心の反固定刃方
向への移動を伴なう回動をなす。これによつて駆
動レバー15の通常時の動作は保障されるので、
駆動手段側に過大な負荷が作用することを効果的
に防止することができ、駆動手段の健全性の維持
を図ることが可能となる。
尚本発明は印字装置のカツター装置に限定され
るものではなく、広範囲に亘つて適用可能であ
る。
〔発明の効果〕
以上詳述したように本発明によるカツター装置
によると、固定刃と可動刃との間に異物が介在し
て可動刃の剪断動作が規制されるような場合であ
つても、駆動手段側の通常時の動作を保障して、
その健全性の維持を図ることが可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第6図は本発明の一実施例を示す図
で、第1図はカツター装置の平面図、第2図は第
1図の部分斜視図、第3図は第1図の部分断面
図、第4図a,bは作用を説明するためのカツタ
ー装置の平面図、第5図a,bおよび第6図a,
bは駆動手段の構成および作用を説明するための
側面図である。 1…本体フレーム、2…固定刃、6…緩衝ば
ね、9…可動刃、12…復帰ばね、15…駆動レ
バー、20…カム。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 本体と、この本体に固着された固定刃と、上
    記本体に取付けられて回動作する回転カムと、上
    記本体に枢使され上記回転カムのカム面に付勢さ
    れて所定量回動する駆動レバーと、この駆動レバ
    ーの所定量の回動により一方向へ回動して上記固
    定刃との間に介挿された被剪断物を剪断するとと
    もにその回動支点が移動可能に設置された可動刃
    と、この可動刃と前記本体との間に張設され可動
    刃を反剪断動作方向に復帰させる復帰ばねと、上
    記固定刃および可動刃との間に異物が挾まり可動
    刃の一方向へのそれ以上の回動が規制されたとき
    該異物を支点にしかつ上記回動支点の移動を伴な
    う可動刃の回動動作および前記駆動レバーの所定
    量の回動を許容する緩衝ばねとを具備したことを
    特徴とするカツター装置。
JP11633177A 1977-09-28 1977-09-28 Cutter means Granted JPS5449696A (en)

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JPS5449696A JPS5449696A (en) 1979-04-19
JPS6137075B2 true JPS6137075B2 (ja) 1986-08-21

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Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS583890A (ja) * 1981-06-29 1983-01-10 Seiko Epson Corp 印刷機の記録紙切断装置
JPS58138656A (ja) * 1982-02-12 1983-08-17 Canon Inc 記録装置
JPS58194549A (ja) * 1982-05-10 1983-11-12 Canon Inc インクジェット装置

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