JPS6132923Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6132923Y2 JPS6132923Y2 JP1325181U JP1325181U JPS6132923Y2 JP S6132923 Y2 JPS6132923 Y2 JP S6132923Y2 JP 1325181 U JP1325181 U JP 1325181U JP 1325181 U JP1325181 U JP 1325181U JP S6132923 Y2 JPS6132923 Y2 JP S6132923Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- movable
- guide
- paper
- movable blade
- fixed
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Nonmetal Cutting Devices (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案はたとえばキヤツシユレジスタ等に装備
してレシート用紙を切断するカツタ装置に関する
ものである。
してレシート用紙を切断するカツタ装置に関する
ものである。
第１図は従来のカツタ装置を示す斜視図であ
る。同図において、１と２は図示せぬ筐体に平行
に固定された固定ガイド、３は固定ガイド１，２
の間を案内されて駆動機構４により移動する鋸歯
状の可動刃、５は固定ガイド１，２の透光１ａ，
２ａを通つて給送される切断すべき用紙である。
る。同図において、１と２は図示せぬ筐体に平行
に固定された固定ガイド、３は固定ガイド１，２
の間を案内されて駆動機構４により移動する鋸歯
状の可動刃、５は固定ガイド１，２の透光１ａ，
２ａを通つて給送される切断すべき用紙である。
以上のような構成のカツタ装置においてまず、
駆動機構４を動作すると可動刃３が下方に移動し
て用紙５を切断することができる。
駆動機構４を動作すると可動刃３が下方に移動し
て用紙５を切断することができる。
ところがこのように単に用紙５に対して可動刃
３を押圧する従来のカツタ装置においては、切断
すべき用紙が薄い場合とか、湿気を帯びている場
合には、第３図のカツタ装置断面図に示すように
駆動機構４が動作して可動刃３が用紙５を切断し
ようとする時、可動刃３が用紙５を伴なつて固定
ガイド１と２との間に楔状に入つてしまい、用紙
が切断できないという欠点があつた。
３を押圧する従来のカツタ装置においては、切断
すべき用紙が薄い場合とか、湿気を帯びている場
合には、第３図のカツタ装置断面図に示すように
駆動機構４が動作して可動刃３が用紙５を切断し
ようとする時、可動刃３が用紙５を伴なつて固定
ガイド１と２との間に楔状に入つてしまい、用紙
が切断できないという欠点があつた。
さらに駆動機構４が可動刃３を上方へ復帰させ
るように動作すると、固定ガイド１と２との間に
楔状に入り込んだ用紙の摩擦力が可動刃に対して
作用して、可動刃３が復帰できなくなり、次に行
なう用紙５の給送に支障をきたすという欠点をも
有した。
るように動作すると、固定ガイド１と２との間に
楔状に入り込んだ用紙の摩擦力が可動刃に対して
作用して、可動刃３が復帰できなくなり、次に行
なう用紙５の給送に支障をきたすという欠点をも
有した。
したがつて、本考案の目的は切断すべき用紙の
厚さにかかわらず、また用紙の湿気の度合にかか
わらず、確実に切断可能としたものである。さら
にもし用紙が切れずに固定ガイドの中に用紙が入
り込むようなことがあつても、可動刃は確実に復
帰することができるようにしたものであり、以下
実施例を用いて詳細に説明する。
厚さにかかわらず、また用紙の湿気の度合にかか
わらず、確実に切断可能としたものである。さら
にもし用紙が切れずに固定ガイドの中に用紙が入
り込むようなことがあつても、可動刃は確実に復
帰することができるようにしたものであり、以下
実施例を用いて詳細に説明する。
第４図は本考案に係るカツタ装置の一実施例を
示す斜視図である。同図において１１は図示せぬ
筐体に固定された固定ガイド、１２は前記固定ガ
イド１１に平行に設けられ、一端１２ｂが固定ガ
イド１１に支持されている軸１６により回動可能
に軸支された可動ガイド、１７はこの可動ガイド
２を時計方向に、すなわち、固定ガイド１１側に
偏倚するスプリング、１３は固定ガイド１１と可
動ガイド１２との間を駆動機構１４によつて移動
する鋸歯状の可動刃、１５は固定ガイド１１の透
孔１１ａと可動ガイド１２の透孔１２ａとを通つ
て給送される切断すべき用紙である。
示す斜視図である。同図において１１は図示せぬ
筐体に固定された固定ガイド、１２は前記固定ガ
イド１１に平行に設けられ、一端１２ｂが固定ガ
イド１１に支持されている軸１６により回動可能
に軸支された可動ガイド、１７はこの可動ガイド
２を時計方向に、すなわち、固定ガイド１１側に
偏倚するスプリング、１３は固定ガイド１１と可
動ガイド１２との間を駆動機構１４によつて移動
する鋸歯状の可動刃、１５は固定ガイド１１の透
孔１１ａと可動ガイド１２の透孔１２ａとを通つ
て給送される切断すべき用紙である。
次に、上記構成に係るカツタ機構の動作につい
て第５図を参照して説明する。
て第５図を参照して説明する。
まず、駆動機構１４を動作すると、可動刃１３
が下方に移動し、用紙１５を切断するが、このと
き、第５図に示すように、可動ガイド１２が軸１
６を中心に時計方向に回動する。すなわち、可動
ガイド１２の透孔１２ａの用紙接触面が可動ガイ
ド１２の回動軸１６より固定ガイド側に設けてあ
るため、切断中は、用紙１５により、可動ガイド
１２には矢印方向に回動する力が働く。このた
め、固定ガイド１１と可動刃１３、可動刃１３と
可動ガイド１２とがそれぞれ接触しながら、可動
刃１３が下降する。すなわち固定ガイド１１と可
動ガイド１２との間隙が可動刃１３の厚さと等し
いため、用紙１５が固定ガイド１１と可動ガイド
１２との間に入り込むことはなく、薄い用紙で
も、湿気を帯びた用紙でも確実に切断することが
できる。そして用紙切断後は可動刃１３は復帰す
るがこのとき、可動ガイド１２には可動刃１３の
復帰方向の摩擦力が作用する。すなわち可動ガイ
ド１２は反時計方向に回動するため、可動刃１３
の復帰を妨げることはない。
が下方に移動し、用紙１５を切断するが、このと
き、第５図に示すように、可動ガイド１２が軸１
６を中心に時計方向に回動する。すなわち、可動
ガイド１２の透孔１２ａの用紙接触面が可動ガイ
ド１２の回動軸１６より固定ガイド側に設けてあ
るため、切断中は、用紙１５により、可動ガイド
１２には矢印方向に回動する力が働く。このた
め、固定ガイド１１と可動刃１３、可動刃１３と
可動ガイド１２とがそれぞれ接触しながら、可動
刃１３が下降する。すなわち固定ガイド１１と可
動ガイド１２との間隙が可動刃１３の厚さと等し
いため、用紙１５が固定ガイド１１と可動ガイド
１２との間に入り込むことはなく、薄い用紙で
も、湿気を帯びた用紙でも確実に切断することが
できる。そして用紙切断後は可動刃１３は復帰す
るがこのとき、可動ガイド１２には可動刃１３の
復帰方向の摩擦力が作用する。すなわち可動ガイ
ド１２は反時計方向に回動するため、可動刃１３
の復帰を妨げることはない。
以上、詳細に説明したように、本考案に係るカ
ツタ装置によれば用紙の厚さにかかわらず、かつ
用紙の湿度にかかわらず確実に切断できるという
効果がある。さらにもし用紙が切れずに固定ガイ
ドの中に入り込むようなことがあつたとしても、
可動刃は復帰が容易であるという効果がある。
ツタ装置によれば用紙の厚さにかかわらず、かつ
用紙の湿度にかかわらず確実に切断できるという
効果がある。さらにもし用紙が切れずに固定ガイ
ドの中に入り込むようなことがあつたとしても、
可動刃は復帰が容易であるという効果がある。
第１図は従来のカツタ装置を示す斜視図、第２
図、第３図は第１図の動作を説明するための断面
側面図、第４図は本考案に係る実施例を示す斜視
図、第５図は第４図の動作を説明するための断面
側面図である。 １１……固定ガイド、１２……可動ガイド、１
２ａ……透孔、１２ｂ……一端、１３……可動
刃、１４……駆動手段、１５……用紙、１６……
軸、１７……バネ。
図、第３図は第１図の動作を説明するための断面
側面図、第４図は本考案に係る実施例を示す斜視
図、第５図は第４図の動作を説明するための断面
側面図である。 １１……固定ガイド、１２……可動ガイド、１
２ａ……透孔、１２ｂ……一端、１３……可動
刃、１４……駆動手段、１５……用紙、１６……
軸、１７……バネ。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 固定ガイドと、 回動支点を有し、前記固定ガイドと対向する可
動ガイドと、 固定ガイドと可動ガイドとの間を移動する可動
刃と、 可動ガイドを付勢し、可動刃へ接触させる付勢
手段とを備え、 前記固定ガイドと可動ガイドとが、それぞれ用
紙を貫通させる透孔を有し、 前記可動ガイドの回動支点が、可動ガイドと可
動刃との接触面より可動刃と反対側にあると共
に、前記可動ガイドの透孔より可動刃の用紙切断
方向側にあることを特徴とするカツタ装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1325181U JPS6132923Y2 (ja) | 1981-02-03 | 1981-02-03 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1325181U JPS6132923Y2 (ja) | 1981-02-03 | 1981-02-03 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS57126459U JPS57126459U (ja) | 1982-08-06 |
| JPS6132923Y2 true JPS6132923Y2 (ja) | 1986-09-25 |
Family
ID=29811339
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1325181U Expired JPS6132923Y2 (ja) | 1981-02-03 | 1981-02-03 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6132923Y2 (ja) |
-
1981
- 1981-02-03 JP JP1325181U patent/JPS6132923Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS57126459U (ja) | 1982-08-06 |
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