JPS6136286A - C‐8a‐オキソ‐アベルメクチン及びミルベマイシン誘導体 - Google Patents

C‐8a‐オキソ‐アベルメクチン及びミルベマイシン誘導体

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JPS6136286A
JPS6136286A JP15709585A JP15709585A JPS6136286A JP S6136286 A JPS6136286 A JP S6136286A JP 15709585 A JP15709585 A JP 15709585A JP 15709585 A JP15709585 A JP 15709585A JP S6136286 A JPS6136286 A JP S6136286A
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JP15709585A
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ヘルムート エツチ.ムロツイク
フランク エス.ワクスムンスキ
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Merck and Co Inc
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    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07HSUGARS; DERIVATIVES THEREOF; NUCLEOSIDES; NUCLEOTIDES; NUCLEIC ACIDS
    • C07H19/00Compounds containing a hetero ring sharing one ring hetero atom with a saccharide radical; Nucleosides; Mononucleotides; Anhydro-derivatives thereof
    • C07H19/01Compounds containing a hetero ring sharing one ring hetero atom with a saccharide radical; Nucleosides; Mononucleotides; Anhydro-derivatives thereof sharing oxygen
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A01AGRICULTURE; FORESTRY; ANIMAL HUSBANDRY; HUNTING; TRAPPING; FISHING
    • A01NPRESERVATION OF BODIES OF HUMANS OR ANIMALS OR PLANTS OR PARTS THEREOF; BIOCIDES, e.g. AS DISINFECTANTS, AS PESTICIDES OR AS HERBICIDES; PEST REPELLANTS OR ATTRACTANTS; PLANT GROWTH REGULATORS
    • A01N43/00Biocides, pest repellants or attractants, or plant growth regulators containing heterocyclic compounds
    • A01N43/90Biocides, pest repellants or attractants, or plant growth regulators containing heterocyclic compounds having two or more relevant hetero rings, condensed among themselves or with a common carbocyclic ring system
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
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  • Heterocyclic Carbon Compounds Containing A Hetero Ring Having Oxygen Or Sulfur (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 用語アベルメクチン(以前にC−076として表わした
)は、ストレプトミセス・アベルミチリス(Strep
tomyces avermitilis )のアベル
メクチン産生歯及びその誘導株の発酵液から単離した一
連の化合物を記述することに使用される。培養の形態学
的特徴は、米国特許第4..310,519号に完全に
記載されている。
アベルメクチン化合物は、13位が4′−(α−L−オ
レアンドロシル)−α−L−オレアンドロース基で置換
された一連のマクロライドである。アベルメクチン化合
物及びその本発明の誘導体は非常に高度の駆虫及び抗寄
生虫活性を持つ。
発酵液から単離したアベルメクチン系化合物は次の構造
式: (式中、Rは構造式: の4’−(α−1−オレアンドロシル)−α−1−オレ
アンドロシル基であり、また破線は単結合捷たは二重結
合を示し;R1は水酸基であって当該破線が単結合を示
す場合にのみ存在し;R2はイソプロピル基または第ニ
ブチル基であり;R3はメトキシ基または水酸基である
。)を有する。
八つの異なる主要な天然生産物であるアベルメクチン化
合物が存在し、それらには個別化合物の構造に基づいて
名称A1a、 A1b、A2a 、 A2b 、 B1
a 、 B1b 、 B2a及びB2bが与えられてい
る。
前述の構造式における個別のアベルメクチン化合物を下
に示す。(Rは4′(α−L−オレアンドロシル)−α
−L−オレアンドロースである): R,R2R3 A1a    (二重結合)    第ニブチル  −
0CH3A1b(二重結合)    イソプロピル −
0CH3A2a    −OH第ニブチル  −0CH
3A2b    −OHイソプロピル −0CR3B1
a    (二重結合)    第ニブチル  −0H
B1b(二重結合)    イソプロピル −0HB2
a    −OH第ニブチル  −0HB2b    
−OHイソプロピル −OHアベルメクチン化合物は一
般にa及びb成分の混合物として単離される。そのよう
な化合物はR2置換基の性質においてのみ異なっており
、また小さな構造的差異はそのような化合物の単離方法
、化学反応性及び生物活性においてほとんど影響を与え
ないことが認められた。
アベルメクチンB1a及び/またはB1bの22.23
−二重結合における水素添加またはアベルメクチンB2
a及び/またはB2bの23=水酸基の脱酸素は、その
混合物がイベルメクチン(ivermectin )と
して知られている22゜23−ジヒドロアベルメクチン
B1a及び/またはB1bを与える。これらのジヒドロ
化合物の誘導体は、また本発明のための出発物質として
も使用される。
ミルベマイシン化合物は、16員巨大環が存在する点で
前記のアベルメクチン化合物と類似している。しかしな
がら、そのような化合物は13位に置換基が無く、25
位(前記の構造に見られるようなR2基の位置)にメチ
ルまたはエチル基を持つ。そのようなミルベマイシン化
合物は、8a炭素原子を含むフラン環を保持する限度で
それらは本発明の範囲内にあると解釈されるべきである
。そのようなミルベマイシン化合物及びそれらの調製に
使用される発酵条件は、米国特許第3,950.3’6
0号に記載されている。さらにまた、13−デオキシ−
アベルメクチンアグリコンはアベルメクチン天然生産物
から合成的に調製され、米国特許第4,171,134
号及び第4,173,571号に開示されている。この
ような化合物は25位にメチル基またはエチル基よりむ
しろイソプロピル基または第ニブチル基を持つ点で幾つ
かのミルベマイシンと異なるミルベマイシンに極めて類
似している。
本発明は、8a炭素原子がケトン基に酸化されているア
ベルメクチン及びミルベマイシン化合物の誘導体に関す
る。それゆえ、そのようなアベルメクチン及びミルベマ
イシンの8a−オキソ誘導体を記述するのが本発明の目
的である。その他の目的は、そのような化合物を調製す
るための方法を記載することである。なお、その他の目
的は、そのような化合物の抗寄生虫剤としての用途を記
載することである。更にその他の目的は、以下の記載を
読むことにより明らかになるであろう。
本発明の化合物は次の構造式を有する。
R。
式中、破線は単結合または二重結合を表わし;R1は破
線が単結合を示す場合のみR1が存在する条件において
H,=O,低級アルカノイルオキシ基、またはOHであ
り; R2はメチル基、エチル基、イソプロピル基または第ニ
ブチル基であり; R3はOH,OCH3または低級アルカノイルオキシ基
であり; 瓜は)(、OH,低級アルカノイルオキシ基、α−L−
オレアンドロシルオキシ基、α−L−オレアンドロシル
ーα−L−オレアンドロシル基、4′−低級アルカノイ
ルーα−L−オレアンドロシルオキシ基、または4“−
低級アルカノイル−4′−α−L−オレアンドロシルー
α−L−オレアンドロシルオキシ基;及びそれらのトリ
(低級アルキル)シリル基で保護されたヒドロキシ誘導
体である。
本明細書中で使用される用語気低級アルキル〃は、1〜
5個の炭素原子を持ち、直鎖または分枝鎖のアルキル基
を表わそうとするものである。そのようなアルキル基の
例はメチル基、エチル基、プロピル基、イソプロピル基
、ブチル基、第ニブチル基、ペンチル基などである。
用語気低級アルカノイル〃は、直鎖または分枝鎖の1〜
5個の炭素原子を含むアルカノイル基を包含しようとす
るものである。このようなアルカノイル基の例はホルミ
ル基、アセチル基、プロピオニル基、ブチリル基、バレ
リル基などである。
用語気ハロゲン〃はフッ素、塩素、臭素及びヨウ素のハ
ロゲン原子を包含しようとするものである。
本発明のより好ましい化合物の例、及びそれらの生理的
に受容し得る塩は: 8a−オキソ−アベルメクチンB1a / B1b :
22.23−ジヒドロ−8a−オキソ−アベルメクチン
B1a / B1b : 22、23−ジヒドロ−4“、5−ビスフェノキシアセ
チル−8a−オキソ−アベルメクチンB1a/B1bで
ある。
25−イソプロピル基を持つアベルメクチン気り〃化合
物は、対応する25−第二ブチル基を持つ−a〃化合物
と分離することが困難であシ、従ってそのような化合物
は一般に二つの化合物の混合物として単離される。それ
ゆえ本明細書におけるB1a XA1aなどのような%
a〃化合物の表示は、純粋な化合物の外に実際にある割
合の対応する囁b〃化合物を含むものも定義すると解釈
される。もしくは、この混合物の表示はしばしばBit
たはB2化合物として表わすか、またはB 1 a 7
’13 l b −。
B2a / B2bなどのように% att化合物を六
り〃化合物から斜線(1)で分離することによりなされ
る。希望するならば、純粋な11a〃(25−第二ブチ
ル)及びss btt (25−イソプロピル)化合物
を、逆相の高速液体クロマトグラフのようなりロマトグ
ラフによる分離により得ることができる。
本発明の化合物は、適当な出発物質を酸化剤より好まし
くはジクロム酸ピリジンで酸化することにより調製され
る。反応は、天然生産物アベルメクチン化合物のような
出発物質または適当に置換されたその誘導体について行
なわれる。第二アルコール基のような容易に酸化される
基は、酸化の間当該技術分野に熟練した者に知られてい
る多くのアルコール保護基のいずれかを用いて保護され
なければならない。もしくは、8a−オキソ反応生産物
は更に反応を受けて8a位以外の位置の置換基が変化す
ることができる。
反応は、酸化剤の効果に対して反応しない溶媒の中で行
なわれる。N、 N−ジメチルホルムアミド、テトラヒ
ドロフランなどのような溶媒が適当である。
反応は一般に室温で12〜48時間実行されるが、温度
は0〜35℃が適当である。一般に酸化剤は出発物質に
対して過剰に使用される。1〜20モル過剰が受容可能
であり、また一般に約10モル過剰が用いられる。生成
物は当該技術分野に熟練した者に知られている技術を使
用して単離される。
本発明の化合物のための基本的な出発物質は、前記にお
いて定義したアベルメクチン及びミルベマイシン発酵生
産物である。それゆえ、本発明の化合物のための多くの
出発物質を調製するために付加的な反応が要求されるこ
とは明らかである。特に、反応は4′、4“、4a15
.13.22、及び23位で行なわれる。反応させたく
ない水酸基を当該技術分野で知られた適当な保護基によ
り保護することが、しばしば必要であるかまたは望まし
い。
次いで、他の反応は分子の残りの部分に影響しないで実
行されることができる。その後、保護基が除去され、保
護されていない生産物が単離される。使用する保護基は
容易に合成されることができ、行なわれる反応によって
影響されることが無く、また分子のいづれの他の官能基
にも影響しないで容易に除去され得る物が理想的である
。本発明の保護された化合物は新規でありまた相当な駆
虫活性を持つことが注目される。それらは本発明の範囲
に含まれる。アベルメクチン及びミルベマイシンの形の
分子のための保護基のより好ましい一つの例は、トリー
置換基シリル基、より好ましくはトリアルキルシリル基
である。一つの特に好ましい例は、t−ブチルジメチル
シリル基である。保護された化合物を調製する反応は、
ヒドロキシ化合物をジメチルホルムアミドのような非プ
ロトン性極性溶媒中で適当に置換されたハロゲン化シリ
ル、より好ましくは塩化シリルと反応することにより実
行される。イミダゾールが触媒として添加される。反応
は、0〜25℃で1〜24時間で完了する。5位の水酸
基の場合には、反応は0℃から室温の間で1/2〜3時
間で完了する。
この反応は上で記載した条件下で5位に選択的であり、
また他の水酸基が置換された位置においてはシリル化は
あったとしても極めてわずかである。23−水酸基を保
護することが望まれる場合は、4”、5.23−トリー
(フェノキシアセチル)誘導体を調製することができる
。温和な塩基性加水分解は高度に妨害された23−〇−
置換基を残すが、5−及び4“−〇−フェノキシアセチ
ル基を加水分解してそれらを反応のために利用可能にす
る。
次いで5位は上で記載したようにt−ブチルジメチルシ
リル基で選択的に保護され、次いで4“基は反応を受け
ることができる。□シリル基は他の計画した反応が実行
されることができた後に除去されることができる。
一つまたは複数のシリル基は、酸、より好ましくはp−
トルエンスルホン酸のようなスルホン酸の触媒量により
接触されて、シリル化合物をメタノール中で攪拌するこ
とにより除去される。反応は0〜50℃で約1〜12時
間で完了する。
前述の反応工程図で使用する他の出発物質はA1及びB
1化合物の22.23二重結合が単結合に還元された物
である。アベルメクチン出発物質の構造の分析から容易
に分るように、アベルメクチンA1及びB1系列の化合
物には五つの不飽和がある。それゆえ、気1〃系列の化
合物においては、22.23ジヒドロアベルメクチンを
選択的に調製するために、分子上にある残りの四つの不
飽和またはいづれかの他の官能基に影響しないで22.
23二重結合を還元することが必要である。特異的な水
素化の触媒、一連の不飽和の中で最も妨害の少ないそれ
を選択的に水素化する物を選択する必要がある。そのよ
うな選択的な水素化工程のためのより好捷しい触媒は式 %式%)) (式中、Phはフェニル基であり、Yはハロゲンである
。)を持つ物である。還元工程はチャパラ(Chaba
1a )等に対する米国特許第4.199,569号に
完全に記載されている。
本発明の化合物を調製するために実行することのできる
その他の反応は、一つまたは二つのα−L−オレアンド
ロシル部分の選択的な除去〔ムロジク(Mrozik 
)等に対する米国特許第4,206,205号に記載〕
、または感受性のある水酸基の選択的なアシル化〔ムロ
ジク(Mrozik )等に対する米国特許第4,20
1,861号に記載〕である。
モノサッカライド及びアグリコンの両者を調製するため
に一般に適用できる反応条件は、アベルメクチン化合物
捷たは水素化されたアベルメクチン化合物を、水に混和
しやすい水性の酸性非求核性有機溶媒、より好ましくは
ジオキサン、テトラヒドロフラン、ジメトキシエタン、
ジメチルホルムアミド、ビス−2−メトキシエチルエー
テルなどで水の濃度が容量で0.1〜20%である溶媒
に溶解することを含む。濃厚な酸を水性有機溶媒に容量
で0.01〜10%の範囲で添加する。反応混合物を一
般に約20〜40℃、より好ましくは室温で6〜24時
間攪拌する。より低い酸の濃度、約0,01〜0.1%
では前記の反応条件下で主にモノサッカライドが生産さ
れるであろう。より高い酸の濃度、約1〜10%では前
記の反応条件下で主にアグリコンが生産されるであろう
。中間の酸の濃度では一般にモノサッカライドとアグリ
コンとの混合物が生産されるであろう。生産物は単離さ
れ、混合物はカラムクロマトグラフィ、薄層調整用クロ
マトグラフィ及び高速液体クロマトグラフィ及びその他
の公知の技術のような技術により分離される。
前記の工程で使用可能な酸は硫酸、ハロゲン化水素酸、
リン酸、トリフルオロ酢酸、トリフルオロメタンスルホ
ン酸などの無機酸及び有機酸を含む。ハロゲン化水素酸
は、よシ好ましくは塩酸または臭化水素酸である。前記
の工程におけるより好ましい酸は硫酸である。
アベルメクチン化合物のまたは水素化されたアベルメク
チン化合物のモノサッカライドまたはアグリコンを調製
するためのその他の操作は、モノサッカライド及びアグ
リコン用の異なる溶媒系を利用する。モノサッカライド
の調製のための操作は20〜40℃、より好ましくは室
温で6〜24時間、イソプロパツール中容量で1%の濃
硫酸を使用する。アグリコンの調製のためには前述の条
件下でメタノール中容量で1%の濃硫酸が適当であるこ
とが分った。
この操作を22.23二重結合を含む出発物質に用いる
と、酸が接触する二重結合への溶媒の付加が起る可能性
がある。そのようなことが起った場合、その後の反応を
行なうためにクロマトグラフィによる精製により副産物
が除去されるであろう。
アシル化された化合物はアシル化の技術を使用して調製
される。その反応条件はアシル化される水酸基の反応性
によって変動するであろう。アシル化される水酸基が二
つ以上存在する場合は、混合物の形成を極小化するため
に異なる反応条件が用いられる。アシル化反応はムロジ
ク(Mrozik )等に対する米国特許第4,201
,861号に完全に記載されている。
用いられるアシル化試薬は、一般に前記の低級アルカノ
イル基のハロゲン化物、より好ましくは塩化物が用いら
れる。すなわち、ハロゲン化低級アルカノイル試薬が一
般に用いられる。
さらに、アシル化試薬は無水物の形とすることができる
。ハロゲン化物試薬を用いて反応を行なう場合は、反応
進行中に遊離されるハロゲン化水素と反応して中和し得
る塩基性化合物を反応混合物に含有させることがしばし
ば有利である。トリエチルアミン、ピリジン、ジメチル
アミノピリジン、ジイソプロピルエチルアミンなどのよ
うな第三アミンがより好ましい。塩基性化合物は、遊離
されるハロゲン化水素の計算したモル数に対して等モル
量が要求される。しかしながら、過剰量は塩基性化合物
が溶媒として使用されている場合でも有害ではない。
アベルメクチンのA1化合物または水素化されたアベル
メクチンA1化合物の場合は、アシル化されることがで
きるのはただ一つの水酸基、4″水酸基のみである。モ
ノサッカライドまたはアグリコンの形成は、アシル化さ
れ得るただ一つの水酸基、すなわちそれぞれ4′または
13の水酸基のみを残す。
アベルメクチンA1化合物の4/1. 4/及び13の
水酸基の場合は、アシル化試薬を適当な溶媒、より好ま
しくはピリジンに溶解し、そしてアシル化試薬を添加す
る。反応は0℃乃至室温に4〜24時間維持する。生成
物は公知の技術を使用して単離する。
A2化合物は二つの利用可能な水酸基を4″位(4′位
または13位)または23位に持つ。
異なる水酸基は、反応条件を制御することによシ選択的
にアシル化することができる。
4“(4′または13)モノアシル化合物は、前にA1
化合物のために記載した反応条件を使用して調製するこ
とができる。23水酸基は4“(4′マたは13)位よ
り反応性に乏しいので、温和な反応条件(0℃)は主に
モノアシル化合物を与えるであろう。反応混液を室温乃
至100℃に1〜24時間加熱すると4”(4′または
13)、23−ジアシル化合物を生成するであろう。も
し23モモ 物を望むならジアシル化合物を水酸化ナトリウムのよう
々水性塩基と室温で1〜24時間処理する。4“(4′
または13)アシル基が加水分解されて23モモ あろう。
B1化合物は二つの利用可能な水酸基を4′位(4′位
または13位)及び5位に持つ。しかしながら、二つの
水酸基はピリジン中無水酢酸に対して同様な反応性を持
つ。ピリジン中アシルダンの反応がはソ室温で4〜24
時間行なわれるとジアシル化合物が得られる。
反応が0℃で行なわれると4” (4’または13)及
び5モノモ 個々の化合物を得るためには、混合物をアルミナ捷たは
シリカゲルのクロマトグラフカラムまたは調製用クロマ
トグラフ板にかけ、そして個々の化合物が容易に単離さ
れる。さらに、高速液体クロマトグラフィのような技術
をアシル化化合物の混合物を分離するのに用いることが
できる。
B2化合物は、置換に利用可能な三つの水酸基を4″位
(4′位または13位)、5位及び23位に持っている
。種々な水酸基の相対的な反応性は、他の系列の化合物
におけるのと同様である。それゆえ、トリアジル化合物
を、室温乃至100℃で反応を行なうことにより調製す
ることができる。4“(4′または13)、5ジアシル
化合物は、室温より高くない温度で反応を行なうことに
より調製される。0℃においては4// (4/または
13)及び5モモ記載したようにして分離できる。反応
の条件及び順序を変更することにより、また望ましくな
いアシル化合物を加水分離することによシ、モノ及びジ
アシル化合物のすべての組合わせを得ることができる。
例えば、23アシル化合物を調製するためには、トリア
ジル化合物を前に記載したように水性塩基で加水分解し
て、4″(4′または13)及び5アシル基を除去する
。0℃における23モモ 合物のアシル化は結果としてジアシル化合物の混合物が
得られる。これらは容易に分離できるであろう。
R4が水素である化合物は、アベルメクチン出発物質か
ら以下に記載するようにして調製される。13位におけ
る反応は、一般に他の前に記載した反応の前または後に
実行することができる。
13位における一連の反応は、前に記載したようにα−
L−オレアンドロシルーα−り一オレアンドロース側鎖
の除去と共に始まる。
次いでアベルメクチンアグリコン化合物は、塩基の存在
下で適当に反応性のある塩化または臭化ベンゼンスルホ
ニルによりハロゲン化されて5t13−デオキシ−13
−へローアベルメクチンーアグリコン〃化合物を生成す
る。
次いで、ハロゲンはトリアルキル水素化スズとの反応に
より除去されてSS 13−デオキシ−アベルメクチン
アグリコン化合物〃が生成される。13−デオキシ化合
物の調製の操作は、チャパラ(Chaba1a )等に
対する米国特許第4,171,134号及び第4,17
3,571号に詳細に記載されている。
23−水酸基はジクロム酸ピリジン;塩化オキザリル−
ジメチルスルホキシド;無水酢酸−ジメチルスルホキシ
ド;クロム酸−ジメチルピラゾール;クロム酸;トリフ
ルオロメチル無水酢酸−ジメチルスルホキシド;クロム
酸−酢酸などのような酸化剤を使用して23−ケトン基
に酸化されて&が二〇である化合物を生成する。塩化オ
キザリル−ジメチルスルホキシドがより好ましい酸化剤
である。
以下に記載するように適当に保護された化合物が用いら
れる。反応はドライアイス浴温から室温の間、より好ま
しくはドライアイス浴温から0℃の間で行なわれ1〜2
4時間で完了する。反応は、出発物質が適度に溶解し且
つ酸化剤と反応しない任意の溶媒中で行なうことができ
る。ジメチルホルムアミド、ジメチルスルホキシド、塩
化メチレン、クロロホルム、四塩化炭素などのような溶
媒が許容可能である。ジクロム酸ピリジンの反応のため
にはジメチルホルムアミド及びジメチルスルホキシトが
より好ましい。クロム酸−ジメチルピラゾールの反応の
ためには塩化メチレンがより好ましい。化合物は反応混
合物から当該技術分野で熟練した者に知られている方法
を使用して単離される。
本発明の新規な化合物は、ヒト及び動物及び農業におい
て駆虫剤、殺外部寄生虫剤、殺虫剤及び殺ダニ剤として
重要な殺虫活性を有する。
一般に寄生虫症として記載される病気または病気の群は
、動物宿主が嬬虫として知られる寄生虫によって感染さ
れることによる。寄生虫症はブタ、ヒツジ、ウマ、ウシ
、ヤギ、イヌ、ネコ及び家禽のような家畜における流行
性で重大な経剤問題である。嬬虫の中で線虫と記載され
る虫の群は種々な動物の種類に対して広範囲で且つしば
しば重大な感染を引き起す。上に示した動物に感染する
線虫の最も一般的な属はへモンクス(Haemonch
us )、オステルタギア(Ostertagia )
 、ネマトジル(Heterakis )、 トキソカ
ラ(Toxocara )、なある属は主として腸管を
侵すのに対して、他のへモンクス及びオステルタギアの
ような属は胃の中で優勢であり、更に他のジクチオカウ
ルスのような属は肺臓に見出される。なおその他の寄生
虫は心臓及び血管、皮下及びリンパ組織などのような体
の他の組織及び器官に存在することができる。寄生虫症
として知られる寄生虫感染は貧血、栄養不良、衰弱、体
重減少、腸管並びに他の組織及び器官の重大な損傷を導
き、若し治療をしないと感染宿主の死を招くことがある
。本発明のアベルメクチン化合物は予期しなかったこと
であるが、これら寄生虫に対して高度の活性を持ち)1
.さらにイヌのジロフイラリア(Dirofi1ari
a )、唱歯類のナマトスピロイデス(Namatos
piroides)、サイファシア(5yphacia
 ) 、アスピクラリス(Aspicu1aris )
、寄生バエ(ticks )、ダニ、シラミ、ノミ、イ
エバエ、ヒツジのルシリアーエス・ピー(Lucili
a sp、 )、咬癖性昆虫のような動物及び鳥類の節
足動物性外部ス・ピー(Cuterebra sp )
のような遊走性双翅類幼虫にも活性がある。
本発明の化合物はまた、人間に感染する寄生虫に対して
も有用である。人間の胃腸管の最も一般的な寄生虫の属
はアンシロストーマ(Ancylostoma )、 
ネカトール(Necator )、アスカリス、ストロ
ンギロイデス(Strongyloides )、 ト
リキネラ(Trichinel1a )、robios
 )である。胃腸管の外の血液または他の組織及び器官
に見出される他の医学的に重要な寄生虫の属はウチレリ
ア(Wuchereria )、プルギア(Brugi
a )、 オンコセルカ(Onch。
cerca )及び旦7 (Loa )、ドラカンクル
ス(Dracunculus )  のような糸状虫及
び腸内寄生虫ストロンギロイデス及びトリキネラの腸外
期である。化合物はまたヒトに寄生する節足動物、咬癖
性昆虫及び他のヒトを悩ます双翅類害虫にも価値がある
これらの化合物はまた、アブラムシ、スラテラ・ニスe
ピー(B1attel1a  sp、 )、シミ、よう
々家庭害虫に対しても効果がある。
ス・ピ+(Tetranychus sp、  ) )
 、アブラムシ、(アシルチオシフオン・ニス・ピー(
Acyrthiosiphone  sp、 ) ) 
 のような農業植物の昆虫害虫に対して:バツタのよう
な湧走性直翅類及び植物組織に住む昆虫の幼若期に対し
ても有用である。化合物は土壌線虫及びgyne  s
pp、)のような植物寄生虫を抑制するための殺線虫剤
として有用である。これらの化合物は南部アワヨトウの
幼虫(Southernarmy worm )  及
びメキシコ豆甲虫の幼虫(Mexican  bean
  beetle  1arvae )のような他の植
物害虫に対して活性がある。
これらの化合物を、呻乳動物における駆虫剤として使用
する場合は、カプセル、巨丸剤または錠剤のような単位
投与形態により、または液体飲薬として、経口的に投与
することができる。飲薬は通常ベントナイトのような懸
濁剤及び湿潤剤などの賦形剤を加えた一般には活性成分
の水溶液、水懸濁液または水分散液である。一般に飲薬
はまた消泡剤をも含む。飲薬の組成は一般に活性成分を
約0.001〜0.5重量係官む。より好ましい飲薬の
組成は、0.01〜0.1重量係官むことができる。カ
プセル及び巨丸剤は殿粉、タルク、ステアリン酸マグネ
シウム、またはリン酸二カルシウムのような担体賦形剤
と混合された活性成分を含有している。
アベルメクチン化合物を乾燥した固形の単位投与形態で
投与することが望まれる場合は、通常活性成分の所望の
量を含むカプセル、巨丸剤または錠剤が用いられる。こ
れらの投与形態は、活性成分を適当な微細に分離した殿
粉、乳糖、タルク、ステアリン酸マグネシウム、植物性
ゴムなどのような希釈剤、充填剤、崩壊剤及び/または
結合剤と密接且つ均一に混合することにより調製される
。そのような単位投与形態は治療を受ける宿主動物の型
、感染の型温度及び型並びに宿主の体重などの要因によ
り、それらの総重量及び駆虫剤の含有量に関して広範囲
に変動させることができる。
活性成分が動物飼料を経由して投与されるべき場合は、
それらは飼料中に密接に分散させるか、または上にかけ
るドレッシング(top  dressing )とし
て使用するか、または完成した飼料に更に添加するか若
しくは任意に別に与えることができるペレットの形とす
る。その他の方法として、本発明の駆虫剤は動物に対し
て非経口的、例えば活性成分を液体担体賦形剤溶解また
は分散して前胃内、筋肉内、気管内または皮下注射によ
り投与することができる。非経口投与のためには、活性
成分は受容可能な賦形剤、より好ましくは落花生油、綿
実油などのような種々な植物油と適当に混合される。ツ
ルケタール(5olketal )、グリセロール ホ
ルマール(glycerol formal )を使用
する有機調製物のような他の非経口的賦形剤、及び水性
の非経口的組成をもまた使用することができる。活性の
一つまたは複数のアベルメクチン化合物は投与のだめの
非経口的組成に溶解するか懸濁され;そのような組成は
一般に活性化合物を0005〜0゜5重量係含有する。
本発明の1駆虫剤は、寄生虫症の治療及び/′または予
防にその主な用途を見出すが、それらはまた他の寄生虫
、例えば家畜及び家禽における寄生バエ(ticks 
) 、シラミ、ノミ、ダニ及び他の咬癖性昆虫のような
節足動物性寄生虫によって引き起される病気の予防及び
治療にも有効である。最良の結果を得るために使用され
るべき適量はもちろん、使用される特定の化合物、治療
を受ける動物の種類及び寄生虫感染またはまん延の型及
び型温度に依存する。一般に、本発明の新規な化合物に
ついては、動物の体重に7当り約0.001〜10■を
、総投与量を1〜5日のような比較的短い期間内に一度
にまたけ分割して経口投与することにより良好な結果が
得られる。本発明のより好捷しい化合物については、動
物に体重Kq当り約0.025〜o、5mqを一回投与
で与えることによりそのような寄生虫のすぐれた抑制が
得られる。反復処理は再感染と戦う要求に応じて施され
、それは寄生虫の種類と用いられる農業技術に依存する
。これらの物質を動物に投与する技術は獣医学分野で熟
練した者に知られているものである。
こ\に記載した化合物が動物の飼料の成分としてまたは
飲水に溶解または懸濁して投与される場合は、一つまた
は複数の活性化合物が不活性の担体または希釈剤の中に
密接に分散した組成物が提供される。不活性担体とは、
駆虫剤と反応しない物及び動物に対して安全に投力でき
る物を意味する。より好ましくは、飼料投与のための担
体は動物食料の成分であるかまたはあり得る物である。
適当々組成物は、活性成分が比較的大量に存在し、動物
に対する直接給餌及び飼料に対して直接または中間の希
釈若しくは混合段階を経た後の添加に適している飼料用
プレミックスまたは添加物を含む。そのような組成物に
適する典型的々担体または希釈剤は、例えばデイスティ
ラーズ・ドライド・グレインス(distillers
’ dried  grains )、トウモロコシ粉
、シトラス・ミール(citrus meal )、発
酵残渣、粉砕カキ殻、ホイート・ショーツ(wheat
  5horts )、 モラセス・ソリュブルス(m
o1asses  5olubles )、 コーン・
コブ・ミール(corn  cob meal ) 、
エディプル・ビーン・ミル・フィード(ed1ble 
bean m1llfeed)、  粗びき大豆、粉砕
石灰石などを含む。活性な水素化されたアベルメクチン
化合物は、粉砕、攪拌、ひき割り、混和のような方法で
担体中に密接に分散される。活性化合物を約0.005
〜2重量係含む組成物は、特に飼料プレミックスとして
適当である。動物に直接給餌される飼料添加物は活性化
合物を約0.0002〜0.3  重量係官む。
そのような添加物は、動物飼料に対して寄生虫病を治療
し抑制するために望まれる活性物質の濃度を持つ完成し
た飼料を与えるに必要な量が添加される。活性化合物の
所望の濃度は、使用する特定のアベルメクチン誘導体と
同様に上に述べた要因によシ変動するが、本発明の化合
物は所望の駆虫結果を得るために通常は飼料0.0’O
O01〜0.002%の間の濃度で給餌される。
本発明のアベルメクチン化合物はまた、農作物に対して
その成長中または貯蔵中に損害を与える農業害虫との戦
いにも有用である。
これらの化合物は、そのような農業害虫からの保護の効
果を与えるため、生長しているまたは貯蔵している農作
物に対して噴霧、撒布、乳剤などの公知の技術を用いて
適用することができる。
本発明の化合物の使用においては、個別の置換されたア
ベルメクチン成分を調製し、そして前述の形で使用する
ことができる。外に、二つ寸たけそれ以上の個々のアベ
ルメクチン成分の混合物、同様に本発明の化合物と親の
アベルメクチン化合物、他のアベルメクチン化合物また
はアベルメクチンとは関係の無い他の活性化合物との混
合物を使用することもできる。
本工程の出発物質として役立つアベルメクチン化合物を
発酵液から単離するに際して、種々なアベルメクチン化
合物が等しくない量で製造されているのが認められるで
あろう。
特にkj aLL系化合物は対応するts blL系化
合物より高い比率で得ることができる。S(aII系列
とtt brr系列との差異は、アベルメクチン化合物
を通じて一定であり、25位がそれぞれ第ニブチル基及
びイソプロピル基から成っている。もちろんこの差異は
、本反応のいずれ2をも妨害するものではない。特に\
\b〃成分を関連するNa〃成分から分離する必要はな
いことができる。一般にNb〃成分は重量で少数係存在
するのみであり、構造的差異が反応工程及び生物学的活
性に持つ影響は無視できるから、これらの密接に関連し
た化合物の分離は、行われない。
特に、本発明の化合物のだめの出発物質は、極めてしば
しば約80%のアベルメクチンB1atたけA1a及び
20%のアベルメクチンB1bまたはA1.bの比率で
製造される。それゆえ本発明のより好ましい組成物は、
約80%のts a/7成分と201νb〃成分とを含
む物である。
次の実施例は本発明をより完全に理解するために提供さ
れるものであり;それらは本発明を限定するものと解釈
されるべきではない。
次の実施例において製造される置換されたアベルメクチ
ン誘導体は、一般に無定形固形物として単離され、結晶
性固形物としてではない。それゆえそれらは質量スペク
トル分析、核磁気共鳴、などのような技術を使用して分
析的に特徴付けられる。無定形であるため、化合物は鮮
明な融点で特徴付けられないが、しかしながら用いられ
るクロマトグラフ的及び分析的方法は化合物が純粋であ
ることを示している。
実施例1 10 mW (0,0092ミリモル)の4″、 5.
7−〇−トリスー(トリメチルシリル) 22.23−
ジヒドロ−アベルメクチンB1a/B1bを0.5−の
乾燥したジメチルホルムアミドに懸濁し、室温で攪拌し
ながら34.67ig(0,092ミリモル)のジクロ
ム酸ピリジンと合せる。反応混合物を室温で22.5時
間攪拌する。反応混合物を水で希釈し、エーテルで三回
抽出する。合せたエーテル抽出液を水、飽和食塩水で洗
浄し、乾燥し真空下蒸発乾固して7.8 mgのガラス
状物が得られる。ガラス状物を、調製用層状クロマトグ
ラフ板上で10%テトラヒドロフラン及び0.3%エタ
ノール及び塩化メチレンで溶離して精製する。生成物の
帝は紫外線下で位置付けられ、展開用溶媒系を使用して
板から除かれる。溶媒を除去してガラス状物が得られ、
この物は8a−ケト−7−〇−トリメチルシリルー22
.23−ジヒドロ−アベルメクチンB1a/B1bと同
定される。
実施例2 2.5−の乾燥したジメチルホルムアミドに溶解した5
 5 mg(0,050ミリモル)の4“、5−ジーQ
−t−ブチルジメチルシリル−22゜23−ジヒドロ−
アベルメクチンB1a/B1bを188■(0,50ミ
リモル)のジクロム酸ピリジンと合せ、反応混合物を室
温で19時間攪拌する。次いで、追加の188mg(0
,50ミリモル)のジクロム酸ピリジンを添加し、室温
で更に23時間攪拌を継続する。反応混合物を氷水で希
釈して全量を25+++1!とじ、エーテルで四回抽出
する。合せたエーテル抽出液を水で三回、飽和食塩水で
一回洗浄し、乾燥し真空下で蒸発乾固して暗ガラス状物
が得られる。ガラス状物を、塩化メチレン95%酢酸エ
チルで溶離する二枚の500μ板上での調製用層状クロ
マトグラフにより精製する。生成物は紫外線下で位置付
けられ、その物質を塩化メチレン910%メタノールを
使用して除く。溶媒を除去して黄かつ色ガラス状物が得
られる。
生成物は300MHz核磁気共鳴により4“、5−ジー
0−1−ブチルジメチルシリル−8a−オキソ−22,
23−ジヒドロ−アベルメクチンB1a/B1bと同定
され乙。
実施例3 B1a/B1b 50■(0,05ミリモル)の5−0−t−ブチルジメ
チルシリル−22,23−ジヒドロ−アベルメクチンB
1a/B1bを2.5−の乾燥したジメチルホルムアミ
ドに溶解し、188q (0,5ミリモル)のジクロム
酸ピリジンと合せた。反応混合物を室温で19時間攪拌
し、それに追加の188■(0,5ミリモル)のジクロ
ム酸ピリジンを添加し、室温で更に24時間攪拌を継続
した。反応混合物を25−の水で希釈し、エーテルで五
目抽出し、水で三回、飽和食塩水で一回洗浄し、硫酸マ
グネシウム上で乾燥し、真空下で蒸発乾固して27.8
qのガラス状物が得られた。ガラス状物を、二枚の50
0μ調製用層状クロマトグラフ板上で塩化メチレン中2
0%酢酸エチルで溶離して精製した。生成物は紫外線下
で位置付けられ、酢酸エチルを使用して板から除き、6
.7■の生成物が得られた。これは300MHzの核磁
気共鳴及び質量スペクトル分析を使用して5−〇−1−
ブチルジメチルシリルー8a−オキソ−22,23−ジ
ヒドロ−アベルメクチンB1a/B1bと同定された。
実施例4 8.2■の5−0− t−ブチルジメチルシリル−8a
−オキソ−22,23−ジヒドロ−アベルメクチンB1
a/B1bをメタノール中パラートルエンスルホン酸の
1%溶液1.5−に溶解し、室温で15分間静置した。
反応混合物を0.5−の飽和重炭酸ナトリウム溶液を含
む1〇−の氷水で希釈した。水性混合物をエーテルで四
回抽出し、合せた有機相を水で四回、飽和食塩水で一回
洗浄し、乾燥し、真空下で蒸発乾固して6.8qのガラ
ス状物が得られた。ガラス状物を、一枚の゛厚さ250
μの調製用層状クロマトグラフ板上で塩化メチレン91
0%テトラヒドロフラン、0,3%エタノールで溶離し
て精製した。四つの帯が紫外線下で確認され、塩化メチ
12910%メタノールを使用して板から別々に単離し
た。同定された生成物は1.4■の5−0−t−ブチル
ジメチルシリル−8a−オキソ−22,23−ジヒドロ
−アベルメクチンB1a/B1bモノサッカライド;1
.6■の5−0−t−ブチルジメチルシリル−8a−オ
キソ−22,23−ジヒドロ−アベルメクチンB1a/
B1b ; 0.2 Wの8a−オキソ−22、23−
ジヒドロ−アベルメクチンB1a/B1bモノサッカラ
イド;及び0.91agの8a−オキソ−22,23−
ジヒドロ−アベルメクチンB1a/B1b  であった
実施例5 19 (1,14ミリモル)の22.23−ジヒドロ−
アベルメクチンB1a/B1bを10−の乾燥しく47
) た塩化メチレンに溶解し、o125mt < 3.08
ミリモル、243■)の乾燥したピリジンを添加した。
反応混合物を窒素ブランケット下で0℃に冷却し、10
−の乾燥した塩化メチレン中0.39ゴ(2,80ミリ
モル、478■)の塩化フェノキシアセチルの溶液を4
5分間に渡って滴下した。反応混合物を更に30分間攪
拌し、追加の0.13m (1,54ミリモル)のピリ
ジン及び5−の乾燥した塩化メチレン中0.2−(1,
40ミリモル)の塩化フェノキシアセチル溶液を10分
間に渡って滴下した。反応混合物を更に30分間攪拌し
、激しく攪拌しながら氷水で希釈し、容量を100−と
した。層を分離し、水層をエーテルで三日抽出した。合
せた有機相を水で五目、飽和食塩水で一回洗浄し、硫酸
マグネシウム上で乾燥し、真空下で濃縮乾燥して土59
tの淡黄色泡状物が得られた。生成物を1009のシリ
カゲル上でクロマトグラフィにかけ、塩化メチレン91
0%酢酸エチルで溶離して分画1〜70(16d分画を
採取)を分取し、また塩化メチ12945%酢酸エチル
で分画71〜131 (20−分画を採取)を分取した
。生成物は分画26〜60に見出され、879〜の白色
泡状物が得られた。このものは300MHz  核磁気
共鳴及び質量スペクトル分析により4“、5−ジー〇−
フェノキシアセチル−22,23−ジヒドロ−アベルメ
クチンB1a/[bと同定された。
実施例6 ンB1a/B1b 57.1〜(0,05ミリモル)の4“、5−ジー0−
フェノキシアセチル−22,23−ジヒドロ−アベルメ
クチンB1a/B1bを2.5−の乾燥したジメチルホ
ルムアミドに溶解し、ジクロム酸ピリジンの188■(
0,5ミリモル)を一度に添加し、反応混合物を20時
間攪拌し、それに追加の18871v(0,5ミリモル
)のジクロム酸ピリジンを添加し、反応混合物を更に2
4時間攪拌した。反応混合物を水で希釈して25 mg
の容量とし、エーテルで近回抽出した。
合せた有機物層を水で近回、飽和食塩水で一回洗浄し、
硫酸マグネシウム上で乾燥し、真空下で蒸発乾固して2
6.7■の淡黄色ガラス状物が得られた。ガラス状物を
、5%テトラヒドロフラン、015%エタノール及び塩
化メチレンで溶離する二枚の500μシリカゲル板を使
用する調製用層状クロマトグラフィにより精製した。主
要バンドを塩化メチレン中10係メタノールで抽出して
生成物を取り出した。
溶液を真空下で蒸発乾固して17.2+++gの黄色泡
状物が得られた。これは核磁気共鳴スペクトルにより4
″、5−ジー0−フェノキシアセチル−8a−オキソ−
22,23−ジヒドロ−アベルメクチンB1a/B1b
と同定された。
実施例7 114.7#g(Q。1ミリモル)の4″+ 5−ジー
0−フェノキシアセチル−アベルメクチンB1a/ B
1bを2.5−の乾燥したジメチルホルムアミドに溶解
し、18k (0,5ミリモル)のジクロム酸ピリジン
と合せた。反応混合物を実施例6におけるように仕上げ
て8amgの無色ガラス状物を得、これを5%酢酸エチ
ル及び塩化メチレンで溶離する二枚の1000μシリカ
ゲル板上での調製用層状クロマトグラフィにより精製し
、核磁気共鳴により4″、5−ジー0−フェノキシアセ
チル−8a−オキソ−アベルメクチンB1a/B1bと
同定される物が得られた。
実施例8 ンB 1 a/Bl b 200m!i+の5−0−t−ブチルジメチルシリル−
22,23−ジヒドロ−アベルメクチンB1a/ B1
bを4−の乾燥したジメチルホルムアミドに溶解し、2
00■のジクロム酸ピリジンと合せた。反応混合物を2
4時間攪拌し、追加の200Tngのジクロム酸ピリジ
ンを添加し、反応混合物を更に4日間攪拌した。反応混
合物を実施例6におけるように仕上げて白色泡状物を得
、この物を二枚の1000μ調製用層状クロマトグラフ
ィ板上に置き、シクロヘキサン:アセトンの8:2混合
液で溶離して三つの帯の物が得られた。最も遅い帯は、
その核磁気共鳴スペクトルにより5−0−t−ブチルジ
メチル−シリル−8a−オキソ−22,23−ジヒドロ
−アベルメクチンB1a/B1bと同定された。
実施例9 10■の5−0−t−ブチルジメチルシリル−8a−オ
キソ−22,23−ジヒドロ−アベルメクチンB1a/
B1bを1−のメタノールに溶解し室温で攪拌した。2
0mVのパラ−トルエンスルホン酸水利物を添加し、反
応混合物を60分間攪拌した。8.5−の酢酸エチルを
添加し、混合物を2−の水及び0.5dの飽和重炭酸ナ
トリウム溶液で洗浄した。同量の溶液を使用して洗浄を
繰り返した。次いで有機層を水で二回洗浄し、硫酸マグ
ネシウム上で乾燥し、窒素気流中で蒸発乾固して7. 
Owqのガラス状物が得られた。ガラス状物は厚さ25
0μの調製用層状クロマトグラフィ板上で塩化メチレン
、テトラヒドロフラン及びエタノールの90:10:0
.3の混合液で溶離して精製した。0.5■の最も遅く
移動する帯は8a−オキソ−22,23−ジヒドロ−ア
ベルメクチンB1a/B1bと同定された。
実施例10 142mgの5−0− tert−ブチルジメチルシリ
ル−13−デオキシ−22,23−ジヒドロ−アベルメ
クチンB1a/B1bアグリコンを、実施例8の手順に
従って反応させると5−O−tert−ブチルジメチル
シリル−8a−オキソ−22,23−ジヒドロ−13−
デオキシ−アベルメクチンB 1 a/B 1 bアグ
リコンが得られる。
実施例11 7mgの5−〇 −tert−ブチルジメチルシリル−
13−デオキシ−22,23−ジヒドロ−8a−オキソ
−アベルメクチンB 1 a/g 1 bアグリコンを
、実施例9の手順に従って反応させると13−デオキシ
−22,23−ジヒドロ−8a−オキソ−アベルメクチ
ンB 1 a/B 1 bアグリコンが得られる。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、破線は単結合または二重結合を示 し; R_1は破線が単結合を示す場合のみ存在する条件にお
    いてH、低級アルカノイルオキ シ基、−OH、または=Oであり; R_2はメチル基、エチル基、イソプロピル基または第
    二ブチル基であり; R_3はOH、OCH_3または低級アルカノイルオキ
    シ基であり; R_4はH、OH、低級アルカノイルオキシ基、α−L
    −オレアンドロシルオキシ基、4′ −(α−L−オレアンドロシル)−α− L−オレアンドロシルオキシ基、4′−低 級アルカノイル−α−L−オレアンドロ シルオキシ基、または4″−低級アルカノ イル−4′−(α−L−オレアンドロシル)−α−L−
    オレアンドロシルオキシ基; 及びそれらのトリ(低級アルキル)シリ ル基で保護されたヒドロキシ誘導体であ る。) の化合物。 2、22,23−ジヒドロ−8a−オキソ−アベルメク
    チンB1a及び/またはB1bである特許請求の範囲第
    1項に記載の化合物。 3、22,23−ジヒドロ−4″,5−ビスフエノキシ
    アセチル−8a−オキソ−アベルメク チンB1a及び/またはB1bである特許請求の範囲第
    1項に記載の化合物。 4、8a−オキソ−アベルメクチンA1a及び/または
    A1bである特許請求の範囲第1項に記載の化合物。 5、8a−オキソ−アベルメクチンA2a及び/または
    A2bである特許請求の範囲第1項に記載の化合物。 6、8a−オキソ−アベルメクチンB1a及び/または
    B1bである特許請求の範囲第1項に記載の化合物。 7、8a−オキソ−アベルメクチンB2a及び/または
    B2bである特許請求の範囲第1項に記載の化合物。 8、R_4がα−L−オレアンドロシルオキシ基である
    特許請求の範囲第1項に記載の化合 物。 9、8a−オキソ−22,23−ジヒドロ−アベルメク
    チンB1a及び/またはB1bモノサッカライドである
    特許請求の範囲第8項に記 載の化合物。 10、R_4が水素である特許請求の範囲第1項に記載
    の化合物。 11、8a−オキソ−ミルベマイシンα_1及び/また
    はα_3である特許請求の範囲第10項に記載の化合物
    。 12、8a−オキソ−13−デオキシ−22,23−ジ
    ヒドロ−アベルメクチンB1a及び/またはB1bアグ
    リコンである特許請求の範囲第10項に記載の化合物。 13、R_4が−OHである特許請求の範囲第1項に記
    載の化合物。 14、8a−オキソ−22,23−ジヒドロ−アベルメ
    クチンB1a及び/またはB1bアグリコンである特許
    請求の範囲第13項に記載の 化合物。 15、式; ▲数式、化学式、表等があります▼  I (R_1、R_2、R_3、R_4及び破線は特許請求
    の範囲第1項で示した意味を持つ。)の化合物 を8a位を8a−オキソ基に選択的に酸化 する酸化剤で処理することから成る特許請 求の範囲第1項に記載の化合物の製造方法。 16、寄生虫に感染された動物に特許請求の範囲第1項
    に記載の化合物の有効量を投与す ることから成る寄生虫感染を治療する方法。 17、不活性担体及び特許請求の範囲第1項に記載の化
    合物を含有する寄生虫に感染され た動物の治療に有用な組成物。 18、こん虫まん延の地域を特許請求の範囲第1項に記
    載の化合物で処理することから成 るこん虫まん延を処理する方法。 19、不活性担体及び特許請求の範囲第1項に記載の化
    合物を含有するこん虫まん延の地 域の処理に有用な組成物。
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