JPS6134213Y2 - - Google Patents

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JPS6134213Y2
JPS6134213Y2 JP8326482U JP8326482U JPS6134213Y2 JP S6134213 Y2 JPS6134213 Y2 JP S6134213Y2 JP 8326482 U JP8326482 U JP 8326482U JP 8326482 U JP8326482 U JP 8326482U JP S6134213 Y2 JPS6134213 Y2 JP S6134213Y2
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JP
Japan
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rear panel
view
car body
panel
passenger car
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JP8326482U
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は乗用車車体のリヤ部構造に係り、特に
車体に後方より加えられる外力に対処するに好適
なリヤ部構造に関するものである。
従来、車体に後方より加えられる外力に対処す
るものとして、第1図に示される様に、車室12
を補強骨14で補強し、この補強骨14に蛇腹式
の外力吸収部16を介してフレーム18を接続す
るようにしたものが提案されているが重量増など
の問題がある。
本考案は、上記従来技術の問題点を解消すべく
なされたものであつて、その目的とするところ
は、後方から加えられる外力に対処するに好適で
あると共に、軽量で、しかも製造が容易で廉価な
ものとなる乗用車車体のリヤ部構造を提供するこ
とにある。
本考案のリヤ部構造は、リヤパネルを金属骨で
補強された樹脂で一本に構成し、このリヤパネル
を車体本体にシヤーピンで固着するようにしたも
のである。
以下図面に示す実施例を参照しながら本考案を
さらに詳細に説明する。
第2図は本考案の実施例に係る乗用車の側面
図、第3図は同図後部の拡大図、第4図は後方図
である。また第5図は骨枠構成を示す斜視図であ
る。リヤパネル20は、樹脂パネル22が第5図
に示される骨枠24によつて補強されてなるもの
である。骨枠24は、第6図のように打ち抜かれ
た鉄板25を折り曲げて形成されたものであつ
て、側板24a、底板24b及び段部24cから
なる骨枠本体26と、該本体26の後部に溶接さ
れた鉄棒27と、を備えている。29は鉄棒27
のキー取着部である。
この骨枠本体26には、その側板24a及び底
板24bにそれぞれピン孔28a,28b,28
c……が設けられている。そして、これらのピン
孔28a,28b,28c……に挿通されたシヤ
ーピン30a,30b,30c……によつて、リ
ヤパネル20が本体10に固着されている。なお
このピン止め部においては、第3図−線断面
図である第7図に示されるように、固着される部
材の間にシール用極薄ゴム膜32が介在されてい
る。これは錆発生等による抵抗の変化を防ぐもの
で、その他例えば防錆めつきを施すようにしても
良い。
また第8図に示すようにピン孔28a,28
b,28c……は車体前後方向に長い長孔であつ
て、各固着部分においてシヤーピンとピン孔の係
合位置は例えば第8図A,B,Cで示されるよう
に異なつている。
図中34はホイール、36はテールランプ、3
8はトランクリツド、40はバンバ、42はルー
フ、44はロツカーパネルである。また第2図4
6はサイドパネルと樹脂製リヤパネル20との接
続位置を示すものである。なおこの接続位置は4
6で示される位置に限定されるものではなく、そ
の他の例えば48で示される位置であつても良
い。
このように構成されたリヤ部構造においては、
リヤパネル20と本体10とがシヤーピン30
a,30b,30c……で固着されているので、
所定値以上の外力が後方から車体に加わつた場合
にはこのシヤーピン30a,30b,30c……
による係止が解除されるようになり、外力がその
まま車体本体10に加わることが無くなるので、
後方からの外力に対処するに好適なものとなる。
特に本実施例においては、ピン孔28a,28
b,28c……が長孔とされ、第8図のようにシ
ヤーピン30a,30b,30c……との係止位
置が異なるように係合されているので、各シヤー
ピン及びピン孔における外力に対する抵抗が最大
値に達する時(即ちシヤーピンがピン孔端部に係
合する時)がそれぞれ異なるようになり、一定外
力の作用でせん断力により切断されるようになつ
ている。
また樹脂製であるので軽量であると共に、各種
の形状を採ることができ、設計の自由度が増大す
る。さらに樹脂で一体にしたので製造が容易で廉
価であると共に、リヤパネル20をそつくり交換
することもできるので、修理なども容易になる。
なお上記実施例においてはセダンタイプの乗用
車が採用されているが、本考案はこれに限定され
るものではなく、例えば第9図に示されるような
ハードトツプタイプのものにも適用可能である。
また、樹脂としては弾性の異なる各種のものが採
用できる。
以上の通り本考案の乗用車車体のリヤ部構造
は、後方から加えられる外力に対処するに好適で
あると共に、軽量で廉価である。さらに設計の自
由度が増大すると共に修理等も容易である。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来例に係る車体構造を示す側面図、
第2図は同実施例に係る側面図、第3図は第2図
の要部拡大図、第4図は同後方図、第5図は骨枠
構成を示す斜視図、第6図は打抜板の平面図、第
7図は第3図−線に沿う断面図、第8図は長
孔形状を示す平面図、第9図は異なる実施例に係
る構造を示す側面図である。 10……車体本体、14……補強骨、18……
フレーム、20……リヤパネル、22……樹脂パ
ネル、24……骨枠、27……鉄棒、28a,2
8b,28c……ピン孔、30a,30b,30
c……シヤーピン、32……ゴム膜。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 乗用車車体のリヤパネルを、金属骨で補強さ
    れた樹脂で一体に構成し、該リヤパネルを車体
    本体にシヤーピンで固着したことを特徴とする
    乗用車車体のリヤ部構造。 (2) 前記リヤパネルにピン孔が穿設され、該ピン
    孔は車体前後方向に長い長孔である実用新案登
    録請求の範囲第(1)項記載のリヤ部構造。
JP8326482U 1982-06-04 1982-06-04 乗用車車体のリヤ部構造 Granted JPS58188269U (ja)

Priority Applications (1)

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JP8326482U JPS58188269U (ja) 1982-06-04 1982-06-04 乗用車車体のリヤ部構造

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JP8326482U JPS58188269U (ja) 1982-06-04 1982-06-04 乗用車車体のリヤ部構造

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JPS58188269U JPS58188269U (ja) 1983-12-14
JPS6134213Y2 true JPS6134213Y2 (ja) 1986-10-06

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ID=30092281

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JP8326482U Granted JPS58188269U (ja) 1982-06-04 1982-06-04 乗用車車体のリヤ部構造

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3436232B2 (ja) * 2000-03-10 2003-08-11 日産自動車株式会社 自動車の車体後部構造

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Publication number Publication date
JPS58188269U (ja) 1983-12-14

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