JPS6132978Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS6132978Y2 JPS6132978Y2 JP3013781U JP3013781U JPS6132978Y2 JP S6132978 Y2 JPS6132978 Y2 JP S6132978Y2 JP 3013781 U JP3013781 U JP 3013781U JP 3013781 U JP3013781 U JP 3013781U JP S6132978 Y2 JPS6132978 Y2 JP S6132978Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- layer
- vertical
- thermoplastic resin
- tape
- adhesive
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000010410 layer Substances 0.000 claims description 33
- 239000010408 film Substances 0.000 claims description 16
- 229920005992 thermoplastic resin Polymers 0.000 claims description 12
- 239000000853 adhesive Substances 0.000 claims description 10
- 230000001070 adhesive effect Effects 0.000 claims description 10
- 239000012790 adhesive layer Substances 0.000 claims description 5
- 239000010409 thin film Substances 0.000 claims description 5
- 238000003475 lamination Methods 0.000 claims description 2
- 239000002390 adhesive tape Substances 0.000 claims 1
- 239000004820 Pressure-sensitive adhesive Substances 0.000 description 8
- 239000000463 material Substances 0.000 description 8
- 239000003795 chemical substances by application Substances 0.000 description 4
- -1 polyethylene Polymers 0.000 description 4
- 238000005520 cutting process Methods 0.000 description 3
- 239000004744 fabric Substances 0.000 description 3
- 238000003892 spreading Methods 0.000 description 3
- 239000004698 Polyethylene Substances 0.000 description 2
- 239000004743 Polypropylene Substances 0.000 description 2
- HDERJYVLTPVNRI-UHFFFAOYSA-N ethene;ethenyl acetate Chemical group C=C.CC(=O)OC=C HDERJYVLTPVNRI-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 229920000573 polyethylene Polymers 0.000 description 2
- 229920001155 polypropylene Polymers 0.000 description 2
- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 2
- 239000011347 resin Substances 0.000 description 2
- RSWGJHLUYNHPMX-UHFFFAOYSA-N Abietic-Saeure Natural products C12CCC(C(C)C)=CC2=CCC2C1(C)CCCC2(C)C(O)=O RSWGJHLUYNHPMX-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- KHPCPRHQVVSZAH-HUOMCSJISA-N Rosin Natural products O(C/C=C/c1ccccc1)[C@H]1[C@H](O)[C@@H](O)[C@@H](O)[C@@H](CO)O1 KHPCPRHQVVSZAH-HUOMCSJISA-N 0.000 description 1
- 238000005336 cracking Methods 0.000 description 1
- 230000006866 deterioration Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 239000011229 interlayer Substances 0.000 description 1
- 238000010030 laminating Methods 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 239000006082 mold release agent Substances 0.000 description 1
- 229920001296 polysiloxane Polymers 0.000 description 1
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 description 1
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 description 1
- 229920001169 thermoplastic Polymers 0.000 description 1
- 239000004416 thermosoftening plastic Substances 0.000 description 1
- KHPCPRHQVVSZAH-UHFFFAOYSA-N trans-cinnamyl beta-D-glucopyranoside Natural products OC1C(O)C(O)C(CO)OC1OCC=CC1=CC=CC=C1 KHPCPRHQVVSZAH-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 239000002759 woven fabric Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Laminated Bodies (AREA)
- Adhesive Tapes (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は新規な感圧性粘着テープに関する。
従来の感圧性粘着テープとしては、熱可塑性樹
脂フイルムを延伸し、繊維状又は細巾テープ状に
成形した糸状物を縦横両方向に各々別層となるよ
うに配列し、積層接着してテープ支持体を形成
し、このテープ支持体の一方の面に粘着剤層を設
けると共に、他方の面に紙又は熱可塑性樹脂フイ
ルム層を設けて構成したものが知られており、こ
のものは実用向きにロール巻きにして手切性を有
する感圧性粘着テープとして市場に供されてい
る。しかし、この構成によれば、テープ支持体に
紙を接着した場合には紙の層間強度が弱いことと
および紙とテープ支持体の接着力が弱いことか
ら、ロール巻き戻ししてテープを使用する際に紙
の層割れ又は紙とテープ支持体との剥離を生じる
という欠点があつた。そのため紙側に展開力の軽
いシリコン離型剤を使用しなければならなく、そ
の結果テープの重ね貼りができなく、また筆記
性、描画性が出現しないという問題点があつた。
また、テープ支持体にポリエチレン、ポリプロピ
レンなどの合成樹脂フイルム層を設けた場合に
は、この熱可塑性樹脂フイルム自体は手切性を有
するが、手で切断すると切口が伸びやすくまた切
断方向もほぼ直線的であるが、多少曲折するた
め、テープを手で切断するときの応力集中が充分
でなく、結果的に手切性が不充分であるという欠
点があつた。
脂フイルムを延伸し、繊維状又は細巾テープ状に
成形した糸状物を縦横両方向に各々別層となるよ
うに配列し、積層接着してテープ支持体を形成
し、このテープ支持体の一方の面に粘着剤層を設
けると共に、他方の面に紙又は熱可塑性樹脂フイ
ルム層を設けて構成したものが知られており、こ
のものは実用向きにロール巻きにして手切性を有
する感圧性粘着テープとして市場に供されてい
る。しかし、この構成によれば、テープ支持体に
紙を接着した場合には紙の層間強度が弱いことと
および紙とテープ支持体の接着力が弱いことか
ら、ロール巻き戻ししてテープを使用する際に紙
の層割れ又は紙とテープ支持体との剥離を生じる
という欠点があつた。そのため紙側に展開力の軽
いシリコン離型剤を使用しなければならなく、そ
の結果テープの重ね貼りができなく、また筆記
性、描画性が出現しないという問題点があつた。
また、テープ支持体にポリエチレン、ポリプロピ
レンなどの合成樹脂フイルム層を設けた場合に
は、この熱可塑性樹脂フイルム自体は手切性を有
するが、手で切断すると切口が伸びやすくまた切
断方向もほぼ直線的であるが、多少曲折するた
め、テープを手で切断するときの応力集中が充分
でなく、結果的に手切性が不充分であるという欠
点があつた。
本考案は上記従来の問題点および欠点を解消す
るためになされたものであり、離型剤として展開
力の重いものを用いてもロール巻き戻しして使用
する際にテープ基材の破損を生じさせず、しかも
手切性が良くかつ切口が直線的となるだけでな
く、粘着力の大小を問わず、各種の粘着剤を広範
に採用でき、さらに外観上も布テープ並みの重量
感および高級品の印象を与えることができる感圧
性粘着テープを提供すことを目的とする。
るためになされたものであり、離型剤として展開
力の重いものを用いてもロール巻き戻しして使用
する際にテープ基材の破損を生じさせず、しかも
手切性が良くかつ切口が直線的となるだけでな
く、粘着力の大小を問わず、各種の粘着剤を広範
に採用でき、さらに外観上も布テープ並みの重量
感および高級品の印象を与えることができる感圧
性粘着テープを提供すことを目的とする。
すなわち本考案の感圧性粘着テープは、熱可塑
性樹脂の細巾フイルムを縦横両方向に各々別層と
なるように配列し、積層接着により一体化した縦
横積層体の縦方向層側に、溶融押出される熱可塑
性樹脂を介して、横方向一軸延伸フイルム層を少
なくとも一層有する熱可塑性フイルム層を接着し
てテープ基材を構成し、さらにこの熱可塑性樹脂
フイルム層側に離型処理を施すと共に、上記縦横
積層体の横方向層側に粘着剤層を設けてなること
を特徴とする。
性樹脂の細巾フイルムを縦横両方向に各々別層と
なるように配列し、積層接着により一体化した縦
横積層体の縦方向層側に、溶融押出される熱可塑
性樹脂を介して、横方向一軸延伸フイルム層を少
なくとも一層有する熱可塑性フイルム層を接着し
てテープ基材を構成し、さらにこの熱可塑性樹脂
フイルム層側に離型処理を施すと共に、上記縦横
積層体の横方向層側に粘着剤層を設けてなること
を特徴とする。
次に本考案の一実施例を添付の図面を参照して
説明する。
説明する。
実施例
ポリエチレン延伸細巾フイルムを用いて縦方向
層（1000デニール×３本／inch）１ａと横方向層
（300デニール×６本／inch）１ｂとを各々別層と
なるように配列し、接着剤により一体化して縦横
積層体１を形成した。ついで縦方向層１ａ側に、
溶融押出した酢酸ビニルーニルーエチレン樹脂系
接着剤２（酢酸ビニルーエチレン樹樹脂100重量
部、ロジン30重量部、DOP5重量部）を介してポ
リプロピレン横一軸延伸フイルム３（厚み45μ）
をラミネートしてテープ基材Ａを構成した。さら
にこの延伸フイルム３側に離型層４を設けて離型
処理を施すと共に、縦横積層体１の横方向層１ｂ
側には粘着剤層５を設けた。
層（1000デニール×３本／inch）１ａと横方向層
（300デニール×６本／inch）１ｂとを各々別層と
なるように配列し、接着剤により一体化して縦横
積層体１を形成した。ついで縦方向層１ａ側に、
溶融押出した酢酸ビニルーニルーエチレン樹脂系
接着剤２（酢酸ビニルーエチレン樹樹脂100重量
部、ロジン30重量部、DOP5重量部）を介してポ
リプロピレン横一軸延伸フイルム３（厚み45μ）
をラミネートしてテープ基材Ａを構成した。さら
にこの延伸フイルム３側に離型層４を設けて離型
処理を施すと共に、縦横積層体１の横方向層１ｂ
側には粘着剤層５を設けた。
このようにして製造した感圧性粘着テープを実
用向にロール巻きにして製品とした。
用向にロール巻きにして製品とした。
上記実施例の構成によれば、縦横積層体１に紙
などをラミネートしたものとは異なり、横一軸延
伸フイルム３をラミネートしているので、離型剤
として展開力の重いものを用いても縦横積層体１
の層割れといつたテープ基材Ａの破損を生じるこ
とはない。また横一軸延伸フイルム３を使用して
おり、しかもこの延伸フイルム３は、溶融押出さ
れた接着剤２を介して縦横積層体１の縦方向層１
ａにラミネートされるので、この縦方向層１ａの
細巾フイルムは少なからず熱劣化を受けて機械的
強度の低下を来たしていることから、テープの横
方向の手切性が良くしかも切口が直線的になる。
などをラミネートしたものとは異なり、横一軸延
伸フイルム３をラミネートしているので、離型剤
として展開力の重いものを用いても縦横積層体１
の層割れといつたテープ基材Ａの破損を生じるこ
とはない。また横一軸延伸フイルム３を使用して
おり、しかもこの延伸フイルム３は、溶融押出さ
れた接着剤２を介して縦横積層体１の縦方向層１
ａにラミネートされるので、この縦方向層１ａの
細巾フイルムは少なからず熱劣化を受けて機械的
強度の低下を来たしていることから、テープの横
方向の手切性が良くしかも切口が直線的になる。
また離型層４を設けているで、粘着力の大きな
粘着剤を用いても、ロール巻き戻しして使用する
際にテープ基材Ａの破損ということはまつたくな
い。
粘着剤を用いても、ロール巻き戻しして使用する
際にテープ基材Ａの破損ということはまつたくな
い。
さらに縦横積層体１の形成する凹凸面によりテ
ープ基材Ａに織布イメージが出現し布テープのよ
うな重量感および高級品の印象を与える。
ープ基材Ａに織布イメージが出現し布テープのよ
うな重量感および高級品の印象を与える。
以上詳述した如く、本考案によれば、離型剤と
して展開力の重いものを用してもロール巻き戻し
して使用する際にテープ基材の破壊を生じさせ
ず、しかも手切性が良くかつ切口が直線的となる
だけでなく、粘着力の大小を問わず、各層の粘着
剤を広範に採用でき、さらに外観上も布テープ並
みの重量感および高級品の印象を与えることがで
きるといつた従来にはみられないすぐれた効果を
奏する感圧性粘着テープを提供することができ
る。
して展開力の重いものを用してもロール巻き戻し
して使用する際にテープ基材の破壊を生じさせ
ず、しかも手切性が良くかつ切口が直線的となる
だけでなく、粘着力の大小を問わず、各層の粘着
剤を広範に採用でき、さらに外観上も布テープ並
みの重量感および高級品の印象を与えることがで
きるといつた従来にはみられないすぐれた効果を
奏する感圧性粘着テープを提供することができ
る。
図面は本考案の一実施例を示す断面図である。
Ａ……テープ基材、１……縦横積層体、１ａ…
…縦方向層、１ｂ……横方向層、２……熱可塑性
樹脂層、３……熱可塑性樹脂フイルム層、４……
離型層、５……粘着剤層。
…縦方向層、１ｂ……横方向層、２……熱可塑性
樹脂層、３……熱可塑性樹脂フイルム層、４……
離型層、５……粘着剤層。
Claims (1)
- 熱可塑性樹脂の細巾フイルムを縦横両方向に
各々別層となるように配列し、積層接着により一
体化した縦横積層体の縦方向層側に溶押出される
熱可塑性樹脂を介して、横方向一軸延伸フイルム
層を少なくとも一層有する熱可塑性樹脂フイルム
層を接着し、この熱可塑性樹脂フイルム層側に離
型処理を施すと共に、上記縦横積層体の縦方向層
側に粘着剤層を設けてなる感圧性粘着テープ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3013781U JPS6132978Y2 (ja) | 1981-03-03 | 1981-03-03 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3013781U JPS6132978Y2 (ja) | 1981-03-03 | 1981-03-03 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS57143239U JPS57143239U (ja) | 1982-09-08 |
| JPS6132978Y2 true JPS6132978Y2 (ja) | 1986-09-26 |
Family
ID=29827664
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3013781U Expired JPS6132978Y2 (ja) | 1981-03-03 | 1981-03-03 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6132978Y2 (ja) |
-
1981
- 1981-03-03 JP JP3013781U patent/JPS6132978Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS57143239U (ja) | 1982-09-08 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US5725923A (en) | Use of a strip of self-adhesive film for temporary bonds | |
| JPS6463141A (en) | Decorative bead-coated sheet and manufacture thereof | |
| KR920008160A (ko) | 사인제조용 접착시트 재료 | |
| JPS6132978Y2 (ja) | ||
| JP2588843B2 (ja) | 粘着テ−プ | |
| EP0604578A1 (en) | Tape composition utilizing a multi-layer film | |
| JP3003109B2 (ja) | 積層体 | |
| JPS6132977Y2 (ja) | ||
| US4034843A (en) | Split correction ribbon and method | |
| US7364785B1 (en) | Layered film sheet for coating | |
| JPH06212133A (ja) | 装飾用粘着シート及び装飾用粘着シート基材表面の曇り防止方法 | |
| JPH03240537A (ja) | 和紙調シートおよびその製造方法 | |
| JPH0294236U (ja) | ||
| JP3016678B2 (ja) | ウレタンフォーム製造用工程紙の製造法 | |
| JP2862566B2 (ja) | 印刷面を有する横方向引裂性粘着テープ | |
| US20190177578A1 (en) | Cushioned Graphics Mounting Board | |
| JPS59126486A (ja) | 感圧性粘着テ−プ並びにその製造方法 | |
| JPS62249738A (ja) | プラスチツクボ−ド | |
| JPH04123231U (ja) | 粘着テ−プ | |
| JP2001064597A (ja) | 粘着テープおよびフィルム | |
| JPS5927717B2 (ja) | 感圧転写材 | |
| JPH0723255Y2 (ja) | 包装材 | |
| BE1001627A6 (fr) | Procede pour monter des photographies sur tissu. | |
| JPS628308B2 (ja) | ||
| JPH05305799A (ja) | 金属箔貼付けシート |