JPS6132869A

JPS6132869A - 静電記録装置

Info

Publication number: JPS6132869A
Application number: JP15575284A
Authority: JP
Inventors: Katsuyuki Miyazaki; 宮崎　勝行; Yoshihiko Kudo; 工藤　良彦; Seiji Takahashi; 鷹羽司　誠二; Chiharu Kobayashi; 千春小林; Akira Sawaki; 澤木　明
Original assignee: Konica Minolta Inc
Current assignee: Konica Minolta Inc
Priority date: 1984-07-26
Filing date: 1984-07-26
Publication date: 1986-02-15
Also published as: US4659208A

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（産業上の利用分野）本発明は、大判原稿と通常サイズの原稿の複写が可能な
静電記録装置に関する。

（背景技術）通常のサイズの原稿以外に、Ａ２サイズ等の大判の原稿
を複写できるように静電記録装置を構成した場合におい
て、大判の原稿を複写する場合は、その大判原稿に対応
した転写紙を給紙部から給紙させ、現像剤像を転写して
定着させるが、この転写紙は給紙部から排紙部に至る経
路で２種以上のプロセス部に股がることがある。例えば
、先端が定着装置に進入しているのに後端はまだ感光ド
ラムから分離されていないようなことがある。

このような場合、その転写紙の各部分の送り速度（ライ
ン速度）に差があると、転写や定着が不完全となったり
、紙に皺ができて、画像品質の劣化を招く。

そこで、定着装置の部分と感光ドラムの部分のライン速
度を同一にする必要がある。

ところで、このような大判の原稿の複写モードの設定を
選択する操作として、大判複写キーのみを設けた場合に
は、その大判複写キーの操作のみで簡単に大判原稿複写
モードが設定されるので、通常サイズの原稿の複写をす
べきにも拘らず、ちょっとした不注意でその大判複写キ
ーを操作して大判原稿複写モードとしてしまう場合があ
り得、この場合は複写ミスとなる。

（発明の目的）本発明の目的は、大判原稿と通常サイズの原稿の複写が
可能な静電記録装置において、容易には大判原稿複写モ
ードとならないようにして、操作ミスを防止できるよう
にした静電記録装置を提供することである。

（発明の構成）このために本発明では、大判原稿の複写モードの設定が
、少なくとも大判用原稿型のセント操作及び大判用給紙
部の選択或いは大判原稿複写の選択操作により行われる
ようにしている。

（実施例）以下、本発明の実施例について説明する。第１図は、静
電記録装置の内、原稿自動送り装置を具備する電子写真
式の複写装置の概略を示すものである。

■は原稿型、２は原稿給送部、３はガイド板、４は原稿
送りベルト、５は原稿ストッパ、６は原稿台ガラスであ
り、以上により原稿自動送り装置が構成されている。

原稿台ガラス６と同じかそれより小さいサイズの通常の
原稿（Ａ３或いはＢ４以下のサイズの原稿）は、通常サ
イズ用の原稿型１の上に複数枚セットされ、原稿給送部
２により矢印六方向に１枚毎繰り出され、原稿送りベル
ト４により原稿台ガラス６に送られ、原稿ストッパ５に
当接した状態で原稿台ガラス６にセントされて、後記す
るように複写される。

一方、原稿台ガラスよりも大きなサイズの大判の原稿の
場合は、引き出して或いは開いてセフ　１−した大判用
原稿型（図示せず）に載せられて、矢印Ｂ方向から原稿
送りベルト４によって原稿台ガラス６の面上を送られ、
その送られる途中で複写される。この場合は原稿ストッ
パ５は原稿台ガラス６の上面から後退している。

７は露光用の光源であり、その光源７によって得られた
原稿の光像は、ミラー８．９を経由して像形成用感光体
としての感光ドラム１０の表面に導かれる。この感光ド
ラム１０は接地された金属筒の外周面にセレン等でなる
光導電層を設けたもので、矢印す方向に回転する。

この感光ドラム１０は光像が到来する以前に、゛直流高
圧が印加された帯電極１工によって上記光導電層が例え
ば正に一様に帯電されており、この状態の光導電層が光
像を受けると、その光を受けた部分の導電率が商くなっ
てその部分の帯電電荷が金属筒に逃げ、暗い部分には明
暗の程度に応じて正の電荷力乏残るようになり、これに
よって光導電層の面に原稿の像に対応した静電潜像が形
成される。

この静電潜像の形成された部分が現像装置１２の部分に
至ると、その感光ドラムエ０における残っている正電荷
の部分に負電荷を持った現像剤が静電力で吸着される。

この結果、感光ドラム１０の表面には静電潜像に応じた
現像剤像が形成される。

大判給紙ユニット１３１或いは通常サイズ給紙ユニット
１３２内の大判転写紙１４１或いは通常サイズ転写紙１
４２は、給送ローラ１５１或いは１５２によってレジス
トレーションローラ１６方向に送り出されて一旦停止し
、その転写紙の先端と上記感光ドラム１０上の現像剤像
の先端とが一致するようなタイミングでそのレジストレ
ーションローラ１６から再度送り出され、その送り出さ
れた転写紙に直流高圧が印加された転写極１７によって
、上記感光ドラム１０の表面の現像剤像が転写される。

この後、交流高圧が印加された分離極１８によって感光
ドラム１０から転写紙が分離され、搬送ベルト１９で定
着装置２０に送られて現像剤像が定着され、排紙皿２１
に排出される。

２２は感光ドラム１０に残っている帯電電荷を除去する
除電極、２３は感光ドラム１０の表面に残留した現像剤
を除去するクリーニング装置である。

さて、この複写装置においては、原稿のサイズが通常の
場合には、上記したように原稿台ガラス６の上にその原
稿がセントされる。そして、このときの複写は、光源７
が矢印ａ方向に移動して原稿を走査し、その走査と同期
して感光ドラム１０が矢印す方向に回転する。

一方、原稿のサイズが大判の場合には、光源７を特定の
位置に固定した状態で、上記したように原稿を移動させ
て光学走査し、その原稿の移動速度に同期して感光ドラ
ム１０が矢印す方向に回転する。

上記表は、通常のサイズの原稿の複写の場合の主なプロ
セス条件と大判の原稿の複写の場合の主なプロセス条件
を示すものである。

大判の原稿の場合には、前記したように、その原稿が感
光ドラム１０から分離して、先端力＜＠送ヘル１−１９
により定着装置２０に進入しても、後端がまだ感光ドラ
ム１０から分離していない場合がある。

このようなときには、定着装置２ｏのライン速度と感光
ドラム１０のライン速度とが異なると、前記したように
種々の不都合が起こる。

そこで、本実施例では、このような大判原稿の複写モー
ドめ場合には、定着装置２０におけるう□イン速度を、
通常サイズの原稿の複写モード時のライン速度と同一に
し、つまり定着装置２０のライン速度を変化させず、感
光ドラム１０のライン速度及び原稿の送り速度を、その
定着装置２０のライン速度に合わせている。

このようにした結果、大判原稿複写モード時には、感光
ドラム■０のライン速度や原稿の送り速度は低下してい
る。

そこで、大判の原稿の複写モード時の場合には、通常の
サイズの原稿の複写の場合に比較して、帯電極１１の放
電電流を下げ、露光用の光源の電圧を下げている。転写
極・１７や分１ｉ１１ｔＶ７Ａ１８の放電電流は同じで
ある。ただ、分離極１８については、分離後の感光ドラ
ム１０における電位を零にする目的で、正バイアスが加
えられ、この直流バイアスは、通常原稿の場合は４０μ
八であるが、大判の原稿の場合は２０μ八と少なくする
。

次に、本実施例では、上記のようにプロセス条件が大き
く異なる２種の複写モードから１個のモードを選択する
ために、第２図のフローに示すような判断が行なわれる
ようにする。

大判複写キーを設けて、そのキーが操作されたか否かス
テップ■で判断し、操作されていない場合には通常複写
モードが選択されているとして、ステップ■に進んで、
前記表の「通常複写」のプロセス条件で、複写動作を行
わせる。

一方、大判複写キーが操作されている場合には、別のス
テップ■に進んで、大判用原稿型（図示せず）が引き出
され或いは開かれてセントされているが否かを検知する
。この検知は、大判用原稿型の収納部にセンサを設けて
行う。大判用原稿型がセットされている場合には、次の
ステップ■で大判用転写紙１４２が選択されたか否かを
判断する。

そして、大判用転写紙１４２が選択されている場合に、
初めて大判複写動作のステップ■に進み、前記表の「大
判複写」のプロセス条件で、大判原稿の複写動作を行わ
せる。

即ち、大判原稿の複写が行われるためには、大判複写キ
ーの操作、大判用原稿型のセント、及び大判用転写紙の
選択の条件が揃う必要がある。

このように、３つの条件が揃う必要があるので、不注意
によって大判原稿の複写モードが選択されることはなく
、複写ミスを確実に防止することができる。

なお、大判用原稿型のセントや大判用転写紙の選択は意
識的に行われるので、この２個の条件が揃った時点で大
判原稿複写モードが選択されたとすることもできる。

また、大判原稿を縮小して通常のサイズの転写紙に複写
する場合（原稿Ａ２−転写紙Ａ３）もあり、これにも対
応できるようにするためには、上記した大判複写キーの
操作や大判用転写紙のセントの検知以外に、大判用転写
紙の選択、或いは大判原稿の縮小複写モードの選択のい
ずれかを検知するようにする。

上記した大判原稿の複写モードでの縮小複写の時は、原
稿の送り速度が速くなる。因に、拡大複写の場合はその
原稿送り速度が遅くなる。

（発明の効果）以上から本発明の静電記録装置によれば、大判原稿の複
写モードの設定が、少なくとも大判原稿用型のセント操
作及び大判用給紙部の選択或いは大判原稿縮小複写の選
択操作により行わるようにしているので、不注意によっ
て大判原稿の複写モードが選択されることはなく、複写
ミスを確実に防止することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は原稿自動送り装置を有する複写装置の概略構成
図、第２図は複写モード設定のフローチャートである。 ■・・・原稿型、２・・・原稿給送部、３・・・ガイド
板、４・・・原稿送りベルト、５・・・原稿ストッパ、
６・・・原稿台ガラス、６・・・センサ、７・・・露光
用光源、８．９・・ベラ−１１ｏ・・・感光ドラム、１
１・・・帯電極、１２・・・現像装置、１３１％１３２
・・・給紙ユニット、１４−＋、１４２・・・転写紙、
１５１．１５２・・・給送ローラ、１６・・・レジスト
レーションローラ、１７・・・転写極、１８・・・分離
極、１９・・・搬送ベルト、２゜・・・定着装置、２１
・・・排紙皿、２２・・・除電極、２３・・・クリーニ
ング装置。

Claims

【特許請求の範囲】

（１）大判原稿と通常サイズの原稿の複写が可能な静電
記録装置において、上記大判原稿の複写モードの設定が
、少なくとも大判用原稿皿のセット操作及び大判用給紙
部の選択或いは大判原稿複写の選択操作により行われる
ようにしたことを特徴とする静電記録装置。