JPS6132131B2 - - Google Patents

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JPS6132131B2
JPS6132131B2 JP18306885A JP18306885A JPS6132131B2 JP S6132131 B2 JPS6132131 B2 JP S6132131B2 JP 18306885 A JP18306885 A JP 18306885A JP 18306885 A JP18306885 A JP 18306885A JP S6132131 B2 JPS6132131 B2 JP S6132131B2
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JP
Japan
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dam rubber
adherend
sealing material
groove
rubber
Prior art date
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Expired
Application number
JP18306885A
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JPS6169435A (ja
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Minoru Muranaka
Mitsunobu Tamura
Nobusada Kawakami
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Yokohama Rubber Co Ltd
Original Assignee
Yokohama Rubber Co Ltd
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Publication date
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Priority to JP18306885A priority Critical patent/JPS6169435A/ja
Publication of JPS6169435A publication Critical patent/JPS6169435A/ja
Publication of JPS6132131B2 publication Critical patent/JPS6132131B2/ja
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  • Lining Or Joining Of Plastics Or The Like (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔利用される産業分野〕 本発明は、たとえば自動車の固定窓ガラスを車
体に取り付けたり、あるいはビルに窓ガラスを固
着するような場合に必要となるダムラバーとシー
ル材とをガラスの表面に機械的に付与するための
方法および装置に関するものである。
〔従来技術〕
本発明で言うダムラバーとは、窓ガラスを窓枠
等にシール材を介して押し付けてシールする際
に、シール材が押されて所定位置からハミ出し見
苦しくなるのを防止することを主な目的として使
われる部材であつて、通常はゴムで作られ、断面
が異形形状の紐状の物品であり、通常ガラスに予
め施用されたシール材に沿つて接着剤で付着し、
前記のようにガラスを圧接する際に押し出されて
来るシール材を堰止める働きをする。
第10図は、前記シール材及びダムラバーを付
与されたガラスを例示的に示す斜視図であり、シ
ール材1及びダムラバー2が被着物3たるガラス
の周辺部に付与されている。
第11図は、更に位置関係を明確にするための
断面図である。シール材1とダムラバー2の位置
関係は目的によつて逆になることもあり、また被
着物3の凹面側に付与されることもある。
従来、この種のガラス取付作業はシール材のみ
を単独で付与することにより行なわれる場合と、
シール材とダムラバーとの併用により行なわれる
場合とがあるが、シール材は粘着性を持つために
所定場所に施用する作業はほとんど手で行なわれ
るか、あるいは機械的方式としては精々倣い方式
で行なわれているのが実状であつた。ところが、
これらの従来方式では作業能率が非常に悪い上
に、所望の精度で所望の形状とすることが困難で
ある。
ダムラバーについてはそれ自体が加硫されたゴ
ムで、しかもヒモ状の異形形状を有し、接着剤塗
布面を持つために予め形を整えるためのモールド
への挿入・成型は困難であり、シール材とは別な
意味で機械化が困難であり、従来ダムラバーを自
動的に付与することは実質的に行なわれておら
ず、作業能率や付与精度を高めるためにもその自
動化が強く望まれている。ごく最近はシール材に
ついてそれをモールドに注入・成型してガラスに
付与する転写方式が提案され、良好な結果が得ら
れているが、ダムラバーとシール材の両方を同時
的に自動付与する技術も従来は全く存在せず、か
る技術も同様に強く望まれている。
〔発明の目的〕
本発明は上記課題を解決するためになされたも
ので、ダムラバーとシール材の両方を自動車等の
窓ガラスその他の被着物に対して一連の連続的作
業により能率良く自動的に付与することができ、
しかも極めて良好な精度で所定の形状を得ること
のできる方法および装置を提供することを目的と
するものである。
〔発明の構成〕
この目的を達成するため、本発明のダムラバー
とシール材とを付与する方法は、被着物へのシー
ル材の所望被着形状に倣つた形状を持つシール材
注入用モールドのシール材注入成型溝の中に粘着
性のシール材を注入成型し、このシール材を被着
物の表面に圧着・転写すると共に、加硫されたゴ
ムよりなるダムラバーを、被着物へのダムラバー
の所望被着形状に倣つた形状を持つダムラバー成
型台の溝の中に、そのダムラバーの接着剤塗布面
が外部に面するようその先端側から順次挿入し、
そのダムラバーを被着物の表面に圧着・転写する
ことを特徴とするものである。
又、上記ダムラバーとシール材を被着物に付与
する方法に使用する本発明の装置は、互いに協働
してその間に、被着物へのシール材の所望被着形
状に倣つた形状のシール材注入用の溝を形成する
上モールドおよび下モールドを有するシール材成
型用の型と、上記シール材注入溝の中に粘着性の
シール材を注入するシール材供給機構と、上記シ
ール材注入溝に注入して成形されたシール材を上
記型と被着物との相対運動により被着物の表面に
圧着・転写する装置と、被着物へのダムラバーの
所望被着形状に倣つた形状の溝を持つダムラバー
成型台と、上記溝に沿つて移動しながらダムラバ
ーを該溝内に挿入するダムラバー供給装置と、上
記溝内に挿入されたダムラバーの先端を保持する
先端保持機構と、ダムラバーを上記溝内に挿入し
終つたときそのダムラバーを残りの部分から切断
する未端切断機構と、上記溝内に挿入されたダム
ラバーを上記ダムラバー成型台と被着物との相対
運動により被着物に圧着・転写する装置とからな
るものである。
〔実施例〕
以下、添付図面に示す実施例に即して本発明を
更に説明する。
第1図は、本発明の方法の実施のために使用さ
れる装置の側面図である。図の装置は基本的に
は、モールド11,12間の溝にてシール材1を
注入成型するシール材注入成型部4と、ダムラバ
ー2をダムラバー成型台26の溝部に挿入成型す
るダムラバー成型部23と、被着物3を真空吸着
によつて保持し、モールド12に押し付け、シー
ル材1を被着物3に付着させ、次いでダムラバー
成型台26に押し付け、ダムラバー2を被着物3
の表面に付着する転写部17より構成されてい
る。
次に前記各構成部分について順次説明する。
<シール材の成型> まずシール材注入成型部4では上モールド(受
型)11を上スペーサ10を介して上フレーム9
に取付け、又下モールド(成型型)12を下スペ
ーサ12′に取付け、前記下モールド12を加圧
板13を介して下フレーム15に取付けたネジジ
ヤツキ14で加圧密着させた上で、シール材1を
押出機又はポンプ(図示せず)等の加圧供給手段
にてホース5より供給し、次いで切替弁6をシリ
ンダー7にて開くことにより、分配ホース8を経
由して上モールド11と下モールド12で構成さ
れる溝部(後述)に充填する。充填完了後、切替
弁6を閉じ下モールド12を下降させることによ
り、上モールド11を離型させシール材1を保持
した下モールド12をコロ16で転写部17に引
出す。
<被着物の準備> ダムラバー成型部23では、まずダムラバー成
型台26にまず被着物3を乗せるとダムラバー成
型台26が転写部17に移動し、バキユームパツ
ド等の吸着具19がシリンダー20で押し下げら
れ、被着物3を吸着保持し、シリンダー20によ
つて上昇し装置上部で待機する。
<ダムラバーの成型> ダムラバー成型台26がダムラバー成型部23
に戻るとダムラバー成型台26が昇降板27を介
してシリンダー28にて持ち上げられる。次い
で、ダムラバー供給装置25がならい板24に沿
つて上記ダムラバー成型台26の周辺に設けられ
た溝にダムラバー2を挿入して1周し端末を切断
する。次いで、ダムラバー成型台26がシリンダ
ー28にて下降し、コロ16にて転写部7に移動
可能となる。
<シール材の圧着・転写> 上記シール材注入成型部4よりシール材1を保
有した下モールド12が転写部17の位置に来る
と収着具19に保持された被着物3がシリンダー
20によつて押し下げられ、圧着リング18にて
被着物を下モールド12に押し付けられると、シ
ール材1が被着物3に付着する。この圧着リング
は、シール材注入成型部4の形状に倣つてリング
状に形成され、ガラス面を押し付ける際の力が均
等となるように先端に弾性体が取り付けられてい
る。次いで脱型パツト21をシリンダー22にて
上昇させると、下モールド12から被着物3の表
面に付着したシール材1は離脱し、吸着具19に
保持された被着物3は、再びシリンダー20によ
つて上昇する。下モールド12は、シール材注入
成型部4に戻る。
<ダムラバーの圧着・転写> ダムラバー成型部23において、ダムラバー2
を装填したダムラバー成型台26が転写部17に
移動する。再び被着物3を保持した吸着具19が
シリンダー20によつて下降し、圧着リング18
を介して被着物3をダムラバー成型台26に押し
付け被着物3にダムラバー2を固着させたのち、
吸着具19の真空吸着を解き被着物3を離脱し、
吸着具19及び圧着リング18はシリンダー20
によつて上昇して元の位置に戻る。一方、ダムラ
バー成型台26は、シール材1とダムラバー2の
付着した被着物3と共にダムラバー成型部23に
戻る。上記被着物3を手又はマシンハンド等で取
出す。次いで新しい被着物を供給して次のサイク
ルを繰り返す。
第2図は、ダムラバーとシール材を被着物に取
り付ける手順の説明図である。この手順は第1図
によつて一応説明したが、これを更に説明する。
図示のはシール材注入成型部4を、は転写部
17を、はダムラバー成型部23を各々示し、
〜は動作のステツプを示す。
まず、ステツプではで被着物3をダムラバ
ー成型台26に乗せスタートすると、ダムラバー
成型台がに移動し、では下モールド12が上
昇し上モールド11に係合する。ステツプでは
被着物3が吸着具19に吸着され、ダムラバー成
型台26はに戻り、では注入口29よりシー
ル材1を注入し始める。ステツプではでシー
ル材の注入が継続し、ではダムラバー成型台2
6の溝にダムラバー供給装置25がダムラバー2
を供給し始める。ステツプではで下モールド
12が下降してに移動し、cでダムラバーの成
型が継続する。ステツプではbで被着物3にシ
ール材1が付着され、下モールド12はに戻
る。でダムラバー成型台26にダムラバー2が
リング状に成型され、次いでダムラバー成型台2
6はに移動する。ステツプではで既にシー
ル材1の付着した被着物3にダムラバー2が付着
される。ステツプでは、ダムラバー成型台26
はシール材1及びダムラバー2の付着した被着物
3を保持してに戻る。
なお、上記ステツプ〜は本発明の実施にと
つて好ましいものであるが、本発明は必ずしもこ
れに限定されるものではなく、またとを逆に
したりすることも可能である。
第3図は、シール材注入部分の拡大部分断面図
である。シール材1は、注入口29に加圧供給さ
れ、先端より上モールド11及びパツキング30
と下モールド12及びパツキング31で密閉され
た溝部に注入される。これらパツキング30,3
1は、離型性の材料で作られている。上モールド
11、下モールド12の形成及び対向面の形状は
被着物3の形状にほぼ倣つて作られている。各々
のモールド11,12は上スペーサ10及び下ス
ペーサ12′に取付けられている。
第4図は、シール材を成型し、被着物3に付着
させるる工程説明図であつて、第2図の説明を更
に具体的に描いたものである。第4図aでは下モ
ールド12が上昇し、上モールド12に加圧、上
パツキング30と下パツキング31でV状の溝空
間が構成され、周囲が両パツキング30と31と
により完全に密閉状態となる。bでは前記溝にシ
ール材1が充填され、cでは下モールド12が下
降する。シール材1は溝の形状及び表面積の差等
の関係で上モールド11から離型し、下モールド
12に保有される。dで吸着具19で保持した被
着物3を圧着リング18及び弾性体18′で押し
付けてシール材を被着物3に固着させ、eで脱型
パツド21及び弾性体21′で被着物3を押し上
げるとシール材1は被着物3に付着する。
使用されるシール材には特に限定はなく、可塑
性の粘着性を有するものであり、ブチルゴム系の
ものが代表的材料である。パツキング30及び3
1は、パツキングとしての弾性及び強度とともに
離型性が良いものが要求される。一般には、シリ
コンゴム、一般ゴム弾性体に離型処理されたもの
等が使われる。
第5図は、ダムラバー成型部23の主要部分拡
大図である。大きく分けてダムラバー供給装置2
5とこれの移動を所定の形とするならい板24
(移動用の駆動手段については図示せず)とダム
ラバー成型台26とから構成されている。
ダムラバー2の素材は、通常断面がT、L、J
状に成型された加硫ゴムで、その平面をなす頂部
の一面(被着面)に予め接着剤が塗られた上、離
型紙等で付着防止した上で箱詰めまたは捲物とし
て供給される。前記接着剤は、通常粘着性の接着
剤を使用する。
ダムラバー供給装置25は、表面が弾性を有す
る圧接ロール32とダムラバーガイド33が一体
的に昇降台34に取付けられ、昇降台34はリン
ク板35及びピン36により座37に昇降自在的
に取付けられ、シリンダー40にて駆動される。
座37は、ダムラバーガイド33からダムラバー
2を任意な方向に繰り出せるように、移動台38
にピンを介して回転自在に取付けられ、移動台3
8は車輪台39及び輪39′によりならい板24
の周囲に取付けられたレール41にならつて移動
するようになつている(駆動手段はチエンやベル
ト等であるが図示せず)。
ダムラバー2は、箱又は捲物から引き出され、
ダムラバーガイド33の上から差込まれ圧接ロー
ル32に達する。離型紙2′は、上記圧接ロール
32及びガイドロール等を介して上方捲取体(図
示せず)にて引取られる様にセツトされる。
ダムラバー成型台26の周囲には閉ループ状の
溝53が構成され、その略直線となつている部分
に末端切断機構(カツター機構)60と先端保持
機構61が設けられている。上記溝53の巾は、
ダムラバー2の側部のゴム厚よりわずかに狭く作
られ圧入されたダムラバーが容易に出ない様に構
成する。先端保持機構61は、ダムラバー2を前
記溝53に挿入する部位に設けられており、その
ホルダー48の押圧部48′は、溝53の一部を
構成している。このホルダー48は、スライド台
47にピン52で回転する様取付けられ、リンク
49等を介してシリンダー50で開閉する様に構
成され、前記押圧部48′でダムラバーの先端部
分を押圧して固定する。
次に、未端切断機構60、すなわちカツター機
構については、カミソリ刃等の交換可能な刃42
をカツターホルダー43に固定具43′で固定
し、これをシヤフト51で回転自在に取付ける。
一方ダムラバー成型台26の溝53の一部の直角
に刃42が入る溝53′を設ける。カツターホル
ダー43は、シヤフト51、リンク機構44,4
6を介してシリンダー45で駆動され、これによ
りダムラバー後端を切断する。
第6図は、未端切断機構(カツター機構)60
の側面図である。駆動部は図示省略してあるが、
カツターホルダー43がシヤフト51により回転
し刃42が溝53に挿入されたダムラバー2を切
断し、逆回転し元位置に復帰する。
第7図は、先端保持機構61の側面図である。
スライド台47の上面(スライド面)が傾斜して
いて、ピン52も傾斜している。ホルダー48が
溝53側にリンク49を介して回転移動すると、
例えばダムラバー2が溝位置よりはみ出していれ
ばダムラバー2を上方に押し上げながら所定の場
所に位置決めし、溝の反対側の壁と押圧部48′
とによりホールドする。ここで、ホルダー48
は、第5図で述べたダムラバーガイド33に設け
られた突起33′をも押上げて上記ダムラバー成
型部25の初期位置決めも行なう。前記突起3
3′は、異形断面のダムラバー2を溝53に案内
するためのものである。
第8図は、ダムラバー成型の動作説明図であ
る。前記した様にダムラバー成型台26は、転写
部17に被着物3を供給し戻ると、第1図に図示
されているシリンダー28により駆動される昇降
板27によりダムラバー2を挿入する位置にセツ
トされる。まず、ホルダー48及びカツターホル
ダー43が開かれた状態で昇降台34がシリンダ
ー40にて押し下げられ、図示の様にダムラバー
成型台26の挿入開始位置にダムラバーの先端、
圧接ロール32、ダムラバーガイド33及びその
突起33′が当たる。
次いで第8図bの様にホルダー48が閉じら
れ、上記昇降台34をシリンダー40の力に抗し
て押し上げて溝53位置に案内すると共にダムラ
バー2の先端を押圧部48′で固定する。この時
にダムラバーガイド33の突起33′も溝53内
に入れられる。ダムラバー供給装置25は図示右
方に移動し、ダムラバー成型台の周囲を一周し、
第8図cに示す位置に戻つて来る。この時にはホ
ルダー48はすでに開いており、ダムラバーガイ
ド33の突起がダムラバー2を図示手前に押しや
つて進入し、第8図dの様に元位置に戻る。
次いでeのごとくカツターホルダー42がシヤ
フト52で回転し刃42がダムラバー2を切断す
る。次いで昇降台34、圧接ロール32、ダムラ
バーガイド33が一体的にシリンダー40にて引
き上げられる。第8図fは成型の最終工程であ
り、ホルダー48が閉じダムラバー2の先端を溝
位置に戻す。
かくして、ダムラバー2は、ダムラバー成型台
26に設けられた溝53に接着面を上向きにし
て、所定の形状に成形することができる。
第9図は、ダムラバー成型から付着までの説明
図である。ダムラバー成型部23にて第8図で述
べた様に第9図中a,bの工程を経てcの様にダ
ムラバー成型台26の周囲溝にダムラバー2が圧
入される。図示上部が接着剤を塗布した面であ
る。ダムラバー成型台26が転写部17に移動す
ると第9図dに示す様に既にシール材1が付与さ
れた被着物3が吸着具19にて保持されて下降
し、圧着リング18及び弾性体18′にてダムラ
バー成型台26に押し付けられ、ダムラバー2が
シール材1の側方の所定位置に付着される。eは
ダムラバー成型台26がダムラバー成型部23に
戻り、被着物3を取り出したところを示すもの
で、取出しは人手又はマシンハンド等で行なわれ
るので図示を省略してある。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明によれば加硫され
たゴムよりなり、接着剤塗布面を有するダムラバ
ーを成型台の溝への挿入成型後に被着物に圧着・
転写することにより自動的に能率良く被着物の所
定位置に固着することができ、しかも型を利用し
ていることにより極めて安定した良好な被着形状
および精度を得ることができ、シール性能や外観
の改良あるいは省力化等が可能となる。また、本
発明はそれ自体が粘着性を有するシール材も型へ
の注入成型によりダムラバーと同時的に一連の作
業で自動的に被着でき、極めて有利なものであ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による付与装置の全体説明図、
第2図は本発明による付与方法の説明図、第3図
はシール材注入部の拡大部分断面図、第4図a〜
eはシール材付与工程を示す説明図、第5図はダ
ムラバー成型部の要部拡大図、第6図は末端切断
機構の部分的側面図、第7図は先端保持機構の部
分側面図、第8図a〜fはダムラバー成型動作の
説明図、第9図a〜eはダムラバーの成型から付
与に至る過程を示す説明図、第10図はダムラバ
ーとシール材を付与した被着物の斜視図、第11
図はその断面図である。 1……シール材、2……ダムラバー、3……被
着物、4……シール材注入成型部、11……上モ
ールド、12……下モールド、17……転写部、
23……ダムラバー成型部、25……ダムラバー
供給装置、26……ダムラバー成型台、42……
刃、48……ホルダー、60……末端切断機構、
61……先端保持機構。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 被着物へのシール材の所望被着形状に倣つた
    形状を持つシール材注入用モールドのシール材注
    入成型溝の中に粘着性のシール材を注入成型し、
    このシール材を被着物の表面に圧着・転写すると
    共に、加硫されたゴムよりなるダムラバーを、被
    着物へのダムラバーの所望被着形状に倣つた形状
    を持つダムラバー成型台の溝の中に、そのダムラ
    バーの接着剤塗布面が外部に面するようその先端
    側から順次挿入し、そのダムラバーを被着物の表
    面に圧着・転写することを特徴とするダムラバー
    とシール材を被着物に付与する方法。 2 互いに協働してその間に、被着物へのシール
    材の所望被着形状に倣つた形状のシール材注入用
    の溝を形成する上モールドおよび下モールドを有
    するシール材成型用の型と、上記シール材注入溝
    の中に粘着性のシール材を注入するシール材供給
    機構と、上記シール材注入溝に注入して成形され
    たシール材を上記型と被着物と相対運動により被
    着物の表面に圧着・転写する装置と、被着物への
    ダムラバーの所望被着形状に倣つた形状の溝を持
    つダムラバー成型台と、上記溝に沿つて移動しな
    がらダムラバーを該溝内に挿入するダムラバー供
    給装置と、上記溝内に挿入されたダムラバーの先
    端を保持する先端保持機構と、ダムラバーを上記
    溝内に挿入し終つたときそのダムラバーを残りの
    部分から切断する末端切断機構と、上記溝内に挿
    入されたダムラバーを上記ダムラバー成型台と被
    着物との相対運動により被着物に圧着・転写する
    装置とからなるダムラバーとシール材を被着物に
    付与する装置。
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