JPS5914260B2 - ガラスへの接着剤自動盛付け装置 - Google Patents

ガラスへの接着剤自動盛付け装置

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JPS5914260B2
JPS5914260B2 JP11401780A JP11401780A JPS5914260B2 JP S5914260 B2 JPS5914260 B2 JP S5914260B2 JP 11401780 A JP11401780 A JP 11401780A JP 11401780 A JP11401780 A JP 11401780A JP S5914260 B2 JPS5914260 B2 JP S5914260B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
glass
mold
adhesive
lower mold
cylinder
Prior art date
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Expired
Application number
JP11401780A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS56133068A (en
Inventor
昭 春原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nissan Shatai Co Ltd
Original Assignee
Nissan Shatai Co Ltd
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Publication date
Application filed by Nissan Shatai Co Ltd filed Critical Nissan Shatai Co Ltd
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Expired legal-status Critical Current

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  • Joining Of Glass To Other Materials (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は自動車等の車体にウインドガラスを取付ける際
に、接着剤を使用する場合のガラスヘの接着剤自動盛付
け装置に関するものである。
従来、接着剤を用いてガラスを自動車等の車体に取付け
る場合、該接着剤を直接ガラスの周囲に盛付けており、
その盛付け方法は第1図に示すようにガラス1をテーブ
ル2に載せ、該ガラス1の形状と同様に動くようにナラ
イ板3に誘導され移動する押出機4のノズル5から接着
剤を押出して該接着剤をガラス1上に盛付けていた。し
かしながら、この従来の方法では接着剤の出し始めと終
りにムラがあり、その継目がうまくで5 きず、かつ、
均一に盛付けることは困難であり、特にコーナ部におい
ては周速が変化するためにこの傾向はさらに強まるとい
つた欠点があつた。
均一に接着剤の盛付けが行われないと水もれ、はみ出し
等の原因となり、車体窓枠等へのタツチアツ10 プに
多大な工数を必要としなければならないという問題があ
る。この欠点を解消するものとして、本願出願人が先に
出願した特願昭52−66720号によりガラス1上に
盛付ける接着剤の平面形状、位置、断15面形状を有す
る型溝6を予じめ上型Tに形成し、ガラス1を下型とし
て該上型を重ね、該型溝6内に押出機4により接着剤を
加圧注入充填することにより、接着剤をガラス1上の所
定位置に平均した盛付けを行うことができるようにした
ものを提クo 供したのであるが、(第2図参照)自動
車のウインドガラスに用いられる強化ガラスは曲げ方向
に対して1.5TON/Cfflの荷重に耐えることは
実験で確認されており、通常の場合では上記実施例のよ
うに接着剤を直接ガラスに盛付ける方法で充分■5 な
のであるが、ガラスを車体に取付けるために補゜助的に
設けるボルト孔、もしくはワイパー等のアクセサリ−部
品の取付孔を有する場合該孔の加工時における細かい傷
、又は湾曲するガラスの場合その曲率の小さいズレがガ
ラスの割れを誘発する30ことがあつた。
本発明はガラスに接着剤を均一に、かつ容易に盛付けら
れるという上記実施例の利点を損うことなく、しかもガ
ラスを割ることのない接着剤の盛付け装置を提供するこ
とを目的とするものである。
石 以下、本発明を図示せる実施例に随つて説明する。
Aはガラス11に接着剤(ブチルゴム)12を盛付ける
接着剤自動盛付け装置であつて、上型13と、下型14
と、該下型14の型溝15に接着剤12を注入する押出
機構aと、下型14を上昇させる持上げ機構bと、下面
にガラス吸着パツト16を有しシリンダ17により上下
動する圧着リング18と、前半分にガラス受台19を有
し後半分に下型14を引出すアーム20aを有しシリン
ダ21により前後動するスライドベース20と、シリン
ダ22により上下動しガラス11を下型14から外す離
型盤23とから構成されている。
下型14の型溝15は該下型14の上面にガラス11へ
の接着剤盛付け形状に応する略字状をなして環状に削成
され、該型溝15にはシリコンゴム24が貼着されてい
る。上型13の下面の上記下型14の型溝15に対応す
る線上には上記と同様のシリコンゴム25が貼着され、
かつ該部に適宜間隔を存して開口する接着剤注入口26
が適数個穿設されている。尚、上記シリコンゴム24,
25の貼着を確実なものとするためにそれぞれの貼着部
に数条の細かい取付け溝27,28が削成され、かつサ
ンドプラスト処理が施されている。又、上型13に貼着
されたシリコンゴム25の下面には下型14の型溝15
に充填した接着剤12の転写を良くするための窪み25
aが形成されている。押出機構aは、常温の接着剤(ブ
チルゴム)12を加湿加圧供給する押出機本体29と、
モータ30と、切換弁31と、切換弁用シリンダ32か
らなり、上記上型13の接着剤注入口26にマニホール
ド33フイードパイプ34及びノズル35を介して連通
されている。
尚、上記上型13はスペーサ36を介して押出機構aの
下方に固設されている。持上げ機構bは下型14を上昇
させ上型15に押付ける加圧盤37と、スクリユージヤ
ツキ38と、トルクリミツタとカムクラツチ39と、ト
ルクモータ40とからなり、トルクモータ40とトルク
リミツタとカムクラツチ39とはプーリ41、ベルト4
2を介して連結されている。43は制御盤。
尚、上記接着剤自動盛付け装置Aは左右に配設されて構
成されている。次に本発明の装置による接着剤の盛付け
作動順序について説明する。
先ず予じめ準備作業として上型13のシリコンゴム25
部及び下型の型溝15内のシリコンゴム24に、注入さ
れる接着剤12の離れを良くするためハケ等によりシリ
コン等の離型剤を塗布しておく、然る後、切替スイツチ
(図示せず)を[1サイタル」又は「連動サイクル」に
セツトしガラス11を受台19に載せ「サイクル可」の
表示ランプ(図示せず)を確認後、スタートボタン(図
示せず)を押す。
(第8図:参照)すると先ずスライドベース20が後退
すると共に下型14が上昇し始め、該下型14が上型1
3に圧接した時点で停止し、スライドベース20も停止
する。この時スライドベース20のアーム20aは下型
14の下方に位置し、ガラス11は圧着リング18の下
方に位置している。次に圧着リング18が下降し始める
と同時に下型14の型溝15内に接着剤12が注入され
る。(第8図11参照)接着剤12が注入され終ると下
型14は下降し、ガラス11は圧着リング18により吸
着されて上昇する。(第8図111参照)次にスライド
ベース20が下型14を保持して前進して元の位置に戻
ると共に、圧着リング18が下降してガラス11を下型
14上に圧着させ接着剤12をガラス11に転写させる
。(第8図1V参照)圧着所定時間後離型盤23が上昇
すると共に、同時に圧着リング18も上昇する。これに
よりガラス11が下型14から離れて接着剤12の転写
が完了する。(第8図V参照)然る後、離型盤23が下
降すると再びスライドベース20が後退し、次に圧着リ
ング18が下降してガラス受台19に戻すと同時に下型
14は上昇する。(第8図VI参照)この時切替スイツ
チを「1サイクル」にセツトした時は下型14は途中で
停止するが、「連動サイクル」にセツトした時は下型1
4は上限まで上昇し次の注入作業を行う。スライドベー
ス20はいずれの場合も元の位置に戻るが「連動サイク
ル」にセツトした時は次の作業態勢に入る。上記各部の
作動・停止は各部に設けられたタイマー及びリミツトス
イツチ(図示せず)によつて自動的に行われる。又、離
型剤は一度塗布すれば16〜24時間、ガラス枚数にし
て100〜140枚程度連続して使えるので接着剤を注
入する都度塗布する必要はない。尚、ガラス11の周囲
には接着剤12が見えないように黒色プリントが施され
ている。
上面にガラスへの接着剤盛付け形状に応する略V字状を
なす型溝を削成し、該部にシリコンゴムを貼着した下型
と、下面の前記型溝に対応する線上に下面に窪みを有す
るシリコンゴムを貼着し、かつ該部に適宜間隔を存して
開口する接着剤注入孔を適数個穿設した上型と、上記型
溝に接着剤を注入する押出機構と、下型を上昇させる持
上げ機構と、下面にガラス吸着パツトを有しシリンダに
より上下動する圧着リングと、前半分にガラス受台を有
し後半分に下型を引出すアームを有しシリンダにより前
後動するスライドベースと、シリンダにより上下動しガ
ラスを下型から外す離型盤とから構成したので、従来の
欠点であつた加圧によるガラスの破損を防止することが
できる。
又、接着剤の注入に際して加圧するが、型枠内にガラス
がないため加圧力を高めることができるので接着剤をよ
り一層均一に注入することができ、かつ、ガラスの加工
誤差や微細な傷を管理しなくて良いので作動性が向上す
る。さらに本発明によれば型枠の接着剤の充填部分にシ
リコンゴムを設けたので接着剤の注入やガラスへの転写
時の離脱が容易である等の効果を有するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図は従来の接着剤盛付装置を示す側面図、
第3図は本発明の型枠を取付けた接着剤盛付装置を示す
正面図、第4図は同上の側面図、第5図は型溝部の拡大
断面図、第6図は上型の注入孔部の拡大断面図、第7図
は型溝に充填された接着剤の断面図でイは一般部分、口
は注入孔部分を示している。 第8図は本発明による接着剤に盛付け作動順序を示す説
明側面図である。Aは接着剤自動盛付け装置、11はガ
ラス、12は接着剤(ブチルゴム)、13は上型、14
は下型、aは押出機構、bは持上げ機構、18は圧着リ
ング、19はガラス受台、20はスライドベース、23
は離型盤。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 上面にガラスへの接着剤盛付け形状に応する略V字
    状をなす型溝を構成し、該部にシリコンゴムを貼着した
    下型と、下面の前記型溝に対応する線上に下面に窪みを
    有するシリコンゴムを貼着し、かつ該部に適宜間隔を存
    して開口する接着剤注入孔を適数個穿設した上型と、上
    記型溝に接着剤を注入する押出機構と、下型を上昇させ
    る持上げ機構と、下面にガラス吸着パットを有しシリン
    ダにより上下動する圧着リングと、前半分にガラス受台
    を有し後半分に下型を引出すアームを有しシリンダによ
    り前後動するスライドベースと、シリンダにより上下動
    しガラスを下型から外す離型盤とから構成したことを特
    徴とするガラスへの接着剤自動盛付け装置。
JP11401780A 1980-08-21 1980-08-21 ガラスへの接着剤自動盛付け装置 Expired JPS5914260B2 (ja)

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JP11401780A JPS5914260B2 (ja) 1980-08-21 1980-08-21 ガラスへの接着剤自動盛付け装置

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JPS56133068A JPS56133068A (en) 1981-10-17
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CN106986559B (zh) * 2017-04-16 2019-06-07 南通力铁玻璃器皿有限公司 一种高效流水线型双层玻璃杯杯体水晶底座粘接加工设备
CN107364065B (zh) * 2017-08-14 2023-11-28 深圳市康利邦科技有限公司 曲面玻璃屏保护膜的一体成型加工工艺及其保护膜

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