JPS6130325Y2 - - Google Patents

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JPS6130325Y2
JPS6130325Y2 JP14848879U JP14848879U JPS6130325Y2 JP S6130325 Y2 JPS6130325 Y2 JP S6130325Y2 JP 14848879 U JP14848879 U JP 14848879U JP 14848879 U JP14848879 U JP 14848879U JP S6130325 Y2 JPS6130325 Y2 JP S6130325Y2
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JP
Japan
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transistor
capacitor
resistor
emitter
potential
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JP14848879U
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JPS5669115U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、音声増幅器などにおいて、電源投入
時のシヨツクノイズを軽減するためのミユーテイ
ング回路に関する。
第1図に示す、入力端子1、出力端子7、差動
入力段トランジスタ2と3、次段増幅用トランジ
スタ4、出力トランジスタ6を有する音声増幅器
において、電源スイツチSをt0時にオンにすると
差動段入力側トランジスタ2がバイアスされ、ト
ランジスタ2が導通すると、次段増幅用トランジ
スタ4にベース電流が流れ、トランジスタ4が導
通する。その結果トランジスタ4のコレクタにベ
ースが接続された出力トランジスタ6が導通し、
出力端子7の電圧は、第3図のように零電位から
ほぼ電源電圧Ecまで上昇する。このとき、出力
端子7にコンデンサ8を介してアースとの間に接
続されている負荷9には、第3図に示すようにシ
ヨツクノイズ電流n0が流れる。それから、差動段
帰還側のトランジスタ3のベースとアース間に接
続されたコンデンサ5が、出力電圧Ecにより抵
抗10を通して徐々に充電され、トランジスタ3
にベース電流が流れるt1時に、トランジスタ2の
コレクタ電位が下り、結果として出力端子7の電
位は定常値Eoに降下する。このときも負荷9に
は第3図に示すシヨツクノイズ電流n1が流れる。
このように、電源投入時にシヨツクノイズ電流が
負荷の拡声器に流れ、不快な雑音を発声する。
本考案の目的は、上記のような電源投入時の好
ましくないシヨツクノイズを軽減するためのミユ
ーテイング回路を提供することにある。
つぎに第2図により本考案の一実施例を説明す
る。同図において、本考案のミユーテイング回路
20は、電源11の出力A端子とアース端子Bと
の間に充電抵抗12とコンデンサ13が直列に接
続され、この抵抗コンデンサの接続点C点はPNP
第1トランジスタ14のベースに接続され、抵抗
15がA点とトランジスタ14のエミツタとの間
に接続され、トランジスタ14のコレクタは、ダ
イオード16を通してアースに接続され、さらに
PNP第1トランジスタ14のエミツタとコレクタ
は電源11の両端AB間に直列に接続されたNPN
第2トランジスタ17とNPN第4トランジスタ
19のベースにそれぞれ接続され、トランジスタ
17とNPN第4トランジスタ19のベースにそ
れぞれ接続され、トランジスタ17と19の接続
点はPNP第3トランジスタ18のベースに接続さ
れ、トランジスタ18のコレクタはアースに、エ
ミツタは増幅器の出力トランジスタ6のベースに
接続されている。
このミユーテイング回路20を付加した第2図
の回路において、t0時に電源11のスイツチSを
投入すると、抵抗15を通してトランジスタ14
のベース電流が流れ、トランジスタ14は導通と
なる。トランジスタ14の導通によりダイオード
16がバイアスされて、NPN第4トランジスタ
19が導通する。この結果NPN第2トランジス
タ17とPNP第3トランジスタ18が導通する。
したがつて、トランジスタ18のエミツタの接続
されている出力トランジスタ6のベースは、トラ
ンジスタ18によりアースされた形になる。その
後コンデンサ13は充電抵抗12を通る電流によ
り充電されてC点電圧が徐々に上昇する。この上
昇過程におけるコンデンサ13のC点電圧と出力
端子7との間の電位差を考えて見ると、この間に
4個の直列ベース・エミツタ間接合が介在し、そ
れぞれ、殆んど同一のベース・エミツタ電圧VBE
が存在する。そして、このVBEの方向は、出力端
子7、すなわち出力トランジスタ6のエミツタを
起点として、トランジスタ6(+VBE)、トラン
ジスタ18(−VBE)、トランジスタ17(+VB
)、トランジスタ14(−VBE)であるから合計
零となる。すなわち、コンデンサ13の出力端子
C点と増幅器出力端子7の電位差は零、すなわ
ち、コンデンサ13の出力端子C点と増幅器出力
端子7の電位差は零、すなわち、両者の間は等価
的に短絡状態にあることがわかる。
したがつて、電源11のスイツチSをt0におい
て投入後、充電抵抗12を通る充電電流による充
電とともにコンデンサ13の出力端子C点の電位
が徐々に上昇するとともに、同電位にある増幅器
出力端子7の電位も、第4図に示すように一致し
て徐々に上昇する。したがつて、第3図に示すよ
うなt0時のシヨツクノイズは発生せず、帰還側ト
ランジスタ3の導通時のt2時に僅かなノイズn1
発生するに過ぎない。勿論、両者の一致間係は、
NPN第3トランジスタ18のベース電位が上昇
してそのベース電流が零になり、トランジスタ1
8がオフ状態になつた時点で解除されて、このミ
ユーテイング回路20が増幅器より切り離された
ときに終ることはいうまでもない。
【図面の簡単な説明】
第1図は音声増幅器の電源投入時のシヨツクノ
イズ発生を説明するための増幅器の回路図、第2
図は、第1図の増幅器に本考案のミユーテイング
回路を付加した回路図、第3図は、第1図増幅器
の電源投入時の出力波形とシヨツクノイズ波形を
示す図、第4図は本考案を実施した第2図の増幅
器における電源投入時の出力波形とシヨツクノイ
ズ波形を示す図である。 6……出力トランジスタ、7……増幅器出力端
子、9……負荷、11……電源、12……充電用
直列抵抗、13……充電コンデンサ、14……
PNP第1トランジスタ、17……NPN第2トラ
ンジスタ、18……PNP第3トランジスタ、C…
…コンデンサ充電出力端子。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. エミツタが出力端子に、コレクタが電源端子に
    それぞれ直流接続された出力段トランジスタと、
    エミツタが前記出力段トランジスタのベースに、
    コレクタが基準端子にそれぞれ直流接続された第
    1のトランジスタと、前記電源端子および前記基
    準端子間に直列接続された抵抗およびコンデンサ
    と、ベースがこれら抵抗およびコンデンサの接続
    点に、エミツタが前記電源端子にそれぞれ直流接
    続された第2のトランジスタと、前記第1および
    第2のトランジスタのベース間の電気通路内に設
    けられたベース・エミツタ電流路を有する第3の
    トランジスタであつてその数が電源投入時の過度
    状態における前記出力端子の電位変化と前記抵抗
    およびコンデンサの接続点の電位変化とが実質的
    に同じになるように設定された第3のトランジス
    タとを備え、前記過渡状態における前記出力端子
    の電位変化を前記抵抗およびコンデンサの接続点
    の電位変化で制御し、定常動作時に前記第1乃至
    第3のトランジスタを遮断状態としたことを特徴
    とする増幅回路。
JP14848879U 1979-10-26 1979-10-26 Expired JPS6130325Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14848879U JPS6130325Y2 (ja) 1979-10-26 1979-10-26

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JP14848879U JPS6130325Y2 (ja) 1979-10-26 1979-10-26

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Publication Number Publication Date
JPS5669115U JPS5669115U (ja) 1981-06-08
JPS6130325Y2 true JPS6130325Y2 (ja) 1986-09-05

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ID=29379619

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JPS5669115U (ja) 1981-06-08

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